【烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)】新疆菜

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新疆料理
新疆菜(Xin1jiang1cai4)
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【データ】とき:12月2日/ところ:車公庄・烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)/ねだん:記事参照

新疆ウィグル自治区のレストランで発足した新疆の会
第二回は、こちらも職場の近くにあるウルムチ市のレストランに行ってみた。

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ここのお店、レストラン入り口のところにある売店に
いろいろと新疆の物産が置いてあって楽しい。

お店の名前は庫爾班大叔(Ku4er3ban1 da4shu1)。
コールバーンおじさん。

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これってキャラクター?
どうやら「庫爾班大叔喜洋洋」という歌があるようだけど、それと関係あり?

そして店内に入ると、
新疆のお菓子やナンの販売コーナー。

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店内で食べることもできるし、お持ち帰りも可。

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店内はこんな感じ。

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赤×ピンクのテーブルクロスで、思いのほかラブリー?

この日の新疆の会は私たち日本人のほかにゲストが二人。
ウィグル族のK君と、トンシャン族のMさんだ。
二人とも外交学院の学生さんで、
日本語を勉強し始めたばかりとのこと。
初々しい日本語で自己紹介してくれた。

さて、多民族混成部隊で食べた新疆ウィグル自治区の料理いろいろ。
ざっとご紹介していこう。

自制酸奶(zi4zhi4 suan1nai3):6元
自家製ヨーグルト

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干し葡萄、ナッツ、梨(かな?)の入った自家製ヨーグルト。
プレーンではなくて、ほんのり甘い。
デザートとして食べてもいいが、
それよりはむしろナンにつけて食べたり、
お肉やポロ(新疆風ピラフ)にかけて食べたりするのが
現地の人の食べ方のようだ。

奶茶(nai3cha2):30元
バター茶

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塩とバター入りのお茶。
チベットではヤクのバターを使うのでかなりクセがあって飲めない人が多いけど、
これは牛乳のバターなので飲みやすい。

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新疆涼菜(Xin1jiang1 liang2cai4):8元
新疆風野菜サラダ

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「辛いですよ!」
とK君に言われたけど、それほどでも?

烤羊腿(kao3 yang2tui3):98元
羊もも肉のグリル

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この羊もも肉はうまかった・・・!
ほふっほふっとほおばると、
表面はカリッと焼きあがって香ばしく、中の肉は実にやわらかい。
羊が臭いなんて、誰が言うんだろう?
と思うくらい、いやな臭みがちっともなかった。

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脂身もこの通りかなりの厚みなのだが、全然くどくない。
いい羊肉は脂がうまい。
とろとろの脂に旨みがぎっしりと凝縮しているのだ。

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添えられたスパイスも、羊肉の香ばしさによく合う。
クミンシードの粉や粉末唐辛子、塩・・・あとは何が入っているんだろう。
これだけお持ち帰りしたいおいしさだ。

干[火扁] 咖喱鶏(gan1bian1 ga1li3 ji1):68元
揚げ鶏肉の唐辛子風味炒め

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店員さんからよく出る料理だと聞いて頼んだ一品。
なかなかおいしかったのだけれど、
新疆レストランでわざわざ頼むことはなかった・・・かな?

それと比べると、これは定番の新疆もの。

新疆紅柳烤串(Xin1jiang1 hong2liu3 kao3chuan4):8元
シシカバブ

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新疆ウィグル自治区のレストランと同じく、
紅柳の枝を串にしたギャートルズなシシカバブ。
しっかりタレの味がしみこんでいて実にやわらかい。

このシシカバブ、下から二つ目はたいてい脂身だ。
どうしても気になる人は避けてもいいけど、
上述した通り羊の脂身は旨みの結晶体なのでぜひとも食すべし!

烤板筋(kao3 ban3jin1):3元
筋(腱)の部分の串焼き

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ヘタなところで食べるとただのゴムのようでちっとも噛み切れない板筋。
この店のはそんなことはなく、
ウニムニとした独特の歯応えはありつつも、
「このあたりで噛み切れるのが理想」
というまさにそのタイミングで噛み切れるところがさすが。

烤羊腰(kao3 yang2yao1):10元
羊の腎臓の串焼き

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これもヘタなところで食べるとアンモニア臭がする(要はおしっこ臭い)のだが、
ここのは臭みなし。
やわらかいながらも、
最後に歯を押し戻してきた後にシュクッと切れるような独特の歯応えが
腰子の面白さだ。

焼牛尾(shao1 niu2wei3):12元(1個)
牛テールの煮込み

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これも人気メニューとのこと。
甘みの強いニンジンと一緒に煮込んだ牛テールの煮込み。
これは4個からオーダー可。

シチューだな、これは。
よく煮込まれて骨離れのいいこと!

芝麻饟(zhi1ma2 nang2):5元
ゴマつきナン

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ここのナンは割合薄手でやわらかい。
ほかほかとあったかいのもポイント大。

これをおかずだけでなく、
ヨーグルトやバター茶につけながら食べるのがウィグル風。

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「バター茶にナンをつけて食べるのが朝ごはんなんですよ。」
K君が説明してくれる。
なるほど、北京っ子たちの朝ごはんと一緒だ!
豆漿に油条をつけて食べるみたいなものか。
ち、違う?

民族家庭炒飯(min2zu2 jia1ting2 chao3fan4):15元
家庭風チャーハン

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何か主食を、と思ってK君に聞いてみたら、
「これはどうですか?」
と勧められた新疆の家庭風チャーハン。

なんと、手打ち麺とご飯を一緒に炒めてある。
ウィグル風そばめし!

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もちろんウィグルっぽいスパイシーさもあるけれど、
味付けの方向性自体はそこはかとなく日本のそばめしを思わせる。
新疆レストランに来て懐かしいそばめしを思わせる料理を食べることになるなんて
まったくもって予想外。

曲曲湯(qu3qu3tang1):10元
チュルチュレ(ウィグル風ワンタンスープ)

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これは酒徒さんが新疆旅行をした際に食べていて
ブログで読んで以来気になっていたもの。
ウルムチ市レストランのメニューにもあったので頼んでみた。
うん、ちょっとスパイシーなワンタン。

ところでこの日。
ウィグル族のK君、トンシャン族のMさんから
ウィグルやトンシャンをはじめ、
サラール族、カザフ族などなど、
新疆に住んでいる少数民族の話をたくさん教えてもらった。

K君はとても語学センスがあって、
ウィグル語のほかにもウズベク語だのトルコ語だのカザフ語だの
とにかく周辺の国や民族の言葉を10数種類話せるそうだ。
発音や単語の使い方に若干違いがあるけれども、
同じチュルク系なので
それぞれが自分の言葉を話してもおおかた通じるんだって。
そしてウィグル語は日本語と同じアルタイ語系に属しているので、
語順が同じなんだとか。
彼は卒業後に日本に留学予定とのこと。
きっとあっという間に日本語をマスターしてしまうんだろうなあ。

Mさんはトンシャン(東郷)族。
切れ長で大きな目が印象的な女子学生だ。
私、トンシャン族の人に会うのは彼女が初めて。
というより、トンシャン族という少数民族があることすら知らなかった。
モンゴル系の民族ということなのだけれど、
顔立ちはなんとなくエキゾチックで、ちょっと中近東風にも見える。
トンシャン族も自分たちの言語を持っているそうだ。

そして言葉のほかにも、ウィグル族の長寿の秘訣とか、
しぐさや食事作法なんかも厳しくしつけられるとか、
(手を洗った後に水気を切るためにパッパッと手を振ったりすると大変嫌われる)
昔別の土地から移住してきたウィグル族(サラールだったかな?)たちは、
土地をなめてみてそれが自分たちの故郷と同じ味がしたらそこに住み着き、
違えばまた別の土地に移動したとか、
世界で一番初めに地図に日本を書き込んだ人はウィグル人だったとか、
いろんな話を聞いた。

漢族以外の人から話を聞くと、
視点が変わって中国の別の側面が見えてくるようで面白い。
それが、外国人が好んで少数民族の人と親しくする理由の一つかな。

この席で、近所にサラール族のレストランがあるというので、
そこに案内してもらうことになった。
サラール族もイスラム教を信仰し、
青海省あたりに多く居住しているとのこと。
最近、彼らが所蔵しているコーランが中国最古の写本であることが分かり、
彼らはそれをとても誇りにしているそうだ。
サラール族の料理、どんなんだろう?
楽しみ。

レストランを出てから、
職場に戻る途中にある北京の共産党学校敷地内を散歩した。
ここには、マテオリッチのお墓がある。

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隣にはカスティリオーネのお墓も。

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高校時代、世界史の授業中に
「待て!お~、リッチ~!」
とかなんとか言って面白がっていたその方のお墓に参ることになるとは、
当時は思いもよらなかった。

マテオリッチは、中国語で利瑪竇。
略して、利氏。
カスティリオーネの中国名は郎世寧。
こちらは朗氏。
外国人に中国人みたいな名前をつけて、
強引に「氏」をつけて略してしまうやり方は、今も昔も変わらないのだなあ。

▼新疆料理探訪
【新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)】新疆菜


■お店情報■
烏魯木斉市駐京弁餐廳(新疆飯庄)
(ウルムチ市の北京駐在事務所レストラン)
P1190294.jpg
車公庄大街北里1号
010-6836-2795
*地下鉄2号線「車公庄」駅下車。
 車公庄大街を西へ向かい、車公庄北街にぶつかったら右折。
 しばらく歩くと道の左手に看板が見えてきます。
P1190292.jpg
*新疆ウィグル自治区のレストラン、
 新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)とお間違えのないように!!


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cover_manpuku.jpg
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コメント
この記事へのコメント
あけまして おめでとうございます。
今年も、おいしいネタを沢山期待しています。
中国にも「そばめし」があるので、びっくり!!
「もも肉のグリル」も、なぁ~んて美味しそうなんでしょう。
それと前から気になってたのですが、写真中のレーズンとかナッツとかで
デコレーションされてる、あのウイロウのようなものは何なんでしょうか?
以前は夕方になると、前門のあたりで、自転車の後ろにつまれているのと良く見かけました。
2010/01/02(土) 17:38 | URL | みれん #-[ 編集]
みれんさんへ
あけましておめでとうございます。
いつもご覧くださってありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

そばめし、びっくりですよね。
もも肉グリルも絶品です。
次の北京旅行の際はぜひ!
ご質問のあったお菓子は、サムネイルで掲載してあるもののことですよね。
これは、「巴哈力」というお菓子なんですが、味は未食なので不明。
ふわっとしたケーキみたないものではないかと思います。
自転車の後ろにつまれて売られているものは、かなりカッチカチでかたいお菓子なので、別物ではないでしょうか。
こちらも未食。
今度食べてみたらレポートしますね。

2010/01/03(日) 00:06 | URL | ayazi #-[ 編集]
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