【北京の食文化】貼秋[月票]

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「立秋に脂身食べて夏やせ対策」

8月8日は立秋。
北京では、立秋は脂身ののったお肉を食べる日だ。

立秋には貼秋[月票](tie1qiu1biao1)の習慣がある。
暑かった伏天(*伏天についてはこちらをどうぞ)も終わりに近づき、
夏から秋へと向かう立秋の日に、
暑気あたりや夏バテで落ちた体重を回復させるために、
しっかりと脂身ののったお肉を食べて精をつけるのだ。
つまりは、夏やせ対策。

[月票](biao1)は、肉の脂身のこと。
貼(tie1)にはもちろん「貼る」という意味もあるが、
この場合は「貼補(tie1bu3)=不足分を補う」という意味だ。

落ちた肉を、まさに肉で補うという直接的なところが、
またなんとも素直でいい。

いや、いろいろ蘊蓄はあるんだろうけど、
「肉を肉で補う」っていうのが直感的に分かりやすくていいではないか。

脂身を補うだけあって、この日に食べるお肉料理はこってりと油ののったものばかり。
醤肘子(jiang4zhou3zi=豚の皮付きもも肉の煮込み)がその代表で、
天福号という老舗のものが有名だ。


P1030623.jpg

(↑これは天福号のものではなくて、春餅屋で食べたもの)

上がり続ける豚肉価格のあおりで天福号の肘子もすでに20%程度値上げしたが、
立秋を前に「当面は値上げしません」と宣言して、
「肉、補わなきゃ!」な市民を安心させたという。
それほど「貼秋[月票]」の習慣は、人々にとって大事なものなのだ。

他には、紅焼肉(hong2shao1rou4=肉の醤油煮込み)や、
香腸(xiang1chang2=腸詰め)など、
いかにも脂身ののったカロリーの高そうな食品ばかりが顔をそろえる。

P1040519.jpg

(↑これは梅菜扣肉。立秋に食べる肉料理、こんなイメージかな?)

P1050069.jpg

(↑茶馬古道の徐家渡香腸。)

立秋には肉の脂身。
さて、今日は私も[月票]を貼りにいくとしようか。

いや、夏やせしてないから補う必要ないって?


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コメント
この記事へのコメント
一番上の写真のお肉は分厚くて固いベーコンのようにも見えますね。
紅焼肉はカロリーが気になっちゃうので
いつもちょっとだけ食べてます。
あぁ夏痩せして紅焼肉とかで体重を補わなくちゃいけない体になってみたい…e-254

2007/08/08(水) 01:38 | URL | まるこ #-[ 編集]
まるこさんへ
ベーコンほどしっかりした食感ではなく、ちょっとかための煮込みです。
見た目よりはさっぱりしています。
紅焼肉、確かにおいしいけど脂っこいですよね。
見ただけでお腹一杯になってしまう感じです。(でも食べますけど)
2007/08/08(水) 09:31 | URL | ayazi #-[ 編集]
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