【奶酪魏】鴛鴦奶巻

【奶酪魏】鴛鴦奶巻
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サンザシとゴマのひんやりチーズロール
鴛鴦奶巻(yuan1yang nai3juan3)
P1120256.jpg
【データ】とき:11月5日/ところ:牛街・奶酪魏本店/ねだん:40元

宮廷風発酵乳デザートの老舗、奶酪魏(nai3lao4 wei4)。
以前は紫玉飯店近くの支店で宮廷奶酪と酪干をテークアウトしたけど、
この日は本家本元、牛街にある「総店(zong3dian4)=本店」へとはるばるやってきた。

▼テークアウトした時の記事はこちらから:
【奶酪魏】宮廷奶酪

最近、牛街が熱い。
いや、私の中でなんだけど。

老北京菜と呼ばれる昔ながらの北京の庶民の料理には、
ムスリムの食文化が色濃く反映されている。
北京小吃も実にその80%が
「清真(qing1zhen1)=ムスリムの」ものだというから驚きだ。

北京の庶民料理や小吃を語るなら、
北京最古のムスリム街である牛街界隈を外すことはできない。
それは重々分かっているのだけれど、なにせ牛街は遠いのよ。
なかなかじっくり攻めることができずに今まで来てしまった。

▼それでもなんどか来たことはあって、そのあたりのことはこちらから:
【大順堂食府】清真飯菜
【爆肚歪】焼餅~爆肚的最佳搭档
【爆肚歪】炒[火考]羊肉(孜然)

そこへ、Kさんが地図調査で牛街あたりを歩く予定があるという噂を聞きつけ、
これ幸いと便乗することにした。
北京の北東のはじっこから西南の牛街まで、
二人でぶぶーんとタクシーを飛ばして大名旅行。

牛街の交差点に到着してタクシーを降り、
「おーし!歩くぞーっ!」と背筋を伸ばすや否や、
「ayaziさん、奶酪魏、行きましょう!」
とKさん。
お、いきなり腹ごしらえすか。
はいはい、よござんすよ。
食いしん坊の私に異論があるはずもない。

老舗の本店というからにはさぞや立派な門構えかと思いきや、
奶酪魏は実に気取りのない普通のお店。
なんとも肩すかしなことだ。

でも売っている商品は本格派。

まずは定番のこれ。
宮廷奶酪(gong1ting2 nai3lao4):7元
P1120259.jpg

大人気の南鑼鼓巷の文宇奶酪店のものよりも
ヨーグルトのような発酵が感じられて深い味わい。
私はこっちのほうが好みだ。

酸梅湯(suan1mei2tang1):5元
P1120257.jpg

梅のジュース。
素朴な甘さでやさしい味がする。

そして、この日大ヒットだったのがこの鴛鴦奶巻(yuan1yang nai3juan3)だ。
鴛鴦(yuan1yang)は、もともとはオシドリのことなんだけど、
真っ赤っかな激辛スープと白湯(バイタン)の二色スープで食べる鍋料理が
鴛鴦火鍋(yuan1yang huo3guo1)と呼ばれるように、
二つの味がセットで楽しめる料理のことを言う。

鴛鴦奶巻のオシドリの正体は、サンザシとゴマの二つの餡だ。

P1120260.jpg

甘酸っぱいサンザシペーストと、こくのあるゴマの水飴寄せ。
どちらも甲乙つけがたいおいしさだ。

二種類の餡をくるりと巻いているのは
ホワイトチョコみたいなしっかりした質感のチーズ。
歯を当てるとほろほろっと崩れて、
舌の上で甘酸っぱいチーズの味わいが広がって、やがてすーっと溶けていく。
よく冷やしてあってひんやりしているところがまた面白い。

40元とお高くて一人ではなかなか頼めないのが玉に瑕だけど、
このひんやりこっくりチーズロールはクセになる味だ。
オススメ!

P1120255.jpg

さて、せっかくはるばる牛街まで来たからと、
前から気になっていた「民族用品部」にもついに潜入!
P1120267.jpg P1120266.jpg

「似合う、きれい」と乗せられて、
なぜかレースの回族用帽子を二つも購入してしまった。
ま、1つ6元だから、
冗談で買っても気にならない値段だったということもありますが、
これが意外にかわいいのですよ。
しかし、どこにかぶっていくんだ?
何と合わせるんだ?

前に礼拝時に行った時に見た6つの時計のナゾも解けた。
あれはやっぱりお祈りの時間を示したもの。
1つ余分にあったのは、
「主麻」と書かれた時刻が
金曜日だけの特別なお祈りの時間だからだそうだ。

羊肉と牛肉の肉市場にも入ってみた。
羊や牛の枝肉がぶらさがっているどころか、
首だけを切り落とした羊が
だらりと前足を投げ出したように吊り下げられていたりして、
なかなかなインパクト。

P1120269.jpg

市場内は羊肉のにおいが充満し、床は油でぬるぬる。
転ばないように緊張して肉の間をそろそろと歩いていたら、
「買ってく?」
と聞かれたけど、さすがに、ねえ?

まだまだ奥深そうな牛街。
また機会を作って再訪しよう。


■お店情報
奶酪魏総店(本店)
宣武区広安門内大街202号(牛街北口)
010-6352-2402/5837-6788
*広安門内大街と牛街が交わる十字路の西南角。
  大中電器を左手に見て西方向に歩き、
  最初の路地を左(西南方向)に入ったところにあります。

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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
こんばんわ、ayaziさん。
42元とは、ホント良い値段ですね!でも、とっても食べてみたいです。
牛街には行った事がありますが、ココは知らなくて(当たり前!?)残念・・・。
ayaziさんの次の牛街探訪は、これご馳走しますから、ぜひご一緒に。
2008/11/30(日) 01:02 | URL | みれん #-[ 編集]
美味しそう!!!
チーズ系のスイーツ、目がありません!お皿の青い縁取りも素敵!
今まで牛街に行ってもどこを歩いていいのかわからなかったのですが、このお店、行ってみます。
2008/11/30(日) 02:48 | URL | ともこ #JGZTw3/w[ 編集]
みれんさんへ
ちょっと贅沢品の部類に入りますが、ヨーグルトとかチーズのデザートがお好きならきっとおいしいと思っていただけると思います。
このお店、大通り沿いではなくてちょっと引っ込んだところにあってあまり目立たず、確かに見つけにくいです。
みれんさんの訪燕は確か旧正月前でしたよね。
馬に人参、ayaziにチーズロール!
喜んで牛街まで参上します!
2008/12/01(月) 18:02 | URL | ayazi #-[ 編集]
ともこさんへ
うふふ、私もこの青い縁どりのお皿が大好きなんです。
素朴な感じがいいですよね。
ここの商品は乳発酵品の風味が豊かで、チーズ系スイーツ好きならきっと気に入っていただけると思います。
ぜひ!
2008/12/01(月) 18:02 | URL | ayazi #-[ 編集]
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