【L'isola】葡萄酒晩餐

【L'isola】葡萄酒晩餐
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ワインディナー
葡萄酒晩餐(pu3taojiu3 wan3can1)
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【データ】とき:11月10日/ところ:工体北路・L'isola/ねだん:498元

イタリアンレストラン、L'isolaで開かれたワインメーカーズディナーに参加。
大変な贅沢をしてしまった。

ことの始まりは、ワイン会のAさんからの
「Zardettと、Castello di Brolio Barone Ricasoliの
 ワインメーカーズディナーがあるので行きませんか」
とのお誘い。

Zardettも
Castello di Brolio Barone Ricasoliも
知っちゃあいないけど、
Aさんのお誘いとなればおいしいワインとお料理にありつけるに違いない。
498元という値段はもちろん大変高価ではあるけれど、
メーカーみずからがレストランとコラボして提供するディナーで、
お料理ごとにワインを選んで飲ませてくれる(しかも飲み放題)となれば、
これはかなりのコストパフォーマンス。
で、清水の舞台から飛び降りるつもりで、思い切って参加することにしたのだ。
(↑ほんと、そんな感じ・・・)
                    
L'isolaに足を踏み入れると、そこはもう外国。
いや、中国も外国なんだけど、
10年以上も住んでいるとすっかり地元化してしまって異国感ゼロ。
それに言葉も通じるし、緊張感もなし。

ここで言う外国は、つまり英語だのイタリア語だのが飛び交う世界。
中国に来て以来すっかり英語失語症になっている私は
なんかこう、調子狂っちゃうなあ。

まずはZardettoのProseccoで乾杯。
Zardettoは、イタリアのヴェネト州のワイナリー。
なんでも、2009年のものからヴェネト州生産のプロセッコがDOCGに昇格するとかで、
そうするとこの地域以外のものは「プロセッコ」を名乗れなくなるんだって。
Zardettoのちょい悪おやじ(すでに死語か?)風イタリア人と
Aさんは興奮気味に喜びを共有していらしたのだが、
私は「ふーん、そうなんだあ・・・」と思いながらにこにこと話を聞く。

プロセッコ自体はとってもさっぱりした飲み口でおいしかった。
他の参加者を待ちながら、
くいっ、くいっと3杯くらいは軽く飲み干す。

だって、西洋系のパーティって
人が集まりだしてから本格的にディナーが始まるまでが長いんだもの。
フィンガーフードをつまみながらではあったけど、
ずっとスタンディングで待っているのは正直つらい。
プロセッコの2杯や3杯でも飲まないと、
やってられませんわ・・・

こうしてスタンディングで待つこと小一時間。
プロセッコでだいぶいい気分になったところで、
ようやくディナー開始。

まずはアンティパスト。

小蛸のシチュー/イカと野菜のフライ・イカスミのドレッシング
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魚介類がほんの少し臭みがあったけど、全体的にはとても美味。
小蛸のシチューで、
SAVOYで日曜日に出してもらっていた飯蛸のトマト煮を思い出した。

この料理に合わせられたワインは、
Ricasoliの「Torricella Chardonnay 2007」
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とろりとしたまろやかな舌触り。
フレンチオークをきかせたヨーロッパのシャルドネ。
パイナップル、マンゴー、バナナアイスの香り。
バナナチップやよく熟れたネクタリンみたいな感じ、それからほんのりと塩味も感じた。

バナナアイスといえば、昔「香焦先生(ミスターバナナ)」っていうアイスがあって、
まさにその香り!と思ったのだが、
同席したみなさんのうちだーれも「香焦先生(ミスターバナナ)」を知らなかった。
あったんだってば!香焦先生!

ここでミネラル香について、
ソムリエールでもあるプリック美和子さんに教えを請うと、
「ひなたの石とか、プールサイドの匂い」
とのお答え。
ふむ。

プリモ・ピアットは、リゾットとパスタの二本立て。

コテッキーノと白玉葱を使ったカルナローリ米のリゾット・タイム風味
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コテッキーノは豚の脂、皮、肉で作ったヴェネト州のソーセージ、
カルナローリ米は「米の王様」とも言われるイタリアの細長いお米だそう。
(Aさんの解説による。)

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このソーセージの塩気が絶妙。
大好物のチーズ煎餅(品のない呼び方ですみません)があしらわれていて、
個人的におおいにテンションが上がる。

ワインはこれ。
Ricasoliの「Campo ai Ceni 2007」
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サンジョベーゼとメルロー。
飲んだ途端、
「うわ、鉄っぽい!鉄棒の匂いだ!」
私のメモには、「鉄、血、革、ラズベリー」って書いてあるけど、
Aさんのコメントは「プラムのジャム」だ。
うーむ、私はやっぱり果物の匂いがかぎ分けられないんだなあ。

二つ目はパスタ。
トリュフバター/リコッタチーズ/ホウレンソウ/サルディニアのペコリーノチーズと
半熟卵を詰めたラビオリ

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とろりと溶け出す半熟卵がこの料理のハイライト!
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各種チーズの競演もまたすばらしかった。

ワインはこちら。
Ricasoliの「Chianti Classico 2006」
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サンジョベーゼ100%。
獣感があって、厚みのある味。
Aさんのコメントは、
「キャンティクラシコの中でも非常に評価が高い『カステロブオリオ』のセカンド的なワイン。
 ブラックベリー、バラ、スミレ、土、湿った森などの香り。
 タンニンは少々強め。
 酸がはっきりしているので、バランスが良い。」

出た!
キーワード、「バランス」。
タンニンも強めだけど、酸もしっかりあるので、それでバランス良しってことね。

私はこのワイン、好きだった。
この土とか湿った森の感じにどうも無性に惹かれる。
サンジョベーゼ好き。
キャンティクラシコ好き。
というのが今のところ分かってきた私の味の嗜好だ。

そして、セコンド・ピアット。

子牛のフィレ
フォアグラ・ポルチーニのタルト・洋ナシのサラダ・ブロッコリーのピュレ添え

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フォアグラとポルチーニのタルトが絶品。
ナツメグのようなニュアンスの香りを感じたのだけど、
特に何も入ってなかったのかな?

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お肉もやわらかくて美味。

そして合わせたのはこのワイン。
Ricasoliの「Casalferro 2004」
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サンジョベーゼにメルローがブレンドされていて、今風のつくり。
メルローが入っているので規格外(「IGT」)。
サッシカイヤというところで作られている、スーパータスカワイン。
血、鉄のニュアンス、すーっとする感じがあった。

Aさんのコメントは、
「ブラックベリー、チェリーのシロップ漬け、レバー、鉛筆、腐葉土、キノコなどの香りと
 シルキーなタンニンなど、このワインの特徴が料理の香りと味にとても合いました。」
とのこと。
相変わらずの華麗なボキャブラリーだ。

最後にチーズの盛り合わせが出た。     

サルディーニャの羊と山羊のチーズ盛り合わせ・パルメジャーノのブディノ添え
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チーズもこんなふうに盛り合わせるとアイスやケーキみたいに華やか。
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そしてワイン。
Ricasoliの「Castello Di Brolio Chanti Classico 2005」
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Ricasoliの最高峰だそうだ。
これまたAさんの解説によると、
「ベリー、チェリー、スミレ、トリュフ、腐葉土、濡れた子犬、釘、スパイス」の香り。
そして、Aさん的おいしいワインの形容詞が出た!
「いやらしさを感じるエロワイン」! 
妖艶なワインってことでしょうか。
さらに、
「ヴェルベットの様なのど越しと、アフターに長く残る果実の余韻が実に心地よい」。
 
一方私のメモには、
「鉄、血、タンニンの荒さがある」しか書いていない(笑)。。。

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それにしても、またまたよく食べ、よく飲んだ。
イタリア人仕様なのか、皿数も多ければ盛りもいいときて、
料理はかなりのボリュームだった。
スタートも遅く、お料理の出るのもゆっくりだったため、
メインが出たのはもう夜もかなり遅い時間だったこともあり、
女性のみなさんの中には
「もう無理・・・」とナイフ・フォークを置いてしまった方も多かったけど、
私はがめつく最後まで完食した。

これだけ食べて飲んでれば、498元という値段の元も取ったかしら?
せっかく豪華にワインディナーに参加しておきながら、
結局こういう思考回路になるのは、貧乏人の悲しい性だな。

お料理ではリゾットとフィレ肉の下に敷かれたポルチーニのタルトが美味だった。

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ワインはこの4種類とプロセッコをいただいたが、
最後の「Castello Di Brolio Chanti Classico 2005」はRicasoliの最高峰ということもあって、
さすがにおいしかった。
でも、私はやっぱりキャンティクラシコが印象に残った。
どこまでサンジョベーゼ好き?


▼Aさんのブログでもこの日のワインディナー記事をアップ済。
北京情報 109 - Wine Maker's Dinner at L'Isola -


▼これまでの「L'isola」関連記事
【L'isola】意大利菜


■お店情報■
L'isola
P1160885.jpg
朝陽区工体北路甲2号
盈科中心太平洋百貨2階
010-6539-3773

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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
素晴らしいイタリアン
お料理 オシャレですね

ワインも美味しそうです

ポチッと応援させて頂きました
2009/12/09(水) 08:27 | URL | ryuji_s1 #.FTrCIao[ 編集]
ryuji_s1さんへ
ここのお店、北京ではかなりおいしい部類に入ると思います。
お昼ならビジネスランチがあってお得です。
応援ありがとうございました!
2009/12/09(水) 18:41 | URL | ayazi #-[ 編集]
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