【沸騰魚郷】紅豆万年青

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金時豆とほうれん草の和えもの
紅豆万年青(hong2dou4wan4nian2qing1)
P1060415.jpg

【データ】とき:9月23日/ところ:新源里・沸騰魚郷/ねだん:10元以内(たぶん)

金時豆とほうれん草をあっさり味で和えた前菜だ。

ほうれん草の緑に金時豆の赤が鮮やか。
食卓がパッと華やぐ。

日本で金時豆と言うと甘く煮たものがすぐ連想されるが、
中華になるとこんな前菜になって登場する。
こういう食材の使い方と取り合わせのギャップが面白い。

ところで、こんなとりたてて変わったところのない前菜に
なぜ「紅豆万年青」などというポエジーな名前がついているのか。

それはどうも、
中国語における「紅豆」の意味するところと関わっているように思われる。

ちょっとややこしくなるが、「紅豆」は実際には金時豆のことではない。
(金時豆にあたる中国語は、
どうやら「大粒紅小豆」というなんとも説明的なものらしい。)

中国語で言う「紅豆(hong2dou4)」は、本来は「トウアズキ」を指す。

▼紅豆(トウアズキ)について:
中国語のページ
日本語のページ

熱帯性のつる植物で、日本では西表とか八重山などに分布するという。
毒性が強いせいか虫除けに用いられたり、アクセサリーに使われたりするそうだ。

この紅豆は、別名「相思豆(xiang1si1dou4)」と呼ばれ、
中国語では特別な意味を持っている。

その由来は、唐の詩人「王維」の詩。

「紅豆南国に生じ、
 春来たりなば幾枝を発す、
 君に願う多く採りてつまはさめよと、
 この物最も相思なり」。

(紅豆は南国で生え、
 春になったらたくさんの実をつける、
 あなたにはこれをたくさん採ってほしい、
 なぜならこれは相思相愛の証だから)

もともとは友情を謳った詩だったようだけれど、
いつの間にか男女間の愛情という解釈に変わっていき、
紅豆は今では「愛」を象徴するグッズになった。

愛を象徴する紅豆だからこそ、
(この料理では単に赤い豆ということで金時豆が使われているけど)
ほうれん草を「万年青」(いつまでも青々としている)と形容したのだろう。
きっと。

うーん。
金時豆とほうれん草の和えものから、
思いがけず唐代の詩人にまで思いを馳せてしまった。
たまにはこんな文学的なエントリーもいいかも。

あ、ちなみに「万年青」は「万年青(オモト)という観葉植物の中国語でもある。
これは蛇足。


▼過去の関連記事:
【沸騰魚郷】


■お店情報
沸騰魚郷(燕莎店)
北京朝陽区新源南路甲3号
8455-2333
*昆崙飯店のはす向かいの路地を奥へ入っていくと突き当たりにあります。
 他にも春秀路本店や、賽特店など支店多数。
 でもこのお店が一番おいしいと思います。


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2013/12/31(火) 12:49 | | #[ 編集]
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