【早春二月】新派川菜

【早春二月】新派川菜
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新感覚四川料理
新派川菜(xin1pai4chuan1cai4)
P1190022.jpg
【データ】とき:11月15日/ところ:安定門・早春二月/ねだん:記事参照

月曜美食会で、新派四川料理レストランの早春二月へ。
新派と言いつつ、
それほど奇をてらってもスタイリッシュをねらってもいなくて、
お値段もリーズナブル。
いい感じのお店だ。

P1190006.jpg

このお店、『早春二月』という映画&ドラマの名前をもじっているのだが、
もう一つ店名の由来があった。

IMGP3926[1]

それが店内に残された二本の木。
一本は棗樹(zao3shu4)=ナツメ、
もう一本は香椿(xiang1chun1)。
それで、棗(zao3)と椿(chun1)と同音異字の
早春(zao3chun1)を店名に入れたのだ。

それでは、まずは涼菜(liang2cai4)=前菜から。

椒麻草原鶏(jiao1ma2 cao3yuan2 ji1):19元
ゆで鶏のフレッシュ山椒ソース

P1190010.jpg

フレッシュの山椒ペーストがたっぷりかかったゆで鶏の前菜。
草原のような爽やかさ・・・かどうかはともかく、
真っ赤なゆで鶏料理に慣れている目と口には
なかなか珍しくて新鮮。

早春開口笑(zao3chun1 kai1kou3xiao4):15元
ナツメのお餅サンド

P1190009.jpg

ちょっと油っぽかったのと、
見た目がきれいでなかったのが残念。
箸やすめ的一品。

麻醤珍珠花(ma2jiang4 zhen1zhu1hua1):15元
珍珠花のゴマダレがけ

P1190011.jpg

珍珠花(zhen1zhu1hua1)は、
かわいらしい真珠(中国語では珍珠)のような実のついた木の芽。
それにたっぷりのゴマダレがかかっていた。

ゴマダレはちょっと多すぎた嫌いはあるが、
この珍珠花の味がちょっと変わっている。

「どっかで食べたことがあるんだよなあ、この味・・・」
「お茶がらみたいな味?」
「うんうん、するする。」
「でもお茶っ葉ともちょっと違うような・・・」

もきゅもきゅ。

「分かった!ヨモギ?」
「いや、ヨモギじゃないよ。だって私ヨモギ嫌いだから分かるもん。」

うーん、もっきゅもっきゅ。

「あ!分かったっ!抹茶!」
「おお、そうそう!」

ということで、珍珠花は抹茶味の木の芽ということで落ち着いた。
ああ、思い出してよかった。
すっきり!

続いては熱菜(re4cai4)=あたたかい料理。

古法壇子肉(gu3fa3 tan2zi rou4):39元
巨大豚バラ肉の煮込み・茶樹茸添え

P1190007.jpg

おなじみ、この店名物の巨大な紅焼肉。
ここの豚ばら肉煮込みは、実にやわらかい。
店員さんが目の前でブロック状に切り分けてくれるのだが、
もうほとんど何の苦労もなくスムーズに切れるし、
ナイフの横でぶるんとふるえるほど弾力がある。

P1190008.jpg

さぞ脂っこいだろうと思いきや、
これが意外にそうでもなくて食べやすい。
さらに砂糖も醤油もくどくなくて、非常にあっさりした味付け。
私が今までに食べたこの手の料理の中で
これが一番さっぱりしていて日本人の口に合うと思う。

ここでやはり登場!

IMGP3944[1]

必殺紅焼肉丼。

両江麻辣魚(liang3jiang1 ma2la4yu2):109.2元
野生なまずの麻辣スープ煮

P1190019.jpg

これもこのお店の看板料理とのことで、注文。
なまずは2.8斤。
なまずを一度揚げてあるせいか、全体的に油を感じる仕上がり。
でもそれがあまり気にならない。

なまずは淡水魚の中ではかなり臭みの少ない魚だし、
麻辣味なので臭みのほうもそんなに気にならない。

村童烤兎腿(cun1tong2 kao3 tu4tui3):39元
兎もも肉のスパーシーグリル・クミン風味

P1190015.jpg

「兎、食べる?」
とみんなに聞いてみたら、
「食べる、食べる!」
と1人残らずいいお返事。

日本人の女性が集まって「兎はちょっと・・・」という人が一人もいないことを、
私たちは自慢するべきだろうか。
それとも自分たちが一般日本人女性とは若干離れたところに来てしまったと
多少は反省するべきだろうか。
・・・やっぱり自慢、かな。

兎肉というと骨っぽくてあまり食べでがないイメージがあったのだけれど、
このもも肉はさすがにお肉たっぷり。

豆[豆支]やタマネギ、ニンニク、葱などのほかに、
クミンシードの風味がきいていたのが実に面白く、
また食欲をそそった。

山薬鮮椒鶏(shan1yao4 xian1jiao1 ji1):39元
山芋と鶏肉の煮込み・フレッシュ山椒風味

P1190016.jpg

日本人もヤマイモ好きだと思うが、
ヤマイモをこんな風に煮込みに使うことって、ほとんどない。
こちらでは鍋の具にしたり、スープに入れたりと、
ちょうどジャガイモのような使い方をするのが面白い。

上湯豆尖(shang4tang1 dou4jian1):25元
えんどう豆の穂先の上湯仕立て

P1190017.jpg

シンプルに清炒(qing1chao3)にしようと思ったのだけれど、
今回は上湯にしてみた。
ピータンやフクロタケ、揚げニンニク入り。

早春的湯份(zao3chun1 de tang1fen4):59元
早春風鶏肉とキノコのスープ

P1190020.jpg P1190023.jpg

これはちょっと凡庸だったかな。
鶏肉とキノコがたっぷりの割にはうまみ不足だった。
ただ、他が割合しっかりとした濃い目の味付けだったので、
バランスをとる意味ではこのくらいでちょうどいいのかもしれない。

韮菜酥盒(jiu3cai4 su1he2):2元(個)
ニラ玉入り揚げパイ

P1190024.jpg

最後に主食がわりに、ニラ玉パイ。
ほんとに小さくて、2~3口で食べられるので、
お腹いっぱいでもするすると「別腹」へ。

今回は、私が以前食べたことのある料理のほか、
かなりの料理をお店のマネージャーに勧められるままに頼んだけど、
どれも外さず美味だった。

これ、意外と珍しいこと。
レストランのオススメ料理って、
ともすれば海鮮や川魚を使った単価の高いものになりがちで、
海の国の民である私たちには鮮度やクセの問題であまりおいしいとは思えない。

それに比べると、ここのものは
両江麻辣魚を除けばどれも40元に満たないリーズナブル価格で、
高い料理ばかりを勧めるお店とは違って大変良心的だった。

味の面では、名物料理の壇子肉はもとより、
兎もも肉と、山芋と鶏肉の煮込みが出色だった。
このくらいの値段でこれだけのおいしさを提供してくれれば、
まずまず満足度できる。
私は好きな店だ。

▼過去の「早春二月」関連記事:
【早春二月】古法壇子肉
【早春二月】韮菜酥盒
【早春二月】生日紅焼肉


■お店情報■
早春二月(安定門店)
P1160992.jpg
東城区安定門内大街車辇店胡同18号
010-6406-9521
*河北飯店のはす向かいです。

*今回は雰囲気のある安定門店を選びましたが、
ふだん行くには建外SOHO店が便利かもしれません。

■早春二月(建外SOHO店)
朝陽区東三環中路39号建外SOHO東区8号ビル3階
010-59003541


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cover_manpuku.jpg
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