【Daccapo(達卡博)】朴奈達葡萄酒晩宴

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プラネタ・ワインディナー
朴奈達葡萄酒晩宴(Pu3nai4da2 pu3taojiu3 wan3yan4)
P1190052_1.jpg
【データ】とき:11月18日/ところ:金宝街・Daccapo(達卡博)/ねだん:450元

先日清水の舞台から飛び降りるつもりで
L'isolaのワインディナーに行ったばかりだというのに、
またもや行ってしまったワインメーカーズディナー。

P1190053.jpg

だって、会場はリージェントのイタリアンレストランで、
しかもシシリーのプラネタという醸造元が
ワイナリーのお抱えコックさんをつれて来燕するだなんて、
魅力的なお誘いをいただいてしまったのだもの。
再び清水の舞台へと駆け上がり、
後先考えずに強く舞台を踏み切っていた。

この日はプラネタの醸造責任者のアレッシオ氏が登場。
日本ではなかなかゆっくり話をすることができない有名な方だそうで、
Aさんはマニアックな質問をバシバシぶつけ、
インポーターの方も交えてワイン談義に花を咲かせていらっしゃった。

本格的なディナーが始まる前に振舞われたのは、
「La Segreta Rosso2007」というワイン。

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「La Segreta」は秘密という意味だそうだ。

ネロダヴォラというシシリーの地場品種と、メルロー、シラーのブレンド。
「シロップ漬けのチェリー、プラムなどの甘めの果実と
 シラーから由来しているであろうスパイスの香り。」

決して軽くも薄くもないのだけれど、
とても飲みやすくてすいすいいけそうな感じで、
たまたま早めに到着していたMさんと、
「これはおいしいですね!」
「どんどん飲めちゃって、これじゃあすぐに酔っ払ってしまいますね。」

このすいすい、どんどんいける感じについてのAさんの解説は、
「畑の標高が高いせいか、酸がしっかりとしていて、
 疲れるようなワインではないのが流石です!」
なるほど。

P1190060_1.jpg

着席していよいよディナー開始。

最初のワインは、
「La Segreta Bianco2007」
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ウェイティングのときに飲んだワインの白。
グレカニコ、シャルドネ、ヴィオニエ、ソーヴィニョン・ブラン、フィアーノのブレンド。
いやあ、いっぱい品種が入ってるね。

ナシみたいな香りと思ったけど、
「キンモクセイ、メロン、芝生と言った爽やかでいながら暖かさを感じるワイン」
(Aさん)

合わせる料理は、
ペコリーノチーズのフライ トマトとヴァニラのソース
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可愛らしいフィンガーフード風のチーズフライ。
トマトとヴァニラのソースがイチゴジャムみたいな味になっていたのが
印象に残った。

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次に出されたワインは、
「Chardonnay 2007」
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今回のワインディナーでプラネタを紹介する時に
Aさんが特筆していた濃厚なシャルドネ。
プラネタを一躍有名にしたワインだという。

メモに残っている香りのキーワードは、
バニラ、ナッツ、バナナ、パイナップル、黄色い花、おがくず。
若干苦味も感じる。
いや、私が感じ取ったわけではなくて、Aさんのコメントだけど。

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濃厚と聞いていたので、一口飲んで少し拍子抜け。
思ったよりもさらりと上品だった。
そもそもこのヴィンテージのものは割合上品に仕上がっているようだけど、
温度が少し低すぎたせいもあったのかもしれない。
最初は香りがあまり立ってこなかったのが残念だった。
ちょうどいい温度でゆっくり一本味わってみたい。

・・・と思ったので、自分で1本購入してしまった。
いつ開けよう。
楽しみ。。。

これと合わせた料理は、二品。
クリスピー・シュリンプ エキストラヴァージンオイル・ポテト添え
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蝦に春雨(?)をぐるぐるに巻きつけたようにしたスタイルは、
最近流行なのだという。
エビもおいしかったが、
下に添えられたエキストラヴァージンオイル・ポテトが絶品。
ほんの少しあしらわれたグリーンは香椿苗?
ちょっぴりクセのある味がいいアクセントになっていた。

アーティチョークと豆のスープ
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このスープがこの日のディナーのベストワン!!

アーティチョークをオイル漬けにせず生のままグリルしてあり、
まるでぜんまいのような土っぽい滋味があって実に深い味わいだった。
豆のスープ自体もほっこりした土感満点でやさしい味。
大地の恵みがぎゅぎゅぎゅっと凝縮していて、
一口ごとにその恵みが注ぎ込まれてくる感じがした。
これは、好きだ!

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とニコニコしながら夢中でスプーンを口に運んでいる様子を、
Aさんにばっちり観察されていたようで、
「『このスープ、土のような味わいで最高!』と唸りながら目じりが下がっておりました(笑)!」
とレポートされてしまった。
はい、ワイン会常連で食べ歩きのプロ(?)のK女史は、私です。

次なるワインは「Merlot 2004」
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プラネタではシャルドネとあわせて有名なんだとか。
土、杉のような香り。

アンチョビ、ブロッコリー、チェリートマトのパスタ
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アンチョビの分量が絶妙。
私は自分でパスタやサラダなどにアンチョビを入れるとついつい量が多くなって
塩気がききすぎてしまうが、
このパスタのアンチョビは足りないと思うくらいの控えめな量。
でも、味がしないわけではなく、
アンチョビの風味や塩気はきちんと感じられる。
存在は主張しながらも
ブロッコリーやチェリートマトの味を覆いつくしてしまわない、
その絶妙の立ち上がり加減が素晴らしかった。

ここでも香椿苗(?)の風味がいいアクセントに。
シチリアから来たシェフ、よっぽど香椿苗が気に入ったんだなあ。

「Santa Sicilia Nero d'Avola 2005」
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ネロダヴォラというシチリア土着品種を使ったワイン。
「ブルーベリー、イチジク、コショウ、土の様な香りとタンニン」
(Aさん)

土のような香り ← 私の好み。
当然、これもお気に入りの味。

仔羊のラック ミント、アーモンド、カリフラワーのピュレ添え
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すんごい厚切り、このラム。
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やわらかくて、ジューシー!
実においしい仔羊肉だった。

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肉自体もすばらしかったが、脂がまた美味いこと!
ダックの尾脂線を上品にした感じ。
上質の塩加減もまた素晴らしかった。
ワインも、お肉も、フェロモン感爆発。

最後のワインはこれ。
「Syrah 2006」
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スパイスやプラムの香り。
とてもよく開いていた。

合わせたデザートは、
シチリアの伝統的なデザート盛り合わせ
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ドライフルーツとナッツ入りのリコッタクリームデザート、
ピスタチオのアイスクリーム、
そしてチョコレート添え。
チョコとシラーがよく合った。

クリームデザートはちょっとくどいと思うくらいまったりした分厚い味。
「カンノーリの中身みたいだなあ。」
と思っていたら、ドンピシャリ!
カンノーリはまさにシチリアのお菓子だったのだ。

▼カンノーリ(カンノーロ)についてはこちらをどうぞ。
ウィキペディア - カンノーロ

このまったりとしたデザートと本来マリアージュするはずだったお相手は、
「Moscato Di Noto 2006」。
Aさんによると、
「パッシートと呼ばれる方法(暑く乾燥した気候を利用して干して造る甘口ワイン)で
 造られたワイン」
とのことなのだが、
なんと手違いで入管できなかったのだそうだ。

ワインショップのHP説明によると、
「アプリコット、マンゴ、オレンジ・ピールなどの濃密なニュアンス。
 ダイジリン・ティー、モモザ、オレンジの花などのアロマと
 ミックスしたフルーティーな香りは、
 シチリアのケーキから漂う香りと似通う。
 ルコールと酸味が甘さを際立たせている。
 深みのある味わいに加え、
 何よりも口の中に長く残る酸味の余韻は官能的で心地よい。」

ぶむ~。
ぜひシチリアのドライフルーツやナッツたっぷりのリコッタクリームと
官能的な余韻とのマリアージュを楽しんでみたかった・・・!

と、デザートはやや残念だったが、
全般的に素晴らしいお料理とワインだった。
特にアーティチョークと豆のスープと、仔羊が圧巻。
大変レベルの高い内容で、実に満足だった。

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シチリアワイン、恐るべし。
シチリア料理、恐るべし。

そして私は心に誓ったのだ。
シチリアに、行く!

そのうち、シチリア食い倒れ紀行、やるかも!?


▼Aさん、いつも耳寄り情報をありがとうございます!
北京情報 114 - Wine Maker's Dinner at Daccapo -

■お店情報■
Daccapo(達卡博)
東城区金宝街99号(リージェント内)
010-8522-1888(内線3826)

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cover_manpuku.jpg
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