【苗穎竹蓀鵝美食城】竹蓀鵝

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キヌガサダケとガチョウのお鍋
竹蓀鵝(zhu2sun1e2)
P1160209.jpg
【データ】とき:6月28日/ところ:十里河・苗穎竹蓀鵝美食城/ねだん:記事参照

さて、「鹵水鵝(lu3shui3e2)=ガチョウのお煮染め」目当てに
はるばる十里河までやってきたが、
苗穎竹蓀鵝は鹵水の専門店ではない。
メインはこの竹蓀鵝という鍋料理だ。

竹蓀(zhu2sun1)は、キヌガサタケ。
鵝(e2)は、ガチョウ。
お鍋のベースはガチョウをじっくり煮込んだスープで、
メインの具材はキヌガサタケとガチョウの肉だ。
名前のまんま。

もともとは苗族の料理らしいが、苗穎竹蓀鵝美食城自体は山東省の店だという。
2001年に山東省で開業し、フランチャイズ制で徐々に支店を増やしている。
北京市内にも結構支店があるようだけど、
市の中心部ではなく、ここ十里河とか、豊台区とか、昌平区といった郊外が中心だ。
そう言えば、田源鶏もそんな感じの支店展開をしているなあ。

鍋底(guo1di3)と呼ばれるベースのスープは、大きさによっていくつか値段がある。
私たちがこの日食べたのがどのサイズだったのか正確には覚えていないのだが、
おそらく40元程度だったのではないだろうか。

ところで、竹蓀鵝には食べ方指南がある。
P1160189.jpg

全部で5ステップ。

第一歩:品鮮湯
第一に、スープを味わうべし。

P1160195.jpg

まずはスープをいただく。
ガチョウは肉を食べるとこってりとして脂っこいけれど、
こうしてスープにするとそのこってりさがコクになって実に深みがある。
舌や口の中に、ガチョウの旨味のヴェールがぴっとりと貼りついて、
それがゆっくりと溶けていく感じだ。

正直なところ若干しょっぱいのだけれど、
旨さにつられてついついレンゲを口に運んでしまう。
やめられない。

オリジナルの味を楽しんだら、後はお好みで薬味を入れる。
胡椒を入れてもいい。

P1160203.jpg

ん?このステップ、どっかで・・・
そう、田源鶏のスープの飲み方とよく似ている。

「田源鶏と同じですね!」
店員さんに言ったら、
「田源鶏とは違いますよ!あっちは鶏です。」
と生真面目に、多少機嫌を損ねたような口調で言い返された。
「わ、わかってますって。飲み方が似てますねってことです・・・」
慌てて訂正。
失礼いたしました。

第二歩:嘗竹蓀
第二に、キヌガサタケを賞味すべし

P1160198.jpg

このキヌガサタケは、最初に頼んだ鍋底(guo1di3)についているもの。
もっと食べたければ追加も可能(一皿28元)。

キヌガサタケは竹の根元に生えるキノコで、
その白く優美で繊細な姿から「キノコの女王」と呼ばれている。
高血圧、神経衰弱、胃腸疾患等によく、癌予防にもなって、
おまけにダイエット効果まであるそうだ。
えらく多機能な女王さんだ。
日本で食べると高級食材なんだろうなあ。
こっちでなら一皿28元。

ショワショワ、ショリショリして美味。
ベースのスープがガチョウの味がしっかりと出たコクうまスープなので、
タレにつけなくても充分いける。

一応麻醤(ゴマだれ)を頼んだけど、ほとんど使わなかった。
P1160212.jpg

キヌガサタケのレースのようなひだひだの一つ一つにスープのうまみがよーく染みこんで、
口の中でしょわんとわき出してくる感じが幸せだ。
思わず顔がほころぶ。

第三歩:吃鵝肉
第三に、ガチョウ肉を食すべし。


なのだけれど、私たちはガチョウ肉を頼まなかった。
いわく、
「ガチョウ肉はしつこいし、スープで充分。かわりに鹵水鵝を食べればいい。」
とのこと。

なのでこのステップは飛ばして・・・

第四歩:放[シ刷菜]
第四に、具材を入れるべし。

P1160208.jpg

ここでようやく鍋の具を投入となる。
この日私たちが頼んだのは野菜一種類と肉団子、そしてキノコが二種類。

油麦菜(you2mai4cai4):5元/撒尿牛肉丸(sa1niao4 niu2rou4wan2):18元
P1160206.jpg P1160204.jpg

え?
P1160214.jpg

サ、サーニァオニウロウワン?
撒尿って、オシッコする牛肉団子?
まさか、牛のオシッコ入り???

てなことがあるはずはなく、答えは一口かじって実感することに。
向かいに座った友人が肉団子をかじったら、
ピュッと中の肉汁が飛び散って私のお腹を直撃。

中がこんな風に二重構造になっていて、溶け出したスープが飛び出てきたのだった。
P1160213.jpg

とんだオシッコミートボールめ。

おしっこミートボールもいいが、竹蓀鵝の具の主役は断然キノコ。

黒牡丹(hei1mu3dan1):12元/老人頭(lao3ren2tou2):16元
P1160205.jpg P1160207.jpg

黒牡丹、老人頭とも日本語名不明。
どなたかお分かりの方、いらっしゃいます?

老人頭はこれまでもキノコ鍋で何度か食べているけど、黒牡丹は初めて。
私は黒牡丹がお気に入りだった。
シメジのような旨味があって、ヒラタケよりもしっかりした肉質。
でも縁のほうはショリショリとしていてマイタケのような軽さもある。

野菜はなるべく後になってから入れるのが、こちら風の具の入れ方。
基本的には、肉、キノコ類、野菜の順だ。

P1160215.jpg

そしてこのタイミングで入れる青菜は、次のステップへの布石でもある。

第五歩:吃麺食
第五に、麺を食すべし。

P1160216.jpg

シメは麺である。
この面片(mian4pian4)を
「私はそんなに上手くなくって・・・」
と謙遜し、ハニカミつつの手延べパフォーマンスで
ぶるんぶるーん、びよんびよよーんとのばしてくれた。

P1160218.jpg P1160220.jpg

無事投入。
P1160224.jpg

いっただっきまーす。
P1160225.jpg

はふはふっとな。

スープにはガチョウ+キヌガサタケ+肉団子+キノコの旨味がたっぷり。
特に黒牡丹の風味が絶品だ。

この日は二人だったのでキノコを二種類しか入れなかったけど、
大人数で来たらもっと沢山キノコを入れて豪勢な鍋に出来るなあ。
そしたらキノコの旨味も複合的になって、もっと厚みも深みも出て・・・
ああ!
次は麺じゃなくてご飯を入れてもらうようにお願いしようか。

このお鍋、田源鶏以来のヒット鍋!
ちょっと遠いのが難点だけど、実は龍頭公寓から割とすぐ近く。
そう思ってみれば、心理的な距離が縮まるかも。
また行ってみてもいいかなあ。
フランチャイズ店なのでもっと近いお店もあるかもしれない。
探してみよおっと。


■お店情報■
苗穎竹蓀鵝美食城(十里河店)
P1160188.jpg
朝陽区十里河居然之家の北側50メートル
010-6732-8877/8736-5563
*東三環の十里河橋を東方向に曲がり、大洋坊路を直進。
 居然之家(インテリア家具センター)前のT字路を左折して北へ50メートルほど。
 道の右側にあります。

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cover_manpuku.jpg
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