【武夷山】銀駿眉

【武夷山】銀駿眉
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銀駿眉
銀駿眉(yin2jun4mei2)
P1150704.jpg
【データ】とき:5月30日/ところ:-/ねだん:いただきもの

しばらく我が家に滞在していた「寮生」、広東少女さんが
中国茶教室の研修旅行で武夷山に行ってきた。
そのお土産としていただいたのが、この銀駿眉というお茶だ。

銀駿眉と言っても、あまり耳慣れない人も多いかもしれない。
では、正山小種と言い換えよう。
それでもピンと来ない?
では、ラプサン・スーチョンなら分かるかな?

私は、ラプサン・スーチョン、正山小種までは知っていたけど、
銀駿眉は知らなかった。

正山小種は、武夷山市星村鎮桐木というところで作られる中国紅茶。
松の木でいぶした独特のスモーキーな香りと味で有名な中国紅茶である。

そのうち、松脂の匂いのきつい輸出用のものがラプサン・スーチョン、
それとは別に中国人がおいしいと思うように作られているのが正山小種。
ちなみに現地では、
西洋人の嗜好に合わせて作る(英文字の)ラプサン・スーチョンと
中国紅茶としての正山小種は、
別の物だと認識されているようだ。

▼このあたりのことは、こちらの人民中国の記事が詳しいのでこちらをどうぞ。
中国茶文化そぞろ歩き「正山小種を訪ねる」

その正山小種は、金駿眉と銀駿眉とに分かれる。
金駿眉は芽の部分のみを使った芽茶、
銀駿眉は一芽一葉なんだとか。

茶摘みの手間を始め、各製造工程でとても手間がかかり、
どちらもとても高級なお茶だそうだ。
特に金駿眉は最近ブランド茶として人気が出始めていて、
とても個人が趣味で飲むには手が出せないような
目玉の飛び出るような値付けがされている。

ある日、その金駿眉を飲む機会に恵まれた。
正山小種だと思ってそのつもりであの松脂の香りを脳裏に描いて一口飲んだら、
これがなんと、甘い!
それも、べっこう飴をお湯で溶かしたようなとろりとした甘さだ。
蜂蜜のような甘さと例える人もいるとかで、あとで聞いて納得。
燻したような香りはほのかに感じる程度で、
お茶の味自体もほんのりとした味わいで上品だった。

が、私は正直なところちょっと物足りなかった。
金駿眉を飲みながら、銀駿眉のガツンと来る荒々しさが恋しかった。
根が粗野にできているのだろう。

それで、金駿眉を飲んだ翌日に自分で銀駿眉を淹れてみた。

P1150701.jpg

茶葉はこんな感じ。
P1150699.jpg
(ちょっとぼけてますが)

ブリーチをかけたみたいに薄い色の茶葉が混じっている。

紅茶だけど、中国茶なので蓋碗で。

P1150703.jpg

ティーポットにカップ&ソーサーだと面倒でついつい敬遠しがちだけど、
蓋碗と茶杯なら気軽に入れられていい。
ずぼらな私にはありがたい作法だ。

いやそれにしても、茶葉入れすぎ?
何しろ金駿眉が物足りなくてガツッとしたのが飲みたかったので、
ついつい茶葉もたっぷり入れてしまったのだ。

銀駿眉は、ラプサン・スーチョンよりはかなりマイルドで上品だけど、
金駿眉よりは骨太でガツッとくる。
こちらに向かって勢いよく足を踏み出してくるような力強さを感じる。
奥ゆかしさはないが、力強い押しがあって頼もしい。

そしてこの銀駿眉で面白いのが、
かつおぶしのような風味を感じること。
燻しているからだろうか。
それとも、うま味成分が出ているからだろうか。
そういえば、貴州料理で多用される糊辣椒(hu2la4jiao1)でも海の味を感じた
あれと同じことが起きているのだろうか。

これが、葉底(ye4di3)。
P1150707.jpg

お茶がらである。
中国茶は、飲む前に茶葉を見て、お茶を味わって、飲んだ後にも茶葉を見るんだそうだ。
チョコレートみたい。

それにしても、金より銀のほうがお安いとは言っても、充分高級茶だと思う。
広東少女さん、ありがとう。
大切に飲ませていただきます!


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cover_manpuku.jpg
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