【金孔雀徳宏[イ泰]家風味餐館】[イ泰]族菜

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タイ族料理
[イ泰]族菜(dai3zu2cai4)
【データ】とき:3月7日/ところ:魏公村・金孔雀徳宏[イ泰]家風味餐館ねだん:84元+α

久しぶりの(北京の)西域遠征。
北京市東部に住み、東部で働く私にとって、北京の西部は心理的にとても遠い。
以前、中央戯劇学院や北京師範大学に留学していた当時は、
それでもなんだかんだと結構足を伸ばしていたのだが、
働き出してからはとんとご無沙汰だ。

それがなんで今回大遠征することになったかと言うと、
日本から遊びに来ていたMさんの
「懐かしの[イ泰]族菜を味わいたい」というたっての希望があったからだ。

ちなみに[イ泰]族菜とはタイ料理ではない。
中華人民共和国の56の民族のうちの一つで、
雲南省に住む少数民族「タイ族」の料理のことだ。

実のところ、Mさんと私には「[イ泰]族菜ならここ!」というレストランがあった。
Mさんが人民大学に留学していた時代によく通っていた、
人民大学西門近くにあったお店だ。
私も人民大にMさんを訪ねた時によく連れて行ってもらった。
気取らない、親しみやすいお店で、
しかもあっさりとした味付けをベースにナンプラーを利かせたタイ族料理は
特に暑気あたりで食欲のない時期にもってこいだった。

しかし、その店も今はもうない。
人民大学西門周辺の再開発で、取り壊しになったのだ。
その後の移転先は、ようとして知れない。

で、他に思い浮かんだ本場のタイ族料理レストランが、
魏公村ウィグル・ストリートにあるこのお店だった。

魏公村は少数民族の学生たちが学ぶ民族大学の目と鼻の先にある。
だから、ウィグル料理のレストラン以外にも、
タイ族、白族、チベット族などの料理を出すレストランが軒を連ねていた。
今回私たちが行こうとしていたお店もそのうちの一軒だった。

余談になるが、私が留学で北京に来たばかりの頃、
北京のウィグル街で一番大規模だったのは甘家口だった。
その甘家口が取り壊された後は、魏公村が筆頭になった。

ウィグル街は面白い。
一歩足を踏み入れるとそこはウィグルの世界で、
北京にいながらにして新疆ウィグル自治区の雰囲気を楽しめる。
周りからはウィグル語しか聞こえてこないし、
羊肉串を焼く匂いが通りに立ちこめる。
ぼんやり歩いていようものなら、
両脇のレストランの客引きに腕を引っ張られて店に連れ込まれそうになるし、
それでなくても威勢のいいウィグルの男たちの声がなんとも刺激的な街だった。

しかし、まるでバラック街のようだった街並みは取り壊されて整備され、
道沿いで頑張っていたレストランも一つ又一つと姿を消していった。
ガタボコで石ころだらけだった道路もすっかり舗装され、
両脇にはこぎれいなビルが立ち並んだ。

今ではすっかり整備されて昔の面影のかけらのかけらすらない魏公村に、
果たしてあの店はあるのだろうか・・・
不安にかられた私たちは、
この店で友人夫妻と待ち合わせの約束をした後で一応電話をかけてみた。
結果は、ちゃんと通じて一安心。
よかった!生き残っていた!

久しぶりに再訪した金孔雀は、
ネオンサインも華やかな大型店舗に変わっていた。

P1080858.jpg


店内面積も広がり、なかなかの繁盛ぶりだ。
「こんなに立派になっちゃって・・・」
階段を上がりながら、感慨にふける。

時間の読みを外して30分も大遅刻した私たちを、
友人夫妻があたたかく迎えてくれた。
お待たせして本当に申し訳ない・・・

お詫び代わりに、
タイ族料理のおいしいとこを気合いを入れてピックアップしますからね!
(いや、お詫びじゃなくても気合いは入るんだけどね。)

[イ泰]味涼拌三絲(dai3wei4liang2ban4san1si1):10元
P1080859.jpg


ゆで豚肉、白菜、春雨を、ちょっと甘酸っぱくて香ばしい独特のタレで和えた前菜。
ゆで豚肉と白菜は細切り、春雨も細長いので、三絲(san1si1)。

ナンプラーの風味がなんとも爽やか。
夏場に食欲のない時にも、これならガツガツいける。

蘸料薄荷(zhan4liao4bo4he2):16元
P1080860.jpg


以前、茶馬古道でも同じような料理を食べたことがある。
▼茶馬古道のものはこちらから。
こっちはドクダミがついてましたけど

薄荷を「佐料(zuo3liao4)=タレ」につける(蘸)ので、蘸料薄荷。
これまたミントが爽やかだ。
タレはゴマだれのように見えるが、
これも甘酸っぱくてスパイシーなタイ族風のお味。

素炒水蕨菜(su4chao3shui3jue2cai4):18元
P1080862.jpg


店員さんのオススメ。
水蕨菜(shui3jue2cai4)が何かよく分からないまま頼んだけど、
おお、これは蕨ではないの!
山菜らしいほどよいクセと軽い粘りがいい。

それにしても、「素炒(su4chao3)」と銘打っておきながら
結構いろいろ調味料入ってるな。
タイ族的にはこれはそのまんま炒めなんだろうか。

汽鍋鶏(qi4guo1ji1):28元(大)
P1080861.jpg


すんごく有名かつ代表的な雲南料理。
「汽鍋(qi4guo1)」という蒸し機能付きの土鍋で煮込んだ鶏のスープ。
真ん中から蒸気が出るんかな。

P1080867.jpg


あっさりしていながら鶏のうま味はたっぷり。

黒三[朶リ]炒飯(hei1san1duo4chao3fan4):12元
P1080880.jpg


黒三[朶リ]は、やっぱり茶馬古道で食べたことがある。
挽肉、雲南唐辛子、カラシナ漬けをみじん切りにして炒めたものだ。
▼茶馬古道のものはこちらから。
【茶馬古道】黒三[朶リ]

これはその炒飯版。
もともとがおかずとしてもご飯が進む力のある一品だ。
それを炒飯にしたのだから、まずいはずがない。
案の定、その期待を裏切らない美味さだった。

さて、タイ族料理と言えば外しちゃいけないあの麺もの
もちろん頼んでますよ!
続きは次回エントリーで


■お店情報
金孔雀徳宏[イ泰]味餐館
海淀区魏公村民族大学北路16号(韋伯園西南門向かい)
010-6893-2030
*民族大学のすぐ北側にある通りを民族大北門に向かっていくと左手(南側)にあります。
孔雀のネオンサインがあるので、すぐ目につきますよ。


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コメント
この記事へのコメント
これが例のタイ族料理ですか!見た目さっぱりしてそうですね。胃が疲れたときに良いかも。

それにしても、「郊外」に続き「西域」ですか…。お経は見つかりましたか…?
2008/03/27(木) 09:04 | URL | jiyan #-[ 編集]
jiyanさんへ
とってもさっぱりしてますよ!
おっしゃる通り胃が疲れた時におすすめです。

「西域」・・・jiyanさんだって、「東方見聞」にはなかなかいらっしゃらないでしょ?
お経は、週末の探検隊で発見?
2008/03/27(木) 09:27 | URL | ayazi #-[ 編集]
ayaziさんへ
こんばんわ。
タイ族料理はタイ料理と違うなんて!第一、「タイ族料理」なんて初めて知りました。
でも、写真で見る限り、ミントや甘酸っぱさあたり、私にはタイ料理みたいなイメージしか湧いてきません。これはぜひ、現地で確かめたいですね。
2008/03/27(木) 21:35 | URL | みれん #-[ 編集]
みれんさんへ
タイ料理と決定的に違うのは、辛くないことです。
私の知る限りでは、ココナッツミルクもほとんど使いません。
とにかくあっさり系です。
(オーダーにもよりますが)
北京グルメ旅行のアクセントとしておすすめですよ。
2008/03/28(金) 01:07 | URL | ayazi #-[ 編集]
タイ族
次回は、韓国料理と北朝鮮料理と朝鮮族料理も紹介してください!
2008/03/29(土) 00:22 | URL | ジミー荒川 #-[ 編集]
ジミー荒川さんへ
なかなか食べに行く機会がないのですが、もし行ったらご紹介しますね!
2008/03/30(日) 05:41 | URL | ayazi #-[ 編集]
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