【望京一号】重慶特色菜

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重慶料理
重慶特色菜(chong2qing4 te4se4 cai4)
P1140483.jpg
【データ】とき:3月25日/ところ:東湖渠・望京一号/ねだん:記事参照

望京方面に用があって出かけたついでに、
郊外の隠れ家レストランに行ってきた。

P1140473.jpg

望京一号。
五元橋の西北角にある、四合院造りの四川料理レストランだ。

なんでこんなとこに?
というくらい何もない辺鄙なところにあるってのに、
お店の門の前には車がたくさん停まっていてそこだけが異彩を放っていた。

門をくぐれば、中庭には大きな樹木が庭いっぱいに枝を広げている。
夏には気持ちのいい木陰を作ってくれそう。

P1140475.jpg
(↑暗すぎて何が何だか分からないと思いますが・・・)

もう少しあたたかくなったらお庭で食事をするのもよさそうだ。

▼店内の様子など詳しいことは、ともこさんのブログ記事をどうぞ。
《望京1号》ヌーベル重慶料理@北京

後から調べてみたら、なんでもこのお店の建物は明代の建築で、
清代には北京城から一番近い宿場だったそうだ。

ここの住所は「大望京村一号」なのだが、
この「大望京」という地名には西太后にまつわる話が残っている。

西太后は毎年承徳へ避暑に出かけていたが、
ある時、避暑から帰る途中でこの宿場に立ち寄り休憩した。
食事をし身体を休め、では出発という時、
西太后は手をかざして北京城の方向を望み、宦官に
「そう遠くないようだね。もう東直門のやぐらが見える。」
と言った。
それが由来になって、ここの名前は「大望京」に変わったんだそうだ。

うーむ、五元橋から東直門かあ。
徳勝門あたりの高さを参考にすると当時の城郭のやぐらはかなりの高さだったろうし、
視線を遮る建物も他になかっただろうけど、
東直門、見える・・・かなあ?

まあ、西太后にまつわるエピソードは沢山ありすぎて
この話の真偽のほども定かではないんだろうけれど、
こういう話は信じていたほうが歴史ロマンちっくでよいではないか。

さて、そんな歴史ロマンもつゆ知らず、私たちがのんきに食べたのは・・・

爽口西芹(shuang3kou3 xi1qin2):10元
セロリのさっぱり和え

P1140477.jpg

爽口(shuang3kou3)の正体は、お酢かな?
シャキシャキ、ショリショリというセロリの歯ごたえと相まって、
ほんとにさっぱり爽やか。

醋溜白菜(cu4liu1 bai2cai4):10元
白菜の黒酢炒め

P1140481.jpg

あらまたお酢ものですな。
今度は黒酢。

これはちょっといじりすぎた感あり。
こういう料理はもう少しシンプルにざっと炒めただけのほうが美味。

そしてこれがここの看板料理の一つ。

重慶花椒鶏(chong2qing4 hua1jiao1 ji1):84元
鶏肉の生山椒風味炒め

P1140478.jpg

1斤28元。
1羽丸ごと使うので、だいたい3斤くらい。

いわば辣子鶏の花山椒をすべて生の青い山椒にしたようなイメージ。
カラリと炒めるのではなくて、汁気を加えて炒め煮にしてある。

重慶の鉄山坪というところの名物料理だそうで、
花椒は四川から空輸し、使っている鶏も放し飼いのものだという。

辣椒(la4jiao1)=唐辛子は控えめ(これでも、ね)なので辛さはそれほどでもないが、
とてつもなくしびれる!
過激なほどのビリビリ度の高さだ!

P1140479.jpg

食べ進むうちに、唇がジョワワーンとしびれてだんだん麻痺してきた。
そしてヒリヒリし始め、
やがて唇がブルブルと震え出すような錯覚に。

「なんか、唇が動いているような気がする。」
「これは、“発電鶏(fa1dian4ji1)”だ!」

・・・
鶏の発音は「ji1」で、「機(ji1)」と同じ。
それで「発電機(fa1dian4ji1)」ならぬ、「発電鶏(fa1dian4ji1)」。
なるほどね、唇に小型の発電機をつけたみたいだってことか。
ビリビリ鶏肉食べて、唇がぶるるるるるるるっん!

ところで、この日は二人メシ。
注文の時に店員さんから
「食べきれないからこのくらいにしておいたほうがいいです。」
と強く言われ、しぶしぶこの三品でオーダーを終えていた私たち。

しかし、食べ続けるうちにどうにも物足りなくなってきた。
いや、量は足りている(どころか食べきれないくらい)のだが、
味が単調で食べ飽きてきたのだ。

追加オーダーしようとしたら、
案の定店員さんからは「もう頼むな」と言われたけど、
「どうにも味が単調なので。余ったら持ち帰るから。」
と押し切って、もう一品追加。

回鍋肉豆芽(hui2guo1rou4 dou4ya2):18元
発芽大豆とベーコンの炒めもの

P1140482.jpg

これは正解。
食卓の味に変化が出てよかった。

やや油っぽいのは気になるが、それを帳消しにする発芽大豆の旨味。
豆[豆支]の風味もいい。
思わずさらに白ご飯までもらって、ガツガツかっこんでしまった。

ちなみにここのご飯がなかなかにおいしかった。
中華料理店で白ご飯がおいしいのは珍しい。
そこにご飯の進む回鍋肉が飯の友とあって、一膳しっかり食べきった。
うーむ、いいのか?

ただし、店員さんのおっしゃる通り、メインの花椒鶏は食べきれず。
残った分はお持ち帰りして、翌日こんなのに化けた。

P1140499.jpg

里芋、ヒラタケと花椒鶏の煮物。
結構いけた。

このレストラン、お味のほうは特別、特別、驚くほどおいしい!
という訳ではないけれど、まずまずおいしい。
花椒の使い方が半端じゃないので、とにかく「麻(ma2)=ぴりぴりとしびれる」が桁外れ。
その過激な「麻(ma2)っぷり」がこの店の看板か。

「望京一号」という何にも考えてないようでかなりミステリアスな店名と、
車でしか行けない辺鄙な郊外にあるのに密かに人気で
隠れ家レストランに行ったという自慢したがり心をくすぐられること、
そしてど田舎~な周りの環境と四合院造りとのミスマッチ感が面白いこと、
などなどで、一度行く価値はある。

天気のいい日を選んで、
週末のお昼にでも何人か誘い合わせて行くのも悪くない、かな。


■お店情報
望京一号
P1140473.jpg
朝陽区東湖渠大望京村1号
010-6432-0332
*京順路を空港方面へ向かい、五元橋を過ぎたら一つ目の信号をUターン。
  300mくらい行くと、右方向にカーブしていく五環路に乗るための道があるのでそちらへ。
  その道がさらに二股に分かれているので、
  右側の道(「東湖渠」という標識のあるほう)に入り、50m行った右手。
  「なんかやたら車が停まってるな」と思ったら、そこが望京一号です。

<注意!>
  必ず京順路を走ってください!
  空港高速に乗ってしまうと、大幅に迂回する上に高速料金を取られてしまいます。
  (それは私らだ・・・泣)

■お知らせ■

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cover_manpuku.jpg
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