昔ながらの北京料理
老北京菜(lao3bei3jing1cai4)
【データ】とき:5月27日/ところ:東四十条・福家楼/ねだん:全部で181元
(「【福家楼】老北京菜之一」からの続きです。)
まだまだ続く「老北京菜」の数々。
さすがに8名もメンツが揃うと、いろいろ頼めてほくほくだ。
大人数で食事っていいな。
いっぱい頼めてうれしいな。
疙瘩湯(ge1datang1):中華風すいとんのスープ

疙瘩(ge1da)は、「球状のもの、塊状のもの」。
疙瘩湯は、ちょうど日本のすいとんのようなものが入ったスープだ。
でも、疙瘩にはもう一つ意味がある。
「できもの、はれもの、にきび」がそれ。
「長疙瘩(zhang3ge1da)」と言うと、「できものが出来た」という意味になる。
「長(zhang3)」は、「生える、できる、生じる」ということ。
ちなみにこの時は「長い」の意味のように「chang2」とは読まない。
要は中華風すいとんなのだが、
このメニューと中国語を知っている日本人どうしでは別の呼び名で通る。
ズバリ、「おできスープ」。

↑この日の「おできスープ」は青菜がたっぷり入ったトマトベースであっさり味。
送別会参加メンバーは、
北京生活はそれなりにベテランさんばかりだったけど、
このスープの存在自体を知らない方も多かった。
そんな「おできスープ初体験」組も、
「何これ〜?知らな〜い」
が、一口食べて
「おいし〜!」
に変わる。
そして
「も一杯食べよ。」
とおかわり。
大人気だった。
このあたりが、ローカルフードを紹介する醍醐味ね。
初めてだった皆さま、次はお友だちに、
「おできスープっていうのがあってね・・・」
って、教えてあげてね。
香椿豆(xiang1chun1dou4):香椿と大豆の前菜

ほろ苦い春の味覚、香椿。
香椿炒鶏蛋(香椿と卵の炒めもの)と並んで、
この香椿豆も香椿を使ったメニューの定番だ。
▼香椿と香椿炒鶏蛋についてはこちらをどうぞ。
・【8610食庫】香椿炒鶏蛋
ここまでがおかず。
しばらくビールとおかずをモリモリ食べて、
送別会だということすら忘れるくらいわいわいしゃべって、
「さて、じゃあ何かご飯物でも頼みますか?」
となった。
くすくす。
この「最後に主食系を頼む」に何の違和感も感じないあたり、
北京生活もベテラン揃いですなあ。
醤油炒飯(jiang4you2chao3fan4):醤油チャーハン

たまり醤油で味付けしたシンプルなチャーハン。
葱くらいしか入っていないように見えるのに、どっこいなかなか豊かな味わい。
濃い醤油色にめげずに頼んでみて!
実は意外にいけてない北京で食べるチャーハンの中では、
かなりオススメ度の高いアイテムだ。
鍋貼(guo1tie1):焼き餃子

水餃子が主流のこちらにあっては、焼き餃子は「餃子」とすら呼ばれない。
こちらの焼き餃子は、食べきれなくて余った水餃子を
なんとか口に出来るように工夫した苦肉の策のメニュー。
鍋に貼り付けるようにして焼くので「鍋貼」。
日本の焼き餃子みたいに皮が薄くないので、
もったりしてそれほどおいしいものではない。
やっぱり水餃子のほうがいい。
炸醤面(zha2jiang4mian4):ジャージャン麺

ご存知、ジャージャン麺。
老北京菜と言えばこれ!というくらダントツの知名度を誇る。
ゆでたうどんにお野菜の千切りや大豆の水煮などをのっけて、
肉みそをかけて混ぜ混ぜしていただく。
ただ、あまり期待してはいけない。
中国は麺の本場だと思われているが、
実は北京で食べる麺はそれほどおいしくない。
こちらの人は麺の腰をあまり重視しないのか、
ぼそぼそした雑な食感のものが多い。
刀削麺なんかはおいしいのにね。
肉みそも油たっぷりで塩気もたっぷり。
一度は食べてみたらいいけど、日常食にはならないなあ。
どっかに「これは!」と目がキラーンとするような
衝撃の炸醤麺ってないものだろうか。
*****
・・・とまあぶちぶち言ってはいるけれど、なんだかんだとよく食べた。
日頃あまり老北京菜になじみのない方々には物珍しく新鮮で、
普段からベタ系ローカル中華を愛する私(とさんじょさん)には懐かしく、
そしてお財布にも超級にやさしい普段着中華。
これだけ頼んで、ビールもたんまり飲んだというのに、
なんと全部で181元!
やめられません。
【福家楼】老北京菜
・「【福家楼】老北京菜之一」
・「【福家楼】老北京菜之二」
■お店情報
福家楼
東城区東四十条23号
8403-7831
■過去の老北京ローカルメニュー関連記事
【後海・北京小吃紀行フルラインナップ!】
・後海・北京小吃紀行〜炒肝
・後海・北京小吃紀行〜鹵煮火焼
・後海・北京小吃紀行〜爆肚
・後海・北京小吃紀行〜芥末白菜
・後海・北京小吃紀行(番外)〜杏仁豆腐
・後海・北京小吃紀行〜麻豆腐
・後海・北京小吃紀行〜豆汁
・後海・北京小吃紀行〜炸咯吱
・後海・北京小吃紀行〜冰糖葫蘆
■ブログランキングに参加しています。
ポチッとクリックしてくださるとうれしいです!

↑人気blogランキング(カテゴリー:グルメ)

↑FC2のブログランキング(カテゴリー:アジア)
老北京菜(lao3bei3jing1cai4)
【データ】とき:5月27日/ところ:東四十条・福家楼/ねだん:全部で181元
(「【福家楼】老北京菜之一」からの続きです。)
まだまだ続く「老北京菜」の数々。
さすがに8名もメンツが揃うと、いろいろ頼めてほくほくだ。
大人数で食事っていいな。
いっぱい頼めてうれしいな。
疙瘩湯(ge1datang1):中華風すいとんのスープ

疙瘩(ge1da)は、「球状のもの、塊状のもの」。
疙瘩湯は、ちょうど日本のすいとんのようなものが入ったスープだ。
でも、疙瘩にはもう一つ意味がある。
「できもの、はれもの、にきび」がそれ。
「長疙瘩(zhang3ge1da)」と言うと、「できものが出来た」という意味になる。
「長(zhang3)」は、「生える、できる、生じる」ということ。
ちなみにこの時は「長い」の意味のように「chang2」とは読まない。
要は中華風すいとんなのだが、
このメニューと中国語を知っている日本人どうしでは別の呼び名で通る。
ズバリ、「おできスープ」。

↑この日の「おできスープ」は青菜がたっぷり入ったトマトベースであっさり味。
送別会参加メンバーは、
北京生活はそれなりにベテランさんばかりだったけど、
このスープの存在自体を知らない方も多かった。
そんな「おできスープ初体験」組も、
「何これ〜?知らな〜い」
が、一口食べて
「おいし〜!」
に変わる。
そして
「も一杯食べよ。」
とおかわり。
大人気だった。
このあたりが、ローカルフードを紹介する醍醐味ね。
初めてだった皆さま、次はお友だちに、
「おできスープっていうのがあってね・・・」
って、教えてあげてね。
香椿豆(xiang1chun1dou4):香椿と大豆の前菜

ほろ苦い春の味覚、香椿。
香椿炒鶏蛋(香椿と卵の炒めもの)と並んで、
この香椿豆も香椿を使ったメニューの定番だ。
▼香椿と香椿炒鶏蛋についてはこちらをどうぞ。
・【8610食庫】香椿炒鶏蛋
ここまでがおかず。
しばらくビールとおかずをモリモリ食べて、
送別会だということすら忘れるくらいわいわいしゃべって、
「さて、じゃあ何かご飯物でも頼みますか?」
となった。
くすくす。
この「最後に主食系を頼む」に何の違和感も感じないあたり、
北京生活もベテラン揃いですなあ。
醤油炒飯(jiang4you2chao3fan4):醤油チャーハン

たまり醤油で味付けしたシンプルなチャーハン。
葱くらいしか入っていないように見えるのに、どっこいなかなか豊かな味わい。
濃い醤油色にめげずに頼んでみて!
実は意外にいけてない北京で食べるチャーハンの中では、
かなりオススメ度の高いアイテムだ。
鍋貼(guo1tie1):焼き餃子

水餃子が主流のこちらにあっては、焼き餃子は「餃子」とすら呼ばれない。
こちらの焼き餃子は、食べきれなくて余った水餃子を
なんとか口に出来るように工夫した苦肉の策のメニュー。
鍋に貼り付けるようにして焼くので「鍋貼」。
日本の焼き餃子みたいに皮が薄くないので、
もったりしてそれほどおいしいものではない。
やっぱり水餃子のほうがいい。
炸醤面(zha2jiang4mian4):ジャージャン麺

ご存知、ジャージャン麺。
老北京菜と言えばこれ!というくらダントツの知名度を誇る。
ゆでたうどんにお野菜の千切りや大豆の水煮などをのっけて、
肉みそをかけて混ぜ混ぜしていただく。
ただ、あまり期待してはいけない。
中国は麺の本場だと思われているが、
実は北京で食べる麺はそれほどおいしくない。
こちらの人は麺の腰をあまり重視しないのか、
ぼそぼそした雑な食感のものが多い。
刀削麺なんかはおいしいのにね。
肉みそも油たっぷりで塩気もたっぷり。
一度は食べてみたらいいけど、日常食にはならないなあ。
どっかに「これは!」と目がキラーンとするような
衝撃の炸醤麺ってないものだろうか。
*****
・・・とまあぶちぶち言ってはいるけれど、なんだかんだとよく食べた。
日頃あまり老北京菜になじみのない方々には物珍しく新鮮で、
普段からベタ系ローカル中華を愛する私(とさんじょさん)には懐かしく、
そしてお財布にも超級にやさしい普段着中華。
これだけ頼んで、ビールもたんまり飲んだというのに、
なんと全部で181元!
やめられません。
【福家楼】老北京菜
・「【福家楼】老北京菜之一」
・「【福家楼】老北京菜之二」
■お店情報
福家楼
東城区東四十条23号
8403-7831
■過去の老北京ローカルメニュー関連記事
【後海・北京小吃紀行フルラインナップ!】
・後海・北京小吃紀行〜炒肝
・後海・北京小吃紀行〜鹵煮火焼
・後海・北京小吃紀行〜爆肚
・後海・北京小吃紀行〜芥末白菜
・後海・北京小吃紀行(番外)〜杏仁豆腐
・後海・北京小吃紀行〜麻豆腐
・後海・北京小吃紀行〜豆汁
・後海・北京小吃紀行〜炸咯吱
・後海・北京小吃紀行〜冰糖葫蘆
■ブログランキングに参加しています。
ポチッとクリックしてくださるとうれしいです!

↑人気blogランキング(カテゴリー:グルメ)

↑FC2のブログランキング(カテゴリー:アジア)



