【滄浪亭】葱油開洋麺

【滄浪亭】葱油開洋麺
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

葱油と干しエビの混ぜそば
葱油開洋麺(cong1you2kai1yang2mian4)
P1170770.jpg
【データ】とき:9月23日/ところ:上海・淮海中路・滄浪亭/ねだん:8元

成都の任務無事終了。
なんかいろいろあったけど、とりあえず終わってよかった・・・

23日朝上海移動。
午後会場チェック。
担当の方と顔合わせ、ミーティング。

夜はフリー。
「ほいきたラッキー!今のうちっ!」
と滄浪亭へとタクシーを走らせた。

目的は、あれ。
酒徒さん、お連れ嬢との上海食い倒れ紀行で出会った、あの味
その後再会を願えど空振り
満を持して再訪したのに再び肩すかし

夢にまでみた美しく輝く緑色も麗しいあの一杯。
あまりに出会うことがないので一時は廃止になったのでは?
とまで疑い肩をがっくしと落としたこともあったあの一杯。

タクシーを降りる。
横断歩道を渡る。
店に入る。
メニュー表を見る。

あった!
メニュー表には確かに、「葱油開洋麺」の文字が!
ほんとにメニュー落ちなんてしてなかったよ~。

いやいや、まだこれで安心してはいけない。
売り切れっていう罠にこれまで二回連続やられているのだ。
高鳴る胸を押さえつつ、注文する。

「来碗葱油開洋麺!」(葱油開洋麺、一杯ください!)

どうか、どうか、売り切れてませんように。
「没有了!」(なくなっちゃったよ!)
とか、
「売完了!」(売り切れだよ!)
なんて言葉が返ってきませんように。

果たして、返ってきた言葉は・・・

「環要別的嗎?」(他には?)

っっっっっあったあぁぁぁーーーっっ!!

あった、あったよ?
わっほーい!

他に何も頼むつもりなかったのに、思わず弾みで答えちゃったよ。
「あと、四喜烤夫も。」

くふふ。
喜びに打ち震えながら会計をすませ、
伝票を持ってふわりふわりとした足取りで店内に進む。

P1170779.jpg

レンゲと箸と紙ナプキンを取って、
おばちゃんに伝票を渡して腰をかければ、準備万端。
待つことしばし。

き、きたーっ!
葱油開洋麺様のお出ましである。

P1170771.jpg

この緑鮮やかなお姿!
思わず別角度からも一枚。

P1170772.jpg

心なしか、以前食べた時よりもエビちゃんがおおぶりになったような?
うれしい驚きだ。
(後で以前のと比べたら、別におおきくなってなかったです。)

はやる心をおさえつつ、まぜる。
まぜる。
まぜる。

P1170775.jpg

ああもう、じれったいったら!
週刊誌を発売日に買って帰って、
すぐに読まずに家に帰ってあれこれ用事を済ませてから読もうと決めて、
その用事を済ませている間のあの高揚と焦燥がないまぜになったあの感じ。

そしてついに、麺を口に入れる瞬間が訪れる!
ずっ、ずずっ。
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
途中でスープを入れる間もなく、
どんぶりの底が見えるまで一気に食べきってしまった。

P1170777.jpg

やはり葱油が秀逸だ。
他の店で食べると佃煮みたいになった茶色の葱だけで、
この青いままの薫り高い葱がない。
この青い葱のほしょほしょとした独特の食感がたまらないのだ。
葱油自体も、油のうま味はありつつ、しつこくならない絶妙の加減なのがすばらしい。

開洋(干しエビのこと)もすばらしい。
これをどのタイミングでほおばるかを考えてしまいつつも、
それほど深く考えるまでもないくらいどっさり入っていることに気づくのもまたうれしい。
ああもう、とにもかくにもすばらしい一碗なのだ。

これがたったの8元ってのがまたすばらしい。
ローカル中華の真髄、ここに極まれり。

この麺のすばらしさを味わいつくすのに、途中休憩はいらない。
給水ポイントなどなぎ倒して、ゴールまで一直線なのである。

ああでも、ちょっと四喜烤夫で寄り道はしたけどね。
P1170773.jpg
お麩・きくらげ・黄花菜・銀杏の甘煮、油揚げの含め煮。

そしてもったいないからスープも最後にちょっと飲んだけどね。
P1170778.jpg

貧乏性。

仕事の後の一杯の葱油開洋麺。
疲れも吹き飛ぶ、魔法の一杯。

***

至福の麺をたいらげた後は、ふたたび
「今のうちっ!」
とばかりに上海地蔵Gzouへ顔を出した。

いつものお店の上海支店。
新店舗になってから初訪問だ。

カウンターの中はいつもの顔なのに、
gzou_sh.jpg
カウンターのこちら側はぜんぜん違う面々。
なんだか不思議。

北京では白波一本槍!な私だけど、
上海店に来た時はいつも芋焼酎を見繕って一杯ずつ飲ませてもらっている。
この日のヒットは七七七六(喜六) 。

念願の葱油開洋麺といつものお店の芋焼酎。
すっかりほっこりして、
翌日からの仕事に向けて英気も充分養ったのだった。


▼過去の滄浪亭関連記事:
【滄浪亭】上海食い倒れ紀行(三食目)
【滄浪亭】雪菜肉絲拌麺
【滄浪亭】蟹粉菜心麺

▼過去のGzou関連記事:
【焼酎バー地蔵 Gzou】カレーうどん
【焼酎バー地蔵 Gzou】タコライス
(↓番外ですが)
【麻辣烫摊子】麻辣燙


■お店情報■
・滄浪亭(淮海店)
上海市盧湾区淮海中路689-691号(思南路付近)
021-5382-3738
*タクシーで行くなら、「淮海中路、思南路」。


・焼酎バー地蔵 Gzou(上海)
長寧区古北路555号(文化展覧中心)B2楼101室
021-6228-2709
*タクシーには、「古北路×仙霞路」で!
 「ねるとん」の近くです。

■お知らせ■

このブログをベースにした本が出版されました!

cover_manpuku.jpg
●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
アマゾンで「満福」セブンアンドワイで「満福」
ビーケーワンで「満福」
楽天ブックスで「満福」

▼詳細はこちらで!
『北京で「満福」』、7月25日発売です!

■ブログランキングに参加しています。
 ポチッとクリックしてくださるとうれしいです!
banner2.gif
↑人気blogランキング(カテゴリー:グルメ)
a_02.gif
↑FC2のブログランキング(カテゴリー:グルメ)
スポンサーサイト

[RSS] [Admin] [NewEntry]

コメント
この記事へのコメント
葱油開洋麺ですかぁ・・
ayaziさん、おひさしぶりです。

葱油開洋麺ってのがあるんですか・・・
葱油拌麺の高級版ですね。
よし食いに行こう。
淮海中路の滄浪亭があるあたりは私の散歩コースですので
行ってきましょう。
2009/10/16(金) 05:55 | URL | 井上@打浦橋@上海 #2AkPuCis[ 編集]
井上@打浦橋@上海さんへ
ご無沙汰しております!!

以前は「葱油開洋麺」とは書いていなかったように記憶していますが、今回はメニュー一覧にちゃんと載ってました。
お会計する場所も以前とは違う位置に移動してたので、メニューもちょこちょこマイナーチェンジしてるのかもしれませんね。
開洋が入るだけで、旨味の層が俄然厚くなりますよ。
ぜひお散歩の途中にじゅるるっと一杯どうぞ!
2009/10/16(金) 12:39 | URL | ayazi #-[ 編集]
排骨拌麺
10/17(土)の夜、しこたま呑んだ後
葱油開洋麺を食べたくて
新宿歌舞伎町の「秀恵」という上海料理店に行きました。
あいにく排骨拌麺しかなく、それを食べました。
もともと葱が入ってないらしく、無理して焦し葱を混ぜてもらいました。
醤油漬けの排骨は濃い味付けで、なかなかでしたが
中太のちぢれ麺がイマイチでした。
 
ということで、次回はこの写真を見せて
滄浪亭に限りなく近い葱油開洋麺を強引につくってもらい
じゅるるっと食べたいと思います。

それから焼酎ですが、できるだけ陶器の焼酎杯(碗)で
呑むことをお薦めします。
日本酒もそうですが、簡単にいうと、陶器は味が円やかになります。
ですから、MYぐい呑やMY焼酎杯を仕覆などに入れて持ち歩くのがよろしいかと
思うのですが、そういう私もほとんど、そんなことはしていません。
なぜならば、お店の人に洗ってもらったりしなければならないのと
酔っ払って、調子こいて、人にあげっちゃたりするから…
すごく親しい呑み屋にだけ、置いてもらってますが
気に入った盃でやるのは、そこそこの酒でも、極上のひとときです。
2009/10/19(月) 18:15 | URL | 小胡子 #J3GSpdmA[ 編集]
小胡子さんへ
なんと、滄浪亭風の葱油開洋麺を作ってもらおうとしていらっしゃる!
滄浪亭のは青さを残して仕上げた葱が出色です。
成功をお祈りしております。

焼酎は陶器の器で飲んだほうがまろやかになるのですね。
いつも行くお店では陶器とガラスの器が半々でしょうか。
今度飲み比べてみます。



2009/10/21(水) 13:58 | URL | ayazi #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。