【福家楼】老北京家常菜

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昔ながらの北京家庭料理
老北京家常菜(lao3bei3jing1jia1chang2cai4)
【データ】とき:9月22日/ところ:東四十条・福家楼/ねだん:ぜんぶで268元(10名で)

大学の先輩Sさん宅で月一回開催中のお茶会。
今回からはなんと、
不肖わたくしめが主宰でローカルグルメ会がセット開催されることと相成った。

いや、単にお茶会の流れでみんなでローカルレストランにご飯を食べに行く、
というだけの集まりなんだが。

駐在員中心のお茶会メンバーのみなさんは、
接待メシは食べ慣れているけれど、
北京の地元の人が普段食べているような普通の料理は
意外に食べつけていないとのこと。

私がふだん食べているような料理もあまりご存知ないようなので、
Sさんの勧めで私が案内役を務めることになったのだ。

記念すべき第一回の会場として選んだのは、老北京菜のレストラン「福家楼」。

▼過去の福家楼関連記事:
【福家楼】老北京菜之一
【福家楼】老北京菜之二

今回頼んだ料理の中には過去記事で紹介したものもかなり多いので、
初出のものをメインにご紹介していくことにしよう。

塩水鴨肝(yan2shui3ya1gan1):12元
P1060264.jpg


ダックのレバーの塩水漬け。
むっちりとしてレバーの舌触りと旨味。
優秀な酒のアテだ。
黒酢をちょろりと垂らすと、さっぱりとして味の表情が変わる。
黒酢必須。

続いて酒のアテ・・・じゃなかった、前菜四品。

芥末[土敦](jie4modun1):6元/拌苤蘭絲(ban4pie3lan2si1):8元
P1060265.jpgP1060266.jpg


麻豆腐(ma2dou4fu):8元/夫妻肺片(fu1qi1fei4pian4):15元P1060267.jpgP1060280.jpg


これだけの酒肴が揃えば、お酒も進むというもの。
最初はビールだったのが、いつの間にか白酒に・・・

佳品二鍋頭(jia1pin3er4guo1tou2):38元
P1060279.jpg


前菜の部はこの辺にして、メインのお料理へと進もう。

萵笋炒鶏蛋(wo1sun3chao3ji1dan4):12元
P1060271.jpg


萵笋(wo1sun3)というのは、日本では山くらげとかケルンとかセルタスと呼ばれている。
茎レタスとも言い、レタスの茎のところがぐぐーんと伸びた感じ。
葉のところはあまり食べずに、茎の部分を食用する。

シャキシャキとした歯ごたえが身上のお野菜で、この音がなんとも小気味いい。
私の大好きな中国野菜の一つだ。

糖[酉昔]里脊(tang2cu4li3ji3):16元
P1060269.jpg


豚肉のフリッターを甘酢あんでからめたお料理。
これも留学生仲間に評判のいいメニューの一つだ。

あっさり揚がった豚肉に甘酸っぱいあんがからんで、箸が進むこと請け合い。

京醤肉絲(jing1jiang4rou4si1):12元
P1060268.jpg


甘辛醤油味で炒めた豚肉の細切りを、
たっぷりの白髪葱と一緒に豆腐皮(dou4fupi2)でくるんで食べる。

豆腐皮は、豆腐を薄く切って半乾燥にしたもの。
京醤肉絲と言えば、豆腐皮が必ずセットでついてくる。

結構あまあまの味付けなのだが、
しっとりと水気を帯びた豆腐皮と白髪葱のおかげであっさり食べられる。

地三鮮(di4san1xian1):10元/西紅柿炒鶏蛋(xi1hong2shi4chao3ji1dan4):10元
P1060274.jpgP1060270.jpg


定番野菜料理二品。

海米冬瓜(hai3mi3dong1gua1):12元
P1060282_1.jpg


これはご参加いただいた他の方からのリクエスト。
干しエビと冬瓜をあっさり味で炒め煮したものだ。

海米(hai3mi3)は、干した小エビ。
ちなみに皮だけのものは蝦皮(xia1pi2)と言う。

食卓はぼちぼち仕上げへと向かう。

酸辣湯(suan1la4tang1):15元/風味炒疙瘩(feng1wei4chao3ge1da):10元P1060276.jpgP1060277.jpg


酸辣湯はハムだのタケノコだの木耳だの、具だくさんの酸っぱくて辛いスープ。
これから肌寒くなってくると、
この黒酢と胡椒たっぷりのスープが恋しくなってくる。

疙瘩(ge1da)は、小さなパスタ。
スープに入れてすいとんみたいにするのもいいが、
こんな風に炒めてもまた美味しい。
焼きうどんみたいな懐かしい味になる。

葱油餅(cong1you2bing3):3元
P1060281.jpg


葱の風味がたっぷり利いた、薄焼きパン。
味付きトルティーヤとでも言えばいいだろうか。
私はここの店の葱油餅が大好き。
油っけと葱の風味、そして塩気のバランスがいい感じだ。

驢打滾(lv2da3gun3):6元
P1060283.jpg


「驢馬がごろごろ転がる」という名前のお菓子。
あんこをロールした生地にきな粉でまぶしたものだ。
驢馬がごろごろ転がって砂まみれになったのに似ているから?

甘さ控えめで、北京滞在日本人にもファンの多い中華スイーツだ。

・・・と、これだけ食べて、ビールもガンガン飲んで、
個室料金としてひとり5元をプラスしてもぜんぶで268元。
ローカルグルメ、万歳万歳万々歳!である。

ローカルグルメ会にご参加いただいたみなさんにも、
まずはご満足いただけたようで一安心。
ほっと胸をなでおろしたことだった。

*****

ところで、後でこのローカルグルメ会の話を中国人の友人にしたら、
「ayaziは導遊じゃなくて、導食だね!」
と言われた。

「導遊(dao3you2)」は旅行ガイドのこと。
ならば「導食(dao3shi2)」はさしずめ食専門の案内人、
つまりはグルメガイドというところか。

「導食」、この肩書き、結構気に入ってしまった。
これからも、「導食」として日々精進してまいります!


▼北京のローカルグルメについてのコラムを書きました。よろしければご覧になってください。
・【オーエムシーカード】コラム「世界FOOD紀行」vol.16
「豪放磊落で知られる、北京の人々が親しむ普段着の料理とは?」
*一部誤植あり。「直してください」ってお願いしているんですけどね・・・


■お店情報
福家楼
東城区東四十条23号
8403-7831


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コメント
この記事へのコメント
華南地方?の大雪が大変だとニュースで見ましたが、北京はいかがですか?
ところで、随分前の記事で申し訳ありませんが、主人が「ここに行きたい!」と自分のお気に入りに入れてたみたいです。東四十条の交差点近くということですが、どっちの方向でしょうか?又、路面店(1F)でしょうか?
2008/02/04(月) 00:46 | URL | みれん #-[ 編集]
みれんさんへ
今冬の北京はほとんど雪が降らず、カラカラの乾燥した陽気が続いています。
とは言え、実は1日から日本に一時帰国しているので、ここ数日の北京の天気は分からないんですけどね。
北京のお友だちによると、いいお天気のようです。
さて、このお店は東四十条の交差点から西方向へしばらく行ったところ、道の北側にあります。
二階建ての路面店で、一・二階ともレストランです。
中国将棋(?)を打っている老北京のお人形が窓際にあるので、前を通れば分かりますよ。
2008/02/04(月) 00:56 | URL | ayazi #-[ 編集]
ありがとうございます。
帰国されているとは知らず(←当たり前)、失礼しました。今年の日本は寒いですね。京都はもう2週間位毎日時雨れていて、少々うんざりです。早く北京にいきたいなぁ。
詳しいお返事ありがとうございました。行きたい所が沢山あって、悩んでます。
2008/02/04(月) 02:17 | URL | みれん #-[ 編集]
みれんさんへ
みれんさんは京都ですか!
北京はお天気はお天気でしたが、しばらく寒い日が続いていました。
でも、そうでないと北京らしくないと私は思っているのですけれど。
それに暖気と呼ばれる室内暖房があるので、お部屋の中はぬくぬくですし。
北京は一度飛び込んでしまえば、美味しい物がたくさんの楽しみ尽きない街ですよね。
よいご旅行になりますように!
2008/02/04(月) 09:23 | URL | ayazi #-[ 編集]
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