2009年12月

2009年12月
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いつもこのブログをお読みくださっているみなさま

2009年もこの「北京。おいしい生活。」をご覧いただき、
本当にありがとうございました。

2009年は、よく食べ、よく飲んだ、幸せな一年間でした。

こんなのも、
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あんなのも、
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それからこんなのも、
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あれこれいろいろ、
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まあよく食べました!
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どのくらい、印象に残ってます?

▼2009年の「おいしい生活」アーカイブ!
ayaziの食い倒れっぷりにまたあきれてやってくださいませ。

2009年1月
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2009年12月

2010年も、さらにおいしく食べ、おいしく飲める
「口福(kou3fu2)」に満ちた「幸福(xing4fu2)」な一年になりますように。

そしてこのブログに遊びに来てくださる
みなさまの2010年がおいしく幸せなものになりますように。

好吃能吃就是種幸福。
 ものがおいしく食べられること、それが幸せ。
美味就是幸福。
 「おいしい」ことは幸せなのです。
祝願大家天天有口福!
 どうかみなさまの毎日が「口福」(おいしいものを食べられる運)に
 恵まれたものでありますように!

ではみなさま、よいお年を!!


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このブログをベースにした本が出版されました!

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
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【データ】とき:11月26日/ところ:大望路・和晶/ねだん:会費制でした(金額忘れてしまった・・・)

秋田出身のIさんのご好意で
きりたんぽ鍋を食べる会にお招きいただいた。
私、きりたんぽをちゃんと食べるのは初めてだ。

今回のきりたんぽは、
折よく秋田産あきたこまちの新米が届いたとかで、
それを使って作ったもの。
ラッキーです。
こういうのを、「有口福」って言うのですね。
くふふ。

さて、お鍋を待っている間に、
和晶の高橋料理長ならではの繊細な前菜でまずは乾杯。

P1190205.jpg

そして前菜の盛り合わせ。
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銀杏やむかごの揚げたのとか、
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手まり寿司にそば松葉、
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うずら卵で作った柿やあんこ(あれ?チョコだった?)の栗とか、
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可愛らしいものがいっぱい。

そしてお造り。
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やがて、お待ちかねのきりたんぽ鍋が登場!
まずは山積みにされたきりたんぽが運ばれてきた。

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「そのまま食べてもおいしい」とのIさんの声につられて、
一つぱくり。

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おお!
確かにあぶった米の香ばしさと、
半殺し(半分潰すことだそうです)にしたお米のむっちむちな食感が最高。

ところで、きりたんぽが「切りたんぽ」だということを今回初めて知った。
「たんぽ」を切ったものだから、切りたんぽ。
そう、「切(qie1)」(チエ)するのですよ、「チエ」。
「チエたんぽ」だったのだ!
(どうして急に中国語とちゃんぽんになるんだか・・・)

切る前の状態のものは、「たんぽ」と言うそうだ。
じゃあ、たんぽはそもそも何?
ウィキペディアによると、
「拓本を採るときに墨をつけて叩く道具である。
書や絵をかくときの筆に当たる。漢字では「短穂」あるいは「打包」と書く。」
(「打包」って・・・)

でもってこれを槍に巻きつけたものが、「たんぽ槍」。
練習用の槍のことだ。
秋田のたんぽは、
半殺し(半分潰すという意味)にしたご飯を杉(秋田杉)の棒に巻き付けた様子が
このたんぽ槍に似ていることからこう呼ばれているんだそうだ。

ほおお。

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きりたんぽ鍋には、
きりたんぽのほかに、ごぼう、鶏肉、しらたき、野菜がたっぷり入った。

P1190229.jpg P1190227.jpg

でも、本場のきりたんぽ鍋としては決定的に欠けている食材が二つ。
芹と舞茸。
この二つだけは、北京で手に入らないのだそうだ。
残念だけど、仕方ない。

初めて食べた本格的な切りたんぽ鍋。
実に美味だった。

P1190230.jpg P1190232.jpg

丁寧にとった鶏のスープにゴボウの旨みがよく出て、
それが切りたんぽにしみしみ。
おいしい地酒と一緒に堪能した。

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しかし、1本でご飯茶碗1杯分というたんぽをバクバク食べた翌日、
さすがにウェイトも大幅アップ。

おいしい話には、裏がある。
いや、裏じゃないか。


▼和晶の高橋さんが以前開いていらした「高はし」の記事
【日本料理 高はし】懐石料理

■お店情報■
和晶
朝陽区建国門外大街2号
北京銀泰中心1階B08
8517-1386
135-2062-4781(高橋)

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
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おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
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る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
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ニラと厚揚げ豆腐の炒めもの
韮菜老豆腐(jiu3cai4 lao3dou4fu)
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【データ】とき:11月24日/ところ:展覧路・山丹丹美食村/ねだん:15元

なんということもない炒めものだが、
これが意外に馬鹿にできないおいしさだった。

まず、ニラが旨い。
ぺらぺらとした頼りないニラではなく、
肉厚でしっかりしたシャキシャキと歯ごたえのあるニラ。
香りも濃厚で刺激も十分だけど、同時に甘みもちゃんと感じられる。

お煮しめのようにタレをよく吸い込んだ厚揚げ豆腐もいい。
老豆腐(lao3dou4fu)はにがりを入れて固めた豆腐。
また、かために作った豆腐を指しても言う。

豆腐をいったん揚げてあるので、なかなかボリューム感もある。
お肉ものに比べればもちろんおなかにたまる度は低くなってしまうが、
そこそこの満足感は得られる。

お肉ものは控えたいけど、野菜だけでも物足りない・・・
そんな時に頼みたい一品だ。

***

この日は、槐花麦飯羊肉泡[食莫]と、この韮菜老豆腐のほかに、
前菜をもう一つオーダー。
これも野菜もの。
羊肉スープのほかはどれも野菜料理で、とってもベジな食卓だった。

香拌羅卜絲(xiang1ban4 luo2bosi1):9元
ニンジンの和えもの

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これもなかなかの味だった。
もう一皿おかわりしてもペロリといけたはず。

香菜とお酢やラー油で香り高く仕上げてあり、
ニンジンの甘みがよく引き立っていた。

▼これまでの「山丹丹美食村」関連記事
【山丹丹美食村】槐花麦飯
【山丹丹美食村】羊肉泡[食莫]


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山丹丹美食村
P1190184.jpg
北京市西城区展覧路24号
010-6835-7677

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無発酵パンの羊肉スープがけ
羊肉泡[食莫](yang2rou4 pao4mo2)
P1190191.jpg
【データ】とき:11月24日/ところ:展覧路・山丹丹美食村/ねだん:18元

さて、陝西省名物と言えば、やはりこれだろう。
羊肉泡[食莫](yang2rou4 pao4mo2)。
発酵させずに焼いたかたいパンを小さく小さく手でちぎって
春雨入りの羊肉スープに浸してふやかして食べる料理だ。

P1190195.jpg

泡(pao4)は、「ひたす、つける」こと。
[食莫](mo2)というのが、無発酵のパンのこと。
イングリッシュマフィンをかたくして粗い食感にしたようなような感じ。
肉夾[食莫](rou4jia1mo2)で使われているのもこの[食莫](mo2)だ。

P1190194.jpg

▼肉夾[食莫]についてはこちらから。
【BHG超市】肉夾[食莫]

これ、以前西安の同盛祥という超有名店で食べたことがある。
その時は、山積みにされた[食莫](mo2)をひたすら、ひたすらちぎって
マイ羊肉泡[食莫]をこしらえた。

▼前に西安で食べた本場の羊肉泡[食莫]。
 羊肉泡[食莫]についての詳しい説明もこちらから。
【同盛祥】羊肉泡[食莫]

今回もちぎる隊になる気満々だったのだが、
ちぎる隊の作業はお店の人が代わりにやってくれたようで、
すでにスープにひたされた状態で登場した。

P1190190.jpg

得したような、損したような。

かたい[食莫](mo2)がスープを吸ってふしゅふしゅ。
この食感がなんともいえない。
下に入っている春雨のちゅるちゅるとの食感のコントラストのせいか、
思ったよりも飽きずに食べられる。

P1190196.jpg

「軽く麺でも・・・」
と思った時に、細長い麺ばかりではなくてこんな選択肢もある。
もしお近くに陝西料理のお店があったら、
羊肉泡[食莫]も候補に入れてみてはどうだろうか。

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▼これまでの「山丹丹美食村」関連記事
【山丹丹美食村】槐花麦飯

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山丹丹美食村
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アカシヤの花の小麦粉まぶし
槐花麦飯(huai2hua1 mai4fan4)
P1190186.jpg
【データ】とき:11月24日/ところ:展覧路・山丹丹美食村/ねだん:13元

陝西料理のお店、山丹丹美食村。
そこで食べて面白かったのがこの槐花麦飯。
アカシヤの花を使った料理だ。
使うアカシヤは、国槐(guo2huai2)ではなくて洋槐(yang2huai2)と呼ばれる槐花。
だからニセアカシア(ハリエンジュ)のほうだ。

国槐と洋槐を見分けるポイントは、
国槐:7~8月に開花、とげがない、葉の先がとがっている
洋槐:4~5月に開花、とげがある、葉の先がとがっていない

槐花麦飯は、摘み取ったアカシヤの花を洗って小麦粉をまぶし、
蒸して作るそうだ。
こうすると、ちょうど小麦粉をよって作ったパスタみたいに
ぽろぽろとした小さな粒状になる。
単にゆでて前菜にしたり、フリッターにするよりも、
主食感が出ておなかにたまる。

「これってさあ、やっぱり食糧事情が悪かった時に、
 街路樹の花を使ってなんとか主食みたいなものにして食べたってことなんだよねえ。」
「そうだね。貧しい土地柄だったからね。」

だからご飯でもないのに麦飯なんていう希望的命名がされているんだろうな。

味は、なかなかおいしい。
たぶん、ほんとにこれくらいしか食べられなかった時代のものよりは
かなり改良されているとは思うけど、
こうしたものがレストランのメニューに載って、
「ああ、珍しいね。」
「こんなの食べてたんだね。」
なんて頼む客がいて、
「意外とおいしいじゃないの?」
なんて感激したりして。

これも豊かになったことの証明だろうか。


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山丹丹美食村
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ラディッシュの甘味噌添え
蘸醤小羅卜(zhan4jiang4 xiao3luo2bo)
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【データ】とき:11月23日/ところ:甘家口・海碗居(本店)/ねだん:一桁だったような?

メニュー名はうろ覚え。
確かこんな名前だったような・・・?

炸醤麺のお供に何かと思ってメニューを繰っていて、
ふと目にとまった。

赤い衣の中から露になった白い肉に目を射止められてしまった。
かじると水分がはじけ飛びそうなみずみずしさに心惹かれて注文。
ああなんか、エロイおっさんみたいな描写だな。

出てきたラディッシュは若干鮮度が落ち目で、
思ったほどのみずみずしさはなかった。
初々しい小娘かと期待していたら、意外と年増が出てきて興ざめ?
ああ、またエロイおっさんみたいな感想・・・

それでも、周囲のお客さんの目を惹くには十分らしく、
私のテーブルを通りがかりに
「あの料理、何?」
と店員さんに聞く人多数。

なんかちょっと、いい気分。


▼これまでの「海碗居」関連記事
【海碗居】炸醤麺
【海碗居】涼拌腰片
【海碗居】羊霜腸
【海碗居】醋溜白菜
【海碗居】香椿豆腐
【海碗居】蝦醤餑餑
【海碗居】茄泥
【海碗居】[火倉]白羅卜
【海碗居】溜素丸子
【海碗居】砂鍋吊子
【海碗居】白水羊排
【海碗居】炸蚕蛹
【海碗居】鶏蛋西紅柿
【海碗居】鍋塌茄子
【海碗居】糖醋里脊
【海碗居】芥末墩
【海碗居】炸醤麺的回憶

▼こちらは本店の記事
【海碗居】拌羅卜皮
【海碗居】干炸丸子
【海碗居】肉絲拌拉皮
【海碗居】炸醤麺就大蒜
【海碗居】肉炸両様麺



■お店情報■
海碗居(本店)
P1180502.jpg
海淀区増光路11号
010-8837-4993
*三里河路と増光路のぶつかる交差点(甘家口大厦がある)を西へ行くと、
 道の南側(左手)にあります。
 地下鉄2号線「阜成門」駅から489路に乗ると
 お店の目の前に着きます。

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本場の四川料理
地道川菜(di4dao4 chuan1cai4)
P1190152.jpg P1190155.jpg
P1190158.jpg P1190153.jpg
【データ】とき:11月21日/ところ:建国門・四川省駐京弁餐廳(貢院蜀楼)/ねだん:記事参照

ワイン会「きのこスペシャル」を中座したのは、
日本から遊びにいらした客人との会食があったから。

実は10月末に、
中戯留学時代の友、あたお氏から
「同僚が訪燕するので一度食事を」という話があり、
「空けときますよ!」
と安請け合いしたものの、
その日になんとワイン会がバッティングしてしまったのだ。

今回のワイン会は「キノコスペシャル」。
Aさんのキノコものは今までの例から言っても激うまに決まっている。
ううう、出たい・・・!

そこでひねり出した苦肉の策。
あたお氏ご同僚とのお約束を夜8時という遅めの時間にしてもらい、
「8時すぎなら、四川省北京駐在事務所レストランにも待たずに入れますよ!」
と、待ち合わせ場所を建国門に設定していただいた。

「すんごいおいしいレストランにお連れします!」
というのが表向きの理由だけど、
(いやおいしいレストランだっていうのは本当に本当なんだけど。
 それに遅い時間だからすんなり座れるっていうのもこれまた本当。)
本当の本当の理由は、
Aさんのワイン会の開催場所が建国門で、
ぎりぎりまでワイン会に参加できるからだったのだ。

ワイン会のお料理も全品食べるのは無理なので、
容器を持参してお持ち帰りの準備万端。
出席していた友人にそれを託して、
8時ちょっと前には待ち合わせ場所に移動。

初対面のお二人と一緒に四川省駐京弁餐廳へ。
計算通り、待たずにすんなり入店。
ほらね?
(若干良心の痛みを覚えつつも・・・)

お二人には、オーソドックスな四川料理をいくつかご賞味いただいた。

どれも定番のものばかりなので、写真だけ。
詳しくは下のほうに貼ったリンクからどうぞ。

口水鶏(kou3shui3ji1):20元
鶏肉の四川風激辛ソースがけ(よだれ鶏)

P1190153.jpg

四川泡菜(si4chuan1 pao4cai4):3元
四川風ピクルス

P1190150.jpg

麻婆豆腐(ma2po2 dou4fu):10元
麻婆豆腐

P1190152.jpg

魚香肉絲(yu2xiang1 rou4si1):18元
細切り豚肉と野菜の魚香ソース炒め

P1190154.jpg

干[火扁]四季豆(gan1bian1 si4ji4dou4):15元
インゲン豆の炒めもの

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樟茶鴨(zhang1cha2ya1):28元(1/2羽)
ダックの燻し揚げ

P1190151.jpg

担担麺(dan1dan1mian4):4元?
タンタンメン

P1190156.jpg

醪糟粉子(lao2zao1fen3zi):4元?
白玉団子の甘酒風

P1190158.jpg

地道(di4dao4)は、「正真正銘の、ほんものの、本場の」という意味。
地道な辛さと痺れに汗を流しながら、お二人ともよく召し上がった。
すっかり食事が遅くなってしまって、申し訳ないことでした。
でもほら、遅くなったおかげですんなり席に座れたわけだし・・・!
(まだ言ってる)

こうして四川料理レストランで食事を終えた後、
お持ち帰り用にパッキングされたお料理を受け取りに
私はワイン会会場に舞い戻った。

「帰ってきた!」
とAさんはじめみなさんに驚愕されながら、
靴をはいてAさん宅を後にするみなさんの流れに逆らって、
靴を脱ぎAさん宅に上がりこむ私。

さすがに料理を食べることはできなかったが、
アフターでのワイントークにはめでたく復帰。
よーく開いたLeda Vinas Viejasもしっかり味わえて大満足。

ワイン会キノコスペシャルと本場の四川料理のダブルヘッター。
お持ち帰りした分はさすがに翌日に回したけど、
それでも胃袋がパンパンになった。

もうやりません、こんなこと。
(普通はしませんね、はい。)


▼過去の「四川省駐京弁餐廳」関連記事:
【四川省駐京弁餐廳】正宗川菜
【四川省駐京弁餐廳】口水鶏
【四川省駐京弁餐廳】麻醤油麦菜
【四川省駐京弁餐廳】橙汁藕片
【四川省駐京弁餐廳】魚香肉絲
【四川省駐京弁餐廳】樟茶鴨
【四川省駐京弁餐廳】辣子鶏
【四川省駐京弁餐廳】担担麺&酸辣粉
【四川省駐京弁餐廳】川北涼粉
【四川省駐京弁餐廳】咸焼白
【四川省駐京弁餐廳】酸菜粉絲湯
【四川省駐京弁餐廳】毛豆拌時蔬
【四川省駐京弁餐廳】椒麻鶏
【四川省駐京弁餐廳】辣子仔鶏
【四川省駐京弁餐廳】醪糟粉子
【四川省駐京弁餐廳】川菜大餐~涼菜篇
【四川省駐京弁餐廳】川菜大餐~熱菜篇
【四川省駐京弁餐廳】川菜大餐~主食篇

▼実はもう一つある「四川省駐京弁餐廳」。こちらも本格派です!
【北京四川五粮液龍爪樹賓館】もう一つの川弁餐廳
【北京四川五粮液龍爪樹賓館】正宗川菜
【北京四川五粮液龍爪樹賓館】正宗川菜(之二)


■お店情報
四川省駐京弁餐廳(貢院蜀楼)
東城区建国門内貢院頭条5号
010-6512-2277(内)6200
*建国門から長安街を西方向へ進み、長安大戯院の右の路地を北上します。
  そのまま突き当たりまで進み、右折。
  壁なりに進むと入り口があるのでそこを入り、
  左手に建物を見ながらぐるりと回り込むとレストランの入り口があります。

■お知らせ■

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●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

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おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
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アマゾンで「満福」セブンアンドワイで「満福」
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【データ】とき:11月21日/ところ:-/ねだん:-

Aさん主催のワイン会。
今回のワイン会は「キノコスペシャル」、
持ち寄りワインのお題は「キノコに合うワイン」だ。

今までにいただいたAさんのキノコ料理では、
各種キノコをクリームソースで煮込んだものが印象に残っていたので、
シャルドネを持っていこうかとも思ったのだが、
そのお料理が出るかどうかは分からない。

Aさんからは熟成したピノ・ノワールとのアドバイスもいただいていたのだが、
北京ではなかなか手ごろなものがないし、
あっても高価なので断念。
結局、「キノコ=土くささ」というキーワードから、
キャンティ・クラシコを持っていくことにした。

さてさて、どんなキノコ料理が登場するのだろう。
わくわく。

まずは前菜。
砂肝のコンフィとシメジのポン酢漬けのサラダ
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Aさんご自身の説明によると、
砂肝はタイム、タマネギと一緒に70℃の油で煮て一晩おき、

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カリッと焼いて付け合せにしたもの。
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シメジもニンニクと炒めた後ポン酢と合わせて一晩おき、
バジルのソースとレモンのソースで和えたサラダに添えてある。

いやあ、この砂肝のコンフィが素晴らしかったこと!
コリコリとした歯ごたえが力強い。
タイムの風味にカリッと焼いた香ばしさも加わって、
小さななりの割に実に展開のある複合的な味だ。
もともと砂肝好きの私のハートを鷲づかみ。

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ポン酢シメジもまたいい。
和風になりそうなところを、
砂肝コンフィとバジル&レモンのソースで
ワインとの相性抜群の一皿に持っていくあたり、
さすがはワイン通のAさん。

そして次の料理は、なんと意表をついて汁ものだ。

キノコいっぱいの豚汁(カリカリキノコ添え
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激寒の北京に暮らす私たちを気遣って豚汁を用意してくださった。
あったまる~。

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あっさりめのお出汁に
豚肉、シイタケ、ニンジン、ゴボウ、大根・・・などを入れて大鍋でコトコト。
お味噌は白と赤の合わせ味噌だ。

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上に添えられたのは、キノコの繊維を裂いて揚げたカリカリキノコ。
私はてっきりカリカリゴボウかと思っていたら、
これもキノコだった。
さすがは「キノコスペシャル」!

実はこの日、私は豚汁まで食べた時点でワイン会を中座した。
ここから先の料理は訳あって後日食べたもの。
中座したのになぜワイン会の料理を食べているのかって?
そのあたりの事情は明日にでもまた改めて書くとして、
まずはお料理の紹介を急ごう。

色々なキノコとトリュフのパスタ
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これもAさんの解説によると、
7種類のキノコをニンニクで炒めたものをチキンスープで煮込みソースにし
最後に黒トリュフとパルミジャーノを振りかけてある。

鶏肉のソテー
(セップ茸やポルチーニ茸などいろいろキノコのクリームソース、
 鶏肉の詰まったペンネ添え)

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皮がパリッと焼き上がった鶏肉に、
キノコのクリームソースがかけてある。
このソースは、セップ茸、ポルチーニ茸をメインに
その他4種類のキノコをタマネギとバターで炒め、
ホワイトソースと絡めたものだ。

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そして圧巻が、鶏肉の詰まったペンネ。
鶏と香味野菜、トリュフを煮込んでフードプロセッサーにかけ、
ペンネに詰めてソースで煮てあるのだそうだ。

前回牛タンの処理で睡眠不足に陥り、
もう二度とやらないとおっしゃっていたAさん。
アイテムは違っても、またもや手間のかかる作業をしてくださった。
本当に頭が下がる・・・

どちらのお料理もおいしい!
・・・のだが、
やっぱり当日できたてのほやほやのところを食べたかったなあ。

ところで、今回のテーマの「キノコに合うワイン」。
やはり「土っぽい」香りをキーにして探すといいようだ。

◆キャンティ・クラシコ
◆バローロ
◆テンプラニーリョ
◆ピノ・ノワール(高いもの、熟成したもの)

このあたりがいいそうだ。

私が持って行ったのは、これ。
Chanti Classico -San Pietro- 2003
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キャンティ・クラシコを選んだところまではよかったが、
思ったより土っぽい香りが広がらなくてやや期待はずれ。

今回特に印象に残った(というか写真が残っている)ワインはこちら。

Los Vascos Rose Chile -Baron de Rothschild- 2008
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ロス・ヴァスコスはいいワイナリーだそうだ。
チリのワイナリーで、ロートシルトとのベンチャーだ。

ロートシルトは中国でもベンチャーでワイナリーを展開している。
場所は山東省済南の北部だそうだ。
ここで作られるワイン、どんなワインになるんだろう。
楽しみ。

Pinot Noir Yarra Valley Australia -Coldstream Hills- 2007
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これはおいしかった!
チェリーの香りのする、とってもチャーミングなワイン。

コールドストリーム・ヒルズは、
オーストラリアのピノ・ノワールと言えば必ず名前の挙がる定番ワイナリーだそうだ。

Pnot Noir Chalchaqui Valley Argentina -Michel Torino- 2007
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外国人向けのミニ・スーパーで
ワインを普段のみしている外国人がどのワインを買っているかを
観察したI夫人の報告によると、
Michel Torinoを買う人多しとのこと。
コストパフォーマンスが高いワイナリーのようだ。

Don David Tanat Reserve Argentina -Michel Torino- 2005
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Tanatという品種は、その名からも分かる通り
タンニンの素。
別名「黒いワイン」と呼ばれるという。

Shiraz Viognier Frankland River Western Australia -Alkoomi- 2005
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Alkoomiも、どれを飲んでもおいしくて安心して買えるワイナリーとのこと。

Pinot Grigio Venezie Italia -Santi- 2007
Chardonnay Veneto Italia -Corte Valda- 2007
Riesling California -Kendall-Jackson- 2007
Campo Burgo Crianza Rioja Spain -Bodegas Marques- 2003

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そしてこれ。
Leda Vinas Viejas Castilla Leon Spain -Bodegas Leda- 2000
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このネットショップのページによると、
「テンプラリーニョ100%。
樹齢50年以上の木になった葡萄を使用している。

フレンチオーク80%とアメリカン・オーク20%を使用。
約13ヶ月間の熟成を経て、瓶詰めを6ヶ月間した後、市場に出荷される。

とにかくしっかりしていてフルボディー。
紫がかった黒色をしており、香りもしっかりしています。
樹齢50年以上の選りすぐりの葡萄で造られたワインだけあって、
熟成されていてもかなり若さも感じる超パワフルボディー。
後口の余韻も長く、カカオやタバコのの風味が後口に残ります。
タンニン分もまだしっかりして長期の熟成に耐えられる印象があります。」

持参されたときには冷えた状態だったのを、
Aさんが待ったをかけて常温に戻してから味わったワイン。

実は冷たい状態でちょっぴり味見。
正直なところ、
「これはこれでおいしいじゃん。」などと思ったのだが、
後で十分温度が上がった状態で飲ませてもらったら
全然違ってた。

やっぱりワインは詳しい人と一緒に飲むのが一番だな。
再認識。

▼そのほかのワインについてはAさんのブログで!
北京情報 111 - 第24回 北京ワイン会 -

▼Aさんのワイン会関連記事:
【A先生家】葡萄酒聚会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会(お料理篇)
【A先生家】ワイン会(ホワイトアスパラと人生最大最厚ホタテ)
【Pallete Vino(派楽坊)】胡同里的葡萄酒屋
【某日系公寓】戸外焼烤
【A先生家】ワイン会(シャルドネ&ピノ・ノワール)
【A先生家】イタリアワインの会
【A先生家】スペシャルワイン会(オーパスワン試飲会)
【A先生家】ワイン会(リースリングとゲヴェルツトラミネールに酔う)
【A先生家】ワイン会(秋風BBQ)
【A先生家】陽澄湖大閘蟹
【A先生家】ワイン会(テイスティング)



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プラネタ・ワインディナー
朴奈達葡萄酒晩宴(Pu3nai4da2 pu3taojiu3 wan3yan4)
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【データ】とき:11月18日/ところ:金宝街・Daccapo(達卡博)/ねだん:450元

先日清水の舞台から飛び降りるつもりで
L'isolaのワインディナーに行ったばかりだというのに、
またもや行ってしまったワインメーカーズディナー。

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だって、会場はリージェントのイタリアンレストランで、
しかもシシリーのプラネタという醸造元が
ワイナリーのお抱えコックさんをつれて来燕するだなんて、
魅力的なお誘いをいただいてしまったのだもの。
再び清水の舞台へと駆け上がり、
後先考えずに強く舞台を踏み切っていた。

この日はプラネタの醸造責任者のアレッシオ氏が登場。
日本ではなかなかゆっくり話をすることができない有名な方だそうで、
Aさんはマニアックな質問をバシバシぶつけ、
インポーターの方も交えてワイン談義に花を咲かせていらっしゃった。

本格的なディナーが始まる前に振舞われたのは、
「La Segreta Rosso2007」というワイン。

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「La Segreta」は秘密という意味だそうだ。

ネロダヴォラというシシリーの地場品種と、メルロー、シラーのブレンド。
「シロップ漬けのチェリー、プラムなどの甘めの果実と
 シラーから由来しているであろうスパイスの香り。」

決して軽くも薄くもないのだけれど、
とても飲みやすくてすいすいいけそうな感じで、
たまたま早めに到着していたMさんと、
「これはおいしいですね!」
「どんどん飲めちゃって、これじゃあすぐに酔っ払ってしまいますね。」

このすいすい、どんどんいける感じについてのAさんの解説は、
「畑の標高が高いせいか、酸がしっかりとしていて、
 疲れるようなワインではないのが流石です!」
なるほど。

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着席していよいよディナー開始。

最初のワインは、
「La Segreta Bianco2007」
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ウェイティングのときに飲んだワインの白。
グレカニコ、シャルドネ、ヴィオニエ、ソーヴィニョン・ブラン、フィアーノのブレンド。
いやあ、いっぱい品種が入ってるね。

ナシみたいな香りと思ったけど、
「キンモクセイ、メロン、芝生と言った爽やかでいながら暖かさを感じるワイン」
(Aさん)

合わせる料理は、
ペコリーノチーズのフライ トマトとヴァニラのソース
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可愛らしいフィンガーフード風のチーズフライ。
トマトとヴァニラのソースがイチゴジャムみたいな味になっていたのが
印象に残った。

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次に出されたワインは、
「Chardonnay 2007」
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今回のワインディナーでプラネタを紹介する時に
Aさんが特筆していた濃厚なシャルドネ。
プラネタを一躍有名にしたワインだという。

メモに残っている香りのキーワードは、
バニラ、ナッツ、バナナ、パイナップル、黄色い花、おがくず。
若干苦味も感じる。
いや、私が感じ取ったわけではなくて、Aさんのコメントだけど。

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濃厚と聞いていたので、一口飲んで少し拍子抜け。
思ったよりもさらりと上品だった。
そもそもこのヴィンテージのものは割合上品に仕上がっているようだけど、
温度が少し低すぎたせいもあったのかもしれない。
最初は香りがあまり立ってこなかったのが残念だった。
ちょうどいい温度でゆっくり一本味わってみたい。

・・・と思ったので、自分で1本購入してしまった。
いつ開けよう。
楽しみ。。。

これと合わせた料理は、二品。
クリスピー・シュリンプ エキストラヴァージンオイル・ポテト添え
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蝦に春雨(?)をぐるぐるに巻きつけたようにしたスタイルは、
最近流行なのだという。
エビもおいしかったが、
下に添えられたエキストラヴァージンオイル・ポテトが絶品。
ほんの少しあしらわれたグリーンは香椿苗?
ちょっぴりクセのある味がいいアクセントになっていた。

アーティチョークと豆のスープ
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このスープがこの日のディナーのベストワン!!

アーティチョークをオイル漬けにせず生のままグリルしてあり、
まるでぜんまいのような土っぽい滋味があって実に深い味わいだった。
豆のスープ自体もほっこりした土感満点でやさしい味。
大地の恵みがぎゅぎゅぎゅっと凝縮していて、
一口ごとにその恵みが注ぎ込まれてくる感じがした。
これは、好きだ!

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とニコニコしながら夢中でスプーンを口に運んでいる様子を、
Aさんにばっちり観察されていたようで、
「『このスープ、土のような味わいで最高!』と唸りながら目じりが下がっておりました(笑)!」
とレポートされてしまった。
はい、ワイン会常連で食べ歩きのプロ(?)のK女史は、私です。

次なるワインは「Merlot 2004」
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プラネタではシャルドネとあわせて有名なんだとか。
土、杉のような香り。

アンチョビ、ブロッコリー、チェリートマトのパスタ
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アンチョビの分量が絶妙。
私は自分でパスタやサラダなどにアンチョビを入れるとついつい量が多くなって
塩気がききすぎてしまうが、
このパスタのアンチョビは足りないと思うくらいの控えめな量。
でも、味がしないわけではなく、
アンチョビの風味や塩気はきちんと感じられる。
存在は主張しながらも
ブロッコリーやチェリートマトの味を覆いつくしてしまわない、
その絶妙の立ち上がり加減が素晴らしかった。

ここでも香椿苗(?)の風味がいいアクセントに。
シチリアから来たシェフ、よっぽど香椿苗が気に入ったんだなあ。

「Santa Sicilia Nero d'Avola 2005」
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ネロダヴォラというシチリア土着品種を使ったワイン。
「ブルーベリー、イチジク、コショウ、土の様な香りとタンニン」
(Aさん)

土のような香り ← 私の好み。
当然、これもお気に入りの味。

仔羊のラック ミント、アーモンド、カリフラワーのピュレ添え
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すんごい厚切り、このラム。
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やわらかくて、ジューシー!
実においしい仔羊肉だった。

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肉自体もすばらしかったが、脂がまた美味いこと!
ダックの尾脂線を上品にした感じ。
上質の塩加減もまた素晴らしかった。
ワインも、お肉も、フェロモン感爆発。

最後のワインはこれ。
「Syrah 2006」
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スパイスやプラムの香り。
とてもよく開いていた。

合わせたデザートは、
シチリアの伝統的なデザート盛り合わせ
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ドライフルーツとナッツ入りのリコッタクリームデザート、
ピスタチオのアイスクリーム、
そしてチョコレート添え。
チョコとシラーがよく合った。

クリームデザートはちょっとくどいと思うくらいまったりした分厚い味。
「カンノーリの中身みたいだなあ。」
と思っていたら、ドンピシャリ!
カンノーリはまさにシチリアのお菓子だったのだ。

▼カンノーリ(カンノーロ)についてはこちらをどうぞ。
ウィキペディア - カンノーロ

このまったりとしたデザートと本来マリアージュするはずだったお相手は、
「Moscato Di Noto 2006」。
Aさんによると、
「パッシートと呼ばれる方法(暑く乾燥した気候を利用して干して造る甘口ワイン)で
 造られたワイン」
とのことなのだが、
なんと手違いで入管できなかったのだそうだ。

ワインショップのHP説明によると、
「アプリコット、マンゴ、オレンジ・ピールなどの濃密なニュアンス。
 ダイジリン・ティー、モモザ、オレンジの花などのアロマと
 ミックスしたフルーティーな香りは、
 シチリアのケーキから漂う香りと似通う。
 ルコールと酸味が甘さを際立たせている。
 深みのある味わいに加え、
 何よりも口の中に長く残る酸味の余韻は官能的で心地よい。」

ぶむ~。
ぜひシチリアのドライフルーツやナッツたっぷりのリコッタクリームと
官能的な余韻とのマリアージュを楽しんでみたかった・・・!

と、デザートはやや残念だったが、
全般的に素晴らしいお料理とワインだった。
特にアーティチョークと豆のスープと、仔羊が圧巻。
大変レベルの高い内容で、実に満足だった。

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シチリアワイン、恐るべし。
シチリア料理、恐るべし。

そして私は心に誓ったのだ。
シチリアに、行く!

そのうち、シチリア食い倒れ紀行、やるかも!?


▼Aさん、いつも耳寄り情報をありがとうございます!
北京情報 114 - Wine Maker's Dinner at Daccapo -

■お店情報■
Daccapo(達卡博)
東城区金宝街99号(リージェント内)
010-8522-1888(内線3826)

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ロブスター
大龍蝦(da4long2xia1)
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【データ】とき:11月18日/ところ:甘家口・禹午大連農家海鮮/ねだん:?

こちらで食べる龍蝦(long2xia1)といえば
もっぱら小(xiao3)のほうが専門で、
大(da4)のほうとご対面する機会はほとんどない。

サイズの問題かって?
いやいや、ことはそんなに単純ではない。
同じ龍蝦でも、小か大かで大違い。
何しろ物自体が変わってしまうのだ。

大龍蝦(da4long2xia1)は、ロブスター。
小龍蝦(xiao3long2xia1)のほうは、ザリガニ。

ね?

お高いロブスターに比べて、ザリガニは実にリーズナブルな値段。
その割りに肉付きもよくて食べでがあり、
しかも味もまずまずということもあって、
「大」のほうはとんとご無沙汰で、
私はすっかり「小」のほう専門だ。

▼これまでの「小龍蝦」関連記事
【貴州籮籮酸湯魚】麻辣小龍蝦
【酒聖居】麻辣小龍蝦
【酒聖居】麻辣小龍蝦!吃個痛快!
【酒聖居】香辣土豆絲

それが、この日私の目の前に現れたのは紛れもない「大」のほう。
大龍蝦の姿盛りである。

ひと頃にくらべて北京でも海鮮が手に入りやすくなり、
値段もかなりお手ごろになってきたとは言え、
やはりそうそう気軽に食べられるものではない。
それに日本で食べるものに比べれば
どうしても鮮度が落ちるのはわかっているので、
自分から手を出すことはほとんど、というかまったくない。

これは、ある食事会で主催者が頼んでくれたもの。
目の前にこうして髭(角?)も凛々しいお姿でお出ましいただいたとあれば、
日本で食べるものにはかなわないと知りつつ、
それでもやはり箸が伸びる。
しかも、なんだかんだ言って
こればかりを重点的に攻めてみたりして・・・

ああ、いじましい。


■お店情報■
禹午大連農家海鮮(甘家口店)
西城区甘家口三里河路41号
010-8838-8688/8689
*甘家口大厦から南に200mくらいのところ、道の西側にあります。

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冬至に食べるのは、餃子・・・?
冬至吃餃子(dong1zhi4 chi1 jiao3zi)・・・?
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【データ】とき:12月20日/ところ:安定門・餡老満/ねだん:4~5元(1両)

今日は冬至。
冬至の行事食は、餃子だ。
だから今日は餃子を食べる日。

オフィスビルの食堂でも餃子がメニューに登場しているし、
餃子屋さんには長蛇の列ができるに違いない。

なのだけれど。
茶旅人Sさん所蔵の『燕京歳時記』 (邦題は『北京年中行事記』)によれば
冬至には「ただワンタンを食べるのみである」となっているとのこと。
確かに、北京には「冬至餛飩,夏至麺」という言葉が残っている。

『燕京歳時記』上の記述を
冬至ネタですでに記事をアップされている
しゃおりんさんのブログ「北京メディアウォッチ」から引用させていただくと、
「そもそも、餛飩の形は鶏卵の如くであつて、
頗る天地混沌 〔たる時の〕 現象に似て居る。
それで冬至にこれを食べるのだ」
とあるそうだ。

また、「百度知道」のベストアンサーによると、
こんな謂れもあるという。

「冬至にワンタン」説

漢の時代、匈奴の部落に渾氏と屯氏という極めて残忍な二人の首領がいた。
人々はこの二人を憎み、肉を餡にして包み、
「渾」と「屯」の音をとって、これを「餛飩」と名づけた。
「渾」と「屯」への憎しみを込め、
さらに戦乱が収まり平和な日の来ることを願って
「餛飩」を食べたのだという。
最初に「餛飩」を食べたのが冬至の日だったので、
この日に「餛飩」を食べる習慣ができた。

というのがだいたいのあらましのようだ。

でもねえ、まわりの中国人の誰に聞いても、
「冬至は餃子」なんだよなあ。

P1190957.jpg
(白菜と落花生)

「冬至に餃子」説

南陽(今の河南省にある都市)の医聖、張仲景は長沙で役人を務めていた。
隠居して故郷に帰ったのは大雪の舞う冬の日で、骨身にしみるような寒さであった。
張仲景が帰ってみると、
同郷の人々は貧しい身なりで、耳が凍傷になっている人も多かった。
見かねた張仲景は、南陽の関東に臨時の診療所をつくり、
羊肉、唐辛子と寒気を取り除く作用のある薬を鍋でゆで、
小さく刻んだものを小麦粉の皮で包んで耳のような形にし、
再び鍋でゆでて、「駆寒矯耳湯」を作って人々に与え、
これで凍傷になった耳を治療した。
それ以降、毎年冬至になると人々はこれをまねて作るようになり、
「冬至に餃子を食べると凍えない」という言い伝えが生まれた。

これは河南省の言い伝えのようだけれど、
冬至に餃子を食べるのは中国の西北地方のものでもあるようだ。
いずれにしても、北京の習慣ではないらしい。

P1190955.jpg
(ニンジンと香菜)

「燕京歳時記」に綴られている北京の風俗習慣は、
およそ100年ほど前のものだそうだ。
では、どこでワンタンが餃子に変わったのだろうか。

ここから先はまったくの私見なのだけれど、
どうも「餃子の地位」の低下と関係があるように思えてならない。
昔、餃子は旧正月にしか口にすることのできないご馳走だった。
たやすく手に入れることのできなかった肉をたっぷり包み込んだ餃子は、
金銭的な面でも一年に一度しか食べられない「ハレ」の食べ物だった。

それが、収入が増え、暮らし向きが良くなっていくにつれて
貴重品かつぜいたく品だった肉も身近な食材になり、
「ハレ」の光を失っていく。
それにつれて餃子の地位も年越しにしか食べられない年に一度の大ご馳走から、
ちょっとしたイベントのある時に食べる程度の食べ物までランクダウン。
それはつまり、
以前なら餃子を食べることのできなかった旧正月以外の伝統行事の日にも
餃子を食べればいいじゃないか!てなことになり、
それまで冬至に食べていたワンタンは
餃子に押し出されるような形で退場、となった。

どうしてこんな風に思うかというと、
だって、ほら、ワンタンに入っているお肉の量って、
餃子より極端に少ないでしょ?
昔はワンタンにするくらいしかお肉が買えなかったのが、
いつしか餃子も作れるくらいたっぷりのお肉が買えるようになったので、
「だったらやっぱ餃子だろ?」
ということになったのではないか?
とまあ、実に単純な発想なのだが、果たして真相やいかに??

P1190953.jpg
(豚肉、エビ、卵豆腐)

他にも、犬肉やお赤飯を食べるという説もある。

「冬至に犬肉」説
漢の高祖劉邦が冬至に樊噲がゆでた犬肉を食べ、
あまりのおいしさに絶賛したことがきっかけになって
犬肉を食べる習慣が始まったという説。

「冬至にお赤飯」
江南の水郷地方の習慣。
冬至の日に死んだ疫鬼が人々を苦しめるので、
その疫鬼が最も怖がるアズキを使ってお赤飯を作り、
厄除け、疫病よけにしたという説。

*以上は、「百度知道」のベストアンサーを抄訳(超訳)したものです。
http://zhidao.baidu.com/question/2191832.html?fr=ala0

こんなことをつらつらと書いていたら、
最近知り合った若い友人から、
かわいらしいアニメつきでこんなショートメッセージが入った。

今天冬至,
別忘記吃餃子哦,
否則後果極其厳重…
一、不漂亮了,
二、没法帯眼鏡了,
三、不能听甜言蜜語了……
因為,冬至不端餃子碗,
凍掉耳朶没人管


今日は冬至。
餃子を食べるの忘れずに。
でないと大変なことになる・・・
一、かっこわるくなる
二、メガネがかけられなくなる
三、甘いささやきが聞けなくなる・・・
だって、冬至に餃子を食べないと
耳が凍って落っこちても
だあれも構ってくれやしない。

ああ、いけない!
お昼に餃子食べてない!

晩御飯には餃子を食べなくちゃ!
でないと大変なことになる・・・


▼これまでの「北京の食文化」関連記事:
【北京の食文化】頭伏餃子、二伏麺、三伏烙餅攤鶏蛋
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【北京の食文化】今日は春餅を食べる日!
【北京の食文化】今日は端午節、粽の日!
【北京の食文化】今日から二伏、麺を食べよう!
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【北京の食文化】立秋貼秋[月票]


■お店情報■
餡老満
P1190931.jpg
東城区安定門内大街252号(方家胡同近く)
010-64046944

■お知らせ■

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
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新疆料理
新疆菜(xing1jiang1cai4)
P1190040.jpg
【データ】とき:11月17日/ところ:三里河・新疆駐京弁餐廳(新疆伊斯蘭飯庄)/ねだん:記事参照

北京でも指折りのウィグル料理レストランとして有名な
新疆ウィグル自治区の北京駐在事務所レストラン。
北京市の西部にあるので今まではなかなか足を運ぶ機会がなかったが、
転職して「西の人」になってからは職場から徒歩15分という近さ。

そこで、同じグループ内企業に勤める日本人のみなさんと
インターンシップ中の中国人学生とで
お昼にウィグル料理を食べに行ってきた。

ここ、以前月曜美食会で行くプランがあったのだけれど、
当日急に残業になって泣く泣くあきらめた場所。
ようやくリベンジなった。

目指すレストランは、新疆ウィグル自治区の北京駐在事務所内にある。

P1190049.jpg P1190048.jpg

このやたらと立派な石造りの門をくぐり、
正面に見える建物沿いにぐるりと回りこんでいくと・・・

P1190047.jpg

ここが本日の目的地、新疆伊斯蘭飯庄。

レストランの名前としては「新疆伊斯蘭飯庄」なのだが、
この名前で呼ぶ人はほとんどいない。
みんな単に「新疆駐京弁餐廳」と呼ぶ。

紛らわしいことに、
ウィグル料理の有名店にはこの新疆駐京弁餐廳のほかに、
ウルムチ市の駐京弁餐廳もあって、
こちらのレストランの名前は「新疆飯庄」という。

しかも地下鉄の下車駅はどちらも2号線の「車公庄」だってのが
またややこしい。
ウルムチ市のレストランに行きたくても
「新疆飯庄」という店の名前を告げた途端に
タクシーの運転手が早合点して
新疆ウィグル自治区レストランの「新疆伊斯蘭飯庄」のほうに
連れていかれてしまう人が多数出現!
という罪作りなネーミングである。

*このウルムチ市のレストラン「新疆飯庄」も、近日アップ予定!

さて、こちらは新疆ウィグル自治区レストランの「新疆伊斯蘭飯庄」。
まずは軽くこんな前菜からスタート。

那拉提盆盆菜(na4la1ti2 pen2pen2cai4):16元
新疆風野菜サラダ

P1190029.jpg

盆菜、盆盆菜というのは、新疆風の野菜サラダ。
新疆料理のレストランに行くと、
羊肉!牛肉!鶏肉!
の肉肉攻撃になることが大いに予想されるので、
こういうさっぱりした和え物、というかサラダがほしくなる。

那拉提(ナラティ)は、イリ地方にある草原の名前だ。
別にナラティ草原の名物料理というわけではなく、
有名な景勝地の名前を冠しただけだろう。
それにほら、草原=野菜サラダってイメージ的にもしっくりくるし。

自制酸奶(zi4zhi4 suan1nai3):6元
自家製ヨーグルト

P1190030.jpg

さっぱりといえば、これも必須アイテム。
自家製のヨーグルトに、ゴマと松の実があしらわれている。
無糖ではなく、ほんのり甘みがある。

自家製なのでその日によって発酵具合が若干違うようで、
さらりとしている時ととろりとしている時があるみたい。
この日は割合とろっとしていた。

大漠風情手抓肉(da4mo4 feng1qing2 shou3zhua1rou4):48元(4個で)
ゆで羊肉と根菜のスープ煮

P1190034.jpg

手抓肉(shou3zhua1rou4)というのは、
読んで字のごとく「手でつかんで食べる肉」。
(抓肉(zhua1)は「つかむ、握る」という意味)

今まで食べたことのある手抓肉はどれもゆで上がった肉が
お皿に並べられていたのに、
これはなんとスープ入り!

▼これまでの「手抓肉」関連記事
【寧夏駐京弁餐廳】手抓肉
【清真新疆阿達西餐廳】新疆菜(後篇)
【寧夏駐京弁餐廳】寧夏菜

こんなスタイルで出てくる手抓肉もあるのか・・・
ちょっと驚き。
ニンジンが美味。

手抓肉自体も脂身がうまさ満点。

P1190046.jpg

すごい脂身の層だけど、引いたりしないで!
新鮮な羊肉は、この脂のところに旨みが凝縮しているのだ。

饟包鶏(nang2bao1ji1):48元
鶏肉とジャガイモの炒め煮・ナンのせ

P1190031.jpg

饟(nang2)は、
新疆でよく食べられている縁が盛り上がった円形の焼きパン。
「饟包(nang2bao1)○○」は、新疆料理ではかなり有名な料理で、
ナンを食べやすい大きさに切って皿に盛り、
そこに煮込んだ肉を煮汁ごと盛り付けたものだ。

これは「饟包鶏」なので、鶏肉の煮込み。
ジャガイモもたっぷり入っている。
「饟包肉」なら羊肉の煮込みだ。

煮込みそのものの旨さもさることながら、
実は下でその旨みをしっかりと受け止めるナンの存在が大きい。
スポンジのように煮汁を吸ってじゅくじゅくになったナンが、
この料理のもう一つの目玉だ。

これって、言ってみれば
ご飯におかずを汁ごとぶっかけた蓋澆飯(gai4jiao1fan4)みたいなもの?
日本なら丼物みたいな感覚だろうか。
「懶人飯(lan3ren2fan4)=めんどくさがりや向け料理」の一種といってもいいのかな。

紅柳烤肉(hong2liu3 kao3rou4):8元
シシカバブ

P1190037.jpg

やはりはずせない羊肉串(yang2rou4chuan4)。
ここのシシカバブが面白いのは、こんな木の串にささっていることだ。

P1190038.jpg

ギャートルズ感満点。

紅柳(hong2liu3)は柳ではなく、
ギョリュウ(御柳)科ギョリュウ属の潅木。
別名タマリスクという。
乾燥、暑さ、寒さ、塩性などに対する耐性に優れた落葉樹で、
表面が赤紫色で木質が硬い。
その硬さのおかげで、
こうして肉を刺す串として繰り返し使っても大丈夫というわけだろうか。

何にしても、原始感いっぱいで妙に盛り上がること間違いなし。
一時期日本でギャートルズ肉が発売されて話題になったみたいだけど、
これだってそれに負けない迫力だ。

肉自体も大ぶりでボリューム満点。
肉質もやわらかくて、嫌な臭みもない。

烤包子(kao3bao1zi):4元
羊肉と玉ねぎ入りの新疆風サモサ

P1190032.jpg

サモサと書いてしまったが、ウィグル語では「サムサ」になるらしい。
羊肉恋しさに広州から新疆まで飛んでいってしまった酒徒さんによると、
「インド料理のサモサと源流を同じくするもの」で
「小麦粉の生地で餡を包んだものを、
タンドール釜に似た釜の内側に張り付けて焼き上げる。」

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外の皮はカリッというよりもかなりガッチリしてかたい。
中には羊肉とタマネギがたっぷり。
じゅわぁ~っと肉汁が出るほどまではいかなかったが、
羊肉はうまみ十分でなかなか美味。
味付けがシンプルな塩コショウ程度なのが
香辛料をきかせたほかの料理と対照的だ。
まあでも、主食だからな。
あんまり突出した味付けだと、
おかずの味の妨げになってしまうってことだろう。

多福素菜羹(duo1fu2 su4cai4 geng1):22元
とろみのついた青菜のスープ

P1190044.jpg

攻めの料理が続いたので、ちょっとほっとする引きの料理を一品。
おだやかな味のスープで口湿し。

***

念願かなって訪問なった新疆駐京弁レストランだったが、
いかんせん一度では、ましてや5人では
食べたい料理を全部頼むところまでいかなかった。
そして同じ敷地内にレストランがまだいくつかある。
とても一回や二回では攻略できそうもない。

そこで、毎週曜日を決めて新疆料理を攻めよう!
ということになった。

月曜の夜にイベントの多い私に気を使っていただいて、
曜日は水曜に決定。

名づけて、「新疆の会」。
新疆料理探求はまだまだ続く・・・


■お店情報■
新疆伊斯蘭飯庄
P1190049.jpg P1190047.jpg
海淀区三里河路7号新疆駐京弁事処内
010-8836-5363/8683-2666/8617-5588
*三里河路と車公荘大街のぶつかる交差点から少し北にいったところ。
 通りの西側にあります。

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今週末から来週の頭くらいまでバタバタしそうです。

余裕があればアップしますが、
ちょっと一息つかせていただこうと思います。

手元には新疆ウィグル料理だの、
P1190037.jpg

またもや行っちゃってすっかり金欠のワインメーカーズディナーだの、
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陝西省の名物料理だの、
P1190195.jpg

老北京な鍋煮込みだの、
P1190672.jpg

アップを待っているネタがわんさかあるのですが、
わんさかありすぎるせいで書くほうが追いつきません。

何日かお休みをいただいて、
また落ち着いたらアップします。


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新感覚四川料理
新派川菜(xin1pai4chuan1cai4)
P1190022.jpg
【データ】とき:11月15日/ところ:安定門・早春二月/ねだん:記事参照

月曜美食会で、新派四川料理レストランの早春二月へ。
新派と言いつつ、
それほど奇をてらってもスタイリッシュをねらってもいなくて、
お値段もリーズナブル。
いい感じのお店だ。

P1190006.jpg

このお店、『早春二月』という映画&ドラマの名前をもじっているのだが、
もう一つ店名の由来があった。

IMGP3926[1]

それが店内に残された二本の木。
一本は棗樹(zao3shu4)=ナツメ、
もう一本は香椿(xiang1chun1)。
それで、棗(zao3)と椿(chun1)と同音異字の
早春(zao3chun1)を店名に入れたのだ。

それでは、まずは涼菜(liang2cai4)=前菜から。

椒麻草原鶏(jiao1ma2 cao3yuan2 ji1):19元
ゆで鶏のフレッシュ山椒ソース

P1190010.jpg

フレッシュの山椒ペーストがたっぷりかかったゆで鶏の前菜。
草原のような爽やかさ・・・かどうかはともかく、
真っ赤なゆで鶏料理に慣れている目と口には
なかなか珍しくて新鮮。

早春開口笑(zao3chun1 kai1kou3xiao4):15元
ナツメのお餅サンド

P1190009.jpg

ちょっと油っぽかったのと、
見た目がきれいでなかったのが残念。
箸やすめ的一品。

麻醤珍珠花(ma2jiang4 zhen1zhu1hua1):15元
珍珠花のゴマダレがけ

P1190011.jpg

珍珠花(zhen1zhu1hua1)は、
かわいらしい真珠(中国語では珍珠)のような実のついた木の芽。
それにたっぷりのゴマダレがかかっていた。

ゴマダレはちょっと多すぎた嫌いはあるが、
この珍珠花の味がちょっと変わっている。

「どっかで食べたことがあるんだよなあ、この味・・・」
「お茶がらみたいな味?」
「うんうん、するする。」
「でもお茶っ葉ともちょっと違うような・・・」

もきゅもきゅ。

「分かった!ヨモギ?」
「いや、ヨモギじゃないよ。だって私ヨモギ嫌いだから分かるもん。」

うーん、もっきゅもっきゅ。

「あ!分かったっ!抹茶!」
「おお、そうそう!」

ということで、珍珠花は抹茶味の木の芽ということで落ち着いた。
ああ、思い出してよかった。
すっきり!

続いては熱菜(re4cai4)=あたたかい料理。

古法壇子肉(gu3fa3 tan2zi rou4):39元
巨大豚バラ肉の煮込み・茶樹茸添え

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おなじみ、この店名物の巨大な紅焼肉。
ここの豚ばら肉煮込みは、実にやわらかい。
店員さんが目の前でブロック状に切り分けてくれるのだが、
もうほとんど何の苦労もなくスムーズに切れるし、
ナイフの横でぶるんとふるえるほど弾力がある。

P1190008.jpg

さぞ脂っこいだろうと思いきや、
これが意外にそうでもなくて食べやすい。
さらに砂糖も醤油もくどくなくて、非常にあっさりした味付け。
私が今までに食べたこの手の料理の中で
これが一番さっぱりしていて日本人の口に合うと思う。

ここでやはり登場!

IMGP3944[1]

必殺紅焼肉丼。

両江麻辣魚(liang3jiang1 ma2la4yu2):109.2元
野生なまずの麻辣スープ煮

P1190019.jpg

これもこのお店の看板料理とのことで、注文。
なまずは2.8斤。
なまずを一度揚げてあるせいか、全体的に油を感じる仕上がり。
でもそれがあまり気にならない。

なまずは淡水魚の中ではかなり臭みの少ない魚だし、
麻辣味なので臭みのほうもそんなに気にならない。

村童烤兎腿(cun1tong2 kao3 tu4tui3):39元
兎もも肉のスパーシーグリル・クミン風味

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「兎、食べる?」
とみんなに聞いてみたら、
「食べる、食べる!」
と1人残らずいいお返事。

日本人の女性が集まって「兎はちょっと・・・」という人が一人もいないことを、
私たちは自慢するべきだろうか。
それとも自分たちが一般日本人女性とは若干離れたところに来てしまったと
多少は反省するべきだろうか。
・・・やっぱり自慢、かな。

兎肉というと骨っぽくてあまり食べでがないイメージがあったのだけれど、
このもも肉はさすがにお肉たっぷり。

豆[豆支]やタマネギ、ニンニク、葱などのほかに、
クミンシードの風味がきいていたのが実に面白く、
また食欲をそそった。

山薬鮮椒鶏(shan1yao4 xian1jiao1 ji1):39元
山芋と鶏肉の煮込み・フレッシュ山椒風味

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日本人もヤマイモ好きだと思うが、
ヤマイモをこんな風に煮込みに使うことって、ほとんどない。
こちらでは鍋の具にしたり、スープに入れたりと、
ちょうどジャガイモのような使い方をするのが面白い。

上湯豆尖(shang4tang1 dou4jian1):25元
えんどう豆の穂先の上湯仕立て

P1190017.jpg

シンプルに清炒(qing1chao3)にしようと思ったのだけれど、
今回は上湯にしてみた。
ピータンやフクロタケ、揚げニンニク入り。

早春的湯份(zao3chun1 de tang1fen4):59元
早春風鶏肉とキノコのスープ

P1190020.jpg P1190023.jpg

これはちょっと凡庸だったかな。
鶏肉とキノコがたっぷりの割にはうまみ不足だった。
ただ、他が割合しっかりとした濃い目の味付けだったので、
バランスをとる意味ではこのくらいでちょうどいいのかもしれない。

韮菜酥盒(jiu3cai4 su1he2):2元(個)
ニラ玉入り揚げパイ

P1190024.jpg

最後に主食がわりに、ニラ玉パイ。
ほんとに小さくて、2~3口で食べられるので、
お腹いっぱいでもするすると「別腹」へ。

今回は、私が以前食べたことのある料理のほか、
かなりの料理をお店のマネージャーに勧められるままに頼んだけど、
どれも外さず美味だった。

これ、意外と珍しいこと。
レストランのオススメ料理って、
ともすれば海鮮や川魚を使った単価の高いものになりがちで、
海の国の民である私たちには鮮度やクセの問題であまりおいしいとは思えない。

それに比べると、ここのものは
両江麻辣魚を除けばどれも40元に満たないリーズナブル価格で、
高い料理ばかりを勧めるお店とは違って大変良心的だった。

味の面では、名物料理の壇子肉はもとより、
兎もも肉と、山芋と鶏肉の煮込みが出色だった。
このくらいの値段でこれだけのおいしさを提供してくれれば、
まずまず満足度できる。
私は好きな店だ。

▼過去の「早春二月」関連記事:
【早春二月】古法壇子肉
【早春二月】韮菜酥盒
【早春二月】生日紅焼肉


■お店情報■
早春二月(安定門店)
P1160992.jpg
東城区安定門内大街車辇店胡同18号
010-6406-9521
*河北飯店のはす向かいです。

*今回は雰囲気のある安定門店を選びましたが、
ふだん行くには建外SOHO店が便利かもしれません。

■早春二月(建外SOHO店)
朝陽区東三環中路39号建外SOHO東区8号ビル3階
010-59003541


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バクテー
肉骨茶(rou4gu3cha2)
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【データ】とき:11月15日/ところ:-/ねだん:いただきもの

シンガポールに行った友だちがおみやげをくれた。
肉骨茶(バクテー)の素だ。

P1180964.jpg

ILC TRADINGという会社のもの。
地元の人から
「これが一番おいしい」と推薦されたそうだ。

「不含薬味」だって。
こういうのがあるってことは、
シンガポールにも漢方薬くさいのがイヤっていう人が多いってことなんだろうなあ。

材料は豚のスペアリブ肉と、ニンニク一玉だけ。
これをたっぷりのお水に入れて、
バクテーの素と一緒に強火にかけること40分。

P1180967.jpg P1180968.jpg

仕上げに醤油を入れて味を調えれば出来上がり。
本当は中国の醤油がいいようだけれど、
ウチには日本のものしかなかったのでそれで代用。

P1180969.jpg

スペアリブから肉のうまみが染み出てなんともいえない深い味。
大量に放りこんだニンニクもきいている。
ほんとは香菜とか、揚げニンニクとかあったらもっとよかったんだろうけど、
これはこれで十分美味だった。

「不含薬味(bu4han2 yao4wei4)」だから当たり前だが、
漢方味も特になくて食べやすい。
私は漢方の薬っぽい味は決して嫌いではない。
事実、亀ゼリーは大好物だし、
漢方配合の風邪薬もお砂糖入りではなくても飲める。
なのに、肉骨茶の漢方味が強いのは苦手。
だからこの肉骨茶の素は私の好みにぴったりだった。

もちろん「漢方味あっての肉骨茶!」という向きもあると思う。
「不含薬味」は邪道なのかもしれない。

大量に作ったので冷凍保存し、
後日レンコンとゴボウを入れてみた。

P1190104.jpg

サトイモを入れてもよかったかもしれないな。
彩りでニンジンもほしかった。

ふと思いついて、柚子胡椒なんかもひねり出してみた。

P1190110.jpg

こうなるともう肉骨茶とは呼べないかも・・・

▼これまでの「肉骨茶」関連記事
【nyonya kitchen(娘惹厨房)】娘惹料理


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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

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牛肉煮込み麺
紅焼牛肉麺(hong2shao1 niu2rou4 mian4)
P1180958.jpg
【データ】とき:11月14日/ところ:牛街・優蘇福民族用品部/ねだん:1元ちょっと?(忘れてしまいました・・・)

取材で牛街に行く用事があって優蘇福民族用品部に行った。

P1120267.jpg

ここはムスリム向けのグッズを取り扱うお店。
店内にはお祈りに使う道具や、食器、衣料品など、
さまざまな物が売られている。

そこで目についたのがこの即席麺。

P1180953.jpg

ムスリム向けのお店だから、当然これは清真食品だ。
清真(qing1zhen1)はイスラム教の戒律に則って処理されていることを示す言葉。
清真食品はつまりハラールの食品ということだ。

P1180954.jpg

それだけ食べるのもなんなので、
スーパーで見かけてたまたま買ってあった辣椒葉(la4jiao1ye4)を入れてみた。
葉唐辛子、だろう、きっと。
日本でも佃煮くらいしか食べたことがないので、
生の状態のものを見かけて「お!珍しい!」と思って買っておいたものだ。
ちょっと辛味があってなかなかのお味。
白いお花がついているところがかわいらしい。

P1180962.jpg

肝心の紅焼牛肉麺のお味のほうは、
特に変わったところがあるわけではなかった。
鶏肉などはハラールのもののほうが味もよくやわらかいことが多いので
何か特別な驚きがあるかと思って食べてみたのだが、
これはまあ、普通なおいしさかな。


■お店情報■
優蘇福民族用品部
北京市宣武区輸入胡同18号
010-8352-4182

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

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あんまん
豆沙包子(dou4sha1 bao1zi)
P1180950.jpg
【データ】とき:11月14日/ところ:牛街・洪記小吃店(牛街新店)/ねだん:1元

甜咸花巻と一緒にこんなのも買ってみた。
普段甘いものはあまり食べないのに、
この日に限ってどっちもあんこものなのはなぜだろう?
なんだかちょっと、疲れていたのかな・・・

見た目は中華まんのあんまんというよりは
日本のおまんじゅう風。
食紅(?)でポチッと赤く色づけされているあたりも
なんだかほんとにおまんじゅうっぽい。

中身はシンプルな小豆あん。

P1180952.jpg

かなりたっぷり入っているのでさぞ甘かろうと思われるかもしれないが、
こちらの小豆あんは甘さ控えめ。
甘いもの好きの人には物足りないくらいのほんのり加減だ。

私は日本で食べるあんまんよりも、
こちらのごくごく薄い甘さのほうが断然好み。
質感がしっとりしていなくて無骨な感じなのもかえって好ましい。

日常的に食べはしないけど、
時折ふっと食べたくなる味だ。


▼これまでの「洪記小吃店」関連記事
【洪記小吃店】蜂糕
【洪記小吃店】牛肉大葱包
【洪記小吃店】甜咸花巻


■お店情報■
洪記小吃店(牛街新店)
P1180192.jpg
宣武区牛街12号
010-6355-0735
*牛街のメインストリート沿いにあります。
  牛街清真超市の向かいです。

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あんこ入り花巻
甜咸花巻(tian2xian2 hua1juan3)
P1180949.jpg
【データ】とき:11月13日/ところ:牛街・洪記小吃店(牛街新店)/ねだん:1元

北方中国に属する北京は、
麺食(mian4shi2)=小麦粉料理の文化圏。
餃子に包子、饅頭(man2tou)に麺(細長いタイプ)に煎餅(jian1bing3)・・・
実に豊富な料理がある。

花巻(hua1juan3)もそのうちの一つ。
餡の入っていない中華蒸しパンで、
小麦粉をこねて発酵させた生地を丸くのばして油を塗って巻き、
それを小さく切ったものをくるりとねじるようにして成形して蒸したものだ。
お花のようなひだ模様がついていて、なかなか愛らしい姿をしている。

普通の花巻は丸める前に油をさっと塗るだけだが、
あんこを広げて巻き込んだタイプのものもある。
それが甜花巻。
甜(tian2)は甘いという意味だ。

牛街にある洪記小吃店の店先で買ったこの花巻は、
メニューには甜咸花巻(tian2xian2 hua1juan3)と書いてある。
咸(xian2)はしょっぱいという意味。

確かにこれ、あんこの甘みとほんのり塩気がある。
ちょっとこう、味噌っぽい風味もするのだけれど、
それは私の気のせい?


▼これまでの「洪記小吃店」関連記事
【洪記小吃店】蜂糕
【洪記小吃店】牛肉大葱包

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洪記小吃店(牛街新店)
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宣武区牛街12号
010-6355-0735
*牛街のメインストリート沿いにあります。
  牛街清真超市の向かいです。

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中華バーガー
肉夾[食莫](rou4jia1mo2)
P1180936.jpg
【データ】とき:11月12日/ところ:SOLANA・BHG超市(BHGマーケットプレイス)/ねだん:?元(一桁でした)

久しぶりに外食の予定のなかったある日、
会社帰りに立ち寄ったBHGマーケットプレイスで
こんなのを見かけてしまった。

西安名物、肉夾[食莫](rou4jia1mo2)。
ほろほろになるまで煮込んだお肉と尖椒と香菜を
まな板の上でダカダカダカッと粗みじんにして、
それをイングリッシュマフィンのような無発酵パン、[食莫](mo2)にはさんだもの。
中華風のハンバーガーである。

これがね、最近食べたいと思っていたのだ。
なぜかというと、
毎朝地下鉄の駅前で
「肉夾[食莫]!肉夾[食莫]!肉夾[食莫]!」
と連呼する肉夾[食莫]売りの自転車屋台が店を出しているから。
それも一つや二つではない。
肉夾[食莫]売りは五六人はいるだろうか。

どの売り子もみな一様に
ドラム缶を改造した保温容器の上に肉夾[食莫]を並べている。
じっくり見たことがないので断言は出来ないが、
どの肉夾[食莫]売りが売っている肉夾[食莫]もまったく同じ品物。
自分が作っているのではなくて、
売り子が同じところから仕入れてるんだろうなあ。

それをまた同じ場所でみんなして雁首そろえて売ってるっていうところが
また不思議だ。
中国の人って、どうしてこう誰もかれもが
同じところで同じものを売ろうとするんだろう。
別のものを売るとか、
別の場所で売るとかいう発想にならないところが面白い。

話がそれた。
この朝の肉夾[食莫]は、
魚肉ソーセージのような
見るからに不健康そうな色の物体が[食莫]にはさまれていて
さすがに食指が動かない。

ただ、売り子たちの
「肉夾[食莫]!肉夾[食莫]!肉夾[食莫]!」
がすっかり頭にこびりついていたのだろう。
BHGマーケットプレイスで肉夾[食莫]を見かけたら、
素通りできなくなってしまった。

それでお買上げ。

P1180935.jpg

無発酵パンの[食莫]はポソポソ、カスカスというと聞こえは悪いが、
私はそのスポンジみたいな軽さが意外に好きだ。

中に挟まれた具は、
本来ならほろほろと崩れるくらいによく煮込まれたお肉で、
甘辛醤油の味がよくしみている。
尖椒の辛さと香菜の風味がアクセントになって食べあきない。

中戯留学時代
帽児胡同の実験話劇院(今の国家話劇院)より少し東寄りに生えている木の下に
肉夾[食莫]の屋台が出ていて、
そこの肉夾[食莫]を食べた。
例によって記憶の美化作用かもしれないけど、
あの屋台の肉夾[食莫]はおいしかったなあ。

が、このスーパー版肉夾[食莫]は、
おいしくないとは言わないけれど帽児胡同の屋台のには及ばなかった。
だって、そもそも煮込み肉じゃなくてハムなんだもの。
あのほろほろと崩れるくらいによーく煮込まれたお肉じゃないと
やっぱり気分が出ない。

ショッピングモールの地下スーパーで
あの愛すべき野暮ったさを求めるのは所詮無理な話?

ああでも、毎朝毎朝、
「肉夾[食莫]!肉夾[食莫]!肉夾[食莫]!」
の連呼を聞いていると妙に刷り込まれてしまっていけない。
さすがに屋台はコシが引けるので、
今度はローカルスーパーの横にあるテークアウト店で買って食べるとしよう。

***

ところで、この「肉夾[食莫]」という名前、
文法的には間違っているんだそうな。
この名前を素直に解釈すると、
肉がバンズを挟むことになってしまう。

もちろんその逆だから、
ホントは「[食莫]夾肉」になるはず。
ネット情報によると、
なんでも古代中国語の「肉夾于[食莫]」から来ているらしい。
西安と言えば、唐代の都、長安。
古代中国語が庶民の食べ物の名前に残っていても、
まあ不思議ではないか・・・と納得してガブリ。


■お店情報■
BHGマーケットプレイス
北京市朝陽区朝陽公園路6号SOLANA(藍色港湾)地下1階
010-5905-6808

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落花生乳
花生漿(hua1sheng1 jiang1)
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【データ】とき:11月11日/ところ:棗営北里・福華肥牛城/ねだん:10元

ご近所の牛肉しゃぶしゃぶレストラン、福華肥牛城。
外で食べたいけど遠くまで行くのも面倒だし、
それに炒めものってのもちょっとおなかに重たくて気が進まないなあ・・・
なんて時によく来るお店だ。

P1180915.jpg


▼これまでの「福華肥牛城」関連記事
【福華肥牛城】肥牛火鍋
【福華肥牛城】焼餅
【福華肥牛城】黄豆豆漿

牛肉しゃぶしゃぶだからメインはもちろん牛肉なのだけれど、
野菜中心で具を頼めばかなりヘルシー。

P1180908.jpg

この日もお肉を一皿頼んだほかは
レンコンや香菜などの野菜や春雨、豆腐などが中心。

P1180910.jpg

黒豆苗(hei1dou4miao2)=黒豆(?)のスプラウト/茶樹(cha2shu4gu1)=茶樹茸
水晶粉(shui3jing1fen3)=マロニーちゃんみたいなの/凍豆腐(dong4dou4fu)=凍り豆腐

P1180912.jpg P1180914.jpg
P1180911.jpg P1180917.jpg

今回は飲み物まで健康的に、花生漿(hua1sheng1jiang1)。
豆乳ならぬ、落花生乳だ。

このお店では以前、黄豆豆漿を飲んだことがある
いかにも滋養がたっぷり含まれていそうな作りたてのほかほか豆乳。
やさしい味でなかなかのおいしさだった。

でも、また同じのを飲むのもなんなので、
今回初めてチャレンジしてみたのがその落花生版。
これが思いのほかおいしかった。

味はまぎれもなく落花生。
でも落花生の風味が強く押してくるわけではなく、
じんわりと染み出てくるような奥ゆかしい味わい。
こっくりした風味はあるが、しつこくはない。
これは、いい。

ちょっと味を見られればいいや、くらいの軽い気持ちで頼んだのだが、
競うようにコップに注ぐうちにいつの間にかピッチャーは空になっていた。


■お店情報■
福華肥牛城(麦子店店)
朝陽区棗営北里3号
6586-7195
*他にも市内各地に支店があります。

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サンザシの甘煮
炒紅果(chao3 hong2guo3)
P1180905.jpg
【データ】とき:11月11日/ところ:-/ねだん:いただきもの

ある日勤め先で、
「炒紅果があるけど、食べる?」
と同僚から声をかけられた。
聞けば、
別の部門にいるDさん手づくりの炒紅果だという。

答えはもちろん、決まっている。
「食べる!食べる!」

炒紅果は、サンザシを甘く煮たもの。
フランス風に言えば、サンザシのコンフィチュール。

コンフィチュールなんて言い方、私が小さい頃はなかったよ。
最近はジュレだの、コンフィチュールだの、
なじみのない言い方がいっぱいで
北京で浦島太郎の私は戸惑うばかりだ。

前回の炒紅果のエントリーでは、
「紅果はサンザシのこと」と言い切っているが、
どうやら日本語でサンザシと呼ばれるものにはこの「紅果(hong2guo3)」と
「山楂(shan1zha1)」の二種類があるらしい。

逆に言うと、
「紅果(hong2guo3)」と「山楂(shan1zha1)」は似ているけれど別のもの。
同僚の話では、中国人でも同じものだと思っている人が多いんだとか。
確かに、果物屋さんの店先に並んでいるものを見ると、
ちょっと大ぶりのものと、小ぶりで赤みの強いものの二種類があるような?
でもまあ、ここではひとまず大括りにサンザシと訳しておこう。

オフィスで炒紅果をおいしく食べているうちに、
「なんで炒紅果って言うんだろうね?」
という話になった。

そこでさっそく前の記事でも書いた
炒めないのに炒紅果とは?」の理由を披露したところ、
それを聞いた同僚がDさんに確かめに行った。
帰ってきて一言、
「作るときにちょっとだけど炒めるんだって!」

ありゃ、ayaziの薀蓄、あえなく否定。

でも、ネットを見ているとこの説を主張してる人も結構いるみたい。
今度じっくり調べてみよう。

さて、本題の手づくり炒紅果は、
甘さ控えめでさらりとした仕上がり。
紅果の果実感がしっかり残っていて、とても美味だった。
お店で食べるのもいいけど、やっぱり手づくりにはかなわないなあ。


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ワインディナー
葡萄酒晩餐(pu3taojiu3 wan3can1)
P1180890.jpg P1180883.jpg
P1180894.jpg P1180897.jpg
【データ】とき:11月10日/ところ:工体北路・L'isola/ねだん:498元

イタリアンレストラン、L'isolaで開かれたワインメーカーズディナーに参加。
大変な贅沢をしてしまった。

ことの始まりは、ワイン会のAさんからの
「Zardettと、Castello di Brolio Barone Ricasoliの
 ワインメーカーズディナーがあるので行きませんか」
とのお誘い。

Zardettも
Castello di Brolio Barone Ricasoliも
知っちゃあいないけど、
Aさんのお誘いとなればおいしいワインとお料理にありつけるに違いない。
498元という値段はもちろん大変高価ではあるけれど、
メーカーみずからがレストランとコラボして提供するディナーで、
お料理ごとにワインを選んで飲ませてくれる(しかも飲み放題)となれば、
これはかなりのコストパフォーマンス。
で、清水の舞台から飛び降りるつもりで、思い切って参加することにしたのだ。
(↑ほんと、そんな感じ・・・)
                    
L'isolaに足を踏み入れると、そこはもう外国。
いや、中国も外国なんだけど、
10年以上も住んでいるとすっかり地元化してしまって異国感ゼロ。
それに言葉も通じるし、緊張感もなし。

ここで言う外国は、つまり英語だのイタリア語だのが飛び交う世界。
中国に来て以来すっかり英語失語症になっている私は
なんかこう、調子狂っちゃうなあ。

まずはZardettoのProseccoで乾杯。
Zardettoは、イタリアのヴェネト州のワイナリー。
なんでも、2009年のものからヴェネト州生産のプロセッコがDOCGに昇格するとかで、
そうするとこの地域以外のものは「プロセッコ」を名乗れなくなるんだって。
Zardettoのちょい悪おやじ(すでに死語か?)風イタリア人と
Aさんは興奮気味に喜びを共有していらしたのだが、
私は「ふーん、そうなんだあ・・・」と思いながらにこにこと話を聞く。

プロセッコ自体はとってもさっぱりした飲み口でおいしかった。
他の参加者を待ちながら、
くいっ、くいっと3杯くらいは軽く飲み干す。

だって、西洋系のパーティって
人が集まりだしてから本格的にディナーが始まるまでが長いんだもの。
フィンガーフードをつまみながらではあったけど、
ずっとスタンディングで待っているのは正直つらい。
プロセッコの2杯や3杯でも飲まないと、
やってられませんわ・・・

こうしてスタンディングで待つこと小一時間。
プロセッコでだいぶいい気分になったところで、
ようやくディナー開始。

まずはアンティパスト。

小蛸のシチュー/イカと野菜のフライ・イカスミのドレッシング
P1180878.jpg

魚介類がほんの少し臭みがあったけど、全体的にはとても美味。
小蛸のシチューで、
SAVOYで日曜日に出してもらっていた飯蛸のトマト煮を思い出した。

この料理に合わせられたワインは、
Ricasoliの「Torricella Chardonnay 2007」
P1180877.jpg

とろりとしたまろやかな舌触り。
フレンチオークをきかせたヨーロッパのシャルドネ。
パイナップル、マンゴー、バナナアイスの香り。
バナナチップやよく熟れたネクタリンみたいな感じ、それからほんのりと塩味も感じた。

バナナアイスといえば、昔「香焦先生(ミスターバナナ)」っていうアイスがあって、
まさにその香り!と思ったのだが、
同席したみなさんのうちだーれも「香焦先生(ミスターバナナ)」を知らなかった。
あったんだってば!香焦先生!

ここでミネラル香について、
ソムリエールでもあるプリック美和子さんに教えを請うと、
「ひなたの石とか、プールサイドの匂い」
とのお答え。
ふむ。

プリモ・ピアットは、リゾットとパスタの二本立て。

コテッキーノと白玉葱を使ったカルナローリ米のリゾット・タイム風味
P1180882.jpg

コテッキーノは豚の脂、皮、肉で作ったヴェネト州のソーセージ、
カルナローリ米は「米の王様」とも言われるイタリアの細長いお米だそう。
(Aさんの解説による。)

P1180883.jpg

このソーセージの塩気が絶妙。
大好物のチーズ煎餅(品のない呼び方ですみません)があしらわれていて、
個人的におおいにテンションが上がる。

ワインはこれ。
Ricasoliの「Campo ai Ceni 2007」
P1180880.jpg

サンジョベーゼとメルロー。
飲んだ途端、
「うわ、鉄っぽい!鉄棒の匂いだ!」
私のメモには、「鉄、血、革、ラズベリー」って書いてあるけど、
Aさんのコメントは「プラムのジャム」だ。
うーむ、私はやっぱり果物の匂いがかぎ分けられないんだなあ。

二つ目はパスタ。
トリュフバター/リコッタチーズ/ホウレンソウ/サルディニアのペコリーノチーズと
半熟卵を詰めたラビオリ

P1180886.jpg

とろりと溶け出す半熟卵がこの料理のハイライト!
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各種チーズの競演もまたすばらしかった。

ワインはこちら。
Ricasoliの「Chianti Classico 2006」
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サンジョベーゼ100%。
獣感があって、厚みのある味。
Aさんのコメントは、
「キャンティクラシコの中でも非常に評価が高い『カステロブオリオ』のセカンド的なワイン。
 ブラックベリー、バラ、スミレ、土、湿った森などの香り。
 タンニンは少々強め。
 酸がはっきりしているので、バランスが良い。」

出た!
キーワード、「バランス」。
タンニンも強めだけど、酸もしっかりあるので、それでバランス良しってことね。

私はこのワイン、好きだった。
この土とか湿った森の感じにどうも無性に惹かれる。
サンジョベーゼ好き。
キャンティクラシコ好き。
というのが今のところ分かってきた私の味の嗜好だ。

そして、セコンド・ピアット。

子牛のフィレ
フォアグラ・ポルチーニのタルト・洋ナシのサラダ・ブロッコリーのピュレ添え

P1180893.jpg

フォアグラとポルチーニのタルトが絶品。
ナツメグのようなニュアンスの香りを感じたのだけど、
特に何も入ってなかったのかな?

P1180894.jpg

お肉もやわらかくて美味。

そして合わせたのはこのワイン。
Ricasoliの「Casalferro 2004」
P1180891.jpg

サンジョベーゼにメルローがブレンドされていて、今風のつくり。
メルローが入っているので規格外(「IGT」)。
サッシカイヤというところで作られている、スーパータスカワイン。
血、鉄のニュアンス、すーっとする感じがあった。

Aさんのコメントは、
「ブラックベリー、チェリーのシロップ漬け、レバー、鉛筆、腐葉土、キノコなどの香りと
 シルキーなタンニンなど、このワインの特徴が料理の香りと味にとても合いました。」
とのこと。
相変わらずの華麗なボキャブラリーだ。

最後にチーズの盛り合わせが出た。     

サルディーニャの羊と山羊のチーズ盛り合わせ・パルメジャーノのブディノ添え
P1180898.jpg

チーズもこんなふうに盛り合わせるとアイスやケーキみたいに華やか。
P1180899.jpg

そしてワイン。
Ricasoliの「Castello Di Brolio Chanti Classico 2005」
P1180895.jpg

Ricasoliの最高峰だそうだ。
これまたAさんの解説によると、
「ベリー、チェリー、スミレ、トリュフ、腐葉土、濡れた子犬、釘、スパイス」の香り。
そして、Aさん的おいしいワインの形容詞が出た!
「いやらしさを感じるエロワイン」! 
妖艶なワインってことでしょうか。
さらに、
「ヴェルベットの様なのど越しと、アフターに長く残る果実の余韻が実に心地よい」。
 
一方私のメモには、
「鉄、血、タンニンの荒さがある」しか書いていない(笑)。。。

P1180896.jpg

それにしても、またまたよく食べ、よく飲んだ。
イタリア人仕様なのか、皿数も多ければ盛りもいいときて、
料理はかなりのボリュームだった。
スタートも遅く、お料理の出るのもゆっくりだったため、
メインが出たのはもう夜もかなり遅い時間だったこともあり、
女性のみなさんの中には
「もう無理・・・」とナイフ・フォークを置いてしまった方も多かったけど、
私はがめつく最後まで完食した。

これだけ食べて飲んでれば、498元という値段の元も取ったかしら?
せっかく豪華にワインディナーに参加しておきながら、
結局こういう思考回路になるのは、貧乏人の悲しい性だな。

お料理ではリゾットとフィレ肉の下に敷かれたポルチーニのタルトが美味だった。

P1180897.jpg

ワインはこの4種類とプロセッコをいただいたが、
最後の「Castello Di Brolio Chanti Classico 2005」はRicasoliの最高峰ということもあって、
さすがにおいしかった。
でも、私はやっぱりキャンティクラシコが印象に残った。
どこまでサンジョベーゼ好き?


▼Aさんのブログでもこの日のワインディナー記事をアップ済。
北京情報 109 - Wine Maker's Dinner at L'Isola -


▼これまでの「L'isola」関連記事
【L'isola】意大利菜


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L'isola
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朝陽区工体北路甲2号
盈科中心太平洋百貨2階
010-6539-3773

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
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ある日、日本からの書籍小包を受け取りました。
送り主は講談社。
いぶかしく思いつつも包装を解くと、中には本が一冊。
題名を見ると、『排出権商人』。
ロンドン在住の作家、黒木亮さんの最新作です。

P1190201.jpg

黒木さんとは、大学の先輩であり茶旅人でもあるSさんのご紹介で、
以前一度食事をご一緒させていただいたことがあります。

その時にいろいろと楽しいお話を伺ったのですが、
それだけでわざわざご著書をお送りいただくなんて・・・
と感激しつつもいぶかしく思ってページをパラパラとめくっていたら、
こんなページを発見!

P1190202.jpg

なんと、拙著が載っているではないですか!!

<参考文献>の欄に、
恐れ多くも数多くの排出権関連書籍に並んで、
「北京で『満福』」の文字が・・・!!

P1190203.jpg

実は、前回お会いした時に
「よろしかったら読んでくださいっ!」
と半ば押し付けるようにして拙著をお渡ししていたのでした。

それを読んでくださって、
さらに「参考文献」としてご著書に掲載していただけるなんて、
感激するやら面映いやら・・・

さっそくお礼のメールを差し上げ、
あわせて「ブログでご著書を紹介させていただけませんか?」とお願いしたら、
ご快諾をいただきました。

この場で改めて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

(まあ、正直なところ私が紹介させていただかなくても、
 日本でもとっくに話題の一冊になっているんですけどね。)

黒木さんご自身が
「私もローカルグルメが好きなんですよ。」
とおっしゃるだけあって、
『排出権商人』のストーリーの中にも、
世界各国をビジネスで飛び回る登場人物たちが
時には先の見えないビジネスに不安を抱きながら、
時には遅遅として進まない商談に業を煮やしながら、
時にはつかの間の休息を楽しみながら、
行く先々で現地ならではのローカルフードを食べるシーンが
そこここに散りばめられています。

そんな食事シーンは、
難解な排出権ビジネスの仕組みの説明や、
気を揉むような張り詰めた駆け引きの連続する
ハードで緊迫感あるストーリーにほっとする和んだ空気を吹き込んでいます。

それと同時に、架空の登場人物たちを
まるで隣のテーブルで食事をしているかのような
身近な存在に感じさせています。

さらに、未知の国の未知の食べ物に対する興味もかきたてられます。
「黒木さんはこれ、全部召し上がってるんだ・・・」
などと、妙なところで羨んでしまったりして。

と、こんなに食事シーンに注目する読者も、
私くらいのものでしょうか・・・

食いしん坊的感想は置いておいて、
『排出権商人』は、
排出権ビジネスの実態を
世界11カ国に及ぶ徹底した取材に基づいて描いたリアルフィクションです。

排出権のしくみやビジネスの裏側は、
正直言って複雑かつ難解ですんなり理解するのはなかなか大変ですが、
大手エンジニアリング会社で働く私と同年代の主人公、松川冴子が
(あ、また自ら年齢をばらしてしまった・・・)
地球環境室長として排出権ビジネスの開拓を命じられて
世界各国、そして中国で奮闘する姿を追ううちに、
いつの間にか排出権についての理解も深まる筋立てになっています。

折りしも7日から18日まで国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が
デンマークの首都コペンハーゲンで開催中。
この本の執筆がもう少し後ろにずれていたら、
この会議のことも小説のストーリーに書き込まれていたかも・・・
なんて想像しながら読むのもまた一興です。

今、話題の一冊。
ぜひ、ご一読くださいませ!

▼『排出権商人』についてはこちらから!
『排出権商人』--空気が大金に化ける。これが「排出権ビジネス」の実態だ!


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白菜・キクラゲ・卵の土鍋炒め
白菜木耳鶏蛋(bai2cai4 mu4er3 ji1dan4)
P1180870.jpg
【データ】とき:11月8日/ところ:SOLANA・新沸騰魚郷/ねだん:?

これ、メニュー名はうろ覚え。
確かこんな感じの名前だったような・・・

あいまいなことで、申し訳ありません。
いつもだったらお会計の時に伝票の写真を撮っておくのだけれど、
この日は撮り忘れてしまったのだ。

「よくメニュー名を覚えていられますね。」
と時々言われるが、
別に物覚えがいい訳ではなくて、
毎回メモ代わりに伝票写真を撮っているだけ。
今回のように写真を撮り忘れると、
とたんにメニュー名もねだんもあやふやになってしまう。

話は戻って、この料理。
白菜、キクラゲ、卵をただ土鍋で炒めてあるだけで、
味も醤油ベースの特に変わったところのない味付けなんだけど、
なんだか妙においしかった。

ふと気になって特に期待せずに頼んだのに
出てきてみたら意外なおいしさだった。
時々、こんな料理にぶつかることがある。
これがまさにそう。

看板料理でもコックさんのオススメ料理でもないのに、
おいしい料理に当たると、
まるで自分だけが掘り出しものを見つけたような気持ちになる。

なんて、さも私が発見したような書き方をしているけど、
これはこの日ご一緒したサリーちゃんとMどかさんが頼んだ料理。
こんな風に、人が頼む料理って意外性があって面白い。
自分定番以外の料理を開拓する絶好のチャンスだ。

自分が注文してばかりいると、
ついつい安全パイ的な料理に走ってしまいがち。
安心のおいしさもいいけれど、
たまにはこんな発見も必要だ。


▼過去の「新沸騰魚郷」関連記事:
【新沸騰魚郷】濃湯豆腐
【新沸騰魚郷】鶏汁浸羅卜
【新沸騰魚郷】重慶口水鶏
【新沸騰魚郷】毛血旺
【新沸騰魚郷】黄瓜拌猪蹄凍
【新沸騰魚郷】魚香山薬
【新沸騰魚郷】香椿黒豆皮
【新沸騰魚郷】香椿黒豆皮
【新沸騰魚郷】爽口西芹
【新沸騰魚郷】香芋巻


▼過去の「沸騰魚郷」関連記事:
【沸騰魚郷】五谷豊登
【沸騰魚郷】手剥笋
【沸騰魚郷】大碗豆角
【沸騰魚郷】水煮魚
【沸騰魚郷】紅豆万年青
【沸騰魚郷】菜花干猪肉
【沸騰魚郷】粉絲圓白菜
【沸騰魚郷】醤油炒飯
【沸騰魚郷】水煮魚公主們大聚会
【沸騰魚郷】五彩耳絲
【沸騰魚郷】私家清江魚
【沸騰魚郷】大札[口卑]
【沸騰魚郷】南笋干炒肉


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朝陽区朝陽公園路6号SOLANA藍色港湾商業区DS-18
010-5905-6321
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  SOLANAに向かって左側、亮馬河沿いの飲食店街にあります。

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タロイモロール
香芋巻(xiang1yu4juan3)
P1180868.jpg
【データ】とき:11月8日/ところ:SOLANA・新沸騰魚郷/ねだん:?

香芋(xiang1yu4)はタロイモ。
タロイモをつぶしたものを(たぶん)薄切りにしたパンでロールして揚げたもの。
端にゴマがあしらってある。

ほんのり甘い味付けなのでデザートのようでもあり、
主食と言われればそうかとも思える。
不思議な位置づけ。

以前にも一度紹介したことがあるのだけれど、
ずいぶん前のことなので再びアップ。

▼これまでに紹介したタロイモもの。
【譚州酒楼】香芋巻
【桂福林食府】咸味香芋烙
【鼎福来】香芋条
【港灣壹號ONE HARBOUR ROAD】香港マカオ食い倒れ紀行2008(之一)
【広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)】広西菜
【鹿港小鎮】台湾菜
【広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)】
(ややっ、結構あるな・・・)

P1180869.jpg

中身のタロイモがほふほふ。
ふかしたお芋の食感って、人の心を和らげる作用があるように思う。
食べるとなんだかやさしい気持ちになる。

衣がわりに使った薄切りパンと
ぷつぷつと弾けるゴマの香ばしさも魅力の一つ。

一口かじると、中からほわ~んと湯気が上がる。
熱々のうちにどうぞ。


▼過去の「新沸騰魚郷」関連記事:
【新沸騰魚郷】濃湯豆腐
【新沸騰魚郷】鶏汁浸羅卜
【新沸騰魚郷】重慶口水鶏
【新沸騰魚郷】毛血旺
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▼過去の「沸騰魚郷」関連記事:
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セロリのさっぱり和え
爽口西芹(shuang3kou3 xi1qin2)
P1180867.jpg
【データ】とき:11月8日/ところ:SOLANA・新沸騰魚郷/ねだん:?

もしかしたら、メニュー名が違っているかもしれないけど、
確かこんな名前。
名前がうろ覚えなのにアップしてしまうのは、
この前菜がとてもさっぱりしておいしかったから。

ぱっと見て、
「ん?キウィが入ってる?」
と思ってしまったが、これはセロリ。
例えばこんなマンゴーを使った前菜みたいに
創作系の中華料理にはフルーツを使った前菜も結構あるので、
これもそうかと思ってしまったのだ。

でも、これはあくまでもセロリ。
黒い粒粒は、黒ゴマだった。

このセロリが、まあシャッキシャキッ!
細く切った後で氷水にさらしたかのようなスカッとする歯ざわり。
生姜とお酢のきいた爽やかな和えダレとあわせて
爽やかさ倍増だ。

このメニュー自体は結構いろんなお店で食べていて、
(例えばこの望京一号のものとか。)
どこのものもそれなりにさっぱりしておいしいのだが、
ここのは爽口ランキングでぶっちぎりの一位。

いやあ、あのハリハリ、シャキシャキとした軽快な歯ごたえは、
今でも歯先によみがえるくらい爽快極まりなかった。

そう思って見れば、反り返ったセロリは
まるで清冽な山奥の渓流でピチピチと跳ねる魚のようではないか。

ビリリとしびれる水煮魚の刺激に疲れたら、
セロリの爽やかさで一休み。

オススメの前菜だ。


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四川風鍋料理
四川火鍋(si4chuan1 huo3guo1)
P1180855.jpg
【データ】とき:11月7日/ところ:新源里・成都[火巴]子火鍋城/ねだん:ぜんぶで260元くらい(確か)

中戯時代の同学、小翠さんとウシさんが訪燕。
わが家はまた女子寮と化した。

夕食は小翠さんが前回来た時に食べたがっていた四川火鍋。
お店は新源里にある成都[火巴]子火鍋城だ。
P1180864.jpg

以前中国人の友人に連れて来てもらって以来、ひいきにしている。

ほかにもチェーン店化しておおいに流行っている火鍋店があるのは知っているが、
なぜか足が向かない。
いや、こういうブログを書いたり、
北京の食についていろいろ原稿を書かせていただいている立場を考えると
やはり一度は行ったほうがいいだろうな、
と気にはかかってはいるのだ。

でもやっぱり、四川火鍋を食べに行こうと思った時に
一等最初に浮かぶのはこの店だ。
何がどうと説明するのは難しいのだが、
とにかく四川火鍋と言えばこの店に来たくなる。
不思議な魔力のあるお店なのだ。

鍋底は、鴛鴦。
白くて辛くないスープと、真っ赤っかの激辛スープの二色鍋。

P1180849.jpg

タレは麻醤(ma2jiang4)。

P1180848.jpg

ゴマだれに香菜と刻み葱をたーっぷり入れる。
ラー油はいらない。
お鍋を食べているうちにどんどん辛くなるからね。

お鍋に入れる具は、小翠さんにオーダーを一任した。
久しぶりの北京、久しぶりの火鍋だもの。
好物ばかりを食べたいではないか。

P1180850.jpg

生菜(sheng1cai4)=レタス/羊肉(yang2rou4)=羊肉
凍豆腐(dong4dou4fu)=凍り豆腐/大白菜(da4bai2cai4)=白菜

P1180851.jpg

寛粉(kuan1fen3)=幅広春雨/冬瓜(dong1gua1)=冬瓜
P1180852.jpg

蒿子杆(hao4zigan3)=春菊/金針(jin1zhen1gu1)=エノキ
最後に私が追加した土豆片(tu3dou4pian4)=ジャガイモの薄切り

P1180853.jpg P1180858.jpg

ジャガイモを薄く切ったのは私のオーダー。
これを激辛スープのほうでよーく煮込んでほろほろになったのが好きなのだ。

お鍋もふつふつ、こぽこぽと沸き立って、
見るからに辛そう(私たちにとっては「旨そう」とほぼ同義)。

P1180854.jpg

一応、「肉は辛いスープ、野菜は白いスープ」
という原則に従って食べる。
野菜を辛いスープに入れないのは、
野菜、特に葉もの野菜はスープがまとわりついて余計に辛く感じるからだ。
が、そのうち舌が慣れてきて、
原則を無視して辛いほうにもどんどこ投入してしまうのが常なのだが。

白いほうのスープからはこんな釣果まで。
P1180856.jpg

鍋底にはこんなのも入れてるのか・・・
なるほど、味が複雑なはずだ。

さて、この日は実は小翠さんの誕生日。
同じく中戯出身のサリーちゃん(日本人です)と
お友だちでたまたま北京に遊びにいらしていたMどかさんが
バースデーケーキを買ってきてくれた!

北京で一番おいしい(ayazi比)チョコレートケーキ、
awfully chocolateのもの

さっそくキャンドルを立てて・・・
と思ったら、
「あ、キャンドルない・・・」
awfully chocolateでお願いすればつけてくれるのだが、
どうやら手違いで入っていなかったようだ。

なんてことをこしょこしょ話していたら、
お店の店員さんがキャンドルを持ってきてくれた。
なんて用意のいい火鍋屋なんだ!
もしかしてここで誕生会をやる客は意外と多いのか?

キャンドルは年齢と同じ本数分くらいたっぷりあった(あ、翠翠に失礼?)のだが、
さすがに申し訳ないので4本だけいただいてケーキにさした。

P1180859.jpg
(注:本数と年齢とは関係ありません。)

あまりこだわりのないキャンドルの位置だが、
まあ気にしない。
大陸生活が長いと、どうもこういうところの感覚が欠落していくようだ。

ところで、小翠さんの誕生日を火鍋屋で祝うのは
実はこれが初めてではない。

旧ブログにその時のことを書いた記事があるので引用すると・・・



数年前、木枯らしの吹く初冬のある晩。
誕生会を口実に、親しい友人で集まった。
その日誕生日を迎える友人の希望で、四川火鍋(激辛鍋)の店へ。
ホットな火鍋が冷え切った身体をすっかり温め、
テーブルに燕京ビールの空瓶がごろんごろんと並ぶ頃、
私は頃合いを見計らって階下へ。

そろそろ、店の冷蔵庫に保管してもらっていた
バーズデー・ケーキの出番。
ケンピンスキー・ホテルのケーキショップで注文したホールケーキだ。
ケンピンスキーと言えばドイツ系高級ホテル。
中国では最高級の5スタークラス。
ここのケーキショップは、在京外国人にも定評がある。
セレクトしたのはレモン風味のチーズケーキ。

「ワー、なんてキレイ!」
豪華で繊細なデコレーションに歓声をあげる
四川妹子(四川出身の女の子のこと)の服務員たち。
彼女らを指揮してキャンドルを立て、
バースデーケーキの入場。
「祝イ尓生日快楽~♪」
中国語版ハッピーバースデー合唱の中で、
キャンドルを吹き消す友人。
いやいや、おめでとう。おめでとう。
火鍋屋でケンピンスキー・ホテルのケーキってのも、
なかなか乙なもんだね。

さて、切り分けてみんなで食べましょうかね。
「服務員、服務員、ナイフを持ってきてちょうだいな。」
階下へと包丁を取りにいく服務員。待つことしばし。
「スミマセン、これしかなくて・・・」
再び階段を上がってきた四川妹子。
その手に握るはどでかく分厚い中華包丁。
中華包丁で5スターホテルのケーキをカットとは、
これまたなんとも乙だねえ。




この「友人」てのが、小翠さん。

再びの四川火鍋で誕生会では、
中華包丁ではなく付属のナイフでケーキカットだったが、
あの時の中華包丁とケーキの映像は今でも脳裏にこびりついてはなれない。

翠翠、誕生日おめでとう!
P1180861.jpg

来年もまた、火鍋で過生日、する?


■お店情報■
成都[火巴]子火鍋城
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朝陽区順源里13号
010-8451-0202
*京城大厦と華都飯店のある交差点を北に向かった東側。

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

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龍のひげ飴
龍須糖(long2xu1tang2)
P1180841.jpg
【データ】とき:11月7日/ところ:-/ねだん:?

銭塘江の大逆流を見に杭州へ行っていた友人からのお土産。
杭州名物の龍須糖だ。

P1180843.jpg

周りにあるほわほわとした細い繭糸のようなものは、
水あめをこねて何度もうにーん、うにーんと伸ばしたもの。
その細さから龍の髭という名がついたのだろう。

P1180842.jpg

繭糸でぐるぐる巻きにされた飴の中には、
小麦粉に落花生やゴマ、砂糖を入れた麦焦がしみたいなものが入っている。
ほろほろと崩れ落ちるような食感だ。
(中身の写真は撮り忘れてしまいました・・・)

龍の髭は、口に含むと最初はほしょほしょとした食感だが、
そのほしょほしょは口の中でしゅうっと溶けて
ねちっと歯にまとわりつくような飴本来の食感に変わる。
その変化が面白い。
中の麦焦がしも素朴な甘さで、どことなく懐かしいほっとする味だ。

杭州に限らず、いろんなところの名物ということになっている。
私自身も、以前上海の豫園を出てすぐの路地で、
実演販売している兄弟らしきお兄さん二人から買ったことがある。
確かあの時撮った写真があったはずなのだが、
実家に置きっぱなしになってしまった。
白黒フィルムで撮ったからか思いがけず趣のある写真になり、
「我ながらなかなか」と悦に入ったものだった。

龍須糖は龍須酥とも呼ばれ、
なんと二千年も前から食べられているお菓子だそうで、
民間ではもともと銀絲糖と呼ばれていた。
後に明朝11代皇帝の正帝が
巷に遊びに出かけた時にこれを見かけて宮中に持って帰らせ、
龍須糖という名前をつけたんだとか。

そういえば、龍井茶で有名な龍井村には「龍井泉」と呼ばれる泉があって、
そこの水をかき混ぜると
龍の髭のような波紋がすぅーっと浮かび上がると言われている。
留学時代に龍井を訪ねた時に
たまたま西湖畔のバス停で知り合った地元のおばちゃんに連れて行ってもらい、
実際に泉の水をかき混ぜて見せてもらった。
確かに、一本の線のような波紋が浮かんだと記憶しているのだけれど、
それはもしかして記憶の美化作用だろうか。

今考えてみれば、
あの時「親切にも」龍井村に案内してくれたおばちゃんは、
単に知り合いの茶農家に外国人客を送り込んだだけだったのかもしれなく、
私たちはおばちゃんの思惑通りまんまとその茶農家で茶葉を買ったりもしたのだが、
まあそれも旅の思い出の一つとして
懐かしく胸にしまっておくことにしよう。

もう一つ、龍の髭で思い出すと言えば、
老舎の作品「龍須溝」だ。
「龍須溝」というどぶ川の川沿いに住む貧しい家族の物語で、
中国語で読んだことがある。

いや、自分で進んで読んだわけではなく、
単に大学時代のテキストだっただけ。
ひいひい言いながら辞書と首っ引きで活字を追ったにすぎない。

私が大学生だった頃は電子辞書などという便利なものはなく、
しかも今ほど文字一つ一つの発音も覚えていなかったので、
分からない単語があると
部首か総画数を頼りにまず索引から引きたい単語の最初の漢字を探し、
それから該当ページを開いて単語を探し当てるという、
まあ実にしち面倒くさい作業をしないといけなかった。
単語を見れば直接辞書で探せる言語と比べると、
辞書を引くのに二倍の手間がかかっていたことになる。

なーんてことを思い出して感慨に浸るのではなくて、
本当は「龍須溝」の内容を思い出さないといけないのだろうけれど、
こちらのほうはきれいさっぱり忘れてしまった。
あの頃よりは中国語も進歩し、
話の舞台になった北京に住んでいる今、
改めて読んでみたら感じるものもある・・・かなあ?


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刻み茄子の彩りサラダ
[イ泰]味五彩茄子(dai3wei4 wu3cai3 qie2zi)P1180814.jpg
【データ】とき:10月22日/ところ:魏公村・金孔雀徳宏[イ泰]味餐館/ねだん:22元

茄子や野菜をみじん切りにしたタイ族のサラダ風前菜。

・ピーマン(緑)
・甘辛く炒めたお肉(茶)
・赤ピーマン(赤)
・葱(白)
・香菜(緑)
の五色に彩られた鮮やかな一皿だ。

あ、緑がだぶってる。
これじゃ四彩なんじゃあ・・・なんていう細かいことは言いっこなし?

この色とりどりのみじん切り絨毯の下に、
炒めた茄子が隠れている。
食べる時には、
お皿の底から茄子もろとも綾錦の絨毯をまぜる。

P1180816.jpg

サラダと銘打ったが、
炒めた茄子に油と調味料がよくしみていて
おかずと言っても十分通るくらいのボリューム感がある。

みじん切り野菜がたっぷり入っているので、
同時に前菜のような軽さもある。
前菜とおかずの中間にあるような料理と言えばいいだろうか。

余ったものを持ち帰って翌日そうめんにかけて食べたら、
これまた大当たりだった。

もう一つ、ついでに紹介したい料理。

[イ泰]味香辣烤牛肉条(dai3wei4 xiang1la4 kao3 niu2rou4tiao2):32元
牛肉のグリル・タイ族風

P1180818.jpg

香辛料をきかせてグリルした牛肉。

これの豚ばら肉版も頼んでいたのだが、
脂身が苦手な人もいるだろうということで牛肉版も一緒にオーダー。

こっちもまた趣きが変わっておいしかった。
豚ばら肉版と同様に、ナンプラー風味のたれにつけて食べると
エスニック色が高まって気分が盛り上がった。

P1180817.jpg

他にもいろいろ食べていたのだけれど、
みんな以前紹介したものばかりなので写真だけ。

P1180809.jpg P1180810.jpg
P1180811.jpg P1180815.jpg
(詳しくは下のリンクをご覧ください。)

タイ族料理は、油控えめでさっぱり。
野菜もたっぷり食べられて実に健康的。
バナナのつぼみなど変わった食材を使っているのも面白いし、
ナンプラーなどタイ料理と共通する調味料やスパイスを使っていて、
エスニック料理気分にもひたれる。

北京のタイ族料理レストランには
踊りや歌のパフォーマンスつきの大型店もあるけれど、
そういうお店は正直なところあまりお料理に見るべきところがない。
客寄せばかりに力を入れて、料理自体はなおざりにしている印象だ。

でも一方で、ここのように料理だけを地道に出し続けているお店もある。
90年代の小さな簡素なお店だった時代から、
変わらず愛され続けている北京を代表するタイ族料理店だ。

【おまけ】

P1180819.jpg

わざわざオレンジを紹介?
いえいえ、これ、米酒。

米酒(mi3jiu3)は、もち米で作った甘いお酒。
ごーくごく薄ーーい甘酒みたいな味。

お酒好きの方は、一口飲んで「あまっ!」と言ったきり
手をつけようとしなかった。
お酒と思って飲むと確かに裏切られたような気持ちになるかも。

ほんのちょっぴりお酒っぽいジュースくらいのつもりで飲むと、
これはこれで悪くない。

が、ペットボトルはいただけないよなあ。
加飯酒の甕みたいなのに入ってくると思って注文したのに、
果粒橙のボトルじゃ、情緒も何もあったもんじゃない。

帰りがけにレジ裏の棚を見たら、
果粒橙をはじめいろんなジュースのボトルが並んでいて、
どれにも一様に白濁した液体が入っていた。

・・・つまり、酒甕入りの米酒なんて売ってないんだ。
これじゃあちょっとしらけちゃうよね。


▼これまでの「金孔雀徳宏[イ泰]家風味餐館」関連記事:
【金孔雀徳宏[イ泰]家風味餐館】[イ泰]族菜
【金孔雀徳宏[イ泰]味餐館】過橋米線
【金孔雀徳宏[イ泰]味餐館】[イ泰]味香辣土豆球
【金孔雀徳宏[イ泰]家風味餐館】[イ泰]味菜


■お店情報■
金孔雀徳宏[イ泰]味餐館
P1080858.jpg
海淀区魏公村民族大学北路16号(韋伯園西南門向かい)
010-6893-2030
*地下鉄4号線「魏公村」駅が最寄駅。
  中関村南大街を南下して中央民族大学北路(魏公村街)で曲がり、通りを西へ。
  孔雀のネオンサインのあるお店です。

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犬肉鍋
花江狗肉(hua1jiang1 gou3rou4)
P1180781.jpg
【データ】とき:11月4日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:96元(1斤)+タレ1つ5元

この日のターゲット料理は、花江狗肉(hua1jiang1 gou3rou4)
貴州省関嶺布依族苗族自治県の花江鎮というところの料理が起源なので、
この名がある。

花椒(中国山椒)、生姜、陳皮、八角、山奈(さんな)、砂仁、ミント、
それから犬肉の臭みを取るための薬草などと一緒に
犬肉をとろ火で煮込む。
濃厚なスープに仕上げるために、途中で水を足すことはせずに煮詰めていく。
八九割がた火が通ったら肉を取り出して薄くスライス。

P1180776.jpg

ここまでが下準備。

花江狗肉を頼むと、
このスライスした犬の肉とスープが一緒にテーブルに並ぶ。

スライス肉を薬味の入ったスープに入れ、
肉に完全に火が通ってあたたまったらもう食べごろだ。

P1180779.jpg P1180780.jpg

糊辣椒やら葱やら胡椒やらの調味料とたっぷりのおろしニンニクが入った
複雑にして豊かな味わいのタレをスープで溶き、
犬肉をつけて食べる。

スープで犬肉を煮る(実際にはあっためる程度だけど)時には、
他に野菜を入れてもいい。
特にオススメなのが、この野菜。

狗肉香(gou3rou4xiang1):22元
ミントの葉

P1180791.jpg

ミントは中国語では薄荷(bo4he2)と言うけれども、
貴州では狗肉香(gou3rou4xiang1)と呼ばれているそうだ。
これを入れると、「狗肉香(gou3rou4xiang1)」、
つまり犬の肉がよりいっそうおいしくなるのだ。

ミントの葉っぱといっしょに犬肉をくつくつ。
P1180796.jpg

お鍋にミントを入れるなんて、
日本人の食の常識からは大きく逸脱しているけど、
地元の人がおいしいって言うんならそれが正解なのだろう。
「正解」というと語弊があるかもしれないが、
それはその土地で長いこと食べられていたものの現時点での一応の完成形なのだから、
よそ者がとやかく言う筋合いはないのだ。
受け入れられる、受け入れられないはもちろんあるとはしても。

私は食の許容範囲がかなり広いタイプというか、
「おいしい」の幅が広いというか、
基本的に「まずは受け入れてみる」タイプなので、
未知の食べ物、もしくは未知の組み合わせに出合った時に
まずは「そういうものか」と思って素直に食べる。
「ふーん、これもありだね。」が基本スタンスだ。
正直なところ「こ、これはちょっと・・・」と思うことはあっても、
「もしかしてほんとはおいしいのかも?」と思って向き合っていると
二度三度と食べるうちに「おいしい」と思えるようになることもある。

もちろん、味付けがしょっぱすぎるとか、
油が悪いとか、
化学調味料が山ほど入っているとか、
素材が新鮮じゃないとか、
そういうのは何度試しても「おいしい」とは思えないけど。

で、肝心の犬肉のお味はおいしいのか?
それが、おいしいのです。
別に何度も「慣れ」の過程を経なくても、
最初から普通においしいです。

皮もついているにも関わらず、嫌な臭みなし。
脂っこくもなく、実にあっさり。
じっくり煮込まれたスープの味も濃厚でいながら、
ふんだんに使われた生薬のおかげなのかしつこさがない。

一言で言うならば、大変上品な味。

もちろん、
「どうしてもダメ!」という方には無理にオススメはしないけれども、
もし、以前に一度犬肉の煮込みを食べたことがあって、
「臭くて食べられなかった」と思っていらっしゃる方がいたら、
もう一度、この貴州大廈の花江狗肉を試してみてほしい。
犬肉に対するイメージがきっと変わると思う。


▼この日の食事については、ともこさんがすでに詳細をレポートしてくださっています!
貴州大廈で狗肉鍋(其の壱)@北京
貴州大廈で狗肉鍋(其の弐)@北京


▼これまでの「貴州省駐京弁餐廳」関連記事
【貴州省駐京弁餐廳】水豆[豆支]蕨菜
【貴州省駐京弁餐廳】黄果樹双凍
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【貴州省駐京弁餐廳】貴州菜~涼菜
【貴州省駐京弁餐廳】貴州菜~熱菜


■お店情報■
貴州省駐京弁餐廳(牡丹廳)
P1100404.jpg

朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466(フロント)
*「請転餐廳(Qing3 zhuan3 can1ting1)」と言うと、
  レストランにつないでくれます。
*北三環路を和平西橋で北方向に曲がり、すぐ右手(東側)。
  貴州大厦の二階です。
*地下鉄で行く場合は5号線「和平西橋」で下車し、
  B(東北)出口を出て、北環東路を渡るとすぐ右手にあります。

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