【甘粛省駐京弁餐廳】甘粛菜

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甘粛料理
甘粛菜(gan1su4cai4)
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【データ】とき:10月9日/ところ:広渠門・甘粛省駐京弁餐廳/ねだん:記事参照

茶旅人Sさん主催の「旅好きの会」という集まりに呼んでいただいた。
いや、私自身は旅好きというほどではないのだが、
(それでも留学時代はそれなりに中国国内を旅行してまわったものだ。
 今はすっかり出不精。)
例によってある役目をおおせつかったのだ。
そう、点菜係。

旅好きが集まる会だけあって、
会場は毎回北京になる地方政府事務所のレストランと決まっている。
誰もが「あそこはおいしい!」と言うところはもう行ってしまったそうなので、
今回はややマイナー系ながら蘭州拉麺がおいしい
甘粛省駐京弁餐廳を推薦してみたところ、そこに決定。

甘粛省駐京弁餐廳は、飛天大廈というホテルの3階にある。
広渠門なんていう分かりにくい場所にあるせいか、
そもそも甘粛料理自体のイメージが薄いのか、
あまり日本人の間では話題にのぼらない。

でもここ、実はとってもきれいなレストラン。
飛天大廈に着くとドアマンがとても丁寧に応対してくれて好感度大だし、
レストランのインテリアもこんなに豪華。

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ホテル内に入っているのでサービス料10%がつくのが痛いけど、
個室使用料は特になし。

さて、料理である。
お目当ての麺は食事の最後に取っておくとして、
まずはあれこれと甘粛料理を頼んでみた。

甘粛省には特産物がいくつかあるようで、
メニューはその名産を使った料理が食材ごとに書かれていて
とても分かりやすい。
駐京弁餐廳の中には接待用の広東料理の中から苦労して
現地の料理を探しださないといけないところもあるが、
そういうところと比べると
かなり地元の食材や料理をアピールしようという姿勢がうかがえて
好感が持てる。

[酉良]皮(niang4pi2):30元(大)
でんぷんで作ったぷるぷるの和えもの

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甘粛や青海で食べられている前菜兼軽食。
ルーツは陝西省名物の涼皮(liang2pi2)だそうだ。

麦、米、緑豆、ジャガイモなどのでんぷんが原料で、
水を入れてこねたものを蒸し、冷まして麺状に切ったもの。
甘粛の[酉良]皮はどうやら麦を使うのが一般的なようだ。
涼皮とは違って黄色を帯びているのが特徴的。

ちょっと辛味と酸味のあるゴマだれがけで、
ところてんのようなつるつるっとした感触がさわやか。
ついつい箸が伸びる。

花椒芽(hua1jiao1ya2):28元
中国山椒の芽の和えもの

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これが大変美味だった。
日本の木の芽ほど香りは強くないが、
そのほのかな山椒の香りがかえって控えめでいい。
もう1皿頼んでお持ち帰りし、常備菜にしたいくらいだった。

西北蕎麦麺巻(xi1bei3 qiao2mai4mian4 juan3):28元
蕎麦の野菜ロール

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色とりどりの野菜をそば粉のクレープで巻いた前菜。
ゴマダレにつけて。

咸香羊頭肉(xian2xiang1 yang2tou2rou4):38元
羊の頭肉の冷菜

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とても上品に仕上がった羊頭肉の冷菜。

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ほとんど羊の臭みがなくて食べやすい。

小炒羊肉(xiao3chao3 yang2rou4):38元
羊肉と唐辛子の炒めもの

P1180232.jpg

本当は羊のスペアリブを使った料理や
手抓羊肉(sho3zhua1 yang2rou4)=ゆでた羊肉を注文したのだけれど、
どちらも品切れ。
この店に来て羊を食べないのも何だろうと思って頼んだのがこれだ。

唐辛子と香菜をたっぷり入れて羊肉と炒めた料理。
羊肉は味がしみてやわらかく、なかなか。
でもやっぱり、スペアリブや手抓羊肉が食べたかったなあ。
次に行く時は席予約の時に料理も予約してしまおう。

定西土豆焼[牛毛]牛肉(ding4xi1 tu3dou4 shao1 mao2niu2rou4):68元
ヤク肉とジャガイモの煮込み

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[牛毛]牛(mao2niu2)はヤク。
ヤク肉も甘粛の名産だ。
いくつかあったヤク肉料理から選んだのは、ジャガイモとヤク肉の煮込み。
甘粛版ヤク肉じゃが?
甘辛の味付けで、実は結構日本人好み。
ヤク肉もクセがなくて食べやすい。

土豆泥(tu3dou4ni2):38元
マッシュポテト

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ヤク肉と合わせたジャガイモも、甘粛の名産品だ。
そのジャガイモを全面的にフィーチャーしたのがこの料理。

バターは入っていないのか素朴な味のマッシュポテトだけど
ひき肉の入った濃厚なソースがかかっているので物足りなく感じることはない。
マッシュポテト好きの私にはヒット。

南瓜蒸百合(nan2gua1 zheng1 bai3he2):58元
百合根とかぼちゃの蒸し物

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百合根も甘粛名物だ。
泥つきの株ごとの百合根を甘粛から空輸しているそうだ。

百合根はねっちりとしていて、濃厚な味。
甘みもあって美味だった。

それにしても、これだけ沢山の百合根、
日本で食べたらいくらになるんだろう?
中国ならではの贅沢だ。

鉄板肉沫茄子(tie3ban3 rou4mo4 qie2zi):48元
ナスとひき肉の鉄板焼き

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これは特に甘粛料理ではないかもしれない。
でも油をしっかり吸ったナスはやはりおいしい。
鉄板というのもテンションがあがる。

蒜茸荷蘭豆(suan4rong2 he2lan2dou4):38元
サヤエンドウのニンニク炒め

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何か野菜ものを一品ということで頼んだもの。
みずみずしいサヤエンドウは歯ごたえもシャッキリ。

ここのお料理、どれも割合洗練されていて美味。
高級料理風にアレンジされているので
甘粛本来の味わいからは若干離れているのかもしれないが、
現地の特産を前面に押し出そうとする姿勢は感じられた。
ただの広東料理レストランに堕して
申し訳程度にしか地元料理を出さないところに比べると、
断然好感度が高かった。

ふう。
ここまででかなりの長さになってしまったので、
お目当ての麺についてはまた明日。


■お店情報■
甘粛省駐京弁餐廳
崇文区東二環広渠門外南街5号 飛天大廈3階
010-6777-8000

■お知らせ■

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コメント
この記事へのコメント
ご無沙汰しております!

ここ、美味しいですよね。
懐かしいです。
仰る通り、高級系でありつつも
しっかり特産物が押し出されていて。
北京での駐京弁巡りの最後の方に
行ったので、実は1回しか行けなかったので、それがすごく悔やまれます。
2009/10/30(金) 00:59 | URL | もぱぐぅ。 #-[ 編集]
もぱぐぅ。さんへ
お久しぶりです~!

確かにちょっと高めではありますが、ちゃんと主張が感じられてよかったです。
わざわざ甘粛の名物は何なの?と聞かなくても、メニューをめくれば自然と分かるようになってますよね。
羊料理はリベンジしたいし、麺も抜群においしいので、ぜひ再訪したいレストランです。
2009/10/30(金) 13:46 | URL | ayazi #-[ 編集]
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