【新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)】新疆菜

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新疆料理
新疆菜(xing1jiang1cai4)
P1190040.jpg
【データ】とき:11月17日/ところ:三里河・新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)/ねだん:記事参照

北京でも指折りのウィグル料理レストランとして有名な
新疆ウィグル自治区の北京駐在事務所レストラン。
北京市の西部にあるので今まではなかなか足を運ぶ機会がなかったが、
転職して「西の人」になってからは職場から徒歩15分という近さ。

そこで、同じグループ内企業に勤める日本人のみなさんと
インターンシップ中の中国人学生とで
お昼にウィグル料理を食べに行ってきた。

ここ、以前月曜美食会で行くプランがあったのだけれど、
当日急に残業になって泣く泣くあきらめた場所。
ようやくリベンジなった。

目指すレストランは、新疆ウィグル自治区の北京駐在事務所内にある。

P1190049.jpg P1190048.jpg

このやたらと立派な石造りの門をくぐり、
正面に見える建物沿いにぐるりと回りこんでいくと・・・

P1190047.jpg

ここが本日の目的地、新疆伊斯蘭飯庄。

レストランの名前としては「新疆伊斯蘭飯庄」なのだが、
この名前で呼ぶ人はほとんどいない。
みんな単に「新疆駐京弁餐廳」と呼ぶ。

紛らわしいことに、
ウィグル料理の有名店にはこの新疆駐京弁餐廳のほかに、
ウルムチ市の駐京弁餐廳もあって、
こちらのレストランの名前は「新疆飯庄」という。

しかも地下鉄の下車駅はどちらも2号線の「車公庄」だってのが
またややこしい。
ウルムチ市のレストランに行きたくても
「新疆飯庄」という店の名前を告げた途端に
タクシーの運転手が早合点して
新疆ウィグル自治区レストランの「新疆伊斯蘭飯庄」のほうに
連れていかれてしまう人が多数出現!
という罪作りなネーミングである。

*このウルムチ市のレストラン「新疆飯庄」も、近日アップ予定!

さて、こちらは新疆ウィグル自治区レストランの「新疆伊斯蘭飯庄」。
まずは軽くこんな前菜からスタート。

那拉提盆盆菜(na4la1ti2 pen2pen2cai4):16元
新疆風野菜サラダ

P1190029.jpg

盆菜、盆盆菜というのは、新疆風の野菜サラダ。
新疆料理のレストランに行くと、
羊肉!牛肉!鶏肉!
の肉肉攻撃になることが大いに予想されるので、
こういうさっぱりした和え物、というかサラダがほしくなる。

那拉提(ナラティ)は、イリ地方にある草原の名前だ。
別にナラティ草原の名物料理というわけではなく、
有名な景勝地の名前を冠しただけだろう。
それにほら、草原=野菜サラダってイメージ的にもしっくりくるし。

自制酸奶(zi4zhi4 suan1nai3):6元
自家製ヨーグルト

P1190030.jpg

さっぱりといえば、これも必須アイテム。
自家製のヨーグルトに、ゴマと松の実があしらわれている。
無糖ではなく、ほんのり甘みがある。

自家製なのでその日によって発酵具合が若干違うようで、
さらりとしている時ととろりとしている時があるみたい。
この日は割合とろっとしていた。

大漠風情手抓肉(da4mo4 feng1qing2 shou3zhua1rou4):48元(4個で)
ゆで羊肉と根菜のスープ煮

P1190034.jpg

手抓肉(shou3zhua1rou4)というのは、
読んで字のごとく「手でつかんで食べる肉」。
(抓肉(zhua1)は「つかむ、握る」という意味)

今まで食べたことのある手抓肉はどれもゆで上がった肉が
お皿に並べられていたのに、
これはなんとスープ入り!

▼これまでの「手抓肉」関連記事
【寧夏駐京弁餐廳】手抓肉
【清真新疆阿達西餐廳】新疆菜(後篇)
【寧夏駐京弁餐廳】寧夏菜

こんなスタイルで出てくる手抓肉もあるのか・・・
ちょっと驚き。
ニンジンが美味。

手抓肉自体も脂身がうまさ満点。

P1190046.jpg

すごい脂身の層だけど、引いたりしないで!
新鮮な羊肉は、この脂のところに旨みが凝縮しているのだ。

饟包鶏(nang2bao1ji1):48元
鶏肉とジャガイモの炒め煮・ナンのせ

P1190031.jpg

饟(nang2)は、
新疆でよく食べられている縁が盛り上がった円形の焼きパン。
「饟包(nang2bao1)○○」は、新疆料理ではかなり有名な料理で、
ナンを食べやすい大きさに切って皿に盛り、
そこに煮込んだ肉を煮汁ごと盛り付けたものだ。

これは「饟包鶏」なので、鶏肉の煮込み。
ジャガイモもたっぷり入っている。
「饟包肉」なら羊肉の煮込みだ。

煮込みそのものの旨さもさることながら、
実は下でその旨みをしっかりと受け止めるナンの存在が大きい。
スポンジのように煮汁を吸ってじゅくじゅくになったナンが、
この料理のもう一つの目玉だ。

これって、言ってみれば
ご飯におかずを汁ごとぶっかけた蓋澆飯(gai4jiao1fan4)みたいなもの?
日本なら丼物みたいな感覚だろうか。
「懶人飯(lan3ren2fan4)=めんどくさがりや向け料理」の一種といってもいいのかな。

紅柳烤肉(hong2liu3 kao3rou4):8元
シシカバブ

P1190037.jpg

やはりはずせない羊肉串(yang2rou4chuan4)。
ここのシシカバブが面白いのは、こんな木の串にささっていることだ。

P1190038.jpg

ギャートルズ感満点。

紅柳(hong2liu3)は柳ではなく、
ギョリュウ(御柳)科ギョリュウ属の潅木。
別名タマリスクという。
乾燥、暑さ、寒さ、塩性などに対する耐性に優れた落葉樹で、
表面が赤紫色で木質が硬い。
その硬さのおかげで、
こうして肉を刺す串として繰り返し使っても大丈夫というわけだろうか。

何にしても、原始感いっぱいで妙に盛り上がること間違いなし。
一時期日本でギャートルズ肉が発売されて話題になったみたいだけど、
これだってそれに負けない迫力だ。

肉自体も大ぶりでボリューム満点。
肉質もやわらかくて、嫌な臭みもない。

烤包子(kao3bao1zi):4元
羊肉と玉ねぎ入りの新疆風サモサ

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サモサと書いてしまったが、ウィグル語では「サムサ」になるらしい。
羊肉恋しさに広州から新疆まで飛んでいってしまった酒徒さんによると、
「インド料理のサモサと源流を同じくするもの」で
「小麦粉の生地で餡を包んだものを、
タンドール釜に似た釜の内側に張り付けて焼き上げる。」

P1190035.jpg

外の皮はカリッというよりもかなりガッチリしてかたい。
中には羊肉とタマネギがたっぷり。
じゅわぁ~っと肉汁が出るほどまではいかなかったが、
羊肉はうまみ十分でなかなか美味。
味付けがシンプルな塩コショウ程度なのが
香辛料をきかせたほかの料理と対照的だ。
まあでも、主食だからな。
あんまり突出した味付けだと、
おかずの味の妨げになってしまうってことだろう。

多福素菜羹(duo1fu2 su4cai4 geng1):22元
とろみのついた青菜のスープ

P1190044.jpg

攻めの料理が続いたので、ちょっとほっとする引きの料理を一品。
おだやかな味のスープで口湿し。

***

念願かなって訪問なった新疆駐京弁レストランだったが、
いかんせん一度では、ましてや5人では
食べたい料理を全部頼むところまでいかなかった。
そして同じ敷地内にレストランがまだいくつかある。
とても一回や二回では攻略できそうもない。

そこで、毎週曜日を決めて新疆料理を攻めよう!
ということになった。

月曜の夜にイベントの多い私に気を使っていただいて、
曜日は水曜に決定。

名づけて、「新疆の会」。
新疆料理探求はまだまだ続く・・・


■お店情報■
新疆伊斯蘭飯庄
P1190049.jpg P1190047.jpg
海淀区三里河路7号新疆駐京弁事処内
010-8836-5363/8683-2666/8617-5588
*三里河路と車公荘大街のぶつかる交差点から少し北にいったところ。
 通りの西側にあります。

■お知らせ■

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cover_manpuku.jpg
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