【某公寓】家常便飯

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気取らない普段の家庭料理
家常便飯(jia1chang2 bian4fan4)
P1190997.jpg
【データ】とき:12月22日/ところ:-/ねだん:-

大学時代の恩師で今は北京に暮らしていらっしゃる
L先生のお宅に遊びに行って、お夕飯をご馳走になった。
「家常便飯だけどね」
とL先生はおっしゃるけれど、
なんのなんの、私にとってはその「家常便飯」こそが
普段口にする機会のない特別な料理、ご馳走なのだ。

この日のメニューは春餅。

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「本当は立春に食べるものだけど、
 家庭ならではのものを食べてもらおうと思ったのよ。」
とL先生。
実は、この日は冬至だったのでメニューは餃子かな?と踏んでいたのだけれど、
春の先取りで春餅とは予想がつかなかった。

食卓に並んだのは、L先生宅の定番料理とおぼしき料理の数々。

お麩・キクラゲ・落花生の甘煮
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上海料理の定番前菜、四喜烤麩。
かなりしっかり甘い料理だが、これは割合甘さ控えめ。

ヤマイモのブルーベリーヨーグルト和え
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L先生のお宅で長年働いている安徽省出身のお手伝いさんの新作。
最近レストランでよく見かける新しい料理にチャレンジしたらしい。
私はレストランで食べたことはないけれど、
なかなか美味しかった。

冷菜肉
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鶏肉の紹興酒づけ
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「これも作ったんですか?」
と伺ったら、
「これは外で買ってきたもの。」
そんな気取りのなさも、家庭料理らしくて逆にほっとする。

そしてここからが春餅の具だ。

肉醤油ダレづけ
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もちろん自家製。
ほろほろとやわらかく、いかにも手作りという感じ。

ニラ入り卵焼き
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酸菜と春雨の炒め物
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酸菜は塩分控えめ。
こうして家庭で作った料理を食べてみると、
レストランの味付けがいかに濃いかが分かる。

もやし・ニラ・お肉の炒め物
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春餅
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お好みでおかずを春餅の上に乗せ、
くるくる巻いて、がぶり。

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「食べたいものはなんでも乗せて!」
というL先生の声に背中を押されるようにして
「それでは・・・」
とほいほいのっけていたら、こんなてんこ盛りに。
後で巻くのに一苦労だった。

それにしても、L先生んちの春餅、おいしい!
当たり前かもしれないが、今まで食べた中で最高の春餅だった。
春餅自体がしっとりと柔らかく、
中に包む具も自家製のつけダレにつけたお肉や、
塩味や調味料が控えめの炒め物。
酸菜も塩加減がきつくなくて上品な味付けだった。

ふだんレストランの料理を紹介し続けているけど、
やっぱり本当の家庭料理が一番だ。
ほんとにおいしい中華料理を食べたかったら、
中国人のお宅にお邪魔して手作りの料理をご馳走になるに限る。

仕上げはお粥。

サツマイモのお粥
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サツマイモのほろりとやわらかい食感と自然な甘さが
舌と心にやさしく染み入るような、
おだやかな味付けのお粥。

そこに、L先生のお宅でずっと作り続けられている定番の副菜を合わせる。

自家製雪菜の漬物と挽肉の炒めもの
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枝豆とタケノコ入り。

お粥の上にかけると、お粥の甘みと雪菜の塩気が実にいい塩梅。
思わずおかわりしてしまう。

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食事の後は、お茶を飲みながらおしゃべり。
L先生、今度改めて日本語の勉強を始められるそうだ。
「私の日本語はちゃんと習ったことがないの。
 だからめちゃくちゃなのよ。」
とご本人もおっしゃっていたが、
(失礼ながら)L先生の日本語は確かに個性的だった。

「セロビ(背広)」
「またくそですね(「可不是嗎」の日本語訳「まったくそうですね」と言おうとして)」
「教科書、没有、タメ呢!」
など、枚挙に暇がないけれど、
この日聞いたのはまた強烈だった。

顔がそっくりな双子ちゃんに向かって、
「『胡瓜二つ』って言っちゃったのよ!」

もちろん正しくは瓜二つ。
こんな失敗談を愉快そうに話してくださるL先生は、今年74歳。
毎日気功をなさっているとかで、
そのおかげか顔色もよく肌もつやつや。
とてもお元気そうだった。

L先生、おいしい家庭料理の数々をご馳走さまでした!
そしていつまでもお元気で!!


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cover_manpuku.jpg
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