【蜀国演義酒楼】新派川菜

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ヌーベル四川料理
新派川菜(xin1pai4 chuan1cai4)
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【データ】とき:11月2日/ところ:黄寺大街・蜀国演義酒楼/ねだん:298元(ぜんぶで)

「新派川菜」(ヌーベル四川料理)のレストランに行ってきた。
蜀国演義というお店だ。

ここ、最近人気のやたらと店内が広くて、
毎日民族楽器や民族舞踊などのショーがあるタイプのチェーン店。
普段なら「新派はちょっと・・・」と敬遠するのだけれど、
友人が
「おいしかった料理があるから、それを食べに行こう!」
と強く勧めるので、重い腰を上げてみたのだ。

お店に入ると、
ビルのワンフロアを全部ぶち抜いたかのような(実際そうなのでは?)
その広さにまず戸惑う。
演奏が始まると騒がしいからと、なるべくステージから遠い席を選んで着席。

まずはこんなさっぱりした前菜でスタート。

水豆[豆支]拌薄荷(shui3dou4chi3 ban4 bo4he2):22元
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ミントの水納豆和え。

ほおお、これは「あり」の組み合わせだ。
つまり日本の納豆とミントも調味料の工夫次第では合うってことか。

白灼絲瓜尖(bai2zhuo2 si1gua1jian1):36元
P1120218.jpg
ヘチマの穂先の中華風おひたし。

白灼(bai2zhuo2)というのは、広東あたりでよく用いられる調理法で、
さっと湯がいた後、薄味のスープダレに浸すこと。
いわば中華風のおひたし。

絲瓜(si1gua1)はヘチマ。
尖(jian1)がついているから、これはヘチマの穂先の部分。
エンドウ豆の穂先、豌豆尖(wan1dou4jian1)はかなりポピュラーだけど、
ヘチマはさすがに初めてだ。

「尖」ものでは、ハヤトウリの穂先を食べたことがある。
似たところで、「秧(yang1)=苗」もので、サツマイモの葉っぱというのもあった。
どっちもやわらかくてみずみずしかった。
もし見かけたら頼んでみると珍しがられるかもしれない。

[火倉]香菊花菌(qiang4xiang1 ju2hua1jun1):38元
P1120231.jpg
舞茸(かな?)とベーコンの唐辛子炒め。

唯一これだけが四川っぽい?
いや、唐辛子だけで花山椒がないので、むしろ湖北?
ほんのり甘くてしょっぱいお醤油味がベースで、なんだか懐かしい味だ。

菊花菌(ju2hua1jun1)はショリショリ、ホショホショした食感のキノコ。
舞茸っぽいと思うのだけれど、どうなんだろう。

さて、ここからがいよいよ友人の言う「おいしかった料理」。

香草塩[火局][虫聖]子(xiang1cao3 yan2yu2 cheng1zi):38元
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マテ貝の岩塩焼き。

岩塩を敷き詰めた鉄のお皿でマテ貝を蒸し焼きにしたもの。
おそらく下にあるお皿と同じ形のものでふたをして、
岩塩包み焼きみたいな感じにするんだろう。

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これがですね、実に美味だった。
味付けは岩塩の塩気と香草の風味だけなんだけど、
まさにそのせいで、マテ貝のうま味(甘み)が引き立つ引き立つ!

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外側は香ばしく、中身はとろんとみずみずしくて、最高だった。
あんまりうまくて、とにかく夢中で食べ続け、
気づけばすっかりなくなっていた。

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これで38元はお値打ちだ。

特色魚嘴蒸滑鶏(te4se4 yu2zui3 zheng1 hua2ji1):68元
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草魚のほほ肉と鶏肉の蒸しもの(香味醤油ダレ)。

ちょっと甘めのタレで、食べ続けると若干飽きが来るものの
ぷるぷるゼラチン質のほほ肉、
むっちりとやわらかい鶏肉ともに大変美味だった。

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草魚だというのに、泥臭さも全くなし。
生姜や葱などの香味野菜の風味も爽やかだ。

最後は、お店のエレベーターで写真を見て頼みたくなったこの料理。

金湯羅卜丸(jin1tang1 luo2bowan2):76元
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細切り大根入りのイカ団子と南瓜をポタージュスープで煮たものだ。

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これまたなんとも不思議な味わい。
ふんわりしたイカ団子の中に細切り大根が入っていて、
歯ごたえと風味がとてもいいアクセントになっている。

P1120236.jpg

そのお団子が、
パンプキンポタージュととても相性がいいっていうのが驚き。
もちろんちょっと中華風の味わいに仕上げてはあるけれど、
ちゃんとクリームの風味のするポタージュスープだ。

しかし、四川料理のレストランなのに一個も四川料理を頼まなかったなあ。
「新派を見直した」とか言ってるけど、
そもそもだいぶへそ曲がりなオーダーだったかも。

【念のためお知らせ】

お気づきの方もいるかもしれませんが、
このお店、涼拌螺肉という料理が原因で
広州管円線虫による脳膜炎にかかる患者が続出した
いわゆる「福寿螺事件」のレストランです。

今回「創作料理」の数々を食べてみて、
「これが行き過ぎてああいう事件になったんだな。」
と妙に合点がいきました。

ただ、事件後、レストランは公の場で謝罪、
治療費を負担するなどしてイメージ回復に努め、
私が行った日の繁盛具合から見る限りある程度信頼を回復したようです。

でも、「中毒事件を起こした店」が気になる方は、
避けておいたほうが精神衛生上いいかもしれません。
なお、私は今のところ何ともなく、相変わらず元気で食べ歩いています。


■お店情報
西城区黄寺大街23号北広福麗特大厦5楼
010-8223-1999/1888

■お知らせ■

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cover_manpuku.jpg
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