【ZEN1903】中華料理に合うワイン

【ZEN1903】中華料理に合うワイン
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【データ】とき:2月27日/ところ:前門23号・ZEN1903/ねだん:特別価格

Aさんのワイン会、
今回はいつもと趣向を変えて、
前門23号にある高級広東料理レストラン「ZEN1903」での開催。

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コース料理+ワイン持込で350元という驚きのお値段。
このお店で料理を食べてワインを楽しんだら大変な額になるところを、
Aさんがお店のD氏に交渉してこれだけの破格の値段でいただけることになったのだ。
感謝、感謝。

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今回のワイン持ち寄りコードは、「中華に合うワイン」。
事前にZEN1903のコース料理メニューを教えていただき、
各自が「これは中華に合う」と思うワインを持ち寄った。

これがまあ、難しかったこと。
中華料理は一皿ごとに素材も味付けも違うものを多数いただくスタイルなので、
一口にはくくれない。
しかもいろんな料理がいっぺんに出てくるので、
フランス料理のように一皿ごとにワインを合わせるのも至難の業だ。
一皿ごとにサーブされる形式のようなのでまだよかったけれど、
今回は大皿を取り分けるスタイルだった場合は本当に難しいと思う。

メニュー一覧とにらめっこしながら
ネットのワインショップをさまよい歩いても、
なかなかコレ!と思うワインが見つからず悩んでいた私だったが、
「春巻に合う」というフレーズを発見。
あるじゃないの、今回のメニューに、春巻!
渡りに船とばかり、このワインに決定。

Sophia Rose Napa Valley, USA -Francisco Coppella- 2008
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あのフランシス・コッポラのワイナリーのロゼワイン。
娘さんであるソフィアさんの結婚を記念して作ったワインで、
そのままズバリ、ソフィアという名前がついている。

まるでルビーみたいな深い赤。
ボトルの形もエチケットも女性らしくて可憐な感じだ。
さてこのワイン、説明通り春巻に合うかしら?

▼他の方が持ってこられたワインはAさんのブログでどうぞ。

まず始めに、
ゲヴェルツトラミネールやリースリングが中華に合いやすいという説明があった。
辛みや甘み、スパイスをきかせた味付けの料理が多いから、かな?
でもそれも非常に大きなくくりでの話で、
やっぱりお料理ごとに合うワインは違ってくるんだろうな。

さて、まずは
「何はともあれ、これを飲まねば!」
というワインから。

Meursault Blagny, France -Leroy- 2002
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2002年はグレート・ヴィンテージ。
バナナのような甘い果物の香り。
「ムルソーとモンラッシェのちょうど中間くらいの感じ」

では、お料理の内容へ。
この日のメニューは、
「蝶宴」(Zen’s signature menu)と題されたコース料理。

まずは前菜から。

前菜薈萃(qian2cai4 hui4cui4)
Selection of Appetizers
前菜の盛り合わせ

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(左から)
ゆで豚のキュウリ巻き・四川風味のソースで
煮凝りのスライス
生クルミのマンゴーピュレ添え

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ゆで豚は蒜泥白肉を上品にした版。

煮凝りはしっかりした風味でややスパイシー。
前菜だけど、これは赤で行きたいところ。
Cotes Du Rhone , France -E.Guigal- 2004がよく合った。

生クルミがナッツの旨みがギュギュッと凝縮されていてとても美味

ヤマイモのブルーベリーソースがけ
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ヤマイモとブルーベリーの組み合わせは最近の中華料理の流行りもの。
「えー?」と思わずに食べてみると、これが意外にいける。

特筆すべきは、クルミとこのワインのマリアージュ。

Chardonnay Napa Valley, USA -Rombauer- 2006
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(左のワイン)

クルミのぽくぽくほっくりとした旨みと、
樽をよくきかせたシャルドネの風味が実によく合った。
トースティーなので、春雨の皮とも好相性。

生拆蟹肉南瓜羹(shneg1zhe2 xie4rou4 nan2guageng1)
Pumpkin soup with live crab meat
蟹肉入りカボチャスープ

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カボチャのあつものと蟹?
日本人なら絶対に思いつかないこの組み合わせ。
でもまったくケンカせず、お碗の中で実に中むつまじくカップリングされていた。
そういえば、以前イカ団子とカボチャのポタージュスープを飲んだ時も
意外な相性のよさに驚いたことがあったっけ。

リースリング、ゲヴェルツトラミネールとの相性よしとのこと。

例えばこんなのとか、
Riesling Frankland River Western Australia -Alkoomi- 2006
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(一番右のボトル)

これとか。
Fleur de Lotus Alsace, France -Josmeyer- 2007
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(一番左のボトル)

脆皮炸子鶏配春巻(cui4pi2 zha2 zi3ji1 pei4 chun1juan3)
Crispy chicken and fried spring rolls
クリスピーチキン(春巻きを添えて)

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このクリスピーチキンが絶品!

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皮がパリッパリで実に香ばしい。
お肉自体も、旨みが肉の細胞一つ一つにまで満ちている感じで素晴らしかった。
これにキウイソースを合わせるところがまた心憎い。

チキンのグリルには、このワインがオススメとのこと。
Barbera Dalba, Italy -Pelissero- 2007

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そして、私がターゲットにしていた春巻。
Aさんは樽をきかせたシャルドネや
ゲヴェルツトラミネールとの相性がいいとおっしゃっていたけど、
実はソフィアとの相性もかなりよかったのだ。

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(左がソフィア。右はルロワのムルソー)

自分が持ってきたワインなので一応味見はしなきゃ、
とお料理が来る前からソフィアを飲んでいたのだが、
マスカットの香りがして、チャーミング!とは思ったけど
その時はかなり甘くてワインというよりはシロップのようなイメージだった。
それが、グラスに注いでからかなり時間がたったためか
この頃にはその甘さ(甘ったるさと言ってもいいくらいだった)が鳴りを潜め、
代わりにとても爽やかなスパイシーさが表に立ってきていた。
それが春巻ととてもよく合った。
ワインメーカーの解説はやはり正しかったのだ!

黒胡椒芦笋牛仔骨(hei1hu2jiao1 lu2sun3 niu2zai3rou4)
Sautéed diced beef short ribs, asparagus with fresh black pepper
牛ショートリブとアスパラガスの黒胡椒炒め

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こういう西洋料理の影響が感じられる中華料理は
もともとワインと合わせやすいと思う。

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黒胡椒がたっぷり使われていて、シラーにぴったり。
例えば、ペッパー香が強い
Shiraz Grenache Mourvedre BIN 138, Australia -Penfolds- 2006
メルローもバッチリだったそうな。

老干媽什菌炒帯子(lao3gan1ma1 shi2jun1 chao4 dai4zi)
Stir-fried scallop with assorted mushroom
ホタテ貝とキノコの炒めもの

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香草汁煎多宝魚(xiang1cao3zhi1jian1 duo1bao3yu2)
Pan-fried Turbot fish with herb sauce
ヒラメの揚げ物・ハーブソース

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実は中国語の多宝魚(duo1bao3yu2)を
ずーーーーっとカレイだと思い込んでいたのだが、
どうやらこれはヒラメのことらしい。
多宝魚(duo1bao3yu2)は英語のTurbotの音訳で、
(おー、なるほど!と、ここで腑に落ちた)
別名は大菱鮃(da4ling2ping2)。
大きな菱形をしたヒラメ。
日本と同様、高級魚だ。

一方カレイは、比目魚(bi3mu4yu2)もしくは偏口魚(pian1kou3yu2)。
辞書には「カレイ・ヒラメ科」の総称とあるが、
周りの中国人とネットで写真を見ながら話し合ってみた結果、
ヒラメのことを比目魚とは呼ばず、
もっぱらカレイのことを指すらしい。

ということで、これはおそらくヒラメ。
味のほうは、カレイにしろヒラメにしろ
こういう揚げ物は和食でかなり食べているので、
それと比べるとちょっと物足りない感じはするかも。
いや、もちろん十分おいしいのですが・・・

惠州甜梅菜蒸芥蘭(hui4zhou1 tian2mei2cai4 zheng1 jie4lan2)
Steamed kales with sweeten pickled vegetable
芥蘭菜の蒸し物・甜梅菜添え

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これはちょっと家庭料理っぽかったかな。
前門23号という非日常的空間にあるレストランの料理としては
もう一ひねりあってほしいというのが正直な感想だ。
なんて、格安でやっていただいたのにこんなことを言ったら
罰が当たるかもしれないけど。

揚州式炒飯(yang2zhou1shi4 chao3fan4)
Fish rice in “Yang Zhou” style
揚州チャーハン(五目チャーハン)

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北京ではほとんど出会わないパラリとした軽い炒め上がりのチャーハン。
日本人にとっての「おいしいチャーハン」のイメージ通り。

デザート盛り合わせ
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(左)
皇城貢梨酥(huang2cheng2 gong4li2su)
Pear made with glutinous rice
梨の形の揚げもち


(右)
香蕉豆沙球(xiang1jiao1 dou4sha1qiu2)
Deep-fried sticky rice ball with banana and bean paste
バナナと小豆餡入り揚げゴマ団子

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・・・実は、このあたりになると記憶があいまい・・・爆爆爆
写真でご勘弁を。

そして最後にフルーツが出て、コースは終了。
牛ショートリブの黒胡椒炒め以降はやや失速気味になった感じもするが、
全般的にとてもおいしかった。
広東ベースの中華料理もたまにはいいものだ。

いつもはお手ごろ価格の庶民派料理万歳!な私だが、
まあ、たまにはこういうのもいいかな、と。
高級中華には高級中華のおいしさがある。
同時に、庶民派中華には庶民派中華のおいしさがある。

さて、ワイン会の主役のワインだが、
料理の紹介のところに挟み込んだワインのほかに、
資料にメモが残っているのは以下のワイン。

Chablis, France -Charles Vienot- 2006

超ドライ。
後味に杏仁を感じた。
低温発酵で、マロラクティックマーメンテーション(二次発酵)しているとのこと。

Chassagne Montrachet 1er Cru Morgeot, France -Remoissenet Pere & Fils- 1995

まだ若いので、塩コショウだけで焼いた肉なんかに合いそうとのこと。

Spat Burgunder Trocken Baden -Bernhard Huber Weingut- 2006

赤なのに羽衣のような軽さ。

Don Martinho, Portugal -Quinta Do Carmo-2008

香りは綿菓子みたいに甘いのに、飲むと辛口。

・・・
うーん、ほとんど役に立ちそうもないコメントばかり。


あとは結局どのタイミングでどのワインを飲んだかはよく分からなくなってしまった。
残っている写真も何の脈絡もなくむやみに撮ったものばかり。
一応掲載。

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ちなみにAさんが写真でチェックされていたワインは以下の通り。
この日の注目ワインってことかな?
後学のためにメモ。

【白】
Chardonnay Napa Valley, USA -Rombauer- 2006
Meursault Blagny, France -Leroy- 2002
Fleur de Lotus Alsace, France -Josmeyer- 2007
Chassagne Montrachet 1er Cru Morgeot, France -Remoissenet Pere & Fils- 1995

【赤】
Barbera Dalba, Italy -Pelissero- 2007
Spat Burgunder Trocken Baden -Bernhard Huber Weingut- 2006
Morey-Saint-Denis 1er Cru Les Millandes, France -Serafin Pere et Fils- 1998
Shiraz Grenache Mourvedre BIN 138, Australia -Penfolds- 2006 

他にもタイやバリのワインもあったのだけれど、
テーブルが分かれていたので飲む機会がなかった。
というか、自分のテーブルの分を飲むだけで精一杯だった。

でも大丈夫。
今回はなんと、Aさんが夜なべして作ってくださった全ワインの資料が配られたのだ。
参加者が持参した全てのワインについて細かい解説つき。
すごい!
お宝資料として、大事にします。

ところで、この日は素晴らしいワインに浮かれてかぱかぱとグラスを空け、
そのままの勢いで二次会に突入。
カラオケで弾けて、途中から記憶喪失。
またやっちまったゼ。。。

P1210376.jpg
(これを全部飲んだわけではありませんので、念のため)

▼ワインについての詳しい解説はAさんのブログで!
北京情報 144 - 第27回 北京ワイン会 ZEN1903 -

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【A先生家】葡萄酒聚会
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■お店情報■
ZEN1903 蝶
P1210377.jpg
北京市東城区前門大街23号
010-6553-9608
*旧アメリカ領事館とその敷地をリノベーションしたレストラン・ブティックエリア
「前門23号」の中にあります。
大門から入り、左手すぐの建物が「ZEN1903 蝶」です。
「前門23号」は、前門から東に向かって伸びる前門東大街をはさんで
北京都市計画展覧館の向かいです。

■ayaziの本■

「食」の中国語
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出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

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