【潮汕小館】魚飯

【潮汕小館】魚飯
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潮州風魚の干物もどき
魚飯(yu2fan4)
P1130014.jpg
【データ】とき:12月21日/ところ:関東店南街・潮汕小館/ねだん:48元(たぶん)

前回潮汕小館で食事をした時に、
ものすごく気になっていたのに食べられなかったメニューがあった。
それが魚飯(yu2fan4)。
メニューでまるまる1ページ割いてあり、
さんまだのなんだの、いろんな魚の種類が書いてある。

魚ご飯?
魚を使って土鍋で炊いたご飯?
それともお粥?
いや、チャーハンか?

見当がつかなくてお店の人に聞いてみたら、まったく予想外の答えが返ってきた。
魚を天日で干したものです
 現地の人はこれをご飯がわりに食べるんで、魚飯と言うんですよ。
 よその土地の人の中には、生臭いから苦手という人も多いです。」

<お詫びと訂正>
「干したもの」という説明だったと思うのですが、
これは私の間違い(聞き間違い?汗・・・)。
日本の干物みたいに作るのかと思ったのは私の早合点で、
一度塩水でゆでてあるそうです。
それを熱々ではなくて、冷ましてから食べるので、
「冷魚」とも言われています。
漁民たちが帰港が遅れた際に
このままでは捕獲した魚がだめになってしまうからと、
塩水でゆでてから塩を振って保存したのが始まりで、
まるでご飯のように食べ飽きないのでこの名があるそうです。
ということで、メニューの日本語名もこっそり「干物もどき」に変えておきました。
すみません・・・
(2009.1.13訂正)


おお、それは面白い!
そう思って頼もうとすると、
「売り切れてしまいました。
 毎週土曜日の夜に潮州から空輸で仕入れるんです。
 いつもだと、だいたい8時すぎに届きますよ。」

この日、土曜日。
時間は昼。
なーんと、次の入荷の直前で、最も品薄のタイミングだったのだ。

「ないとなるとかえって食べたくなるね。」
「よし、次は日曜の昼に来よう!」

そして何週間後かの日曜の昼。
決意通り私たちは潮汕小館のドアを開けた。
(引き戸なのねー)

席に着くなり、確認。
「魚飯ある?」
「ありますよ!何にしますか?」
「何があるの?」
「××と、○○と、△△と・・・」
わ、わからん!
「あそこに並べてありますよ。」
思わずローソイコーナーに並べてある実物を見にいった。

P1130009.jpg

左奥に並んでいるのが魚飯だ。

P1130007.jpg

そしてびっくり。
この真ん中にある魚、アジによく似ている。
大巴浪魚(da4ba1lang4yu2)というらしい。

よし、アジ(じゃないけど)、食べたい。
これにしよう。
決定。

そして待つことしばし。
じゃーん。

P1130015.jpg

・・・そのまま出てきた。
むー、つまり、アジ(もどき)の干物もどきをそのまま食べるってことか。

ややひるんだが、何しろこれを食べるためにこの店に来たんである。
ここでひるむようでは食いしん坊の名が廃る。

P1130018.jpg

一口。
ん?意外に、オッケー?

生臭いと言えば生臭い。
でも許容範囲。
身が思ったよりふっくらしているのもうれしい誤算だ。
(ゆでてあるから当然と言えば当然なんだけど。)

潮州ではこうやって
豆醤という豆チーと納豆の間みたいなタレにつけて食べるみたい。

P1130020.jpg

でも、魚飯自体が結構しょっぱい上に豆醤の塩気がきついので
これだと塩辛くなりすぎる。

ご飯がわりにするって言ってた以上、
これを食べながらおかずをつつくのが正しい魚飯の食べ方なんだろうけど、
「これはきっともっと別の食べ方があるに違いない!」
と腑に落ちない様子の友人が店員さんに聞いた。
こういう時、この友人は妙に粘る。

「潮州では何と一緒に食べるの?」
すると店員さん、
「白粥と一緒に食べます。」
「やっぱりね!じゃあ、白粥ちょうだい。」
友人、してやったりの笑顔だ。

潮汕砂鍋白粥(chao2shan4 sha1guo1 bai2zhou1):20元
P1130029.jpg

漬け物はキュウリと生姜と、なんとオリーブ!

P1130030.jpg

ほぐした魚飯の身を白粥の上にぱらりと乗せて、レンゲで一口。

P1130032.jpg

友人がうなずく。
「こうでないと!」
満足げだ。
うん、確かに、これは正解だね。

でもね、私の正解はほんとは別にあったのだ。
これ、ぜひ網で焼いて食べたい。
開いてこそいないけど、ほんとにアジの干物っぽかったんだもの。

▼過去の潮汕小館関連記事:
【潮汕小館】潮州菜


■お店情報
潮汕小館
P1120825.jpg
朝陽区関東店南街2号
010-6561-0693
旺座大廈北配楼1階
*ケリーセンターの北側。
  ケリーセンターの西にある通り(関東店南街)を北上し、一つ目の交差点を越えてすぐ右側。
  譚氏官府菜の右隣にあります。

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コメント
この記事へのコメント
おかゆと一緒に食べるのが筋なのにご飯の代わりとは何ともネ~。笑
潮州って海側の町ですか?
字の如くかな??
生ですかァ…う~ん。
焼きたいですよね。笑
焼くと言う簡単な調理法をどうしてか しない国が多いですね。
モンゴルの羊肉も焼けば美味しいのにと思える紀行文によく出会いました。
2009/01/13(火) 09:43 | URL | 霧のまち #eCu.QEsU[ 編集]
霧のまちさんへ
いえいえ、これはやっぱりご飯の代わりが本筋のようです。
そして、日本の干物みたいに作るのかと思ったのは私の勘違いで、一度火を通してあるようです。
(確かに、干物ほどの生臭さはなかったんです。)
塩水でゆでる(蒸すというレシピもあり)んですって。
それを熱々ではなくて、冷ましてから食べるんだそうです。
だから、「冷魚」とも言うようです。
漁民たちが帰港が遅れた際にこのままでは捕獲した魚がだめになってしまうからと、塩水でゆでてから塩を振って保存したのが始まりで、まるでご飯のように食べ飽きないのでこの名があるんだとか。
実際、香港の潮州料理屋さんでは、この魚飯をほんとにご飯のようにしておかずと一緒に食べている人も見かけました。
店員さんが「お粥と食べる」と答えたのは、私の友人がしつこく聞いたからかも。
このあたりのことは、後で本文でも訂正しておきますね。
2009/01/13(火) 18:43 | URL | ayazi #-[ 編集]
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