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手延べ牛肉麺
一品特色牛肉麺(yi4pin3 te4se4 niu2rou4mian4)

【データ】とき:10月9日/ところ:広渠門・甘粛省駐京弁餐廳/ねだん:8元(これは小碗。他に大碗16元、中碗12元がある。)
この店に来たら、これを食べずには帰れない。
本場蘭州から招いた特級厨師が作る本場の蘭州拉麺、
一品特色牛肉麺だ。
特級厨師のお仕事シーン。


手延べ麺は、断面の形や太さの違いによって種類が分けられていて、
丸いのだと、三細、二細、二柱子、毛細、
平たいのは、大寛、薄寛、韭葉子、
それに断面が三角になっている「蕎麦棱子」なんてのまでいうのまであって、
実に多彩だ。
これは丸いタイプの割と太目のもの。

これは幅広の平たいタイプ。

一番細い毛細になると、こーんな。

はらはらはらり。

ここまで細いとライターで火がつく。

ってことなんだけど、だからどうなんだ?
オススメはやっぱり一番細い毛細麺だ。

細麺にうまみ凝縮スープが十分にからむからだ。
そうめんほどの細さでのど越しもよく、
するするっと胃袋に収まっていく。
ついでにこれが三角の「蕎麦棱子)」。

三角になってるの、分かるかなあ。

スープは牛肉や野菜からとった透明スープ。
とろ火で長時間煮込んでいるため、
牛肉から濃厚な出汁が出て豊かな風味だ。
それまでさんざん甘粛料理を食べてお腹いっぱいだったはずなのに、
一品特色牛肉麺を目の前にしたら、
皆さんの目の色が変わった。
「おーいしい!」
「これはうまいですね!」
「この麺のためだけにこの店に来てもいいくらいですよ!」
一心に麺をすする音の中に、さまざまな賛辞が混じる。
この麺を食べる時には、
テーブルに用意された辣椒油をたらすのを忘れずに。

この辣椒油がまた風味豊かで実にいいのだ。
これを入れることで、文字通り味がピリッと引き締まる。
蘭州の牛肉麺は、清湯(qing1tang1)=透き通ったスープが基本。
だから蘭州清湯牛肉麺と言う。
この蘭州清湯牛肉麺には、
「一清、二白、三紅、四緑、五黄」というキャッチフレーズがある。
これはすなわち
「一清(湯)、二白(羅卜)、三紅(辣子)、四緑(香菜蒜苗)、五黄(面条黄亮)」。
つまり、
一にスープの透明、
二に大根の白、
三に唐辛子の赤、
四に香菜とニンニクの芽の緑、
五につやつや麺の黄色。
(白っぽいけどね、麺・・・)
この五つの色が、
これが本場蘭州の牛肉麺に欠かせない五原色という訳で、
すなわち上記の五つの食材も欠かすことはできない。
だから辣椒油は脇役などではなく、主役級のキャストの一つなのだ。
絶対に入れるべし!
寧夏の駐京弁餐廳でも同じような手延べ牛肉麺を食べたことがあるが、
こちらのほうがより本格的で、巧の技という感じがする。
とにかく、一食の価値あり。
ぜひ!
■お店情報■
甘粛省駐京弁餐廳
崇文区東二環広渠門外南街5号 飛天大廈3階
010-6777-8000
■お知らせ■
このブログをベースにした本が出版されました!

●書 名: 北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元: 東洋書店
●形 式: 新書版 184P(内カラー8P)
●価 格: ¥1100(+税)
おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。
キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!
▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
・アマゾンで「満福」 ・セブンアンドワイで「満福」
・ビーケーワンで「満福」
・楽天ブックスで「満福」
▼詳細はこちらで!
・『北京で「満福」』、7月25日発売です!
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【データ】とき:10月9日/ところ:広渠門・甘粛省駐京弁餐廳/ねだん:8元(これは小碗。他に大碗16元、中碗12元がある。)
この店に来たら、これを食べずには帰れない。
本場蘭州から招いた特級厨師が作る本場の蘭州拉麺、
一品特色牛肉麺だ。
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手延べ麺は、断面の形や太さの違いによって種類が分けられていて、
丸いのだと、三細、二細、二柱子、毛細、
平たいのは、大寛、薄寛、韭葉子、
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これは幅広の平たいタイプ。

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蘭州の牛肉麺は、清湯(qing1tang1)=透き通ったスープが基本。
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「一清、二白、三紅、四緑、五黄」というキャッチフレーズがある。
これはすなわち
「一清(湯)、二白(羅卜)、三紅(辣子)、四緑(香菜蒜苗)、五黄(面条黄亮)」。
つまり、
一にスープの透明、
二に大根の白、
三に唐辛子の赤、
四に香菜とニンニクの芽の緑、
五につやつや麺の黄色。
(白っぽいけどね、麺・・・)
この五つの色が、
これが本場蘭州の牛肉麺に欠かせない五原色という訳で、
すなわち上記の五つの食材も欠かすことはできない。
だから辣椒油は脇役などではなく、主役級のキャストの一つなのだ。
絶対に入れるべし!
寧夏の駐京弁餐廳でも同じような手延べ牛肉麺を食べたことがあるが、
こちらのほうがより本格的で、巧の技という感じがする。
とにかく、一食の価値あり。
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おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
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小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!
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