固焼きパン入り豚モツ煮込み
鹵煮火焼(lu3zhu3huo3shao1)

【データ】とき:4月8日/ところ:鼓楼・姚記炒肝店/ねだん:7.5元
(「後海・北京小吃紀行〜炒肝」からの続きです。)
これからまだまだ固め食いしないといけないというのに、
食い気が理性を圧倒。
炒肝以外にもこんなのまで頼んでしまった・・・。
鹵煮火焼は、豚モツをお醤油で煮込んだもの。
鹵煮(lu3zhu3)というのは、お醤油味で煮染めることを言う。
炒肝はレバーと腸が中心だけれど、
鹵煮火焼にはいろんな部位のモツが入っていて、
モツのごった煮といった風情だ。
食感的にも、
クニュクニュ、モチュモチュッの他にも、
ふわふわ、ふにゅふにゅもあって、
バラエティに富んでいる。
炒肝と決定的に違うのは、とろみがついていないこと。
とろりとくずあんのような煮汁の炒肝に対して、
こちらは割合さらりとしている。
もう一つの違いは、厚揚げが入っていることだ。
モツのうま味のよく出た煮汁が厚揚げにしっかりと染みこんでいて美味い。
モツと厚揚げがたっぷり入った一碗はそれだけでもかなりのボリュームだが、
実はお碗の底のほうにまだ具が隠れている。
それが火焼(huo3shao1)。
火焼は、中華風の固焼きパン。
つぶしたおまんじゅうのような形と大きさ。
ただし、かなりしっかりとした生地に焼き上がっている。
この固焼きパンを適当な大きさに切ったものが、
お碗の底に沈んでいるのだ。
この火焼がまた、汁をたっぷり吸い込んでいていい。
しっかりした生地が汁でふやけてふにゅふにゅした感じがたまらない。
汁かけご飯や、パンにソースをつけて食べるのが好きな人なら、
はたまたおせんべいを嘗め食いしたり、
オレオを牛乳につけて食べたりするのが好きな人なら、
クセになること請け合いだ。
モツ、厚揚げ、それに固焼きパン。
そして適度なボリューム。
「お野菜は入っていないけど、これ一杯で立派な食事になりますね。」
私がそう言うと、酒徒さんもうなずいた。
お隣の席では、
背中を丸めた年配の男性が、
鹵煮火焼をゆっくり、ゆっくり、お碗からすくって食べていた。
4〜5元で食べられる他の麺物に比べると、
一碗7.5元はそう安い値段ではない。
11時前に、一人で鹵煮火焼を食べるおじいちゃん。
鹵煮火焼が大好物なんだろうか。
一人暮らし?
老伴児(lao3ban4er=連れ合い)に先立たれてしまったのかな。
それとも、家族と一緒に暮らしているけど、
これが楽しみで一人で時々やってくるとか?
一碗の鹵煮火焼と一人の老頭児(lao3tou2er=お年寄り)。
なんとなく物語が始まりそうな、そんな町の小吃店のワンシーンだった。

↑今回撮った写真が痛恨ブレブレ写真だったので、以前撮った物をアップ。
これは九門小吃内に入っている小腸陳の鹵煮火焼。
プロフィール写真に使っているものです。
(「後海・北京小吃紀行〜爆肚」に続きます。)
【後海・北京小吃紀行フルラインナップ!】
・後海・北京小吃紀行〜プロローグ
・後海・北京小吃紀行〜炒肝
・後海・北京小吃紀行〜鹵煮火焼
・後海・北京小吃紀行〜爆肚
・後海・北京小吃紀行〜芥末白菜
・後海・北京小吃紀行(番外)〜杏仁豆腐
・後海・北京小吃紀行〜麻豆腐
・後海・北京小吃紀行〜豆汁
・後海・北京小吃紀行〜炸咯吱
・後海・北京小吃紀行〜冰糖葫蘆
■お店情報
姚記炒肝店
東城区鼓楼東大街311-1(鼓楼湾東南角)
*鼓楼に向かって右(東)側から裏手に続く細い道を入ると
すぐ右手にあります。
■『日経ギャラリー』1月号で、同じテーマの食べ歩き紀行文を書きました。
「胡同の小吃食べ歩き−北京 後海」
よろしければご一読ください! → 日経アジアのページ
*日経アジア → <NIKKEI GALLERY・バックナンバー> → <vol.59(2007年1月号)>
→ <特集1「胡同の小吃食べ歩き−北京 後海」>。
*pdfファイルです。
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鹵煮火焼(lu3zhu3huo3shao1)

【データ】とき:4月8日/ところ:鼓楼・姚記炒肝店/ねだん:7.5元
(「後海・北京小吃紀行〜炒肝」からの続きです。)
これからまだまだ固め食いしないといけないというのに、
食い気が理性を圧倒。
炒肝以外にもこんなのまで頼んでしまった・・・。
鹵煮火焼は、豚モツをお醤油で煮込んだもの。
鹵煮(lu3zhu3)というのは、お醤油味で煮染めることを言う。
炒肝はレバーと腸が中心だけれど、
鹵煮火焼にはいろんな部位のモツが入っていて、
モツのごった煮といった風情だ。
食感的にも、
クニュクニュ、モチュモチュッの他にも、
ふわふわ、ふにゅふにゅもあって、
バラエティに富んでいる。
炒肝と決定的に違うのは、とろみがついていないこと。
とろりとくずあんのような煮汁の炒肝に対して、
こちらは割合さらりとしている。
もう一つの違いは、厚揚げが入っていることだ。
モツのうま味のよく出た煮汁が厚揚げにしっかりと染みこんでいて美味い。
モツと厚揚げがたっぷり入った一碗はそれだけでもかなりのボリュームだが、
実はお碗の底のほうにまだ具が隠れている。
それが火焼(huo3shao1)。
火焼は、中華風の固焼きパン。
つぶしたおまんじゅうのような形と大きさ。
ただし、かなりしっかりとした生地に焼き上がっている。
この固焼きパンを適当な大きさに切ったものが、
お碗の底に沈んでいるのだ。
この火焼がまた、汁をたっぷり吸い込んでいていい。
しっかりした生地が汁でふやけてふにゅふにゅした感じがたまらない。
汁かけご飯や、パンにソースをつけて食べるのが好きな人なら、
はたまたおせんべいを嘗め食いしたり、
オレオを牛乳につけて食べたりするのが好きな人なら、
クセになること請け合いだ。
モツ、厚揚げ、それに固焼きパン。
そして適度なボリューム。
「お野菜は入っていないけど、これ一杯で立派な食事になりますね。」
私がそう言うと、酒徒さんもうなずいた。
お隣の席では、
背中を丸めた年配の男性が、
鹵煮火焼をゆっくり、ゆっくり、お碗からすくって食べていた。
4〜5元で食べられる他の麺物に比べると、
一碗7.5元はそう安い値段ではない。
11時前に、一人で鹵煮火焼を食べるおじいちゃん。
鹵煮火焼が大好物なんだろうか。
一人暮らし?
老伴児(lao3ban4er=連れ合い)に先立たれてしまったのかな。
それとも、家族と一緒に暮らしているけど、
これが楽しみで一人で時々やってくるとか?
一碗の鹵煮火焼と一人の老頭児(lao3tou2er=お年寄り)。
なんとなく物語が始まりそうな、そんな町の小吃店のワンシーンだった。

↑今回撮った写真が痛恨ブレブレ写真だったので、以前撮った物をアップ。
これは九門小吃内に入っている小腸陳の鹵煮火焼。
プロフィール写真に使っているものです。
(「後海・北京小吃紀行〜爆肚」に続きます。)
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・後海・北京小吃紀行〜プロローグ
・後海・北京小吃紀行〜炒肝
・後海・北京小吃紀行〜鹵煮火焼
・後海・北京小吃紀行〜爆肚
・後海・北京小吃紀行〜芥末白菜
・後海・北京小吃紀行(番外)〜杏仁豆腐
・後海・北京小吃紀行〜麻豆腐
・後海・北京小吃紀行〜豆汁
・後海・北京小吃紀行〜炸咯吱
・後海・北京小吃紀行〜冰糖葫蘆
■お店情報
姚記炒肝店
東城区鼓楼東大街311-1(鼓楼湾東南角)
*鼓楼に向かって右(東)側から裏手に続く細い道を入ると
すぐ右手にあります。
■『日経ギャラリー』1月号で、同じテーマの食べ歩き紀行文を書きました。
「胡同の小吃食べ歩き−北京 後海」
よろしければご一読ください! → 日経アジアのページ
*日経アジア → <NIKKEI GALLERY・バックナンバー> → <vol.59(2007年1月号)>
→ <特集1「胡同の小吃食べ歩き−北京 後海」>。
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