【富春山居】世外桃源

【富春山居】世外桃源
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桃源郷
世外桃源(shi4wai4tao2yuan2)
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ある週末を、桃源郷で過ごした。

そこは余りにもゆったりとして、余りにも贅沢で、余りにも優雅で、
それでいてさりげなく、控えめで、あたたかい場所。
しとしと降る雨がゆっくりと大地を濡らしていくような、
さざ波がゆっくりと水面を伝っていくような、
おだやかな喜びが心と身体にしみわたっていく。

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俗世を離れた別天地は、杭州の郊外、富陽という町にある。
元代の画家、黄公望が公職を退き終の棲家として結んだ庵、
富春山居をモチーフにしたラグジュアリーリゾートだ。
その名もまさに、「富春山居(フーチュンリゾート)」。

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フーチュンリゾートのホームページ

ガルボのフーチュンリゾート紹介記事

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今回は、SPA宿泊プランを利用した。
お値段は目玉が飛び出るくらい高額だけれど、
結果的にはその値段以上のものを楽しみ尽くして帰ってきた。
本当に価値ある上質のものならば、
例え高額であろうともその代価を払うことは少しも惜しくない。
(とは言え、もちろんそれなりの覚悟は必要だったけれど・・・)

ゆっくりと目を閉じれば、
フーチュンリゾートで過ごしたひとときが、
フェードインとフェードアウトを繰り返すスライド写真のように
まぶたのスクリーンにゆっくりと浮かんでは消えていく。

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それは龍井茶のさわやかな味わいが
いつまでも口の中に残り続けているようでもあり、
上質のワインの酔いが
いつまでも醒めやらずに夢見心地をたゆたっているようでもあり。

回味無窮(hui2wei4wu2qiong2)。
その味わいは、
冷たい北京の空気の中でさえほっこりと私の心に灯って、
いつまで尽きることがない。

シンプルでけばけばしさのかけらもないアジアンテイストのインテリア、
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あたたかい暖色系の間接照明が灯りエッセンシャルオイルがほのかに香る館内、
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レイクビュー・ラウンジのテラスから眺める霧にかすむ龍井茶の畑、
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冬の陽にやわらかく映えるひなびた田舎の山々、
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江南の里山の稜線を眺めやり、暮れなずむ冬の日を惜しみつつ入るジャクジー、
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自分ひとりだけがたてる水の音を聞きながらゆったりと泳ぐインドアプール、
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インドヨガマスターから学ぶヒマラヤヨガレッスン、
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5種類のエッセンシャルオイルとミルクバスで夢見心地のボディ・トリートメント、
経絡に沿って血行を促進し排毒する中国式マッサージ、
使いやすく設計された落ち着いた雰囲気のお部屋、
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決してでしゃばらないのに、
呼び止めればいつでも笑顔で対応してくれるスタッフ・・・

そのすべてが上質で優雅なのに、ひけらかさず、おだやか。
奥ゆかしいアジアの美徳が凝縮したような、
とろりとした深い緑の翡翠の美しさのような。

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バッグももたず、お財布も持たず、携帯電話も持たず、
ただ大判のストールとカメラだけを持って過ごした2日間。

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何も持たない生活というものは、こんなに快適なものなのか・・・
新鮮な驚きと共に、
ふだん抱えている余計なものの存在に気づいたりもするのだった。

北京から持っていった物を、
物理的な意味ではもちろん北京にまた持って帰ってはきたけれど、
私はあそこに何かを卸して置いてきたのかもしれない。

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あれから数週間。
いつもと同じ日々では、
誰かが私の代わりにお部屋を片付けてくれることも、
水辺のテラスで手漕ぎ船を眺めながらお茶を飲むこともなく、
朝ご飯で使った食器は自分で洗うし、
飲むのはティーバッグのほうじ茶だけれど、
それでも、
桃源郷の酔いは、まだ醒めやらずに私の周りにほんのりと漂っている。


■お店情報
富春山居(フーチュンリゾート)
杭州市杭富沿江公路富陽段
0571-6346-1111


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コメント
この記事へのコメント
富春山居、本当に素晴らしいところですね!!ぜひ一度行って見たいです。
ayaziさんは心に残る有意義なクリスマスを過ごすことが出来たでしょう~私も何か記念日を狙って行って見なきゃ・・・値段が値段なので(笑)
2007/12/28(金) 18:06 | URL | あおぞら #-[ 編集]
あおぞらさんへ
フーチュンリゾート、本当に贅沢で素敵な時を過ごしました。
じっくりと静かに楽しむ大人のラグジュアリーリゾートです。
確かにお値段がはるのでちょっと敷居は高いですが、リラックスできる大切な方と一緒にぜひ訪れてみてください。

ところで、今年のクリスマスは韓国系串焼き屋で地味~に過ごしました。
それもまた一興・・・かな?
2007/12/28(金) 18:49 | URL | ayazi #-[ 編集]
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