【nyonya kitchen(娘惹厨房)】娘惹料理

【nyonya kitchen(娘惹厨房)】娘惹料理
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

ニョニャ料理
娘惹料理(niang2re4 liao4li3)P1170503.jpg
【データ】とき:9月3日・29日/ところ:将台路・nyonya kitchen(娘惹厨房)/ねだん:記事参照

第11回エスニック会は、マレーシア料理の「nyonya kitchen(娘惹厨房)」。
P1170466.jpg

ホリディインリドの向かいのローカルアパートの敷地内にある。
道ばたで中国将棋を打つおっさんたちや、
青空ジムで運動とおしゃべりに興じるおばちゃんたちを眺めながらてくてく歩いていくと、
こぢんまりした可愛らしいレストランが現れる。
「こんなところにエスニック料理店が・・・」と驚くのでは?
まさに隠れ家的なレストランだ。

P1170470.jpg
(店内の様子)

このお店で提供しているのは、
マレーシアに移住した中国人の子孫が作り出した「ニョニャ料理」。
バクテー、ラクサなど、中国料理とマレーの食文化が融合した料理だ。

中国から移住してきた中国系の人々と
マレー系の富裕層が結婚して生まれた混血の子供たちやその子孫は
「ペラナカン」(海峡華人)と呼ばれ、
商人や貿易商として大きな成功を収め、
マレーシアやシンガポールなど東南アジアのハイソサエティーとなった。

ニョニャというのは、そのペラナカンのうち女性のことを指す。
ニョニャ料理は、「ペラナカン」の人々の家庭料理。
中華料理をベースにマレーの香辛料を混ぜた
中国とマレーの食文化の融合料理で、
「ペラナカン」にとっての「おふくろの味」だ。

ちなみに「ペラナカン」の男性はババと言う。
余談になるけれど、
日本でも人気のあったシンガポールの歌手・音楽プロデューサー
ディック・リーは、まさにペラナカン。
男性なので、ババだ。
彼の楽曲にも「アイ・アム・ババ」という曲がある。

と、能書きばかりが長くなったが、肝心のお料理へ。

NYONYA ACHAR(娘惹阿渣泡菜niang2re4 a1zha1 pao4cai4):12元
ニョニャ・アチャー マレーシア風のピクルス

P1170967.jpg

移民してきた南インド人の影響を受けた料理。
ちなみにインド料理では「アチャール」と呼ばれている。

ROJAK(香辣花生醤沙拉xiang1la4 hua1sheng1jiang4 sha1la1):16元
野菜の混ぜ混ぜサラダ

P1170487.jpg

「ROJAK(ロジャック)」はマレー語で「混合する、混ぜる」という意味。
キュウリ、ニンジン、大根、フライドポテト、揚げ豆腐、ゆで卵などの具を、
ピーナッツ入りの甘いソースで混ぜていただく。
マレーシアではリンゴや青いマンゴー、
パパイヤやパイナップルなどフルーツが入るみたい。

名前の通りにソースを混ぜてしまうとかなり甘口の仕上がりになるので、
私たちは混ぜずにソースにつけて食べた。
本場の食べ方とは違うけど、まあ、許していただくとして。

CHICKEN SATAY(沙爹鶏肉sha1die1 ji1rou4):24元
チキン・サテ

P1170497.jpg
(写真は試食の時のビーフ&チキン盛り合わせ。本番ではチキンのみにした。)

おなじみサテ。
串焼きのチキンをピーナッツソースでいただく。

本番の時のほうがチキンがジューシーでおいしかった。
試食より本番がおいしくなるのなら、味が安定しないのも歓迎。
逆は勘弁してほしいが。

KUEH PAI-TI(桂拍他gui4pai1ta1):22元
クエ・パイティ

P1170968.jpg

小麦粉を揚げて作った王冠のようなタルトカップに
干し海老や干ししいたけ等の出汁で煮込んだ切り干し大根、
香草などを入れた可愛らしい前菜。

P1170506.jpg

サクッと食べられる揚げパイのような感じ。

OTAK-OTAK(烏達烏達wu1da2wu1da2):16元
オタ・オタ(エビのすり身かまぼこ風)
 
P1170500.jpg

バナナリーフに海老のすり身と香辛料、ココナッツミルクを混ぜたものを包んで
直火で焼いたもの。
ちなみに「otak」はマレー語で「脳みそ」。
でももちろん脳みそは入ってません!

これも本番のほうが断然おいしかった。
ピリッと辛味が利いていたし、香ばしく焼けていた。

BAK KUT THE(肉骨茶rou4gu3cha2):35元
バクテー(豚スペアリブの漢方煮込みスープ)

P1170495.jpg

ニョニャ・キッチンのバクテーは漢方の風味が控えめで食べやすい味。
ご飯、油条、香菜、唐辛子とニンニクでワンセット。

P1170490.jpg

食べ方は自由とのことだけど、
オススメはお碗にご飯を盛りバクテーをかけて食べるお茶漬け風。

P1170507.jpg

お好みで油条や香菜、唐辛子、ニンニクをあしらうとなお美味だ。

NYONYA RED CURRY(娘惹紅咖喱鶏niang2re4 hong2ga1li3ji1):32元
ニョニャ風チキンカレー

P1170486.jpg

ココナッツがたっぷり入ったチキンカレー。
塩気と辛さのバランスよし。

BEEF RENDANG(馬来干咖喱牛肉ma3lai2 gan1ga1li3 niu2rou4):33元
ビーフ・レンダン

P1170492.jpg

牛肉をココナッツミルクと唐辛子など各種スパイスで煮込んだ料理。
レンダンはマレーシアでは一般的な煮込み料理だ。
ニョニャ・キッチンのものはほのかにクローブやカルダモンの香りがした。

NYONYA LAKSA MEE(娘惹拉沙米粉niang2re4 la1sha1 mi3fen3):33元
ニョニャ・ラクサ・ミー

P1170511.jpg

ココナッツ風味のカレー麺。
ちょっと太めのビーフンが使われている。
ニョニャ料理の大定番。海老の風味が濃厚。
ココナッツミルクたっぷりで、辛さはやや控えめだ。

椰汁班蘭糯米糕(ye1zhi1 ban1lan2 nuo4mi3gao1):7元
ココナッツ・パンダンリーフ・ライスケーキ

P1170970.jpg

ココナッツミルクとパンダンリーフ液を使って作ったライスケーキ。
パンダンリーフ液で緑色に染まった糯米がつやつやしていてきれい。
って、写真ではあまり綺麗に見えないですが。

塩が利いていて、甘さと塩気が同居する味がなんともいえなかった。
ココナッツミルク風味の道明寺?
ははは。

この他、試食の結果本番では注文しなかった料理もいくつかあった。

SAMBAL KANGKONG(参巴醤空心菜can1ba1jiang4 kong1xin1cai4):28元
空心菜のサンバルソース炒め

P1170501.jpg

インドネシアやマレーシア料理でよく使う辛味調味料、サンバルソース。
これを使った料理を何か一品と思って頼んだのだけれど、
しょっぱすぎて却下。

NASI LEMAK(干咖喱鶏椰漿飯gan1ga1li3ji1 ye1jiang1 fan4):33元
ナシ レマッ

P1170502.jpg

ココナッツミルクで炊いたご飯に、サンバル(唐辛子ソース)、
落花生と揚げ小魚、ピクルス、チキンカレーなどが添えられてくる。
屋台などではバナナの葉にくるんで売られるらしい。
朝ごはんとしても食べられているんだって!

ワンプレートのセットメニューみたいになっているので
エスニック会の本番では注文しなかったけど、
一人でご飯を食べに来た時などはこれ一皿でいろいろ食べられてお得だと思う。

サンバルソースも辛さもそれほど強烈ではなく、
チャツネみたいでまろやかだった。
ココナッツミルクの炊き込みご飯もおいしかった。
個人的にはかなりお気に入り。

NYONYA FRIED RICE(娘惹香辣炒飯niang2re4 xiang1la4 chao3fan4):30元
ニョニャ風チャーハン

P1170509.jpg

おいしいんだけど、想像をはるかに超えた辛さ。
「香辣」と書いてはあるけど、この辛さはちとしんどいだろう。
で、本番メニュー落ち。

BUBOR CHA-CHA(沙谷三薯椰漿露sha1gu3 san1shu3 ye1jiang1lu4):13元
三種類のお芋のココナッツミルク煮

P1170512.jpg

冷たいのとあったかいのと、両方ある。
これはあったかいの。

タロイモ、サツマイモ、あと何?
とにかく三種類のお芋をココナッツミルクで煮たデザート。
タピオカも入っている。

おいしかったのだけれど、エスニック会本番では分けるが面倒かもねえ・・・
という理由で、デザートはライスケーキになった。

このお店、実はかなり早い時点で候補にあがっていたのだが、
なかなか開催に踏み切れなかった。
マレーシア料理は甘めの味付けのものが多く、
うまくメニュー選びをしないとくどくなるかもしれないというのがその理由だ。

あれこれと試食をして検討してみた結果、
「これなら甘いだけにならないだろう」
というメニュー構成を考えて開催に踏み切ったのだけれど、
さてどうだっただろう。

本番の時は受付だの会計だの飲み物注文だの
お店との折衝だのお料理説明だので落ち着かないので、
正直なところじっくり味わう余裕があまりない。
ただ、本番は試食の時よりも味が格段によく、引き締まった感じになっていた。
これはうれしい誤算だった。

漢方味が若干気になる肉骨茶(バクテー)も、
この店のものはかなり食べやすくて好き。
今度はぜひ、これを一人でかっこみたいものだ・・・
休みの日のランチに、いいかも。

【おまけ】
エスニック会では、ワインを持ち込みさせてもらった。
P1170962.jpg

持ち込み料は1本につき25元。


■お店情報■
nyonya kitchen(娘惹厨房)
P1170466.jpg
朝陽区高家園中学(ホリデーインリドホテルの向かいにある小区内)
010-6433-7377
*リドホテルの向かい側にある高家園小区の中にあります。
  リドホテルの門(スタバのない方)の向かいにある入り口から小区に入り、
  道なりに歩き右にカーブしてすぐのところ、左手にあります。

*詳しい行き方は、お店のホームページ(地図)をご覧ください。

■お知らせ■

このブログをベースにした本が出版されました!

cover_manpuku.jpg
●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
アマゾンで「満福」セブンアンドワイで「満福」
ビーケーワンで「満福」
楽天ブックスで「満福」

▼詳細はこちらで!
『北京で「満福」』、7月25日発売です!

■ブログランキングに参加しています。
 ポチッとクリックしてくださるとうれしいです!
banner2.gif
↑人気blogランキング(カテゴリー:グルメ)
a_02.gif
↑FC2のブログランキング(カテゴリー:グルメ)

スポンサーサイト

[RSS] [Admin] [NewEntry]

コメント
この記事へのコメント
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2012/09/13(木) 00:17 | | #[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。