【中国会】香港マカオ食い倒れ紀行2007(之三)

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会員制レストラン「チャイナクラブ」潜入記
【データ】とき:11月22日/ところ:香港(中環)・中国会(China Club)/ねだん:?(おごりでした)

(【紫荊海鮮酒家】香港マカオ食い倒れ紀行2007(之二)からの続きです。)

yukidarumaさんとの上海蟹ランチを終え、
ユニクロやら無印良品やら海港城やらをうろついて買い出しをすませ、
(狂ったように和ものの酒のアテを買いまくってしまった。バカ・・・)
「香港来たからには乗っとかないと」
とスターフェリーに乗って香港島に戻る。

P1070286.jpg


中環にある画廊では、個展の開幕式の準備がすっかり整っていた。

P1070293.jpg


サンドイッチや春巻きをつまみ、赤ワインを飲みながら歓談。
北京から来た美術雑誌の編集者、画廊経営者とも顔を合わせる。
前日ともに食卓を囲んだW氏、I女史の姿も見える。

私も香港在住のSさんにお声がけした。
ライター仕事でいつもお世話になっている編集者さんだ。
ほぼ一年ぶりの再会。

あれやこれやと積もる話をするうちに、時はあっという間に過ぎる。
赤ワインのグラスが二つ空になり、トイレにも一度立った頃、
「さて夕食でも・・・」
という話になった。

余談だが、香港でオフィスビルのトイレに入るには鍵が必要だ。

P1070338.jpg

ビルテナントから鍵をもらわないと、トイレに入れないしくみになっているのだ。

P1070339.jpg


盗難予防のため?
今回初めて知った、香港の掟。

会食の顔ぶれは、画廊のスタッフ3人、S氏、弟氏、W氏、I女史、Sさん、そして私。
さらに、yukidarumaさんにも声をかけた。

中国人の会食は参加メンバーのくくりがとてもおおまかだ。
その場の成り行きで同席することになった人がいても、
そんなに目くじらを立てられたりしない。

なんだか分からないけどくっついてきた日本人だって、
その日本人が誘った知り合いだって、
たいていの場合はウェルカムだ。

だから食卓を囲んでみると、
あら、見知らぬ顔がだいぶまじってる・・・てな具合になることも多い。
でもだからこそ、こうして人間関係は広がっていく。

ところで、この日「そろそろ夕食でも・・・」と連れて行かれた先は、
とても特別な場所だった。

「どこで食べるの?」
「中国会。」
という会話に弾かれたようになったSさんの様子からも、
その特別さがうかがえた。

「中国会に行くんですか?」
「うん、そう。」

聞き返すSさんに対して、S氏はいたって平静な口調で答える。
私もSさんが何故瞳を輝かせているのか分からない。

そんな私に、Sさんが説明してくれた。
「中国会は、上海灘(SHANGHAI TANG)のオーナーがやっている会員制のレストランで、
 滅多なことでは入れないんですよ。
 会員枠が決まっていて、誰か退会しないと入会できないんです。」
香港在住10年以上のSさんも、入るのはこれが二度目だと言う。

私の方は至ってのんきなものだったのだが、この説明を聞いて俄に興奮する。
現金なものだ。

旧中国銀行ビルの13階から15階に作られた中国会(China Club)は、
中環の摩天楼のまっただ中にある。
拍子抜けするくらい狭い入り口からエレベーターで昇っていくと、
そこにはオールド上海の世界が広がっていた。

P1070341.jpg


内装、インテリア、調度品、ファブリック、食器に至るまで
すべて上海灘(SHANGHAI TANG)のオーナー、ディビッド・タンの趣味で統一され、
階段の壁には現代アートのコレクションが飾られている。
そこにはI女史のインスタレーション作品の写真もあった。
撮影はW氏の手になると言う。

アート作品を収集する香港の有名ブランドオーナーの店で、
作品を収集されたアーティストたちと囲む食卓。
またもや不思議な展開になってきた。

この中国会で食べた料理は・・・・

と紹介して行きたいところだが、何しろ店内が暗かったし、
会員制レストランで写真を撮るのはやはり憚られたので、
残念ながら料理の写真はない。

詳細はこちらをご覧いただくということで、お茶を濁すしかない。

▼All Aboutの関連記事
会員制なだけに、一度は入ってみたい!? 香港の会員制「チャイナクラブ」

お料理はいたってシンプルな中華料理だった。

ざっと食べたものを列記すると、
・ウオスン(セルタス)と干しエビの和えもの
・揚げたスズキと野菜のとろみあんかけ
・もやしと豚肉の炒めもの
・魚香茄子
・北京ダック
・ダック肉入りのじっくり煮込みスープ
・エンドウ豆の穂先の蟹あんかけ
・鶏肉のスパイシー唐揚げ
・骨付き蒸し鶏のあんかけ
・蘭州拉麺
・マンゴープリン
・楊枝甘露
・沙淇瑪(水飴がしみしみの中華風おこし)らしきお菓子。

大絶賛するほどとびっきり美味しいというほどではないが、
どれもとても上品に仕上げてあって美味だった。

もやしと豚肉の炒めものと、揚げたスズキのあんかけが好みの味付け。
そして北京ダックがパリパリでとても素敵だった。
(北京から行ったのにわざわざダックっていうのも何だけど。
 でも香港で食べる北京ダックのほうが、パリパリと香ばしく焼けているように思う。)

デザートは今ひとつ。

蘭州拉麺は大陸の男たちに大好評。
お代わりの声がテーブルのあちこちから飛んだ。
どばどば黒酢を入れて食べているのが北方中国らしくて微笑ましい。

残念ながら、麺打ちパフォーマンスは見なかった。
そんなパフォーマンスがあるなんて知らなかったのだ。

最後にフォーチュン・クッキーが出されて、中国会の宴は終了。
(ちなみに大陸中国のレストランで出されたことはない。)
私のクッキーに入っていたのはこんなおみくじだった。

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「不妨到外地遊玩,会令自己的心情開朗。」
(気晴らしに、どこかよそに遊びに行ってみては?)

まさに!
未来を先取りしちゃったね。
気分、晴れ晴れ。

さて、料理の写真は撮れなかったけれど、
15階にあるテラスからの夜景は写真に収めることができたので、
それを何枚かアップすることにしよう。

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対岸から眺める夜景もいいが、
こうして摩天楼のまっただ中から見る夜景もまた趣き深い。

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「ひゃー、中国銀行ビルがこんなに近くにあるーっ!」
yukidarumaさんが歓声を上げた。
いつもは土瓜湾の稽古場から遠くに望む中国銀行ビルが
今は手に届くほどの至近距離にあるから、
と彼女は説明した。
北京で演劇を学び、香港でお芝居を続ける彼女。
そのバイタリティー、行動力、情熱に、私はいつも頭が下がる思いだ。

「ここからも、私の稽古場見えたりしないかな。」
そうつぶやいてシャッターを切る彼女に、そっとエールを送った。

その中国銀行ビルの上に、月が輝いていた。

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(【船屋葡國餐廳A Lorcha】香港マカオ食い倒れ紀行2007(之四)に続きます。)


■お店情報
チャイナクラブ(中国会)
中環銀行街旧中国銀行大廈13階から15階
2521-8888
(会員制。会員の方と一緒に入ってください。)


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