【A先生家】スペシャルワイン会(オーパスワン試飲会)

【A先生家】スペシャルワイン会(オーパスワン試飲会)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

P1170361.jpg
【データ】とき:8月29日/ところ:A先生家/ねだん:-

カリフォルニアワインの最高峰、オーパスワンの93年、96年、97年と、
ボルドー五大シャトーのうちの一つ、シャトー・ムートン・ロートシルトの97年を
一気に試飲しましょうというスペシャルワイン会にお招きいただいた。

オーパスワンとムートンを放出してくださったのは、Fさんご夫妻。
ご自宅に持っているオーパスワンを
「せっかくだからみなさんで飲みましょうよ!」
とご提供くださった。

試飲会の前にF先生から南極のオーロラのお話があった。

P1170356.jpg

F先生は南極越冬隊の隊長を務められたことのある専門家。
昭和基地から見たオーロラの写真やオーロラ発生の原理など、一級資料満載。
すんごく、面白かった!

ワイン会仕様PPTで、
ペンギンちゃんがワインを持ったギャルソンに扮しているところがお茶目。

P1170359.jpg

オーロラのお話を聞きながら飲んだのは、このシャルドネ。

Chardonnay Stone Cellars -Beringer- 2007
P1170373.jpg

ナパ・バレーのワイナリー、ベリンジャーのもの。

さて、いよいよ試飲会の本格スタート!
P1170374.jpg

まずは前菜プレートから。

前菜の盛り合わせ
P1170376.jpg

・埼玉養豚場のレバーパテ
・サイボク農園のソーセージのソテー
・チーズ風味のシュー
・大間産本マグロ(中トロ)とアボガドのミルフィーユ・マヨネーズ醤油ソース

ソーセージが美味。
トロリとしたマグロとマヨネーズ醤油がマッチ。

Fleur de Lotus Alsace -Josmeyer- 2006
P1170372.jpg

アルザスの自然派ワイン。
ビオディナミ農法で作られる、いわゆるBioワインだ。
ピノブラン、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカ、リースリング。
やさしい口当たりで、香りは華やか。
マスカットやライチの香りで、うっとりと夢見心地になれる。

このワイン、AさんがセレクトしたJIPANGUのワインリストにも入っている。
心華やぐ気分になれるオススメの1本。

最近のお気に入り品種は、ゲヴェルツトラミネール。
バラやライチのような華やかな香りと、
すーっとする薄荷のようなスパイスのようなニュアンスが気に入っている。

前菜をつまみ、ワインを傾けながら、ワイン談義も。
Aさんいわく、
「中国のワインは一本の木でたくさんの房をつけようとする。
 だからミネラルやうまみが分散してしまい、
 軽い、薄い、水っぽいワインになってしまう。
 ロマネ・コンティなどは、1本に8房しか実を残さない。」

生産量を増やそうとして欲こいて、
結果的に味の低下を招くという悲しい結果になっているのね・・・

そんな感慨にふけっていたら、Aさんに動きが!

うわさのぶりぶり激ウマ鰯の登場だ!
P1170377.jpg P1170378.jpg

Aさんが熱海で購入されたという巨大鰯の干物
こんなすごい鰯に北京でありつけるとは!
真有口福!

駿河湾の鰯丸干し(シークアーサー添え)
P1170380.jpg

わたがまた絶品!
P1170383.jpg

このわたの苦味に注目して、Aさんが選んだワインはこれ。

Chiroubles -Marcel Lapierre- 2007
P1170362.jpg

ボジョレー・ヌーヴォーで有名なガメイ種。
イチゴのような香りの、チャーミングなワイン。
ほんの少し感じられる苦味が、わたの苦味とよく合った。

P1170379.jpg

私は小梅ちゃんのニュアンスがあると思ったので、それが鰯にマッチしていたと感じた。
ほら、鰯の梅干煮とか、あるし。
本当は小梅ちゃんはピノ・ノワールの香りらしいけど、
私はなぜかガメイで「小梅ちゃん!」と思うことが多い。
鼻がばかなのかしら・・・?

色は薄め。
赤で薄めのものだったら、
ピノ・ノワール、ガメイ、グルナッシュであることが多いんだって。

わたまでおいしい大ぶり鰯。
すっかりきれいにいただきました。

P1170385.jpg

鰯の後は、赤ワインをいくつか。

Pinot Noir Marlborough -Clos Henri Vineyard- 2007
P1170363.jpg

煮詰めたジャム、樽、チョコ、コーヒー、タバコの香り。
時間がたつにつれて、やわらかくやさしくなり、甘みが増した。

P1170386.jpg

そしてまたAさんの動きを追ってキッチンへ。
東京のデパートで試食したといういちじくのジャムと、トーストが出番を待っていた。

P1170387.jpg P1170388.jpg

主役はこちら。
フォアグラである。

P1170391.jpg

ああ、この焦げ色!
P1170393.jpg

ハンガリー産フォアグラのソテー(岡山産イチジクジャム添え カシスソース)
P1170394.jpg

アップで!

P1170396.jpg

カシスソースの甘酸っぱさ、イチジクのほんのり苦味のある大人っぽい甘さと、
最後にあしらわれた上質の塩とが絶妙にマッチ。
フォアグラの風味がそこに覆いかぶさる。

合わせたワインはこれ。

Le Comte Marc -Lemaire Fournier- 2003
P1170371.jpg

シナンブラン種から作られたこのワイン、
ハチミツのような風味で、ほんのり苦味がある。
それがイチヂクの苦味とよく合った。

P1170398.jpg

シナンブランはロワールの品種で、オーストラリアでも作られているとか。

P1170397.jpg

下世話なたとえで恐縮だが、風邪シロップのような味も感じられた。
苦甘いのね。
食後に金柑の甘煮(お茶請けでよく売ってるやつ)とあわせて飲んだら、
ドンピシャリ!だった。

Momo Pinot Noir Marlborough-Seresin- 2007
P1170364.jpg
 
ハリーポッター3の監督が手がけているもの。

P1170400.jpg

樽香が落ち着いていて、セクシーで妖艶。
香りのコメントは、キノコ、ぬれた土、湿った森、鰹節、のり茶漬け、小梅。

Chateau Caronne SteGemme -Haut-Medoc- 1996
P1170365.jpg

カベルネ、メルロー。
オー・メドックなので南のはずだけど、ボルドーの北っぽい(サンテステフっぽい)とのこと。
いや、これはワイン通のCさんのコメント。
私には何がなにやら?

P1170401.jpg

土、血、鉄、ハーブの香り。
ジビエやラムの香草焼きなどに合うとのこと。

液ふちからオレンジ(レンガ)がかっている。
比べてみると違いは歴然。

P1170403.jpg

さあ!スペシャルワイン会はいよいよ佳境へ!
主役のワインたちの登場を前に、メイン料理が登場。

オッソブッコ(キノコソテーとタリアテーレ添え)
P1170405.jpg

ほんとはここにキノコソースが添えられるはずだったのだけれど、
写真ではなし。

P1170409.jpg

前日から煮込んだという牛肉がほろほろとやわらか。
キノコソースの風味もまたすばらしかった。

マリアージュのお相手は、満を持して登場のオーパスワン。

P1170404.jpg

同じ銘柄のワインを違う年代で飲み比べることを「垂直試飲」、
同じ年の違う銘柄のワインを飲み比べることを「水平試飲」と言うのだそうだ。

以前、97年の五大シャトーのセカンドワインを試飲したことがあるけれど、
これは水平試飲。

今回はオーパスワンを年代違いで飲んだので、
これは垂直試飲。
さらに、97年のオーパスワンとムートンを飲んだので、
これは水平試飲。
この日はタテとヨコでワインの試飲を楽しんだことになる。

さらに、オーパスワンはロートシルトとモンダビのコラボワインなので、
ロートシルトの本家とジョイントベンチャーものを飲み比べたことにもなり、
なかなかに複合的なワイン試飲となった。

P1170411.jpg

左から順に、

Opus One -Napa Valley- 1993
P1170366.jpg

焦がしたコーヒーのような香り。
若干青っぽい。 

Opus One -Napa Valley- 1996
P1170367.jpg

ハーブ、茎っぽい感じ、カベルネの青くささが感じられる。
煮詰めたプラム、ブラックベリーの香り。
タンニンはこなれた感じ。

1993年、1996年ともに雨が多く、青臭い感じの仕上がりになっているのだそう。
雨の少ない年のほうが、うまみや甘みが果実に凝縮して出来がよくなる。
なるほど。

で、最後の1997年はまさに雨の少ない年で、
カリフォルニアワインにとってのグレート・ヴィンテージ。
その年のオーパスワンがこれだ。

Opus One -Napa Valley- 1997
P1170368.jpg

グリーンっぽい感じがなくてまろやか。
プラム、ジャム、果実の熟成した香り。
バランスのいいワイン。

が、ボルドーにとっては1997年はダメダメな年。

Chateau Mouton Rothchild -Paulliac- 1997
P1170369.jpg

そのせいかどうかは分からないが、こちらは今ひとつ。
エロエロ妖艶系が好きな私はムートンを楽しみにしていただだけに、
硬く閉じたまま開かなかったのがとても残念。
開けるタイミングを外してしまったようだ。

それでも、シルキーでなめらか、やわらかいタンニン、きれいな酸との評価。
さすがは五大シャトー。

P1170410.jpg

デザートは、チーズ。

チーズの盛り合わせ
P1170412.jpg

・(左上)オッソイラティ(フランス、羊乳、セミハード)
・(右上)レーズン
・(中)燻製チーズ(日本、湘南)
・(下)ポンレヴェック(フランス、牛乳、ウォッシュ)

ポンレヴェックが大根おろしのような風味がしたのが面白かった。
相変わらず変な例えですみません。

デザートワインはこちら。

Ch.Guiraue 1er Cru -Sauterne- 1998
P1170416.jpg
 
ボルドー、セミオン種。
最高峰は、シャトー・イケム。
カリン、キンモクセイ、黄色い花、木瓜(ぼけ)、黄桃の香り。

甘露。
幸福の液体がとろりと舌の上で遊ぶ。

P1170414.jpg

この日飲んだワイン勢ぞろい。
北京ワイン会始まって以来の豪華なラインナップ。

P1170422.jpg

Cote de Nuits-Villages En Vierville -Domaine de la Pouletts- 2000
P1170423.jpg
(あれ?このワイン、どのタイミングで飲みましたっけ?)

ワインも豪華だったけれど、Aさんのお料理も素晴らしいの一言に尽きた。
実は、某フリーペーパーの編集長氏も同席されていて、
10月号のワイン特集のためにと取材を受けたのだけれど、
「お気に入りのワインが飲めるレストランは?」
との質問に
「メゾン・ド・Aです!」
と答えてしまったほど。

Aさん、本当にあがとうございました!
P1170419.jpg

そして貴重なワインを4本もご提供くださったFさんご夫妻。
本当にありがとうございました!


▼Aさんのブログ(この日のスペシャルワイン会の記事)はこちら。
北京情報 89 - スペシャル ワイン会 -


▼Aさんのワイン会関連記事:
【A先生家】葡萄酒聚会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会(お料理篇)
【A先生家】ワイン会(ホワイトアスパラと人生最大最厚ホタテ)
【Pallete Vino(派楽坊)】胡同里的葡萄酒屋
【某日系公寓】戸外焼烤
【A先生家】ワイン会(シャルドネ&ピノ・ノワール)
【A先生家】イタリアワインの会


■お知らせ■

このブログをベースにした本が出版されました!

cover_manpuku.jpg
●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
アマゾンで「満福」セブンアンドワイで「満福」
ビーケーワンで「満福」
楽天ブックスで「満福」

▼詳細はこちらで!
『北京で「満福」』、7月25日発売です!

■ブログランキングに参加しています。
 ポチッとクリックしてくださるとうれしいです!
banner2.gif
↑人気blogランキング(カテゴリー:グルメ)
a_02.gif
↑FC2のブログランキング(カテゴリー:グルメ)
スポンサーサイト

[RSS] [Admin] [NewEntry]

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。