【長安壱号(Made in China)】北京烤鴨

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北京ダック
北京烤鴨(bei3jing1 kao3ya1)
969843633_49.jpg
*フラッシュをたいたので非常にのっぺりした写りなのが残念・・・
【データ】とき:10月20日/ところ:王府井・長安壱号/ねだん:ひとり200元ちょっと(500元券をご提供いただいたのでかなりお安くあがりました。)

月曜美食会の豪華スペシャルで、
グランドハイアットのチャイニーズレストラン「長安壱号」へ。
北京一おいしいと評判の北京ダックと
見るだけで幸せなデザートプレートを楽しみにして出かけた。

人気店とあって、予約は8時45分と遅い時間。
フロント裏手にあるバー「REDMOON」をウェインティングバーがわりに使って、
まずはミモザで口湿しをして予約時間を待つ。

シャンパンベースのこのカクテルを置いてあるところはあまりなくて、
北京ではなかなか口にすることができない。
久しぶりのミモザを楽しみに待っていたのだけれど・・・
待てど暮らせど出てこない。
やっとやっと出てきたかと思えば、
店員どうしが私たちのすぐ側でおしゃべり。
空いたグラスを下げるのに熱心なのはいいけれど、
下げたグラスはサイドテーブルの上に集めるばかりで
いっこうに洗い場に持って行く気配もなく相変わらずおしゃべり。
そこいらのバーなら何も文句は言わないけど、
ここは5スタークラスのホテルだ。
まず、ここで「ん?」と疑問符。

そして予約時間を少し過ぎてからレストランへ行ってみれば、
まだ席の用意が出来ていないという理由で待たされた。
むむ。

さらに、突き出しで出た冷菜の素材を聞けばいい加減な答えしか返ってこず、
こちらが納得しなければかえって「コックに聞きましたから!」と舌打ち。
コーヒーの量が人によってあまりに違うとクレームを言えば
あいまいな笑いを浮かべて言い訳。

正直なところ、私の中でのグランドハイアットの評価はかなり下がってしまった。
期待値も高かったことは認めるけれど、
その期待に応え、さらに期待以上のものを提供するのが
高級店の矜恃ではないだろうか。
「黙っていても客が来る」ことにあぐらをかいて、
サービスがなおざりになっているように思えた。
とても残念。

と、基本的に「ほめる」がモットーのこのブログには珍しく
辛口なことばかり書いたけど、
北京ダックは噂に違わず美味だった。
皮はパリパリで、口に含むとすっと溶けていくようだった。
ただ、「以前よりは油っぽくなった。」とのこと。
その言葉通り皮だけ食べるとややもたれる感じではあった。

竹筒で供される白菜入りのダックスープが大変美味。
あっさりしてとても飲みやすく、
白菜の自然な甘みが出ていて深みがあった。

この日は7人いたのだが、
ダックは一羽にとどめて他にもいくつか料理をオーダー。

「長安壱号と言えば北京ダック」というイメージが強いが、
ここの料理は「家常菜(jia1chang2cai4)=家庭料理」なのだと言う。

ということで、頼んだ料理は
・茄子の黒酢和え(老醋拌茄子)
・干し豆腐の細切りの和えもの(涼拌豆腐絲)
・鶏肉の四川ソースがけ(口水鶏)
・干しウオスンと牛肉煮こごりの細切り和え
・茄子の揚げ炒め(焼茄子)
・インゲン豆と挽肉の漬け物風味炒め(干[火扁]扁豆)
・麻婆豆腐
・鶏肉とナッツの四川ソース炒め(宮保鶏丁)
とスタンダードなラインナップになった。

*( )内の中国語名はうろ覚えなので、正確ではないかも。
*一品料理の写真は、店内が暗くて断念。

どれもとても上品で美味。
宮保鶏丁のナッツがピーナッツでもカシューナッツでもなく、
マカダミアナッツだったところがさすがハイアット。
鶏肉も下味がよくしみてやわらかく、深みのある味だった。

しかし、一番素晴らしかったのはデザートプレート。
969843633_235.jpg
これで二人分というから、なんとも豪勢なプレートだ。

ティラミスやクレームブリュレ、フルーツ入りのクッキーなどなど、
目移りしそうなほど沢山のデザートが盛り合わせになっていて、
これが登場した途端に「わあっ!」と歓声があがった。

どれも美味だったのだが、
特に絶品だったのが五糧液の風味を利かせたチョコアイス。
白酒独特の臭みの面影は消えているのに、
五糧液の香りの芳しい部分だけを絶妙に残してある。
これには思わずうなった。

本当ならこの五糧液チョコアイスとジャスミン茶アイスが売り物のようだけど、
この日はジャスミン茶アイスは登場せず。
残念。

お料理は全般的に文句なく美味だった。
ただ、どのお料理も家庭料理で
庶民派レストランで食べれば10元~30元もあれば十分に楽しめるものなのに、
この店で食べるとその3倍、4倍、5倍のお値段。
ここにさらにサービス料も加算されるかと思うと、
素直に「おいしい!」と叫ぶ気持ちになれなかったのも事実。

もちろん、食材は厳選しているだろうし、
一流のコックさんが作ったりしているから、
高くなるのは仕方のないことかもしれない。
それは理性で納得しよう。

でもでも、コストパフォーマンスで考えると、
庶民派のそこいらの道ばたレストランに軍配が上がってしまった。
そこをサービスや雰囲気で
「さすが5スタークラスは違う!」
とうならせてほしかったのに。
期待しすぎだろうか。

それに、私には味付けがやっぱりちょっと上品すぎたかも。
すっかり「庶民派舌」、「B級舌」になってしまった私には
少しもの足りない嫌いがあったことは否めない。

またここに来て食べる気になるか?
と問われると正直なんとも言えない。
つくづく庶民だ。


■お店情報
長安壱号((Made in China)
東城区東長安街甲1号君悦大酒店(グランドハイアット)1階
010-8518-1234


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コメント
この記事へのコメント
やはり西堂子胡同か。
うーむ、やはり西堂子胡同の例の店に落ち着くかなあという印象を持ちました。
2010/01/07(木) 21:44 | URL | 龍心 #iOCS38IQ[ 編集]
龍心さんへ
西堂子胡同の店は、素朴なお料理が特においしいですね。
肉団子と厚揚げの煮込みとか、腔骨あたりが一番好きです。
2010/01/08(金) 00:44 | URL | ayazi #-[ 編集]
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