【浄心蓮】中国式素食

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中国式ベジタリアン料理
中国式素食(zhong1guo2shi4su4shi2)
【データ】とき:10月20日/ところ:リドホテル内・浄心蓮/ねだん:1000元くらい(6人で)

ある日、大学の先輩Sさんから指令が飛んだ。

概要はこうだ。
「来週末インドより不思議な同窓生が北京に来る。
 一緒に食事をどうかと思うのだが、
 但し件の同窓生氏はヒンドゥーの教えに従って肉類を食べないし、
 長年の北部インド生活で小麦系主食向きの体質になってしまった。
 そこで小麦系主食や精進料理系で良い店があれば紹介されたし。」

かくして、北京の同窓生ネットワークを総動員して
不思議な同窓生おもてなしシフトが敷かれた。
精進料理系のレストランを比較検討した結果、候補にあがったのがこの浄心蓮だ。

なのだけれど。
実は私、この店が苦手だ。

▼ブログの浄心蓮関連記事
【浄心蓮】素食餐廳之一
【浄心蓮】素食餐廳之二

店内に置いてある仏教グッズも、
タイ風やらガンダーラ風やらチベット風やらが混在していてポリシーが感じられず、
要はオリエンタルなムードが好きな西洋人受けするような雰囲気。
敬虔な仏教徒であるが故に素食レストランを開いたというよりは、
客受けするからやっているアトラクション的な要素を強く感じた。

「ヨーガを極めていらっしゃる同窓生氏がどんな風にとらえるかは、
 ちょっと賭けかもしれません。
 (逆に「ははは。こうなっちゃうんだね~」
 と、かえって興味深く受け取られる可能性も大だとは思いますが。)」

Sさんあてのメールにもこんなふうに好き勝手書いたので、
「ayaziさんは来ないのかと思ってましたよ。」
とSさんに思わしめたのであるが、
やはり不思議な同窓生氏にはお会いしたい。

結局メンバーに入れていただき、
浄心蓮を再訪することになったのだった。

*****

今回行ったのは、リドホテルにある二号店。
ホテルに入店しているだけあって、なかなかゴージャスなしつらえだ。
まあ、このゴージャスさが鼻につくんだけれど。
と、やっぱり懐疑的な私である。

不思議な同窓生ことA氏は痩せ型でひょろりと背が高く、
ヨーギーらしい風貌をされていた。
宗教的な理由で肉食を拒んでいる訳ではないが、
長いことヨーガの世界に身を置いていらしたのですっかり菜食の習慣がつき、
身体が肉を受け付けなくなってしまったのだという。

私たちの心配をよそに、
なんちゃって仏教チックなインテリアを興味深く受け止めていらっしゃる様子のA氏。

よかった。
胸をなで下ろし、安心してオーダーに入った。

相変わらずの分厚くて重たいメニュー、
分かりにくい凝ったメニュー名と格闘しながら、
なんとか注文を済ませる。

お酒はないので、飲み物はハーブティー。

P1060870.jpg


要は菊花茶。

まずは精進料理のお楽しみ、「●●もどき」料理から。

P1060872.jpgP1060874.jpg


(左)ハムもどきとパイナップルの前菜

貝殻をかたどった巨大な更にたっぷりのクラッシュアイス、
木の枝がぶっささり、ドライアイスがけむを吐く。

(右)ソーセージもどき

聖なる柩。
中味はソーセージもどき。

P1060879.jpgP1060881.jpg


(左)北京ダックもどき

ダックもどきにバラが散る。
やはり胡瓜が美味。

(右)水煮魚もどき

龍が張りつく金の甕。

はい。これにてもどき料理博覧会は終了。

この店、盛りつけは本当にいただけないのだが、
一応書き添えておくと味はまあまあ美味しい。

もどきものは揚げ物が多くておなかにもたれるという前回の教訓を踏まえ、
今回はこの辺で野菜料理に移行することにする。

P1060873.jpgP1060876.jpg


(左)野菜たっぷり海苔巻き

前回は苺だったが、今回はなぜかドラゴンフルーツ。
でもやっぱりフルーツは入れないほうがいいと思うよ?

(右)野生の茸と百合根の炒めもの

切り株をくりぬいたような巨大な鉢。
本来はオリーブオイルで炒めるらしいが、
今回はA氏のリクエストでごま油で炒めてもらった。
百合根のほくほくと、茸の旨味がなかなか。

P1060878.jpgP1060883.jpg


(左)いろいろ茸の鍋炒め

ちょっと辛い味付けだったが、普通に美味しい。

(右)仏手瓜のつるの炒めもの

仏手瓜って、ハヤトウリだって。

百合の花びらがなんだか毒々しいけれど、
仏手瓜自体はなかなか美味しい食材だった。
初めて食べた。
南方ではポピュラーな食材なんだろうか。

タロ芋のポタージュ
P1060884.jpg


南瓜のポタージュが美味しいと聞いていたが、へそ曲がりの私はタロ芋を試してみる。
とろりとした食感だが、舌先に里芋のざらりとした繊維感が残るのがかえって好ましい。
主食がわりになるくらいボリュームのあるポタージュ。
結構バターが利いていてこってり。
もう少し薄味でもよかったかも。

デザートのちびミカン
P1060885.jpg


出た!
スモークの中から浮かび上がるちびミカン。
演出は大げさだけど、要はミカン。
あ、ミカンは非常に美味だった。

二人でもどき料理=揚げものオンパレードだった前回と違って、
今回は総勢六人、しかももどき料理は控えめにして野菜ものを多く頼んだので、
お料理に対する印象は少し良くなった。
野菜中心でオーダーすれば、ヘルシーな食事になるかもしれない。

ただ、それにしても6人で1000元以上。
ホテル内でサービス料がかかっているとはいえ、やっぱり高い!!

で、ゲストのA氏の評価はと言うと・・・
「精進料理も中国人がやるとこうなるのかというのが分かって面白かった」
とのこと。

インドでもヨーガを学びに来る中国人が増えているそうですが、
その姿勢と何か通じるものを感じ取られたようだった。

てことは、そのうちスモークの中でヨーガを教えるお教室なんてのができるかも?


■お店情報
浄心蓮 Pure Lotus Vegetarian
朝陽区首都機場路将台路 麗都暇日飯店3F
8703-6668


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コメント
この記事へのコメント
この盛り付け、おもしろ~い!!何でスモークが出てくるの~。ちなみに、NY州の田舎町の中国食材店にも、佛手瓜は常備してありました!それは、瓜自体だったけど。炒め物にしてよく食されてました。葉っぱもおいしそうですね~。
2007/11/14(水) 22:05 | URL | mitsumame #-[ 編集]
mitsumameさんへ
不思議でしょう?スモーク。
北京ではほとんど見ないけど、仏手瓜はやっぱり結構ポピュラーな食材なのね。
今度は瓜自体を食べてみたいものです。
2007/11/15(木) 00:00 | URL | ayazi #-[ 編集]
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