2009年10月

2009年10月
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手延べ牛肉麺
一品特色牛肉麺(yi4pin3 te4se4 niu2rou4mian4)
P1180233.jpg
【データ】とき:10月9日/ところ:広渠門・甘粛省駐京弁餐廳/ねだん:8元(これは小碗。他に大碗16元、中碗12元がある。)

この店に来たら、これを食べずには帰れない。
本場蘭州から招いた特級厨師が作る本場の蘭州拉麺、
一品特色牛肉麺だ。

特級厨師のお仕事シーン。
P1170653.jpg P1170655.jpg
P1170657.jpg P1170658.jpg

手延べ麺は、断面の形や太さの違いによって種類が分けられていて、
丸いのだと、三細、二細、二柱子、毛細、
平たいのは、大寛、薄寛、韭葉子、
それに断面が三角になっている「蕎麦棱子」なんてのまでいうのまであって、
実に多彩だ。

これは丸いタイプの割と太目のもの。
P1170660.jpg

これは幅広の平たいタイプ。
P1170662.jpg

一番細い毛細になると、こーんな。
P1170672.jpg

はらはらはらり。
P1170671.jpg

ここまで細いとライターで火がつく。
P1170670.jpg

ってことなんだけど、だからどうなんだ?

オススメはやっぱり一番細い毛細麺だ。

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細麺にうまみ凝縮スープが十分にからむからだ。
そうめんほどの細さでのど越しもよく、
するするっと胃袋に収まっていく。

ついでにこれが三角の「蕎麦棱子)」。
P1170673.jpg

三角になってるの、分かるかなあ。
P1170674.jpg

スープは牛肉や野菜からとった透明スープ。
とろ火で長時間煮込んでいるため、
牛肉から濃厚な出汁が出て豊かな風味だ。

それまでさんざん甘粛料理を食べてお腹いっぱいだったはずなのに、
一品特色牛肉麺を目の前にしたら、
皆さんの目の色が変わった。

「おーいしい!」
「これはうまいですね!」
「この麺のためだけにこの店に来てもいいくらいですよ!」

一心に麺をすする音の中に、さまざまな賛辞が混じる。

この麺を食べる時には、
テーブルに用意された辣椒油をたらすのを忘れずに。

P1170681.jpg

この辣椒油がまた風味豊かで実にいいのだ。
これを入れることで、文字通り味がピリッと引き締まる。

蘭州の牛肉麺は、清湯(qing1tang1)=透き通ったスープが基本。
だから蘭州清湯牛肉麺と言う。

この蘭州清湯牛肉麺には、
「一清、二白、三紅、四緑、五黄」というキャッチフレーズがある。
これはすなわち
「一清(湯)、二白(羅卜)、三紅(辣子)、四緑(香菜蒜苗)、五黄(面条黄亮)」。

つまり、
一にスープの透明、
二に大根の白、
三に唐辛子の赤、
四に香菜とニンニクの芽の緑、
五につやつや麺の黄色。
(白っぽいけどね、麺・・・)

この五つの色が、
これが本場蘭州の牛肉麺に欠かせない五原色という訳で、
すなわち上記の五つの食材も欠かすことはできない。
だから辣椒油は脇役などではなく、主役級のキャストの一つなのだ。
絶対に入れるべし!

寧夏の駐京弁餐廳でも同じような手延べ牛肉麺を食べたことがあるが、
こちらのほうがより本格的で、巧の技という感じがする。

とにかく、一食の価値あり。
ぜひ!


■お店情報■
甘粛省駐京弁餐廳
崇文区東二環広渠門外南街5号 飛天大廈3階
010-6777-8000

■お知らせ■

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

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甘粛料理
甘粛菜(gan1su4cai4)
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P1180227.jpg P1180232.jpg
P1180225.jpg P1180231.jpg
【データ】とき:10月9日/ところ:広渠門・甘粛省駐京弁餐廳/ねだん:記事参照

茶旅人Sさん主催の「旅好きの会」という集まりに呼んでいただいた。
いや、私自身は旅好きというほどではないのだが、
(それでも留学時代はそれなりに中国国内を旅行してまわったものだ。
 今はすっかり出不精。)
例によってある役目をおおせつかったのだ。
そう、点菜係。

旅好きが集まる会だけあって、
会場は毎回北京になる地方政府事務所のレストランと決まっている。
誰もが「あそこはおいしい!」と言うところはもう行ってしまったそうなので、
今回はややマイナー系ながら蘭州拉麺がおいしい
甘粛省駐京弁餐廳を推薦してみたところ、そこに決定。

甘粛省駐京弁餐廳は、飛天大廈というホテルの3階にある。
広渠門なんていう分かりにくい場所にあるせいか、
そもそも甘粛料理自体のイメージが薄いのか、
あまり日本人の間では話題にのぼらない。

でもここ、実はとってもきれいなレストラン。
飛天大廈に着くとドアマンがとても丁寧に応対してくれて好感度大だし、
レストランのインテリアもこんなに豪華。

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ホテル内に入っているのでサービス料10%がつくのが痛いけど、
個室使用料は特になし。

さて、料理である。
お目当ての麺は食事の最後に取っておくとして、
まずはあれこれと甘粛料理を頼んでみた。

甘粛省には特産物がいくつかあるようで、
メニューはその名産を使った料理が食材ごとに書かれていて
とても分かりやすい。
駐京弁餐廳の中には接待用の広東料理の中から苦労して
現地の料理を探しださないといけないところもあるが、
そういうところと比べると
かなり地元の食材や料理をアピールしようという姿勢がうかがえて
好感が持てる。

[酉良]皮(niang4pi2):30元(大)
でんぷんで作ったぷるぷるの和えもの

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甘粛や青海で食べられている前菜兼軽食。
ルーツは陝西省名物の涼皮(liang2pi2)だそうだ。

麦、米、緑豆、ジャガイモなどのでんぷんが原料で、
水を入れてこねたものを蒸し、冷まして麺状に切ったもの。
甘粛の[酉良]皮はどうやら麦を使うのが一般的なようだ。
涼皮とは違って黄色を帯びているのが特徴的。

ちょっと辛味と酸味のあるゴマだれがけで、
ところてんのようなつるつるっとした感触がさわやか。
ついつい箸が伸びる。

花椒芽(hua1jiao1ya2):28元
中国山椒の芽の和えもの

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これが大変美味だった。
日本の木の芽ほど香りは強くないが、
そのほのかな山椒の香りがかえって控えめでいい。
もう1皿頼んでお持ち帰りし、常備菜にしたいくらいだった。

西北蕎麦麺巻(xi1bei3 qiao2mai4mian4 juan3):28元
蕎麦の野菜ロール

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色とりどりの野菜をそば粉のクレープで巻いた前菜。
ゴマダレにつけて。

咸香羊頭肉(xian2xiang1 yang2tou2rou4):38元
羊の頭肉の冷菜

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とても上品に仕上がった羊頭肉の冷菜。

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ほとんど羊の臭みがなくて食べやすい。

小炒羊肉(xiao3chao3 yang2rou4):38元
羊肉と唐辛子の炒めもの

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本当は羊のスペアリブを使った料理や
手抓羊肉(sho3zhua1 yang2rou4)=ゆでた羊肉を注文したのだけれど、
どちらも品切れ。
この店に来て羊を食べないのも何だろうと思って頼んだのがこれだ。

唐辛子と香菜をたっぷり入れて羊肉と炒めた料理。
羊肉は味がしみてやわらかく、なかなか。
でもやっぱり、スペアリブや手抓羊肉が食べたかったなあ。
次に行く時は席予約の時に料理も予約してしまおう。

定西土豆焼[牛毛]牛肉(ding4xi1 tu3dou4 shao1 mao2niu2rou4):68元
ヤク肉とジャガイモの煮込み

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[牛毛]牛(mao2niu2)はヤク。
ヤク肉も甘粛の名産だ。
いくつかあったヤク肉料理から選んだのは、ジャガイモとヤク肉の煮込み。
甘粛版ヤク肉じゃが?
甘辛の味付けで、実は結構日本人好み。
ヤク肉もクセがなくて食べやすい。

土豆泥(tu3dou4ni2):38元
マッシュポテト

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ヤク肉と合わせたジャガイモも、甘粛の名産品だ。
そのジャガイモを全面的にフィーチャーしたのがこの料理。

バターは入っていないのか素朴な味のマッシュポテトだけど
ひき肉の入った濃厚なソースがかかっているので物足りなく感じることはない。
マッシュポテト好きの私にはヒット。

南瓜蒸百合(nan2gua1 zheng1 bai3he2):58元
百合根とかぼちゃの蒸し物

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百合根も甘粛名物だ。
泥つきの株ごとの百合根を甘粛から空輸しているそうだ。

百合根はねっちりとしていて、濃厚な味。
甘みもあって美味だった。

それにしても、これだけ沢山の百合根、
日本で食べたらいくらになるんだろう?
中国ならではの贅沢だ。

鉄板肉沫茄子(tie3ban3 rou4mo4 qie2zi):48元
ナスとひき肉の鉄板焼き

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これは特に甘粛料理ではないかもしれない。
でも油をしっかり吸ったナスはやはりおいしい。
鉄板というのもテンションがあがる。

蒜茸荷蘭豆(suan4rong2 he2lan2dou4):38元
サヤエンドウのニンニク炒め

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何か野菜ものを一品ということで頼んだもの。
みずみずしいサヤエンドウは歯ごたえもシャッキリ。

ここのお料理、どれも割合洗練されていて美味。
高級料理風にアレンジされているので
甘粛本来の味わいからは若干離れているのかもしれないが、
現地の特産を前面に押し出そうとする姿勢は感じられた。
ただの広東料理レストランに堕して
申し訳程度にしか地元料理を出さないところに比べると、
断然好感度が高かった。

ふう。
ここまででかなりの長さになってしまったので、
お目当ての麺についてはまた明日。


■お店情報■
甘粛省駐京弁餐廳
崇文区東二環広渠門外南街5号 飛天大廈3階
010-6777-8000

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干し柿とドライフルーツのデザート
果子干(guo3zigan1)
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【データ】とき:10月9日/ところ:牛街・奶酪魏/ねだん:8元

果子干は、老北京(lao3bei3jing1)=生粋の北京っ子が大好きなおやつ。
干し柿や干し杏などをお湯でもどし、
ちょっととろりとしてきたところにレンコンの薄切りや梨などを入れてある。
氷砂糖を入れるレシピもあるが、
おそらくオリジナルは干した果物から出る甘さのみの素朴な味。

あまりに素朴で控えめな甘みなので、
現代のデザートに慣れた舌には少々物足りないかもしれない。
私はそれほど甘いもの中毒ではないし、
砂糖たっぷりのデザートは苦手なほうだけど、
それでもやっぱり正直なところ「うーん」と言葉を失ってしまった。

干した果物本来の甘さで満足するには、
いつもの甘さ基準とは別の基準を用意しないといけないのかなあ。

砂糖の甘みには中毒性があって、
本当はなければないで十分なのに、
一度味わうとないと物足りなく感じるそうだ。

「甘い」は「うまい」に通じるので、
万人受けする味を提供しないといけないスーパーのお惣菜、
例えばポテトサラダなんかには、
家庭で作るものよりもかなり大量に砂糖が入っていると聞いたことがある。

素朴なおいしさを感じるには、
まずは塩気や砂糖や化学調味料に毒された普段の味覚をリセットして
眠っている原始の味覚を研ぎ澄ます必要があるのかもしれない。

P1180177.jpg

ところで、この果子干。
中国語のサイトを読んでいると、
「冬のデザート」という説明と
「夏のデザート」という説明の両方がある。

「冬のデザート」説では、
「材料のほとんどが秋から冬にかけてのものだし、
 冷たくして食べるのが一番おいしいので、
 冬の一番寒い時期に食べた。」
「老北京が年越しの時に食べる冷たいデザート。」
という説明。

これはこれで納得。
昔は冷蔵庫なんてなかったので、
冷たいものを食べるなら冬だったってことですなあ。

一方「夏のデザート」説では、
『北京土語辞典』の説明をひいて、
「甘酸っぱい、老北京の夏の食品。」
としている。

辞典では「夏」って言い切ってるのか。
それならそっちが本当?

うーむ、いったいどっちが正しいやら。

そうそう、悩ましいと言えば、
この日私が食べた果子干にはレンコンが入ってなかった。
お店のメニュー写真にはレンコンが写ってたのでたまたまだと思うが、
なんかひどく損した気分だった。

まあ、デザートにレンコンが入っているっていうのがそもそも微妙・・・なので
なけりゃないで別にいいと言えばいいのだが。
(どっちだ!)


▼過去の「奶酪魏」関連記事:
【奶酪魏】宮廷奶酪
【奶酪魏】鴛鴦奶巻

■お店情報
奶酪魏総店(本店)
P1180180.jpg
宣武区広安門内大街202号(牛街北口)
010-6352-2402/5837-6788
*広安門内大街と牛街が交わる十字路の西南角。
  大中電器を左手に見て西方向に歩き、
  最初の路地を左(西南方向)に入ったところにあります。

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ヤマモモ酒
楊梅酒(yang2mei2jiu3)
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【データ】とき:10月6日/ところ:-/ねだん:-

5月に漬けておいた楊梅酒がいい色になってきた。

漬けた楊梅。

P1150181.jpg

漬けたばかりはこんなだったのが、
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漬けて5日目にはかなり色が出て、
P1150300.jpg

5ヶ月たったらこんなになった。
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白酒(二鍋頭)を使ったし、
氷砂糖も入れなかったので、
まだ白酒くさくてガツンと来る感じは残っているけど、
楊梅の香りはかなりお酒に移っていた。

ショットグラスでくいっといってみる。
うん、まずまず。
悪くない。


▼関連ページ
【新源里市場】楊梅


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天津甘栗
糖炒栗子(tang2chao3 li4zi)
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【データ】とき:10月6日/ところ:-/ねだん:-

上海蟹を食べにAさんのお宅に伺った日、
Aさんはご家族で天津に遊びにいらしていた。
急なお願いだった上に天津から戻られたばかりで
あんなにすばらしいお料理を作ってくださっただけでなく、
お土産まで用意してくださった。
いつも行列が出来ているという『天津小宝栗子』の甘栗だ。

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芋栗なんきん。
秋から冬はぽくぽくとおいしいものが沢山あって、
女子には悩ましい季節だ。

ほんのり甘いほこほこ甘栗。

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親指の爪を立てて、パカッと殻を割ってぱくり。
一つ、二つ。
やめられない、とまらない。

それでもさすがに一人では食べ切れなくて、
「さてどうしたものか・・・」
と考えた末に雑穀粥に入れてみた。

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これがなかなかのヒット。

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食べ切れなかった分は冷凍して保存。
朝ごはんに、晩ごはんに、しばらく活躍したのだった。


■お店情報■
天津小宝栗子
天津市内にいくつか支店があるようです。

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陽澄湖産上海蟹
陽澄湖大閘蟹(yang2cheng2hu2 da4zha2xie4)
P1180119.jpg P1180123.jpg
P1180128.jpg P1180134.jpg
【データ】とき:10月5日/ところ:A先生家/ねだん:-

なぜか突然、友人から上海蟹を三杯いただいた。
一応、陽澄湖産のラベルつきのブランド品。

P1180120.jpg

「結構したよ。」
とは友人の弁。
まあ、このラベルそのものがニセモノなこともあるので
真偽のほどは定かではありませんが。

一人で食べてもなんなので、
いつもご馳走になってばかりのAさんに
お礼の意味も込めて差し上げることにした。

とは言え、そのままそっくりお渡ししたのではなく、
Aさん宅で一緒に食べることと相成った。
いや、最初からこういう展開になることを見込んでいたのだけれど・・・笑
(Aさん、すみません。)

夕方、蟹ちゃんとワイン、
そして渝郷人家で「打包」した重慶樟茶鴨を下げてお宅を訪問。

重慶樟茶鴨(chong2qing4zhang1cha2ya1)
アヒルのジャスミン茶風味燻製揚げ(1羽分)

P1180124.jpg

個人的には、これと赤ワインはとても合うと思っている。

さて、鴨はあくまで脇役で、主役はこちらの上海蟹。
P1180117.jpg
(あ、ユニ●ロのロゴがばっちり・・・汗)

今年の初物上海蟹は三杯ともすべてオス。
「九雌十雄」、または「九圓十尖」といわれるように、
旧暦九月はメス、十月はオス。
(圓と尖はおなかの模様の形。メスは丸くてオスは尖っているので。)
この時はまだ旧暦八月だったので上海蟹はまだ走り。
今はぼちぼちおいしくなってきている頃かな。

ぶくぶくと泡を吹いていた今年最初の上海蟹。
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まずは大なべに並べて蒸す。
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しばらくたって蓋を開けると。。。
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甲羅も足も、真っ赤に染まった。

ぱかっと甲羅を開けると、味噌もそれなりに入っていた!
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オスなので、白子入り。
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これをみんなで蟹の身ほじほじ。
P1180129.jpg
ひたすらに、もくもくと、ほじほじ・・・

その間に、キッチンではAさんがトマトソースを準備中。
ずわい蟹とトマト、バジルを使ったソースだ。

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ようやくぼじほじ隊が作業終了。
蟹肉まみれの手を洗って改めて食卓につくと、
蟹肉たっぷりのパスタがやってきた。

上海蟹とずわい蟹のトマトソースパスタ
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トマトソースにたっぷり入ったずわい蟹と、
上にトッピングした上海蟹で、蟹×蟹パスタだ。

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蟹肉と蟹味噌、白子がてんこ盛り!

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これをフォークでガガーッと混ぜて、いざ!

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ダブル蟹の濃厚な深い旨みが容赦なく襲ってくる!
ほんのり辛味のきいた大人の味だ。

そして急な申し出だったにもかかわらず、こんなすばらしいメインも用意してくださった。

青島牛のステーキとポルチーニのリゾット
揚げ牛蒡、ほうれん草ソテーとアスパラ添え)

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お肉のおいしさもさることながら、揚げた牛蒡が出色だった。
Aさんがどこかのレストランで食べておいしかったものを
ご自宅でも再現されたのだとか。
さすが!

飲んだワインは、リオハのテンプラニーリョ(銘柄失念)、
そしてこのムルソー!

MEURSAULT GENEVRIERES - OLIVIER LEFLAIVE - 2006
フランス ブルゴーニュ オリヴィエ・ルフレーヴのムルソー ジュヌヴリエール

P1180135.jpg

エノテカ・オンラインの紹介ページによると、
オリヴィエ・ルフレーヴはブルゴーニュの最高の作り手の一つだそうだ。
アーモンドやトーストの芳ばしい香りで、
ハチミツのようなとろりとした感じもあった。
おいしい!

「ayaziさんは本当にいいタイミングでいらっしゃるんですよ!」
とAさん。
確かに、五大シャトーのセカンドワイン
イタリアワインの名品の数々
オーパスワンとムートンなどなど、
Aさん宅ではワインファンなら垂涎のすばらしいワインをいただく機会に恵まれている。

今回のこのムルソーも、
この日食卓をともにさせていただいたTさんが日本から持ってきたもの。
まさに、グッドタイミング!

QUINTESSENCE - CHATEAU PESQUIE -2003
カンテサンス(シャトー・ぺスキエ)2003

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コート・デュ・ローヌのワイン。
シラー80%、グルナッシュ20%。

「カンテンサンス」というのは「神髄」という意味だそうだ。
深みのあるスパイシーな味わい。
ウェブで読んだ情報によると、
ブラックベリーリキュール、新しいサドルの革、溶けた甘草、胡椒、ふわっと香る白い花。
深く紫がかったルビー色で、中心に向かって黒くなる。

最初、わらや湿った土のようなニュアンスの香りを感じたのでメルローだと思ったけど、
でもシラーがメイン。
全っ然違うじゃん。

前に比べて分かるようになってきたとは言え、
それはあくまで「前に比べて」で、まだまだちっとも分かっていないんだなあ。
鼻がバカなのかしら?
それとも匂いの記憶機能が鈍いのかなあ。

La Grande Colline - Le Canon -
ラ・グランド・コリーヌ(ル・カノン)

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日本人醸造家、大岡弘武さんの手がける自然派ワイン。
最初しゅわしゅわっとして、軽い飲み口。
甘くてチェリーのような香りから、
丁子や胡椒といったスパイシーで辛口、
最後はまろやかで落ち着いた味へと徐々に変わっていった。

その年によって使う葡萄品種と割合が違うようで、
シラー90%、ガメイ10%という年もあれば、
グルナッシュ、シラー、サンソーという年もある。
この日ごちそうになったLE CANONは何年のものだったのだろう。

とまあこんな具合に、結局いつもの通りAさんの手料理をいただき、
さらには秘蔵のワインをこんなに何本も開けていただいて、
ちっともお礼にはならなかった。
改めまして、ごちそうさまでした!
ありがとうございました!

ところで上海蟹、
レストランで一杯300元なんていうのを食べるより、
市場で買ってきておウチで蒸す!
このほうがずっと経済的だし満足度も高い。
そのうちまたおウチで上海蟹パーティーでもやろうかしらん。


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【某日系公寓】戸外焼烤
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【A先生家】ワイン会(リースリングとゲヴェルツトラミネールに酔う)
【A先生家】ワイン会(秋風BBQ)


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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
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巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
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【データ】とき:10月2日/ところ:A先生家/ねだん:-

「寒くなる前にもう一度BBQをやりたくなった」
とAさんが急遽ワイン会BBQスペシャルを開催してくださった。

前回は5月
薫風に吹かれながらのBBQだったけど、
今回は秋風に吹かれながらのBBQ。

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お庭のサンザシ(?)の木も、小さな赤い実をたわわにつけていた。

カラリとした晴天で、寒からず、暑からず。
吹く風が肌に心地よく、
すっきりした飲み口の白ワインがぴったり。

最初の一杯としてAさんが選んでくださったのは、この二つ。

・Sauvignon Blanc Marloborough -Oyster Bay- 2008
・Vermentino Di Sardegna Costamolino -Argiolas- 2007

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Argiolasは、サルジニアのワイン。
最後に軽く苦味が残る。
ミネラル感があって、魚介類との相性よし。

ちらし寿司
P1180053.jpg
  
さらに自家製フォカッチャもあった。

乾杯をした後、AさんがBBQの準備開始。

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ファイヤー!
燃えあがーれー燃えあがーれー燃えあがーれー・・・
BBQ気分、俄然燃え上がる。

まずは鶏肉とソーセージから。

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お隣では夏野菜のラタトゥイユが出番待ち。
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むほほ。
うまそう・・・

「ソーセージ焼けた?」
「ソーセージまだぁ?」
とかわるがわる聞きにやってくるお子ちゃんたちに負けず劣らず、
私も「焼けたかなあ?まだかなあ?」とグリルの横でそわそわ。

出来た!

鶏肉とソーセージ 夏野菜のラタトゥイユ添え
P1180064.jpg

炭火でじっくり焼いた鶏肉もさることながら、
添えられた夏野菜のラタトゥイユが美味。

二品目は、豚肉の香草焼き。
P1180068.jpg

しっかり塩漬けされた豚肉のかたまりにローズマリーをのせてグリルし、
焼けた後はアルミにくるんで少し寝かせる。

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待つことしばし。
いよいよ焼けたお肉を切り分ける。

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塩漬け豚バラ肉の香草焼き
アスパラガスとレンズ豆と野菜の煮込み添え

P1180076.jpg

私はAさんのこのメニューの大ファン。
塩漬けされた豚肉には上質の塩と肉の旨みがぎゅぎゅっと凝縮されていて、   
一噛みごとにそれがじゅわわと口の中に染み出してくる。
それにローズマリーの青っぽい香り。
至福。

今回はロゼを持ってきた方はいらっしゃらなかったが、
豚肉にはロゼも合うんだって。
豚カツにもオススメとのこと。

そして最後は牛ステーキ。

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ステーキに添えられたのは、キノコたっぷりのリゾット。
チーズもどっさり。

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オーストラリア牛のサーロインステーキ
ラズベリーソース キノコのリゾット添え

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お肉もこんなにいいお色。

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(もう暗くなってしまったのであんまりきれいに撮れていないけど・・・)

お肉はやわらかくて美味。
リゾットも深い味わいだった。

春に続いて開催されたBBQワイン会。
でも春と違うのは、豚を焼く頃にはぼちぼち日が傾き始め、
牛にたどりつく頃にはとっぷりと日が暮れたところ。
すっかり日が短くなった。

中秋節が過ぎれば、あとは日ごとに涼しく、寒くなっていく。
冬の気配もちょっぴり感じた、夏の名残のBBQだった。

***

ワインのラインナップはこちら。

1.Cabernet Sauvignon -Tahbilk- 2001
2.hateau Timberlay Bordeaux 2005
3.Clarendelle Bordeaux -Clarence Dillon Wines- 2003
4.Shiraz Scrubby Rise South Australia -Wirra Wirra- 2007

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4番は濃い目のシラーズで、ユーカリの香り。

5.Shiraz Bacon Hill South Australia -Step Rd- 2008
6.Shiraz Koonunga Hill South Australia -Penfolds- 2006
7.Chateau Bois Petruies les Pensees 2002

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5番は甘口のオーストラリア・シラーズ。
凝縮感があり、ペッパーなどスパイス、ユーカリの香り。
6番はKoonunga Hillのシラーズで、こちらもユーカリの香りがする。
Penfoldsのものでは、高級ラインBINが有名。

8.Vino Nobile Di Montepulciano -Baroncini- 2004
9.Shiraz Cabernet Trig Point South Australia -Step Rd- 2006

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9番は南オーストラリアのワインで、ローズマリーの香り。
飲み続けると少々疲れるので、どちらかというとグラスワイン向き。

10.Vino Da Tavola Rosso -Corte Delle Calli-
11.Pinotage Obikwa 2008
12.Tempranillo Crianza Rioja -Horzales- 2003

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11番のObikwaは南アフリカのワイン。
喜望峰あたりには寒流のせいで冷たい風が吹き、昼は暑く夜は寒い。
なので酸がビシッと決まる。

12番はスペインのテンプラニーリョ。
リオハのワインだ。
若い作り手が多く、モダンで洗練されたエチケットが多い。
デザインがかっこいいので「ジャケ買い」しやすいそう。

13.Merlot -Brown Brothers- 2005
14.Chateau Valeyroc Medoc 2002
15.Zinfandel Woodbridge -Robert Mondavi- 2007

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13番のメルローはAさんが激賞していらっしゃった。
(確かこれだったと思う・・・)
チョコレートの香り、苦味もあり、アルコールの強さもある。

16.Shiraz Cabernet Koonunga Hill South Australia -Penfolds- 2007
17.Sangiovese Cabernet Rubicon -Vivium-
18.Vermentino Di Sardegna Costamolino -Argiolas- 2007

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16番はKoonunga Hillのシラーズ・カベルネ。
色合いが濃くて黒く、青っぽい香り。
6番のKoonunga Hillのシラーズと飲み比べると、
シラーズだけの味とカベルネが加わった味の違いが分かって面白かった。
私はカベルネが入ったほうが好きだった。

Muscat Sec de Kelibia Premier Cru Tunisie 2006
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チュニジアのワイン。
ミュスカは麝香の香りで、妖艶な感じ。

他、写真は撮らなかったけど、メモが残っていたものを自分の記録用にアップ。

Pinot Noir -KendallJackson- 2006
カリフォルニアのピノノワール。
濃い目の色合いで、樽香が強い。

Cabernet Sauvignon -Jacob's Creek- 2006
ミント、鉛筆の芯、タバコ、チョコ、ローズマリーの香り。
試験に出やすい感じの典型的なカベルネ・ソーヴィニョン。

Carmenere Reserva Chile -Santa Carolina- 2007
カルミネールは南米土着品種で、
長いことメルローと間違われていたため「悲劇の葡萄」の別名があるとか。
ボリューム感あり。
ピーマンのような感じの匂いがある。

Shiraz Chile -Enoterra- 2006
腐葉土とかキノコのようなもわっとした香り。
評価は分かれるだろうとのこと。

これらのコメント、メモには残っていたけれど記憶にはなし。
後半は相変わらずの記憶喪失状態だったってこと。
正気を保ったまま最後までたどり着けるのはいつのことだろう・・・
            

▼Aさんのブログ(この日のワイン会の記事)はこちら。
 いつもありがとうございます!
北京情報 100 -第22回 北京ワイン会-

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【データ】とき:10月1日/ところ:-/ねだん:-

10月1日の建国記念日を祝って(いや、そんなこともないか・・・)
ayazi宅でもんじゃ大会を開いた。

現在は月島在住の広東少女さんが「月島もんじゃ」の素をくれたので、
ゆかりの人が集まって広東少女さんを偲んで(?)わいのわいのと騒ぎましょう!
というのが表向きの主旨。
でもほんとのところは、
もんじゃが食べたかっただけ??

もんじゃだけでも何なので、急ごしらえのおつまみをいくつか用意。

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キュウリの梅マヨ和え/オクラの味噌ゴマ和え
トマトサラダ/ざく切りキャベツのうまダレづけ

P1180006.jpg P1180005.jpg
P1180004.jpg P1180007.jpg
(キャベツのうまうまつけダレはプリック美和子さん提供。ありがとうございました!)

・・・相変わらず地味なつまみ。

キュウリのは前に作った時よりマヨネーズを入れすぎてしまった。
トマトサラダも、玉ねぎをすりおろして入れてみたら
辛みが強すぎてなんだかとんがった味になってしまった。
前に作ったみたいに長ネギと生姜ニンニクを刻んだのにしとけばよかった。
と、後になってみれば思うのだが、
用意している時は以前のレシピはどこかに飛んでいってしまっているのであった。

さて、後は主役のもんじゃで勝負!

P1180029.jpg

ホットプレートを持っていないので、
カセットコンロにフライパンというなんとも所帯じみた装備でもんじゃに挑む。

ザクザク刻んだキャベツを山盛りと、
チーズだの、ベビースターだのを放りこんでフライパンもんじゃだ。

P1180009.jpg

ヘラもないので、スプーンで代用。

もんじゃの素は二袋。
一枚目(枚って数えるのかな・・・)は
ベビースターを入れたところとプレーンでハーフ&ハーフにした。

もんじゃ一号
P1180016.jpg
ハーフ&ハーフは、プリック美和子さんのアイディア。

二枚目はトマトとチーズの黒胡椒風味と
ベビースターたっぷり入れ、
そしてプレーンのトリプル。

もんじゃ二号
P1180033.jpg
一号、二号ともにプリック美和子さん監制。

どちらもおいしうございました~。

さらに余勢をかって焼きうどんで締め。

P1180035.jpg

フライパンもんじゃはホットプレートがなかったので苦肉の策だったけど、
土手を作らなくても汁が広がらなくてかえって好都合だったのは新発見だった。
フライパンもんじゃ、意外にいいかも。

さらに、ベランダからの天安門花火見物のおまけつき。
P1180021.jpg
手前に光っている建物は農業展覧館。

予想を大きく上回って大充実のもんじゃ大会となったのであった。
またやろうっと!

てことで広東少女さん、もんじゃの素よろしく!
と言うより、年末にもんじゃ携えて来てくれるのを心待ちにしてますよー。

・・・心待ちにしてるのは本人?
それとももんじゃ?


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牛モツ鍋
牛肚王火鍋(niu2du3wang2 huo3guo1)
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【データ】とき:9月30日/ところ:酒仙橋・摸錯門牛肚王/ねだん:記事参照

寒くなってきたこともあり、二日連続の鍋もの。
今日のエントリーは、
酒仙橋に牛モツ鍋の店があると聞いて連れて行ってもらったお店、
摸錯門牛肚王(mo1cuo4men2 niu2du3wang2)だ。

P1170972.jpg

「摸錯門」って、入り口を探り間違える?
レストランのくせに「ここはお探しのところじゃありません」だなんて、
なんだか変わった名前だなあ・・・
と思ったら、興味深い由来があった。



ある軍隊が内モンゴルで演習を行った際に、
一人の新兵が大吹雪の夜に見張りの番につくことになった。
積雪と寒さの中で凍えそうになりながら自分の持ち時間を終えた後、
新兵が次の見張り番のところに行って引き継ごうとしたところ、
暗がりの中で入り口を探り間違えて(これがすなわち「摸錯門」)
駐屯していた村の村長さんの家に行ってしまった。
そうとは知らない新兵はその家にいた男性に見張り番を引き継ぎ、
なんと村長さんを一晩中吹雪の中に立たせてしまった。
そのせいで新兵には「摸錯門」というあだ名がつけられた。
この「摸錯門」新兵と村長の娘さんが恋仲になり、
後にできたのがこの摸錯門牛肚王の店である。



ってなことらしい。

ふーん、「摸錯門」したおかげでお嫁さんをゲットしたってことか。
そんでもって、その後二人でお店を出しちゃった訳ね。
しかも二人の出会いのきっかけになった「摸錯門」を店名に、ねえ?
新兵さん、やるじゃん。

吹雪の中の「摸錯門」がきっかけになった摸錯門牛肚王は、
串にさした牛モツをスープでぐつぐつっと煮て食べる鍋料理のお店だ。

この日頼んだのは、
鴛鴦(yuan1yang)と呼ばれる辛いスープと辛くないスープのセット。

子母鍋(zimu3guo1):18元
親子鍋

P1170974.jpg

これは「里辣(li3la4)」と言って、外が白湯で中が辛いスープのもの。
実は辛いスープのほうが断然おいしかったので、
後から逆のパターンにすればよかった・・・と後悔した。

タレはいつものゴマだれと、ニンニクたーっぷりのごま油ダレ。

蒜茸(suan4rong2)=ニンニク:3元/芝麻醤(zhi1ma2jiang4)=ゴマダレ:4元
P1170973.jpg

メインの具はこんな風に串刺しになっている。

P1170975.jpg

・牛肚(niu2du3)=牛モツ:0.9×20本
・牛肚王(niu2du3wang2)=牛モツ王:3元×6本
・摸錯蝦(mo1cuo4xia1)=エビ:2元×6本

四角くカットされて厚みのあるのが牛肚王。
四角くないのが普通の牛肚。

P1170984.jpg

私は普通の牛肚のほうが好みだった。

エビは冷凍でおいしくない。
これは失敗。
摸錯蝦ならぬ、点錯蝦(dian3cuo4xia1)=間違って注文しちゃったよエビ。

血豆腐が食べたくなって注文。

鴨血(ya1xue3):6元
ダックの血豆腐

P1170977.jpg

お味はまあまあ普通かな。

他に頼んだ具材はこの通り。
P1170978.jpg

・凍豆腐(dong4dou4fu)=凍り豆腐:4元
・山薬(shan1yao4)=ヤマイモ:8元
・茼蒿(tong2hao1)=春菊:5元
・白羅卜片(bai2luo2bopian4)=大根スライス:4元

大根は鍋には入れずそのままポリポリとかじる。
いい箸休めだ。

シメはこれ。

竹簽餛飩(zhu2qian1 hun2tun):2元
串ワンタン

P1170987.jpg

ほんとにちょっとだけ食べるには気がきいていていいかな、と思ったのだが、
ちょっと煮過ぎると崩れて串からぐずぐずとすり落ちてしまう。
串に刺さないほうがかえってよかったのでは?

このお鍋、辛いスープでひたすら牛肚を食べるのが正解のように思う。
次に行く機会があったら鴛鴦なんて欲張らずに
真っ赤なスープだけでストレートに思い切りよく攻めてみよう。


■お店情報■
摸錯門牛肚王
P1170972.jpg
朝陽区酒仙橋北路798北門
010-8456-7747

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羊肉しゃぶしゃぶ
[シ刷]羊肉(shuan4yang2rou4)
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【データ】とき:9月28日、10月11日/ところ:日壇公園・南門[シ刷]肉(宏源南門[シ刷]肉城)日壇店/ねだん:記事参照

羊の季節だ!
秋から冬にかけては羊肉がおいしくなる。
それに羊肉は中国医学的に身体を温める食べ物に分類されているので、
寒い季節にはぴったり。

で、さっそく羊肉しゃぶしゃぶに行ってきた。
今回行ったのは日壇公園の東側にある宏源南門[シ刷]肉城、略して南門[シ刷]肉。

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東にあるのに南門とは、いかに?
このお店、実は本店が天壇公園の南門近くにあるのだ。
だから南門[シ刷]肉。
日壇公園にあるのはその支店なのだ。

まずはサイドディッシュで軽く助走。

炒麻豆腐(chao3ma2dou4fu):8元
緑豆おからの羊油炒め

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香拌黒豆絲(xiang1ban4 hei1dou4si1):16元
燻製豆腐の細切りと香椿苗の和えもの

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どちらも美味。
そして、いよいよ主役の羊肉しゃぶしゃぶだ。

注文すると、
ちょっと宮廷風?の銘銘鍋に薬味とお湯を入れてくれる。

清湯鍋底(qing1tang1 guo1di3):10元
P1170935.jpg

タレはやっぱりこれ。

小料(xiao3liao4):5元
P1170939.jpg

麻醤。
色とりどりの調味料が模様をつくっていてきれい。
でも、香菜がないじゃないの!

「すいませーん、香菜ください!」
と鼻息も荒く頼んだら、
「下に入ってますよ。」

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あら、ほんと。

このタレ、味に深みがあってとても美味。
お好みでラー油をたらしてどうぞ。

麻醤が苦手なら、海鮮ダレもある。

海鮮調料(hai3xian1 tiao2liao4):5元
P1170942.jpg

この日頼んだお肉は3種類。

P1170941.jpg

・くるりんと丸まってピラミッドの → 凍羊肉(dong4yang2rou4)=冷凍羊肉:15元
・奥の小さなお皿 → 鮮羊肉(xian1yang2rou4)=生の羊肉:28元
・手前の大きなお皿 → 鮮羊上脳(xian1 yang2 shang4nao3)=羊ネック肉:26元


今回は、上脳がうまうま。
(上脳と言っても脳みそじゃないよ。)
「うんまい!うんまい!」
とがっついてさらにお代わりしたら、
人気のお肉なのかすでに売り切れ。
むう。

上の写真の奥のほうに写っているのが、
・蔬菜大拼(shu1cai4 da4pin1)=野菜盛り合わせ:22元
・金針(jin1zhen1gu1)=エノキ:16元


鮮百葉(xian1 bai3ye4):28元
センマイ

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あまり火を通しすぎないうちに食べるのがオススメ。
コリコリとした歯応えがいい。

さらに勢いづいてこんなのまでオーダー。

羊宝(yang2bao3):36元
羊睾丸

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しゅわんとやわらかい。

野菜の盛り合わせの他にも、こんなお野菜を追加。

藕片(ou3pian4):10元/冬瓜(dong1gua1):8元
レンコン/冬瓜

P1170945.jpg P1170950.jpg

寛粉(kuan1fen3):8元/凍豆腐(dong4dou4fu):8元
幅広春雨/凍り豆腐
P1170948.jpg P1180257.jpg

寛粉がつるつるりんのぶるんぶるん。
箸先から逃げてばかりでなかなかつかまえられないほど
ぶりんぶりんだった。

シメはミニミニ水餃子。

香鶏蛋芹菜水餃(xiang1gu1 ji1dan4 qin2cai4 shui3jiao3):18元
シイタケ×卵×セロリのミニ餃子

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煙突お鍋でしばらく泳がせて、浮いてきたところをがぶり。

P1170952.jpg P1170955.jpg

おなかがはちきれんばかりにたらふく食べて、
まずは羊肉しゃぶしゃぶへの渇望を満たしたのだった。

***

そしてまた別の日。
東京から訪燕した大学同学を迎えたミニミニ同窓会で、
再び訪れた時のラインナップ。

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お肉は二種類。
冷凍羊肉のピラミッドと羊ネック肉のいらかの波。

P1180254.jpg

野菜盛り合わせ、凍り豆腐に冬瓜、そして幅広春雨。

そして
「しゃぶしゃぶには豆苗よね!」
の一言で豆苗オーダー決定。

豆苗(dou4miao2):8元
豆苗

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鍋のマストアイテムって、人によって意外と違うのね。
同席してくださった大学の先輩Sさんは、冬瓜。
私は何かなあ。
レンコン?

この時のシメはこれ。

烤焼餅(kao3 shao11bing3):3元
P1180258.jpg P1180259.jpg

五香粉がふわあっと香って、ゴマが香ばしい焼餅。
鍋の具でおなかはいっぱいだったけど、
これを一つ胃袋におさめると、最後にしっかり食事が締まる感じ。
まさに、シメ。

北京はぼちぼち、寒くなってきた。
10月下旬からは加速度的に気温が下がり、11月にはすっかり冬だ。
暖気の開始を待ち焦がれるこの季節は、
湯気の立つ羊のしゃぶしゃぶがますます恋しい季節でもある。


■お店情報■
南門[シ刷]肉(宏源南門[シ刷]肉城)日壇店
P1170930.jpg
朝陽区日壇東路9号
010-8562-8899
*日壇公園の東側の通り沿いにあります。

■お知らせ■

このブログをベースにした本が出版されました!

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
アマゾンで「満福」セブンアンドワイで「満福」
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『北京で「満福」』、7月25日発売です!

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牛肉と葱の包子
牛肉大葱包(niu2rou4 da4cong1 bao1)
P1170854.jpg
【データ】とき:9月27日/ところ:牛街・洪記小吃店(牛街新店)/ねだん:0.8元

蜂糕と蜜麻花をぶら下げて歩き始めたら、
今度は道ばたの大きな蒸籠が目に付いた。

P1170855.jpg

蒸籠の中にはぎっしりの包子。
湯気の中に鎮座した肉汁のしみ出したぷっくり包子を見たら、
どうしても素通りすることができなかった。

P1170856.jpg

店内では生地をこねる職人さん。

P1170858.jpg

出来る端から蒸して、蒸した端から売っているってことだ。
あっさり誘惑に負けて、食べることに決定。

「1個ください!」
「ここで食べるの?なら袋に入れなくてもいいよね?」
と、紙の上にほいっとのせて渡された。

P1170861.jpg

ああ、この紙、懐かしいな。
留学時代、お昼に煎餅を買うとこうして渡してくれたっけ。

そのまま蒸籠の脇でがぶり。

P1170862.jpg

んー、皮がもっちり。
歯にまとわりつくような弾力がある。
この生地は出色だ。

餡は牛肉と葱。
イスラム街だから、豚肉はご法度ね。

肉汁たっぷりで、しっかり目に味がついている。
葱も山ほど入っていて、香味もきいている。

1個だけじゃ、足りなかったな。
もう1個買っちゃおうかな。
でもここで食べ過ぎると夜がつらいしな。

そんな葛藤の末に、
「もう1個ください!」
という気持ちをぐっと抑えたのだった。


■お店情報■
洪記小吃店(牛街新店)
P1180192.jpg
宣武区牛街12号
010-6355-0735
*牛街のメインストリート沿いにあります。
  牛街清真超市の向かいです。

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蜂の巣蒸しパン
蜂糕(feng1gao1)
P1170852.jpg
【データ】とき:9月27日/ところ:牛街・洪記小吃店(牛街新店)/ねだん:8元(一斤)

牛街のメインストリート沿いにある洪記小吃店。
店頭に小吃がたくさん並んでいて、
窓口にはいつも人だかりができている。

P1170849.jpg

並んでいるのは各種の年糕(nian2gao1)=おもちを使った甘いお菓子、
豌豆黄(wan1dou4huang2)=えんどう豆ようかんなど、
おなじみの小吃。

P1170850.jpg

その中で、ひときわ目を引いたのがこの蜂糕だ。
表面に棗がゴロゴロのっかった蒸しパン。

「ほんの一切れでいいですから!」
と言って、ちょっぴり分けてもらった。

生地はふわふわというよりは割とどっしりした感じの重たい蒸しパン。
蜂糕と言うからには、蜂蜜でも入っているのかと思ったら違った。
蒸しあがった生地に小さな穴が無数に開いているのが蜂の巣に似ているから
こう呼ばれているらしい。

P1170958.jpg

オリジナルは棗がのっていないシンプルなタイプ。
たっぷりの棗は後からのアレンジ?
それともこれも昔からあるのだろうか。

しっかり甘いので量はいけないけど、一口二口食べるにはなかなか。
朝ごはんや、お茶のお供にいいかも。

もう一つ買ったドーナツみたいなお菓子。

蜜麻花(mi4ma2hua1):1.2元
蜜たっぷりの揚げドーナッツ

P1170853.jpg

これは、蜜が生地にしっかりしみこんでいてかなり甘い。

P1170960.jpg

一個食べるのは至難の業?
甘いもの好きな方はどうぞ。


■お店情報■
洪記小吃店(牛街新店)
P1180192.jpg
宣武区牛街12号
010-6355-0735
*牛街のメインストリート沿いにあります。
牛街清真超市の向かいです。

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湖南料理
湖南菜(hu2nan2cai4)
P1170820.jpg P1170812.jpg
P1170808.jpg P1170815.jpg
【データ】とき:9月27日/ところ:羊坊店西路・華盛楼湘根香/ねだん:記事参照

「北京西駅近くにうまい湖南料理レストランがある」
と友人が言う。

「西駅かあ。。。遠いぜ。。。」
と思ったまま数週間が過ぎた。
しかし、その友人は会う度ごとに
「北京西駅近くにうまい湖南料理レストランがある」
と繰り返す。

そのうち私もすり込まれた。
「西駅は遠いぜ。。。でもちょっくら行ってみるか!」

で、上海から北京に戻った翌日の昼、
地下鉄一号線に乗ってはるばる軍事博物館駅まで行ってきた。
軍事博物館から西方向へ行った先、羊坊店西路へと向かう。

目指すお店は、湘根香。

P1170807.jpg

噂の湖南料理屋だというからどんな店かと思ったら、えらく普通の店構えだった。
拍子抜け?
いやいや、この普通さが今となっては貴重。
どこもかしこもスタイリッシュでこざっぱりしてこぎれいになってしまった東方面の店に比べ、
この潔いまでの気取らなさ。
懐かしいなあ。
昔はどこの店もこんなんだったんだよなあ。

お洒落な店ばかりになった東エリアは、正直言ってつまらん。
最近新規の店の開拓に身が入らないのは、そのへんの事情もあるんだよな。

それに比べると、西はいい。
まだお上品スタイリッシュ熱に毒されていないところがいい。
これからは、西だな。

店内も実に気取りがないごくごく普通のインテリア。
ご飯時を少し外していたので満席ではなかったが、
通路にも二人がけのテーブルが置いてあって
この店の人気のほどがうかがえる。

まずは醤板鴨。
醤油味がしみしみの干したアヒル丸ごと一羽。
「べっちゃアヒル」とも「アヒルジャーキー」とも呼ばれている(私に)。
杭州など江南にもあるが、
湖南の醤板鴨はかなり強烈に辛いのが特徴だ。

醤板鴨(jiang4ban3ya1):20元
湖南風アヒルジャーキー1/2羽

P1170808.jpg

冷えたビールと一緒に。
ピリ辛がビールに合うんだ、これが!

・・・とニコニコしていた私たちは甘かった。
旨い。
旨いのだが、もうどうにもこうにも辛いのである。

P1170810.jpg

涙が出るほど辛いというのはこれを言うのか。
湖南料理は四川料理と違って山椒を使わないのでビリビリする刺激はないものの、
その分唐辛子の辛さがストレートに唇と舌を直撃する。
旨い旨いと油断して食べると、一瞬置いて唇と舌がカーッとほてるのだ。

ああ、旨い。
でも辛い。
これはとても全部は食べられない・・・
無念の途中ギブアップとあいなった。

そして湖南と言えば、やはり臭豆腐。

油炸臭豆腐(you2zha2 chou4dou4fu):18元
揚げ臭豆腐

P1170817.jpg

黄金色の江南地方の臭豆腐と違って、湖南のものはドドメ色。
いや、ドブ色と言ったほうが適切か。
でも匂いはこっちのほうがマイルド。
くしゃくしゅした食感の臭豆腐にタレがしみしみ。

小炒河魚(xiao3chao3 he2yu2):28元
小魚のフリッターのピリ辛炒め

P1170812.jpg

これが絶品!
サクサクのフリッターに唐辛子の利いたタレが軽くしみていて美味。
これがこの日のベスト。

韮菜炒笋子(jiu3cai4 chao3 sun3zi):28元
干しタケノコとニラの炒めもの

P1170815.jpg

友人からは鶏スープに入った干しタケノコを勧められたのだけれど、
どうしてもニラとの組み合わせに惹かれて私が押し切った。

タケノコ大好き。
特に干したの大好き。

しかもピリ辛醤油味で無性にご飯が恋しくなった。
思わず注文。

紫蘇煎黄瓜(zi3su1 jian1 huang2gua1):18元
キュウリと挽き肉の紫蘇風味炒め

P1170820.jpg

「紫蘇を入れるのが面白い」
と友人が追加した一品。

紫蘇の風味は思ったより控えめだったけど、これもまたなかなか。
くたっとなったキュウリの感触が面白い。

私はキュウリを炒めて食べるのがわりと好き。
シンプルに卵とキュウリだけで炒めても結構いける。
挽き肉もそれなりに入っているし、
やや濃い口の味付けなのでこれまたご飯が進んでしまった。

今回は「これぞ湖南料理!」的なものはほとんど頼まず、
こちょこちょとえらく家庭料理っぽいものばかりを食べたなあ。
でも、確かにおいしかった。
全然気取りのないところがとても新鮮で、なおかつ懐かしかった。

外人が沢山住む東エリアからは遠いのが難点だけど、
だからこそ庶民的な道ばたレストラン中華的な要素がまだ残っていて
なんだか妙にうれしかった。

こういう店、大事にしたい。


■お店情報■
華盛楼湘根香
P1170807.jpg
海淀区羊坊店西路(大自然大廈近く)
010-6686-6579
*地下鉄「軍事博物館」駅から復興路を西に進み、羊坊店西路にぶつかったら左折。
  道の左手にあります。
  北京西駅方向から行く場合は、
  西駅の向かいにある羊坊店西路を北上していくと右手にあります。
 
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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
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おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
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干しウオスンとバラ肉の炒めもの
南笋干炒肉(nan2sun3gan1 chao3rou4)
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【データ】とき:9月26日/ところ:春秀路・沸騰魚郷/ねだん:22元

巨大メスシリンダービールを軽~く飲み干した理由は、
もちろん私たち(特に女性)が飲んべだったせいもあるけれど、
料理の刺激でビールが進んだせいもある。

この新顔料理も激しくビールを呼ぶ一品。
南笋(nan2sun3)は萵笋(wo1sun3) のこと。
輪切りにして軽く干したウオスン(セルタス)と
豚バラ肉、ピーマン(尖椒だったかな?)、玉葱などを
唐辛子を利かせて甘じょっぱく炒めた料理だ。

そもそもウオスンはシャキシャキした歯ごたえが身上の野菜だが、
干したものはそれがコリコリに変わる。
干し野菜って、天然のいい甘味が出てうまい。

「このくらいの干し具合なら、台所にネットを釣って干してもできる。」
とはプリック美和子さんの弁。
大のウオスン好きなのに一度も買ったことのない私だが、
今度自分で買ってきて自分で干しウオスンに挑戦してみるか。

この他の「下酒菜(xia4jiu3cai4)=酒の進む料理、アテ、酒の肴」いろいろ。

老醋桃仁(lao3cu4 tao2ren2):38元
クルミの黒酢浸し

P1170792.jpg

夫妻肺片(fu1qi1 fei4pian4):38元
牛肉とモツの四川ソースがけ

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爽口手剥笋(shuang3kou3 shou3bo1sun3):22元
手剥き筍

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干[火扁]四季豆(gan1bian1 si4ji4dou4):20元
インゲンと挽き肉の漬け物風味炒め

P1170795.jpg

粉絲圓白菜(fen3si1 yuan2bai2cai4):18元
春雨とキャベツの炒めもの

P1170796.jpg

魚香山薬(yu2xiang1 shan1yao4):22元
山芋の魚香ソース炒め

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重慶毛血旺(Chong2qing4 mao2xue3wang4):32元(小)
鴨血豆腐とモツの激辛ソース煮込み

P1170802.jpg

もちろん水煮魚も。

水煮清江魚(shui3zhu3 qing1jiang1yu2):150.8元
清江魚の油たっぷり麻辣スープ煮

P1170799.jpg

一斤58元で、2.6斤。

水煮魚はいろいろ作り方があって、
大きく分けると、
ゆでたもやしと魚に唐辛子山椒油を大量に注ぐシンプルなものから、
多めの油で軽く魚を炒めてからスープを入れて煮込み
その上から唐辛子山椒油を注ぐものなど様々。

沸騰魚郷のは後者だと思うんだけど、どうだろう?
いずれにしても、ここのは山椒の刺激のおかげで辛さが爽やか。
やっぱりここが好き。


▼過去の「新沸騰魚郷」関連記事:
【新沸騰魚郷】濃湯豆腐
【新沸騰魚郷】鶏汁浸羅卜
【新沸騰魚郷】重慶口水鶏
【新沸騰魚郷】毛血旺
【新沸騰魚郷】黄瓜拌猪蹄凍
【新沸騰魚郷】魚香山薬
【新沸騰魚郷】香椿黒豆皮


▼過去の「沸騰魚郷」関連記事:
【沸騰魚郷】五谷豊登
【沸騰魚郷】手剥笋
【沸騰魚郷】大碗豆角
【沸騰魚郷】水煮魚
【沸騰魚郷】紅豆万年青
【沸騰魚郷】菜花干猪肉
【沸騰魚郷】粉絲圓白菜
【沸騰魚郷】醤油炒飯
【沸騰魚郷】水煮魚公主們大聚会
【沸騰魚郷】五彩耳絲
【沸騰魚郷】私家清江魚
【沸騰魚郷】大札[口卑]



■お店情報■
沸騰魚郷 春秀路総店(精品店)
朝陽区工体北路1号(華通新飯店内)
010-6417-4988/6415-3764
*地下鉄二号線「東四十条」駅の北東出口を出て東に向かい、
  最初の信号を北方向に曲がって200m。道の東側にあります。
支店一覧はこちらのページをどうぞ。

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巨大生ビールタワー
大札[口卑](da4zha1pi2)
P1170786.jpg
【データ】とき:9月26日/ところ:春秀路・沸騰魚郷/ねだん:88元

上海から戻ったその日の夜は、沸騰魚郷で水煮魚。
いつも行く燕沙のお店やSOLANAの新沸騰魚郷でもなく、春秀路の精品店へ。
ここ、市内にいくつもある沸騰魚郷の本店だ。

沸騰魚郷が水煮魚を重慶から北京に持ち込んだのが1999年のこと。
10年で、水煮魚はすっかり定番四川料理に成長した。
沸騰魚郷もかなり儲かったんだろうな。
この本店も数年前にすっかり改装されて、
ちょびっとだけグレード感のあるインテリアの「精品店」てのに生まれ変わった。
白い外壁に虹色のライトがまばゆい外観は、
まるで四川料理レストランじゃないみたい。

その精品店と、
新たに出来たおされクラスのお店、新沸騰魚郷で見かけるこの巨大タワー。
(他の一般の支店にもある?最近行ってないので不明。)

これ、ビールなんですよ。
生ビールの大樽ならぬ、大筒。

表面には目盛がついている。
P1170787.jpg

巨大メスシリンダーか?
ぐーっと顔を上げて最上部を見ると、3リットル。

「これを頼みたかったんだよおー。」
とプリック美和子さんが満足げにうなずく。
そうそう、実は私もこれ、気になってたのよね。

ではさっそく、とプリック美和子さんがコックをひねってビールを注ぐ。
あり?
泡ばっかりで上手くいかないぞ。

3杯くらいついだところで、お嬢さんのAちゃんが登場。

マッチ売りの少女ならぬ、ビールくみの少女。
P1170794_1.jpg

ちなみにマッチ売りの少女は、「売火柴的小女孩」。

「ったくもう、へたなんだから。つかえん、この大人たち。」
と思ったかどうかは知らないが、
Aちゃんは涼しい顔で見事黄金比率のビールを作り上げた。

「あれ?なんかいい感じ。」
「お母さんより上手いんじゃない?」

大人たち、大喜び。
以降、つかえない大人たちはグラスが空になるたびに
「Aちゃーん、ビールよろしく~」。
Aちゃんは表情ひとつ変えず、淡々とビールを注ぎ続けた。

巧夫少女にして軟体少女にして食の英才教育少女なAちゃん、
将来は[口卑]酒女郎か??

ちなみにこの3リットルタワー、
大人4人で軽く空いてしまい、意外と気軽に頼めることが判明。
メスシリンダーでのビールつぎ体験ももれなくついてくるし、
4人くらい揃ったらまた頼んじゃおっかな。


▼過去の「新沸騰魚郷」関連記事:
【新沸騰魚郷】濃湯豆腐
【新沸騰魚郷】鶏汁浸羅卜
【新沸騰魚郷】重慶口水鶏
【新沸騰魚郷】毛血旺
【新沸騰魚郷】黄瓜拌猪蹄凍
【新沸騰魚郷】魚香山薬
【新沸騰魚郷】香椿黒豆皮


▼過去の「沸騰魚郷」関連記事:
【沸騰魚郷】五谷豊登
【沸騰魚郷】手剥笋
【沸騰魚郷】大碗豆角
【沸騰魚郷】水煮魚
【沸騰魚郷】紅豆万年青
【沸騰魚郷】菜花干猪肉
【沸騰魚郷】粉絲圓白菜
【沸騰魚郷】醤油炒飯
【沸騰魚郷】水煮魚公主們大聚会
【沸騰魚郷】五彩耳絲
【沸騰魚郷】私家清江魚


■お店情報■
沸騰魚郷 春秀路総店(精品店)
朝陽区工体北路1号(華通新飯店内)
010-6417-4988/6415-3764
*地下鉄二号線「東四十条」駅の北東出口を出て東に向かい、
  最初の信号を北方向に曲がって200m。道の東側にあります。
支店一覧はこちらのページをどうぞ。

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おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
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葱油と干しエビの混ぜそば
葱油開洋麺(cong1you2kai1yang2mian4)
P1170770.jpg
【データ】とき:9月23日/ところ:上海・淮海中路・滄浪亭/ねだん:8元

成都の任務無事終了。
なんかいろいろあったけど、とりあえず終わってよかった・・・

23日朝上海移動。
午後会場チェック。
担当の方と顔合わせ、ミーティング。

夜はフリー。
「ほいきたラッキー!今のうちっ!」
と滄浪亭へとタクシーを走らせた。

目的は、あれ。
酒徒さん、お連れ嬢との上海食い倒れ紀行で出会った、あの味
その後再会を願えど空振り
満を持して再訪したのに再び肩すかし

夢にまでみた美しく輝く緑色も麗しいあの一杯。
あまりに出会うことがないので一時は廃止になったのでは?
とまで疑い肩をがっくしと落としたこともあったあの一杯。

タクシーを降りる。
横断歩道を渡る。
店に入る。
メニュー表を見る。

あった!
メニュー表には確かに、「葱油開洋麺」の文字が!
ほんとにメニュー落ちなんてしてなかったよ~。

いやいや、まだこれで安心してはいけない。
売り切れっていう罠にこれまで二回連続やられているのだ。
高鳴る胸を押さえつつ、注文する。

「来碗葱油開洋麺!」(葱油開洋麺、一杯ください!)

どうか、どうか、売り切れてませんように。
「没有了!」(なくなっちゃったよ!)
とか、
「売完了!」(売り切れだよ!)
なんて言葉が返ってきませんように。

果たして、返ってきた言葉は・・・

「環要別的嗎?」(他には?)

っっっっっあったあぁぁぁーーーっっ!!

あった、あったよ?
わっほーい!

他に何も頼むつもりなかったのに、思わず弾みで答えちゃったよ。
「あと、四喜烤夫も。」

くふふ。
喜びに打ち震えながら会計をすませ、
伝票を持ってふわりふわりとした足取りで店内に進む。

P1170779.jpg

レンゲと箸と紙ナプキンを取って、
おばちゃんに伝票を渡して腰をかければ、準備万端。
待つことしばし。

き、きたーっ!
葱油開洋麺様のお出ましである。

P1170771.jpg

この緑鮮やかなお姿!
思わず別角度からも一枚。

P1170772.jpg

心なしか、以前食べた時よりもエビちゃんがおおぶりになったような?
うれしい驚きだ。
(後で以前のと比べたら、別におおきくなってなかったです。)

はやる心をおさえつつ、まぜる。
まぜる。
まぜる。

P1170775.jpg

ああもう、じれったいったら!
週刊誌を発売日に買って帰って、
すぐに読まずに家に帰ってあれこれ用事を済ませてから読もうと決めて、
その用事を済ませている間のあの高揚と焦燥がないまぜになったあの感じ。

そしてついに、麺を口に入れる瞬間が訪れる!
ずっ、ずずっ。
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
途中でスープを入れる間もなく、
どんぶりの底が見えるまで一気に食べきってしまった。

P1170777.jpg

やはり葱油が秀逸だ。
他の店で食べると佃煮みたいになった茶色の葱だけで、
この青いままの薫り高い葱がない。
この青い葱のほしょほしょとした独特の食感がたまらないのだ。
葱油自体も、油のうま味はありつつ、しつこくならない絶妙の加減なのがすばらしい。

開洋(干しエビのこと)もすばらしい。
これをどのタイミングでほおばるかを考えてしまいつつも、
それほど深く考えるまでもないくらいどっさり入っていることに気づくのもまたうれしい。
ああもう、とにもかくにもすばらしい一碗なのだ。

これがたったの8元ってのがまたすばらしい。
ローカル中華の真髄、ここに極まれり。

この麺のすばらしさを味わいつくすのに、途中休憩はいらない。
給水ポイントなどなぎ倒して、ゴールまで一直線なのである。

ああでも、ちょっと四喜烤夫で寄り道はしたけどね。
P1170773.jpg
お麩・きくらげ・黄花菜・銀杏の甘煮、油揚げの含め煮。

そしてもったいないからスープも最後にちょっと飲んだけどね。
P1170778.jpg

貧乏性。

仕事の後の一杯の葱油開洋麺。
疲れも吹き飛ぶ、魔法の一杯。

***

至福の麺をたいらげた後は、ふたたび
「今のうちっ!」
とばかりに上海地蔵Gzouへ顔を出した。

いつものお店の上海支店。
新店舗になってから初訪問だ。

カウンターの中はいつもの顔なのに、
gzou_sh.jpg
カウンターのこちら側はぜんぜん違う面々。
なんだか不思議。

北京では白波一本槍!な私だけど、
上海店に来た時はいつも芋焼酎を見繕って一杯ずつ飲ませてもらっている。
この日のヒットは七七七六(喜六) 。

念願の葱油開洋麺といつものお店の芋焼酎。
すっかりほっこりして、
翌日からの仕事に向けて英気も充分養ったのだった。


▼過去の滄浪亭関連記事:
【滄浪亭】上海食い倒れ紀行(三食目)
【滄浪亭】雪菜肉絲拌麺
【滄浪亭】蟹粉菜心麺

▼過去のGzou関連記事:
【焼酎バー地蔵 Gzou】カレーうどん
【焼酎バー地蔵 Gzou】タコライス
(↓番外ですが)
【麻辣烫摊子】麻辣燙


■お店情報■
・滄浪亭(淮海店)
上海市盧湾区淮海中路689-691号(思南路付近)
021-5382-3738
*タクシーで行くなら、「淮海中路、思南路」。


・焼酎バー地蔵 Gzou(上海)
長寧区古北路555号(文化展覧中心)B2楼101室
021-6228-2709
*タクシーには、「古北路×仙霞路」で!
 「ねるとん」の近くです。

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
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タンタンメン
坦担麺(dan1dan1mian4)
P1170756.jpg
【データ】とき:9月20日/ところ:成都・錦江賓館/ねだん:30元代だった?

あるアーティストの中国公演関連の仕事で、成都へ行った。
成都に来るのは実に10年ぶり?
去年の秋に行った西安は20年ぶりの訪問でまるで違う街のようだったけど、
10年ぶりっていうのもかなりの時間的ギャップだ。

▼10年ぶりに訪れた西安の食べある記:
【同盛祥】羊肉泡[食莫]
【二[‡幹]子一碗面】寛麺
【栄盛祥】烤羊肉串

前回の成都訪問は1999年の旧正月。
北京から汽車で二等寝台に乗って2泊3日の旅だった。
景色見て、本読んで、寝て、弁当食べて、周りの中国人とだべって、
景色見て、本読んで、寝て、即席麺すすって、周りの中国人と・・・
の果てしない繰り返しの末にようやく到着。

今回は北京首都空港から飛行機で2時間半。
一寝入りして機内食を食べたらあっという間に着いちゃった。

昔、留学生。
時間は余るほどあるが金はない。
今、勤め人。
時間はないが出張旅費は出る。
時間はお金で買うものなりね。

10年前に泊まったのは、交通飯店。
成都で安宿と言えば交通飯店を知らぬ者はない。
私が泊まったのは3人部屋だった。
同室になった子と一緒に道教寺院を観光したっけ。

超有名なバッグパッカー御用達のホテルといえば、
「北京の京華飯店、上海の浦江飯店、成都の交通飯店、昆明の昆湖飯店」。
安宿クィンテッドである。

この4つのホテルのうち、
北京の京華飯店以外は全部泊まったことがある。
浦江飯店が1998年、交通飯店と昆湖飯店が1999年のことだ。
当時、留学生の旅行ってのはそんなもんだった。

昆湖飯店にはこんな忘れられない思い出がある。



99年の旧正月に雲南旅行をした時のことだ。
成都で友人と別れ、そこから汽車で一昼夜かけて攀枝花へ、
攀枝花からさらにバスで十時間かけて麗江に入り、
大理、昆明と一人旅をした。

昆明では、バッグパッカーにその名を言えば誰もが知っているという、
有名な安ホテルのドミトリーに泊まった。
私が泊まった部屋は三人房(三人部屋)で、
そこでブルネイ人のお坊さんと同室になった。

彼は、私が出会った初めてにして目下唯一のブルネイ人。
タイなど東南アジアの寺で修行をし、
当時は確か大理のお寺にいると言っていた。
その合間に、ふらりと旅に出たりしていたようだ。

そうしてあちこちのお寺を回っているうちに、
中国語、英語、タイ語、マレー語など、たくさんの言葉をマスターしていったのだという。
もちろん母語であるブルネイ語(ってあるんですか?)も話せる、多言語人間だった。

彼は、自分の仕事と関係はないけれど、
全くの好奇心から、いろいろな言葉を話せるようになるのが大好きだと言っていた。
彼と交わした会話の中で、特に印象に残っている言葉がある。

当時留学生だった私の最大の課題は、中国語の習得。
それで言語習得のコツでも聞いてみた。

彼は私にこう言ったのだ。

「言葉を勉強するときにはね、“不要勉強自己”!」

勉強が不要という意味ではもちろんない。
「自分に無理強いをしちゃいけないよ!」という意味だ。

気軽に、無理せず、でもやわらかく心を開いていたら、
言葉は自然に話せるようになる。
ブルネイのお坊さんは、
中国語習得のためにガチガチになっていた私に、
こう言いたかったのかもしれない。

昆明には3泊程度しただろうか。
昆明市内や石林を回って、そこから空路で北京に戻った。
その間、ブルネイのお坊さんとはすれ違いで、じっくり話す機会がなかった。
チェックアウトの朝、
ザックをしょってタクシーの拾いやすい所まで歩いていく途中、
横断歩道で向こうから歩いてくる彼とばったり会った。

「再見!」
と私。
「See you!」
とお坊さん。

そしてどちらから言い出すでもなく、
すれ違いざまに手と手をパンとたたき合って別れた。

昆明の横断歩道でハイタッチ。
手と手の間でパチンとなったあの音が、10年たった今でもまだ鮮明に耳に甦る。

結局、お坊さんの名前は聞かずじまいだった。
今も、どこかの国のどこかのお寺で修行しているのだろうか?
それとも、どこかの国のどこかの街の安宿で、
世界中の人とおしゃべりしているだろうか?




またどこかで会えるかな、ブルネイのお坊さん。

北京で泊まった安宿は、天壇公園東門近くにある体育賓館だった。
こちらはさらに昔のことで、1988年。
あの頃の北京では、人々は財布を使わなかった。
短パンのポケットにお札をそのまま入れて、それが財布がわり。
札も汚きゃ手も汚いので、
旅行も終盤になると短パンのポケットの縁がうっすらと汚れた。
外国人はまだ外貨兌換券しか使えなくて、
外国人だと分かると「チェンジマネー?」と呼びかけてくる輩が
橋の上や下にうろうろしていた時代のことだ。

***

話は成都に戻って、今回泊まったホテルは錦江賓館。
ホテルの周りの雰囲気になんとなく見覚えがあると思ったら、
懐かしの交通飯店とは目と鼻の先だった。
交通飯店は、錦江賓館と道路を挟んで立つソフテルの裏手にあったのだ。

10年前の旅行の折には安宿を根城にして成都市内をあちこち歩いたが、
今回は出張。
基本的に錦江賓館か仕事先に缶詰だった。

だから成都のご当地グルメもほとんど食べられず終いだった。
食事はほとんどホテル内で済ませ、
場合によってはルームサービスだったりもした。

それではあまりに哀しいので、バカ高いとは重々承知でタンタンメンを頼んだ。
やけくそで金銀饅頭まで取った。

P1170754.jpg

ホテルのタンタンメンなんてきっと骨抜きだろうと思っていたら、
これが意外にバカに出来ず刺激たっぷりだった。
特に山椒がすごい。
ホテルの部屋でひとりぶほぶほとむせた。

食べきれなかった金銀饅頭は、
銀のほうだけ取っておいて翌日の朝ご飯になった。

それにしても、ホテルの麺だというのにこの刺激。
一般の店で食べたらさぞかしド級の麻辣(ma2la4)度だったのだろうなあ。
味わえなかったのが、かえすがえすも残念だ。


■お店情報■
錦江賓館(成都)
成都市錦江区人民南路二段80号
028-8550-6666

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フェイジョアーダ
巴西伝統黒豆飯(ba1xi1 chuan2tong3 hei1dou4 fan4)
P1170731.jpg
【データ】とき:5月9日、28日/ところ:三里屯・ALAMEDA/ねだん:128元

ある土曜日。
「なに食べる?」と友人と一緒に考えていて、突如ひらめいた。
「今日は土曜日だ!アラメダでフェイジョアーダにしよう!」

アラメダでは、土曜日のお昼にだけフェイジョアーダを出している。
以前エスニック会では特別に別の曜日にも出していただいたが、
本来は土曜日だけ。
これは本国ブラジルの習慣に従ってのことだろう。

昼間の明るい時間にもう一度来たいと思っていたので、ちょうどよかった。
日の光の差し込むあのレストランは、やっぱり昼間が気持ちいい。

P1170721.jpg

フェイジョアーダはブラジルの労働者たちが生んだソウル・フード。

一般的には、アフリカから連れて来られた奴隷たちが
農場主たちが食べない豚肉の部分(内臓とか耳やしっぽとか)や
安価な豆を出来るだけおいしく食べるために工夫したものだと言われている。


がっつり黒豆煮込み、いらっしゃーい!
と意気込んで待っていたら、こんなちんまりプレートがやってきた。

P1170722.jpg

あれ?
まさかこれだけ?

よほど哀しい顔をしていたのだろう。
「これは前菜ですよ。新しい試みなんです。この小さいのはチーズの入った餃子です。」
店員さんが解説してくれた。

そ、そうなの・・・?
ああ、よかった。

それでは、と安心してチーズ餃子をがぶり。
P1170727.jpg

チーズとほうれん草?
おいしいけど、別になくてもいいかなあ。
スープもフェイジョアーダをのばしたような味だし、別にいらないや。
唯一、トマトやパプリカを刻んだソースや、カリンカリンに揚げたお肉(?)は、
後でフェイジョアーダにかけられてよかったけど。

ところでフェイジョアーダ、私たちは二人で1人前を注文した。
店員さんは「足りない」って言ってたけど、なんのなんの。
十分すぎる量だ。
ほら。

P1170728.jpg

ほんとはここにオレンジがつく。
いざ食べようと思ったらオレンジがないことに気づき、催促したらあわてて持ってきた。
これ、オレンジがあるとないとでは全然味わいが違うのです。
前回の経験がなかったらそんなものかと思って食べちゃうところだった。
危ない、危ない。

P1170730.jpg

豚肉やリングイッサというソーセージ、
フェジョンと呼ばれる黒インゲン豆をニンニクと岩塩でじっくり煮込んだもの。
コクと旨味がありながらもしつこくなく、塩加減も絶妙だ。

千切りにして炒めたケール(アラメダでは芥蘭菜で代用)、
ファロファ(タロ芋やキャッサバみたいなマンジョッカ芋の粉を炒めたもの。
これもアラメダではパン粉で代用)、
オレンジのスライス、
ペッパーと豆のペースト(かなり辛い!)、
スペアリブや豚の脂身を揚げたもの等をバターライスにのせて・・・
そこにフェイジョアーダをかけて混ぜながら食べる。

P1170735.jpg

過酷な労働に耐えるために作られた料理なので、
食事としてはかなり重いがっつり系。
そんな背景もあって、
ブラジルでは午前中で労働が終わる水曜日と土曜日にのみ食べ、
これを食べてお腹がいっぱいになったら後は
何もせずにゆっくりお休みするんだそうだ。


(以上、茶色の字の部分は前回訪問時の記事より引用。)

前回はカイピリーニャを合わせたが、今回はワインに挑戦してみた。
さんざん悩んで、選んだのはこれ。

Shiraz Cabernet Sauvignon Australia - Shadow's run Fox Creek - 2007
P1170736.jpg

シラーズとカベルネ・ソーヴィニョン。
力強い豚肉と黒豆、岩塩の味わい、フルーツや青菜など複合的な味のフェイジョアーダと
なかなかよく合ったと思う。

あ、フェイジョアーダだけだと単調かな、と思って
かぼちゃのポタージュも頼んでいた。

P1170724.jpg

これは48元。
ぽってりとコクがあって、おいしかった。

ああ、それにしても、フェイジョアーダを満喫できて満足。
おなかがはちきれそうになるまで食べて、
ブラジルの人々よろしくその日はもうゆっくり、のんびり。
晩御飯も食べずに寝てしまったのだった。


▼これまでのALAMEDA関連記事:
【ALAMEDA】巴西菜


■お店情報■
ALAMEDA(アラメダ)
朝陽区三里屯后街(那里モール内)
010-6417-8084
*三里屯のバー街から少し横道にそれたところにあります。
  三里屯Villageからバー街を北上し、
  Villageと那里花園の境目にある十字路を右(東)に入ります。
  JAZZ屋からさらに奥に進んだ那里モールの1階。
  (那里花園と間違わないでくださいね!)

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魚の酸っぱいスープ鍋
酸湯魚(suan1tang1yu2)
P1170599.jpg
【データ】とき:9月11日/ところ:朝陽公園西門・貴州籮籮酸湯魚/ねだん:記事参照

茶話会の後の流れで開催していたグルメ会。
今回から茶話会をスピンオフして、独立単独開催になった。

で、名前を「北京満福グルメ会」にマイナーチェンジ。
記念すべき第1回は、貴州の苗族料理、酸湯魚にした。
いえね、しばらく食べてないので自分が食べたくなっちゃったのだ。

酸湯魚(suan1tang1yu2)
P1170589.jpg

お魚はこのお店のイチオシ、遵義烏江魚。

P1170590.jpg

どーん。
あ、引きました?

この日ご参加いただいたともこさんの相棒氏は初食時
「何の罰ゲームだ!」
「こんなグロい料理は勘弁してくれ!」
と強烈な拒絶反応を示したそうだ。
そんな彼も今では進んでナマズを注文する猛者に成長したというのだから、
人の適応能力というのはたいしたものだ。

一斤58元。
この魚は3.2斤あったので、185.6元。
これに鍋底代が20元。

烏江魚は、ナマズと雷魚を足して二で割ったみたいななりをした、
淡泊でふっくらした身がとてもおいしいお魚だ。

これが烏江魚。
P1170606.jpg

タレは、糊辣椒(hu2la4jiao1)たっぷりのこれ。

酸湯魚本料(suan1tang1yu2 ben3laio4):2元
P1170591.jpg

スープでといて具をつけながら食べる。
P1170598.jpg

糊辣椒(hu2la4jiao1)は、貴州独特の唐辛子を使った調味料。
貴州特産の長くて大きな唐辛子を炒ってから細かく砕く。
すると不思議なことに、鰹節に似た旨味と風味が生まれる。
貴州料理では和えものや鍋物のタレに多用されている。

先日、苗族の刺繍家Lさんからお手製の糊辣椒をいただいた。
ビニール袋の外側からでも、例の鰹節の香り。
どんな料理に使おうか。
楽しみ・・・!

具は、
・香菜(xiang1cai4):8元
・油皮(you2pi2)=揚げ湯葉:8元
・貴州魔芋(gui4zhou1 mo2yu4)=貴州こんにゃく:8元
・金針(jin1zhen1gu1)=エノキ:12元
・蔬菜拼盤(shu1cai4 pin1pan2)=野菜盛り合わせ:18元
・藕片(ou3pian4)=レンコン薄切り:8元
・土豆片(tu3dou4pian4)=ジャガイモ:6元

P1170594.jpg

サイドディッシュには、貴州らしいものを二つ。

苗家米豆腐(miao2jia1 mi3dou4fu):16元
ミャオ族風米豆腐

P1170592.jpg

緑色のものは珍しい。
ここにも糊辣椒が調味料として使われている。
実に風味豊か。

涼拌薄荷(liang2ban4 bo4he2):16元
ミントの葉の和えもの

P1170593.jpg

ミントの葉は雲南でも食べるが、貴州でもとてもポピュラーな食材だそうだ。
こうして和えものにしたり、
お鍋の具として入れたりもする。
特に狗肉(gou3rou4)=犬肉に合うので、
貴州ではミントのことを「狗肉香(gou3rou4xiang1)」と呼ぶそうだ。
この場合の「香(xiang1)」は、おいしいってこと。
ミントと一緒に食べると、犬肉がさらにおいしく感じるという意味だ。
犬肉のにおいがする訳じゃないよ。

せっかくだから、とチャーハンも注文。

鶏蛋辣椒炒飯(ji1dan4 la4jiao1 cha3fan4):10元
卵唐辛子チャーハン

P1170597.jpg

ここのチャーハン、酸羅卜炒飯(大根の漬け物入りチャーハン)もおいしいのだけれど、
この日頼んだ鶏蛋辣椒炒飯もかなりいけた。
唐辛子と言いつつ漬けてあってピクルスみたいになっているので
辛さはそれほどでもない。

そうこうしているうちに、お鍋が煮えてきた。
P1170600.jpg

すっぱいトマト発酵スープは、初めて食べた方いわく、
「ミネストローネみたい。」
発酵してるのでとろみがあるけれど、
赤=辛いというイメージを裏切る味のようだった。

湯葉を揚げたものと、香菜も投入。
P1170601.jpg

揚げ湯葉がしんなりしたところで一口。
酸湯魚には欠かせない具のひとつだ。

香菜も、薬味ではなく野菜として鍋に入れるのがオススメ。
酸湯魚のコクのある酸味によく合う。

このスープに魚や野菜のうま味がしみ出したところで、必殺技を。
チャーハンの酸湯魚スープがけ。
人数が多い時でないとたどり着けない、私的裏メニューだ。

P1170602.jpg

んまい。
チャーハンなので若干油っぽいけれど、かなりリゾット風でいい感じだった。

久しぶりに円卓を囲んでの賑やかな食事。
自炊もいいけど、こっちもいいなあ。


▼これまでの「貴州籮籮酸湯魚」関連記事:
【貴州籮籮酸湯魚】麻辣小龍蝦
【貴州籮籮酸湯魚】酸湯魚


▼これまでの「酸湯魚」関連記事:
【天津・干鍋香】貴州菜
【貴州省駐京弁餐廳】酸湯蹄花
【貴州省駐京弁餐廳】酸湯魚


■お店情報■
貴州籮籮酸湯魚
朝陽区農展館南路1号(朝陽公園西門近く)
6594-0939

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レンコンの素揚げ炒め
干[火扁] 蓮藕(gan1bian1 lain2ou3)
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【データ】とき:9月10日/ところ:大望路SOHO現代城・茶馬古道/ねだん:20元代だったような?

茶馬古道で女二人のこじんまり食事会。

メインに過橋鱸魚を頼んだので、
「後はちょこちょこつまめればいいね。」
「何か野菜ものを食べよっか。」
と野菜のページを繰っていて、
「あ、レンコンの干[火扁] があるよ!」
と発見したメニュー。

干[火扁] ものは、インゲン、もやし、苦瓜と食べたけど、
レンコンは初めてだ。

これがとてもよかった。
素揚げしたレンコンにピリ辛の漬物風味がよく合った。
シャックリした歯応えとホックリした香ばしさ。
噛み切ると、すーっと糸を引く。
ほとんどエンドレス状態で箸が伸びる。

もうひとつ頼んだ野菜ものは、トウモロコシと空豆の炒めもの。

確か、蚕豆玉米(can2dou4 yu4mi3)。
P1170586.jpg

なんてことはないけど、これも意外にいけた。

「食べ切れなかったら持って帰ればいいよねー。」
なんて言い合っていたのに、気づけばほぼ完食。

色気より食い気な女子2名の食卓であった。


▼過去の「茶馬古道」関連記事:
【茶馬古道】野菜三拼
【茶馬古道】徐家渡香腸
【茶馬古道】過橋鱸魚
【茶馬古道】易門水豆鼓拌薄荷折耳根
【茶馬古道】黒三[朶リ]
【茶馬古道】干[火扁]土豆絲
【茶馬古道】本餐廳厳禁穿裙子
【茶馬古道】雲南汽鍋鶏
【茶馬古道】韮菜花干巴菌炒豆角
【茶馬古道】紅三[朶リ]拼黒三[朶リ]
【茶馬古道】版納百家菠蘿飯
【茶馬古道】香糯南瓜果&荷糖蓮藕酥


■お店情報■
茶馬古道
朝陽区建国路88号SOHO現代城D座会所3階
8580-4286/4120
*D座はSOHO現代城の中でも一番西側のビル。
  ビルの南側にあるスポーツクラブの入り口から入り、
  すぐ左手のエレベーターで3階へ。
  プールがあってもひるまず進むと、
  右手スポーツクラブ受付のさらに奥にあります。

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
アマゾンで「満福」セブンアンドワイで「満福」
ビーケーワンで「満福」
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『北京で「満福」』、7月25日発売です!

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ayaziのおいしい(?)おウチご飯
北京美味生活博主私房菜(Bei3jing1 mei3wei4 sheng1huo2 bo2zhu3 si1fang2cai4)
P1170565.jpg
【データ】とき:9月6日/ところ:-/ねだん:-

どういう風の吹き回しか、日曜昼におもてなしご飯。
例によって、かなり「素(su4)」=ベジな食卓。

キュウリの梅マヨ和え
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義妹が毎年漬けてくれる自家製梅干を包丁で叩き、
マヨネーズと白だしと一緒に混ぜ混ぜ。
それでキュウリを和えたもの。

インゲン豆とベーコンの白だし煮
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きっと合うだろうと思ってある日作ってみたら、ほんとに合った。

これ、試作時のもの。
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(どうも試作の時のほうが見た目も味もいいような気が・・・)

味つけはお酒と白だしだけ。
食べる前に黒胡椒をプラス。

ベーコンの味がインゲンにしみて、ほどよいコク。
塩気はベーコンのみで、あっさり。
最後にガリガリッと挽いた黒胡椒もポイント。

サンマとトマトの赤ワインしょうゆ煮
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これも、飲みかけの赤ワインとサンマの蒲焼缶詰を見ていて、
悪くないだろう、と思ってやってみたら、ビンゴ!
仕上げに黒山椒を振った。

これまた試作の時のもの。
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(これもやっぱり試作のほうが出来がいいような?)

トマトを入れたのは、なんでだったかな?
たまたま大量にあったからだっけ?
酸味が加わっておいしそうだと思ったんだよな。

本当は湯むきしてから使うんだろうけど、
私はトマトの皮が好きなのでそのまま。
見た目は悪いけど、私的には上出来。
ただし、入れるタイミングが早すぎて、煮崩れてしまった。
ぐずぐずした仕上がりになってしまって残念。

サンマの蒲焼缶詰はそのまま食べるとタレが甘すぎてくどいのだけれど、
こうしてアレンジするにはすぐれた保存食品だと思う。
煮込むときの煮汁にはもちろん缶詰のタレも投入しているけど、
赤ワインとお水(これは入れなくてもよかったな)を入れるのでかなり薄まる。

調味料はまったく入れず。
蒲焼のタレと赤ワインだけ。
十分。

尖椒と干しエビ入りの炒り卵
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これも塩気は蝦皮=干しエビから出るものだけ。
尖椒を入れすぎて炒り卵というよりは、尖椒と卵の炒めものになってしまった。

尖椒があまり辛味のないものだったこともあって、予想外においしかった。
悪くない。

豆もやしと肉そぼろの混ぜご飯
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これは今ひとつ。
本当は豆もやしを生からお米と一緒に炊き込みたかったのだけれど、
ちょっと事情があってゆでたものを後から混ぜ込んだ。
炊き込みにしてたら、豆もやしのうまみがご飯に移っておいしかっただろうに。

こんなメニュー+蒸し枝豆で、にごり酒を一献。
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銘柄にこだわりなし。
成田の免税店で見かけたものをひっつかんで買ってきた。
でもおいしかったです。

***

ちょっと自炊に弾みがついて、これはある日のおウチご飯の食卓。
ピーマンとお揚げを煮てみた。

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大量に作りすぎてあまったので、翌日カレーをかけてみた。

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かけたカレーはこれ。
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ちょい食べカレー。
一時帰国の戦利品。

尖椒が大量に余っていたので、
鶏ひき肉、ミニトマトと一緒にめんつゆでさっと煮にしてうどんにかけた。

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思いつきでとろろ昆布をどばっとのっけたら、これがなかなか美味だった。
うん、これも悪くない。

考えてみると、私の料理は思いつきものばっかりだな。
だから時々とんでもなくまずいものもできるけど、
おおむね成功しているように思う。

レシピもなし、仮にあっても作ってる途中でどんどんアレンジしてしまうので
味が安定しないのが難点だけど、
大きくははずしていないのでは?と自画自賛。

お粗末さまでした。


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【データ】とき:9月5日/ところ:A先生家/ねだん:-

月に一度のお楽しみ、ワイン会。
今回のテーマは、
白はリースリング、ゲヴェルツトラミネール、
赤はメルロー、シラー、グルナッシュ。
このいくつかの品種の新旧世界飲み比べだ。

私はゲヴェルツトラミネールを持参。
いやあ、北京でゲヴェルツトラミネール、ほとんど売ってないのね。
ジェニー・ルーにも一種類しか置いてなかった。

前菜盛り合わせ
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・駿河湾の鰯で作ったアンチョビのシュー
・グージェール(チーズのシュー)
・生ハム

グージェールはAさんの奥様、Mさん作。
完成度がますます上がっているように思う。
生ハムは新光天地となりのPiazza Italiaで購入されたとのこと。
生ハム・ラヴァーの私、チェック、チェック!

ワインは、まずは白を重点的に。
ゲヴェルツトラミネールはライチの香りが特徴的なので分かりやすい。
それがないのが、リースリング?
なんて引き算的テイスティング。

これはリースリング好きのIさんが日本から持参されたもの。

Riesling Kabinett -Balthasar Ress- 2007
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ワイン会では、ワイン好き、ワイン通の方が持っていらしたもの、
もしくはその方たちが「おいしかったよ!」とおっしゃったものをまずはチェック。
なるべくそれから飲むようにしている。
なんてったって人数分+αのワインが集まるのだからして、
全部飲んでいたら大変なことになってしまうのだもの。

(とは言え、一応全ボトル試飲が目標ではあるのだが。
 そして最終的にはいつも大変なことになってしまうのだが。)

以下、Iさんによるドイツワインの辛甘口用語講座。


↓ カビネット
↓ シュペットレーザー
↓ アウスレーゼ
↓ ベーレンアウスレーゼ
↓ トロッケンアウスレーゼ


トロッケンは、「ドライ」という意味だそうです。
うーん、勉強になったぞ。

Aさん解説によると、
リースリングは、味が強いものは新世界のもの。
バランスがよくて控えめなのは旧世界のものだそうだ。

白い花、ハチミツ、ピーチなどの華やかな香り。
熟成したものだと重油香が感じられるとのこと。

私はリースリングをあまり飲みつけていないせいか、
今ひとつその香りの特徴がよく分からない。
今度集中的に飲んでみよう。

そしてキッチンでは、カレーパウダーをまとったエビちゃんたちがスタンバイ。
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ホタテもこんがりいい色に。
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北海道産ホタテ貝のソテーとカレー風味のエビのソテー 夏野菜のカポナータ添え
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ああ、旨そう。
思わずアップ!
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これはゲヴェルツトラミネールで。
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ゲヴェルツトラミネールはとても好きな品種だ。
バラとかライチの華やかな香りと、すーっとしたスパイス感が特徴的。
タイ料理などの甘くてスパイスの利いた料理との相性がいい。
カレーパウダー味のエビともよく合った。

ニベアの香りっていうのも、この品種の香りのキーワード、だそうだ。
うーん、ニベア?
今度意識してかいでみよう。

名前の挙がった一本が、
Gewurztraminer Alsace -Gerard Schueller- 2004。
エチケットの写真を撮り忘れた・・・!

ボンゴレビアンコ スパゲティー 青森産ニンニクのパウダー添え
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ニンニクパウダー風味の海鮮スープ。
パンですくって、一滴残らずいただいた。

そしてメインはハンバーグ。
今回は太陽食品さんから卵が提供されたとのことで、目玉焼きのっけの豪華版。
Aさんは目玉焼き大量作成で大忙しだった。

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ハンバーグも大量に。
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特製フォアグラ ハンバーグ
太陽安心たまごの目玉焼き&マッシュポテトとアスパラ添え

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安心して半熟卵もいただきました。
大事に、大事に、ちょびっとずつ食べたけど、食べ終わってしまった。
おいしいものにありつけて、でもそれもいつかは食べ終わる。
幸せの中の小さな不幸。

さて、この後、赤ワインの解説へと進んでいったのだが・・・
例によって記憶喪失状態。

いや、うっすらと記憶は残っているのだ。
一生懸命メモを取っていたら、
「一番勉強熱心なのはayaziさん。」
とAさんからお褒めの言葉をいただいたのも、なんとなく・・・覚えている。

が、解説内容はまったく不明。
と思っていたが、なんとメモが判読可能な状態で残っていた!
えらい!私!

メルローは、粘土、芳醇。
生肉のような香り、ぬれた子犬、プラム、赤いジャム。
新世界のものはジャムっぽい。

シラー(ズ)は、スパイシー、胡椒。
濃い色。
樽香の強いものは、焦げ目の風味と合うのでBBQにいい。

グルナッシュは、赤い色が薄い。

って、・・・これだけ?
いや、あのへべれけ状態でこれだけメモってるなんて、まあ頑張ったよ。
健闘をたたえよう。
           
何の基準で撮ったのかはまったく覚えていないけど、
エチケット写真が何枚かあったのでメモとして掲載。

Corbieres -Domaine du Trillol- 2004/Crozes-Hermitage -E.Guigal- 2004
P1170559.jpg P1170560.jpg

Shiraz Langhorne Creek -Step Rd- 2006/Bin 777 Shiraz -King's Red- 2006
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Syrah South France -Robert Skalli- 2005
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へべれけ記憶喪失状態に陥った言い訳ではないけれど、
実は、ワイン会の前に日系スーパー「フレッシュネス」のワイン試飲に参加していた。

飲ませていただいたのは、
・Chardonnay Chile -Neblina- 2007
・Pinot Grigio Italy -De Valier- 2007
・Cabernet Sauvignon Chile - Neblina -
・Shiraz Austoralia - Boundary Rider -
・Chevalier de Lahitte Cotes de Duras France
(カベルネソーヴィニョン40%、メルロー50%、カベルネフラン5%、マルベック5%)

(以上のワインは、いずれもフレッシュネスで購入できますよ!)

Neblinaは割合安価だけど、安っぽくない味でいいワインメーカーだと思う。
シャルドネは黄桃みたいでフルーティ、
カベルネ・ソーヴィニョンはピーマンみたいな青い香りと、チョコみたいな甘い香り。
ともにおいしかった。

後から思ったけど、
このシャルドネと上海蟹(特にオス)は悪くない組み合わせなのでは?
白子の「ねちょ」っとしたとろーり濃厚な旨みとの相性、悪くないと思う。

ピノ・グリは、一口目にかなり強い塩気=ミネラルを感じて
最初は「んー」という感じだったのが、
温度が上がるにつれて徐々に落ち着いてきた。
小魚のフリットと一緒に飲んだらおいしそう。

シラーズは、ちょっと変わった風味でおもしろかった。
スパイシーでガツンと来るだけでなく、やわらかくてまろやか。
もわっと、ぬめっとした香りがして、なんと表現したらいいか分からずにいたら、
「なめし革」とAさんがおっしゃって、「ああ、それそれ!」
なるほど、私にとってのあのもんわり香がワイン用語で言うところの「なめし革」か。
ayazi的香りの単語帳にメモメモ。
合う料理としてパッと思いついたのは、樟茶鴨。
悪くないと思うんだけど・・・どうだろう?
今度試してみよう。

最後のは、単一品種ではなかったので複雑。
私にはまだセパージュは難しいかな。
でもおいしかったです。

気軽に考えて参加したのだけれど、
えらくまじめなテイスティングで面食らった。
甘み、渋みなど、自分が感じる感覚がスケールのどのあたりに収まるのかが
今ひとつよく分からず、
このくらいの甘み(渋み)は、甘めなのか、普通なのか、○をつけるのに迷った。

香りについても、
なんとなく感じている香りをなんと表現していいのかが分からず、
アウトプットできないもどかしさがあった。
これは実際に嗅いで、感じて、それと既成のワードを結びつけ、
自分なりの「香りの単語帳」を充実させていくしかない。

・・・と、ワイン会前に感覚も知力も(肝臓も)かなりお疲れだったので、
後半は使い物にならなかったという訳で。

いや、いつもそうなんですけどね。


▼Aさんのブログ(この日のワイン会の記事)はこちら。
 いつもありがとうございます!
北京情報 90 -第21回 北京ワイン会-

▼Aさんのワイン会関連記事:
【A先生家】葡萄酒聚会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会(お料理篇)
【A先生家】ワイン会(ホワイトアスパラと人生最大最厚ホタテ)
【Pallete Vino(派楽坊)】胡同里的葡萄酒屋
【某日系公寓】戸外焼烤
【A先生家】ワイン会(シャルドネ&ピノ・ノワール)
【A先生家】イタリアワインの会
【A先生家】スペシャルワイン会(オーパスワン試飲会)

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ニョニャ料理
娘惹料理(niang2re4 liao4li3)P1170503.jpg
【データ】とき:9月3日・29日/ところ:将台路・nyonya kitchen(娘惹厨房)/ねだん:記事参照

第11回エスニック会は、マレーシア料理の「nyonya kitchen(娘惹厨房)」。
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ホリディインリドの向かいのローカルアパートの敷地内にある。
道ばたで中国将棋を打つおっさんたちや、
青空ジムで運動とおしゃべりに興じるおばちゃんたちを眺めながらてくてく歩いていくと、
こぢんまりした可愛らしいレストランが現れる。
「こんなところにエスニック料理店が・・・」と驚くのでは?
まさに隠れ家的なレストランだ。

P1170470.jpg
(店内の様子)

このお店で提供しているのは、
マレーシアに移住した中国人の子孫が作り出した「ニョニャ料理」。
バクテー、ラクサなど、中国料理とマレーの食文化が融合した料理だ。

中国から移住してきた中国系の人々と
マレー系の富裕層が結婚して生まれた混血の子供たちやその子孫は
「ペラナカン」(海峡華人)と呼ばれ、
商人や貿易商として大きな成功を収め、
マレーシアやシンガポールなど東南アジアのハイソサエティーとなった。

ニョニャというのは、そのペラナカンのうち女性のことを指す。
ニョニャ料理は、「ペラナカン」の人々の家庭料理。
中華料理をベースにマレーの香辛料を混ぜた
中国とマレーの食文化の融合料理で、
「ペラナカン」にとっての「おふくろの味」だ。

ちなみに「ペラナカン」の男性はババと言う。
余談になるけれど、
日本でも人気のあったシンガポールの歌手・音楽プロデューサー
ディック・リーは、まさにペラナカン。
男性なので、ババだ。
彼の楽曲にも「アイ・アム・ババ」という曲がある。

と、能書きばかりが長くなったが、肝心のお料理へ。

NYONYA ACHAR(娘惹阿渣泡菜niang2re4 a1zha1 pao4cai4):12元
ニョニャ・アチャー マレーシア風のピクルス

P1170967.jpg

移民してきた南インド人の影響を受けた料理。
ちなみにインド料理では「アチャール」と呼ばれている。

ROJAK(香辣花生醤沙拉xiang1la4 hua1sheng1jiang4 sha1la1):16元
野菜の混ぜ混ぜサラダ

P1170487.jpg

「ROJAK(ロジャック)」はマレー語で「混合する、混ぜる」という意味。
キュウリ、ニンジン、大根、フライドポテト、揚げ豆腐、ゆで卵などの具を、
ピーナッツ入りの甘いソースで混ぜていただく。
マレーシアではリンゴや青いマンゴー、
パパイヤやパイナップルなどフルーツが入るみたい。

名前の通りにソースを混ぜてしまうとかなり甘口の仕上がりになるので、
私たちは混ぜずにソースにつけて食べた。
本場の食べ方とは違うけど、まあ、許していただくとして。

CHICKEN SATAY(沙爹鶏肉sha1die1 ji1rou4):24元
チキン・サテ

P1170497.jpg
(写真は試食の時のビーフ&チキン盛り合わせ。本番ではチキンのみにした。)

おなじみサテ。
串焼きのチキンをピーナッツソースでいただく。

本番の時のほうがチキンがジューシーでおいしかった。
試食より本番がおいしくなるのなら、味が安定しないのも歓迎。
逆は勘弁してほしいが。

KUEH PAI-TI(桂拍他gui4pai1ta1):22元
クエ・パイティ

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小麦粉を揚げて作った王冠のようなタルトカップに
干し海老や干ししいたけ等の出汁で煮込んだ切り干し大根、
香草などを入れた可愛らしい前菜。

P1170506.jpg

サクッと食べられる揚げパイのような感じ。

OTAK-OTAK(烏達烏達wu1da2wu1da2):16元
オタ・オタ(エビのすり身かまぼこ風)
 
P1170500.jpg

バナナリーフに海老のすり身と香辛料、ココナッツミルクを混ぜたものを包んで
直火で焼いたもの。
ちなみに「otak」はマレー語で「脳みそ」。
でももちろん脳みそは入ってません!

これも本番のほうが断然おいしかった。
ピリッと辛味が利いていたし、香ばしく焼けていた。

BAK KUT THE(肉骨茶rou4gu3cha2):35元
バクテー(豚スペアリブの漢方煮込みスープ)

P1170495.jpg

ニョニャ・キッチンのバクテーは漢方の風味が控えめで食べやすい味。
ご飯、油条、香菜、唐辛子とニンニクでワンセット。

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食べ方は自由とのことだけど、
オススメはお碗にご飯を盛りバクテーをかけて食べるお茶漬け風。

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お好みで油条や香菜、唐辛子、ニンニクをあしらうとなお美味だ。

NYONYA RED CURRY(娘惹紅咖喱鶏niang2re4 hong2ga1li3ji1):32元
ニョニャ風チキンカレー

P1170486.jpg

ココナッツがたっぷり入ったチキンカレー。
塩気と辛さのバランスよし。

BEEF RENDANG(馬来干咖喱牛肉ma3lai2 gan1ga1li3 niu2rou4):33元
ビーフ・レンダン

P1170492.jpg

牛肉をココナッツミルクと唐辛子など各種スパイスで煮込んだ料理。
レンダンはマレーシアでは一般的な煮込み料理だ。
ニョニャ・キッチンのものはほのかにクローブやカルダモンの香りがした。

NYONYA LAKSA MEE(娘惹拉沙米粉niang2re4 la1sha1 mi3fen3):33元
ニョニャ・ラクサ・ミー

P1170511.jpg

ココナッツ風味のカレー麺。
ちょっと太めのビーフンが使われている。
ニョニャ料理の大定番。海老の風味が濃厚。
ココナッツミルクたっぷりで、辛さはやや控えめだ。

椰汁班蘭糯米糕(ye1zhi1 ban1lan2 nuo4mi3gao1):7元
ココナッツ・パンダンリーフ・ライスケーキ

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ココナッツミルクとパンダンリーフ液を使って作ったライスケーキ。
パンダンリーフ液で緑色に染まった糯米がつやつやしていてきれい。
って、写真ではあまり綺麗に見えないですが。

塩が利いていて、甘さと塩気が同居する味がなんともいえなかった。
ココナッツミルク風味の道明寺?
ははは。

この他、試食の結果本番では注文しなかった料理もいくつかあった。

SAMBAL KANGKONG(参巴醤空心菜can1ba1jiang4 kong1xin1cai4):28元
空心菜のサンバルソース炒め

P1170501.jpg

インドネシアやマレーシア料理でよく使う辛味調味料、サンバルソース。
これを使った料理を何か一品と思って頼んだのだけれど、
しょっぱすぎて却下。

NASI LEMAK(干咖喱鶏椰漿飯gan1ga1li3ji1 ye1jiang1 fan4):33元
ナシ レマッ

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ココナッツミルクで炊いたご飯に、サンバル(唐辛子ソース)、
落花生と揚げ小魚、ピクルス、チキンカレーなどが添えられてくる。
屋台などではバナナの葉にくるんで売られるらしい。
朝ごはんとしても食べられているんだって!

ワンプレートのセットメニューみたいになっているので
エスニック会の本番では注文しなかったけど、
一人でご飯を食べに来た時などはこれ一皿でいろいろ食べられてお得だと思う。

サンバルソースも辛さもそれほど強烈ではなく、
チャツネみたいでまろやかだった。
ココナッツミルクの炊き込みご飯もおいしかった。
個人的にはかなりお気に入り。

NYONYA FRIED RICE(娘惹香辣炒飯niang2re4 xiang1la4 chao3fan4):30元
ニョニャ風チャーハン

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おいしいんだけど、想像をはるかに超えた辛さ。
「香辣」と書いてはあるけど、この辛さはちとしんどいだろう。
で、本番メニュー落ち。

BUBOR CHA-CHA(沙谷三薯椰漿露sha1gu3 san1shu3 ye1jiang1lu4):13元
三種類のお芋のココナッツミルク煮

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冷たいのとあったかいのと、両方ある。
これはあったかいの。

タロイモ、サツマイモ、あと何?
とにかく三種類のお芋をココナッツミルクで煮たデザート。
タピオカも入っている。

おいしかったのだけれど、エスニック会本番では分けるが面倒かもねえ・・・
という理由で、デザートはライスケーキになった。

このお店、実はかなり早い時点で候補にあがっていたのだが、
なかなか開催に踏み切れなかった。
マレーシア料理は甘めの味付けのものが多く、
うまくメニュー選びをしないとくどくなるかもしれないというのがその理由だ。

あれこれと試食をして検討してみた結果、
「これなら甘いだけにならないだろう」
というメニュー構成を考えて開催に踏み切ったのだけれど、
さてどうだっただろう。

本番の時は受付だの会計だの飲み物注文だの
お店との折衝だのお料理説明だので落ち着かないので、
正直なところじっくり味わう余裕があまりない。
ただ、本番は試食の時よりも味が格段によく、引き締まった感じになっていた。
これはうれしい誤算だった。

漢方味が若干気になる肉骨茶(バクテー)も、
この店のものはかなり食べやすくて好き。
今度はぜひ、これを一人でかっこみたいものだ・・・
休みの日のランチに、いいかも。

【おまけ】
エスニック会では、ワインを持ち込みさせてもらった。
P1170962.jpg

持ち込み料は1本につき25元。


■お店情報■
nyonya kitchen(娘惹厨房)
P1170466.jpg
朝陽区高家園中学(ホリデーインリドホテルの向かいにある小区内)
010-6433-7377
*リドホテルの向かい側にある高家園小区の中にあります。
  リドホテルの門(スタバのない方)の向かいにある入り口から小区に入り、
  道なりに歩き右にカーブしてすぐのところ、左手にあります。

*詳しい行き方は、お店のホームページ(地図)をご覧ください。

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トマトの砂糖がけ
火山見雪(huo3shan1 jian4xue3)
P1170442.jpg
【データ】とき:8月31日/ところ:東直門内大街・麻辣門/ねだん:8元

日本から出張でいらしたHさんとの会食。
お勤め先から近いお店をいくつか挙げた中から選ばれたのが、
麻辣香鍋と春餅がどっちも楽しめるこのお店だ。

そこでメニュー名に惹かれて頼んでみたこの前菜。
あれ?もしかしたら初めてアップ?
スライストマトの砂糖がけだ。

普通は糖拌西紅柿(tang2ban4 xi1hong2shi4)ということが多いが、
ここのは「火山見雪」なんていう絵画的な名前がついていた。
「火山にかかる雪」。
冠雪する火山だなんて現実にはないだろうけどね。

トマトに砂糖だなんて、信じられない!
という向きもあるかもしれないが、慣れると意外にいける。
特に、しばらく置いて砂糖がなじんだあたりがおいしい。
悪くないですよ。

***

もちろん、麻辣香鍋と春餅も食べた。

麻辣香鍋(ma2la4xiang1guo1)
P1170449.jpg

このボウルごとドンッと出てくるのにもすっかり慣れた。
今では何の疑問も衝撃も受けない自分・・・

P1170451.jpg

本日の具(上から時計回りに)

・青笋(qing1sun3)=セルタス:12元
・紅薯(hong2shu3)=サツマイモ:10元
・金銭肚(jin1qian2du3)=ハチノス:18元
・五花肉(wu3hua1rou4)=豚バラ肉:22元
・蓮藕(lian2ou3)=レンコン:12元
・木耳(mu4er3)=キクラゲ:14元
・寛粉(kuan1fen3)=幅広春雨:10元
・黄喉(huang2hou2)=ノドモト:18元
・不明??
・土豆片(tu3dou4pian4)=ジャガイモ:8元

あと牛肉(niu2rou4):26元も。

豆芽粉絲(dou4ya2fen3si1):12元/春餅(chun1bing3):12元(2つ分)
もやしと春雨の炒めもの/春餅

P1170453.jpg

春餅、味が落ちた?
前よりもカピカピとした乾いた感じになってしまって残念。
もう少ししっとりしたほうがいいと思うんだけどな。

摊黄菜(tan1huang2cai4):12元
青菜入りの卵焼き

P1170454.jpg

***

ところでこのお店、
ずっと「麻辣香鍋(老北京春餅)」という名前でご紹介していたのだが、
この日屋根の上に「麻辣門」という看板があるのに気がついた。

P1170460.jpg

前からあった?
それとも、最近つけたもの?
以前から麻辣門という店名だったのだろうか?

でもなあ、全然気づかなかったよ、ほんと。
という訳で、これからは「麻辣門」という店名でアップしていきます。


▼これまでの「麻辣香鍋(老北京春餅)=麻辣門」関連記事:
【北京の食文化】今日は春餅を食べる日!
【麻辣香鍋(老北京春餅)】麻辣香鍋配春餅
【麻辣香鍋(老北京春餅)】疙瘩湯


■お店情報■
麻辣門
P1170460.jpg
東城区東直門内大街156号
010-6401-5063
*東直門から鬼街を西方向へ進み、
 一つめの交差点(信号では二つめ)を越えてしばらく行ったところ。
 道の南側にあります。
 (今頃になって「麻辣門」という看板があるのを発見。
 ずっと気づかなかったのか、それとも新しくつけたのか?)

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李鴻章風五目煮込み
李鴻章雑[火会](li3hong2zhang1 za2hui4)
P1170429.jpg
【データ】とき:8月30日/ところ:恵新西街・安徽省駐京弁餐廳/ねだん:68元

安徽省は数多くの偉人を輩出している。
安徽大廈にはロビーに安徽出身の偉人たちの肖像があって、それもなかなか面白い。
古くは荘子、老子から始まって、曹丕、曹植、華佗とか、
もちろん胡適一品鍋の胡適もいる。

胡適一品鍋(hu2shi4 yi4pin3guo1):88元
胡適風五目煮込み鍋

P1170436.jpg

胡適鍋、ピリ辛の五目煮込み鍋で、なかなかおいしい。
メニューの説明によると、胡適さんが客人にふるまった鍋ということのようだ。

ところで、李鴻章雑[火会]に名前の冠されている李鴻章も安徽省合肥の出身だ。
が、李鴻章は壁画に登場していない。

それはやっぱり、中国国内の評価のせいかなあ。
日清戦争の後、日本との間に屈辱的な条約を結んだ人物として、
「売国奴」と言われている。

▼そのあたりのことは、こちらでどうぞ。
ウィキペディアの李鴻章のページ

肖像では省かれちゃったけど、メニュー名ではひっそり登場。
この料理、前に来た時にはなかったと記憶しているので、
新メニューだろう。
近年、李鴻章の評価を見直す動きがあるようなので、
それも関係しているのかな?

(そういえば、メニュー自体がまたリニューアルされていた!
 安徽大廈はよくメニューを変えるなあ。
 せっかくおいしい料理を覚えておいても、メニュー落ちしてたりして涙・・・)

イカだの魚の浮き袋だのハムだの鶉卵だのタケノコだのチンゲンサイだのシイタケだのが
いろいろと入った五目煮込みだ。
素材のうまみはしっかり出ているが、ベースは塩味。
そこにやわらかくとろみがついていて、穏やかな味だ。

非常に乱暴な例えだが、八宝菜みたいな感じ。
すごく日本人が好む味付けだと思う。

事実、
「ベストはこれ!」
とY先生の評価も非常に高かった。

***

この日食べたお料理は以下の通り。

五香醤驢肉(wu3xiang1 jiang4lvrou4):28元
驢馬肉の醤油煮込み(冷菜)

P1170424.jpg

ロバ肉はあまり食べる機会がないかと思って頼んだもの。
割とあっさりした冷菜。

丁香魚拌蚕豆(ding1xiang1yu2 ban4 can2dou4):18元
空豆とじゃこの和えもの

P1170425.jpg

ソラマメのほっくりした味と小魚の塩気がマッチ。
これ、私、好きだ~。

野生核桃仁(ye3sheng1 he2taoren2):38元
クルミのロースト

P1170428.jpg

箸休めに最適。

馬蘭頭炒茶干(ma3lan2tou2 chao3 cha2gan1):32元
馬蘭頭と燻製豆腐の炒めもの

P1170433.jpg

前回よりも馬蘭頭がガシガシして硬かった。
ちょっと残念。

三河小炒(san1he2 xiao3chao3):38元
三河風野菜と豚肉の細切り炒め

P1170430.jpg

これも前回のほうが際立ったおいしさがあったような?
個人的には、レンコンが入っていなかったのが大幅マイナスポイント。

黄山炖鴿(huang2shan1 dun4 ge2):68元
ハトと山芋の煮込みスープ

P1170434.jpg

これは前回よりは濃厚でおいしかった。

漂香羅卜酥(piao1xiang1 luo2bosu1):18元(6個で)
細切り大根の揚げパイ


主食を食べなかったかわりに〆として頼んだもの。
写真を撮りそびれてしまった。

サクサクとした歯ざわりと香ばしさ、大根のしっとりした触感がよかった。
それほど油っぽくもなくて食べやすかった。

安徽大厦、やっぱりおいしい。
これでもう少しお安いと、もっとうれしいんだけどな。


▼過去の「安徽省駐京弁」関連記事:
【安徽省駐京弁餐廳】黄山[火屯]鴿
【安徽省駐京弁餐廳】馬蹄圓焼排骨
【安徽省駐京弁餐廳】安徽菜(一)
【安徽省駐京弁餐廳】安徽菜(二)
【安徽省駐京弁餐廳】安徽菜(三)
【安徽省駐京弁餐廳】八公山豆腐餃

▼旧ブログの「安徽省駐京弁」関連記事:
安徽省駐京弁でポンポコリン~その壱
安徽省駐京弁でポンポコリン~その貳

■お店情報■
安徽省駐京弁餐廳
朝陽区恵新西街1号安徽大厦1階
6496-5588(89)
*四環路と恵新西街がぶつかる交差点の西南角。
 イトーヨーカドーよりちょっと西に行ったところです。
 地下鉄「恵新西街北口」駅のすぐそばです。

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八公山風豆腐餃子
八公山豆腐餃(ba1gong1shan1 dou4fujiao3)
P1170437.jpg
【データ】とき:8月30日/ところ:恵新西街・安徽省駐京弁餐廳/ねだん:48元

大学の諸先輩方との食事会。
日本から出張で訪燕されていたYさんとSさんがゲスト。
Yさんは北大で、Sさんは日大で教鞭を取られている。

Yさんが訪燕される時にはいつもご指名をいただいて、
ローカルグルメのレストランを手配させていただいている。
今回は、地方政府系レストランというご要望があったので、
便がよくてなおかつYさんがいらしたことのないところをご提案。
安徽、広西、貴州から、「涎1滴」の差で安徽が選ばれた。

安徽大廈のレストランは、若干値が張るのが玉に瑕なのだけれど、
味は実はとても日本人好み。
みなさんにも気に入っていただけたようだ。

私自身の収穫もあった。
それがこの豆腐餃。
豆腐を使って肉餡を包んで餃子のような形にした安徽の名物料理(?)だ。

八公山は安徽省寿県地区にある地名。
豆腐発祥の地だそうで、
「八公山豆腐」はその品質のよさで知られるという。

んでもって、八公山豆腐にはいくつか伝承が残っている。

百度百科の八公山豆腐のページによると、だいたい次の通り。

明代の著名な医学家李時珍の『本草綱目』には、
「豆腐の製法は、淮南王劉安に始まる。」との記載があり、
清朝汪汲の『事物原会』には
「西漢の古籍に『劉安が豆腐を作った』との記載がある」と書かれている。
ってことは、まあ劉安さんが豆腐を作ったということに異論はなさそう。
(言い伝え的には、ね。)

ところでは劉安なる人物は誰かというと、漢の高祖劉邦の孫。
寿春(今の寿県)に封されて都を置き、
賓客、方士(神仙術の使い手)数千人を招いたそうで、
つまり道教に傾倒していた人のようだ。

そのうち有名な方士に、
蘇非、李尚、田由、雷被、伍被、晋昌、毛被、左吴の八人がおり、
この人たちが「八公」と呼ばれた。
うーん、なんだか先が読めてきましたね?

で、劉安はよくこの八公と一緒に不老長寿の妙薬作りに励んでいたのだけれど、
残念ながら不老長寿の薬を作ることはできなかった。
そのかわりに、大豆とにがり(石膏という説もあり)から豆腐を作ることに成功したのだ。

ふーん。
豆腐は不老長寿の薬作りの実験で思いがけず出来た副産物ってことか。

八公山豆腐にまつわる伝説をもうひとつ。

劉安は不老長寿の薬がなかなか作れず心中悶々として悩んでいた。
気晴らしに外出したところ・・・
むむ?向こうの北の山から八人の老人が下りてくるではないか。
このご老人たち、胸まで届くほどの長い髭をたくわえてはいたが、
顔色がつややかで元気そのもの、足取りは飛ぶように軽かった。
劉安は大いに驚き、これはもしや仙人ではないか?と考えて、
不老長寿の妙方を教えてほしいと頼んだ。
すると老人は挽いた大豆で作った食べ物を食べているのだと言う。
劉安は作り方を教わって加工し、そうして出来たのが豆腐。
それ以降、豆腐の作り方は八公山から伝わっていった。

なんか、眉唾?
仙人っぽい八人の老人って・・・

八公山は淮南市と寿県の間にあるお山のようで、
淮南市と寿県のどちらもが、「うちこそが豆腐発祥の地」と主張しているらしい。
淮南市には「中国豆腐村」なるものがあって、
あの「世界ウルルン滞在記」にも出てきたそうだ。
さらに毎年9月15日の劉安の誕生日に「中国豆腐文化節」が開かれ、
豆腐宴(豆腐づくしってことかな?)が供されるという。
「豆腐で町おこし」により熱心なのは淮南市のようだ。

さて。
私はこのレストランに来るのは5回目(かな?)なのだけれど、
今までこの料理を注文してもことごとく「没有」。
苦節5回にして初めて口にすることができた。

とろりとあんかけになっていて、
つやつやした見た目がとてもきれい。
レンゲとお箸でそおっと持ち上げて口に含むと、
豆腐で作った“皮”がふんわりとやわらか。

P1170440.jpg

餡のほうもなかなか。
お肉と青い野菜は馬蘭頭・・・かな?
餡自体にしっかり味がついていた。

今まで品切れだったのは、なんでだったんだろう。
八公山から取り寄せる豆腐がなくなったから?

それとも単に作るのが面倒だったから?
確かに手間はかかりそうだな。

何はともあれ、豆腐餃、会えてよかった。


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P1170361.jpg
【データ】とき:8月29日/ところ:A先生家/ねだん:-

カリフォルニアワインの最高峰、オーパスワンの93年、96年、97年と、
ボルドー五大シャトーのうちの一つ、シャトー・ムートン・ロートシルトの97年を
一気に試飲しましょうというスペシャルワイン会にお招きいただいた。

オーパスワンとムートンを放出してくださったのは、Fさんご夫妻。
ご自宅に持っているオーパスワンを
「せっかくだからみなさんで飲みましょうよ!」
とご提供くださった。

試飲会の前にF先生から南極のオーロラのお話があった。

P1170356.jpg

F先生は南極越冬隊の隊長を務められたことのある専門家。
昭和基地から見たオーロラの写真やオーロラ発生の原理など、一級資料満載。
すんごく、面白かった!

ワイン会仕様PPTで、
ペンギンちゃんがワインを持ったギャルソンに扮しているところがお茶目。

P1170359.jpg

オーロラのお話を聞きながら飲んだのは、このシャルドネ。

Chardonnay Stone Cellars -Beringer- 2007
P1170373.jpg

ナパ・バレーのワイナリー、ベリンジャーのもの。

さて、いよいよ試飲会の本格スタート!
P1170374.jpg

まずは前菜プレートから。

前菜の盛り合わせ
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・埼玉養豚場のレバーパテ
・サイボク農園のソーセージのソテー
・チーズ風味のシュー
・大間産本マグロ(中トロ)とアボガドのミルフィーユ・マヨネーズ醤油ソース

ソーセージが美味。
トロリとしたマグロとマヨネーズ醤油がマッチ。

Fleur de Lotus Alsace -Josmeyer- 2006
P1170372.jpg

アルザスの自然派ワイン。
ビオディナミ農法で作られる、いわゆるBioワインだ。
ピノブラン、ゲヴェルツトラミネール、ミュスカ、リースリング。
やさしい口当たりで、香りは華やか。
マスカットやライチの香りで、うっとりと夢見心地になれる。

このワイン、AさんがセレクトしたJIPANGUのワインリストにも入っている。
心華やぐ気分になれるオススメの1本。

最近のお気に入り品種は、ゲヴェルツトラミネール。
バラやライチのような華やかな香りと、
すーっとする薄荷のようなスパイスのようなニュアンスが気に入っている。

前菜をつまみ、ワインを傾けながら、ワイン談義も。
Aさんいわく、
「中国のワインは一本の木でたくさんの房をつけようとする。
 だからミネラルやうまみが分散してしまい、
 軽い、薄い、水っぽいワインになってしまう。
 ロマネ・コンティなどは、1本に8房しか実を残さない。」

生産量を増やそうとして欲こいて、
結果的に味の低下を招くという悲しい結果になっているのね・・・

そんな感慨にふけっていたら、Aさんに動きが!

うわさのぶりぶり激ウマ鰯の登場だ!
P1170377.jpg P1170378.jpg

Aさんが熱海で購入されたという巨大鰯の干物
こんなすごい鰯に北京でありつけるとは!
真有口福!

駿河湾の鰯丸干し(シークアーサー添え)
P1170380.jpg

わたがまた絶品!
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このわたの苦味に注目して、Aさんが選んだワインはこれ。

Chiroubles -Marcel Lapierre- 2007
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ボジョレー・ヌーヴォーで有名なガメイ種。
イチゴのような香りの、チャーミングなワイン。
ほんの少し感じられる苦味が、わたの苦味とよく合った。

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私は小梅ちゃんのニュアンスがあると思ったので、それが鰯にマッチしていたと感じた。
ほら、鰯の梅干煮とか、あるし。
本当は小梅ちゃんはピノ・ノワールの香りらしいけど、
私はなぜかガメイで「小梅ちゃん!」と思うことが多い。
鼻がばかなのかしら・・・?

色は薄め。
赤で薄めのものだったら、
ピノ・ノワール、ガメイ、グルナッシュであることが多いんだって。

わたまでおいしい大ぶり鰯。
すっかりきれいにいただきました。

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鰯の後は、赤ワインをいくつか。

Pinot Noir Marlborough -Clos Henri Vineyard- 2007
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煮詰めたジャム、樽、チョコ、コーヒー、タバコの香り。
時間がたつにつれて、やわらかくやさしくなり、甘みが増した。

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そしてまたAさんの動きを追ってキッチンへ。
東京のデパートで試食したといういちじくのジャムと、トーストが出番を待っていた。

P1170387.jpg P1170388.jpg

主役はこちら。
フォアグラである。

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ああ、この焦げ色!
P1170393.jpg

ハンガリー産フォアグラのソテー(岡山産イチジクジャム添え カシスソース)
P1170394.jpg

アップで!

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カシスソースの甘酸っぱさ、イチジクのほんのり苦味のある大人っぽい甘さと、
最後にあしらわれた上質の塩とが絶妙にマッチ。
フォアグラの風味がそこに覆いかぶさる。

合わせたワインはこれ。

Le Comte Marc -Lemaire Fournier- 2003
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シナンブラン種から作られたこのワイン、
ハチミツのような風味で、ほんのり苦味がある。
それがイチヂクの苦味とよく合った。

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シナンブランはロワールの品種で、オーストラリアでも作られているとか。

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下世話なたとえで恐縮だが、風邪シロップのような味も感じられた。
苦甘いのね。
食後に金柑の甘煮(お茶請けでよく売ってるやつ)とあわせて飲んだら、
ドンピシャリ!だった。

Momo Pinot Noir Marlborough-Seresin- 2007
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ハリーポッター3の監督が手がけているもの。

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樽香が落ち着いていて、セクシーで妖艶。
香りのコメントは、キノコ、ぬれた土、湿った森、鰹節、のり茶漬け、小梅。

Chateau Caronne SteGemme -Haut-Medoc- 1996
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カベルネ、メルロー。
オー・メドックなので南のはずだけど、ボルドーの北っぽい(サンテステフっぽい)とのこと。
いや、これはワイン通のCさんのコメント。
私には何がなにやら?

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土、血、鉄、ハーブの香り。
ジビエやラムの香草焼きなどに合うとのこと。

液ふちからオレンジ(レンガ)がかっている。
比べてみると違いは歴然。

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さあ!スペシャルワイン会はいよいよ佳境へ!
主役のワインたちの登場を前に、メイン料理が登場。

オッソブッコ(キノコソテーとタリアテーレ添え)
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ほんとはここにキノコソースが添えられるはずだったのだけれど、
写真ではなし。

P1170409.jpg

前日から煮込んだという牛肉がほろほろとやわらか。
キノコソースの風味もまたすばらしかった。

マリアージュのお相手は、満を持して登場のオーパスワン。

P1170404.jpg

同じ銘柄のワインを違う年代で飲み比べることを「垂直試飲」、
同じ年の違う銘柄のワインを飲み比べることを「水平試飲」と言うのだそうだ。

以前、97年の五大シャトーのセカンドワインを試飲したことがあるけれど、
これは水平試飲。

今回はオーパスワンを年代違いで飲んだので、
これは垂直試飲。
さらに、97年のオーパスワンとムートンを飲んだので、
これは水平試飲。
この日はタテとヨコでワインの試飲を楽しんだことになる。

さらに、オーパスワンはロートシルトとモンダビのコラボワインなので、
ロートシルトの本家とジョイントベンチャーものを飲み比べたことにもなり、
なかなかに複合的なワイン試飲となった。

P1170411.jpg

左から順に、

Opus One -Napa Valley- 1993
P1170366.jpg

焦がしたコーヒーのような香り。
若干青っぽい。 

Opus One -Napa Valley- 1996
P1170367.jpg

ハーブ、茎っぽい感じ、カベルネの青くささが感じられる。
煮詰めたプラム、ブラックベリーの香り。
タンニンはこなれた感じ。

1993年、1996年ともに雨が多く、青臭い感じの仕上がりになっているのだそう。
雨の少ない年のほうが、うまみや甘みが果実に凝縮して出来がよくなる。
なるほど。

で、最後の1997年はまさに雨の少ない年で、
カリフォルニアワインにとってのグレート・ヴィンテージ。
その年のオーパスワンがこれだ。

Opus One -Napa Valley- 1997
P1170368.jpg

グリーンっぽい感じがなくてまろやか。
プラム、ジャム、果実の熟成した香り。
バランスのいいワイン。

が、ボルドーにとっては1997年はダメダメな年。

Chateau Mouton Rothchild -Paulliac- 1997
P1170369.jpg

そのせいかどうかは分からないが、こちらは今ひとつ。
エロエロ妖艶系が好きな私はムートンを楽しみにしていただだけに、
硬く閉じたまま開かなかったのがとても残念。
開けるタイミングを外してしまったようだ。

それでも、シルキーでなめらか、やわらかいタンニン、きれいな酸との評価。
さすがは五大シャトー。

P1170410.jpg

デザートは、チーズ。

チーズの盛り合わせ
P1170412.jpg

・(左上)オッソイラティ(フランス、羊乳、セミハード)
・(右上)レーズン
・(中)燻製チーズ(日本、湘南)
・(下)ポンレヴェック(フランス、牛乳、ウォッシュ)

ポンレヴェックが大根おろしのような風味がしたのが面白かった。
相変わらず変な例えですみません。

デザートワインはこちら。

Ch.Guiraue 1er Cru -Sauterne- 1998
P1170416.jpg
 
ボルドー、セミオン種。
最高峰は、シャトー・イケム。
カリン、キンモクセイ、黄色い花、木瓜(ぼけ)、黄桃の香り。

甘露。
幸福の液体がとろりと舌の上で遊ぶ。

P1170414.jpg

この日飲んだワイン勢ぞろい。
北京ワイン会始まって以来の豪華なラインナップ。

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Cote de Nuits-Villages En Vierville -Domaine de la Pouletts- 2000
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(あれ?このワイン、どのタイミングで飲みましたっけ?)

ワインも豪華だったけれど、Aさんのお料理も素晴らしいの一言に尽きた。
実は、某フリーペーパーの編集長氏も同席されていて、
10月号のワイン特集のためにと取材を受けたのだけれど、
「お気に入りのワインが飲めるレストランは?」
との質問に
「メゾン・ド・Aです!」
と答えてしまったほど。

Aさん、本当にあがとうございました!
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そして貴重なワインを4本もご提供くださったFさんご夫妻。
本当にありがとうございました!


▼Aさんのブログ(この日のスペシャルワイン会の記事)はこちら。
北京情報 89 - スペシャル ワイン会 -


▼Aさんのワイン会関連記事:
【A先生家】葡萄酒聚会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会
【A先生家】五大シャトーセカンドワイン試飲会(お料理篇)
【A先生家】ワイン会(ホワイトアスパラと人生最大最厚ホタテ)
【Pallete Vino(派楽坊)】胡同里的葡萄酒屋
【某日系公寓】戸外焼烤
【A先生家】ワイン会(シャルドネ&ピノ・ノワール)
【A先生家】イタリアワインの会


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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

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豆乳麺
豆漿麺(dou4jiang1mian4)
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【データ】とき:8月29日/ところ:麦子店・秘苑/ねだん:40元くらいだった?

夜にビッグイベントを控えていたので、昼は軽めに・・・
と考えていて思いついたのがこの麺。
豆乳にそうめんみたいな細い麺を入れた、冷たい麺料理。

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味付けは、豆乳とすりゴマだけ。
でも、仔細に味わえば、豆乳とすりゴマだけでも十分うまみ味がある。

物足りないと思えば、塩やキムチを入れて味を足してもいいだろう。
でも、まずは何も入れないまま、味わってみてほしい。
豆乳とすりゴマの風味が意外に豊かなのに気がつくと思う。

いろいろ重たいものを食べた後の仕上げには、
むしろこのくらい薄味のほうがさっぱりしていいんじゃないかな。

麺の他には、
韓国料理屋さんのおなじみ前菜いろいろを肴に、
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百歳酒をちょっとだけ。
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サイコロステーキなんてのも食べていた。
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さらにこんなのまで。

豆漿湯(dou4jiang1tang1)
豆腐おからチゲ

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大豆たっぷりで変わらず美味。

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あれ?軽めになんて言っていたのはどこの誰?
さすがにご飯は食べきれず、そのままお持ち帰りした。


▼過去の「秘苑」関連記事:
【秘苑】豆漿湯


■お店情報■
秘苑
朝陽区亮馬橋路44号海昌大厦1階
010-6465-2427
*福景苑(サマーセット)のある交差点を龍宝公寓のほうに曲がると、
  左手のちょっと奥まったところにあります。
  サマーセットに向かってすぐ右隣です。

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サモサ
咖喱角(ga1li3jiao3)
P1170322.jpg P1170324.jpg
【データ】とき:8月28日/ところ:三里屯・RAS/ねだん:記事参照
*インパクトも十分だし、何よりとてもおいしいので気に入っていたのですが、
残念ながら閉店してしまったようです。(2010/1/26付記)


エスニック会でRASへ。
北京で唯一のエチオピア料理レストラン。
「意外においしい!」
という声しきり。
もっとキワモノを想像していた方も多かったみたい・・・

料理は前回下見を兼ねて行った時とほぼ同じ。
唯一違ったのがこのサモサだ。

「人数分サモサを出してくださいね。」
とお願いしたら、
「素的(su4de)と葷的(hun1de)があります。」
素的(su4de)はお肉の入っていないもの、つまりベジタブル、
葷的(hun1de)はお肉が入っているもの、という意味だ。

せっかくだからと、半分ずつ注文。
「野菜って言ったって、
 どうぜポテトにミックスベジタブルが入っているんだろう」
と高をくくっていたら、これがダール豆。

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そう、よくインド料理に使われている平べったい丸いお豆だった。
ほっつほつの豆の食感と滋養たっぷりのほこほこしたお味が、
パリパリの皮の中に閉じこめられている。
このサモサは、かなり好き。

もう一つの葷的(hun1de)のほうは挽き肉入りだった。
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こちらは挽き肉たっぷりで結構スパイシー。

さて、サモサの他に頼んだもの、メインはこれ。

Taste of Ethiopia
埃塞俄比亜口味(ai1sai4e2bi3ya4 kou3wei4):400元

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お盆の上にインジェラを敷いて、盛りつけ。
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「お絞りクレープ」ことインジェラ、のばしてみると・・・
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おお、けっこう長い。
インジェラは、もともとはお盆の上に敷いてあるような
丸く薄焼きした状態がオリジナルなのだろう。
これを10センチくらいの幅に切ってくるくるっと巻くのだなあ。

このインジェラを小さくカットして揚げたのがこれ。

06.Kik and Injera Chips:25元
   炸Injera片配炖黄杜豆(zha Injera pian4 pei4 huangdu4dou4)

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インジェラの発酵による酸っぱさが残っていて、すごく面白い。
添えられたお豆のペーストも美味。

08.Beef Skewers Marinated in Ethiopian herb butter:58元
   烤牛肉串(kao3niu2rou4chuan4)

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「やわらかくておいしい!」
と好評。

29.Awaze Tibes:65元
   特色辣炒肉(te4se4 la4 niu2rou4)

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お料理だけではなくダンスのほうも楽しんだ。

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このレストランに来るのは3回目だけど、
この日は今まで見たことのない衣装とダンスがお目見え。
男性ダンサーが鏡獅子のようなかぶり物で登場した。

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これってやっぱり、ライオン?

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女性ダンサーの赤い衣装がかわいい!


▼過去のRAS関連記事:
【RAS Ethiopian Cuisine】北京第一家埃塞俄比亜餐廳
【RAS Ethiopian Cuisine】埃塞俄比亜菜


■お店情報■
RAS Ethiopian Cuisine
朝陽区三里屯北路7号
010-6468-6053
*三里屯友誼超市の左隣。
  もとのナムナムの場所です。
*インパクトも十分だし、何よりとてもおいしいので気に入っていたのですが、
残念ながら閉店してしまったようです。(2010/1/26付記)


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香椿苗と黒豆押し豆腐の細切りの和えもの
香椿黒豆皮(xiang1chun1 hei1dou4pi2)
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【データ】とき:8月23日/ところ:SOLANA・新沸騰魚郷/ねだん:18元

これ、最近いろんなレストランで見かけるようになった新顔の前菜。
香椿のスプラウト野菜、香椿苗と、
黒豆で作った押し豆腐を細切りしたものをさっと和えたものだ。

黒豆皮は、普通の大豆で作る押し豆腐(豆皮)と比べてかなり黒いなりをしている。
これって、黒豆本来の色?
それとも、少し燻してあるんだろうか?

普通の豆皮とくらべて、味に深みがある。
骨のあるしっかりした味わいだ。
その黒豆皮と、若干草の葉のようなクセのある香椿苗が好相性。
普通の押し豆腐のものも食べたことがあるけれど、
黒いほうが断然合うと思う。
葱の香味も、無視できないいい仕事ぶりだ。

ここ最近は、メニューで見かけたら必ず頼んでいる。
オススメの前菜だ。


▼過去の「新沸騰魚郷」関連記事:
【新沸騰魚郷】濃湯豆腐
【新沸騰魚郷】鶏汁浸羅卜
【新沸騰魚郷】重慶口水鶏
【新沸騰魚郷】毛血旺
【新沸騰魚郷】黄瓜拌猪蹄凍
【新沸騰魚郷】魚香山薬


▼過去の「沸騰魚郷」関連記事:
【沸騰魚郷】五谷豊登
【沸騰魚郷】手剥笋
【沸騰魚郷】大碗豆角
【沸騰魚郷】水煮魚
【沸騰魚郷】紅豆万年青
【沸騰魚郷】菜花干猪肉
【沸騰魚郷】粉絲圓白菜
【沸騰魚郷】醤油炒飯
【沸騰魚郷】水煮魚公主們大聚会
【沸騰魚郷】五彩耳絲
【沸騰魚郷】私家清江魚


■お店情報■
新沸騰魚郷(SOLANA藍色港湾店)
朝陽区朝陽公園路6号SOLANA藍色港湾商業区DS-18
010-5905-6321
*好運街のすぐ近くに出来たヨーロッパ風ショッピングモール、
  SOLANA藍色港湾に出来たお店です。
  SOLANAに向かって左側、亮馬河沿いの飲食店街にあります。

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