【貴州省駐京弁餐廳】香茜拌水豆[豆支]

【貴州省駐京弁餐廳】香茜拌水豆[豆支]
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香菜と水納豆の和えもの
香茜拌水豆[豆支](xiang1qian4 ban4 shui3dou4chi3)
P1100773.jpg
【データ】とき:7月7日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:10元代?

第四回臭臭同盟で貴州省駐京弁レストランへ。
今回のターゲットは水豆チー、通称水納豆だ。

▼臭臭同盟活動の軌跡:
【桂福林食府】酸笋炒仔腸
【広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)】酸笋燜鶏
【北平居菜館】豆汁
【勁松田源鶏】炸窩頭片(配臭豆腐)

貴州には水豆[豆支](shui3dou4chi3)という極めて日本の納豆に近い食品がある。
糸こそ引かないが、匂いや風味はまさに納豆。
まさか貴州料理のレストランで納豆に出会えるとは思わなかった。
感涙ものである。

臭臭同盟には「臭」がついているので
「臭いものを食べる会」だと思われているみたいだけど、実は違う。
あくまで「発酵食品」を食べる会で、
「臭」は発酵臭に対する愛を込めた反語的な意味合いがあるのだ。

水豆[豆支]はまさに発酵食品。
臭臭同盟のテーマとしてもってこいだ。

この日頼んだ豆[豆支]ものは二品。
一つは以前に紹介した水豆[豆支]蕨菜(shui3dou4chi3 jue2cai4)。
蕨の水納豆和えだ。

P1100770.jpg

▼蕨の水納豆和えはこちらから:
【貴州省駐京弁餐廳】水豆[豆支]蕨菜

そしてもう一品がこの香茜拌水豆[豆支](xiang1qian4 ban4 shui3dou4chi3)。
香菜と水納豆の和えものだ。

香茜(xiang1qian4)は香菜の別名。
ただし、北京ではほとんど使わない。
南のほうでこういう言い方をすることが多いように思う。

この香菜が水納豆とよく合う。
納豆の匂いと風味のパンチを香菜の香味がしっかり受け止めている。
ちょっと辛い味付けになっているからというのもあるけど、
ちょっと目から鱗の落ちる組み合わせだ。

日本の納豆にも香菜入れたらおいしんだろうか?
ちょっと中華系の調味料が必要かもしれないけど、意外といけるかもしれないな。
今度試してみよう。

さて、今回の臭臭同盟の会合は水納豆がテーマだったけど、
実はもう一つ隠しテーマがあった。
本当のところ、こっちのほうが大きなテーマだったりもしたのだけど・・・

それが花江狗肉(hua1jiang1 gou3rou4)。
貴州名物の犬肉を使った鍋料理だ。

これがまた美味!
本場貴州でも口に出来ないほどの本格的犬鍋だという評価にも納得。
下ゆで(煮?)した犬肉は、臭みもなくほろほろ。
これを生薬がたっぷり入ったいかにも滋養のありそうなスープでさっと煮る。

さっぱりしていて繊維感のあるお肉で、
皮際の脂身はしつこくない程度にこってり。

これを特製のタレにつけていただくのだが、このタレがまた秀逸だった。
ごま油にすりおりしたニンニクがたっぷり入り、
さらに香菜、カルダモン?山椒?おろし葱?・・・??
油がベースなのに不思議としつこくなくて、
しかもお肉とまたよく合うのだ。

この犬肉鍋を他のメンバーにも増して
「おいしい!おいしい!」
と食べたのが、先日のローカルグルメ会にも参加してくれたAちゃん。
小学校3年生の彼女、
グルメ会でもザリガニを8匹は平らげ、カエルの肉を好んで食べ、
そして今日は犬肉をそれはおいしそうに食べていた。

さすがはフードコーディネーター&アジア系エスニック料理研究家の娘さん。
お母さまが
「テーブルに出たものは必ず口にする」
をモットーにされていることもあり、何でも嫌がらずよく食べる。

好物は水煮魚、ザリガニもカエルも、犬肉もオッケー!
小さな頃から世界各国のいろんなものをまんべんなく食べている彼女は、
中国茶の先生からもその味覚の確かさを見込まれて、
「ウチに預けないか」
とまで言われたそうだ。

私も小さい頃にこんなにいろんなものを食べられる環境にあったら、
もっと味覚が発達していただろうに。
もっと味覚の蕾が育っていただろうに。
味蕾とはよく言ったものだ。

ああ、うらやましい。

で、犬肉鍋の写真はどうしたかって?
前菜を撮ったところで、
ホールマネージャーに慇懃に写真撮影禁止を申し渡された。
無念。

よって他の料理の写真もなし。
苦菊の和えもの、ヒユナの炒めもの、烏江魚の酸湯魚(トマトと米のとぎ汁の発酵スープで煮た川魚の鍋)、ひな鳥の鉄鍋炒め、臭豆腐の辛味ソース煮込み、細切り野菜のクレープ包み、漬け物入り炒飯、
なーんてのもガンガン頼んだのに、一切写真なし。
くすん。

ところで、この会合に参加してくださったIさんから、
後日メールであるお知らせをいただいた。
なんと、犬肉料理がNGになったというのだ。
滑り込みセーフ!

▼関連報道はこちらから:
犬肉料理はNG!

また、オリンピックがらみだ。
なんでも、犬を食べる習慣がない国の人々に配慮し、
国際動物愛護団体の抗議をかわすのが目的だそうだ。

そう言えば、ソウルの時も同じようなことがあったなあ。
願わくば、オリンピック開催後にはまた解禁されてほしいものだ。


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
P1100404.jpg

*北三環路を和平西橋で北方向に曲がり、すぐ右手(東側)。
貴州大厦の二階です。


■お知らせ■

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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
うわああああ
何考えてんだ、中国!むしろこの機会にこそ、犬肉の旨さを全世界に喧伝するべきなのに!普段の「他国がどうした、うちはうちだ」精神を一番発揮すべきところなのに!オリンピック騒動の中でも最もガックリ来ましたよ。。

全くもう、食うのが嫌なら自分が食わなきゃ済む話なのに、いちいち人の好みに横槍入れるやつらって何なんでしょうね?あの独善性・偽善性には心から嫌悪感が沸きます。
2008/07/30(水) 00:30 | URL | 酒徒 #-[ 編集]
酒徒さんへ
ほんと、こんなところで変に日和見主義というか、おもねっちゃって、どうしちゃったんでしょうねえ。
オリンピック、ホントに良いこと無しです。

何かを食べる、食べないって、よそから見てどうこう言うべきことじゃないと私も思います。
「信じられない」とか「残酷」とか思うことは自由だけど、それを強要するのはおっしゃる通り独善的だし、偽善的ですよね。
2008/07/30(水) 09:38 | URL | ayazi #-[ 編集]
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