【京倫飯店】豆沙面包

【京倫飯店】豆沙面包
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[RSS] [Admin] [NewEntry]

幻のあんパン
豆沙面包(dou4sha1mian4bao1)
P1080517.jpg

【データ】とき:2月21日/ところ:建国門外大街・京倫飯店/ねだん:?元(いただきもの)

ある日のお昼ご飯を、ぜいたくなことになだ万でいただいた。
いつも何かとお世話になっている大学の先輩Sさんが、
「中国大飯店の食事券がある」
とおっしゃったのを聞きつけて、
「ではぜひ連れて行ってください!」
とごり押ししたのである。

「後輩におごるのはもはや趣味」
なんていう素晴らしいことをおっしゃるSさん。
おごっていただいたのはこれでもう何回目だろうか・・・
こうなるともう「たかりのayazi」とでも改名したほうがいいかもしれない。

なだ万ランチでは、Sさんの他にもうお一方とご一緒した。
Tさんである。
Tさんとは、Sさん主宰のお茶会でもお会いするし、
以前水長城のハイキングにもご一緒した。
スラリとした長身で、おっとりとした物腰の優しい素敵な女性だ。

いつも素敵なアクセサリーを身につけていらっしゃるので、
「可愛いのをつけていらっしゃいますね。」
とある日申し上げたら、
「私もハートがだめなので、ayaziさんと同じだ!と思ったんですよ。」
以前「飯前飯後」という台湾料理レストランの記事
ちょろっと書いたアクセサリーの好みのくだりを読んで、
共感してくださっていたと言うのだ。
わーい!
アンチハートアクセサリー組にようこそ!

それはともかく、そのTさんがなだ万で席に腰掛けるなり、
「これどうぞ。」
と差し出してくれたのがこのあんパンだ。

「これ、京倫飯店の幻のあんパンなんです。
 一日に4個しか焼かないんですよ。」

なんと、この日Tさんは好運にもこの幻のあんパンに遭遇。
貴重な4個を全て買い占めて、Sさんと私に2個ずつプレゼントしてくださったのである。
かたじけないことである。

翌日の朝、ありがたくいただいた。
トップの写真ではちょっとつぶれちゃって不細工になっているけど、
これはバッグに入れて持ち歩いたから。
ほんとはもっとふっくらして美味しそうなお姿だった。

いつもになくカップ&ソーサーでコーヒーを淹れてみる。
何せほら、幻だし。

バカッと二つに割ってみると、中にはあんこがたっぷりでボリューム満点!
P1080518.jpg


美味だった。
Tさん、ごちそうさまでしたー!!

*****

ところで、この幻のあんパンがきっかけになって、
なだ万ランチでもあんパン談義に花が咲いた。

6年ほど前にも一度北京駐在のご経験があるSさん。
当時はまだお子さんたちが日本人学校に通われていた関係で、
ご本人も日本人学校の運動会に参加していたという。

「その時の楽しみがこれだったんですよ。」

運動会であんパンと言えば・・・
そう、パン食い競争である。

今ではどうか知らないが、その昔日本人学校の運動会には、
木村屋のあんパンが使われていたのだそうだ。
なんと、パン食い競争のために空輸していたというから驚きだ。

「そんな贅沢な!」
と目を剥く人もいるかもしれない。
でも、そこそこ日本と変わらない食生活が送れるようになった今の北京とは違って、
昔の北京ではおいしいパンにありつけるなんて夢のまた夢だった。
ましてやあんパンである。
当時の北京在住者のあんパンに寄せる熱い思いは、想像に難くない。

かく言う私も、中国であんパンというと忘れられない思い出がある。
1988年に初めて中国を訪れた時のことである。

香港から中国本土に入った私は、
(当時は北京でビザを発給してもらうのが難しく高価だったので、
 旅行者はそのほとんどが香港でビザを取得して
 羅湖から中国大陸に足を踏み入れていた。)
まずは広州に向かった。

広州では、沙面のユースホステルに宿泊した。
そのユースホステルと目と鼻の先に
白天鵝賓館(ホワイトスワンホテル)という外資系のホテルがあった(今もある)。
このホテルのベーカリーにあんパンが並ぶことがあるという噂が
ユースホステルに宿泊する日本人の間で流れていた。

日本を出てからそんなに時間はたっていなかったが、
あんパンと聞けばやはり食べたくなるもの。
連日ベーカリーに通ったが、あんパン様のお姿を拝むことはできなかった。
それでもめげずに通い続け、
いよいよ広州を発つというその日の朝になって見事遭遇。
ようやく手に入れることができたのだった。

1999年に成都に旅行に行った時にも、
たった一個のあんパン欲しさにわざわざイトーヨーカドーに行き、
中国人と一緒に並んであんパンが焼き上がるのを待ったことがある。
イトーヨーカドーのあんパンは当時一個一元だったと記憶している。
焼き上がって運ばれてくると、冗談ではなく飛ぶように売れていた。
波のように押し寄せてくる中国の人たちにはじき飛ばされそうになりながら、
あんパンを一つだけ買って食べた。

日本にいる時にはあんパンにそれほど執着しないのに、
日本を離れると無性にあんパンが恋しくなるのはどういう訳なんだろう。

広州のあんパンも、成都のあんパンも、京倫飯店のあんパンも、
どれも心にしみる美味しさだった。


■お店情報
京倫飯店(日航)JINGLUN HOTEL NIKKO1階ケーキショップ
建国門外大街3号
010-6500-2266

【おまけ】
日航系のこのホテルが、
どうして「京倫飯店」なんていう名前で呼ばれているか知っていますか?
このホテルは以前カナダ系の「Hotel Beijing Toronto」だったからなんですって!
「京倫」の「京」は、「Beijing=北京」から、
「倫」は「Toronto=多倫多」から来ていたんですね。
ずっと不思議に思っていましたが、ようやく謎が解けました。
今でも、お部屋の灰皿やカップなどに
「Hotel Beijing Toronto」のロゴが残っていることがあるそうですよ。


■ブログランキングに参加しています。
 ポチッとクリックしてくださるとうれしいです!
banner2.gif
↑人気blogランキング(カテゴリー:グルメ)
a_02.gif
↑FC2のブログランキング(カテゴリー:グルメ)
スポンサーサイト

[RSS] [Admin] [NewEntry]

コメント
この記事へのコメント
中国あんパン
バリバリ中国のあんパンではありますが「桃李」のアンパン(ミニあんパン)、なかなか美味しくてたま~に買ってみたりします。
あ、でも製造年月日はよくよく確認して「焼きたて」のときに限りですが(笑)
2008/03/03(月) 00:47 | URL | さんじょ #-[ 編集]
さんじょさんへ
「桃李」のあんパン・・・買ったことないです・・・
さんじょさん、ディープなアイテムをご存知ですねえ!
今度チャレンジしてみようかな。
2008/03/03(月) 12:26 | URL | ayazi #-[ 編集]
ヨーカドーのあんパン
イトーヨーカドーのあんパンは健在です。質もほか店の豆沙包と違ってあんなパンそのものです。ただし、2回の値上げ、1元から1.2元、昨年に0.3元上がり、現在は1.5元です。
2008/03/03(月) 23:39 | URL | KM #NscJhb76[ 編集]
KMさんへ
おお!健在ですか!
ほぼ十年間で0.5元の値上げなら、かなり据え置きで頑張っているのではないでしょうか。
また食べに行きたいものです。
2008/03/04(火) 00:04 | URL | ayazi #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。