【大順堂食府】清真飯菜

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ムスリム料理
清真飯菜(qing1zhen1fan4cai4)
P1090204.jpg

【データ】とき:3月22日/ところ:牛街・大順堂/ねだん:ぜんぶで66元

野菜市場の朝ご飯で元気をチャージしてエイヤッと鳥の巣見物へ。
そこから一気に北京市内を南下して向かった先は、牛街(niu2jie1)。

ええっ?野菜市場の次は牛市場?
もちろんそんな訳ではなくて、牛街は北京で最古にして最大のムスリム街の名前。
回教寺院の清真寺もこの通り沿いにある。
(開放はされていない。)
★何をどう勘違いしたのでしょう・・・?清真寺、開放されてます!
  その後私自身も参観しました
  お詫びして訂正いたします。(2009.8.24訂正)


ただ、都市再開発でだいぶ整理されてしまい、往年の雰囲気は失われてしまったらしい。
事実、牛街の表通りを歩いても、
確かにムスリムっぽい門構えのお店や小物屋さん、スーパーなどはあるけれど、
そんなに心浮き立つような楽しさがある訳ではなかった。

それで、一本裏の通りに入ってみた。

うふふ。当たり!

清真の食品店が建ち並ぶ通りがあった。
P1090216.jpg


清真(qing1zhen1)は、「イスラム教の」という意味。
だから「清真蒸包子(qing1zhen1zheng1bao1zi)」や「清真小吃(qing1zhen1xiao3chi1)」は、
豚肉やラードを使っていないイスラム教徒のための包子であり、スナックという意味になる。

羊や牛の枝肉がぶらさがる肉市場はちょっとグロテスクだけど、
異空間に来たようでとても面白い。

さて、どこでお昼を食べたらいいものやら・・・
とさまよっているうちに、お客さんで賑わうレストランが見つかった。
大順堂食府だ。

★以下、回民についての内容を訂正いたしました。(4/30)
 訂正の内容は、こちらの訂正のお知らせをご覧ください。


ここは「回民(hui2min2)=回族の人々」が集まるレストラン。
「清真飯菜(qing1zhen1fan4cai4)=ムスリム向けの料理」だけを提供しているので、
戒律を守るムスリムたちが安心して通えるお店という訳だ。

ちなみに、「回民」は「回族人民(hui2zu2 ren2min2)」のこと。
小学館の中日辞典によれば、回族は
少数民族の一つ。主として寧夏・甘粛・青海に居住。その起源は、西方より移住したアラブ系・ペルシア系・トルコ系といわれ、混血も進み漢族化が著しく、回教徒になった漢族も含んでいる。言語は“漢語”(中国語)を用い、イスラム教を深く信仰する。戒律により豚肉を食べず、マホメットの旧表記“馬哈麻(ma3ha1ma2)”にあやかって“馬”を姓とする者が多い。多くは黒か白のふちなし帽をかぶる。」

ムスリム向けの食べ物や食堂を指す場合に
より広範囲で使われる言葉に「清真(qing1zhen1)」があって、
「清真菜(qing1zhen1cai4)」や「清真餐廳(qing1zhen1can1ting1)」などと呼ばれるけれど、
これにはウィグル族など他の民族のものも含まれる。
回民菜や回民餐廳も、清真のうちの一つだ。

ついでに言えば、
寧夏はなぜかウィグルっぽいイメージがあるみたいだけど、
ここは「寧夏回族自治区」。
回族の自治区である。

さて、その「回民料理」のレストランで頼んだものはこちら。

醤羊頭肉(jiang4yang2tou2rou4):14元
P1090198.jpg


お醤油風味で煮込んだ羊の頭肉のスライス。
香菜や葱などの香味野菜、ニンニクを入れて和えてある。

羊の頭あぁぁ!?

ええ、そうですよ。
こんなのですよ。
(!!注意!!羊の頭肉写真です!!!)










P1090215.jpg


グロかったかしら・・・

本当は、お醤油味がついていない白水羊頭肉(bai2shui3yang2tou2rou4)を頼みたかったけど、
無念の品切れ。
仕方なく醤油味のほうを頼んだのだが、これもまた美味だった。
舌にまつわりつくようなこーってりとした油分と、
酢醤油風味がよく合っていた。

もう一品前菜を。
なんだか歩き疲れて甘い物が欲しくなってしまったので、
こんなのを頼んでみた。

蜜棗(mi4zao3):10元
P1090197.jpg


棗の砂糖漬け。
ほんのり控えめな甘さが箸休めにぴったり。
男性でも意外にいけますよ。
このお店だけとか、清真じゃないとないとかではなくて、
いろんなお店でメニューに入っているので、見かけたら頼んでみて!

它似蜜(ta1si4mi4):26元
P1090201.jpg


羊肉を使った名物料理だそうだ。

これ、見た目は濃い口のお醤油味炒めみたいに見えるが、
どっこいそうではない。
一口食べると、あまりにも予想と反したお味に腰が浮くかも。
かなり強烈に甘いんである。

あんまり甘いので、羊肉の臭みすら感じない。
最後に喉で飲み込む頃になったようやく、ふおんと羊肉の風味が残る程度だ。

海米冬瓜(hai3mi3dong1gua1):10元
P1090202.jpg


別に特に清真っぽい料理という訳ではなく、
普通のレストランでも普通に置いてあるお料理。
さっぱりしてるし、干しエビの風味が利いているので、
まず間違いなく日本人は好きな味だ。

新疆酸辣湯(xin1jiang1suan1la4tang1):6元
P1090206.jpg P1090208.jpg


新疆風の酸辣湯。
どこが新疆風かと言うと、まず豚肉が入っていない。
新疆ウィグル自治区も回民がほとんどだからね。
あ、またウィグル、回民、回族とがこんがらがった?

あとはどこが新疆っぽいかって言うと・・・えーっと・・・うーんと・・・
トマトと玉葱とピーマンが入ってるところ?

これが実はこの店で一番のヒット料理だった。
なんかですねえ、思い出したんですよ。
すごく懐かしい味を。

それはね・・・スパゲッティ・ナポリタンの味!

その他の名物料理には、
・秘制羊排(mi4zhi4yang2pai2):羊肉のスペアリブ
・芝麻羊肉(zhi1ma2yang2rou4):胡麻風味の羊肉料理
・糖卷果(tang2juan3guo3):山芋と棗を使ったお菓子
なんかもあるみたい。
食べたことないから詳しくは紹介できなくてすみません・・・

さて、清真料理でお腹いっぱいになったものの、
私はまだ大順堂食府のお隣にある別の店に後ろ髪を引かれていた。
それがこのお店。

爆肚歪
P1090213.jpg


ここ、例の北京小吃本の決定版『北京的吃児』にも載っていた爆肚の名店。
「次に牛街に来たら、絶対ココだ!」
ポンポコリンのお腹をさすりながらも、秘かに決意した私だった。


■お店情報
大順堂食府
宣武区法源寺西里5号楼1階
010-6353-0644
P1090212.jpg



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コメント
この記事へのコメント
歪んだ店には行くべし
ayaziさん、どうも。
鳥の巣から牛街ですか・・・北から南へ一気という感じですね。
牛街の一本裏の通りとは教子胡同ですね。
私も去年この道に迷い込みました。
そして、やはり爆肚歪に目が行き、撮ってしまいました。
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/pict/12429323/src.html
なんか雰囲気ありましたので、コレは、いける店かなと思ったものでした。
そうか、そうなんだ・・北京小吃本の決定版にも載っている店だったんだぁ・・・。
次回は行かにゃぁなるめぇ・・・。
2008/04/11(金) 15:55 | URL | 井上@打浦橋@上海 #2AkPuCis[ 編集]
井上@打浦橋@上海さんへ
はい、一気に南下いたしました。
あの通りは、教子胡同と言うのですか。やみくもに歩いたのでよく分かりませんでした。
そうそう、この歪んだ爆肚屋さんは要チェックです!
近いうちにぜひ行って食べてみようと思っています。
2008/04/11(金) 19:57 | URL | ayazi #-[ 編集]
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