【新疆美食飯庄】新疆家常菜

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新疆の家庭料理
新疆家常菜(Xin1jiang1 jia1chang2cai4)
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P1190610.jpg P1190600.jpg
【データ】とき:12月9日/ところ:・新疆美食飯庄/ねだん:記事参照

第三回新疆の会。
ウィグル族のK君とトンシャン族のMちゃんに
サラール族のレストランに連れて行ってもらうはずだっただけれど・・・

▼新疆の会についてはこちらから。
【新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)】新疆菜
【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆菜

当日待ち合わせ場所に行ってみると、
「サラール族レストランはおいしくなかったので、別のところに行きましょう!」
とK君。
そ、そうなの?
ということで、急遽ウィグル家庭料理のお店に行き先変更。

連れて行ってもらったレストランは、
新疆ウィグル自治区駐京弁のすぐ近く。
「ウィグル人しか来ません。」
というなかなかディープなレストランだ。

P1190589.jpg

オーダーはK君にお任せ。
ウィグル人が頼むウィグル料理だもの、本場ならではのものが出てくるはず。
さて、お楽しみ。

新疆ならではのバラの花入り紅茶を飲みながら、待つことしばし。
最初の料理は、なんといきなり新疆風ピラフ。

手抓飯(shou3zhua1fan4):15元
ポロ

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干し杏と甘~い新疆産ニンジンが入った自然な味。
P1190597.jpg

K君によると、新疆は日中と夜とで寒暖さが激しいので
甘い甘いニンジンが育つのだそうだ。

ポロには新疆風のピクルスとヨーグルトがついてくる。

P1190595.jpg

ピクルスをつまんだり、
お好みでヨーグルトをかけたりしながら食べるのが本場風。

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お次は、麺!
って、また主食だよ?

拌麺(ban4mian4):10元
ラグ麺

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このラグ麺、
私が北京でこれまで食べたどの手打ち麺よりもシコシコで腰があった。
これは讃岐うどんとガチンコ勝負可か?

上にかけた餡は
セロリやピーマン、ニンニクの芽、トマトなどがたっぷり入った
ちょっぴり辛い薄めのトマト味で、食が進む進む!
のだが、なんとこの麺、1人一皿。
それはいくらなんでも、無理でしょ?

銘銘に配られるラグ麺にひっくり返っていたら、
なんと次は餃子!

薄皮包子(bo2pi2 bao1zi):2元(1個)
新疆風蒸し餃子(カボチャ、羊肉)

P1190603.jpg P1190602.jpg

一つは羊ひき肉。
もう一つはカボチャ餡という変り種。
P1190604.jpg P1190605.jpg

このカボチャのが、しつこさのない自然甘みで実によかった。

「おいしいですね、これ!」
ちょっと目先の変わったものが出てきたので俄然テンションが上がる私たち。
しかし、その先に待っていたのはまたしても・・・

手干麺(shou3gan1mian4):30元
新疆風手打ち麺

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また主食~!
しかもこんな大皿にてんこ盛り!
食卓は驚きともあきらめともつかない絶叫に包まれた。

P1190614.jpg

でもこのちびパスタ、
口に入れた時はゆでた白玉団子のようなふんわりした感触なのに、
中身はシコシコという不思議な食感。
この日の一番人気だった。

ここでようやく非主食が登場。

羊肉串(yang2rou4chuan4):2元
シシカバブ

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食卓の空気がほっと緩む。
K君は串の先についた焦げを紙ナプキンで丁寧にぬぐい、
一本一本私たちに手渡してくれる。
まあ、なんて細やかな気配りだろう。

ここでバター茶が出た。

奶茶(nai3cha2):15元
ミルクバター茶

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そしてまさかの主食街道本線復帰。

肉饟(rou4nang2):15元
ひき肉入りナン

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ここにきて肉餡入りのナンはさすがにきついものがある。
が、食べる。
我食べる、故に我あり。

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そしてダメ押しのワンタンスープ。

曲曲湯(qu3qu3tang1):30元
チュルチュレ

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他の料理にくらべるとちと羊の匂いが気になった。
でも羊嫌いの人でなければ許容範囲。

スープの上に浮かんでいるのは、乾燥ミント。
「夏にはミントをたくさん摘んで、乾燥させておくんですよ。」
とお店の女将さん(すんごい美人!)が教えてくれた。

そのすんごい美人!な女将さんがサービスしてくれたフルーツ。

哈蜜瓜(ha1mi4gua1)
ハミウリ

P1190622.jpg

庫爾勒香梨(Kang1er3le4 xiang1li2)
コルラ産洋ナシ

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ラグ麺と格闘する私の横でいち早く味見をしたプリック美和子さんが
「この梨、おいしい・・・」
と小さくつぶやいていたのを私は聞き逃さなかった。
負けじとかじってびっくり。
この梨の甘くてみずみずしいこと!

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「おいしい!」
「あんまい!」
とカシカシと梨をかじっていたら、
「梨にはオスとメスがあるんですよ。」
とK君が秘密でも打ち明けるような嬉しそうな顔で教えてくれた。

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右のほしょほしょしたものがついているのがオスで、
左のなんにもついてないのがメス。
「オスのほうがおいしいんです。」
だそうだ。

主食だらけの新疆料理の食卓。
昼からお腹十二分目、いや、十五分目?
1人に一皿あてがわれたラグ麺はもちろんのこと、
他のお料理もとてもとても食べ切れなかった。
なのにK君は最後まで箸をおかない。
「若いっていいなー」
と旺盛な食欲をほほえましく思っていたら、
実はそういうことでもないらしい。

この日は彼が紹介したお店で彼が頼んだ料理をみんなで食べたので、
彼はこの食事のホストのようなもの。
ホストには、
客人たちが安心してたくさん食べられるように
まずはホスト役が箸をつけたくさん食べて
「さあ、私も食べますからみなさんもどうぞ!」
という雰囲気を作る役割があるのだそうで、
K君はそれもあって自らガシガシと食べていたようなのだ。

もう一つ面白かったのが、
ウィグル族の人たちもお皿に最後に残った食べ物を食べたがらないということ。
日本人は「遠慮のかたまり」などと言ってみんな箸を伸ばしたがらないけど、
ウィグルにとっては「最後の一個は命取り」なんだそうだ。
(K君は中国語で「要命的」と言っていたので、
もしかしたらウィグル語のもとのニュアンスとは若干違うかもしれない。)
「遠慮のかたまり」、「命取り」と言い方は違うけど、
最後の一個は避けるという意識があるってことには違いない。

最後の一個とか残り物を食べるか、食べないかについては
食べる派と食べない派があって、
それぞれにもっともらしい理由がとってつけられていて面白い。
中国では「食べる派」が大勢を占めているようで、
「福根児(fu2genr1)」という言葉がそれを示している。
直訳すれば「福の根っこ」、「幸せのもと」とでもいった意味になるだろうか。
皿に残った食べ物や瓶に残った飲み物の最後の一口のことを指す。

例えばビールをコップに注ぐときに、
日本では最後の一滴を人に注ぐことは失礼なので避けるべきことだとされるけど、
こちらではむしろ「福根児」=幸せになるもとなので
別に失礼にはあたらない。
途中で瓶が空になってしまったのが分かると、
「福根児!」、「我給[イ尓] 福根児!」(あなたに福をあげましょう)
と言いながら注ぎ切ることが多い。

さて、ウィグル族ならこんな時どうするんだろう。
この日はK君に聞きそびれてしまった。
今度会ったら聞いてみよう。

しかしまあ、主食だらけだこと。
ラグ麺、小指の先ほどの小さなパスタ、ピラフ、餃子、ひき肉入りナン、ワンタン・・・
しかも拌麺は1人一皿ずつというボリュームだった。

「ウィグル人は主食をとても重視します。」
と言うK君だけど、
この主食大会はさすがに行き過ぎ?

主食攻めにおののきつつも、
本場の味を堪能した第三回新疆の会だった。

【おまけその一】

P1190631.jpg

帰り際に味見させてもらった揚げ麺。
ベビー★ラーメンのさっぱり版。

【おまけその二】

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新疆ウィグル自治区駐京弁の敷地内で発見。
職員用食堂にわざわざ「(漢)=漢民族用、というより非ムスリム用ってこと」って書いてある。
ここでは漢民族は少数派なのね。

■お店情報■
新疆美食飯庄
P1190589.jpg
海淀区三里河路5号院
*新疆ウィグル自治区駐京弁のすぐ北の通りを西に曲がり、
 最初の角を少し北上したところにあります。
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 (この看板の見える角で北上)

■お知らせ■

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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
新彊香梨
この記事にピピっと来て今日香梨を買ってきました。
確かにオスメスらしき違いがありました。
食べてみましたがどっちがいいのかいまいち・・・(笑)
ネットで少し検索したらメスの方が美味しいという意見がありました。
実際どうなんでしょうね?
もし本当に違いがはっきりしてるなら今後の買い物の目安にと思っています。
2010/01/13(水) 01:23 | URL | W #mQop/nM.[ 編集]
Wさんへ
むむむ、確かにメスのほうがおいしいと書いてるものが多いですね。
でもK君はオスって言ってたんだけど・・・
今度ちゃんと確認します。
はっきり分かったら改めてアップしますね。
2010/01/14(木) 17:56 | URL | ayazi #-[ 編集]
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