【天津・中山食街】煎餅[食果]子

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中華風クレープ(天津風)
煎餅[食果]子(jian1bing3guo3zi)
P1030671.jpg

【データ】とき:4月15日/ところ:天津・中山食街/ねだん:2元?

煎餅(jian1bing3)は、日本人にも人気の高いスナック。
小麦粉を溶いた生地を焼いて卵を落とし、
油餅(you2bing3)と呼ばれる揚げパンを挟んだ、
いわば中華風クレープだ。

ものすごく薄手のお好み焼きと言ってもいいかもしれない。

北京では煎餅と呼ばれるこのスナック、
天津へ行くと呼び名が変わる。

その名も、煎餅[食果]子と言う。

ただ呼び名が変わるだけかと思っていたら、似て非なるものらしい。

前半の「煎餅」はいいとして、後半の[食果]子がくせ者だ。
生地を焼いた後にどうもこの[食果]子を入れるらしいのだが、
これが何なのかが今ひとつ分からない。
説明を聞いていると、油条のようにも思えるだが・・・

どうやら実物を食べてみないことには分からないらしい。
以来、「天津に泊まりがけで行き、朝ご飯に煎餅[食果]子を食べる」というのが懸案になった。

小古林で海鮮をたらふく食べた翌朝、ようやくその懸案事項を実行する時がやってきた。
宿泊したホテルから、近くの屋台街、中山食街へと向かう。

中山食街の向かいに、小さな屋台が出ていた。
おばちゃんが忙しく煎餅[食果]子を焼いている。

のぞき込んでみると、ぱっと見た感じは煎餅と変わらない。

P1030674.jpg


聞けば、煎餅[食果]子の生地には、緑豆粉が使われているのだという。

「(北京の)煎餅はぜんぜんダメ!ふにゃふにゃしてるもの!」
屋台のおばちゃんが慣れた手つきで煎餅[食果]子を焼きながら言う。
煎餅[食果]子の生地はもっとしっかりしているんだそうだ。

「そうそう!あれは食えたもんじゃないな。」
客もおばちゃんに同調する。

煎餅、十分おいしいけど、天津っ子にとってはまずいものなのね。

「中身はどうします?」
「[食果]子を入れて!」

煎餅[食果]子のもう一つの特徴は、油餅ではなくて[食果]子を使うこと。
おばちゃんも言う。
「油餅は北京風ね。天津風は[食果]子を入れるんですよ。」

これが油餅。

P1030677.jpg


で、こっちが[食果]子。

P1030676.jpg


やっぱり油条風。
でも、油条よりもふわふわしたスポンジ生地みたいに見える。
こっちにも緑豆が使われているのかな?

卵を落とし、葱をちらし、タレをちょちょちょいっと塗りつけた生地の上に、
[食果]子を置いて、くるり、くるり。

P1030675.jpg


煎餅[食果]子の出来上がりだ。

P1030700.jpg


↑ちょっと出来上がりから時間がたってしまったので少ししんなりしてしまった。

かぶりついてみると、確かに食べ慣れた煎餅の食感とは違う。
フカフカしているというか、ざらざらしているというか。
「煎餅はふにゃふにゃしていてダメ」と言う天津っ子の言葉に納得。
この噛み応えの違いは、たとえて言えば白米に対する玄米。

そして[食果]子。
油条よりも油っぽくなくて、さっぱりしている。
油条はカリカリした食感だが、[食果]子は見た目通りスポンジのようなフカフカした感じがする。

煎餅と煎餅[食果]子。
似て非なる物。

北京から天津へは汽車で80分。
近いようで遠い二つの都市の違いを、天津的早点(天津の朝ご飯)で噛みしめた。


■お店情報
中山食街向かいの屋台
*中山食街は、市中心方面から金剛橋を渡り、
 ホリディ・インを通り過ぎてさらにしばらく進むと右手にあります。


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