【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会

【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

P1140670.jpg
【データ】とき:4月5日/ところ:A先生家/ねだん:-

ワイン会のAさんから、
五大シャトーのセカンドワイン(1997年)の試飲会にお誘いいただいた。
ワイン会に参加しているIさんが、5本、一気に放出してくださったと言うのだ。
なんて太っ腹な!!

「ワインを勉強中!」と言いつつ、
毎回ワイン会では欲張って全ボトル制覇を目論見るものの
結果としてまだら記憶喪失になってばかりでちっとも成果の上がらない私なのに、
こんなすごい集いにお声がけしていただけるなんて・・・
感激しつつ内心びびりながら出かけて行くと、
そこには本当にネットで見た神々しいラベルのボトルが鎮座ましましていた!

P1140661.jpg
(興奮とびびりでぶれぶれ。)

左から、
・PAVILLON ROUGE de Chateau Margaux 1997
・CARRUADES de LAFITTE PAUILAC 1997
・LE PETIT MOUTON 1997
・LES FORTS de LATOUR 1997
・CHATEAU BAHANS HAUT-BRION 1997


ああ、こんなすごい名前を書き連ね、そして飲む機会があろうとは!
(と言いつつ、五大シャトーがどことどことどことどことどこで、
 セカンドワインが何かってことを参加前にネット検索したことを
 ここに告白しておきます・・・)

まずはシャルドネで口湿し。

Bourgogne Hautes-Cotes de Beaune 2007 Chardonnay (Domaine Chevrot)
P1140667.jpg

ドメーヌ・シュヴロのオート・コート・ド・ボーヌの白、シャルドネ100%。
酸がしっかりした、軽めの辛口。

「これがなかなかいいワインなんですよ。」
とAさんが出してくださったこのワイン、
後で調べてみたら、実はAさんとご縁のあるワイナリーのものだった。

ドメーヌ・シュヴロは、ブルゴーニュ地方にあるワイナリーで、
現オーナーのパブロさんの奥様であるかおりさんは、
なんとAさんの勤務先の社員だったのだそうだ。
(後で伺ったら、Aさんはこのことはご存知なくて、
 純粋にワイン自体に注目されていたとのこと。)
シニア・ソムリエの資格を取得した後、フランスに留学。
その留学先でパブロさんと出会って結婚され、
今はご夫妻が力を合わせてワイン造りに当たっていらっしゃるそうだ。

胃袋のほうもほどよく開いたところで、
Aさんお手製のお料理と共に幸せな試飲会のスタート。
今回の試飲は、水平試飲という全種類を同時に平行して味わうスタイルだ。

P1140663.jpg

Aさんがあらかじめ各自の席の前に銘柄を記した紙を用意してくださっていて(すごい!)、
銘柄表記の上に置いたワイングラスに該当する銘柄のワインを注いでいく。

P1140671.jpg

これだと、どの銘柄かを常に意識して飲むことができて、
私みたいに「えっとこれ、なんだったっけ?」なんていう初心者も分かりやすくていい。

P1140668.jpg

1997年は雨が多くてワインにとってはあまりいい年ではなく、
ヴィンテージワインにはならない不作の年だったとのこと。
だから、あまり長く寝かせずに早飲みすべし!と言われているそうだ。

P1140669.jpg

「保存状態もよくないし、もしかしたらすごく悪くなっているかもしれない・・・」
とIさんは心配顔だったが、
(だからワイン通ではなくて、発展途上の私みたいなのに白羽の矢が立ったみたい)
どれもしっかりとおいしい、さすがは五大シャトーと納得のお味だった。
なーんて、分かった風なことを書いているけど、すべてAさんやIさんの受け売り。

さて、水平試飲ということで、
同時に開栓してグラスに注ぎ、
同時に匂いをかぎ、
同時に口に含んでみた訳なのだが、
それぞれ時間の経過によって変化があって実に面白かった。

PAVILLON ROUGE de Chateau Margaux 1997
P1140660.jpg

マルゴーは、最初からぱあっと華やかに香りが広がった。
この日の優等生。
チョコやベリーの香り。
ただ、その分のみ進むうちに水っぽく感じるようになった。

味のほうは・・・
その時はいろいろ感じながら味わっていたはずなのだけれど、
今いざ書こうとすると、あれ?
なにしろ飲んべえなだけでド素人なもので、
鼻も舌も未発達、さらにワインを表現するボキャブラリーが乏しい。
レポートは勘弁してもらうとして、
Aさん、Iさんとお知り合いの方は直接お聞きになってくださいませ。

CARRUADES de LAFITTE PAUILAC 1997
P1140659.jpg

ラフィットは、杉や鉛筆の芯みたいな青っぽい香りから
チョコのような甘い香りへと穏やかに変わっていった。
「貴族的」でデリケートで上品、だそうだ。

LE PETIT MOUTON 1997
P1140658.jpg

ムートンは、とても面白かった。
なかなか開かず頑固に内に閉じこもり続けたかと思えば
1時間以上もたってから突然はじけるように香り始めたのだ。

最初は「これはだめか」というくらい固く閉じて
ちっとも鼻腔をくすぐってくれなかったのに、
本当に突如、鼻の粘膜がびりびりするような芳香を放ち始め、
嗅いでいるだけで酔いが脳天に昇っていくような感じがした。
あんまり香るので、口に含むのが惜しかったほどだ。

会話に出た香りの表現は、
青っぽい森、赤い花、すぐり、西洋ネギ、クローデットクリーム。

LES FORTS de LATOUR 1997
P1140657.jpg

ラトゥールは、
途中ばほばほっとむせるように甘く香ってしゅうっとおとなしくなった。
最後はちょっとほこりっぽさが感じられた。

CHATEAU BAHANS HAUT-BRION 1997
P1140656.jpg

オーブリオンは動物的な獣臭や腐葉土の香りで脳をくらくらさせられた。
この日一番のお気に入り。

「動物的な香り」というAさんの解説に首をかしげながら鼻を近づけてみると、
おお!確かに、犬の毛の匂い、
しかもばふっと犬を抱きしめた時の体温のこもった毛の匂いがするではないか!

「“濡れた子犬の匂い”と言うらしいですよ。」
ああそう、それそれ!
「腐葉土とも言いますね。」
おお、それもするする!

これ、好きだ~。
「ayaziさんは発酵食品好きですからね、オーブリオンは好きでしょう。」
なるほど、発酵ものの匂いかあ。
こうしていろいろ飲み比べると、自分の好みがどういうタイプなのかよく分かるなあ。

3時間くらいかけてゆっくり飲み比べをしてみたけれど、
やっぱりムートンとオーブリオンが好きだった。

特にオーブリオン。
匂いの割りにガツンとくる味だなあと思ってそう言ったら、
「血っぽい感じでしょう?それはタンニンから来ているんですよ。」
とAさんが表現の助け船を出してくださった。
「だからジビエに合いますよ。」

ふーん。
つまりは食べ物も発酵食品やジビエが好きってことか、私は。

5種類のワインを飲み比べた後で、
最後に若いニューワールドワインをいただいた。

GRAFFIGNA MALBEC
P1140662.jpg

アルゼンチンのワイン。

「ああ、これはもう、典型的なニューワールドワインの香りがしますね。」
Aさんが即座におっしゃる。
「乳酸発酵の匂いです。」

言われてかいでみると、確かに、乳酸飲料系の甘い香りがする。
ヤクルトやをうんとうんと甘くとろりとさせたような?
カルピスみたいな感じ?

そして、色。
若いニューワールドワインの紫がかった赤味の強い色と比べると、
12年の時を経た五大シャトーワインは明らかに
オレンジや煉瓦色のかかった枯れた色合いをしている。

P1140686.jpg

こうして比べてみると、違いがよーーく分かって面白い。

それにしても、五大シャトーのセカンドワイン飲み比べなんて、
もうこの先こんな幸せな経験はできないだろうなあ。

「日本のワインバーで飲んだら、3万円コースですよ。」
ええっ!?
なんと贅沢な!
文字通り、おいしい思いをさせていただいた休日の夜だった。

ああ、Aさんの素晴らしいお料理のことを書かないままにこんなに長くなってしまった。
お料理については、明日っ!

▼Aさんのブログもどうぞ。
北京情報・ワイン・食べ歩き


■お知らせ■

このブログをベースにした本が出版されました!

cover_manpuku.jpg
●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
アマゾンで「満福」
セブンアンドワイで「満福」
ビーケーワンで「満福」
楽天ブックスで「満福」

▼詳細はこちらで!
『北京で「満福」』、7月25日発売です!

■ブログランキングに参加しています。
 ポチッとクリックしてくださるとうれしいです!
banner2.gif
↑人気blogランキング(カテゴリー:グルメ)
a_02.gif
↑FC2のブログランキング(カテゴリー:グルメ)
スポンサーサイト

[RSS] [Admin] [NewEntry]

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。