【中国の食文化】吃什[ノム]補什[ノム]

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P1090665.jpg P1090662.jpg

【データ】とき:4月2日/ところ:西大望路・林家小館/ねだん:ぜんぶで490元(7人で)

中国には「吃什[ノム]補什[ノム](chi1shen2me bu3shen2me)」という食文化が根強く残っている。
([ノム]は「公」の右の読点みたいなのをとった字)

「吃什[ノム]補什[ノム]」というのは、
(動物の)ある部位を食べると自分の体のその部位が丈夫になるってこと。

要は、「肝臓が弱いので丈夫にしたければレバーを食べる」みたいな、ね。

▼これもそう
【北京の食文化】貼秋[月票]

じゃあ、頭を良くするのには?
普通は胡桃を食べるといいと言う。
ほら、胡桃のさねって、ちょっと脳みそに似てるでしょう?

▼ほんとに似てる?
【晋陽双来飯庄】香椿核仁

これも「吃什[ノム]補什[ノム]」のアレンジ版と言っていいかな。
でも、今回の脳みそは思いっきりストレート版。

林家小館の「麻婆脳花」。
つまりは豚の脳みそ麻婆だ。

麻婆脳花(ma2po2nao3hua1):38元P1090666.jpg


▼麻婆脳花についてもっと知りたい!という方(いるのか・・・)は、こちらをどうぞ。
【林家小館】麻婆脳花

脳みそだと思うと厳しいかもしれないけれど、
むちゃくちゃふんわりクリーミーな白子だと思えば、
こんな美味なものはない(きっぱり!)。

そのものズバリの脳みそを食べれば、頭がよくなる?
まあでも、賢くなったとしても豚ちゃん分だけだけどね。

さて、「吃什[ノム]補什[ノム]」を意識してかどうか、この日はやけに臓物ものが多かった。

多味腰花(duo1wei4yao1hua1):38元P1090659.jpg


腰花(yao1hua)は、羊や豚の腎臓のこと。
腎臓が気になる方に。

ゴマだれや黒酢などいろんな調味料を合わせて作ったたれがかかっているので、
「多味(duo1wei4)」。
たれの味が濃いからか、臓物の始末がいいからか、臭みはほとんど感じない。
ただ、臓物好きにはアクが抜けすぎていて物足りないかも。

椒麻百葉(jiao1ma2bai3ye4):22元P1090662.jpg


これはセンマイ。
胃が弱い方に。

ゆでたセンマイにたっぷりのおろし葱と山椒の風味がきいたタレがかかっている。
そこはかとなく魚卵の風味を感じたのだが、これは私だけ?
タラコとか明太子が入っているような気がしたんだけどな・・・

干鍋脆腸(gan1guo1cui4chang2):38元
P1090663.jpg


コブクロの鉄鍋炒め。
(お店の人は食道って言ってたような気がするけど、コブクロでしょう、たぶん。)
えーと、これはつまり、女性向け?

セロリと唐辛子を利かせたかなり刺激的な味付け。

雪豆炖蹄花(xue3dou4dun4ti2hua1):18元P1090667.jpg


豚足と花豆のスープ。
足が丈夫に・・・ん?これは臓物じゃないか。

もちろん臓物ばかりではなくて、他にもいろいろ頼んだ。

金針万年青(jin1zhen1wan4nian2qing1):18元/
蛋酥茉莉花(dan4su1mo4li4hua1):26元

P1090660.jpg P1090669.jpg


エノキと野草の和えものとジャスミンの蕾のフリッター。

万年青(wan4nian2qing1)は辞書で引くと「オモト」だけど、これは観葉植物。
料理名で万年青となっていたら、ほうれん草などの青菜を指すことが多いようだ。
この日の万年青は、野草の一種とのこと。

ジャスミンは、思ったよりは香りが強くない。
すごくおいしい訳ではないけど、ちょっとした話のタネとテーブルの「花」として。

芽香笋片(ya2xiang1sun3pian4):18元P1090671.jpg


芽菜(ya2cai4)という四川あたりでよく食べられる漬け物風味の筍チップ。
パリパリの筍チップに芽菜のほどよい塩気。
・・・そうです、ビールのお伴にぴったり!

九層塔焼茄子(jiu3cheng2ta3shao1qie2zi):22元/
清炒西蘭花(qing1chao3xi1lan2hua1):16元

P1090664.jpg P1090668.jpg


茄子の醤油炒め煮と、ブロッコリーの炒めもの。

中国語で「焼(shao1)」は、
「焼く」ではなくて油で炒めてから調味料を入れて少し煮込むこと。
「九層塔(jiu3ceng2ta3)」は九重の塔だけど、
うーん、ほんとは塔みたいに重ねて盛りつけられているのかな?
この日の塔はすっかり崩れてしまっていた。

鮮椒鱸魚(xian1jiao1lu2yu2):72元P1090675.jpg


スズキをフレッシュな山椒の風味を利かせたスープで煮込んだもの。
スズキもいいけど、下に隠れている付け合わせの野菜がもっといい。
前回はヘチマだったけど、今回はウオスンだった。

最後に主食。

四川涼麺(si4chuan1liang2mian4)・担々麺(dan1dan1mian4):各4元/
醤油炒飯(jiang4you2chao3fan4):16元

P1090672.jpg P1090674.jpg


うまいもんたっぷりでお腹もいっぱいになったし、
脳みそから始まって、腎臓、胃、産道、足まで良くなって(?)、
一挙両得!な食卓だった。


■お店情報
林家小館
朝陽区西大望路20号
010-8777-5855
*西大望路(SOHO現代城東側の南北の道)を南へ進み、
  線路をくぐってしばらく行ったところ。道の右(西)側にあります。
  面酷(Noodle Loft)の入り口左側にある通路のような入り口から入ります。


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コメント
この記事へのコメント
脳みそと腎臓は・・・、
こんばんわ、ayaziさん。
実は・・・、脳みそと腎臓は大大大好物ですっ!(キッパリ)
脳みそは生刺しでもOKな位。
でも今日の記事でそれ以上に惹かれたのが、椒麻百葉っていう料理です。食べてみたいなぁ~。次の北京での晩ご飯はここで決まりですね。
ぜひayaziさんもご一緒に!
2008/04/23(水) 00:38 | URL | みれん #-[ 編集]
豚の脳みそかぁ・・
ayaziさん、みれんさん、どうも。

豚の脳みそを、自分は、今まで食ったことあるのかどうか・・・
有るかもしれないし、無いかもしれない・・・
麻婆脳花ですが、こんなもん、あるんですか・・
ホンでもって「こんな美味なものはない(きっぱり!)ですかぁ・・・。
そして、みれんさんは・・・
「実は・・・、脳みそと腎臓は大大大好物ですっ!(キッパリ) 」
と書いてまして、更に・・・・
「脳みそは生刺しでもOKな位」ですって・・・・
それってホントなの・・・・・
いや、いや、私も椒麻百葉には魅かれます。
よし、北京へ行ったら食おうっと!!
2008/04/23(水) 09:22 | URL | 井上@打浦橋@上海 #2AkPuCis[ 編集]
みれんさんへ
椒麻百葉、さっぱりしていて美味でした。
白百葉と葱の緑が鮮やかで見た目もきれいですし、テーブルが華やぎますね。

それにしても、
>脳みそと腎臓は大大大好物ですっ!(キッパリ)
>脳みそは生刺しでもOKな位。

なんと!強者でいらっしゃる!
次回北京にいらっしゃったら、ぜひご一緒させてくださいませ。
2008/04/23(水) 14:41 | URL | ayazi #-[ 編集]
井上@打浦橋@上海さんへ
豚の脳みそは、本当においしいです(キッパリッ!)
オススメです。
火鍋の具としてもいいですよ。
ただ、私は生刺では食べたことはありません・・・みれんさん、すごい・・・

椒麻百葉は、この葱ソースがいい味でした。
百葉だけじゃなくて、筍なんかにまぶしても美味しいかもしれません。
2008/04/23(水) 14:45 | URL | ayazi #-[ 編集]
ただし・・・、
「生刺し」は豚ではなくて、牛さんの脳みそなんですね。大きな声では言えませんが、OKどころか「大好物」なんですねぇ。でも狂牛病騒動以来、生刺しを出す店は無くなってしまいました。生でもやっぱりクリーミーな白子で美味です。
2008/04/24(木) 00:12 | URL | みれん #-[ 編集]
みれんさんへ
なるほど、牛さんでしたか。
牛の脳みそは未食です。
生刺っていうと、やっぱりポン酢でいただくんでしょうか。
中国ではさすがに生は厳しいかな・・・
2008/04/24(木) 07:42 | URL | ayazi #-[ 編集]
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