【興旺達】福建菜配自酿米酒

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福建料理と自家製米酒
福建菜配自酿米酒(fu2jian4cai4 pei4 zi4niang4 fu2jian4 mi3jiu3)
P1140344.jpg
【データ】とき:3月14日/ところ:馬連道・興旺達/ねだん:?(事情は記事参照)

山西麺で腹ごしらえした後は、馬連道へ大遠征。

評茶師の勉強をしているともこさんと広東少女さん、そして共通の友人Kさんとで、
なじみのお茶屋さんを冷やかした後、例のあの福建料理レストランへ行こう!
という企画だ。

まずはともこさんのなじみの紅茶専門のお店に立ち寄り、
新工芸白茶なるお茶や、
バイオテクノロジーを駆使して生産されている四川の紅茶をいただきながら、
店主の老師(ともこさんがこう呼んでいるので踏襲)から講釈を拝聴する。

ともこさん曰く、
「ここに来たらまずは話を聞かないといけない」
んだそうで、これはつまり前口上みたいなものだろうか。

老師の話は、
「紅茶は温性だから冬に飲むといい」
とか
「白茶は身体を冷やすから夏向け」
といった、
外国人(いや、中国人も含むか)がだーいすきで神秘の香りのする
いわゆる中医学に基づいたお茶の飲み分けを真っ向から否定し、
「この茶葉の含有成分はこれとこれで、
 その成分は人体にこういった作用があるからどうこう・・・」
という徹底的に科学に根拠を求めたものだった。

中国茶葉と中医学を結びつけて語り、
またそれをセールスポイントにする茶葉屋さんが多い中で、
老師のこの姿勢はかなり新鮮だ。

が、それも初めて聞くからかも。
毎回来るたんびにこれを一くさりやられるとしたら、
それはちょっと憂鬱かもしれない。

しかし、北京ではこの老師のところでしか買えないのでは?
と思われる稀少品のハイテク四川紅茶は、確かにおいしかった。
二両、お買い上げ~。

▼この日のことは、ともこさんがすでにレポートしてくれてます。合わせてどうぞ!
馬連道の福建料理@北京

さらに京茶城に移り、福建省出身のEmmaのお姉さん関係のお店、大翔へ。
(*「京閩茶城」の字、違ってました。お詫びして訂正いたします。2009/4/18訂正)
Emmaちゃんを呼び出していろいろ話をしながら、
福建の紅茶「坦洋工夫」をいただく。

思いがけず龍井の新茶が入荷しているというので、それも味見。
お湯で湿らせた龍井茶からは、
「板栗(ban3li4)=栗」の香りと中国人が表現する、
こっくりとした甘い木の実のような匂いがふくらむ。
ああ、春だなあ。

明前の龍井、なかなかよいお値段がついていた。
「中国では高いほど売れるから。」
これはEmmaの言。
そうなのよね。
でも私は試飲だけで失礼した。

そうそう、前々回の馬連道遠征の時に蝙蝠模様の茶杯を買ったお店も、
この茶城の4階に入っている。

善品堂というお店。
P1140325.jpg
(ちょっと暗くて分かりにくいかもしれない。)

さて、中国茶を飲むとお腹が減る。
昼の山西麺もすっかりこなれたところで、私たちが向かったのはもちろん興旺達。

▼過去の興旺達での食べっぷり:
【興旺達】福建菜(之一)
【興旺達】福建菜(之二)
【興旺達】福建菜(之三)
【興旺達】地道福建菜

そのレストランに向かう道すがら、Emmaが聞いてきた。
「春節に帰省した時に持ってきた自家製の米酒があるんだけど、飲む?」

米酒(mi3jiu3)は、糯米で作るお酒。
日本の甘酒みたいなイメージのお酒だ。
雲南料理とか貴州料理のレストランに行くとよく見かける。
その糯米酒を家庭で作ったものを持って帰って来たというのだ。

そんなの返事は決まっている。
「飲む!飲む!」
「誰かに飲んでもらいたいと思った時に、いちばん先に思い浮かんだのがayaziだったの。」
「わお!ありがとう!」
こういう時、私は全く遠慮を知らない。

興旺達に到着し、あれこれと料理のオーダーを済ませてから
いったん家に帰ったEmmaが持ってきてくれたのが、このお酒。

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(瓶は適当にみつくろったもので、この手作りのお酒とは関係なし。)

とろりとして、
甘酒のようなやさしい甘さがほんのりして、
日本酒のような風味もあって、
とてもおいしいお酒だった。
米酒というと甘ったるくてほとんどアルコール度数のないものを想像していたが、
これはそのどちらの想像をも、いい意味で裏切った。
はい、結構、来ます、これ。

「後勁児大(hou4jin4er da4)=後から酔いが回る」
とEmmaの言う通り、
飲み口がいいので油断してたくさん飲んでしまうと
後からずしーん、じわーんと酔いが回ってくる。

とは言え、Emmaの頼んでくれた福建料理をつつきながら、
結局一瓶きれいに空けてしまった。

手作り米酒の肴は、こんなラインナップ。

干しタケノコと豚肉の炒めもの/聖護院大根もどきの炒めもの
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ふかしジャガイモの醤油炒め/空心菜の炒めもの
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血豆腐と酸菜の炒めもの
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血豆腐と酸菜の組み合わせは初めて。
これは合うね。

オアチェン(牡蛎入りのお好み焼き風)/イシモチの蒸しもの
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剥皮魚(bao1pi2yu2)のソテー
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おそらく軽く干した状態の魚をスライスし、
ソテーというかムニエルというか、とにかく油で焼いてある。
これが絶品なのだ。

前回は、馬面魚(ma3mian4yu2)という魚を同じ調理法で食べたが、
(馬哈魚と書いていましたが、間違いでした。過去記事も訂正しました!)
今回は剥皮魚(bao1pi2yu2)という魚で。

カワハギ?
かなあ。

あんまりおいしかったので、
あっという間になくなっちゃった。

イカの卵巣とお豆腐の蒸したの
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青菜のスープ
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とろりとしていて、不思議な味わいだった。

チャーハン
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やっぱりここのチャーハンは美味。
でも、福建人の通う福建料理レストランのチャーハンは、
いわゆる福建炒飯(あんかけチャーハン)ではないのであった。

ところで、前回Emmaと一緒にこのレストランに来た時は彼女にお金を払わせてしまった。
だから今回は絶対にこちらがおごり返そうと思っていたのに、
結局またおごられてしまった。

いや、私もかなりねばったのだ。
Emmaが支払いを済ませる前にと思って早めに帳場へ行ったのだが、
お店の人はきっぱりと、
「もう済んでます。」

「いや、私が払うから!」
とかなり長いことねばったのだけれど、
「彼女からもらうから。」
とにべもない。

Emma自身も
「ここまで来てもらったのに出させる訳にはいかない。」
の一点張り。
ここは自分の場所、テリトリーだから、と言うのだ。

困ってお店の人を見ても、
「彼女からもらうから」
とがんとして私からお金を受け取ろうとしてくれない。
店ぐるみでお金を払うのを阻止されてしまった。

メンツにこだわっているというよりは、
客人に来てもらったらホスト側が出すのが当然というホスピタリティのほうを強く感じた。
こういうの、私は嫌いじゃない。
こうしておごってもらい、幸せな「負い目」が出来るからこそ、
次につながる。

その証拠に、私はこう思っている
馬連道はEmmaのテリトリーだから客人にお金を出させる訳にはいかないと言うなら、
今度は東方面の、たとえば日本料理レストラン、
つまり私のテリトリーに遊びに来てもらってEmmaにごちそうしよう!

割り勘では生まれない、いつまでも切れない人間関係。
それはそれで、心地よい。


■お店情報
興旺達
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宣武区馬連道街甲2号森源大厦1階
010-5269-0313
*馬連道茶城内の京閩大廈の向かいに伸びる福建料理ストリートをどんどん突き進み、
  どん詰まりにある倉庫とおぼしき森源大廈と書かれた建物に臆さず突入。
  中庭に出てすぐの右手にあるビル(これが森源大廈)に入ると左手にあります。

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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
福建省へ行った時「客家料理」のお店で飲んだお酒と似てるのかな?

甘くて、フルーティーで、でも度数が高い。
なんというか梅酒の梅なしみたいな感じでしたが(笑)
Emma様は客家の系統の方ですか?
2009/04/09(木) 22:40 | URL | 花猫 #-[ 編集]
花猫さんへ
Emmaから「自分は客家」という話は聞いたことがないし、場所的にも客家の住む地域ではなかったような・・・?
このお酒は、薄い甘酒のような風味がありました。
そしてどことなく日本酒っぽい感じでしたよ。
2009/04/10(金) 18:20 | URL | ayazi #-[ 編集]
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