【老隣居】[朶リ]椒魚頭

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魚の頭の叩き唐辛子蒸し
[朶リ]椒魚頭(duo4jiao1yu2tou)
P1070887.jpg

【データ】とき:12月28日/ところ:望京・老隣居/ねだん:78元

ローストグースの他にもう一つ、あるかどうか確認をとった料理、
それがこの[朶リ]椒魚頭。
湖南地方の名物料理だ。

この店の人気メニューで、遅い時間になると売り切れてしまう。
S氏がその友人の台湾人と何度かこの店に来ているが、
いつも売り切れでその台湾人はついぞ味わったことがないのだという。

「[朶リ](duo4)」は、「細かく切る、叩く」という意味。
「椒(jiao1)」はこの場合、「泡椒(pao4jiao1)=塩漬けにした唐辛子」のことだ。

「泡椒(pao4jiao1)」と言う場合は、漬け込む唐辛子は赤唐辛子。
普通「[朶リ]椒」と言えば、使っているのは「泡椒」、つまり赤唐辛子だ。
じゃあ青唐辛子版は?というと、「醤椒(jiang4jiao1)」という別の名前で呼ばれる。

▼旧ブログの醤椒関連記事:
「岳麓山屋・湖南菜でポンポコリン~醤椒蒸魚頭篇」

「魚頭(yu2tou)」は文字通り魚の頭だが、
たいていの場合「大雄魚(da4xiong2yu2)」=コクレン(黒連)を使う。
コクレンは中国語で「胖頭魚(pang4tou2yu2)=頭の太った魚」という別名があるくらい、
身体に比して頭部が異常に大きな魚だ。

▼コクレンについてはこちらをどうぞ。
がばりと大口のコクレン(ちょっとグロイ・・・)

さて、この[朶リ]椒魚頭は、
その太っちょ頭魚の頭を中華包丁でドガッとまっぷたつに割ったものを使う。

P1070886.jpg


「え~、頭だけ~?食べるとこないじゃん。」
なんて思うなかれ。

太っちょ頭と名のつくだけあって、かなり身がしっかりついている。

P1070888.jpg


かまのところのふっくらとやわらかい身もいいし、
骨際のゼラチン質のぷるぷるもまたいい。

そのぷるぷるをほおばりながら、ふと思いついてS氏に聞いてみた。

「ねえねえ、このゼリーみたいなところの感触、中国語で何って言うの?」
「うーん、『果凍(guo3dong4)=ゼリーみたいな』かなあ。」
「だからあ、なんとかみたいなっていう言い方じゃなくて、
 擬態語で何かないの?
 日本語だと『ぷるぷる』とか、『ぷるんぷるん』とかいろいろあるんだけど。」
「・・・」

S氏は考え込む。

「中国語は擬声語とか擬態語があんまりなくて、訳す時に困るのよね。」

普段から、「ぷるん」だの「つるん」だの「もっちり」に悩まされている私はなおも食い下がる。
ややあって、S氏が言った。

「あるある!『[口荅] 児[口荅]児(da1erda1er)ってのは?』

[口荅](da1)はかたい物がぶつかって出る軽くて短い音で、
「たったっ」とか「ぱっぱっ」だそうだ。
うーん、やっぱり違うような気がするけど?

ところで肝心の魚の味だが、とても淡泊で食べやすい。
しっかりと漬かってやや酸味を帯びた唐辛子のせいで、
臭みもほとんど感じない。

でも、いい気になって食べ続けていると、
翌朝叩き唐辛子の威力を思い知ることになるのでご用心のほどを。


■お店情報
老隣居
望京湖光中街9号
010-8472-3249
*広順北大街と湖光中街の交差点を西方向へ行って右手。
  ガソリンスタンドの東側にあります。


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