【東京飯店】芙蓉蟹

【東京飯店】芙蓉蟹
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黄金のカニ玉(太陽食品の卵使用)
芙蓉蟹(fu2rong2xie4)
P1160451.jpg
【データ】とき:7月8日/ところ:建外SOHO・東京飯店/ねだん:48元

建外SOHOにある和一心をはじめとして日本料理店を手がける一心グループが
新たにプロデュースしたお店、東京飯店。

オープン前に、一心グループのTさんにどんなお店かと尋ねたら、
「日式中華です」。
おお、いいですねえ!
名前を聞けば、
「東京飯店です」。
おお、ベタで実にいいですねえ!

東京で食べられるような、日本風にアレンジされた中華料理のレストラン。
これって、実は北京にいる日本人が
「あったらいいなあ。」
と思っているタイプのお店。

だって、日本の中華と北京の中華は似て非なるもの。
こだわりスープのラーメンや、
カリカリとふにふにの両方の食感が味わえるかた焼きそばや、
お味噌味のホイコーローや、
さっぱり鶏肉のバンバンジーや、
野菜たっぷりの焼き餃子や、
ちょっと甘味のあるエビチリや、
とろみのついた麻婆豆腐・・・
これ全部、中華の本場では味わうことのできない日本の味だ。

日式中華は、それはそれとしておいしい。
だから毎日のようにして中華料理を食べている私も、
日本に帰ればラーメン屋でタンメンと焼き餃子をほおばる。
北京で食べられないからだ。

北京で食べられなくて時々無性に食べたくなる中華料理の筆頭が、
この芙蓉蟹。
かに玉である。
甘酢のほんのり香るあんがかかった蟹入り卵焼き。

もしかしたら南のほうに行くとあるのかもしれないけど、
北京では一度も見たことがない。

私はこれが好物である。
いや、これが好物というのは正確ではない。
好物なのは、カニ玉をご飯にのっけたあの料理。
そう、天津飯である。

昔、日本でOLをしていた時代、
社食のメニューに天津飯があれば必ず食べた。
なんのことはない。
単なる卵焼きのっけご飯にあんをかけただけなのは分かっているのだけれど、
なぜか無性にそそられるあの味。

それが、北京の東京飯店でなら食べられる!
(ちとややこしい?
 検索かけると「東京の北京飯店」がいっぱいヒットして笑ってしまった!)
いや、これもまた正確ではない。
東京飯店のメニューには、天津飯はない。
白いご飯をもらって、マイ天津飯にするのだ!

P1160455.jpg

ああ、夢にまで見た天津飯。
まさか北京で天津飯が食べられるとは・・・
ありがとう、東京飯店!

ところで、マイ天津飯ができあがって食べるその瞬間、
私の口をついて出てきたのは、
「うふふ、ミニ天津丼。」
でもその直後に
「あ、天津飯か。」
と思って訂正した。

すると、
「ずっと天津丼だと思ってた。」
という人出現。
うーむ、いや、でも、天津飯のほうがメジャー?
ドラゴンボールもキャラの名前は「天津飯」だし。

関東では「天津丼」、関西では「天津飯」と呼ばれていると言う説もあるみたい。
「王将」では「天津飯」とのこと。

ご飯にかに玉のっけ。
天津飯?
天津丼?

ところで、東京飯店では、アラカルトで1回、
ワンドリンク付きの130元のコースを1回、料理をいただいている。
例えば麻婆茄子とか、黒豚の酢豚など、
料理によってはローカル中華よりも油っこいなと感じるものがあって
少しもたれたりもしたのと、
蒸し野菜が多少蒸し時間が長すぎたのか
フレッシュな感じではなくなっていたのが残念だったけど、
その他のお料理は全般的においしかった。

カニ玉の他にも個人的に大ツボだったのものがいくつか。

キュウリと干し貝のあっさり和え:28元
干貝拌黄瓜

P1160449.jpg

これは貝の旨味が濃厚でとても美味。
自分でもマネしてみよう。

たっぷり海鮮の焼きそば(あっさり塩味):68元
和式海鮮炒麺

P1160463.jpg

塩やきそばなんて、他では食べられない。

海鮮湯葉春巻き:(コースで食べたので単品価格不明)
P1160257.jpg

パリパリとした湯葉と魚のすり身の食感がいいコントラストだった。
他の方のブログを見ると油っぽいという評価もあったけど、
私が食べた時は気にならなかった。

杏仁豆腐:(コースで食べたので単品価格不明)
P1160266.jpg

これはおいしかった~
ふうんわりとやわらかく、そしてひんやり。
甘すぎず、香りも強すぎず。

岩茶ハイ
P1160256.jpg

若干焼酎が薄くて飲んべえの私には物足りなかったけど。
東京のお洒落中華レストランにいるみたいな気分になれるところが◎。

お店もこんなに小ぎれいだし。
P1160250.jpg

そして、このジャスミン茶用のガラスの急須が出色。
P1160464.jpg

どこが出色って、注ぎ口のところに入れられたこのコイル。
P1160465.jpg

「これ、いいですねえ!」
思わずTさんに熱く語ってしまった。

実際に厨房で腕をふるっているのは、女性シェフの荒尾さん。
同じ大学に留学していたことがあるとのことで、
学食や近所のレストラン、よく買いに行っていた学内の煎餅屋さんなど
食いしん坊ネタで楽しくお話させていただいた。

これからお店を切り盛りしていくのにはいろいろとご苦労もあるとは思うけれど、
日式中華に飢えた在燕日本人のために、
そして、日式中華を知らない北京の人々に日本の中華料理を知ってもらうために、
これからの活躍を期待しています!

私も、天津飯が恋しくなったらまた行こおっと。
次は、ミニじゃなくてホールでいっちゃおうかな・・・


■お店情報■
東京飯店
P1160247.jpg
朝陽区東三環中路39号 建外SOHO4号楼2F
010-5869-2388
*ここ(↓)からエスカレーターで二階へどうぞ。
P1160248.jpg

■お知らせ■

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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
東京飯店
ほんとうに、ベタでよいですね。
東京・大阪には、北京飯店が数多く存在しますが、東京飯店・大阪飯店は数少ないです。
(「大阪飯店」は、西成区に存在するラーメン100円を守っているお店の名前です。)

私が大阪生まれのためか、天津飯と呼びます。中華丼は中華飯とは呼びません。

芙蓉蟹をはじめとする、日式中華は言われてみれば、そうですね。
でも、中国は広いから、どこかの郷土料理になっているかもしれません。
回鍋肉は中国にもありますね。そういえば、甘みが少なめだったような気がします。
http://4travel.jp/traveler/nao0880/pict/12605982/src.html
后海近くの、竹園賓館で食べた回鍋肉です。味噌は入っていたように思います。
2009/08/03(月) 08:11 | URL | nao0880 #4aiYG7/g[ 編集]
nao0880さんへ
やっぱり、関西では天津飯が普通なんでしょうか。
そう言えば、中華丼には中華飯という言い方はありませんね。

回鍋肉は中国にもありますが、日本のものとはやはり違います。
(というより、日本のものが中国と違う、と書くべきでしょうか。)
こちらの回鍋肉はかなり脂っこいので、あまり食べません。
回鍋肉に関して言えば、日式中華派です。
2009/08/03(月) 23:08 | URL | ayazi #-[ 編集]
ベタベタですなぁ・・・
別の方が台湾ブログで日式中華を特集されてました。面白いもんですな・・・

日本人在住者の数にもよるのでしょうが、たぶんインドで日式カレー屋や、イタリアで日式パスタ屋もはやりそうな気がするんですよね。

でも、たぶん日式中華がトップでしょう。
外国料理だったはずなのに、一番浸透しているというナゾ。ラーメンは和食です♪

ハイハイ♪
2009/08/05(水) 11:06 | URL | おまつ #mQop/nM.[ 編集]
おまつさんへ
台湾にも日式中華のお店があるのですね。
日本に行ったことのある人も多いでしょうから、結構市場があるのかもしれませんね。
日本で暮らしたことのある中国人の中にも、日本のラーメンが好物という人もかなりいらっしゃると聞きます。

カレーもラーメンももともとは外国の料理なのにいまや国民食的存在。
私もこっちにいて懐かしくなる味です。
2009/08/05(水) 19:34 | URL | ayazi #-[ 編集]
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