【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆烤全羊

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羊の丸焼き
新疆烤全羊(Xin1jiang1 kao3 quan2yang2)
P1190741.jpg
【データ】とき:12月16日/ところ:車公庄・烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)/ねだん:1380元
*予約が必要。予約時に500元のデポジットを支払う。

この日エスニック会の会場をここに設定した大きな理由。
それがこの烤全羊(kao3 quan2yang2)、羊の丸焼きだ。

実は、エスニック会立ち上げ当初から、
会長であるプリック美和子さんが言い続けてきた言葉があった。

「せっかく大人数が集まるんだから、
 人数が揃わないと食べられない料理が食べたいよね。」

なんてったって、沖縄時代に海亀を食べるためにチラシを作り
自分で人(胃袋?)集めをしたという経歴を持つプリックさんである。
(海亀を食べるためには20人からの人を集めないといけなかったらしい)

会場選びに頭を悩ませていた時に
「ウルムチ市レストランなら羊の丸焼きが食べられるよ。」
と言った私の一言に、
「そこにしよう!!」
もともと目力のこもった大きな瞳にさらにググッと力を込めてこう言ったのだった。
エスニック会会長の悲願、ここに叶う!

このお店の羊の丸焼きは、ウィグル族の伝統的な料理。
その年に生まれた子羊を使い、
皮と内臓を取り除いた後20時間もタレに漬けておき、
ナンを焼く釜で焼き上げる。
ウィグル族にとっては最高のおもてなし料理だそうだ。

エスニック会の宴もたけなわとなった頃、
ワゴンに乗った羊の丸焼きが登場!
しかも花結びリボンを頭につけた晴れ姿での登場だ。

P1190736.jpg

どよめく会場。
「カメラをお持ちの方は、どうぞ前のほうにいらしてください!」
思わずそんな一言が口をつく。

カメラ片手に駆け寄る参加者の皆さんに混じって、
私もパチリパチリと写真を取りまくった。

フロントショット。
P1190737.jpg

バックショット。
P1190739.jpg

背中には包丁がグッサリと。
P1190740.jpg

歯もあらわな口元には、緑鮮やかな牧草が。

P1190742_1.jpg

なぜか香菜。

この羊ちゃん、いつの間にやら名前がついた。
これから食べる羊にわざわざ名前をつけるのもどうかと思うが、
とにかく名前がついてしまった。
その名は「モモちゃん」。

そのモモちゃんと、実は記念写真まで撮っていた私。

P1190747.jpg

写真撮影の時間が終わって、モモちゃんはいったん退場。
「お色直しのためにいったん退席」、である。

そしてしばらくの歓談の後、モモちゃんはお皿に盛られて再登場した。

P1190758.jpg

登場時はそのインパクトでおおいに会場を沸かせたモモちゃん、
お味のほうは・・・?

P1190759.jpg

「おーいしい!」
「これ、やわらかい!」

P1190761.jpg

じっくり焼かれた外側はカリッと香ばしく、
肉質は実にやわらか。
脂身もたっぷりあるけれど、脂っこさやくどさは感じない。
そもそも、新鮮な羊肉は脂こそが美味の結晶なのだ。
食べない手はない。

20時間もじっくりタレに漬け込んだおかげで肉自体にも味がついているが、
添えられたスパイスをつけるとさらに味が引き立つ。

P1190762.jpg

このスパイス、辛すぎもせず、香りが強すぎもせず、
実にいい按配の調合で大人気だった。
最後にこれだけお持ち帰りされた方もいたくらいだ。

丸焼き羊はお肉だけが供されるのではない。
丸焼きだけあって、頭も出される。

しかもこんなバックリ半分にかち割られたお姿で登場。

P1190764.jpg

ああ、モモちゃんがこんな姿に・・・合掌。

と言いつつ、供されたからには味わう。
食べたのは脳みそと、舌。

P1190765.jpg

脳みそはとろっとした舌触り。
おいしさ的には白子みたいな豚の脳みそのほうが上?
舌はしっかりした歯応えでなかなかの味。

P1190772.jpg

こうして、モモちゃんを肉から頭、舌までしっかり味わった。

ただ、この日、私たちはモモちゃんの肉をかなり残してしまった。
羊の丸焼きは本来なら他にいろいろ食べたりせずに
これだけをいただくものなのだろうが、
エスニック会の皆さんに
「はい今日はこれだけどうぞ」
と肉だけ食べてもらうわけにもいかず、
それに丸焼きにした羊肉がどれだけおいしいものなのか
実は事前に全く見当がつかなかったこともあって、
他に新疆料理の定番どころをあれこれと頼んだ。
そのせいで参加者一同おなかに余裕がなくなってしまい、
とてもとても食べ切れなかったのだ。

かなりお持ち帰りしていただいたのだが、
それでも結構な量のお肉が残ってしまった。
全部きれいに食べてあげられなくて、本当に申し訳なかった。

ごめんね、モモちゃん。

他の料理を楽しみながら羊の丸焼き一頭分を食べるには、
50人は必要だった。
次に羊の丸焼きを食べる時のための教訓。
(あるのか?そんな機会が・・・?)

私はと殺の場面を見たことはない。
(これはとても見たいと思っている)
でも、今回丸焼きにされて私たちの前に登場したモモちゃんは
「命をいただく」ということを考えさせるに十分だった。

ありがとう、モモちゃん。


▼これまでの「烏魯木斉市駐京弁餐廳」関連記事
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆菜
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆菜大全


▼新疆料理探訪
【新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)】新疆菜


■お店情報■
烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)
(ウルムチ市の北京駐在事務所レストラン)
P1190294.jpg
車公庄大街北里1号
010-6836-2795
*地下鉄2号線「車公庄」駅下車。
 車公庄大街を西へ向かい、車公庄北街にぶつかったら右折。
 しばらく歩くと道の左手に看板が見えてきます。
P1190292.jpg
*新疆ウィグル自治区のレストラン、
 新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)とお間違えのないように!!

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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
インパクトありすぎ
「カメラをお持ちの方は、どうぞ前のほうにいらしてください!」。
ほんとうに、その言葉が似つかわしいです。
めったに見ることができない料理ですね。羊肉、好きです。
解体後の、モモちゃんがおいしそうです。

私は、宗教団体?のお祭りで牛の丸焼きと豚の丸焼きを見たことがあります。目の前で動物の形がわかる状態での調理には少し抵抗があります。
肉片になって、ステーキならよだれをたらして見ているのですが。
2010/01/18(月) 07:55 | URL | nao0880 #4aiYG7/g[ 編集]
ぐわー、食べたかったなあ。私のためにあるような料理・・・。
2010/01/18(月) 14:50 | URL | つるを #-[ 編集]
nao0880さんへ
この丸焼きのお肉はとってもおいしかったです。
正直なところ、想像していたよりもずっとずっと美味でした。

羊や豚をしめるシーンは、やはり地方(田舎)に行かないと無理でしょうか。
北京でもクルバーン祭(犠牲祭)に牛街に行ったら見られたりするかもしれない・・・かな??
2010/01/19(火) 17:47 | URL | ayazi #-[ 編集]
つるをさんへ
では次の訪燕時にはこれを!
50人集めましょう!!
2010/01/19(火) 17:47 | URL | ayazi #-[ 編集]
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