『排出権商人』とローカルグルメのおいしい関係

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ある日、日本からの書籍小包を受け取りました。
送り主は講談社。
いぶかしく思いつつも包装を解くと、中には本が一冊。
題名を見ると、『排出権商人』。
ロンドン在住の作家、黒木亮さんの最新作です。

P1190201.jpg

黒木さんとは、大学の先輩であり茶旅人でもあるSさんのご紹介で、
以前一度食事をご一緒させていただいたことがあります。

その時にいろいろと楽しいお話を伺ったのですが、
それだけでわざわざご著書をお送りいただくなんて・・・
と感激しつつもいぶかしく思ってページをパラパラとめくっていたら、
こんなページを発見!

P1190202.jpg

なんと、拙著が載っているではないですか!!

<参考文献>の欄に、
恐れ多くも数多くの排出権関連書籍に並んで、
「北京で『満福』」の文字が・・・!!

P1190203.jpg

実は、前回お会いした時に
「よろしかったら読んでくださいっ!」
と半ば押し付けるようにして拙著をお渡ししていたのでした。

それを読んでくださって、
さらに「参考文献」としてご著書に掲載していただけるなんて、
感激するやら面映いやら・・・

さっそくお礼のメールを差し上げ、
あわせて「ブログでご著書を紹介させていただけませんか?」とお願いしたら、
ご快諾をいただきました。

この場で改めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

(まあ、正直なところ私が紹介させていただかなくても、
 日本でもとっくに話題の一冊になっているんですけどね。)

黒木さんご自身が
「私もローカルグルメが好きなんですよ。」
とおっしゃるだけあって、
『排出権商人』のストーリーの中にも、
世界各国をビジネスで飛び回る登場人物たちが
時には先の見えないビジネスに不安を抱きながら、
時には遅遅として進まない商談に業を煮やしながら、
時にはつかの間の休息を楽しみながら、
行く先々で現地ならではのローカルフードを食べるシーンが
そこここに散りばめられています。

そんな食事シーンは、
難解な排出権ビジネスの仕組みの説明や、
気を揉むような張り詰めた駆け引きの連続する
ハードで緊迫感あるストーリーにほっとする和んだ空気を吹き込んでいます。

それと同時に、架空の登場人物たちを
まるで隣のテーブルで食事をしているかのような
身近な存在に感じさせています。

さらに、未知の国の未知の食べ物に対する興味もかきたてられます。
「黒木さんはこれ、全部召し上がってるんだ・・・」
などと、妙なところで羨んでしまったりして。

と、こんなに食事シーンに注目する読者も、
私くらいのものでしょうか・・・

食いしん坊的感想は置いておいて、
『排出権商人』は、
排出権ビジネスの実態を
世界11カ国に及ぶ徹底した取材に基づいて描いたリアルフィクションです。

排出権のしくみやビジネスの裏側は、
正直言って複雑かつ難解ですんなり理解するのはなかなか大変ですが、
大手エンジニアリング会社で働く私と同年代の主人公、松川冴子が
(あ、また自ら年齢をばらしてしまった・・・)
地球環境室長として排出権ビジネスの開拓を命じられて
世界各国、そして中国で奮闘する姿を追ううちに、
いつの間にか排出権についての理解も深まる筋立てになっています。

折りしも7日から18日まで国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が
デンマークの首都コペンハーゲンで開催中。
この本の執筆がもう少し後ろにずれていたら、
この会議のことも小説のストーリーに書き込まれていたかも・・・
なんて想像しながら読むのもまた一興です。

今、話題の一冊。
ぜひ、ご一読くださいませ!

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『排出権商人』--空気が大金に化ける。これが「排出権ビジネス」の実態だ!


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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
スゴいっ!
ayaziさま
スゴいっすね。
あの黒木亮の書籍の参考文献ですか。
ちょっと前に、あのヒトの「エネルギー」と言う本を読みましたが、モノ凄く取材が緻密で、「良くもまぁ」と思うほど内容がリアルなことに驚いたコトがありました(あの本は結構商社絡みの描写が多かったようですので・・・)。
「排出権商人」、買って読んで見なきゃ・・・。
おおたま
2009/12/08(火) 03:16 | URL | おおたま #-[ 編集]
大慶に存じます
参考文献リストご掲載大慶に存じます。身近な地元料理のご紹介、引き続き楽しみにしております。
2009/12/08(火) 18:29 | URL | 龍心 #iOCS38IQ[ 編集]
おおたまさんへ
商社絡みの方ですもんね、おおたまさんも・・・
『排出権商人』には、私も知っている方が提供した実例やネタも満載、登場人物のモデルになった人まである程度特定できたりして、そういう面でもいろいろ楽しめます。
中国でのシーンも多いので、それだけでも物語が身近に感じられるのではないでしょうか。

2009/12/09(水) 18:34 | URL | ayazi #-[ 編集]
龍心さんへ
恐縮です。
ありがとうございます。

これを励みに、これからも地元料理を中心にガンガン食べ歩き日記を書いていきます!
2009/12/09(水) 18:40 | URL | ayazi #-[ 編集]
私も読みました
おお、参考文献になるとはすごいですね。

この本に書いてあることは実際に近いので、取材をまじめにされたと思います。
2010/03/25(木) 07:11 | URL | 本のソムリエ #mQop/nM.[ 編集]
本のソムリエさんへ
実際に近いということが判断できるということは、排出権ビジネスをしていらっしゃるのですか?
・・・と書いてリンク先を拝見したら、本当にそうだったのですね。
おっしゃる通り、この問題を理解する良きガイドとしても読めました。
2010/03/25(木) 14:19 | URL | ayazi #-[ 編集]
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