【香港大学校友会】香港マカオ食い倒れ紀行2007(之六)

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ご学友の集う場所
【データ】とき:11月24日/ところ:香港(中環)・香港大学校友会(HK Univ Alumni Association)/ねだん:?(おごりでした)

(【金興飯店】香港マカオ食い倒れ紀行2007(之五)からの続きです。)

香港最終日。
前夜の夜更かしのせいもあって、行動を開始したのは10時すぎ。
まずは画廊に顔を出す。

開幕式に間に合わなかった画集が刷り上がってきていた。
パラパラとめくりながら、雑談。
そうこうしているうちに、W氏、I女史も顔を出した。
さらに、弟氏の同級生でやはり現代アーティストのW氏(あら、またWさん!)が
お父上を連れて香港に遊びに来ているとかで合流。
さらにさらに、共通の友人らしき方とそのご家族も合流。

こんな風に、この画廊にはたくさんの中国大陸アーティストやアート関係者が次々に顔を出す。
この画廊ならずとも、香港は今や大陸アーティストの寄港地みたいになっている。
そして香港だけではない。
今日はベネチアで、明日はパリで、あさってはニューヨークで、
こんな風に中国人アーティストどうしが連絡を取り合い、
おおぜいで食卓を囲み、食べ、飲み、話し、笑い合っているのだ。
このネットワークの強固さはどうだ!
連携の緊密さはどうだ!
私は軽いショックを覚えつつ、笑顔でみんなの話を聞く。

この日も、せっかくだからみんなで食事をということになった。
画廊のスタッフが連れて行ってくれたのは、「香港大学校友会」のレストランだ。

「香港大学校友会」(HK Univ Alumni Association)は、香港大学のOB会のレストラン。

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香港大学出身の名士の名前が刻まれたプレートが壁にはめ込まれ、
この場所の本来の姿を物語る。
もともとは卒業生どうしの交流の場として使われていた普通の食堂だったが、
今では卒業生でなくても利用することができるレストランになっている。

ちなみに、香港島にある香港大学と、
九龍サイドにある中文大学とでは、
香港大学出身の医者は九龍サイドでは開業しないなど
相手の地盤を侵さないという不文律があるそうだ。
「じゃあ、勢力範囲侵犯だね、君は!」
中文大学出身なのに香港島にある画廊で働くスタッフに向かってジョークが飛んだ。

円卓にはあれよあれよと言う間に、十数人が集まった。
ご高齢のW氏のお父上から、こんな愛らしい少女まで。
P1070441.jpg


またまた思いもしない展開だ。

お料理のオーダーはまたもや画廊スタッフにお任せ。
どんなものが出てくるか、お楽しみだ。

杏汁肺湯(豚の肺のスープ・アーモンド風味)
P1070433.jpg


中に浮かんでいる肉らしきものの正体が分からなかったので、
「これ、何?」
と隣りに座った弟氏に聞いてみると、
「豚の肺。」
初物だ。

よく煮込まれたスープには、ほのかに杏仁の香りがついている。
杏仁というとスイーツしか思い浮かばないのは日本人だけで、
中国人は前菜に、そしてスープにと、実に多彩に杏仁を利用する。

豚の肺と一緒に煮込まれている野菜は白菜。
やさしい白菜の甘みと杏仁の香りにほっこりとする。

翡翠雲腿炒鴿片(蜜煮雲南ハムの唐揚げとハト肉炒め):$220
P1070434.jpg


このお店の看板メニューの一つだそう。

「雲腿」は雲南ハムのことで、豚の後ろ足を海水に漬け、陰干し熟成させたもの。
それをさらに蜂蜜に漬け、卵の黄身をつけて揚げてあるという。
ハムの塩気と蜜の甘みがケンカせず、なんとも複雑にして豊かな味わいだ。

ハト肉は手羽のところを唐揚げにしたものと、
秘伝のたれで袋茸と炒めたものが一緒に出される。
どちらも捨てがたいが、
雲南ハムの香ばしさと合わせて食べるには
しっとりと炒めだれがからまって味のしみた炒め肉のほうに軍配が上がった。

蝦とホタテ貝の炒めもの
P1070435.jpg


日本人ウケ間違いなしの、シンプルな魚介の炒めもの。
文句なく美味しい。
添えられてくる蝦醤(蝦味噌)にちょちょいとつけて食べると、ますます美味。

石斑魚(ハタの一種)の唐揚げ、豆腐、茸のうま煮
P1070436.jpg


一度揚げた皮付きの石斑魚をさらに旨味ダレで煮てある。
淡泊な白身魚も、揚げることでコクが出る。

鶏肉の姿揚げ(海老煎餅添え)
P1070439.jpg


山椒の粉入りの塩をつけていただく。
香ばしい皮とジューシーなお肉。
海老煎餅のパリパリした歯触りが楽しい。

でも、S氏によると、
「留家厨房のほうが美味かった」
とのこと。
留家厨房は、香港でぜひ行きたいと思っていたレストラン。
今回はなんだかんだと振り回されて、ついに行く機会がなくて残念だった。
今度香港に行ったら絶対行くぞ!

野菜もの二品。
芥蘭菜の炒めもの/エンドウ豆の穂先のスープ仕立て
P1070437.jpgP1070438.jpg


観念芸術家のW氏は、
「これが美味いんじゃー!」
とばかりに、芥蘭菜にも蝦味噌をドバドバつけてムシャムシャ食べていた。
さらには白ご飯にまでかけて、米粒をかっこむ。

蝦醤。
香港版、飯の友。
次に行ったらぜひおみやげで買ってこよう。

菠蘿咕嚕肉(パイナップル入り酢豚):$80
P1070440.jpg


北京で酢豚と言うと、何も野菜が入っていなくて豚肉のみ。
それと比べると、これはだいぶん日本版の酢豚に近い。
甘酢のたれがしっかりお肉にまわっているが、
香ばしさは損なわれていなくていい仕上がりだ。

にぎやかに囲んだ香港最後の食卓。
ご高齢のW氏のお父上に酢豚を取り分け、
同席した香港芸術文件庫のスタッフとグルメな芸術家たちについての話をし、
小朋友とふざけ合ったりしながら、
思いがけない人々との楽しい時は過ぎていった。


(香港マカオ食い倒れ紀行はこれで終わりです。)


■お店情報
香港大学校友会
Room 101, 1F, Yip Fung Bldg., 2 Daguilar St, Central, HK
2522-7968    
お店のホームページ → http://www.hkuaa.org.hk/facilities_lounge.asp(英語)


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