【船屋葡國餐廳A Lorcha】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之十二)

【船屋葡國餐廳A Lorcha】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之十二)
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鰯のグリルに涙!ポルトガル料理が弱った心と体にしみる!
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【データ】とき:12月29日/ところ:マカオ・船屋葡國餐廳A Lorcha/ねだん:記事参照

【澳門瑪嘉烈蛋撻 Margaret's Cafe e Nata】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之十一)からの続きです。)

マカオ滞在最後の食事は、満を持して船屋葡國餐廳A Lorcha。
前回の香港マカオ食い倒れ紀行の時にも来たことがあるが、
やはりこの店を外す訳にはいかないだろう。

Hさん親子もH.Y.さんもいらしたことがないし、
料理もサービスも人気度合いも含めて総合的に評価が高いこの店には
ぜひお連れしたかったのだ。

それに、前回はポルトガル料理のことなど全く知らずにあてずっぽうなオーダーをしたので、
ある程度の知識のできた今、もう一度じっくりここの料理を食べてみたかったのだ。

▼あてずっぽうなオーダーの様子はこちらから。
【船屋葡國餐廳A Lorcha】香港マカオ食い倒れ紀行2007(之四)

と言うより、酒徒さんのブログで紹介されていた料理を自分も食べたかっただけ、
なんだけどね。

▼酒徒さんのア・ロルシャ食べある記!
マカオ15 - 旨い!茹でバカリャウとポルトガルチキンとタコリゾット!
マカオ怒涛の定番攻め!食べてるだけなのに忙しい!

ア・ロルシャは、前日夜に訪れたリトラルから目と鼻の先。
前の晩のうちに予約を入れておいたので、安心して入店する。
逆に言うと、この店に予約を入れずに席を確保するのは本当に至難の業。
それほどに人気店なのだ。

無事に着席して、まずはヴィーニョ・ヴェルデで乾杯。
残念ながら私は舐める程度で我慢。
私としたことが、本当に情けない。
Hさん、力一杯お付き合いできなくて、本当に申し訳ないことでした。

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マカオのポルトガル料理レストランで何がうれしいって、
このパンのサービスだ。
お店で焼いているかどうかは不明だが、
やわらかくて、ほんのり甘くて、実においしい。

極端な話、ワインとこのパンがあれば、
他はちょっとしたおつまみ程度で十分満足なのではないかと思うくらいだ。

なんてことはもちろん物の例えであって、当然お料理は頼むんだけどね。

鰯のグリル:82パタカ
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青魚が苦手というHさんに申し訳なく思いながらも、
どうしてもこれが食べたかった私。
だってほら、鰯だもの。
この日の午前中までは寝込んでいた私だ。
こんな日本を彷彿とさせるメニューを頼まないでいらいでか。

それに、中国大陸(特に内陸部)生活者にとって、
香港やマカオって、「日本の出島」的な存在。
日本に帰らなくても、日本のお菓子やおつまみ、
魚介類なんてのを買い込んだり食べだめしたりできて、
ありがたい存在なのだ。

んまーい!
焼く時にオリーブオイルこそ使っているけど、要は鰯の塩焼きだ。
感涙。
「白いご飯、持ってこーい!」てなもんだ。

丸々と太った鰯様。
北京生活じゃ旨い鰯なんて夢のまた夢だ。
鰯が苦手なHさんにかわって、二尾、いただきました。
おごちそうさま。

豚肉とアサリのアレンテージョ風:88パタカ
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前回当てずっぽうにオーダーして大当たりだったもの。
アレンテージョというのは「テージョ川の向こう」という意味で、
テージョ川南岸地域のことだそうだ。

なぜ「向こう」なのかと言うと、
ポルトガルは北部から興り、南へ南へと開拓が進んだ国。
テージョ川の向こう岸である南側は未開拓の地であり、
日本で言うところの「道の奥」のような存在だったのだという。
だからこの料理は、未開拓の地方の料理。
田舎の郷土料理的な位置づけなのかな?

マリネした豚肉とアサリをあっさりワインで煮てある。
豚肉とアサリの組み合わせは日本人には実に新鮮だが、
こうして料理されたものを食べてみるとその相性の良さに驚く。

アサリがとても新鮮でぶりぶりとしっかりした食感。
前日の海湾餐廳のものより、こちらのほうが断然いいものだった。
この料理ではなくてアサリだけをワイン煮にしても十分満足できたに違いない。

フライドポテトがつくのが決まり。
銀杏切りにしてあるのが日本人にはまた珍しいところだ。

バカリャウ:118パタカ
白[火合]馬介休
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ただゆでただけのバカリャウと野菜に、
ビネガーとオリーブオイルをかけて食べるシンプルの極致のような一品。

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この写真で、バカリャウのぶりりんっとしたしっかりとした存在感が伝わるだろうか。

ビネガーもいいが、レモンでさっぱりいただくのもまたよさそうだ。
いや、レモン醤油なんてのもまた乙かもしれん。
いかんいかん、胃腸が弱っているとついつい和食頭になる。

アフリカンチキン:108パタカ
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これもマカニーズ料理の代表格。
なぜこの名があるかは、例によって酒徒さんのブログに説明を譲ろう。

▼「マカオ料理なのになぜアフリカン?」
マカオ6 - 大航海時代が薫るマカオ料理をぺろり!

と言うか、正直なところ、お肉系はちょっとヘビーだったのだ、
この時の私には。
だからあんまり食べていないのね。

タコのリゾット:98パタカ
八爪魚[火合]飯
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お連れ嬢イチオシのタコリゾット。
これも、ア・ロルシャに来たら絶対に頼むと決めていたメニューだ。

期待を込めて一口。
「ん?薄い?」
口に入れた途端に襲ってくる濃密なタコのうま味を脳裏に思い描き、
舌で待ち受けていた私は、やや拍子抜けした。
「いやいや、なにせ今日の私は本調子じゃないからな。」
そう自分に言い聞かせてもう一口。
もっきゅもっきゅと咀嚼して、そしてもう一口。
他の料理を少しつまんで、さらに一口。

不思議なことに、タコのうま味がどんどん深みを増してくる。
おかしいな、ごくりと飲み下しているはずなのに、
まるでタコのうま味エキスだけが口の中に残って蓄積していくみたいだ。
スルメみたいなタコリゾットだった。

こうして、二日に渡ったマカオの食旅は幕を閉じた。
そもそも、マカオは何度行っても食べきれないほどの食の宝庫、
さらに体調を崩して痛恨の蝦ワンタン麺を食べ損ね、
二日目は力を発揮しきれないまま終了したこともあって、
まだまだ未征服感が強い。

そんな訳で、私の中ではもうすでに
「リベンジ!マカオ食い倒れ紀行!!」がほぼ決定している。
さて、実現なるか!
乞うご期待!!

(え?誰も期待してないって?)

【金馬輪咖啡餅店】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之十三)に続きます。)


■香港マカオ食い倒れ紀行2008
香港マカオ食い倒れ紀行2008(プロローグ)
【港灣壹號ONE HARBOUR ROAD】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之一)
【金興飯店】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之二)
【紅磡街市熟食中心】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之三)
【豆花店(正式名称不詳)】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之四)
【阿蔓諾葡国餐O Manuel】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之五)
【洪馨椰子】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之六)
【港湾餐廳RESTAURANTE LITORAL】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之七)
【黄枝記】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之八)
【利多澳門餐】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之九)
【莫義記】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之十)
【澳門瑪嘉烈蛋撻 Margaret's Cafe e Nata】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之十一)
【船屋葡國餐廳A Lorcha】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之十二)

■前回の香港マカオ食い倒れ!
香港マカオ食い倒れ紀行2007

■お店情報
船屋葡國餐廳
澳門河邊新街289號地下
289 Rua do Almirante Sergio
+853 2831 3193
媽閣廟の近くです。


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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
いわしの塩焼きは日本人にとっては珍しくも何ともない料理ですが、何故か中国には見られません。豚やアヒルの炙り焼きはあっても魚の焼き物はありません。蒸し、煮込み、揚げのいずれかです。不思議な気がします。
2009/02/16(月) 19:31 | URL | hero #-[ 編集]
heroさんへ
網で焼く、という調理法は確かにあまり見かけませんねえ。
そもそも中国の食文化は肉、それも羊肉や豚肉が中心ですから、食材的に向いてはいないのかもしれませんね。
2009/02/16(月) 23:10 | URL | ayazi #-[ 編集]
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