宮廷風ミルクデザート
宮廷奶酪(gong1ting2nai3lao4)
【データ】とき:3月7日/ところ:南鑼鼓巷・文宇奶酪店/ねだん:(どれも)8元
宮廷で食べられていたミルクデザートを売りにしている文宇奶酪店。
以前はどうということもない普通の胡同スイーツ店だったのに、
いつの間にやら超人気店になってしまった。
南鑼鼓巷と交差する東棉花胡同でともに学んだ元留学生三人で、
「奶酪でも食べてこっかー。」
と文宇奶酪店に行ってみると・・・
なんとお店の前には長蛇の列。
開店後30分程度だというのに、この行列。

私たちもおとなしく列の最後尾に並ぶ。
通りがかりの人が
「テレビに出るとすぐこれだ。」
と吐き捨てるように言った。
どうやらテレビで紹介されたようだ。
テレビ以外にもグルメ本やMOOKなどで紹介されたばかりとあって、
一気に観光客が押し寄せているのだろう。
小さな店舗がさばけるお客さんの量を完全にオーバーしているようだ。
おしゃれになってますます人気の出て行く南鑼鼓巷。
たまに行けば、カフェや雑貨店巡りで心弾むひとときは過ごせるけれど、
これはもう私の知っている南鑼鼓巷ではない。
「あの頃、南鑼鼓巷がこんなんじゃなくてよかったよね〜」
「ほんとだよね〜」
ともに中戯留学組の3人で口々に言い合った。
いやいや、懐旧の情に浸っているのではないのだ。
「あの当時こんなだったら、お金使っちゃってたもんね〜。」
当時は購買意欲をそそられるものなんて、そうそうなかったからなあ。
貧乏留学生には逆に素晴らしい環境だったのだ。
さて、肝心の奶酪(nai3lao4)である。
奶酪は、辞書には「ヨーグルトの一種」、「チーズ」とあるが、
ここで出している奶酪はどちらかというとミルクプリン。
ふるふる、ゆるゆるしていて、
強いて例えるなら、ちょっと固めのフルーチェみたいな感じ?
無理があるかしら。
今回は双皮奶と奶酪巻を食べた。
双皮奶(shuang1pi2nai3)は、脂肪膜の張ったミルクプリン。
この日はオリジナルフレーバーではなく、アレンジ版を二つ食べてみた。
紅豆双皮奶(hong2dou4shuang1pi2nai3):8元

小豆がトッピングされたタイプ。
中国人はこれが大好きみたいだけど、
甘さ控えめあんこが好みの日本人三人にはちと甘すぎた。
燕麦双皮奶(yan4mai4shuang1pi2nai3):8元

エン麦(オーツ麦)を混ぜたタイプ。
この地味〜な見た目からは想像できないけど、これが意外にヒット!
トッピングされているのではなくて、予め混ぜ込んである。
にゅるにゅるんとしたミルクプリンの舌触りの中に、
ふにゅんとなりつつも穀物の固さを残したエン麦が面白いアクセントになっている。
小豆も悪くはないけど、
私は断然こっちのほうがオススメだ。
奶酪巻(nai3lao4juan3):8元

カッテージチーズであんこをロールしたスイーツ。
とびきり美味しい訳ではないけど、
素朴で郷愁を呼ぶなんともいえぬ懐かしい味だ。
以前よりは値上げしたようにも思うけど、それでも一つ8元。
こんな値段で気軽に楽しめるローカルデザートがやはりいい。
正直なところ、美味しさはほどほど、そこそこ。
とびっきり美味しいスイーツを食べ慣れた日本人の口には物足りないかもしれない。
でも、20元も30元も払って
美味しいような美味しくないようなホテルのケーキを食べるなら、
私は断然こっちを取りたい。
■お店情報
文宇奶酪店
東城区南鑼鼓巷49号
010-6405-7621
*お店が開くのは12時からです。
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宮廷奶酪(gong1ting2nai3lao4)
【データ】とき:3月7日/ところ:南鑼鼓巷・文宇奶酪店/ねだん:(どれも)8元
宮廷で食べられていたミルクデザートを売りにしている文宇奶酪店。
以前はどうということもない普通の胡同スイーツ店だったのに、
いつの間にやら超人気店になってしまった。
南鑼鼓巷と交差する東棉花胡同でともに学んだ元留学生三人で、
「奶酪でも食べてこっかー。」
と文宇奶酪店に行ってみると・・・
なんとお店の前には長蛇の列。
開店後30分程度だというのに、この行列。

私たちもおとなしく列の最後尾に並ぶ。
通りがかりの人が
「テレビに出るとすぐこれだ。」
と吐き捨てるように言った。
どうやらテレビで紹介されたようだ。
テレビ以外にもグルメ本やMOOKなどで紹介されたばかりとあって、
一気に観光客が押し寄せているのだろう。
小さな店舗がさばけるお客さんの量を完全にオーバーしているようだ。
おしゃれになってますます人気の出て行く南鑼鼓巷。
たまに行けば、カフェや雑貨店巡りで心弾むひとときは過ごせるけれど、
これはもう私の知っている南鑼鼓巷ではない。
「あの頃、南鑼鼓巷がこんなんじゃなくてよかったよね〜」
「ほんとだよね〜」
ともに中戯留学組の3人で口々に言い合った。
いやいや、懐旧の情に浸っているのではないのだ。
「あの当時こんなだったら、お金使っちゃってたもんね〜。」
当時は購買意欲をそそられるものなんて、そうそうなかったからなあ。
貧乏留学生には逆に素晴らしい環境だったのだ。
さて、肝心の奶酪(nai3lao4)である。
奶酪は、辞書には「ヨーグルトの一種」、「チーズ」とあるが、
ここで出している奶酪はどちらかというとミルクプリン。
ふるふる、ゆるゆるしていて、
強いて例えるなら、ちょっと固めのフルーチェみたいな感じ?
無理があるかしら。
今回は双皮奶と奶酪巻を食べた。
双皮奶(shuang1pi2nai3)は、脂肪膜の張ったミルクプリン。
この日はオリジナルフレーバーではなく、アレンジ版を二つ食べてみた。
紅豆双皮奶(hong2dou4shuang1pi2nai3):8元

小豆がトッピングされたタイプ。
中国人はこれが大好きみたいだけど、
甘さ控えめあんこが好みの日本人三人にはちと甘すぎた。
燕麦双皮奶(yan4mai4shuang1pi2nai3):8元

エン麦(オーツ麦)を混ぜたタイプ。
この地味〜な見た目からは想像できないけど、これが意外にヒット!
トッピングされているのではなくて、予め混ぜ込んである。
にゅるにゅるんとしたミルクプリンの舌触りの中に、
ふにゅんとなりつつも穀物の固さを残したエン麦が面白いアクセントになっている。
小豆も悪くはないけど、
私は断然こっちのほうがオススメだ。
奶酪巻(nai3lao4juan3):8元

カッテージチーズであんこをロールしたスイーツ。
とびきり美味しい訳ではないけど、
素朴で郷愁を呼ぶなんともいえぬ懐かしい味だ。
以前よりは値上げしたようにも思うけど、それでも一つ8元。
こんな値段で気軽に楽しめるローカルデザートがやはりいい。
正直なところ、美味しさはほどほど、そこそこ。
とびっきり美味しいスイーツを食べ慣れた日本人の口には物足りないかもしれない。
でも、20元も30元も払って
美味しいような美味しくないようなホテルのケーキを食べるなら、
私は断然こっちを取りたい。
■お店情報
文宇奶酪店
東城区南鑼鼓巷49号
010-6405-7621
*お店が開くのは12時からです。
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この記事へのコメント
ayaziさん、どうも。上海は曇り。3・4日前には
上海のショボイ桜並木を見に行ってきました。
でもって、この店ですが・・・この行列、いかにも、いかにも、って感じですね。
つまり、テレビやグルメ本で見て、やってきたという連中そのもの。
今、どうなんでしょうか、こういった老北京人が愛していた食い物が
注目されてるんじゃないんでしょうか・・・
しかし、ホンの10年前でしたら、この辺り、つまり南鑼鼓巷ですが、
全く、注目なんかされてなかったでしょう。
そこに住んでる人しか行かないところだったでしょうね。
アップされたものを見ますと、皆、素朴な感じがしますね。
そして、それらが入ってる器が、みな、素っ気無い・・・コレがイイですよ。
上海のショボイ桜並木を見に行ってきました。
でもって、この店ですが・・・この行列、いかにも、いかにも、って感じですね。
つまり、テレビやグルメ本で見て、やってきたという連中そのもの。
今、どうなんでしょうか、こういった老北京人が愛していた食い物が
注目されてるんじゃないんでしょうか・・・
しかし、ホンの10年前でしたら、この辺り、つまり南鑼鼓巷ですが、
全く、注目なんかされてなかったでしょう。
そこに住んでる人しか行かないところだったでしょうね。
アップされたものを見ますと、皆、素朴な感じがしますね。
そして、それらが入ってる器が、みな、素っ気無い・・・コレがイイですよ。
行列の写真を見て、思わず松田優作なみに叫んでしまいました。以前は口コミや味で店を選んでいた中国人も、これからは日本同様にメディアへの依存を深めていくのでしょうね。。
確かに最近北京小吃が見直されている感じはしますね。
南鑼鼓巷は、10年前は本当に普通の胡同でした。
まさにそこに住んでる人しか行かないところでしたよ。
このお店はその頃はここにはなかったと記憶しています。
南鑼鼓巷では新顔の部類だと思います。
南鑼鼓巷は、10年前は本当に普通の胡同でした。
まさにそこに住んでる人しか行かないところでしたよ。
このお店はその頃はここにはなかったと記憶しています。
南鑼鼓巷では新顔の部類だと思います。
確かにどんどん日本に似てきていますね。
そういった意味では、どんどん面白くなくなってきた感じもします。
この街の不便さを面白がり楽しんでいた時代は、もう終わりを告げつつあるのかもしれません。
そういった意味では、どんどん面白くなくなってきた感じもします。
この街の不便さを面白がり楽しんでいた時代は、もう終わりを告げつつあるのかもしれません。



