2008年11月

2008年11月
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サンザシとゴマのひんやりチーズロール
鴛鴦奶巻(yuan1yang nai3juan3)
P1120256.jpg
【データ】とき:11月5日/ところ:牛街・奶酪魏本店/ねだん:40元

宮廷風発酵乳デザートの老舗、奶酪魏(nai3lao4 wei4)。
以前は紫玉飯店近くの支店で宮廷奶酪と酪干をテークアウトしたけど、
この日は本家本元、牛街にある「総店(zong3dian4)=本店」へとはるばるやってきた。

▼テークアウトした時の記事はこちらから:
【奶酪魏】宮廷奶酪

最近、牛街が熱い。
いや、私の中でなんだけど。

老北京菜と呼ばれる昔ながらの北京の庶民の料理には、
ムスリムの食文化が色濃く反映されている。
北京小吃も実にその80%が
「清真(qing1zhen1)=ムスリムの」ものだというから驚きだ。

北京の庶民料理や小吃を語るなら、
北京最古のムスリム街である牛街界隈を外すことはできない。
それは重々分かっているのだけれど、なにせ牛街は遠いのよ。
なかなかじっくり攻めることができずに今まで来てしまった。

▼それでもなんどか来たことはあって、そのあたりのことはこちらから:
【大順堂食府】清真飯菜
【爆肚歪】焼餅~爆肚的最佳搭档
【爆肚歪】炒[火考]羊肉(孜然)

そこへ、Kさんが地図調査で牛街あたりを歩く予定があるという噂を聞きつけ、
これ幸いと便乗することにした。
北京の北東のはじっこから西南の牛街まで、
二人でぶぶーんとタクシーを飛ばして大名旅行。

牛街の交差点に到着してタクシーを降り、
「おーし!歩くぞーっ!」と背筋を伸ばすや否や、
「ayaziさん、奶酪魏、行きましょう!」
とKさん。
お、いきなり腹ごしらえすか。
はいはい、よござんすよ。
食いしん坊の私に異論があるはずもない。

老舗の本店というからにはさぞや立派な門構えかと思いきや、
奶酪魏は実に気取りのない普通のお店。
なんとも肩すかしなことだ。

でも売っている商品は本格派。

まずは定番のこれ。
宮廷奶酪(gong1ting2 nai3lao4):7元
P1120259.jpg

大人気の南鑼鼓巷の文宇奶酪店のものよりも
ヨーグルトのような発酵が感じられて深い味わい。
私はこっちのほうが好みだ。

酸梅湯(suan1mei2tang1):5元
P1120257.jpg

梅のジュース。
素朴な甘さでやさしい味がする。

そして、この日大ヒットだったのがこの鴛鴦奶巻(yuan1yang nai3juan3)だ。
鴛鴦(yuan1yang)は、もともとはオシドリのことなんだけど、
真っ赤っかな激辛スープと白湯(バイタン)の二色スープで食べる鍋料理が
鴛鴦火鍋(yuan1yang huo3guo1)と呼ばれるように、
二つの味がセットで楽しめる料理のことを言う。

鴛鴦奶巻のオシドリの正体は、サンザシとゴマの二つの餡だ。

P1120260.jpg

甘酸っぱいサンザシペーストと、こくのあるゴマの水飴寄せ。
どちらも甲乙つけがたいおいしさだ。

二種類の餡をくるりと巻いているのは
ホワイトチョコみたいなしっかりした質感のチーズ。
歯を当てるとほろほろっと崩れて、
舌の上で甘酸っぱいチーズの味わいが広がって、やがてすーっと溶けていく。
よく冷やしてあってひんやりしているところがまた面白い。

40元とお高くて一人ではなかなか頼めないのが玉に瑕だけど、
このひんやりこっくりチーズロールはクセになる味だ。
オススメ!

P1120255.jpg

さて、せっかくはるばる牛街まで来たからと、
前から気になっていた「民族用品部」にもついに潜入!
P1120267.jpg P1120266.jpg

「似合う、きれい」と乗せられて、
なぜかレースの回族用帽子を二つも購入してしまった。
ま、1つ6元だから、
冗談で買っても気にならない値段だったということもありますが、
これが意外にかわいいのですよ。
しかし、どこにかぶっていくんだ?
何と合わせるんだ?

前に礼拝時に行った時に見た6つの時計のナゾも解けた。
あれはやっぱりお祈りの時間を示したもの。
1つ余分にあったのは、
「主麻」と書かれた時刻が
金曜日だけの特別なお祈りの時間だからだそうだ。

羊肉と牛肉の肉市場にも入ってみた。
羊や牛の枝肉がぶらさがっているどころか、
首だけを切り落とした羊が
だらりと前足を投げ出したように吊り下げられていたりして、
なかなかなインパクト。

P1120269.jpg

市場内は羊肉のにおいが充満し、床は油でぬるぬる。
転ばないように緊張して肉の間をそろそろと歩いていたら、
「買ってく?」
と聞かれたけど、さすがに、ねえ?

まだまだ奥深そうな牛街。
また機会を作って再訪しよう。


■お店情報
奶酪魏総店(本店)
宣武区広安門内大街202号(牛街北口)
010-6352-2402/5837-6788
*広安門内大街と牛街が交わる十字路の西南角。
  大中電器を左手に見て西方向に歩き、
  最初の路地を左(西南方向)に入ったところにあります。

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
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トンポーロー
特色東坡肉(te4se4 dong1po1rou4)
P1120244.jpg
【データ】とき:11月3日/ところ:東直門外・旺順閣魚頭泡餅/ねだん:42元

よく食うな、この手の豚バラ肉煮込み。
なぜかってえと、よくご飯をご一緒するお友だちのKさんが大の「紅焼肉」好きだから。
紅焼肉がなければ、東坡肉。
彼女と一緒にご飯を食べて、メニューにこのどちらかがあれば
まずもって間違いなく食卓に登場する。

日壇公園の中にあるこのレストランでも、
脳みそ麻婆を食べに行ったこの時も、
紹興料理のこのレストランでもそう。

この日も例外ではなかった。
旺順閣魚頭泡餅での食事であるからして主役はもちろん魚頭泡餅なのだが、
少し遅れて到着となったKさんのためにこれは頼んでおかないと!
とみんなで勝手にトンポーローを注文しておいたのだ。

P1120242.jpg P1120243.jpg

▼魚頭泡餅についてはこちらをどうぞ。
【旺順閣魚頭泡餅】魚頭泡餅

「特色(te4se4)」とついたからには、
何かしらこの店オリジナルの味付けなのかもしれないが、
見た目は至って普通。
お味のほうも特に変わったところはなかったけど、
強いて言えば甘さ控えめで食べやすく、脂っこさがあまり感じられなかった。
まあ、そこが特色と言えばそう言えるかな。

魚頭泡餅の烙餅をこんなして食べた私たちの食べ方自体が、
「特色」だったかも。

P1120245.jpg

これ、オススメです。

【おまけ】
この日は食事の最後にこんなサービスがありました。

P1120250.jpg
(右の杯は紹興酒。)

レモンの絞り汁をベースにした飲み物。
店員さんによると、
「ちょっと苦みがあるので一気に飲んでください。脂っこさがなくなりますよ。」
とのこと。
くっと一息に飲んだら、確かにちょっと口の中がすっきり。
面白いサービスでした。


■お店情報
旺順閣魚頭泡餅(東直門店)
朝陽区東直門外大街新中街甲2号
010-5120-3232
*東直門外にあります。
東直門を背にして東直門大街を東方向へ向かうと右手、道の南側にあります。


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茄子の魚すり身挟み揚げの醤油煮
魚滑[酉良]茄子(yu2hua2 niang4 qie2zi)
P1120248.jpg
【データ】とき:11月3日/ところ:東直門外・旺順閣魚頭泡餅/ねだん:32元

薄切りにした茄子で魚のすり身を挟み、
一度素揚げしてから濃いめの醤油味でさっと煮た料理。

魚滑(yu2hua2)は魚のすり身のことだろう。
肉滑(rou4hua2)だと挽肉にしたり叩いたりして
ペースト状にしたもののことを指すようだ。

▼[酉良](niang4)については、まずはこちらの過去記事をどうぞ。
【客家菜餐館】客家[酉良]三宝

ここでは、「肉あんを入れた料理のこと」だろうかなんて書いてあるけど、
魚のすり身でも言うんだね。

うーん、とすると[酉良]は
何かのすり身や餡を詰める、もしくは挟んだものを素揚げして
醤油味で含め煮にした料理ってなところだろうか。

この料理、全体的な味付けの方向性は実にいいのだが、
ちょっと油っぽかった。
もう少し茄子を薄切りにしたらよかったのかも。


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旺順閣魚頭泡餅(東直門店)
朝陽区東直門外大街新中街甲2号
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キクラゲと山芋の炒めもの
木耳炒鮮淮山
P1120241.jpg
【データ】とき:11月3日/ところ:東直門外・旺順閣魚頭泡餅/ねだん:28元

淮山(huan2shan1)は山芋のこと。
「山薬(shan1yao4)」のほうが一般的かな。
私自身は、メニュー名で山芋のことを「淮山」と書いてあるのを見たのはこれが初めてだ。

山芋のことを「淮山」と呼ぶのは、その産地と関係があるらしい。
本当の産地名は「懐山」。
もともと、明代以降、河南は懐慶府で産する「山薬(山芋)」が有名になり、
これが「懐山薬」と呼ばれた。
後に「懐」の字は画数が多いので
同じ「huai2」の発音を持つ「淮」を当てるようになり、
それがそのまま残って「淮山薬」、略して「淮山」になったということだ。

メニューや食材の名前の中には、
本来の漢字ではなく
発音が同じで画数の少ない簡単な字が当てられていることが結構ある。
例えば、「韮菜(jiu3cai4)」を「九菜(jiu3cai4)」と書くケース。
メニューではもとの漢字を使っているけれど、
店員さんが伝票に書く時には「九菜」みたいに簡単な方の字を書いちゃうこともある。
画数が多いと面倒だからね。

さて、メニュー名に話を戻すと、
「淮山」の前の「鮮(xian1)」は「生の」という意味。
だから、キクラゲと生の山芋を炒めた料理ということになる。

山芋という食材は、中華料理と日本料理で扱い方が大きく違って面白い。
日本では生食がメインだけど、こちらでは火を通して食べる。

火鍋(huo3guo1)の具材として食べたり、
(これ、オススメ!羊肉しゃぶしゃぶにも合うし、
こんな滋養鍋や、水炊きみたいなこんな鶏スープ鍋にもぴったり。)
スープにごろんごろんと入っていたり、
ハト肉と一緒に煮込んだスープが忘れがたい)
とろろや千切りしか知らない日本人にとっては目から鱗が落ちる新鮮なおいしさだ。
生食する場合もこんな甘い前菜になっていたりして、これまた驚き。

この料理は、薄切りにした山芋とキクラゲを塩味でさっと炒めたもの。
山芋を炒めるというのも、日本人にはあまりない発想で意表をつかれる。
でもこれがなかなかいけるのだ。

主役はシャキシャキした山芋とぶりんぶりんのキクラゲの歯ごたえだ。
それを十分に引き出せるように、味付けは至ってシンプル。

山芋のほっこりしたやさしい甘さと相まって、
他の料理の合間にちょっと食べるとなんだかほっとする一皿だ。


■お店情報
旺順閣魚頭泡餅(東直門店)
朝陽区東直門外大街新中街甲2号
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サヤエンドウと卵の蝦味噌炒め
蝦醤蛋炒蘭豆(xia1jiang4 dan4 chao3 lan2dou4)
P1120239.jpg
【データ】とき:11月3日/ところ:東直門外・旺順閣魚頭泡餅/ねだん:28元

この写真を見て、緑色の野菜が何か分かる人、どのくらいいるだろう。
「蘭豆(lan2dou4)」が「荷蘭豆(he2lan2dou4)」だってことに気づけば、
正体が分かりやすいかもしれない。

なんてもったいぶっているけど、
もう「サヤエンドウ」って書いてあるからもうバレバレか。

▼サヤエンドウと言えば、こんな料理も。
【恵捷坊酒家】荷蘭豆炒[月昔]肉
【大董烤鴨店】清炒荷蘭豆

この二つともサヤをまるごと炒めてあるけど、
今日エントリーした料理は細切りだ。
こんな風に細切りにして炒めるのは
やっぱりかなり珍しいのではないだろうか。
少なくとも、日本ではあまり見かけない調理法だ。

細切りにしたことで、サヤエンドウのごろりんとした感じがなくなり、
シャキシャキ、ハリハリとした軽快な歯ごたえが出た。
そこに炒り卵とエビ味噌がからんで、味に深みもある。

この料理で、サヤエンドウの違った一面に出会えた。
またまた、新鮮な驚き。


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球茎甘藍(キュウケイカンラン)の細切りの和えもの
苤蘭絲(pie3lan2si1)
P1120238.jpg
【データ】とき:11月3日/ところ:東直門外・旺順閣魚頭泡餅/ねだん:16元

球茎甘藍(キュウケイカンラン)を細切りにして和えた前菜。
中国人の友人に教えてもらって以来すっかり好物になりよく頼むのだけれど、
おそらく日本人でこれを知っている人はとても少ない。
実際、今まで食事をご一緒した日本人は、
北京在住が長い方も含めてほとんど知らなかった。

今までもブログで紹介したことがあるけど、
あまりにも地味な料理なせいかどうも見落とされているようなので、
PRも兼ねてしつこくまたエントリーしてみた。

▼これですよー、ピエランスー。
【平安肉餅店】拌苤藍絲

球茎甘藍(キュウケイカンラン)というのは、
キャベツ(「甘藍」はキャベツの和名なのだ!)の茎がカブ状に肥大化したような野菜。
カブカンランとも言う。
英語名はコールラビ。

球茎甘藍(キュウケイカンラン)のお姿

キャベツの芯のところをもっとみずみずしくシャキシャキさせたような感じ。
特に辛味も甘みもなくて味としてはどうってことはないのだが、
その歯ごたえが面白くてよく頼む。

塩味でごくごくシンプルに和えてあったり、
少しサラダ油とお酢を入れてマリネ風にしてあったり、
このお店のみたいに醤油をたらしてあったりと、
味付けのヴァリエーションはさまざまだ。

ピエランスー。
ひと味違った前菜がほしくなったら、一度試してみては?

▼旺順閣魚頭泡餅のひと味違った前菜:
茉莉花拌百合(ジャスミンの花と百合根の和えもの)
塩泡香菜頭(香菜の根もとの塩もみ)

どちらもさっぱりしておいしいですよ。


■お店情報
旺順閣魚頭泡餅(東直門店)
朝陽区東直門外大街新中街甲2号
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上海蟹
大閘蟹(da4zha2xie4)
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【データ】とき:11月19日/ところ:四恵橋・鷺鷺酒家/ねだん:657元(3杯で)

食いしん坊だけあって、食をキーワードにした集まりにいくつか参加している。
そのうちの一つ、「お食事の会」の会場が鷺鷺酒家と決まった。
鷺鷺酒家は、上海料理の老舗レストランだ。

▼過去の鷺鷺酒家関連記事:
【鷺鷺酒家】上海食い倒れ紀行(四食目①)
【鷺鷺酒家】上海食い倒れ紀行(四食目②)

「この時期に鷺鷺酒家と来れば、
 もうこれは覚悟を決めてあれを食べるしかないだろう!」
通知のメールを受け取った時から、
赤い毛さんが何人かお財布から旅だって行く心づもりを整えた。

あれとは、そう、上海蟹である。

「高い金を払ってあんなちっこい蟹をありがたがって食べる必要なし。
 値段ほど旨いもんじゃない。」
とうそぶいてはいるが、
「食べたくない」
とか
「まずい」
とか思っている訳ではない。
単に値段が高すぎるので、見合わないと思っているだけだ。

「上海蟹をちょぼちょぼ食べるくらいなら、
 他の藻くず蟹をどかんと食べたほうがいい!」
と強がる反面、
「シーズンに一回くらいなら、大枚はたいて食べても罰は当たらないかも。」
とも思っている。
清々しく思い切れない、どっちつかずな私なのである。

そんなところに、「会場は鷺鷺酒家」との知らせ。
これは「やっぱり食べときなさい」という天の声に違いない。
こういう流れには逆らわないほうがいい。

とは言え、値段はやはり気になるもの。
「上海蟹、いくらですか?」
と恐る恐る聞いてみると、
「一斤398元」
出た!マジックワード「一斤」。
「500gでいくら」
とか言われても、それが高いのか安いのかよく分からん。
「てことは、一杯いくらですか?」
「一杯で5、6両くらいだから、だいたい200元程度でしょうか。」

さあどうしよう!

「せっかくこの時期に上海料理レストランに来たからには、
 上海蟹食べないとダメでしょ!」
「みんなが食べるんなら、私も食べたいかもー。」
「別に上海蟹には興味ないし。」

何しろ私も含めてみんな現地採用者ですからね。
そんなにばかすかお金を使えるような立場にはない。

そんなみんなの懐具合と上海蟹への思いを乱暴にまとめて出した結論は、
「三杯頼んで、二人で一杯ずつでどうだ!」

けちくさい?
だって、さすがに一人200元+他のお料理代は出せないよう。

そうしてお出ましになった上海蟹様。
P1120551.jpg

本日は藻くずのたなびくハサミもりりしい、カニ男くんたちに登場願った。
鷺鷺酒家のおじさんに聞いたら、オスを勧められたのだ。

上海蟹の雄雌の食べ頃は、
「九雌十雄(jiu3ci2 shi2xiong2)」とか、
「九圓十尖(jiu3yuan2 shi2jian1)」とか言って、
九月がメスで、十月がオスということになっているらしい。
「圓」と「尖」はお腹側の模様のこと。

P1060669.jpg
左がメスで、右がオス。
ちなみにこれは上海蟹じゃなくて天津河蟹だけど、区別の仕方はおんなじ。

この場合の九月とか十月は旧暦だから、
ほぼ一ヶ月遅れだとして乱暴に新暦に置き換えると
十月がメス、十一月がオスってことになる。
だからこの日はオスが正解ってことだあ。

これがそのカニ男さんたちの勇姿。

P1120552.jpg

まるで蟹の行進みたい。
あ、進むのは横ね。

「蟹行進」で思い出したけど、
なんか日本では「蟹工船」がブームだそうで、
松田龍平主演で映画化されるそうですね。
どんな男くさい映画になるんだろう。

男くさいと言えば、こちらのカニ男さんも立派なすね毛だこと。

P1120554.jpg

なかなかの男っぷり?
その流れで、
「毛深い男ってどうよ?」
「胸毛はOKか、NGか?」
「欧米系はどうも毛深くないと成人男子としての魅力がないと思っているらしい。」
「やつらが前をはだけたがるのは、やっぱ胸毛を見せたいからなのか?」
「毛深い男は情が深いというのは本当か?」
なんて話題で盛り上がった。

閑話休題。

P1120555.jpg

情の深いセクシーな上海蟹君たち、かなりおいしかった。
「ねちょ。」
と歯や舌、口腔にまとわりつく蟹膏(xie4gao1)が最高。

P1120560.jpg

蟹膏の「ねちょ。」もまたこの日の「熱門話題(re4men2 hua4ti2)=ホットな話題」。
「このねちょっとしているのは何?」
という質問に
「精巣。」
と答えると、
「えー!やだー!ってことは精子?」
と黄色い声は上がるもの、でも食うものは食う。

上海蟹のオス食べてこれを食べないなんて、
中華丼のうずら卵を食べないようなものだ。
え?例えが安っぽすぎる?
(ちなみに中国には中華丼はありません。
 ついでに言うと天津飯もありません。)

むっちり、ねっとりとまとわりつくこの蟹膏(xie4gao1)。
「膏(gao1)」は「ねばねばした糊状のもの」だからね。
軟膏(ruan3gao1)、牙膏(ya2gao1)=歯磨き粉、
雪花膏(xue3hua1gao1)=バニシングクリーム。
そうです、ちょうどこんな感じのうにょ、むちょ、ねちっとした白いものが、
オス蟹ちゃんの中には入っているのですな。

ところで、そもそも上海蟹がこの時期に美味しくなるのは、
「夏に盛んに動いた蟹が、
 北からのシベリア風の寒さにより急に動かなくなるためで、
 蟹味噌や肉が一気に蓄積されるためだ。」
エクスプロア上海「上海蟹を楽しむ」より抜粋。)

そして、「秋風起,蟹脚痒(qiu1feng1 qi3 xie4jiao3yang3)。」
と言われるように、
中秋節が過ぎて秋風が吹き始める頃になると、
蟹たちは脚が「むずむず」し始める。
(この場合の「痒(yang3)」は痒いではなくて、「むずむずする」ね。)

「むずむず」の理由は、生殖期の到来だ。
上海蟹は生殖行為のために、河口付近へと移動し始める。
上海蟹は海で卵を産むんだそうだ。
上海蟹の赤ちゃんたちはまず海で育って、その後川を遡るってことだ。
まあ、今はほとんど養殖だろうから、
こんな営みを繰り返している上海蟹がいるかどうかは疑問だけど。

10月にメスがおいしいのはおなかに内子を抱え始めるからで、
オスが11月にこの時期においしくなるっていうのは、
この時期に精巣に精子がたまっているからってなことらしい。
つまりは交尾を控えてるってことなんだろう。

でもね、肉や蟹味噌が晩秋から初冬にかけて濃厚になっていくっていうのは、
寒くなって急に動かなくなるので「肥える」ってことで納得がいくんだけど、
メスの内子(卵巣)の成熟の時期と
オスの精巣の成熟の時期が一ヶ月ずれてるっていうのはなんでだろう。

メスガニの内子が成熟して体外に出て「外子」になり、
「外子」が孵化するまでメスガニはそれを抱えて保護するということみたいだけど、
じゃあ、受精はどのタイミングなんだろう?
そもそも交尾はいつするんだろう?
10月?11月?
オスガニの精巣は交尾したら空っぽになったりしないんだろうか?

このサイトによると、
カニの交尾は、
オスがメスに精包という精子のつまった袋のようなものを「渡す」らしいのだけど、
どのタイミングかは分からない。

カニたちの命の営みに介入して旬の美味として横取りする
人間様の余計な勘ぐりと言われてしまえばそれまでだけど、
気になりだしたらどうにも気になって仕方がない。
こんなことを真剣に考えて調べてしまう私は、
とことん食いしん坊なのか、それとも単なる物好きか。

それにしても、上海蟹。
高いお金を払えばそれなりに旨いのだなあ。

蟹味噌も濃厚でうま味たっぷりだったし、
「ねちょ。」でねっとりの白子も珍味だった。
実は蟹肉もほんのり甘みがあってなかなか。

P1120561.jpg

大振りのオスは、ハサミも脚も結構肉付きがよく、食べでがあった。
まあ、私たちが「毛深い男」や「ねちょ。」な話に興じている間に
店員さんがこーんなにきれいに殻を外してくれたから楽ちんだったんだけどね。

P1120563.jpg
鷺鷺の店員さん、ありがとう。

今までそれだけの価値はないと半ば強がりのように言い続けてきたけど、
旨いものはまっとうに旨いことが分かった。
上海蟹よ、許せよ。

▼今までの上海蟹への罵詈雑言(強がり)の数々は、このページのリンクからどうぞ。
【苔聖園酒家】大閘蟹


■お店情報
鷺鷺酒家(東方店)
朝陽区慈雲寺甲1号
010-6508-0505/0101
*東四環路の慈雲寺橋と四恵橋の間、もうすぐ四恵橋に着く!というあたりにあります。
 道の西側です。
 慈雲寺橋を過ぎたら、四環の本線を下りて側道を走りましょう。
でないとお店の前につけてもらえないですよ。

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

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ヌーベル四川料理
新派川菜(xin1pai4 chuan1cai4)
P1120218.jpg P1120222.jpg
P1120227.jpg P1120232.jpg
【データ】とき:11月2日/ところ:黄寺大街・蜀国演義酒楼/ねだん:298元(ぜんぶで)

「新派川菜」(ヌーベル四川料理)のレストランに行ってきた。
蜀国演義というお店だ。

ここ、最近人気のやたらと店内が広くて、
毎日民族楽器や民族舞踊などのショーがあるタイプのチェーン店。
普段なら「新派はちょっと・・・」と敬遠するのだけれど、
友人が
「おいしかった料理があるから、それを食べに行こう!」
と強く勧めるので、重い腰を上げてみたのだ。

お店に入ると、
ビルのワンフロアを全部ぶち抜いたかのような(実際そうなのでは?)
その広さにまず戸惑う。
演奏が始まると騒がしいからと、なるべくステージから遠い席を選んで着席。

まずはこんなさっぱりした前菜でスタート。

水豆[豆支]拌薄荷(shui3dou4chi3 ban4 bo4he2):22元
P1120220.jpg
ミントの水納豆和え。

ほおお、これは「あり」の組み合わせだ。
つまり日本の納豆とミントも調味料の工夫次第では合うってことか。

白灼絲瓜尖(bai2zhuo2 si1gua1jian1):36元
P1120218.jpg
ヘチマの穂先の中華風おひたし。

白灼(bai2zhuo2)というのは、広東あたりでよく用いられる調理法で、
さっと湯がいた後、薄味のスープダレに浸すこと。
いわば中華風のおひたし。

絲瓜(si1gua1)はヘチマ。
尖(jian1)がついているから、これはヘチマの穂先の部分。
エンドウ豆の穂先、豌豆尖(wan1dou4jian1)はかなりポピュラーだけど、
ヘチマはさすがに初めてだ。

「尖」ものでは、ハヤトウリの穂先を食べたことがある。
似たところで、「秧(yang1)=苗」もので、サツマイモの葉っぱというのもあった。
どっちもやわらかくてみずみずしかった。
もし見かけたら頼んでみると珍しがられるかもしれない。

[火倉]香菊花菌(qiang4xiang1 ju2hua1jun1):38元
P1120231.jpg
舞茸(かな?)とベーコンの唐辛子炒め。

唯一これだけが四川っぽい?
いや、唐辛子だけで花山椒がないので、むしろ湖北?
ほんのり甘くてしょっぱいお醤油味がベースで、なんだか懐かしい味だ。

菊花菌(ju2hua1jun1)はショリショリ、ホショホショした食感のキノコ。
舞茸っぽいと思うのだけれど、どうなんだろう。

さて、ここからがいよいよ友人の言う「おいしかった料理」。

香草塩[火局][虫聖]子(xiang1cao3 yan2yu2 cheng1zi):38元
P1120222.jpg
マテ貝の岩塩焼き。

岩塩を敷き詰めた鉄のお皿でマテ貝を蒸し焼きにしたもの。
おそらく下にあるお皿と同じ形のものでふたをして、
岩塩包み焼きみたいな感じにするんだろう。

P1120226.jpg

これがですね、実に美味だった。
味付けは岩塩の塩気と香草の風味だけなんだけど、
まさにそのせいで、マテ貝のうま味(甘み)が引き立つ引き立つ!

P1120223.jpg

外側は香ばしく、中身はとろんとみずみずしくて、最高だった。
あんまりうまくて、とにかく夢中で食べ続け、
気づけばすっかりなくなっていた。

P1120230.jpg

これで38元はお値打ちだ。

特色魚嘴蒸滑鶏(te4se4 yu2zui3 zheng1 hua2ji1):68元
P1120227.jpg
草魚のほほ肉と鶏肉の蒸しもの(香味醤油ダレ)。

ちょっと甘めのタレで、食べ続けると若干飽きが来るものの
ぷるぷるゼラチン質のほほ肉、
むっちりとやわらかい鶏肉ともに大変美味だった。

P1120229.jpg

草魚だというのに、泥臭さも全くなし。
生姜や葱などの香味野菜の風味も爽やかだ。

最後は、お店のエレベーターで写真を見て頼みたくなったこの料理。

金湯羅卜丸(jin1tang1 luo2bowan2):76元
P1120232.jpg

細切り大根入りのイカ団子と南瓜をポタージュスープで煮たものだ。

P1120234.jpg

これまたなんとも不思議な味わい。
ふんわりしたイカ団子の中に細切り大根が入っていて、
歯ごたえと風味がとてもいいアクセントになっている。

P1120236.jpg

そのお団子が、
パンプキンポタージュととても相性がいいっていうのが驚き。
もちろんちょっと中華風の味わいに仕上げてはあるけれど、
ちゃんとクリームの風味のするポタージュスープだ。

しかし、四川料理のレストランなのに一個も四川料理を頼まなかったなあ。
「新派を見直した」とか言ってるけど、
そもそもだいぶへそ曲がりなオーダーだったかも。

【念のためお知らせ】

お気づきの方もいるかもしれませんが、
このお店、涼拌螺肉という料理が原因で
広州管円線虫による脳膜炎にかかる患者が続出した
いわゆる「福寿螺事件」のレストランです。

今回「創作料理」の数々を食べてみて、
「これが行き過ぎてああいう事件になったんだな。」
と妙に合点がいきました。

ただ、事件後、レストランは公の場で謝罪、
治療費を負担するなどしてイメージ回復に努め、
私が行った日の繁盛具合から見る限りある程度信頼を回復したようです。

でも、「中毒事件を起こした店」が気になる方は、
避けておいたほうが精神衛生上いいかもしれません。
なお、私は今のところ何ともなく、相変わらず元気で食べ歩いています。


■お店情報
西城区黄寺大街23号北広福麗特大厦5楼
010-8223-1999/1888

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北京風餃子
北京風味餃子(bei3jing1 feng1wei4 jiao3zi)
P1120211.jpg
【データ】とき:11月2日/ところ:麦子店・宝源餃子屋/ねだん:4~5元(1両で)

大学の同級生Fさんが訪燕。
「北京に来たからには、やっぱり餃子を食べて帰りたい。」
という要望に応えて、久しぶりに宝源餃子屋へ。

リクエストに応えてというより、それに乗っかるようにして来たというほうが正しいかも。
「北京に来たら何はなくとも餃子。」
たまに来るとそう思うのだろうけれど、
いつでも食べられると思うとこれが意外と行かないものなのね。

考えてみれば、Fさんが前回北京に来た時にもこの店でたらふく餃子を食べたっけ。
前回は二人だったけど、今回は私の友人も合流して三人。
思い切って、四種類、二両ずつ頼んでみた。

二両ずつ頼んだのは、
餃子は普通二両からでないと注文できないお店がほとんどだから。
この店も当然そうだと思いこんでいたので、
一両ずつ頼もうという発想になったことがなかった。

ところが最近になって、実は一両からでも頼めることを知った。
確か前は違ったと思うので、
きっとそういう要望が多くてそれに対応したってことなんだろう。
こういうところも、この店の人気の理由かな。

四宝韮菜(si4bao3 jiu3cai4):5元
P1120208.jpg
ニラ×干しエビ×卵×春雨

四種類の具材が入っているので、四宝(si4bao3)。
ここのお店はこういう変わり餡の餃子がたくさんあって、目にはなかなか楽しい。
でも私はやっぱりオーソドックスな餡のものが好みだ。

猪肉白菜(zhu1rou4 bai2cai4):4元
P1120209.jpg
豚肉×白菜
(中身写真を撮り忘れた。このお皿の緑っぽくないのがそう。)

超定番だけど、実は宝源餃子屋で一番おいしいのはこれ。
「長いこといろんなところで食べてきたけど、ここのが一番。」
とは友人の弁だ。

ふと、友人がどんな餃子を食べてきたのか気になって、
「お母さんの作る餃子はどんなだったの?」
と聞いてみた。
「ウチのは、普通の餃子とちょっと作り方が違っていて、
 あらかじめ中身を炒めてから包んでいたなあ。」
確かに、餃子の餡は普通生のまま包む。
炒めてから包むタイプは食べたことがない。
お母さんは河南省の出身だそうだから、そのあたりの作り方なんだろうか。

茴香蝦皮(hui2xiang1 xia1pi2):4元
P1120213.jpg
茴香×干しエビ

北京っ子(だけ?)が大好きな野菜、茴香。
北京に来たらやっぱりこれを食べないと。

西紅柿鶏蛋(xi1hong2shi4 ji1dan4):4元
P1120215.jpg
トマト×卵

これはあらかじめさっと炒めてから包む。

実は、四宝韮菜以外の三種類は、Fさんが前回来た時に頼んだのと全く同じ。
今過去記事を見て思わず笑ってしまった。

【宝源餃子屋】水餃

好きな餡の種類って、意外と変わらないものなのね。
というか、Fさんにとっては、これが「ザ・北京」な餃子ってことなのかも。

仮に私が北京を長期的に離れたとして、
久しぶりに来てどうしても食べて帰りたいくらいの「ザ・北京」な餃子ってなんだろう。

猪肉白菜は外せない。
茴香ものは一つは欲しいので、猪肉茴香か茴香鶏蛋。
しかし西胡蘆やセロリも捨てがたい。
いや、インゲンのあの食感もいいし、酸菜の風味もまた格別だ。
ああ、香菜のも食べなきゃ。
羊肉と人参もまたいいんだよなあ。
あとトマトと卵も!
それから、ど定番のニラと卵ってのもあった。
・・・うーん、一回じゃ食べ切れなそうだ。

餃子を食べたら、餃子湯も忘れずに。
「原湯化原食」
ゆで汁は消化を助ける。
そば湯と同じだ。

P1120216.jpg

しかしこの器、なんだかどっかで見たことのある形だなあ・・・
と思ったら、そこには「賽特雅里朗」の文字。
おさがり?


■お店情報
宝源餃子屋
朝陽区麦子店街6号
010-6507-4538

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杏仁と芥蘭菜の和えもの
杏仁芥蘭(xing4ren2 jie4lan2)
P1120204.jpg
【データ】とき:11月2日/ところ:麦子店・宝源餃子屋/ねだん:12元

宝源餃子屋は地元の人たちにも外国人にも愛される、餃子のお店。
ここのメインはもちろん各種餃子なのだが、
私は秘かに涼菜に注目している。

以前紹介したブロッコリーの茎と杏仁の和えものなんて、
なかなか他の店ではお目にかかれない変わり種だ。
しかも杏仁好きの私にはたまらない。

今回のものは、その杏仁と芥蘭菜を和えた前菜。
芥蘭菜(jie4lan2cai4)、もしくは芥蘭(jie4lan2)はアブラナ科の野菜で、
茎と葉、つぼみを食用する。
かなり太めの長い茎で、コリコリと歯ごたえがある。
さっと炒めたり、ゆでてスープダレのおひたしみたいにして食べる。
また麺やご飯物の付け合わせにもよく使われる。

日本語ではカイランと呼ばれているようだけど、
もしかしたらタイ料理で言うパッカナーのほうがピンとくる人が多いかも。

ちなみにとてもよく似た野菜で菜心(cai4xin1)というのがある。
これは日本ではサイシンと呼ばれているみたい。
同じくアブラナ科で薹立ちするんだけど、カイランより茎が細くてやわらかい。
よりアブラナ寄りな感じだ。
芥蘭菜はよりブロッコリーに近い感じかな。
(ブロッコリーやキャベツもアブラナ科なんだって!)
ちなみに芥蘭菜の花は白いけど、菜心の花は黄色い。

この野菜を湯がいて適当な大きさにぶつ切りにし、杏仁と和えただけ。
味付けは塩とちょっとのごま油にほんの少しラー油をたらした程度?
実にシンプル。

こんな前菜を一、二品取って、そこに餃子を三、四両。
ニンニクを丸かじりしながらバクバクッと食べて、
燕京を1本ぐびっと飲んで、
仕上げに餃子湯で口をさっぱりさせたら、
お勘定を済ませてさっさと席を立つ。
これが正しい北京人の餃子一人メシ。

ちょっと憧れてるけど、さすがにマネはできんなあ。


■お店情報
宝源餃子屋
朝陽区麦子店街6号
010-6507-4538

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豚肉と野菜のかき卵炒め
木須肉(mu4xu1rou4)
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【データ】とき:10月30日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:18元

木須(mu4xu1)の意味をはっきり知らず、
長いこと「キノコのこと?」と思っていたのが大きな間違いだったことは、
過去エントリーで書いた。

▼じゃあ木須って何?という方はこちらをどうぞ:
【恵捷坊酒家】木須肉

木須肉は、家庭料理のお店ならない店はないくらい大大大定番の料理。
北平居菜館のメニューにももちろん載っている。

「黄花菜(huang2hua1cai4)=エゾキスゲ」も入っていて、
正しい木須肉の条件はきちんとクリアー。

ただね、やっぱりちょっと油っぽい。
ここは黒酢の助けが必要かも。

木須肉をさっぱり炒めるって、思いの外至難の業なのかもしれない。
そう言えば、「これは!」と思う木須肉に合ったこと、ないなあ。
今度雷亜餐廳圓鑫餐館で、試してみようかな。

ところで、この日は『北京で「満福」』を大量にお買い上げいただいたTさんと
「北京っぽーいものをご一緒しましょう!」
という趣旨の会食だった。

だから、
P1120186.jpg P1120187.jpg
(↑)芥末墩とか、                   (↑)豆醤とか、

そしてもちろん麻豆腐なんかをつまみにして、
うぃーっと小二を飲んだりなんかして、
食べ終わる頃には結構いい具合に出来上がってしまった。

でも、それがまさに北京な食卓だったかも。
Tさん、お楽しみいただけたでしょうか。


■お店情報
北平居菜館
地安門外大街108号
010-6404-5158
P1090147.jpg

*鼓楼からまっすぐ南に伸びる地安門外大街と、
帽児胡同がぶつかるT字路の北東角にあります。
(地安門から行くと、後門橋よりも北側ですよ。)

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ナメタケと鶏肉のスープ煮
滑子炖小鶏(hua2zigu1 dun4 xiao3ji1)
P1120188.jpg
【データ】とき:10月30日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:18元

これを頼んだ時は、小鶏炖蘑(xiao3ji1 dun4 mo2gu1)のナメタケ版をイメージしていたのだが、
出てきた料理がかなりスープっぽくて驚いた。

▼イメージしていたのはこんな煮込み料理

この料理を「炖(dun4)=煮込む、煮詰める」と呼ぶのはちょっと納得いかない。
これじゃほとんど「湯(tang1)=スープ」の部類に入るくらいじゃないか!

P1120190.jpg

と、こんな風に、比較的わかりやすくてシンプルな北京の料理名でも、
お店によって若干ぶれがあって思ったものにありつけないこともある。
これはもう、そのお店でいろいろ頼んでみて
自分で確かめていくしかない。

前に糖醋里脊のところ
お店によって「ケチャップ風」と「醤油風」があるというようなことを書いた。
これも、結局のところ自分で頼んでみないと分からない。
まあ、最近は写真つきのメニューも増えたので大きく外さないようにはなったけど。

でも、この「食べてみないと分からない」というあたりが、
ローカル中華料理のお店の醍醐味だったりもするのだ。
よくわからない時は、とにかく賭けに出て頼んでみる。
大当たりもあれば、大外れもある。
それが面白い。

ガイドブックや人のブログを参考にするのもいいけど、
結局のところ一番確かなのは自分で食べてみることだ。
外れても、せいぜい20元程度。
次への教訓にすれば済むことだ。

で、この料理、味はまあまあだった。
ただ、骨付き鶏肉を煮込んで出ているうま味というよりは、
スープストック系の味のようにも思えた。

やっぱり、煮込みのほうがよかったなあ。
なんてことを書いていたら、小鶏炖蘑が食べたくなってきた・・・


■お店情報
北平居菜館
地安門外大街108号
010-6404-5158
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*鼓楼からまっすぐ南に伸びる地安門外大街と、
帽児胡同がぶつかるT字路の北東角にあります。
(地安門から行くと、後門橋よりも北側ですよ。)

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おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

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北京の甘味盛り合わせ
小吃拼盤(xiao3chi1 pin1pan2)
P1120184.jpg
【データ】とき:10月29日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:15元

もうお腹はいっぱいだけど、
何かもう一皿欲しくて追加したのがこれ。

老北京(lao3 bei3jing1)な「小吃(xiao3chi1)=軽食、スナック」の盛り合わせ。
老北京は昔ながらの北京、小吃はこの場合お菓子のことだ。

P1120182.jpg

中央にあるのが豌豆黄(wan1dou4huang2)。
エンドウ豆で作った羊羹みたいなもので、甘さ控えめでとてもあっさりしている。
豆の風味が濃厚だけど、かなり水羊羹みたいでみずみずしい。
私も含め、日本人にも人気の甘味だ。

白い丸いのは、愛窩窩(ai4 wo1wo)。
艾窩窩(ai4 wo1wo)とも言う。
糯米で作るおまんじゅうだ。
本当は中にさらさらしたお粉が入っているはずなのだが、
ここのはなくて、中身もどっしりしたお餅だった。
あのこぼれ落ちそうになる粉粉を大事にすくうように食べるのがいいのに。
残念。

そしてロール状のものが驢打滾(lv3 da3gun3)。
お餅であんこをロールしてきなこをまぶしたもの。
きなこにまみれている様子が驢馬が砂浴びした後に似ているので、
この名前があるそうだ。
驢馬の砂浴び餅。
日本のわらび餅みたいな感じでなじみやすい。

ここのはぼってりと生地が分厚くて、かなり食べでがあった。
他のお店ではもう少し小振りでちょこっとつまめるくらいの大きさが多い。

この驢打滾をhideyoさんの息子さんK君がいたく気に入って、
「まだある?」
「まだある?」
を連発してパクリパクリとよく食べた。

みんなお腹いっぱいなところに二皿も頼んでしまい、
「また頼み過ぎちゃった・・・」
と凹みかけていたところだったので、
君の食べっぷりはなんだかとっても心強かったよ。

お母さんと一緒に、また驢打滾食べに北京に遊びにおいで!

▼この三つのお菓子については、『北京で「満福」』のP76~80あたりで詳しく書きました。
 よろしければご覧になってくださいね!


■お店情報
北平居菜館
地安門外大街108号
010-6404-5158
P1090147.jpg

*鼓楼からまっすぐ南に伸びる地安門外大街と、
帽児胡同がぶつかるT字路の北東角にあります。
(地安門から行くと、後門橋よりも北側ですよ。)

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

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千切りジャガイモのピリ辛香り揚げ
香辣土豆絲(xiang1la4 tu3dou4 si1)
P1120177.jpg
【データ】とき:10月29日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:15元

北平居菜館で食事をすると、かなりの確率でオーダーの要望がある料理。
ここのメニューは写真つきなのだが、
うずたかく盛られたこのジャガイモタワーにみんなが目をとめる。
注目度は断然トップだ。

この日もやっぱり注目の的。
「香辣(xiang1la4)」と銘打ってあるからか、
「辛くないですか?」
と聞かれるけれど、実はそんなでもない。
それで
「そう見えますけど、これが甘いんです。」
と答えると、みなさん「まさか~?」という疑いの目で私を見る。

でもね、ホントに甘いんですよ、これ。
百聞は一「食」に如かず。
実際に食べていただくことにいたしましょう。

で、登場したジャガイモタワー。

P1120178.jpg

記念撮影を終えて一口食べると・・・
「ほんとだ。甘い。」

でしょ?
唐辛子は見かけ倒し。
辛いどころか、ほんのり甘いのだ。
揚げてから少しお砂糖をまぶしてあるんだろうか。

▼こっちのジャガイモタワーは甘くない版。
【聞香趣】香辣土豆絲

「これ、なんだかクセになりますね。」
「後を引きますね。」

テーブルのあちこちから箸が伸びる、伸びる。
正直なところ、絶賛するほどおいしい訳ではないのだけれど、
なんとなく後を引いて沢山食べちゃう料理って、あるんだよなあ。
そう、まさにジャンクフードみたいに。


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地安門外大街108号
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タケノコと豚ヒレ肉の細切り炒め
冬笋里脊絲(dong1sun3 li3ji3 si1)
P1120176.jpg
【データ】とき:10月29日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:25元

ものすごく頼む頻度が高いという訳ではないけれど、
時々なんだかとても食べたくなるのがこの料理。

「冬笋(dong1sun3)=タケノコ」と「里脊(li3ji3)=(多くの場合豚の)ヒレ肉」を
「絲(si1)=細切り」にして炒めたものだ。

冬笋はタケノコと言っても、冬のもの。
孟宗竹の地下茎がまだ地上に顔を出す前のもので、
春先に出る「春笋(chun1sun3)」よりもやわらかくて質がいいとされる。
(好みはあるようだけど。)

タケノコを若干漬けてあるのか、
それともほんの少しお酢を入れているのか、
ほのかな酸味もあって、これが食を進ませる。

ニンニクたっぷりの濃い口醤油味や
唐辛子や香辛料を利かせたスパイシーな味付けの料理の中にあって、
シンプルな塩味がかえって新鮮だ。

「あと一品何か炒めものを・・・」
とオーダーに悩んだ時に、選んでみてはどうだろうか。


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羊肉のクミンシード炒め
孜然羊肉(zi4ran2 yang2rou4)
P1120174.jpg
【データ】とき:10月29日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:28元

この日は帰国されるhideyoさんの送別会。
北京を離れるということだったので、
では北京っぽく羊肉ものを・・・と頼んだのがこの炒めものだ。

▼過去の紹介記事:
【爆肚歪】炒[火考]羊肉(孜然)

余談になるが、この過去記事に載っている謎の6つの時計。
先日牛街に行った時にその謎が解けた。
これ、やっぱりお祈りの時間を示したものだった。
普通は五回なのになぜ6つ時計があるかというと、
「主麻」というのが金曜日だけの特別なお祈りの時間だからだそうだ。
あー、すっきり。

さて、話を孜然羊肉に戻そう。
羊肉が苦手な方もいらっしゃったのだが、
「孜然(zi4ran2)=クミンシード」の風味でうまく臭みが消えていたせいか、
「これなら大丈夫!」
と召し上がっていた。

羊肉とクミンシードは本当によく合う。
控えめに入っている唐辛子もまた名脇役だ。
そして見逃せないのはゴマ。
この香ばしさがいいアクセントになっている。

でも、やっぱり北京で食べる羊肉はそもそも臭みが少なくて食べやすいのだ。
hideyoさんのお子さんのK君も、
クミンシードや唐辛子を取り除きながら(ちょっと大人の味だったからね)、
結構食べていた。

「出されたものは一口でもいいから食べる。」
これって、結構難しい。
好き嫌いせず何でも食べられるって、それだけですごいことだ。
世の中には美味しい物がたくさんあるんだもの。
出会いの機会を自ら放棄するのはあまりにももったいない。

あらまた、食いしん坊の自己弁護になってしまった。


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栗とベビー白菜の炒めもの
栗子娃娃菜
P1120172.jpg
【データ】とき:10月29日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:10元代?

娃娃菜(wa2wacai4)は、「娃娃(wa2wa)=赤ちゃん」という名前のついた、
雲南あたりで作られている野菜。
ものすごくミニミニサイズの白菜みたいなので、私はベビー白菜と呼んでいる。

詳しい説明は、前に紹介したこのピリ辛唐辛子風味の炒めもののページをどうぞ。

この記事の料理はかなりパンチの効いた一品だったけど、
この日頼んだのは栗と合わせた穏やかなやさしい感じの炒めもの。

栗も甘いけど、これはやっぱり娃娃菜の甘みを楽しむべきだろう。
さっと炒めてスープで少し煮込んであるからか、甘みが出てとてもおいしい。

とろみのついたスープが娃娃菜によくからんで、舌触りもまろやかだ。
娃娃菜というとさっぱりと上湯(shang4tang1)にすることが多いけど、
こんな風にとろみをつけたほうがむしろ合うかもしれない。

とろみと言えば、こちらで売っている片栗粉(淀粉(dian4fen3)という)は
物によってとろみの付き方がまちまちで困る。

一度ユウガオと干しエビを炒めて水溶き片栗粉を入れたら、
えらく水っぽくてまったくとろみがつかず、
「しからば、えいやっ」と多めに入れたら今度は量が多すぎて
だまだまになってしまった。
味付けはよかったのに、やたらと粉っぽくて台無し。

え?
普段から料理してればそんな失敗もないって?
ごもっとも。


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香椿のスプラウトと細切り押し豆腐の和えもの
香椿苗豆腐絲(xiang1chun1miao2 dou4fusi1)
P1120171.jpg
【データ】とき:10月29日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:12元

香椿(xiang1chun1)は日本語ではチャンチンと呼ばれる落葉高木で、
春先に出る新芽を食べる。
何度か紹介しているように、北方中国に春を告げる食べ物だ。

▼香椿についてはこちらから:
【8610食庫】香椿炒鶏蛋
【工体南路菜市場】到菜市場去看一看

この香椿を使った料理には、香椿と大豆の前菜「香椿豆」や、
豆腐と和えた香椿豆腐
ちょっと変わったところでは香椿のフリッターなんていうのがある。

でも、これは香椿芽ではなく、
香椿苗(xiang1chun1miao2)、つまり香椿のスプラウトを使った料理だ。

香椿苗を使ったものでは、
以前にもクルミと和えたこんな前菜を紹介したことがある。

こちらの和えもののパートナーは、押し豆腐の細切り。
黒酢とごま油、ラー油を利かせて和えてある。

香椿苗は貝割れ大根みたいな見かけだが、辛味はない。
その代わり、ほんのり苦みやエグミを感じる。
そう、香椿の味だ。

この香椿の風味こそがこの和えもののキモ。
シャリシャリとしたスプラウトの歯触りと、
香椿の風味をじっくり味わってほしい一品だ。


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栗ご飯
日式栗子飯(ri4shi4 li4zifan4)
P1120169.jpg
【データ】とき:10月27日/ところ:ayazi的家/ねだん:-

密雲に出かけた友人から、山栗をどっさりいただいた。
P1120146.jpg

そのままゆでてもよかったのだけれど、
せっかくだからと栗ご飯を炊いてみた。

山栗なので小振り。

P1120150.jpg

皮をむくのが一苦労で、小一時間もかかってしまったけれど、
まあ、ぽくぽくっと甘い栗ご飯のためなら、
その手間すら楽しみだったりもする。

ちょっと水分が多すぎてやわらかめに炊けてしまったけど、
栗自体のおいしさを損なうものではない。
いただきものの茗荷味噌も合わせて、
なんだかとても豊かな食卓になった。

P1120166.jpg

(あ、おみそ汁がインスタントなのは見逃していただくとして・・・)

山栗と言えば、
子供の頃住んでいた家の周りには雑木林があって、
秋になるとよく山栗を拾いに行ったものだった。

一度、父と弟、私の三人で栗拾いに行ったことがあって、
私がゆっさゆっさと栗の木をゆすったら、
弟のちょうどうなじのところにイガグリがぼとっと命中。
泣きこそはしなかったけど、
かなり涙目になっていたっけ。

父は夜8時過ぎには寝て朝4時くらいに起きる人で、
早朝にゴルフの練習をしたり、
林に入って盆栽に出来そうなつつじを掘り起こしてきたり、
ハツタケを取りに行ったりしていた。

栗の季節はもちろん栗拾いにも行っていた。
朝起きると、どっさり栗が拾ってあって、
それを母がゆでてくれたものだ。

ウチの母はマロングラッセだの渋皮煮だの凝った料理はしない人で、
栗と言えばゆで栗か栗ご飯くらいのものだったけど、
それでもなんてったって拾いたての山栗だもの。
正直、あんまり手を加えないほうがおいしいのだ。

どっさりの密雲の山栗を見ながら、
栃木の山栗を思い出してしまったことだった。


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北京で最初のエチオピア料理レストラン
北京第一家埃塞俄比亜餐廳(bei3jing1 di4yi4jia1 Ai1sai4e2bi3ya4 can1ting1)
P1120092.jpg
【データ】とき:10月22日/ところ:将台路・RAS Ethiopian Cuisine/ねだん:ひとり90元ほど
*その後三里屯に移転したのですが、残念ながら閉店してしまったようです。
(2010/1/26付記)


イラン料理でスローフードを楽しんだ翌日は、
アラビア半島を横切り、紅海を渡って、アフリカ大陸へ。
エチオピア料理を食べに行ってきた。
またまた突然の、「北京で世界食紀行」だ。

北京で最初のエチオピア料理レストランだというRASは、
エチオピア人オーナーが経営する大使館御用達のレストラン。
お店に足を踏み入れた途端に、
もわっとスパイスの香りが鼻腔をくすぐる。
でも、それよりももっと気分を盛り上げてくれるのが
謎のとんがり帽子(ページトップ写真)だ。

フラッシュをたかなかったので分かりにくいかもしれない。
この写真に写っている舞台後ろにあるとんがり帽子に受け皿と足がついたものがそう。
P1120097.jpg

これ、テーブルなのだ。
帽子のような蓋を取るとちょっと大振りのお皿みたいになっていて、
P1120093.jpg
ここにお料理を乗せて食べるのが伝統的なスタイルなんだとか。

エチオピアの伝統的な料理「WE’T(ベット)」と呼ばれる。
煮込み料理が主役だそうで、
辛くてスパイシーなものからマイルドなものまで、
野菜やお豆から牛肉や羊肉まで、いろんな種類が揃っている。

この日はこのベット・コンボを頼んでみた。
120元で4種類の煮込み料理が注文できる。
私たちは子供も入れて全部で6人。
2セット注文したので、頼める煮込み料理は8種類になった。

オーナーからは、
「エチオピア料理はビッグ・ポーションなので、これで十分お腹いっぱいになる」
というアドバイスをもらっていたのだけれど、
食いしん坊の私たちはさらにちょっと欲張って
ドロ・ワットというゆで卵入りのチキン・シチューをプラス。

P1120108.jpg

ドロ・ワットはお祝いの席で食べられるそうで、
骨付きの鶏もも肉を
茶色くなるまでじっくりじっくり炒めたたっぷりの玉葱と
ベルベレというエチオピア独自の香辛料ミックスで煮込んだ料理だ。

P1120110.jpg

さて、8種類もの煮込み料理とチキン・シチューを
こんな小さなお帽子テーブルにどうやって乗っけるのだろう?

これがその答え。

P1120099.jpg

銀盆に巨大なクレープ状のものを敷き、
そこに頼んだ煮込み料理を盛りつけるのだ。

P1120103.jpg

ドロ・ワットも同様。

P1120109.jpg

煮込み料理には「インジェラ」が添えられてくる。
上の写真で料理を盛る前に敷かれていたものと、
料理の周りに置かれたおしぼりみたいのがインジェラだ。
ちなみに下に敷いてあるインジェラも食べていいのね。

インジェラはエチオピア独特の主食で、
酸っぱいクレープみたいな蒸し焼きパンだ。
テフという穀物の粉を練って長時間(3日とか4日もかけるんだって!)発酵させ、
フライパンの上で蒸し焼きにして作るという。
しっかり発酵しているため、かなり強い酸味がある。

エチオピア料理を食べたことのある友人によると、
テフは作付面積に対する収穫率がかなり悪いそうだ。
友人曰く、
「すごくいい土地があると、エチオピア人は必ずテフを植える。
 外貨を稼ぐ上では小麦とかの方がいいんだけど
 伝統というか生活習慣的なものもあるし…、
 と、アフリカで農業政策に携わっている人々がゆーてました。」
インジェラ(テフ)はエチオピア人にとってのソウルフードなんだなあ。

ところで、この日私たちが食べたインジェラはかなり白っぽくて「おしぼり」みたいだったけど、
前出の友人によれば灰色っぽくて「雑巾」みたいなのもあるんだとか。
でもって、「本物のインジェラは白か、灰色か?」
で論争になったりしているらしい。
インジェラを巡る「おしぼり」vs「雑巾」論争!

インジェラの形容は人によりさまざまで、
「おしぼり」の他にも「絵巻」と言う人もいた。
「手巻きのゆるゆる包帯」というコメントもあった。
うん、そうそう、そんな感じ。
お好み焼き屋さんで食べる「あんこ巻き」の生地みたいという説もあったなあ。
しっとりしてて「ぴとっ」と肌にすいつく感じが似てるかも。

インジェラについての話が長くなった。
伝統的なエチオピア料理は、
とんがり帽子テーブルに盛りつけられた煮込み料理をみんなで囲みながら、
くるくると巻物のように巻かれたインジェラをちぎり、
好きなものを包んで食べるというスタイルであるらしい。

このインジェラがなかなかくせ者だった。
盛りつけられた料理を見て、最初のうちこそ
「なんかちょっと足りないかもね。」
なんて思いながら食べ始めたのだけれど・・・

何しろスプーンがないので何かおかずを食べるには
必ずインジェラですくわないといけない。
インジェラを食べれば、それだけお腹はふくれる。

煮込み料理は中には辛いのもあったけど、全体的にはマイルドだし、
野菜や豆もたっぷりでとても身体にやさしい感じでおいしくて
意外と後を引く。
「まだまだ沢山食べたい・・・」
それでもまたインジェラですくって一口、二口。

酸味のせいでさっぱり食べられるのもまた落とし穴。
結局、ふと気づいたらすっかり食べ過ぎてしまっていたのだった。

ショータイムで何度もダンスを披露してくれた
ダンサーさんたちを見習ってエチオピアン・ダンスでもしたら
お腹も少しはこなれたかなあ。

P1120111.jpg

でも、まるで釣り上げられたばかりの魚がビチビチとはねるような、
大量にやばい薬を飲んで痙攣しているかのようなあのダンス、
踊ったら筋だの関節だのがおかしくなって身体がバラバラになりそうだけど。

この日はビール小瓶1本ずつ飲んで、一人90元ほど。
この店はオーナーもシェフもエチオピア人なのでたぶんかなり本場の味。
スパイスやテフの粉などを本国から持ち込んでいることを考えると
北京でこの値段はかなり安いと思っていいのではないだろうか。

お帽子テーブルに酸っぱいクレープに痙攣ダンス、
なかなか愉快で新鮮な驚きいっぱいのエチオピアン・ナイト。
お料理もなかなかおいしいし、
北京の毎日にマンネリを感じたら、
異空間体験に行ってみてはいかが?


■お店情報
Ras Ethiopian Cuisine
朝陽区将台路14号
010-8479-8388
*リドホテルのある将台路沿いにあります。
 酒仙橋路と将台路がぶつかる交差点からさらに東へ100mほど。
 道の北側(リドホテルを背にして左手)にあります。
*その後三里屯に移転したのですが、残念ながら閉店してしまったようです。
(2010/1/26付記)


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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

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ペルシャ料理再び
再品波斯菜(zai4 pin3 bo1si1cai4)
P1120074.jpg P1120073.jpg
P1120075.jpg P1120078.jpg
【データ】とき:10月21日/ところ:長虹橋・入迷(Rumi)/ねだん:ひとり80元くらい+アルコール代(持ち込み)

一度食べてみてその意外にやさしい味に驚き、再訪店リストに入っていた「入迷(Rumi)」。
イラン料理のお店だ。

▼過去の入迷(Rumi)関連記事:
【入迷(Rumi)】波斯美食

イランのお料理は、ペルシャ料理。
ペルシャ料理の特徴は、野菜やお豆を多用し、
ヨーグルトなどの酸味が味付けのポイントになっていることだそうで、
油も辛さもスパイスも控えめの優しいおだやかな味のお料理だ。
日本では、オーガニック、スローフードといったあたりが
キーワードになっているみたい。

もう一度行きたいと思いながらずっと行く機会がなかったのだけれど、
成り行きで結成することになったエスニック会の下見でついに再訪なった。

前回食べたものをベースに、
より基本のペルシャ料理っぽい感じのものをいくつかオーダー。

[58]家珍豆泥 配炒蘑和洋葱
(jia1zhen1 dou4ni2 pei4 chao3 mo2gu1 he2 yang2cong1):30元
Hummsu With Sautead Mushurooms & Onions
P1120071.jpg
([ ]の中の数字はメニュー番号。)
フンムスというのは、ひよこ豆のペースト。
この日は炒めたマッシュルームがトッピングされたものを頼んだ。
ほっこりしたひよこ豆ペーストがお腹にやさしくて滋養たっぷり。

10日後のエスニック会の日は、
最初に来た時に頼んだ挽肉のトッピングのほうを選んだ。
挽肉のせは、[59]番。

[59]家珍豆泥 配砕牛肉餡(微辣)
(jia1zhen1 dou4ni2 pei4 sui4 niu2rou4 xian4):30元
Hummsu With Spicy Ground Beef

▼写真はこちらをどうぞ。

次の南瓜みたいな色のはミルザ ガセミー。
焼き茄子とトマトのペーストだ。

[61]蒜香烤茄子(suan4xiang1 kao3 qie2zi):26元
Mirza Ghasemi
P1120074.jpg

これまたとても穏やかな味。
トマトも入っているせいか、とても爽やか。
ひんやりした舌触りが心地いい。

[67]酸奶黄瓜(suan1nai3 huang2gua1):29元
Mast-O-Kbier
P1120073.jpg
マスト ヒヤール(キュウリ入りのヨーグルト・ミント風味)。

ミントはほんのり香る程度。
青い干しぶどうとクルミも入っている。
ヨーグルトは自家製とあって、日によって質感が違う。
この日は水っぽいさらさらした感じだったけど、
エスニック会本番の時はかなりむちっとしてとろみがあった。

[123] 蚕豆米飯(can2dou4 mi3fan4):28元
Baghali Polo
P1120078.jpg
バガリ ポロ(空豆入りピラフ・フェンネル風味)。

空豆のほこほこしたおいしさと控えめなフェンネルの香りがなぜか後を引く。
すごーくおいしいという訳じゃないけど、なんか食べちゃうのだ。

この他に、ケバブを二品。
P1120075.jpg

オーソドックスな羊肉と、
P1120076.jpg
これがすなわち、シシ・ケバブ?

コフタ・ケバブ二種(鶏肉と牛肉)。
P1120077.jpg

コフタ・ケバブというのは、
挽肉を棒状のつくねのようにして串の周りに巻いて焼いた物だとか。
要は細長いハンバーグみたいなもの?
ただし串焼きだけど。

メニューには付け合わせのピラフ付きになっているけど、
ピラフはいらないと言えば10元引きにしてくれる。

ここまでが試食で食べた料理だ。
検討の結果、エスニック会本番では59、61、67、123の他に
次のものを頼んだ。
(エスニック会の時は照明が暗い席だったので写真なし。
 すみません。)

・[65] 茄子酷酷(qie2zi ku4ku4):29元
     Koo Koo Eggplant
     クク(茄子と卵入りのベークドパテ)

・[101] 烤肉拼盤三(kao3rou4 pin1pan2 san1):279元
     コンビネーション ケバブ(ペルシャ風のグリル盛り合わせ)
     ビーフ、ビーフ挽肉、チキン、サーモン

・[126] ゼレシュク ポロ:28元
      Zereshk Polo
      ドライフルーツをのせたペルシャ風ピラフ

・[144] 波斯甜点拼盤(bo1si1 tian2dian3 pin1pan2):58元
      デザート コンビネーション(ペルシャ風デザートの盛り合わせ)

特にオススメなのが[126]のゼレシュク・ポロ。
ゼレシュク(Zereshk)と言うのは、
バーベリー(セイヨウメギ)とも呼ばれる赤い小さな木の実。
ちょうどブラックカラント(黒すぐり)くらいの大きさで、
甘酸っぱい味もよく似ている。

これをドライフルーツにしたものがピラフの上に乗っかっていて、
この甘酸っぱさが香り米のピラフととてもよく合う。
このピラフはお勧め。
「ピラフに甘酸っぱいドライフルーツなんて・・・」
と食わず嫌いせずに、一度試してみて!

最初に行った時、試食会、エスニック会と三回ペルシャ料理を食べた訳だけど、
私はやっぱり好きな味だった。
特にペースト系がいい。
豆、茄子などの野菜とヨーグルトがやさしい味だ。
それにドライフルーツ味のピラフが忘れがたい。
お腹を休めたいと思った時に、また来ようと思う。


■お店情報
入迷(Rumi)
北京市朝陽区工体北路1-1
010-8454-3838
*長虹橋にある兆龍飯店の向かい側(北側)です。
P1090030.jpg



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北京ダック
北京烤鴨(bei3jing1 kao3ya1)
969843633_49.jpg
*フラッシュをたいたので非常にのっぺりした写りなのが残念・・・
【データ】とき:10月20日/ところ:王府井・長安壱号/ねだん:ひとり200元ちょっと(500元券をご提供いただいたのでかなりお安くあがりました。)

月曜美食会の豪華スペシャルで、
グランドハイアットのチャイニーズレストラン「長安壱号」へ。
北京一おいしいと評判の北京ダックと
見るだけで幸せなデザートプレートを楽しみにして出かけた。

人気店とあって、予約は8時45分と遅い時間。
フロント裏手にあるバー「REDMOON」をウェインティングバーがわりに使って、
まずはミモザで口湿しをして予約時間を待つ。

シャンパンベースのこのカクテルを置いてあるところはあまりなくて、
北京ではなかなか口にすることができない。
久しぶりのミモザを楽しみに待っていたのだけれど・・・
待てど暮らせど出てこない。
やっとやっと出てきたかと思えば、
店員どうしが私たちのすぐ側でおしゃべり。
空いたグラスを下げるのに熱心なのはいいけれど、
下げたグラスはサイドテーブルの上に集めるばかりで
いっこうに洗い場に持って行く気配もなく相変わらずおしゃべり。
そこいらのバーなら何も文句は言わないけど、
ここは5スタークラスのホテルだ。
まず、ここで「ん?」と疑問符。

そして予約時間を少し過ぎてからレストランへ行ってみれば、
まだ席の用意が出来ていないという理由で待たされた。
むむ。

さらに、突き出しで出た冷菜の素材を聞けばいい加減な答えしか返ってこず、
こちらが納得しなければかえって「コックに聞きましたから!」と舌打ち。
コーヒーの量が人によってあまりに違うとクレームを言えば
あいまいな笑いを浮かべて言い訳。

正直なところ、私の中でのグランドハイアットの評価はかなり下がってしまった。
期待値も高かったことは認めるけれど、
その期待に応え、さらに期待以上のものを提供するのが
高級店の矜恃ではないだろうか。
「黙っていても客が来る」ことにあぐらをかいて、
サービスがなおざりになっているように思えた。
とても残念。

と、基本的に「ほめる」がモットーのこのブログには珍しく
辛口なことばかり書いたけど、
北京ダックは噂に違わず美味だった。
皮はパリパリで、口に含むとすっと溶けていくようだった。
ただ、「以前よりは油っぽくなった。」とのこと。
その言葉通り皮だけ食べるとややもたれる感じではあった。

竹筒で供される白菜入りのダックスープが大変美味。
あっさりしてとても飲みやすく、
白菜の自然な甘みが出ていて深みがあった。

この日は7人いたのだが、
ダックは一羽にとどめて他にもいくつか料理をオーダー。

「長安壱号と言えば北京ダック」というイメージが強いが、
ここの料理は「家常菜(jia1chang2cai4)=家庭料理」なのだと言う。

ということで、頼んだ料理は
・茄子の黒酢和え(老醋拌茄子)
・干し豆腐の細切りの和えもの(涼拌豆腐絲)
・鶏肉の四川ソースがけ(口水鶏)
・干しウオスンと牛肉煮こごりの細切り和え
・茄子の揚げ炒め(焼茄子)
・インゲン豆と挽肉の漬け物風味炒め(干[火扁]扁豆)
・麻婆豆腐
・鶏肉とナッツの四川ソース炒め(宮保鶏丁)
とスタンダードなラインナップになった。

*( )内の中国語名はうろ覚えなので、正確ではないかも。
*一品料理の写真は、店内が暗くて断念。

どれもとても上品で美味。
宮保鶏丁のナッツがピーナッツでもカシューナッツでもなく、
マカダミアナッツだったところがさすがハイアット。
鶏肉も下味がよくしみてやわらかく、深みのある味だった。

しかし、一番素晴らしかったのはデザートプレート。
969843633_235.jpg
これで二人分というから、なんとも豪勢なプレートだ。

ティラミスやクレームブリュレ、フルーツ入りのクッキーなどなど、
目移りしそうなほど沢山のデザートが盛り合わせになっていて、
これが登場した途端に「わあっ!」と歓声があがった。

どれも美味だったのだが、
特に絶品だったのが五糧液の風味を利かせたチョコアイス。
白酒独特の臭みの面影は消えているのに、
五糧液の香りの芳しい部分だけを絶妙に残してある。
これには思わずうなった。

本当ならこの五糧液チョコアイスとジャスミン茶アイスが売り物のようだけど、
この日はジャスミン茶アイスは登場せず。
残念。

お料理は全般的に文句なく美味だった。
ただ、どのお料理も家庭料理で
庶民派レストランで食べれば10元~30元もあれば十分に楽しめるものなのに、
この店で食べるとその3倍、4倍、5倍のお値段。
ここにさらにサービス料も加算されるかと思うと、
素直に「おいしい!」と叫ぶ気持ちになれなかったのも事実。

もちろん、食材は厳選しているだろうし、
一流のコックさんが作ったりしているから、
高くなるのは仕方のないことかもしれない。
それは理性で納得しよう。

でもでも、コストパフォーマンスで考えると、
庶民派のそこいらの道ばたレストランに軍配が上がってしまった。
そこをサービスや雰囲気で
「さすが5スタークラスは違う!」
とうならせてほしかったのに。
期待しすぎだろうか。

それに、私には味付けがやっぱりちょっと上品すぎたかも。
すっかり「庶民派舌」、「B級舌」になってしまった私には
少しもの足りない嫌いがあったことは否めない。

またここに来て食べる気になるか?
と問われると正直なんとも言えない。
つくづく庶民だ。


■お店情報
長安壱号((Made in China)
東城区東長安街甲1号君悦大酒店(グランドハイアット)1階
010-8518-1234


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しゃぶしゃぶ軍団
集体吃[シ刷]羊肉(ji2ti3 chi1 shuan4yang4rou4)
P1120060.jpg
【データ】とき:10月19日/ところ:地安門・満福楼/ねだん:ひとり80元

さて、ワイン会の翌日は、Sさん主宰の中国茶会。
中国茶会の後はayazi主宰のローカルグルメ会と続くのがいつもの流れだ。
今回は、
「ぼちぼち寒くなって羊肉しゃぶしゃぶの湯気が恋しい季節」
という理由で満福楼の羊肉しゃぶしゃぶを選んでみた。
実際のところは、すっかり暖かさが戻って、
大汗をかきながらのお鍋になってしまったんだけど。

それにしても、この日参加をご希望いただいた方は実に18名。
ザリガニがテーマだった時と同じ大所帯だ。
「どうなるんでしょうねえ。
 まあ、ホール席だからなんとかなるでしょう・・・」
Sさんと半ば心配、半ば破れかぶれの会話をしていたら、
いざ蓋を開けてみたら連絡の行き違いなどの理由でさらに人が増え、
結局は26名という団体さんになってしまった。

ご参加いただいた方々には、円卓二卓にきちきちでお座りいただいて、
とても窮屈な思いをさせてしまって申し訳ない。
ただ、これだけの人数が鍋を囲むと(あ、ひとり鍋だったけど)
それはそれでまた壮観だ。

P1120061.jpg

ちなみにこれは一卓分だけ。
これより一回り大きい円卓が隣りにもう一つあった。

この日頼んだのは、
生の羊肉、冷凍羊肉、羊肉団子、センマイ、
つまみ菜、ほうれん草、白菜、香菜、
冬瓜、ジャガイモ、山芋、凍り豆腐、春雨、キクラゲ、エノキなど。

それに羊肉串も1本ずつ。
ここの羊肉串は、大きめのお肉がゴロンゴロンと串にささっていて豪快。

▼満福楼の羊肉串の写真はこちらをどうぞ:
【満福楼】[シ刷]羊肉

▼東来順のもおいしい。
【東来順飯荘】[シ刷]羊肉

肉自体もやわらかくておいしい。
街角で売られている羊肉串とは一線を画すボリュームとおいしさ。
このお店に来たら、しゃぶしゃぶだけではなくてこちらもどうぞお試しあれ。

それに仕上げの焼餅。

P1120062.jpg

私は残った胡麻ダレをスープでのばし、
それをすくって飲みながら焼餅を飲むのが好き。

でも、26名という大人数のしゃぶしゃぶ軍団ともなると、
変わったことをなさる方も出現するようで・・・

P1120063.jpg

焼餅フォンデュ?

P1120064.jpg

いや、しゃぶしゃぶフォンデュか。

お子さん4人も含めて総勢26名。
みんなでおおいに喰らい、おおいに笑った夜だった。


■お店情報
満福楼
西城区地安門内大街36号
010-6403-0992
p1010753_2.jpg
*景山公園と地安門の交差点の間、道の東側にあります。
  溥潔さん手跡の「満福楼」の文字が目印です。
  人気店なので、事前に予約をするのがオススメです。

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ワイン会
葡萄酒聚会(pu2taojiu3 ju4hui4)
P1120034.jpg
【データ】とき:10月18日/ところ:A先生家/ねだん:ワイン1本+会費

愛しのナポリ・ピッツァと邂逅を果たしたその日の夜は
Aさん宅のワイン会。

Aさんは某日系企業の北京駐在員で、大のワイン通。
Aさんが北京のご自宅で定期的に催すワイン会には、
ワイン好き、もしくはワインに興味のある人が多数集まる。

ベタベタローカル中華料理ばかりを食べ倒している私だが、
飲んべえだけあってワインにも一応興味はある。
とは言え単にくぴくぴと飲むだけの私には、
ワインの世界はなんのとっかかりもなくて
ワイン通になるなんて雲をつかむような話だ。
そこにいい具合に耳にしたワイン会に参加するようになって、
もう半年くらいになるだろうか。

Aさんのワイン会は、参加者が各自ワインを1本ずつ持ち寄る。
今回は「旧世界のワイン」がテーマということで、
持ち寄ったフランス、イタリアあたりのワインを飲みながら、
ヨーロッパの主なワイン産地についてお勉強した。

お勉強した内容はここでは割愛するけれど、
(いや、すっかり酔っぱらって覚えられなかっただけですけど)
いやはや、ワインの世界は奥が深い。
産地の気候、土壌とブドウ品種の関係、
品質規格や生産者の姿勢、保存状態などなど、
いろんな要素が複雑にからんでいて、
これを攻略するのはなかなか大変そうだ。

まあね、私はただいつもの通り
「ふーむ、なるほどー。」
と頷きながらかぱかぱと飲んでいただけなんだけど。

ところで、Aさんはソムリエの資格を持つワインの専門家であると同時に、
料理の腕前もプロ級だ。
Aさんが腕をふるうお料理の数々も、ワイン会に出席する楽しみの一つ。
今回もまた素晴らしい料理に舌鼓を打った。

オードブルプレート
P1120036.jpg
(左上から時計回りに)
フォアグラパテのカシスソース添え/サラミとパルミジャーノをタラリにのせて
四万十川の川海苔のご飯カナッペ風/いくらのご飯カナッペ風
鰯の甘露煮/黒豆、

カシスソースが絶品。
パルミジャーノの上にあしらわれた岩塩にしびれる。
川海苔、懐かしくて美味。

マンゴーとナッツのサラダ(ブルーチーズのドレッシング)
P1120039.jpg

建国記念日の連休で訪れたハワイのレストランで
おいしかったというサラダを再現したものだそうだ。

▼ハワイ版のサラダはこちらから:
北京情報・ワイン・食べ歩き

マンゴーの甘みと酸味、チーズの風味がマッチして、
爽やかな中にも深いコクのあるサラダだ。
こうしてレストランで食べたものを自分で再現できるなんて、すごい。
私なんてただ食い倒れてるだけなのに。

キノコと豚肉のラグーパスタ
P1120046.jpg

キッチンで調理中のAさんに張り付いて、
お手伝いをするかに見せて単なる見学。

P1120040.jpg

「山東省に出張に行った時に買ってきたキノコなんです。
 ポルチーニ茸に負けませんよ。」

おお!
そういう掘り出し物をかぎ分けるのも、やはり肥えた舌と見る目があってのこと。
さすがだ。

このパスタにはさらにトリュフが添えられた。
P1120050.jpg

ちゅるる・・・
キノコのうま味がたっぷりしみ出したクリームソースがパスタにからむ。
うんま。

ワイン会では、なるべくAさんの側にいるようにしている。
いろいろお話を伺えるのと、
「これにはこのワインが合うんですよ~」
と蔵出ししてくださるAさん所蔵ワインをいち早く飲ませてもらえるから。

この日もまさに、
「このパスタにはこれが合いますよ。」
とよく冷えたリースリングを惜しげもなく開けてくださった。

待ってました!
さっそくいの一番にグラスについでもらってくぴり。
甘くとろりとした冷たい露が口いっぱいに広がって、
ゆっくり食道をつたって胃の腑へと落ちていく。
至福。

キノコのクリームパスタを手に入れて、
いったんリビングに引きあげ参加者のみなさんと談笑。
そしてワインをかぱりかぱり。

そうこうしているうちに、Aさんがまたキッチンに消えた。
すかさず見学に。

P1120051.jpg

あー、またおいしいそうなものが出来上がっている!

牛肉の赤ワイン煮(ペンネ添え)
P1120056.jpg

じっくり煮込まれた牛肉とペンネ。
フランスパンなんて一緒に出されたら、
ソースの最後の一滴までパンですくって食べないと気が済まなくなってしまう。

沢山のワインと、おいしいお料理と、ワインの知識と、
そして多くの方々との出会い。
どれもたっぷり味わって、堪能したワイン会の夜だった。

▼Aさんのワイン情報いっぱいのブログはこちらからどうぞ!
北京情報・ワイン・食べ歩き


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ピッツァ・マルゲリータ
瑪格麗特比薩(ma3ge2li4te4 bi3sa4)
P1120019.jpg
【データ】とき:10月18日/ところ:燕莎橋・[T]AVOLA/ねだん:88元

私はナポリ風のピッツァが大好物だ。
「額縁」という意味のコルニチョーネ(縁の部分)はぷっくりとふくれて香ばしく、
焼きたてのフランスパンみたいな風味がして、
さらにちょっと焦げ目がついてたりなんかして、
そいでもって真ん中の部分は薄手でやわらかくもちもち。
トマトソースたっぷりでモッツァレラチーズもとろっとろ。
手で持ってかぶりつけないほどやわらかくて、
ナイフとフォークで食べないといけない。
これはナポリのピッツァの大きな特徴だ。

東京で働いていた頃、中目黒にあるSAVOYというピッツェリアが
そりゃあもう大好きで大好きで、
3週間に2回くらいの割合で通っていた。
今でも、一時帰国をすれば必ず行きたい店だ。
オープン1周年記念でお店が作ったSAVOY手ぬぐいは、
未だに使えずにずっと大切にとってある宝物だ。

スイングと映画とスヌーピーとフィアットが大好きなオーナーの
それぞれに対する愛があふれた小さなお店。
お店を入ったところに置かれた大きなスヌーピーのフィギュアの前には
ブリキのバケツをひっくり返した小さな「テーブル」が置いてあって、
毎日小さなピッツァがお供えされていたっけ。

カウンターの窯前の席に陣取って、
オーナーでありピッツァヨーロでもある柿沼さんが
木箱からぷっくりふくれたピッツァの種を取り出して
大理石の台の上でぺたんぺたん、くるんくるんと生地をのばし、
すばやくトッピングを施し、
最後にちゅちゅちゅっとオリーブオイルを振りかけて、
ちろちろと直火の燃える釜でピッツァを焼く様子を
ナストロ・アズーロをぐびびと飲みながらぼーっと見ているのが大好きだった。

用意した生地がなくなってもう店じまいという時間帯に
釜の中の残り火が温かくまたたく様子は、
ピッツァ好きが高じて訪れたナポリの街の夜景そっくりだった。

汗かきの私は、夏場はこの窯前の特等席に座ることができない。
だからこれは涼しくなってからしか味わえない贅沢だ。

この席は見学の一等席であると同時に、
食いしん坊にとっても最高の席。
だって、焼きたてのピッツァをどこよりも早く食べることができるんだもの。

そして、柿沼さんとぽつりぽつりとお話するのもこの席ならではの楽しみだ。
「今日の生地は少し固めですね。」
「今日はいつもよりしっかりめに焼けてますね。」
試行錯誤を繰り返し、
またその日のコンディションによっていろいろとやり方を変えているに違いないのに、
こちらがこんな感想を言うと
「いや、いつもと同じですよ。」
といつも変わらぬ白いTシャツ姿で静かに答える。
そこがなんとも男前なのだった。

ピッツァの種類はマルゲリータとマリナーラの二種類。
(お願いするとビアンカを焼いてくれる時もあるけど。)
どちらも捨てがたくて、行けば必ず無理してでも二種類食べるのが常だった。

「サービスが悪い」とか
「メニューが少ない」とか
「店が狭い」とか
いろいろ言われたこともあったようだけど、
私にとっては永遠の幸せの場所。
ピッツェリアはピッツァの専門店で、日本で言えばラーメン屋みたいなものだ。
ふらっと入って、さくっと食べて、ビールの一杯でもひっかけて、
さっと出てくるような店だもの。
いいのだ、少しぶっきらぼうなくらいで。

それに、私自身はこの店でいやな思いをしたことはない。
柿沼さんは愛想笑いもお世辞も言わないし、
これ見よがしのサービスもないけれど、
人待ち顔で一人ぽつねんと座っているのを見て
そっとカンパリソーダを出してくれたこともあるし、
たまに顔を出して一段落したあたりをねらって声をかければ
「帰国されてるんですか。」
と立ち話もしてくれる。

そんな思い出のつまったSAVOYは今でははす向かいに新店舗をオープンし、
名前も聖林館に変わった。
鉄で「タタキツクル」造形作家の倉田光吾郎さんが手がけた
鉄とガラスのファサードと、
ファンタジー系の物語にでも出てきそうな螺旋階段、
そして工場みたいな鉄製のピッツァ窯が印象的な異次元空間だ。

▼倉田さんのサイトで、旧店舗(SAVOY)と新店舗(聖林館)を見ることができます。
SAVOY
聖林館 

*ちなみに製作過程もとても面白いので、「製作記詳細」のほうもぜひどうぞ!

外観も店内も、なんだかファンタジーに出てくる空飛ぶ大型船の機械室みたいで
とにかく度肝を抜かれる不思議さだ。

でも柿沼さんとピッツァは変わらず。
帰国しても行けないこともあるけれど、
あそこに行けばいつでも聖林館があって、
白いTシャツを着てピッツァを焼き続ける柿沼さんがいて、
そしてあのもちもちピッツァが待っていると思うとそれだけで安心する。

実は最近、いつも食についての知識を教えてくださったり
美しいスイカの花を彫ってくださったフードコーディネーターのHさんも、
このSAVOYのファンだったと聞いて驚いた。

「ayaziさんもSAVOYのファンだって知って、鳥肌が立ちましたよ!」
ある日ゆっくり飲んだ時に、Hさんが目を輝かせてこう言った。
食べることが大好きで、
北京で食べ物つながりでひょんなことから知り合った二人が、
同じ店をこよなく愛して通っていたなんて!
その日はSAVOYと聖林館を話題に深夜まで話が弾んだ。

北京に来たことをつゆほども後悔はしていないけれど、
唯一かなしいのはSAVOYのピッツァを食べられないこと。
「本場のピッツァ」という触れ込みのお店に行っても、
ミラノ風のパリパリの薄いタイプでがっかりするばかり。
ああ、ナポリのピッツァを愛してしまったばっかりに・・・
喪失感は深まるばかりだった。

しかし、北京の地を踏んでから実に11年目の今年、
「ナポリ風のピッツァ」を売り物にしたイタリアンレストランが登場した。
それが亮馬橋外交公寓に開店したイタリアンレストラン、[T]AVOLA。
シェフのお母様がナポリ出身とかで、
水牛モッツァレラチーズを使ったピッツァが自慢なのだという。
写真を見れば、
焦げ目のついたふっくらコルニチョーネのまぎれもないナポリのピッツァ!
我知らず心が弾んだ。

ある休日の昼下がり。
宣伝文句の真偽を確かめるべく、[T]AVOLAを訪れた。

P1120015.jpg

きりりと冷えたソアーヴェの白ワインが
よく晴れた休日の午後の気分にぴったり。

P1120014.jpg

まずはシーフードサラダ(78元)でスタート。

P1120017.jpg

アサリやイカがたっぷり。
それにルッコラがちょろり。
シーフードがたくさん食べられてうれしいけど、
海の国の民にとっては鮮度が今ひとつかな。

シーフードサラダにはお野菜があんまり入ってなかったので
ミックス野菜サラダ(48元)を追加。

P1120022.jpg

これは野菜たっぷりで満足。
パルミジャーノ・レッジャーノが惜しげもなく使われているのと、
アーティチョーク(カルチョーフィ)がドカンと入っているのがうれしい。

さらにちょっと贅沢してビーフ・タグリアータ(198元)。

P1120024.jpg

サーロインの薄切り肉のステーキ。
たっぷりのルッコラとバルサミコ酢の風味でさっぱりいただける。

P1120027.jpg

しかし、プリモもセコンドも無視した滅茶苦茶なオーダーだな・・・

そしてお目当てのピッツァ・マルゲリータ。

P1120018.jpg

これが・・・十分期待に応えるおいしさだった。
ナポリのピッツァそのものかと言われると完全に自信があるわけではないけど、
私が北京で食べた中でダントツ一番にナポリのものに近い。

コルニチョーネはしっかりした歯ごたえ、
あとはもちもちのあのナポリのピッツァ。

P1120020.jpg

お店によると、
チーズは輸入水牛モッツァレラチーズ。
上にパラパラと細かいチーズが振りかけられているのは余計だけど、
その他はかなり、かなり、ナポリっぽい。

苦節(?)10年。
ようやく北京でもナポリ風のピッツァを食べられる日がやってきた。
感涙だ。

唯一心配なのは、オープンしてからしばらくして本国のシェフが引き揚げ、
味が落ちてしまうこと。
お願い[T]AVOLAさん。
どうか今のレベルをいつまでも維持してくださいね。


■お店情報
[T]AVOLA
朝陽区東方東路19号亮馬橋外交公寓B区A座2階
010-8532-5068
*亮馬橋路を挟んでケンピンスキーホテルの向かい側。
  一戸建ての家の並ぶ亮馬橋外交公寓のすぐ脇の道を入り、
  少し進んだ左手にあるビルの2階です。

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水城風サクサク豚肉とセロリの炒めもの
水城酥肉(shui3cheng2 su1rou4)
P1120009.jpg
【データ】とき:10月15日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:28元

「水城(shui3cheng2)」は、訳せば「水の都」。
なんだけど、この場合は水城市という貴州省の西部にある都市のことだろう。
この料理はそこの名物?

酥(su1)は、「サクサク、ポロポロ」。
食べ物が砕けやすく、やわらかくて口に入れるとすぐ溶けてしまう様子を指す。

だからこれはお肉をサクサクに揚げたもの。
その名の通り、口に入れるとしゅうっと溶けていく。

脂身たっぷりのところを揚げてあるので、
実は結構油っぽいのだけど、
一緒に炒めたセロリの香味がいい具合にその脂っ気をやわらげている。
ふんだんに使われたゴマの風味も見逃せない。

沢山食べるともたれるかもしれないが、
一つ、二つ、ちょこちょことつまむにはなかなかいい。
ビールのつまみにも最適だ。

貴州大廈では、白酒で有名な茅台の作っているビールを飲むことができる。
一本18元と割高だけど、
フルーティーで口当たりのいいとても爽やかなビールだ。
合わせてぜひどうぞ!


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
P1100404.jpg

*北三環路を和平西橋で北方向に曲がり、すぐ右手(東側)。
貴州大厦の二階です。

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淡水魚の貴州風酸っぱいスープ鍋
酸湯魚(suan1tang1yu2)
P1120011.jpg
【データ】とき:10月15日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:174元

天津蟹紀行から帰った水曜日。
夜は月美(月曜美食会)の番外編で、貴州大廈に行ってきた。

貴州へ旅行に行って来たりーゆえんさんを始め、
(りーゆえーん!貴州旅行記のアップはいつー?)
月曜美食会のメンバーが貴州料理に興味津々の様子だったので、
「では水曜だけど番外編で行きましょか!」
ということになったのだ。

オリンピックも終わってめでたく復活なった花江狗肉を賞味したいところだったけど、
抵抗のある人もいたのでこの日はパス。

水豆[豆支](水納豆)を使ったこんな和えものや、
ぷりぷりのわらび粉ヌードルや、
貴州の七不思議かつお節風味の唐辛子でドクダミを和えたのとか、
それに臭豆腐とカリンコリンのジャガイモフライで脇を固めた後、
満を持してご登場となった主役がこの酸湯魚だ。

▼酸湯魚についてはこちらから:
【貴州籮籮酸湯魚】酸湯魚

この日の魚は烏江魚。
一斤58元と決して安くはないが、
骨が少なくて淡泊なとてもおいしい魚だ。

烏江魚と言えば、この店ではこんな豪快な料理も食べている。
これもオススメ!
ドボンとつける貴州風のタレが絶品だ。

ここの酸湯魚は非常にあっさりと上品に仕上がっていて大変美味。
酸味がとても爽やかで、
ついついと何杯でもおかわりしてスープを飲みたくなってしまう。
淡泊で滑らかな烏江魚とこの爽やかスープとの相性もバッチリだ。

写真を撮るのを忘れたけれど、
特製のタレを加えるとまたスープの表情が変わっていい。

あ、前に豚足を酸湯で煮込んだこんなのを食べた時に
タレの写真を撮っていた。

貴州大廈の料理は、全体的にとても上品にあっさり仕上がっていて食べやすい。
唐辛子は多用しているけど激辛という訳でもないし、
酸っぱい味が苦手でなければ、ぜひ一度訪れてほしい。
(人気店なので予約をするのが無難です。)


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
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*北三環路を和平西橋で北方向に曲がり、すぐ右手(東側)。
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緑豆おこげの醤油あんかけ
鍋巴菜(guo1ba1cai4)
P1120006.jpg
【データ】とき:10月15日/ところ:天津・沸騰魚郷/ねだん:1.7元くらい

天津で蟹をたらふく食べた翌日、
「天津の朝ご飯と言えば、やっぱりコレでしょ!」
と食べに行ったのが鍋巴菜。

▼鍋巴菜って何?という方はこちらをどうぞ。
【天津・中山食街】鍋巴菜

天津のお知り合いのMさんが、
鍋巴菜ならここ!という店に連れて行ってくれた。

そのお店、小発鍋巴菜舗は、
天津美術学院にほど近い路地の一角にあって、
誰かに連れてきてもらわないと絶対に来られない。

なんかもう本当に飾り気のない、というか質素というか小汚いというか、
むちゃくちゃ庶民的な店構えだ。

P1120004.jpg

注文はMさんにすっかりお任せ。
私はすばやく空いたテーブルを見つけて席をとり、
ぼんやりと鍋巴菜の来るのを待った。

ここの鍋巴菜は、さすがに専門店だけあっていい味だ。
とろんとした醤油あんはしょっぱすぎず、薄すぎず。
豊かな腐乳の味わいが華を添える。
緑豆おこげのペナントも、香ばしいような、しんなりしたような、
なんとも言えないほげほげとした質感がクセになる。

「やっぱりここのは違う。」
Mさんが頷く。

こういう庶民の朝ご飯アイテムって、
正直なところ、特別特別おいしい!という訳ではないんだけど、
なんかこう、忘れがたい磁力があるんだよな。
「天津に来たからには、やっぱりこれを味わって帰らないと!」
と思わせてしまう何かが。

ガツーンと直接パンチを効かせるとか、
ぐいっと首根っこを捕まえて引きずられるとかじゃなく、
じわりじわりと釣り糸をたぐり寄せられて
気がついたら釣り上げられてしまうみたいな感じだろうか。

さて、鍋巴菜はお粥とか豆腐脳とかと同じ位置づけなので、
揚げパン([食果]子)と合わせて食べるのがオススメだ。
ところが、この日は朝寝坊してしまって[食果]子が売り切れ。
焼餅(shao1bing3)に切り換えた。

焼餅と言えば、
北京でしゃぶしゃぶのお伴ゆでモツのお伴として
よく食べるゴマのついた幾重にも折りたたまれた焼きパンだけど、
それとはちょっと違った烙餅(lao4bing3)みたいなもの。

P1120007.jpg

ところ変わると、同じ名前でも違う食べ物になって面白い。
北京と天津、ほんの100㎞くらいしか離れていないのに。

「茶鶏蛋(cha2ji1dan4)はいるか?」
と聞かれたので、
「いるいる!」
と即答。

茶鶏蛋(cha2ji1dan4)は茶卵のこと。
これを焼餅(syao1bing3)
茶卵はむぎゅっとつぶして、茶卵バーガーにして食べる。

P1120008.jpg

ふーん。
こんな風にして食べるんだあ・・・
卵でもさもさしたお口の中は、鍋巴菜を一口すくって汁気を補充。
いつもながら、地元の人とご飯を食べに来るといろいろ発見があって面白い。


■お店情報
小発鍋巴菜舗
天津河北区金海路九九食府の後ろ
P1120003.jpg


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竹葉青(緑茶銘柄)
竹葉青(zhu2ye4qing1)
P1110949.jpg
【データ】とき:10月12日/ところ:望京・銀灘酒楼/ねだん:28元(一杯)

やたらとお酒が進みそうなつまみなど頼んでしまったけれど、
この日は病み上がりなのでお酒はお休み。
おとなしくお茶を飲むことにした。

四川出身の劉アーイーに敬意を表して、
という訳ではないけれど、選んだ茶葉は四川峨眉山の銘茶、竹葉青。

「竹葉」というその名の通り、
やわらかな萌葱色の茶葉は、表面が平らでなめらか、ねじれもない。
そのすっとした姿が竹の葉を思わせる。

お湯を注ぐとすうっとまっすぐに水面に浮く様子も、
清流に散り落ちた竹の葉のようだ。
お茶の色も爽やかな透明感のある薄緑色で、
竹藪の中の小径を逍遥しながら周りを眺めやった景色のようですがすがしい。

苦みもなく、こくがありながらもあっさりした味が人気だとか。
確かに、奥行きのある豊かな味わいなのに、
とてもすっきりとした飲み口だ。

霊山の雲霧を吸い込み、甘露を受けて育つ茶葉は、
私の身体に居着いてしまった風邪の邪気も払ってくれるような気がした。


▼過去の「銀灘酒楼」関連記事:
【銀灘酒楼(劉記馥園)】鮑汁滋補火鍋(一)
【銀灘酒楼(劉記馥園)】鮑汁滋補火鍋(二)
【銀灘酒楼(劉記馥園)】四川香腸
【銀灘酒楼】墨魚馬蹄丸子(鮑汁滋補火鍋)
【銀灘酒楼】劉阿姨的加油站
【銀灘酒楼】蜂窩豆丁


■お店情報
銀灘酒楼
朝陽区利澤西園209号楼望馨商業中心312
010-6478-5625/13601251951
*新店舗に引っ越しました。
 (望馨商業中心の外壁には「銀灘金湯」という看板が出ています。)
P1110942.jpg
<行き方>
map.jpg
 ・京順路側から行く場合:
   京順路から広順北大街に入り、六佰本のある交差点で左折。
   一つめの交差点の右手に望馨商業中心があります(東湖湾の向かい)。
 ・京承高速側から行く場合:
   四環路の望和橋から京承高速に乗り(高速代はいりません)、
   望京科技園出口で下りて直進。
   左手に望馨商業中心が見えてきます(東湖湾の向かい)。


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凍り豆腐の四川揚げ
蜂窩豆丁(feng1wo1 dou4ding1)
P1110956.jpg
【データ】とき:10月12日/ところ:望京・銀灘酒楼/ねだん:16元

お鍋だけでもナンだなあ、と頼んでみたのがこの一品。
手作りの凍り豆腐を揚げて、四川風のピリ辛ダレをからませてある。

蜂窩(feng1wo1)は蜂の巣という意味。
揚げた凍り豆腐のスカスカした空洞がちょうど蜂の巣のように見えるので
この名前にしたのだろう。

豆丁(dou4ding1)は、
豆腐(この場合は凍り豆腐)を「丁(ding1)=賽の目」に切ったもののことだ。

「丁(ding1)」は野菜やお肉など食材を賽の目に切るという意味なので、
覚えておくと料理の注文の時に目安になる。
宮保鶏丁(なんと、まだ単独で書いてなかった!)、辣子鶏丁などは、
「丁」のついた料理名を見たら、
「ああ、鶏肉を賽の目に切って炒めてあるんだな。」
と察しがつく。

「絲(si1)」は細切りにすることだから、
魚香肉絲京醤肉絲などは、細切り肉を使っていることがすぐ分かる。

日本だと凍り豆腐は煮染めることが多いけど、
揚げるっていうのは目から鱗が落ちる調理法だ。
ガリッとした歯ごたえが出て香ばしい。

ピーナッツやぶつ切りにした葱の風味もあいまって、
実にいい酒の肴になる。
この日はさすがに病み上がりで飲まなかったけど。

「これは前の店では出してなかったですよね。」
そう言うと、
「メニューには載せてなかったけど、実は前からあったんですよ。」
と劉アーイー。

ん?
ということは、実はまだ裏メニューがある可能性大?
今度は何かいいつまみがないか、直接聞いてみることにしよう。


▼過去の「銀灘酒楼」関連記事:
【銀灘酒楼(劉記馥園)】鮑汁滋補火鍋(一)
【銀灘酒楼(劉記馥園)】鮑汁滋補火鍋(二)
【銀灘酒楼(劉記馥園)】四川香腸
【銀灘酒楼】墨魚馬蹄丸子(鮑汁滋補火鍋)
【銀灘酒楼】劉阿姨的加油站


■お店情報
銀灘酒楼
朝陽区利澤西園209号楼望馨商業中心312
010-6478-5625/13601251951
*新店舗に引っ越しました。
 (望馨商業中心の外壁には「銀灘金湯」という看板が出ています。)
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<行き方>
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 ・京順路側から行く場合:
   京順路から広順北大街に入り、六佰本のある交差点で左折。
   一つめの交差点の右手に望馨商業中心があります(東湖湾の向かい)。
 ・京承高速側から行く場合:
   四環路の望和橋から京承高速に乗り(高速代はいりません)、
   望京科技園出口で下りて直進。
   左手に望馨商業中心が見えてきます(東湖湾の向かい)。


■お知らせ■

このブログをベースにした本が出版されました!

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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
スーツケースのポケットにスルッと入れて、北京まで連れてきてください!

▼お近くの書店か、ネットでお求めいただけるとうれしいです。
アマゾンで「満福」
セブンアンドワイで「満福」
ビーケーワンで「満福」
楽天ブックスで「満福」

▼詳細はこちらで!
『北京で「満福」』、7月25日発売です!

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