2008年07月

2008年07月
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ジャージャン麺の思い出
炸醤麺的回憶(zha2jiang4mian4 de hui2yi4)
P1100775.jpg
【データ】とき:7月7日/ところ:松楡里・海碗居/ねだん:13元(上がった!)

ところで、この日海碗居に行ったのは、
7月1日からオリンピック取材で北京入りされている
スポーツ紙カメラマンのHさんと会食のため。
Hさんは、語学科でも後輩、サークルでも後輩で、
同窓生の中でもかなり近い間柄だ。
しかも奥さまも語学科、サークルともに後輩。

在北京の同窓生Iさんとも「そのうち食事を」と約束していたので、
じゃあ、ミニミニ同窓会にしちゃおう!
ということで、3人で海碗居まで行ってきた訳だ。

芥末墩茄泥醋溜白菜などをちょこちょことつまみながら、
あれやこれやとおしゃべり。
年の差はあれども、そこはなんと言っても同窓生。
なんだかんだと共通も話題も多く、楽しい食事になった。

で、シメはもちろん炸醤麺。
この日は麺のゆで加減が絶妙!
シコシコでしっかりしたおいしい麺だった。

ところで、3人で頭をつきあわせるようにして炸醤麺をズルルッとすすっていたら、
Iさんがこんな話をしてくれた。

「ウチでは炸醤麺を普段から食べてたんですよ。」
「ええっ?」
と思って詳しく聞いてみると・・・

Iさんのご実家のお父上が旧満州の育ちで、
北京に立ち寄った際に炸醤麺の作り方を聞いて帰り、
日本に戻ってからもその味を再現して作っていたのだとか。

「だからウチでは冷蔵庫にかならず炸醤が常備してあって、
よく麺だけ買ってきて炸醤をかけて食べてました。」

材料や作り方は日本風にアレンジされてはいたようだけれど、
まぎれもなく炸醤。
北京の炸醤麺は、日本のIさんのご実家の味として定着していたのだ。
海を渡った炸醤である。

「ただ、ウチの炸醤麺はこんなに具だくさんじゃありませんでしたけどね。
父が北京に遊びに来た時に炸醤麺屋さんにつれていったら、
とても感激してました。」

幼い時に食べた思い出の炸醤麺との再会。
お父上はさぞ感慨深かったことだろう。

以前、烤饅頭(kao3 man2tou)について書いた時にも、
「旧満州育ちの父が好きだった。」
という感想をいただいたことがある。

今ほど食糧事情がよくなかった時代、
炸醤麺にしても、饅頭にしても、子供心にさぞおいしく感じられたことだろう。
そしてたぶん、手作りするしかなかった時代の食べ物は、
今よりもっと滋味豊かでありがたみもあったのだろうなあ。

Iさんのご実家のように、
北京や東北地方、もしくは上海など、
中国の料理が「我が家の味」として伝わっているご家庭が
日本には意外にたくさんあるのではないだろうか。

それも一つの戦後史、「家庭の戦後史」と言ってもいいかもしれない。
炸醤麺をたぐりながら、そんな思いにふけった夜だった。


■お店情報
海碗居(松楡里店)
朝陽区松楡南路36号
010-8731-3518
*華威橋から東へ2㎞。道の南側にあります。
二つめの歩道橋を越えてすぐのところです。
*個室を予約すると、全体的にやや割高の料金設定になっています。


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●書  名:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版 184P(内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。

巻末には、超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリストもおつけしました。

キャッチフレーズは「ガイドブック+1冊」!
る●ぶ+満福、地●の歩き方+満福・・・いろんなガイドブックとペアでどうぞ。
小さくて薄い新書サイズです。
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白菜のカラシ和え
芥末墩(jie4mo dun1)
P1100774.jpg
【データ】とき:7月7日/ところ:松楡里・海碗居/ねだん:4元とか5元とか?

芥末墩については何度か記事にしているけど、
カラシの色と味がガツーンと利いた刺激的なヤツに出会ったので、
懲りずにもう一度エントリー。

▼過去の芥末墩関連記事:
後海・北京小吃紀行~芥末白菜
【皇城根[衣荅][衣連]火焼】芥茉[土敦]

ここは北京で一番おいしい炸醤麺のお店、海碗居。
「老北京菜(lao3bei3jing1cai4)=昔ながらの北京の料理」を楽しめるお店でもある。

で、基本の一皿、芥末墩(白菜のカラシ和え)を頼んでみたらば、
なんと美しいカラシ色だこと!
しかもガ「ツーン」とカラシが利いたパンチのあるお味。
よい感じじゃ。

「これは来ますね。」
「強烈。」
カラシの刺激に鼻梁を押さえながらも、箸はいっこうに止まらない。

芥末墩は白菜の切り株みたいな感じになっているので、
周りからペローンとはがすようにして食べる。
なので、食べるにつれて、株がだんだんちびていく。

ペローン、パクッ、ツーン。
ビールをゴクッ。
ペローン、パクッ、ツーン。

ほどなく、カラシまみれの白菜の株は跡形もなく消え失せたのであった。


■お店情報
海碗居(松楡里店)
朝陽区松楡南路36号
010-8731-3518
*華威橋から東へ2㎞。道の南側にあります。
二つめの歩道橋を越えてすぐのところです。
*個室を予約すると、全体的にやや割高の料金設定になっています。


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香菜と水納豆の和えもの
香茜拌水豆[豆支](xiang1qian4 ban4 shui3dou4chi3)
P1100773.jpg
【データ】とき:7月7日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:10元代?

第四回臭臭同盟で貴州省駐京弁レストランへ。
今回のターゲットは水豆チー、通称水納豆だ。

▼臭臭同盟活動の軌跡:
【桂福林食府】酸笋炒仔腸
【広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)】酸笋燜鶏
【北平居菜館】豆汁
【勁松田源鶏】炸窩頭片(配臭豆腐)

貴州には水豆[豆支](shui3dou4chi3)という極めて日本の納豆に近い食品がある。
糸こそ引かないが、匂いや風味はまさに納豆。
まさか貴州料理のレストランで納豆に出会えるとは思わなかった。
感涙ものである。

臭臭同盟には「臭」がついているので
「臭いものを食べる会」だと思われているみたいだけど、実は違う。
あくまで「発酵食品」を食べる会で、
「臭」は発酵臭に対する愛を込めた反語的な意味合いがあるのだ。

水豆[豆支]はまさに発酵食品。
臭臭同盟のテーマとしてもってこいだ。

この日頼んだ豆[豆支]ものは二品。
一つは以前に紹介した水豆[豆支]蕨菜(shui3dou4chi3 jue2cai4)。
蕨の水納豆和えだ。

P1100770.jpg

▼蕨の水納豆和えはこちらから:
【貴州省駐京弁餐廳】水豆[豆支]蕨菜

そしてもう一品がこの香茜拌水豆[豆支](xiang1qian4 ban4 shui3dou4chi3)。
香菜と水納豆の和えものだ。

香茜(xiang1qian4)は香菜の別名。
ただし、北京ではほとんど使わない。
南のほうでこういう言い方をすることが多いように思う。

この香菜が水納豆とよく合う。
納豆の匂いと風味のパンチを香菜の香味がしっかり受け止めている。
ちょっと辛い味付けになっているからというのもあるけど、
ちょっと目から鱗の落ちる組み合わせだ。

日本の納豆にも香菜入れたらおいしんだろうか?
ちょっと中華系の調味料が必要かもしれないけど、意外といけるかもしれないな。
今度試してみよう。

さて、今回の臭臭同盟の会合は水納豆がテーマだったけど、
実はもう一つ隠しテーマがあった。
本当のところ、こっちのほうが大きなテーマだったりもしたのだけど・・・

それが花江狗肉(hua1jiang1 gou3rou4)。
貴州名物の犬肉を使った鍋料理だ。

これがまた美味!
本場貴州でも口に出来ないほどの本格的犬鍋だという評価にも納得。
下ゆで(煮?)した犬肉は、臭みもなくほろほろ。
これを生薬がたっぷり入ったいかにも滋養のありそうなスープでさっと煮る。

さっぱりしていて繊維感のあるお肉で、
皮際の脂身はしつこくない程度にこってり。

これを特製のタレにつけていただくのだが、このタレがまた秀逸だった。
ごま油にすりおりしたニンニクがたっぷり入り、
さらに香菜、カルダモン?山椒?おろし葱?・・・??
油がベースなのに不思議としつこくなくて、
しかもお肉とまたよく合うのだ。

この犬肉鍋を他のメンバーにも増して
「おいしい!おいしい!」
と食べたのが、先日のローカルグルメ会にも参加してくれたAちゃん。
小学校3年生の彼女、
グルメ会でもザリガニを8匹は平らげ、カエルの肉を好んで食べ、
そして今日は犬肉をそれはおいしそうに食べていた。

さすがはフードコーディネーター&アジア系エスニック料理研究家の娘さん。
お母さまが
「テーブルに出たものは必ず口にする」
をモットーにされていることもあり、何でも嫌がらずよく食べる。

好物は水煮魚、ザリガニもカエルも、犬肉もオッケー!
小さな頃から世界各国のいろんなものをまんべんなく食べている彼女は、
中国茶の先生からもその味覚の確かさを見込まれて、
「ウチに預けないか」
とまで言われたそうだ。

私も小さい頃にこんなにいろんなものを食べられる環境にあったら、
もっと味覚が発達していただろうに。
もっと味覚の蕾が育っていただろうに。
味蕾とはよく言ったものだ。

ああ、うらやましい。

で、犬肉鍋の写真はどうしたかって?
前菜を撮ったところで、
ホールマネージャーに慇懃に写真撮影禁止を申し渡された。
無念。

よって他の料理の写真もなし。
苦菊の和えもの、ヒユナの炒めもの、烏江魚の酸湯魚(トマトと米のとぎ汁の発酵スープで煮た川魚の鍋)、ひな鳥の鉄鍋炒め、臭豆腐の辛味ソース煮込み、細切り野菜のクレープ包み、漬け物入り炒飯、
なーんてのもガンガン頼んだのに、一切写真なし。
くすん。

ところで、この会合に参加してくださったIさんから、
後日メールであるお知らせをいただいた。
なんと、犬肉料理がNGになったというのだ。
滑り込みセーフ!

▼関連報道はこちらから:
犬肉料理はNG!

また、オリンピックがらみだ。
なんでも、犬を食べる習慣がない国の人々に配慮し、
国際動物愛護団体の抗議をかわすのが目的だそうだ。

そう言えば、ソウルの時も同じようなことがあったなあ。
願わくば、オリンピック開催後にはまた解禁されてほしいものだ。


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
P1100404.jpg

*北三環路を和平西橋で北方向に曲がり、すぐ右手(東側)。
貴州大厦の二階です。


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アフタヌーンティーセット
下午茶套餐(xia4wu3cha2 tao4can1)
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【データ】とき:7月5日/ところ:上海・徐家匯太平洋百貨内・Afternoon Tea/ねだん:60元(だったかな?)

8種類のスイーツから好きなものを3種類と、紅茶がついたセットメニュー。

ああ!
Afternoon Teaの紅茶&スイーツセットが、上海で愉しめるとは!

上海出張の三日目は午後便で北京戻りなので午前中フリー。
これ幸いと徐家匯に新しくできたAfternoon Teaへとタクシーを走らせ、
ランチとティーセットを堪能してきたのだ。

紛れもない、あのサザビーのAfternoon Tea。
P1100753.jpg P1100756.jpg

フードメニューは多分日本とまったく一緒。
なつかしいあのメニューも、あのメニューも、ちゃーんとあって感涙。

お昼にはちょっと早いけど、チキンのソテーと温野菜サラダで腹ごしらえ。
P1100761.jpg
確か50元代。

ご一緒したお二人はリゾット。
P1100763.jpg

そして久しぶりのアールグレーティー。
P1100764.jpg
中国語では伯爵紅茶(bo2jue2 hong2cha2)。

水が、臭くないよ・・・
ちゃんとミネラルウォーター使ってるよ・・・涙。

そしてお待ちかねのスイーツ3種類盛り合わせ。
P1100767.jpg
ブラウニー、カボチャのチーズケーキ、そしてフルーツタルト。

うう、涙。
まるで日本に帰ったかのようだ・・・

P1100768.jpg

って言うか、上海にいたら日本に帰る必要ないな。
って言うか、これだけ日本ものがあふれてるんじゃ、中国にいる意味すらないかも。

あか抜けないし、ないものも多いけど、私はやっぱり北京がいいや。

ということで、『北京で「満福」』が出たばっかりなのに
しばらく上海ものが続いてましたが、
次回からはまた北京のおいしいものに戻ります。

しかもディープに、臭臭同盟第四回会合ネタから。
会場はあの駐京弁レストラン・・・


■お店情報
Afternoon Tea
上海市徐匯区衡山路932号太平洋百貨2階
021-6448-32
*こちらは上海の2号店。1号店は新天地にあるそうです。
(訂正:「新光天地」と書いてましたが、「新天地」の間違いでした!
 すみませんでした。北京とこんがらがっちゃった・・・)



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マカオ風エッグタルト
澳門蛋撻(ao4men2 dan4ta3)
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【データ】とき:7月3日/ところ:上海・淮海中路・莉蓮蛋撻餅屋/ねだん:3.5元

莉蓮蛋撻餅屋(Lillian Cake)は、「(たぶん)上海で一番おいしいエッグタルト」のお店。
「たぶん」というのは私が勝手に書いている訳ではなくて、
お店のキャッチピーがもともとこうなのだ。

「可能是上海最好吃的蛋撻」。
P1100746.jpg
謙虚なんだか無責任なんだか。

でも、「上海で一番おいしいエッグタルト」というのは(たぶん)本当。
ここのエッグタルト、大陸中国で食べられるエッグタルトとしては秀逸のおいしさだ。

P1100749.jpg

カスタードがとろりとしてて、タルトの生地がしつこくなくて、食べやすい。
P1100750.jpg

甘さも控えめでくどくない。
だから芋焼酎にも意外と合うのね。
P1100751.jpg
いや、これは余計でした。

さて、このお店のエッグタルト、確かにすごくマカオの本場の味に近い。
それ自体には拍手を送りたいのだけれど、
パッケージまで激似なのはちといただけない。

これが上海のパッケージ。
P1100747.jpg

こちらの本家と比べてみて!
本家のパッケージ

これは『澳門瑪嘉烈蛋撻/Margaret's Cafe e Nata』のもの。
発見者は酒徒さん夫妻。

今回改めて見てみたけど、似てるっていうか、パクリだな、こりゃ。
たぶん。


■お店情報
莉蓮蛋撻餅屋(淮海店)
淮海中路868号
021-5405-1200
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*淮海中路と茂名路のぶつかる交差点にあります。


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雪菜と細切り豚肉の混ぜそば
雪菜肉絲拌麺(xue3cai4 rou4si1 ban4mian4)
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【データ】とき:7月3日/ところ:上海・淮海中路・滄浪亭/ねだん:15元

(『北京で「満福」』、出たばっかりなのにいきなり上海ネタで恐縮ですが・・・)

めったに入らない出張。
前回の出張は2007年末の上海だったけど、今回もまた行き先は上海。

ただ、どんなタイミングで身体が空くか分からないので、
「食い倒れ」のほうは期待していなかった。

▼前回の上海出張で食べたものはこちら:
【王家沙】蟹粉小籠包
【王家沙】燜肉湯麺

ところが、初日は割合早い時間にお役ご免になり、いきなりフリー。
これ幸いと滄浪亭へとタクシーを走らせ、
ひとり麺をすることにした。

開洋葱油麺がお目当てだったのだけれど、なんと売り切れ。
むー、残念。
またあの美しく輝く葱と対面できると思ったのに・・・

ならばと、前回食べておいしかった雪菜肉絲麺を、
拌麺(まぜて食べる汁なしタイプの麺)で試してみた。

雪菜は高菜みたいな味のする青菜の漬け物。
少し辛味もあって、からし菜みたいな感じもする。
これと細切り豚肉を炒め合わせたものが具になる。
P1100736.jpg

これにさらにスープがついてくる。
P1100737.jpg
このスープ、麺をたぐる時にちょっとずつ飲んでもいいし、
途中から汁麺に方向転換してもいい。
最後まで食べ終えてから、どんぶりに残ったタレと一緒に飲んでもまたよし。
(たぶん・・・)

まずは雪菜と豚肉を麺に乗っけて・・・
P1100738.jpg

混ぜる。
P1100739.jpg

混ぜる。
P1100741.jpg

そしてすする。
ズズッ!

当たりだああぁぁぁ。
やっぱりここのお店の雪菜、おいしいわあ。

半分くらいまで食べたところですかさずスープ投入。
やっぱり脂っこく感じてくるのと、
これだけ食べているとだんだん味が単調に感じられてくるのだ。
P1100745.jpg

スープ投入で表情がガラッと変わる。
まだまだ行けるぜ、雪菜肉絲麺。
飽き飽きだと思っていた古女房がいつもと違ったメークをしたら、
思わず惚れ直ちゃった、ってなところか?
いや、なんで急に男になるんだ、私・・・

この日の麺のお伴は、獅子頭。
肉団子である。

獅子頭(shi1zitou2):6元
P1100734.jpg

お肉みっしり。
P1100742.jpg

麺に乗っけてみたりして。
P1100743.jpg

濃いめの味付けでしっかり煮付けてあって、なかなか食べであり。

それにしても、出張先で混ぜそばと肉団子を「おひとりさま」する女、
幸せ?それとも、さ、さみしい?


■お店情報
滄浪亭(淮海店)
上海市盧湾区淮海中路689-691号(思南路付近)
021-5382-3738
*タクシーで行くなら、「淮海中路、思南路」。


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『北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!』、本日発売です。

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●タイトル:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版184P (内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)

この本には、北京ダックも燕の巣も出てきません。
北京でお腹いっぱい食べ歩く生活を10年近く続けてきて、
まだまだ飽きない「満腹生活」は、
とりもなおさず幸せいっぱいの「満福生活」。
この「口福」をぜひ皆さんにも知っていただきたいのです。
                             --帯より

そんな思いを込めて
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った読み物です。

なんと、帯とPOPには、
中国人ジャーナリストの莫邦富さんから推薦文を頂戴しました。
こんな過分なお言葉をいただいています。

「本当のおいしい中華料理とは、
 高級食材を使ったものではなく、
 ごく普通の家庭料理だと思っている。
 そんな本物の味のわかる日本人が、
 私の苦手な内臓系のメニューも、
 おいしそうに、しかも自慢げに丁寧に紹介している。
 我々の得意分野を脅かす素敵なライターが現れた。」

そして、
「今度北京に行ったら、勝又さんに中華のおいしい店を案内してもらおう。」
とも言ってくださっています。

さすがに皆さまお一人お一人をご案内するのは難しいかもしれませんが、
北京のローカルグルメをご案内するガイドの代わりとして、
どうか1冊、お手にとってみてください。

「ガイドブック+1冊」で持ってきていただけるよう、
コンパクトな新書版にしました。

荷造りの最後に、スーツケースのポケットに1冊、
すっと入れて北京まで連れてきてくださいね!

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【ブログをご愛読くださっている皆さまへ】

本の形式は、ブログのような「料理ごと、レストランごと」のスタイルではなく、
北京の人たちが普段どんなものを食べているかをざっくりとご紹介した読み物です。

ayaziがビビビッと放射した「うまそ~光線」が写り込んだ写真満載の
ブログと同じスタイルを期待してくださっていた方も一部いらっしゃったようですが、
(ありがたいことです!)
それは巻頭8ページのカラーページにぎゅぎゅっと濃縮しましたので、
どうぞそちらをご覧くださいね。

「シズル感(じゅるっとよだれが出ちゃう感)」たっぷりの写真付き記事は、
引き続きこのブログでご覧いただければと思います。

*****

ところで、拙著の発売に際して、
ぜひ書き記しておきたいことがあります。
それは、私がこのブログを始めた本当の本当の理由です。

私は中国、北京が好きでこの街に住んでいます。
もちろん、この国、この街のすべてが好きな訳ではありません。
「嫌い」と思ったり、腹の立つこともあります。
「好き」と「嫌い」を両端にとったスケールで言えば、
少しだけ「好き」にふれているくらいのイメージです。
これは、この街に実際に来て、自分が見て、重ねてきた経験を通しての実感です。

今、日本には中国を「嫌い」と言う人がたくさんいます。
でも、その中で実際に中国に来たことのある人がどれだけいるでしょうか?
先入観やメディア報道に影響されているだけの人も、
もしかしたら多いのではないでしょうか?

私は、もっともっとたくさんの人に北京に来てほしいと思っています。
ネガティブな報道に偏りがちなメディアを通してではなく、
実際に来て、自分の目で北京を確かめて、
北京の人たちと実際に接してみてほしいのです。
それで「やっぱり北京はいやだ」となるのなら、それはその人の自由です。
でも、食わず嫌いはしないでほしいのです。

お隣の国、韓国にたくさんの日本人が行くようになって、
韓国ファンが増えていった様子を見て、
私には思うところがありました。
韓国に行く人が増えた理由は二つあるように思えました。
一つは韓流スター。
そしてもう一つは韓国グルメではないかと考えたのです。

では中国に、北京に、たくさんの日本人が来るようになるには?
韓国のケースを参考にすれば、
台湾や香港ではなくて大陸中国のスターと
中華料理がポイントということになります。

スターのほうは私の力が及ぶところではありません。
じゃあ、私は中華料理で行こう!
そう思って、北京の普段着の中華料理を紹介する
『北京。おいしい生活。』というグルメブログを始めました。
「おいしそうでしょう?そう思ったら、とにかく北京に来てください!」
そんな思いを込めました。

だから、ブログには極力ネガティブなことを書かないように努めてきました。
トンデモネタも意識して控えました。
そういうことを書いた報道や本やブログは、
私が書かなくても他にいくらでもあるからです。

私は、「普通の中華料理」と北京に対する愛だけを、
ひたすら、ひたすら、書いてきました。

それはみなさんにとにかく、北京にいらしてほしいから。
ネガティブなイメージだけで毛嫌いしないで、
一度北京を訪れてほしいからなのです。

そして北京に来たら、
安くておいしい普通の中華料理をたくさん食べて、
いっぱいになったお腹をさすりながら、
街の様子をあらためて眺めてみてください。

そこには、
満員電車の中で誰に言われなくてもすっと席を譲る若者や、
夕食を終えて街灯の下でご近所さんたちと談笑する人々や、
道ばたで中国将棋やトランプに興じるお年寄りや、
凍てついた冬のベンチで二人寄り添って座る着ぶくれてころころになった老夫婦や
並んでそぞろ歩きながら
旦那さんの襟首からはみだした服のタグをそっと直してあげる奥さんや、
飯場へ帰るバスを待ちながら道ばたでご飯をかっこみ
大口開けて笑っている真っ黒に日焼けした出稼ぎのお兄ちゃんや・・・
そんな、メディアがあらためて取り上げないような普段着の北京の人々の姿があります。

北京を訪れた皆さんがそんなシーンに目をとめて、
「北京、意外といいじゃん!?」
と言ってくれる人が一人でも増えてほしいと、
私は心から願っています。

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カエルの四川風煮込み鍋
鳳味牛蛙(feng4wei4 niu2wa1)
P1100657.jpg
【データ】とき:6月29日/ところ:東直門内(鬼街)・酒聖居/ねだん:88元

ザリガニが主役のローカルグルメ会だったはずなのだけれど、
メニューを見ていたみなさんから
「あ!カエルもある!カエル頼みましょうよ!」
という声が上がって思わずオーダー。

そのカエル料理がこの鳳味牛蛙(feng4wei4 niu2wa1)だ。

重慶烤魚と同じようにトレー鍋で出てくる。
なんとも豪快な姿。

「鍋一杯にカエル?」
と思うかもしれないが、カエルの他にも野菜や豆皮など具だくさん。
逆に言うと、見た目ほどカエルが多くないので、カエル好きにはそれが不満かも。

見た目のインパクトほど辛くなくて食べやすい。
それにカエルは鶏肉と白身魚の間のような淡泊なおいしいお肉。
カエルを食べることに抵抗さえなければ、ぜひともオススメしたい料理だ。

でもカエル自体のおいしさでいうと、こっちの江西料理のほうが勝ちだったかな。

さてこの鳳味牛蛙を重慶烤魚とセットで頼んだら、大変なことになってしまった。
P1100673.jpg

さらにさらに、他にも前菜やら炒めものやら主食やらスープやらで
テーブルはますます大変なことに。

P1100679.jpg

テーブルを賑わした料理をざざーっと振り返ってみると・・・

麻辣百葉(ma2la4 bai3ye4):16元/大豊収(da4feng1shou1):12元
P1100648.jpg P1100649.jpg
センマイのピリ辛和えと、野菜スティック(甘味噌ディップ添え)

鹵水拼盤(lu3zhu3 pin1pan2)28元/鶏蛋萵笋(ji1dan4 wo1sun3):12元
P1100663.jpg P1100658.jpg
お煮染め各種盛り合わせと、卵とウオスンの炒めもの。

板栗紅焼肉(ban3li4 hong2shao1rou4):32元/
香辣土豆絲(xiang1la4 tu3dou4si1):16元

P1100659.jpg P1100666.jpg
栗と豚バラ肉の煮込みと、細切りジャガイモの香り揚げ。

[火倉]炒圓白菜(qiang4chao3 yuan2bai2cai4):8元/
香酥翅中(xiang1su1 chi4zhong1):22元

P1100667.jpg P1100668.jpg
キャベツの唐辛子炒めと、手羽中のサクサク唐揚げ。

波羅古老肉(bo1luo2 gu3lao3rou4):26元/南瓜餅(nan2gua1bing3):12元
P1100670.jpg P1100675.jpg
パイナップル入り揚げ豚肉の甘酢あんかけと、かぼちゃ餅のフライ。

疙瘩湯(ge1da tang1):16元
P1100678.jpg
中華風すいとん、別名「おできスープ」。

そしてシメの醤油炒飯が12元。

これらをすべて2皿ずつ。
きゃーっ!

どんどこどんどこお皿が運ばれてきて、
そのうちテーブルに乗り切らなくて
お店の冷凍庫の上まで占領して「待機」してもらう始末。

いやはや、にぎやかな食卓でありました。


■お店情報
酒聖居
東城区東直門内大街15号楼
010-84061945
*東直門から東直門内大街(鬼街)を西方向へ。
  最初の交差点よりちょっと手前、道の北側にあります。


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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
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●タイトル:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版184P (内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)
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川魚の炭火焼き煮込み鍋・重慶風
重慶烤魚(chong2qing4 kao3yu2)
P1100671.jpg
【データ】とき:6月29日/ところ:東直門内(鬼街)・酒聖居/ねだん:118元

ところで、
「ザリガニ+αで何か炒めものでも頼めばいっかなー」
くらいに軽く考えていたこの日のグルメ会は、
実はとんでもない展開を見せていた。

せっかく酒聖居に行ったし人数も集まっているからと、
他にもメインの料理をドーンと頼んでいたのだ。

その一つがこの重慶烤魚(chong2qing4 kao3yu2)。
ここ2年くらい流行っている、炭焼き魚鍋だ。
魚を開いて炭火で焼き、
それをさらにちょっと深めのトレーのような鍋でクツクツ煮込んだ料理。
このトレー鍋の下には炭火が入れられる仕掛けになっている。

酒聖居の看板料理は実はザリガニではなくてこっち。
二種類の味を一度に味わえる仕切りのある鍋がこの店オリジナルなんだとか。

魚はいくつかの種類から選べるが、この日私たちが頼んだのは烏江魚。
P1100647.jpg

「骨が少ないですよ!」
と店員さんに進められて選んでみたら、
ホントに骨がほとんどなくて、身も淡泊で食べやすい魚だった。

麻辣味と、葱の利いた辛くない味とを頼んでみたけど、
辛くないほうがおいしかった。
炭火で焼いた時の焦げ具合が葱の香味にとても合っていたように思う。

麻辣味だと魚自体の淡泊な味が負けてしまうんだろうな。
打ち粉をして油で軽く揚げてからスープで煮込む水煮魚と違って、
炭火焼きは油分が落ちちゃってコクが出にくいから、
あっさりした煮汁のほうが、バランスがとれるのかもしれない。

前にこの店で重慶烤魚を食べた時はそんなに評価が高くなかったけど、
今回はちょっと見直した。

▼前に食べた重慶烤魚の記事:
重慶烤魚でポンポコリン

流行る料理にはそれだけの理由があるものだ。
一度食べてそっぽを向かずに、何回か食べてみるのが賢明なのかもしれない。


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ザリガニの四川風煮込み
麻辣小龍蝦(ma2la4 xiao3long2xia1)
P1100650.jpg
【データ】とき:6月29日/ところ:東直門内(鬼街)・酒聖居/ねだん:一匹6元

中国茶会の後は、恒例のローカルグルメ会。
今回のテーマはザリガニだ。

ザリガニは5月あたりから夏にかけてが旬。
本場の上海や南京あたりでは、
「梅雨だ!ザリガニを食べにいこう!」
なんていうキャッチコピーができるくらいだそうで、
つまり今はまさにザリガニの季節なのだ。

でもね、ザリガニなんていう際物をテーマにして
いったいどのくらい参加したいという方がいらっしゃるやら・・・
と思っていたら、なんと18名という大所帯!
みなさん、意外に味覚戦隊チャレンジャーなのね。

ザリガニは中国語で小龍蝦(xiao3long2xia1)と言う。
龍蝦(long2xia1)はロブスターのこと。
そう言われてみれば似てるよね。

こちらで食べるザリガニは、
この小龍蝦の名に恥じないくらい身がしっかりしていて食べでがある。

B級グルメが専門の私なぞは、
高いお金を払って龍蝦を食べるより、
お手頃価格で小龍蝦をお腹いっぱいがっついたほうが幸せだ。

さて、そのザリガニの頼み方はと言うと・・・

この日会場に選んだ酒聖居では、ザリガニを一匹ずつ注文できる。
その際に、大きさを指定することができる。

P1100646.jpg
この日は、3元、4元、5元、6元と4種類のサイズがあった。
せっかくなので、一番大きな6元のものを頼むことにする。

一人3匹食べるとして、ちょっと多めの60匹!
すんごい大量注文だ。

待つことしばし。
いよいよザリガニちゃんが登場!
P1100653.jpg

調理で使うようなでっかいバットにドッカーンと盛られてお出ましになる。

これで半分、30匹。
P1100652.jpg

6元サイズのザリガニがどのくらいの大きさかというと・・・
P1100655.jpg
持ってくれているのはAちゃん(9歳)。

彼女がまたザリガニをいたく気に入ってくれて、
黙々と、それこそ黙々と、ひたすら殻をむいては食べていた。
なんと翌日のお弁当のおかずにもなったというから、驚きだ。
(Hさん、書いちゃいました・・・)
これだけ気に入ってもらえれば、ザリガニちゃんも本望というものだろう。

さて、では私もさっそく・・・
P1100661.jpg

頭と胴体をはずすと・・・
P1100664.jpg

ほらね?ぶりんぶりんでしょう?
味噌だってちゃんとある。

詳しくは旧ブログを見ていただくとして・・・

▼旧ブログのザリガニ関連記事:
麻辣龍蝦でポンポコリン

旧ブログの時は4元のを食べたけど、今回は6元。
さらにロブスター度高し!

ただ、18人という大所帯になってしまった会食の幹事でパワーを消耗してしまい、
ayaziは本来の胃袋力を発揮できずに終わってしまった。

不本意だ。
ザリガニ、旬のうちにまた食べにいかなきゃ!

▼過去のザリガニ関連記事:
【貴州籮籮酸湯魚】麻辣小龍蝦

*****

ザリガニと言えば、かけがえのない貴重な「食友」、
酒徒さんとお会いするきっかけになったのがこれだった。
旧ブログのザリガニ記事を読んだ酒徒さんとお連れ嬢が翌日さっそく酒聖居に走り、
それならば酒聖居でお会いしましょうという流れになったのだった。

その後酒徒さんとは、
北京小吃の固め食いやら、上海食い倒れ紀行やら、爆肚+棒餃子ゴールデンコンボやら、
ハードかつ幸せな食べ歩きをこなしてきた。

秋か冬には今広州にいらっしゃるお二人を訪ね、
「広州食い倒れ紀行」を決行することが私の中では決定事項になっている。

ザリガニの結ぶ縁。
北京、上海、広州と続いて、どこまでつながっていくだろう。
楽しみ。

あ、ハサミでチョキンって切ったりしないでね。
ザリガニちゃん。


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蓮霧

レンブ
蓮霧(lian2wu4)
P1100638.jpg
【データ】とき:6月29日/ところ:建国門・Sさん宅/ねだん:いただきものなのでタダ

Kさんが差し入れてくださった果物は、ライチの他にももう一つあった。

それがこの謎の果物。
リンゴのような、ザクロのような・・・?

P1100639.jpg

これ、蓮霧(lian2wu4)と言う。
日本語では「レンブ」で通っているらしい。

「フトモモ科ジャワフトモモ」の果実で、
台湾をはじめ、インド、フィリピン、マレーシアで食べられている。

▼ウィキペディアのレンブについての説明:
レンブ

皮ごと食べてもいいみたいだけど、今回は皮をむいて食べることになった。
P1100645.jpg

なんでも、参加したHさんの台湾のお友だちは皮をむいて食べていたんだとか。
皮のところにちょっとエグミがあるとかで、
こうしたほうが食べやすいみたい。

さてさて、レンブとは果たしてどんな味の果物なのか?

一口かじってみたら、まずシャクッという小気味いい歯触りににっこり。
私は歯触りのいい食べ物が好きなのだ。

で、お味のほうなのだけれど、
ウィキペディアの説明にはリンゴと梨を合わせたような味わいとある。

確かに、梨っぽい。
でも他にも何か似ているものがあるような・・・?

「シャクッ、シャクッ」
とレンブを噛み、舌の上で果汁をじっくり味わう。

脳内コンピュータ作動。
舌が読み取った味と
今まで食べたことのある果物の味データベースとの照合作業開始。

 ・
 ・
 ・

そしてまた、「シャクッ」

分かった!
「スターフルーツみたいな味もしますね!」

そう言ってみたら、
日本でフードコーディネーターをなさっていたHさんが
「ああ!」
と頷いてくださった。

レンブは「スターフルーツと梨を合わせたような味。」

さて、ayaziの舌は正しい?


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茘枝

ライチ
茘枝(li4zhi1)
P1100644.jpg
【データ】とき:6月29日/ところ:建国門・Sさん宅/ねだん:いただきものなのでタダ

毎月一回開かれる大学の先輩Sさん宅の中国茶会。
別名S家のお菓子在庫を減らす会とも呼ばれるこの会には、
参加者からもたくさんのお菓子や果物が集まる。

この日はなんと、海南島に出張していたというKさんがライチを持ってきてくださった。
産地直送だ。

こんなにいっぱい!
P1100637.jpg

このライチ、今まで見たこともないくらい大きい。

こんなにおっきい!
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(↑手タレはAちゃん。9歳の女の子です。)

そしてこんなにぷりぷり!
P1100642.jpg

みずみずしくて、甘くて、実においしいライチだった。

ライチと言えば楊貴妃の好物。
「玄宗皇帝が愛する彼女のために広東まで早馬を走らせて取り寄せた」
という逸話が残っている。

でも、日本にいた頃、私はこの話が腑に落ちなかった。
わざわざ南方から取り寄せてまで食べたいほど美味しい果物には思えなかったのだ。

それが広州で試しに食べてみて、日本で食べていたライチとの違いに驚いた。

いかつい皮に包まれた果肉のなんとみずみずしいこと!
なんとふっくらしていること!
ナタデココのような独特の歯触りのなんと楽しいこと!

ほとばしり、したたり落ちる果汁に手と洋服をぬらしながら、
一束をあっという間に食べ終えてしまった。

広州で食べたのは、枝についたまま束になって売られていた生のライチ。
私が日本で食べていたものは、すべて冷凍ものだったのだ。

それ以来、私はライチに対する評価を改めた。
楊貴妃の気持ちがようやく分かったような気がした。


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【データ】とき:6月29日/ところ:麦子店三全公寓・IL MILIONE(素封)/ねだん:66元(お昼のセット全体で)

すごくご近所さんだしおいしいと定評があるのに、
なぜかあまり足を運ぶ機会がないIL MILIONE(素封)。

近すぎるのがいけないのかなあ・・・
いや、違った。
私が中華料理食いだからだった。

この日はお友だちのサプライズ・バースデー・パーティで久しぶりに足を運んだ。

今、このお店では66元と88元のセット(たぶんランチセット)をやっている。
前菜、パスタ、メインの三つのカテゴリーから、
66元のセットなら二品、
88元のセットなら三品頼むことができる。
(デザートもついたっけか?)

このセットのポイントは、
カテゴリーごとに一品ずつ選ばないといけないって訳じゃないこと。
つまり、88元セットで前菜二品+メイン一品とかいう選び方でもOK。
さらに二人で行った時は66元と88元のセットを一つずつ頼んでシェアすると、
もっと選択の幅が広がっていろいろ工夫の余地がありそうだ。

私は66元のセットを頼んで、前菜とパスタから一品ずつ選んだ。

イタリアンって、前菜とパスタを食べたらお腹がいっぱいになっちゃうことも多い。
そんな時に、「メインを選ばなくていい」というのは逆にうれしかったりもする。
イタリア人には目をむかれちゃうかもしれないけどね。

前菜はサラミ入りのサラダ。
P1100632.jpg

前菜の盛り合わせを頼んだ人も。
P1100629.jpg
(↑前菜もパスタも、他にもたくさんのメニューから選べます。)

そしてパスタはワタリガニ。
P1100633.jpg

これ、「おいしい」という定評があってずっと食べたかったのだ。
今回ようやくご対面。

噂にたがわず美味。
パスタもアルデンテでいい歯ごたえだ。
ワタリガニからいいうま味が出ているし、
クリームもしつこくない程度に抑えられていて重たくない。

この66元と88元のセット、
なかなかコストパフォーマンスがよくてお得感あり。
ちなみにプラス10元でドリンクもつく。

北京のイタリアンレストランって、
オープン当初はおいしくても、
イタリア人シェフが引き上げると途端に味が落ちてしまうところが多い。
だから「おいしい」と聞いて出かけたのに、がっかりすることもままある。

外資系ホテルのレストランなら確かに安定しておいしいんだろうけど、
やっぱりお高くて気軽には行けないし。
「そこそこの値段でコンスタントにおいしいイタリアンレストラン」を探すのは、
北京では本当に至難の業なのだ。

その点、このお店はそもそも日系で日本人が常駐しているので、
味も日本人好みのところを押さえていると思う。
言葉の面でも、中国語が得意でなくても安心。
はずさない一店として重宝だと思う。

これで窓のある開放感のあるインテリアだったら、もう少し通うんだけどなあ。

【おまけ】
特別に出してもらったスペシャル・バースデー・デザート・プレート
P1100635.jpg


■お店情報
IL MILIONE(素封)
朝陽区麦子店街38号 三全公寓1階
010-6508-6038


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激辛鉄鍋
麻辣香鍋(ma2la4 xiang1guo1)
P1100602.jpg

【データ】とき:6月28日/ところ:亜運村・龍順園麻辣香鍋/ねだん:168元

おいしいと評判の麻辣香鍋の店、龍順園に行ってきた。
龍順園は、りーゆえんさんの同僚が強力推薦するという麻辣香鍋のお店
ご飯時に行くと必ず行列が出来ているというから、かなりの人気だ。

麻辣香鍋は、
例の洗面器みたいなどでかいステンレスのボウルに入った蒸し(?)焼き鍋。
ステンレスだから正確には鉄鍋じゃなくて「ステンレス鍋」だけど、
インパクトの大きさにつられてつい「鉄鍋」と呼んでしまっている。

好きな具材を注文し、辛さを指定すると、
しばらくして巨大なステンレス鍋で炒め煮されて運ばれてくる仕組み。

ほらね、こんなにでっかい。
P1100599.jpg

(↑あり?ケータイを置いた場所が手前すぎてそんなにでっかく見えないかも・・・)

以前食べたものはほとんど汁気のない蒸し焼き風だったが、
ここのお店のは底のほうにそれなりに煮汁があって少し煮てある感じもした。

▼これまでの麻辣香鍋関連記事:
【新光天地】麻辣香鍋
【麻辣香鍋】麻辣香鍋

今まで食べたものとの違いと言えば、やはりその味の深さだろう。
辛さやピリピリした刺激だけでなく、うま味や味わいの層が厚い。

P1100600.jpg


それもそのはず。
丁字、豆チー、ショウガ、砂仁・・・
何しろ17種類もの香辛料や調味料で味付けてあるのだ。

P1100614.jpg


今回頼んだのは「微辣(wei1la4)=ちょい辛」だったが、
いやいやどっこいしっかり辛い。
目の下、耳の付け根、そして頭皮にじっとり汗をかき、
食べ終わる頃には毛先から汗がしたたり落ちた。

ちなみに辛さのレベルは、
「不辣(bu2la4:辛くない)」、「微辣(wei1la4:小辛)」、
「中辣(zhong1la4:中辛)」、「特辣(te4la4:激辛)」の4レベル。
「中辣」を頼んだご友人は、全員辛くて泣きながら食べたそうだ。
(以上、情報提供はりーゆえんさん。)

頼んだ具材はこの通り。
P1100607.jpg

<上から時計回りに>
金針(jin1zhen2gu1)=エノキ:16元
鶏翅中(ji1chi4zhong1)=手羽中:26元
蓮藕(lian2ou3)=レンコン:14元
西芹(xi1qin2)=セロリ:14元
寛粉(kuan2fen3)=幅広春雨:12元
白菜(bai2cai4):10元
黄喉(huang2hou2)=喉元(気管のところ):18元
干豆皮(gan1dou4pi2)=押し豆腐:14元

この他に「鍋底費(guo1di3fei4)」というベースの調味料代が18元。

オススメはレンコンと幅広春雨。
セロリも香味と辛さが合って意外によかった。
つるコリとした喉元もまた最高。
鴨腸(ya1chang2)なんかも同じ路線でいい感じかも。

このヒーヒー激辛を緩和するために頼んだのがこの前菜。

拍黄瓜(pai1huang2gua1):12元
P1100596.jpg

オアシスな一品。

しかし、実は辛さを中和する秘密兵器がもう一つある。

それがこのトウモロコシや雑穀の入ったお粥。
P1100608.jpg

席につくとすぐに出されるサービス品なのだが、ゆめゆめ侮ってはいけない。

思わず舌を出して手で仰いでしまいたくなるような辛さを和らげる効果絶大!
お代わり自由で何杯でもついでくれる。
ただし、難点はお腹がふくれてしまうこと。

お粥で辛さを中和して一息つき、
また洗面器みたいな巨大鍋に箸先をつっこんでは激辛鍋の具を引き上げて
ヒーヒー言いながら食べ、
そしてまたお粥に逃げて・・・

そうこうしているうちに、
お腹はポンポコリンにふくれ、
巨大鍋の具はそれなりに少なくなっていくのであった。


■お店情報
龍順園麻辣香鍋・亜運村分店
(long2shun4yuan2 ma2la4 xiang1guo1・ya4yun2cun1fen1dian4)
亜運村安慧里東側
010-6481-0510
P1100592.jpg

*北辰購物中心のある交差点から東へ600m行ったところ。
慧忠路と地下鉄5号線の陸橋との交差点の西南側。
*行列を避けたければ、休日のお昼12時前がねらい目。


■お知らせ■

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北京のおいしい食べ物と食文化を綴った
『北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!』という本です。

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
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●タイトル:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版184P (内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)
●発売日:  7月25日(予定)

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サクサク唐辛子
辣椒果仁酥(la4jiao1guo3ren2su1)
P1100585.jpg

【データ】とき:6月26日/ところ:-/ねだん:原味7.6元、什錦果仁8.5元

カリンカリンに揚げた唐辛子と、ナッツがたっぷり入ったスナック。

一時期はまってしまい、来る日も来る日も食べていたが、最近はご無沙汰。
先日たまたま行ったスーパーで見かけ、ちょっと懐かしくなって買ってしまった。

はまっていただけあって、旧ブログでも紹介済み。

▼旧ブログの関連記事:
辣椒果仁酥でポンポコリン



サクサク唐辛子スナック。
カリカリに揚げた唐辛子の輪切りと、
揚げた葱、揚げたトウモロコシ粉、胡麻、ピーナッツが入っている。
これは「原味(yuan2wei4)=オリジナル味」だが、
他にピーナッツ以外にもたくさんナッツの入った
「什錦果仁(shi2jin3 guo3ren2)=バラエティナッツ味」もある。
こちらは8.2元とちょっと割高。




この日行ったスーパーでは、原味が7.6元、什錦果仁が8.5元だった。
お店によってちょっと違うのね。
原味のほうが辛い。
果仁のほうが辛さ控えめなので、こちらのほうが万人受けするかも。

P1100584.jpg




ちなみに、商品名の酥(su1)は、
「サクサクしたもの、ぽろぽろともろいもの」といった意味。
それでサクサク唐辛子。

見た目はかなり強烈だが、思ったほど辛くはない。
ビジュアルに恐れをなさないで、まあ一口食べてみてほしい。

しっかり揚げてカリンカリンになった唐辛子は、
お口のなかでパリンパリンと砕けるくらい身がしまっていて、この歯ごたえが楽しい。
楽しいと言えば、揚げたトウモロコシ粉。
散らした胡麻と一体化し、歌舞伎揚げを細かーく砕いたようなあられ状になっていて、
その塩加減とほんのりとした甘みが、
ただ辛いだけで単調になりがちな味に変化を加えている。
このあられがまた、サクサクでうまいのだ。

さて、これは果たしておやつ?それとも酒のつまみ?それとも調味料?

全部正解。

「おやつ」なサクサク唐辛子。
ちょっと小腹が空いたナーという時に、
少し小皿にとってポリポリ。サクサク。(私だけかね?)

「つまみ」なサクサク唐辛子。
特にビールのお供に最適。
辛さの刺激でゴクゴクスピードが加速すること請け合い。
気がつくと小皿は空っぽ。
ついでにビールも空っぽ。
どちらもおかわり間違いなしだ。

「調味料」なサクサク唐辛子。
麺、おかゆ、雑炊、スープ・・・「なんかひと味刺激が欲しいな」という時に、
仕上げにこれをパラパラと振りかければ、
なんちゃって四川風おかずの出来上がり。
なんてスピーディ。
なんてお手軽。
ずぼらクッキングの強い味方だ。




これ、日本へのおみやげで買って帰ったら、ものすごく喜ばれたし、
この日いつものお店でスタッフや常連さんに味見してもらった時にも好評だった。
結局カウンターでほとんど全部食べきってしまった。

ただし、一度に食べ過ぎると、翌日二度目の味わいがあるので要注意。


■お店情報
地元スーパーならたいてい置いてあります。


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宮廷風ヨーグルトプリン
宮廷奶酪(gong1ting2 nai3lao4)
P1100571.jpg

【データ】とき:6月26日/ところ:増光路・奶酪魏(増光路店)/ねだん:奶酪7元、酪干15元

パリパリ北京ダック王を食べに西域まで遠征したその日、
お目当てのダック店の手前でタクシーを止めてもらったら、
目の前にこんな看板があるのを発見。

P1100539.jpg


なーんと、宮廷奶酪の老舗、奶酪魏(Nai3lao4 Wei4)ではないか!

宮廷奶酪(gong1ting2 nai3lao4)というのは清朝の宮廷で食べられていた乳製品。
奶酪(nai3lao4)は普通チーズのことを指すので、
チーズデザートだと思っている人が多いかもしれないが、
ほんのりヨーグルトのような酸味のあるミルクプリンだ。

宮廷奶酪と言えば、最近は南鑼鼓巷の文宇奶酪が人気だが、
本家本元はこちらの奶酪魏だ。

なんてったって、このデザートは奶酪魏のご主人が宮廷から直々に伝授してもらい、
それが民間に広まったものなのだ。

その正当派宮廷奶酪の店と、こんなところで出会おうとは!
幸い待ち合わせ時間にはまだちょっと余裕がある。
これはお持ち帰り決定!

この日大喜びで買ったのはこの二種類。

P1100566.jpg

↑なぜかピカチュウのプリント入り。

宮廷奶酪(gong1ting2 nai3lao4):7元
P1100570.jpg

これは原味(yuan2wei4)、オリジナルフレーバーだ。

文宇奶酪のものはほとんど酸味を感じないフルーチェみたいなミルクプリンだが、
こちらはヨーグルトの風味がきちんと感じられる。
とろりとしているような、それでいてさらりとしているような、
独特の舌触りも面白い。

私は断然、奶酪魏のほうが好みだ。

酪干(lao4gan1):15元
P1100568.jpg

奶酪を炒りつけていったものらしい。
そこに少しだけサンザシの甘煮を細かく切ったものが散らばっている。

炒りつけて濃厚になった奶酪の酸味、砂糖の甘さ、
そして醤油(?)らしきしょっぱさが何とも言えないバランスだ。

酸っぱくて甘くてしょっぱい。
この味、私は嫌いではないのだが、だめな人も多いかも。
一度話の種に食べてみる?


■お店情報
奶酪魏(増光路店)
海淀区増光路55号(紫玉飯店東)
P1100539.jpg

*紫玉飯店に向かってすぐ右手にあります。


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モクセイ入り梅ジュース
桂花酸梅湯(gui4hua1 suan1mei2tang1)
P1100548.jpg

【データ】とき:6月24日/ところ:紫玉飯店・九花山烤鴨店/ねだん:?元

北京のパリパリダック王を食べに行った九花山烤鴨店で、
同席した方が頼んだこのジュース。
桂花酸梅湯は、モクセイ入りの梅ジュースだ。

ほんのりと香る梅の風味が爽やかで、甘さもしつこくない。
甘いジュースが苦手な私でもコレなら飲んでもいいかな、という気持ちになる。

疲労回復や、暑気払い、食欲増進、下痢止め等にいいそうで、
他にも二日酔いに利くんだとか。
じゃあ、今度飲み過ぎた次の日に飲んでみるか。

酸梅湯はお店で手作りしているところもあって、
そういう所ではコップやジョッキ単位で頼める。

もちろん瓶入りでもいろんなブランドから発売されている。
その中で私が一番おいしいと思うのがこの信遠齋のものだ。

説明によると、260年以上の歴史があり、
もともとは宮廷で伝えられてきたもの。
南方の烏梅、モクセイの花の砂糖漬けなどの材料を厳選して作る。
独特の風味があり、「清宮異宝御製桂花酸梅湯」とたたえられた。
信遠齋の桂花酸梅湯は、
この宮廷桂花酸梅湯の飲み口や風味をさらによくしたものなんだそうだ。

ちょっと土臭いというか、独特の風味があるので、苦手な人もいるかもしれない。
でも慣れると逆にこのクセが好ましく感じられる。

暑気払いの効能もあるということなので、盛夏に飲むのにオススメ。
今回のようにレストランで置いてあることもあるし、
その辺のスーパーや売店にも普通に売っている。


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廬山蛙の石鍋煮込み
石磨[火悶]廬山石鶏(shi2mo2 men4 lu2shan1 shi2ji1)
P1100513.jpg

【データ】とき:6月21日/ところ:四元橋・横竪撇捺/ねだん:86元

江西料理のレストランに連れて行ってもらった。
場所は四環路を挟んでIKEAの向かい。

「そんなとこに中華のレストランあったけ?
イタリアンレストランなら知ってるけど・・・」

そう、まさにそのイタリアンレストラン「+39」のお隣さんにあるのが、
この横竪撇捺だ。

「横竪撇捺(heng2shu4pie3na4)」とはまた人を食った名前だ。
なんてったって意味は「横、縦、左払い、右払い」で、
要は漢字の筆画をただ並べただけの店名なのだ。

「実質、名前のないレストランと変わらないな・・・」
同行した友人もつぶやく。

店名の横にある「贛菜進行式(gan4cai4 jin4xing2shi4)」だけが
江西料理レストランであることを主張している。
「贛(gan4)」は江西省の略称だ。

P1100517.jpg

↑店名、見える?

お店の前には、なぜかJeepが並んで駐車。
Jeep兄弟連。
P1100500.jpg


店内に入ると、奥が公園に面していてなかなか気持ちがいい。
P1100502.jpg


「このインテリア、どっかで見たことない?」
こう聞かれて頭をひねっていたら、
「茶馬古道。」
と答えを教えてくれた。

茶馬古道と言っても現代城にあるお店ではなく、
友人が言うのは朝陽公園南門近くにあったお店。
現代城に移転する前の、一番最初にオープンした店舗だ。

ああ、確かに!
雰囲気、似てる。

横竪撇捺は、茶馬古道のインテリアデザイナーがやっているお店だったのだ。

このデザイナーはもともと茶馬古道の共同経営者に名を連ねていたが、
訳あって袂を分かったと聞いていた。
しばらく飲食店経営には手を出していなかったようだけど、
やっぱりまたお店を出したんだあ・・・
雲南の次は江西料理ね。
どっちも辛い。

前置きが長くなったが、
この店でこの日メインディッシュとして食べたのがトップ写真の料理。
石磨[火悶]廬山石鶏(shi2mo2 men4 lu2shan1 shi2ji1)だ。

P1100510.jpg

↑石焼きビビンバで使うような石鍋で出てくる。

石鶏?
地鶏の一種?

いえいえ、鶏と書くけど、鶏じゃない。
「石鶏(shi2ji1)」というのは、江西で食べられているカエルだ。
なんでも、薄暗い岩壁の洞穴にいるいぼいぼのある青蛙で、
肉付きがよく美味だけれど、夜行性で捕獲しにくいんだとか。

これがまた美味。
鶏肉とタラを足して二で割ったようなぷりぷりした淡泊なお味だ。
皮のゼラチンもまたたまらない。

P1100514.jpg


会話もそこそこに、
ひたすらお口に放り込んではプップッと骨をはき出し続けてしまった。

カエルは身もそんなに大きくないし、それに身に対して骨が多いので、
骨からむしり取るように食べるのでは骨が折れる。
かたまりごと口に入れて、
舌と上あごでしゃぶり取るようにして肉を骨からはずし、
最後に骨だけプッと出すというのが一番手っ取り早い食べ方だ。

以上、素早いカエルの食べ方講座でした。
カエルを食べる方、参考になれば幸いです。
(↑そんなにいるのか?)

カエルちゃんの他にもいろいろ頼んだので、ざっとご紹介。

家郷拌芥梗(jia1xiang1 ban4 jie4geng1):16元
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「梗(geng1)」は茎のことだけど、芥(jie4)は結局なんの野菜なんだろう。
「芥菜」?「芥蘭」?
シャキシャキした歯触りとたっぷり利いたニンニクの風味がいい。

開胃小鱗魚(kai1wei4 xiao3lin2yu2):22元
P1100504.jpg


干した雑魚を唐辛子醤油で味付けた前菜。
田作みたいなイメージかな。
ただ、かなりしっかり辛い。

あまり知られていないかもしれないが、江西料理は辛い料理が多い。
しかも、四川料理のような「麻辣(ma2la4)」、
つまりピリピリとした花山椒の刺激と唐辛子の辛さのミックスではなく、
純粋な唐辛子の辛さだ。

単純に辛さの度合いで比べると、四川よりは江西のほうが断然辛いと思う。
湖南料理もしかり。
雲南料理も実はかなり辛い。

と、辛い辛いと書いてきたが、次の料理はまったく辛くないマイルドな一品。

南昌豆泡焼肉(nan2chang1 dou4pao4 shao1rou4):38元
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豚バラ肉と油揚げの巾着包みをしっかりと煮含めてある。
「焼肉(shao1rou4)」とあるが、もちろん焼き肉ではない。
中国語の「焼(shao1)」は、煮込むことだ。

巾着の中には春雨やニンジン、椎茸のなどの具がたっぷり。
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煮汁とバラ肉から出たうま味がしみしみ。

野菜ものも一つ。

清炒藜蒿(qing1chao3 li2hao1):32元
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藜蒿(li2hao1)は南方中国で食べられている野菜で、
アスパラガスと芹を足して2で割ったような感じ。
かなりしっかりとした繊維感があり、硬い。
芹のような香味があって、香りの強い野菜が好きな私はかなりお気に入り。

濃い口のおかずを食べていたら、白いご飯が欲しくなった。

鉢仔米飯(bo1zai3 mi3fan4):3元
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湖南料理レストランと同じように、鉢入りのご飯が出てきた。
ちょこんとトウモロコシがあしらわれているだけで、
なんだかちょっとよそ行きの雰囲気。
それにつられたのか、結局ほとんど食べてしまった。

私は好みが濃い口なので、
しっかりと味のついたこのお店の料理はかなりストライクゾーン。
めでたくまた来たいお店リストに入ったのだけれど、
ただ出来て半年もたつのにいまだに仮営業なのが気になるところ。
オーナーが本気で経営するつもりがないのか、はたまた別の理由があるのか・・・
仮営業のまま閉店、なんてことにはならないでほしいものだ。


■お店情報
横竪撇捺(Heng2shu4pie3na4)
朝陽区北四環中路6号院内
010-6433-3799
P1100501.jpg P1100517.jpg

*四元橋のIKEAのちょうど向かい側、イタリアンレストラン「+39」のある敷地内にあります。
 (「+39」のすぐ左隣です。)
  東側から行くなら、望京橋でUターンして側道を東方向に戻り、右手。


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宮廷料理風・家のおもてなし料理
宮廷風味私房菜(gong1ting2 feng1wei4 si1fang2cai4)
P1100483.jpg P1100489.jpg

P1100490.jpg P1100493.jpg

【データ】とき:6月20日/ところ:後海・家菜/ねだん:一人230元のコース

清朝宮廷料理のレシピを再現したというコース料理が売りの
家菜(li4jia1cai4)に行ってきた。
六本木ヒルズに入っていて、
ミシュランの星まで獲得したというあの家菜(れいかさい)の本店だ。

後海界隈の四合院を改装したレストランと言えば
なんだか風情があるように感じられるけど、
ここはハッキリ言ってなんの由緒もないフツーの一般住宅を改装したようなしつらえで、
風情があると言うよりボロっちい・・・(失礼!)店構え。

10年前なら希少価値があったかもしれないけど、
雰囲気のある四合院レストランが雨後の竹の子のように出来てしまった今となっては、
ちょっとお粗末な印象をぬぐえない。

これでリーズナブルな値段で家庭料理でも出してくれたらいいのだけれど、
この店で出しているのは冒頭に書いたように宮廷料理のコースで、
しかも一番安くても230元という強気の価格設定だ。

ちなみに500元とか、1000元とか、もっとお高いのもあって、
こういうのにはフカヒレだのアワビだの高級食材が入る。
私には無縁の世界・・・だ。

これでお料理が目を見張るほどおいしい!絶品!
というのなら納得もできるのだけれど
値段ほどのおいしさかと聞かれると、正直言って返答に困ってしまう。

だって、ねえ?
格安の値段でそれなりにおいしいものが、北京にはあふれているんだもの。

なので、この店に来るのは3年ぶり?
久々の訪問。
果たして評価は変わるのか?

まずは手碟(shou3die2)。
小さなお皿にちょこっとずつ盛られた前菜だ。

P1100483.jpg

<奥の列左から>
炒麻豆腐(chao3ma2dou4fu)/芥末墩(jie4modun1)
<中の列左から>
翡翠豆腐(fei3cui4 dou4fu)/炒咸汁(chao3xian2zhi1)/椒麻鶏(jiao1ma2ya1)
<手前の列(左から)>
北京燻肉(bei3jing1 xun1rou4)/[火倉]芹心(qiang4qin2xin1)
・・・たぶん。

この麻豆腐、挽肉入りだった。
こんなの初めて。
おいしいけど、発酵の風味が足らなくて私にはパンチ不足。

芥末墩(白菜の芥子和え)、ツーンとくる辛さが弱く刺激なし。
これを「マイルドで食べやすい」とするか、「骨抜きで物足りない」ととらえるかは、
辛い物耐性にも左右されるかな。
私は後者。

翡翠豆腐は枝豆をペーストにしたものか?
これは美味。
ずんだ餅を思い出してして泣ける。
ああ食べたい、ずんだ餅。

真ん中のは炒咸汁?(なのか?違う気がするけど?)
店員さんが一応説明はしてくれるけど、
言うのが早すぎるのといちいちチェックするのが面倒で早々に放棄。
野菜の和えもの、だよねえ?
お味はさっぱりしておいしかった。
*炒咸汁は炒醤黄瓜(chao3jiang4huang2gua1)の場合もあり。

椒麻鶏、ピリッと感はほとんどなく、
ちょっと酸味を利かせたニンニク醤油風味だったけど、これも美味。
*椒麻鶏は五香魚(wu3xiang1yu2)の場合もあり。

北京燻肉はベーコン。
ちょっと鯨ベーコンみたいな見た目?
*北京燻肉は醤肘花(jiang4zou3hua1)の場合もあり

[火倉]芹心はセロリの芯のところを和えた前菜。
これ、おいしかった。
ちょっと辛めの味付けだったからかも。
もう辛くないとおいしいと感じられない身体になってしまった・・・?

ちっこいお皿に盛られた前菜をちょこまかとつまんでいると、
前菜第二弾が登場。

P1100488.jpg

奥:麻辣牛肉(ma2la4 niu2rou4)/左:炸藕合(zha2ou3he2)/
右:炸[金各][食査](zha2 ge4cha1)


ニンニクたっぷり、辛みもしっかり目の麻辣牛肉は安心のおいしさ。
炸藕合は薄切りレンコンの挽肉挟み揚げ。
なんか葱臭くて餃子の具みたいだった。
*炸茄合(zha2qie2he2)の場合もあり

炸[金各][食査]は、緑豆のデンプンをこねて餅状にし揚げたもの。
中身はちょっとふにゅっとしている。
以前食べたもの(その時は「炸咯吱(zha2ge1zhi)」っていう名前だった)よりも美味だった。

続いて「熱菜(re4cai4)=あたたかい料理」。

清蒸哈什蟆(qing1zheng1 ha4shima3)
P1100489.jpg


紹興酒用のお燗器で作った茶碗蒸し。

哈什蟆は、なんとカエルの脂肪だそうだ。
辞書によると、
「中国東北部に生息するアカガエルの腹内にある脂肪状の物質で、
 強壮剤に用いる」だって・・・

海鮮の風味が利いていておいしかったけど、ほんのちょっぴりなのが玉に瑕。
ま、その出し惜しみしてる感じが宮廷っぽくていいのか?
ちびちびレンゲがキュート。

糖醋排骨(tang2cu4 pai2gu3)
P1100490.jpg


スペアリブの甘酢煮。
ほろほろでやわらかく、骨からすっと離れる。

青松鶏脯(qing1song1 ji1fu3)
P1100491.jpg

*里脊(li3ji3)の場合もあり。

干した鶏肉(だそうだ)のフリッター。
「青松」は周りに敷いた緑のものなんだろうけど、何かは不明。
揚げた何かの葉っぱ?

醤汁肉(jiang4zhi1rou4)P1100492.jpg

*虎皮肘子(hu3pi2zhou3zi)の場合もあり。

豚バラ肉と白菜のスープ煮込み。
ご飯と一緒にスープ茶漬けみたいにして食べるんだそうだ。
脂身たっぷりだけど見た目ほどこってりはしてなくて、無難においしい。
ただしご飯がまずいのが悲しいところ。

油[火悶]大蝦(you2men4 da4xia1)
P1100493.jpg

*鳳尾大蝦(feng4wei3 da4xia1)の場合もあり。

揚げたエビをしっかり甘じょっぱいタレで煮た一品。
安全パイ的おいしさ。
でっかいエビがあると、視覚的に満足できるよね。

小炒茄子(xiao3chao3 qie2zi)
P1100495.jpg

*素焼土豆(su4shao1 tu3dou4)の場合もあり。

茄子を醤油味でチャッチャッと炒めた料理。
散らした枝豆がいいアクセント。

[火]油[魚厥]魚(?you2 gui4yu2)P1100497.jpg

*[火]、何って読むのか不明。

「[魚厥]魚って何?英語でMandarin fish?なんじゃそりゃ?」
と一騒ぎしたけど、要はケイギョ(桂魚)だった。
別名ケツギョ(けつ魚)で、辞書によると
「スズキに似た淡水魚。
地方によっては“桂魚(gui4yu2)”、“花[魚即]魚(hua1ji4yu2)”ともいう。」んだそうだ。

悪くなかったけど、タレが甘い!
これは甘い!
もう少し控えめにしてくれたらいい感じだったのに。

焼北京鴨(shao1 bei3jing1ya1)
P1100498.jpg


ローストした北京ダックではなく、ベイクドだそうだ。
北京ダックよりは油が落ちていてさっぱり目。
でもちょっとパサパサしてたかな。

コースメニューに主食として載っている片火焼(pian4huo3shao1)と米飯(mi3fan4)は、
それぞれ焼北京鴨と醤汁肉にくっついて一緒に出てきていたということらしい。

最後に「湯(tang1)=スープ」。

清湯冬瓜(qing1tang1 dong1gua1)
P1100499.jpg


ほとんど味ないんじゃないか?というくらい薄味の冬瓜スープ。
でも中華料理はメインの料理にしっかり味がついているので、
スープは物足りないくらいの味付けでちょうどいい。

そしてシメで「果品(guo3pin3)=デザート」。
「干果(gan1guo3)=ドライフルーツ」が出ることもあるみたいだけど、
この日は「水果(shui3guo3)=フルーツ」。
スイカとメロンが出て、230元のコースは終了したのだった。

「おいしいかおいしくないか?」と聞かれれば、答えは「おいしい」。
「230元という値段に見合うおいしさか?」と聞かれれば、答えは「見合わない」。

やっぱり値段をどうとらえるかがこの店の評価の分かれ目かなあ。
日本から観光に来てイベントの一つとして来るなら、許容範囲内。
でも北京で暮らしていて物価や相場を知っていると、「うーむ」とうなってしまう。

久々に来て食べてみて、
やっぱり値段だけの価値があるかと言うと辛口の評価になるな・・・と思った。
しかも、全体的に前回よりもだいぶん味つけが甘めになっていたのも減点材料。

「西太后向けに清朝宮廷で家庭料理を担当していた
料理人さんの家に代々伝わってきた料理」
というのが売りだけど、
これを宮廷料理ととらえること自体が間違っているのかも。

宮廷料理を担当した料理人さんが
自宅でお客さんをもてなすために作った家庭料理というのが正確なところかなあ。
宮廷料理のエッセンスが入っているけど、あくまで家庭料理。
考えてみれば、「家菜」という店名からして「家の料理」ってことだし。

ということで、タイトルも「宮廷風味私房菜」にしてみた。
六本木ヒルズの家菜のイメージでこの北京本店に来ると、
ちょっと肩すかしに会ったような気分になるかもしれない。

きっと「宮廷料理」という言葉だけが一人歩きして
実態に合わないイメージが出来ちゃったんだろうなあ。
ビル・ゲイツが来たりして変に有名になって、
外人いっぱい来るから高級食材も入れて高いコースも出来ちゃって、
結果的に内容と値段のバランスが取れなくなってるのかも。


■お店情報
家菜(Li4jia1cai4)
P1150533.jpg
西城区徳内大街羊房胡同11号
010-6618-0107(予約のこと)
*さてこの店の場所をどうして説明したものか・・・
<前海側から行く場合>
 前海の西にある前海西街を北上しT字路にぶつかったら左折。
 そのまま道なりに、恭王府を右手にして進み、羊房胡同にぶつかったら左折。
 西方向に歩いていき、
 「いったいどこにあるんだよぉ・・・」と不安な気持ちになった頃に
 ひっそりと書かれた「羊房11号」の表示を発見するはず。
 (確か羊房幼児園のとなりだったと思います。)
 「何ここ普通の家じゃん?」な門から中に入っていくと、はい、そこが家菜です。

<徳勝門内大街から行く場合>
 徳勝門内大街と交わる羊房胡同を東方向に進み、しばらく行くと左手にあります。
 (確か羊房幼児園のとなりだったと思います。)


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私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
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●タイトル:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版184P (内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)
●発売日:  7月25日(予定)

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北京ダック以外のお料理
烤鴨店的非烤鴨菜(kao3ya1dian4 de fei1kao3ya1cai4)
P1100688.jpg P1100701.jpg

P1100710.jpg P1100707.jpg

【データ】とき:6月30日/ところ:・全鴨季(DUCK DE CHINE)/ねだん:北京ダック(188元)とタレ(35元)を除いて全部で1092元(7人で)
(「金鴨季」と書いていましたが、「全鴨季」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
2010/01/05訂正)


最後に控えるは、DUCK DE CHINEの北京ダック以外の料理。

▼北京ダックについてはこちらをどうぞ:
【北京小王府/九花山烤鴨店/全鴨季(DUCK DE CHINE)】北京烤鴨大拼比!

これが実はかなりおいしかった。
広東料理がベースなのだけれど、かなり北京っぽいというか、
北方家庭料理のエッセンスを取り入れた広東料理というか。

このくらいのベタな田舎臭い広東料理なら、
すっかり北京の味になれてしまった私にもおいしく食べられる。

まずは「涼菜(liang2cai4)=前菜」から。

老醋蜇頭(lao3cu4 zhe2tou):68元
P1100690.jpg

クラゲとキュウリを長期醸造黒酢で和えた前菜。
ワサビの辛さが利いていて味にメリハリがある。
クラゲ自体もぷるぷるのコリコリ。

XO醤拍黄瓜(XOjiang4 pai1 huang2gua1):28元
P1100701.jpg


叩きキュウリを特製XO醤で和えたもの。
普段の叩きキュウリもこうすると途端におめかししたみたい。
XO醤好きの私にはたまらない一品。
ただ見た目よりもかなり辛いのでご注意を。

椒塩鴨舌(jian1yan2 ya1she2):55元
P1100691.jpg


鴨舌のフリッター、塩こしょう味。
「これおいしいですか?」
とオーダーの時に店員さんに聞いたら、
「おいしいですよッ!」
と力強い確信に満ちた答えが返ってきた。

鴨舌というと普通は煮染めてつけ置きしたものが主流だけど、
こうしてフリッターにしてもいけるのね。
ビールが欲しくなる一品。

話梅南瓜(hua4mei2 nan2gua1):28元
P1100688.jpg


南瓜の甘煮、話梅風味。
話梅(hua4mei2)は、甘じょっぱい梅干し。

南瓜はコリッと歯ごたえが残るくらいの軽い煮込み具合。
ほのかな甘さと話梅の酸味がマッチして思いの外おいしかった。

こちらの南瓜は日本のかぼちゃみたいにほくほくしていないウリみたいなタイプなので、
こんな風に歯ごたえを全面に出したほうがかえって良さが生きる。

続いて「熱菜(re4cai4)=あたたかい料理」。

蜜汁排骨仔(mi4zhi pai2gu3zai3):48元
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かなりしっかりと甘みのついた煮汁で煮込んだスペアリブ。
安心のおいしさ。

葱爆牛肉(cong1bao4 niu2rou4):58元P1100708.jpg


久しぶりに葱爆ものが食べたくてオーダー。
葱爆(cong1bao4)は斜め切りにした長ネギと一緒にジャジャーッと炒めること。
この葱爆牛肉もポピュラーだけど、葱爆羊肉(cong1bao4 yang2rou4)もまたいい。

牛肉にしっかりと下味を揉み込んであるのか、とてもやわらか。
取り立てて華も特徴もないけれど、基本を押さえていて好感がもてるおいしさだ。

金千椒炒鴨(jin1gu1 qian1jiao1 chao3ya1):58元
P1100709.jpg


エノキとシシトウ、それとダック肉を炒めた一品。
シシトウと書いたが、日本のものよりはかなり青唐辛子に近い感じ。
ただ青唐辛子ほど辛くない。
ダック肉のこってりしたうま味とシシトウの青くささ、辛さがよく合う。
具材にからみつくようなエノキもまた見逃せないおいしさだ。

田園家郷炒五仁(tian2yuan2 jia1xiang1 chao3 wu3ren2):55元
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サヤエンドウ、レンコン、百合根、木耳などのお野菜と
カシューナッツや松の実などのナッツをごくごく薄い塩味であっさり炒めた料理。

これが大好評。
お代わりしてもよかったくらい。

最後にシメで主食。

[豆支]油王鴨絲炒麺(chi3you2wang2 ya1si1 chao3mian4):48元
P1100711.jpg P1100713.jpg


細切りダック肉入りの焼きそば。
しょっぱくて脂っこそうに見えるけど、一人分くらいなら気にならずに食べられる。
黒酢をもらってちょろりとかけたせいもあるかもしれないけど。

このお店、北京ダックもさっぱり目で食べやすかったし、
他の料理もおしなべておいしかった。
スタイリッシュ系とは言え、
かなり北京の家常菜方向にシフトしている感じで、
ベタベタローカルフードびいきの私にとっても好感度大。

ただ、やっぱりお高い。
それぞれの料理の値段を見てもらっても分かると思うけど、
他にも、ジャスミン茶がポットで88元、
青島ビールの小瓶が1本35元、
さらにサービス料が10%。

ふう。


■お店情報
全鴨季(DUCK DE CHINE)
(「金鴨季」と書いていましたが、「全鴨季」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
2010/01/05訂正)

朝陽区工体北路四合院(1949 THE HIDDEN CITY内)
010-6501-1949(代)
*太平洋百貨店の南側に出来た「1949 THE HIDDEN CITY」の中にあります。
  ギャラリーのすぐ東側の建物です。


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ダック料理大全
鴨肉菜大全(ya1rou4cai4 da4quan2)
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【データ】とき:6月24日/ところ:紫玉飯店・九花山烤鴨店/ねだん:?元(チェック忘れました・・・)

北京小王府に続いて、九花山烤鴨店の北京ダック以外の料理もご紹介。

▼北京ダックについてはこちらをどうぞ:
【北京小王府/九花山烤鴨店/金鴨季(DUCK DE CHINE)】北京烤鴨大拼比!

とは言え、最初はダック肉を使った料理ばっかり。
さーて、行きますよおッ。

芥末鴨掌(jie4mo4 ya1zhang3)
P1100543.jpg

ダックの水かきの辛子和え。
ツーンとくる刺激と、意外にさっぱりした鴨掌が好対照。
下に隠れているキュウリの爽やかさも見逃せない。

塩水鴨肝(yan2shui3 ya1gan1)
P1100546.jpg

ダックレバーの塩水漬け。
中華版フォアグラだ。
ここまでの脂肪肝になるために、
ダックちゃんたちは「填鴨式(tian2ya1shi4)」と呼ばれる方法で
餌をごんごんと流し込まれるのだな。

ちなみに「填鴨式教育(tian2ya1shi4 jiao4yu4)」とは詰め込み式教育のこと。
やりすぎると頭の中身もこうなる?

火燎鴨心(huo3liao2 ya1xin1)
P1100551.jpg

ダックの心臓の揚げ炒め。
プリプリのコリコリで、焦げたような醤油の味がよく染みている。
これがこの日一番好評だったかも。

ちなみに大董にもほぼ同じものがある。
【大董烤鴨店】火燎鴨心
こちらはだいぶスタイリッシュ。

雀巣鴨宝(que4chao2 ya1bao3)
P1100552.jpg

巣ごもりダック。
ダック肉を甘味噌風味で炒め、
揚げた細切りジャガイモの「巣」に乗っけてレタスで包んだもの。

P1100553.jpg

ここのバードネストはジャガイモ製だったが、
大董のは春雨製だった。

【大董烤鴨店】雀巣鴨宝

好き嫌いはあると思うけど、私は九花山のバードネストのほうが好みだった。
素朴な感じの甘味噌の味や、細切りジャガイモが琴線に触れたのかも。

北京ダックはそんなに好きではないけれど、
実はダック肉自体はかなり好き。
なのでダックのいろんな部位を使ったこういう料理は基本的に好物だ。

ここでは頼まなかったけど、鴨舌(ya1she2)もいい。
裂いたダック肉を野菜と炒め合わせたものや、
骨付き肉を濃いめの醤油味で煮込んだ土匪鴨(tu3fei3ya1)、
べちゃんこにつぶした燻製アヒルジャーキーの醤板鴨(jiang4ban3ya1)、
首の肉をぴり辛味で調味した鴨脖子(ya1bo2zi)など、
ダックものには好物が多い。

おしまいにダック以外のものをサクッとご紹介。
メニュー名はうろ覚えで必ずしも正確ではないので、
あしからずご了承のほどを。

蜜棗(mi4zao3)/拌涼瓜(ban4liang2gua1)
P1100545.jpg P1100547.jpg

棗の砂糖漬けと、苦瓜の和えもの。

清炒芥菜(qing1chao3 jie4cai4)/上湯娃娃菜(shang4tang1 wa2wacai4)
P1100550.jpg P1100564.jpg

カラシナの炒めものと、ベビー白菜炒めのスープ仕立て。

芫爆肚絲(yuan2bao4 du3si1)/蝦とキュウリの炒めもの
P1100549.jpg P1100565.jpg

香菜とガツの炒めものと、蝦とキュウリの炒めもの(まんま)。

やっぱりダック料理以外はそこそこのお味。
これがこのお店の弱点だ。

他の料理も平均以上においしければ、
もう少しこの店に来る頻度も上がるのになあ。

まあ、何度もはるばる西域にまで遠征するのも大変だから、
私のためにはこれでいいのかもしれないけどね。


■お店情報
九花山烤鴨店
海淀区増光路55号(紫玉飯店内)
010-6848-3481/4518
P1100540.jpg

*西三環北路から東へ延びる増光路に入ってすぐ左手(北側)、
  紫玉飯店の敷地内にあります。


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プチブル家庭料理
小資情調家常菜(xiao3zi qing2diao4 jia1chang2cai4)
P1100459.jpg P1100462.jpg

P1100467.jpg P1100473.jpg

【データ】とき:6月16日/ところ:日壇公園・北京小王府/ねだん:ダック(138元)を除いて全部で449元(6人で)

北京ダック大比較の一店舗目の北京小王府は
日壇公園の中にあるなかなか雰囲気のあるレストラン。

▼北京ダックについてはこちらをどうぞ:
【北京小王府/九花山烤鴨店/金鴨季(DUCK DE CHINE)】北京烤鴨大拼比!

小資(xiao3zi1)はプチブル、情調(qing2diao4)はムードとか気分といった意味。
ちょっと贅沢気分で家庭料理を楽しめるとあって、
外国人やお金持ちの中国人に人気のお店だ。
ってことは、ちょっとお高いってこと。

ただ、家庭料理は食べたいけど、あまりにベタベタの店は衛生面が気になるし・・・
という人にはうってつけ。

この日は、北京ダック以外にもいろいろと家庭料理をいただいた。
今日はそれをざっと一通りご紹介。

メインは北京ダックで決定ということで、
あとはそれを脇から支えるサイドディッシュを・・・
ということにはもちろんならず、他にもガンガン頼んだ。

何しろこの日のメンバーは「月曜美食会」、略して「月美」の参加メンバーだ。
「月に2回、月曜日においしいものをみんなでわいわい食べましょう!」
という趣旨で始まったこの会(ちなみに女子限定)。
なんだかんだと1年続いている。
すごい継続力、もとい、食い意地だ。

さて、その月美メンバーがこの日頼んだのは・・・

涼拌苦瓜(liang2ban4 ku3gua1):15元/土豆絲(tu3dou4si1):18元
P1100460.jpg P1100468.jpg

苦瓜の和えものと細切りジャガイモの和えもの。

姜汁松花蛋(jiang1zhi1 song1hua1dan4):18元/
糖醋小排(tang2cu4 xiao3pai2):28元

P1100459.jpg P1100465.jpg

松花蛋(song1hua1dan4)は皮蛋(pi2dan4)の別名。
つまりはピータン。
おろし生姜の汁が予めかかっているので、ピータンの臭みが苦手な人でも大丈夫。

糖醋小排は小振りのスペアリブを甘じょっぱく味付けして煮込んだ冷菜。
こういう甘い前菜って、一つあるといい口直しになる。

清炒豌豆尖(qing1chao3 wan1dou4jian1):38元/
干[火扁]扁豆(gan1bian1 bian3dou4):22元

P1100463.jpg P1100464.jpg

エンドウ豆の穂先の炒めものと、インゲン豆と挽肉を漬け物風味で炒めたもの。

辣子鶏丁(la4zi ji1ding1):25元
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賽の目に切った鶏肉とピーマンを唐辛子の辛味を利かせて炒めた料理。
といっても、見た目ほどには辛くない。
鶏肉がやわらかくておいしかった。

紅焼肉(hong2shao1rou4):35元
P1100466.jpg P1100469.jpg

豚バラ肉の醤油煮込み。
ちょっと油っこいこともあるけど、日本人ならまあたいていは好きなのでは?
甘めの角煮だと思えばそう遠くはないだろう。
これを蒸しパンで挟んで食べる。

というのは別にこの店の食べ方ではなくて、
私が勝手にこうやって食べただけ。
主食として頼んだ饅頭(マントウ)がふかふかしておいしそうだったから。

金銀饅頭(jin1yin2 man2tou):12元(半打)
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これは「半打(ban4da3)=半ダース」。
揚げたマントウの黄金色と蒸しただけのマントウの白さで、金銀。
ここのマントウはねじねじの麻花みたいな形だった。

ほんのり甘くてそのままでも十分おいしいけど、
揚げたほうはぜひ練乳をつけて召し上がれ。
香ばしく揚がった皮としっかり甘めの練乳が思いの外合う。

抜絲香焦(ba2si1 xiang1jiao1):48元
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抜絲(ba2si1)ものなんてひっさしぶり!
リンゴ、バナナ、山芋などを飴がけにしたデザートで、とてもポピュラー。
この日は香焦(xiang1jiao1)、バナナで頼んでみた。

そのまま放っておくと水飴が固まってしまうので、
一緒についてくる水にさっとくぐらせる。
昔、テーブルに出されるやいなやあたふたと全部水につけていたら、
お店のご主人に笑われちゃったっけ。

大人数で食べるとこんなデザートまでちゃんと辿りつけるのがうれしい。
月美、これからもずっと続くといいな。


■お店情報
北京小王府(日壇店)
朝陽区日壇路日壇公園北門内
010-8561-5985/7859
*日壇公園北門から公園内に入り(入園は無料)、そのまま直進。
  北天門をくぐったら左(東)に曲がるとすぐのところにあります。

*もう一つ支店があります。こちらはかなり庶民派。
北京小王府(光華路店)
朝陽区光華東路2号楼
010-6594-3255/3602
*漢威大廈斜め向かいの路地を南へ入ると右手(西側)にあります。


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北京ダック大比較!
北京烤鴨大拼比! (bei3jing1 kao3ya1 da4pin1bi3)
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特に北京ダックが好きという訳でもないのに、
6月はどういう訳だか北京ダックづいていた。

1ヶ月に3回。
出張者対応の多い駐在員さんなら別にどうってことはない回数かもしれないけど、
現地採用でしかも接待も出張対応もほとんどない職場にいる私にとっては滅多にないこと。

いい機会なので、
6月中に食べた北京ダックをまとめて一挙にご紹介することにした。

まずは、北京小王府から。

極品果木烤鴨(ji2pin3 guo3mu4 kao3ya1)
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【データ】とき:6月11日/ところ:日壇公園・北京小王府/ねだん:138元

北京小王府の北京ダックは定評がある。

P1100472.jpg


大変オーソドックスなタイプの北京ダックだ。
ということは、結構油っこいということ。

皮はこんがりパリッと焼かれているが、パリッパリというところまではいかず。
ダック肉のクセが苦手な人には若干油が気になるかも。
まあ、無難に、平均的に、おいしいってとこか。

全聚徳などダック専門店に行ってしまうと、
その他の料理があんまりおいしくなくて悲しい気持ちになるが、
その点このお店は、
北京の家庭料理レストランだけどダックもおいしいという位置づけ。

初めて北京に来た人にこぎれいなしゃれたインテリアのお店で
安心して北京の料理を食べてもらいたいという時にとても便利だ。

*****

続いて九花山烤鴨店

北京九花山精品烤鴨(bei3jing1 jiu3hua1shan1 jing1pin3 kao3ya1)
P1100554.jpg

【データ】とき:6月24日/ところ:増光路西口・九花山烤鴨店/ねだん:128元

日本人の間で、「東の大董、西の九花山」と並び称される、
西の北京ダックの雄。

▼「東の大董」の烤鴨はこちらから:
【大董烤鴨店】北京烤鴨

日本人は大董のダックが大好きで、あれをパリパリと表現するけど、
これは実は間違い。
中国語で「酥(su1)」と表現されるあの食感は、
サクサクとかポロポロと言うのが正しくて、
舌の上で角砂糖のようにしゅうっととけてなくなるような感じだ。

パリパリという基準で言えば、
この九花山のダックの右に出るものはない。
北京一薄くてパリッパリにローストされている。

と、こんなに力説している割には、九花山に行くのは4~5年ぶり?
だって、北京ダックが特別好物という訳じゃないし、
それになんと言っても遠いんだもの。

この日はるばる西三環にある九花山烤鴨店まで行ったのは、
帰国を目前にしたjiyanさんから「西域ダック」のお誘いをいただいたから。
こんなことでもないと食べられない北京ダックの西の雄。
jiyanさんに感謝だ。

さて、久しぶりに食べた九花山の北京ダックは、変わらずパリッパリ。
やっぱり北京ダック界のパリパリ王は九花山だ。

P1100556.jpg


ただ以前よりも油っこく感じたのは、
最近の食べ過ぎがたたって胃もたれ気味だったから・・・?

と言いつつ、
「こんなことでもないと来ないからな」
とやっぱりモリモリがっついて食べたんだけど。

ここの北京ダックはお肉を包んで食べる皮や薬味が別料金。

荷葉餅(he2ye4bing3):8元(15枚)
P1100559.jpg


いや、懐かしいね。
この店では鴨餅じゃなくて、荷葉餅(he2ye4bing3)って呼んでいた。
ちょっと蓮の葉(荷葉)みたいでしょ?

空心芝麻焼餅(kong1xin1 zhi1ma2 shao1bing3):4元
P1100557.jpg P1100560.jpg


薬味は葱、キュウリ、甜麺醤がそれぞれ3元。
漬け物が3元、おろしニンニクと砂糖がそれぞれ4元だった。

まあ、有無をいわさず出てくるので、
これもセットに含まれている料金として加算すればいいってことかな。

鴨湯(ya1tang1)
P1100563.jpg


冬瓜入りのダックスープ。
この鴨湯がなかなか結構おいしかった。
前に大董のが一番おいしいと書いたけど、
こっちのほうに軍配が上がるかも。

ただ、鴨湯自体があんまりおいしいものではないので、
あくまで「あんまりおいしくない中でなんとか飲める」程度のお話だけど。

皮と肉をそいだ後の残った骨際の部分は、
どこのお店でもたいていこうして鴨スープになって出てくるけど、
調理方法を聞いてくれるところもごくまれにある。

皇城根[衣荅][衣連]火焼がそう。
ここでは、鴨湯と、紅焼、椒塩、仔然など、いくつか調理法がある。
私は椒塩でお願いしたが、
カラリと揚げた後塩胡椒で炒めたスパイシーな仕上がりで実によかった。

*****

最後が全鴨季、DUCK DE CHINEのもの。
(「金鴨季」と書いていましたが、「全鴨季」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
2010/01/05訂正)


烤鴨(kao3ya1)
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【データ】とき:6月30日/ところ:太平洋百貨裏・金鴨季(DUCK DE CHINE)/ねだん:188元

「DUCK DE CHINE」は、太平洋百貨の裏手に出来た新しいスポット
「1949 HIDDEN CITY」の中にある。
カナダ人オーナーがやっている広東料理ベースの中華料理レストランだ。

「DUCK DE CHINE」・・・「だっく で しね」・・・「ダックで死ね」??
きゃー!
別名「殺人ダック」だ。

名前はなんとも恐ろしげだけど(いや、勝手に恐ろしがってるだけ)、
お味はとてもおいしかった。

P1100700.jpg


林檎の木でじっくり焼いたとのことで、とても香ばしいいい匂い。
皮の油がよく落ちていてさっぱりしている。
とても食べやすい北京ダックだった。

北京ダックが苦手で油っこいのを食べるとお腹を壊すというりーゆえんさんも、
何切れかダックの皮のところを食べていたくらい。
(それにお腹もなんともなかったそうです。)

うん、この味、「上品」と表現するんだろう、きっと。

ダック肉には特製のタレをつけて食べる。

烤鴨小料(kao3ya1xiao3liao4 )
P1100687.jpg P1100704.jpg


左からごま、ナッツ、にんにくと特製ソース。
これがテーブルに1セット。
一人ずつ用意されたタレに好みで混ぜてどうぞ。
ちなみにこのタレと薬味セットがひとり分5元。

鴨餅(ya1bing3)と焼餅(shao1bing3)はダックについてくる。

鴨餅で包む/焼餅に挟む
P1100705.jpg P1100706.jpg


北京ダックと言えば鴨餅(荷葉餅)がつきものだけど、
最近、焼餅を置いてあるところが増えたように思う。
昔は鴨餅(荷葉餅)オンリーだったけどなあ。

鴨餅がほかほかで好感度大。
ちなみに鴨餅の追加は18元。

全体的に値段は高いけど、
(特にビールは小瓶で35元!高っ!!!)
この落ち着いたスタイリッシュな雰囲気で食べられるってことと、
他のお料理もまずまずおいしいことを考えると、
この店はなかなかポイントが高い。

日本からのお客さまを案内して、
「北京にもこんなおしゃれなところがあるんだね~!」
と北京への心証を良くしてもらうのにはもってこいだ。
カードの一つとして持っていていいお店。

*****

さて、大比較!などと銘打ったけど、要は単に食いしん坊な私のこと。
どれもまずまずおいしかったのだけど、強いて用途別に分けるなら・・・

北京小王府
まずは北京の伝統的な北京ダックとベタっぽい味を押さえたいという方に。
ザ・北京な中国庭園、日壇公園の中にあるお店で中国っぽさも存分に味わえる。
北京についたその晩にお連れするのにいいかも。
それなりにおしゃれなしつらえでお値段はやや高め。
ホンモノのベタ食堂よりは割高だ。

九花山烤鴨店
インテリアも雰囲気も気にしないから、とにかくパリパリのダックを!という方に。
一日200羽限定というのがなんとも心ひかれるところ。
ダックものの他の料理は特に目を見張るものなし。

全鴨季(DUCK DE CHINE)
(「金鴨季」と書いていましたが、「全鴨季」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
2010/01/05訂正)

スタイリッシュにさっぱり北京ダックをという方に。
北京のおしゃれスポット「参観」も兼ねてどうぞ。
ただしお高いのでいつもより赤い毛さんを多めに用意するか、
スポンサーと一緒に行くのが懸命。

【おまけ】
大董烤鴨店
日本人の間で定評があるので、
一番評判のいい店に行って(連れて行って)安心したいという方に。
ここに行ったと言えば、
「ああ、あそこはおいしいからね」と大多数の人に言ってもらえる。

全聚徳
とにかく一度は北京ダックの老舗に行ってみたいという方に。
ただし日本人にはやっぱり油っこいかも。
ダック以外の料理は期待できない。
行くなら絶対に前門店(前烤)か和平門店(和烤)へ。
それも開店直後ではなく、二巡目を狙うこと。
「開店直後は作り置きである可能性があるから!」
というのは北京ダック大好きの我が同僚の言。


■お店情報
北京小王府(日壇店)
朝陽区日壇路日壇公園北門内
010-8561-5985/7859
*日壇公園北門から公園内に入り(入園は無料)、そのまま直進。
  北天門をくぐったら左(東)に曲がるとすぐのところにあります。

北京小王府(光華路店)
朝陽区光華東路2号楼
010-6594-3255/3602
*漢威大廈斜め向かいの路地を南へ入ると右手(西側)にあります。

九花山烤鴨店
海淀区増光路55号(紫玉飯店内)
010-6848-3481/4518
*西三環北路から東へ延びる増光路に入ってすぐ左手(北側)、
  紫玉飯店の敷地内にあります。

全鴨季(DUCK DE CHINE)
(「金鴨季」と書いていましたが、「全鴨季」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
2010/01/05訂正)

朝陽区工体北路四合院(1949 THE HIDDEN CITY内)
010-6501-1949(代)
*太平洋百貨店の南側に出来た「1949 THE HIDDEN CITY」の中にあります。
  ギャラリーのすぐ東側の建物です。


■お知らせ■

このブログをベースにした本が出版されることになりました!

北京のおいしい食べ物と食文化を綴った
『北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!』という本です。

おいしいものにありつける幸運――「口福(kou3fu2)」がいっぱい、
おいしいものを食べて「幸福」もいっぱいの
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京の食文化をご紹介する読み物です。

manpuku.jpg

●タイトル:  北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
●発売元:  東洋書店
●形  式:  新書版184P (内カラー8P)
●価  格:  ¥1100(+税)
●発売日:  7月25日(予定)

▼詳細はこちらで!
北京の食文化ガイド『北京で「満福」』出版!


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ちまき
粽子(zong4zi)
P1100439.jpg

【データ】とき:6月11日/ところ:オフィス/ねだん:ただ

今更ながら、ちまきネタ。
端午節は6月9日だったからかなり時期はずれだけど、
ちょっとアップしておきたかったので。

ここ数年、端午節はお掃除おばちゃんHさん手作りのちまきとともにやってくる。
東北出身のHさんが作るちまきは、棗の砂糖煮の入ったほんのり甘いちまきだ。

▼お掃除おばちゃんの甘いちまきはこちらから:
【北京の食文化】粽子~今日は端午節!

今年も無事にこの手作りちまきにありついて無事に端午節を迎えられたのだが、
実はもう一つ、ちまきを食べていた。

それがこのミニミニちまきだ。

P1100440.jpg


このちまき、ちょっと変わったところからやってきた。
出所は「武警(wu3jing3)」。
つまり武装警察の司令部が内部向けに配ったちまきなのだ。

実は知り合いの親戚筋が武警の司令部に勤めていて、
「山ほどもらったからayaziにもあげる!」
と分けてくれたのだ。

「いいの?」
と聞いたら、
「いいのよ!あそこの家はなんでも配るほどあるんだから。」

はあ、「なんでも配るほど」、ねえ?
いろんなものが、あるんでしょうなあ・・・

さて、Hさんのちまきは甘い北方中国タイプだったが、
こちらの武警ちまきはお肉が入ったお醤油味の南方中国タイプ。

P1100442.jpg


笹の葉を何枚か使った大振りのHさんのと違って、
こちらは笹の葉一枚でくるりと巻いた一口サイズだ。

「どれにも肉が入っている訳じゃないわよ。
 なにしろ大量に作るから、そんなに丁寧にやってないのよ。
 昔住んでたアパートでみんなで作った時には、
 どのちまきにも一つずつお肉が入るようにしたものだったけど。」

それにしても、武装警察の内部の配り物を口にする機会があるとは思わなかった。
ああいうところはいろいろうま味があるんだろうなあとは思っていたけど、
こんな形でそのおこぼれに預かるとは。

まあ、このくらいのミニミニサイズのちまきくらいなら、
大目に見てもらえるかしら。


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サンザシの甘煮
炒紅果(chao3hong2guo3)
P1100416.jpg

【データ】とき:6月8日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:8元

サンザシをコトコトと甘く煮たデザート。
至ってシンプルだけれど、
煮汁の甘さとサンザシの酸味がいいバランスに仕上がっていて意外においしい。

紅果(hong2guo3)はサンザシのこと。
サンザシは姫リンゴくらいの大きさの果物で、
冰糖葫蘆(bing1tang2hu2lu)で使われている。

▼冰糖葫蘆についてはこちらから:
後海・北京小吃紀行~冰糖葫蘆

P1100417.jpg


そのサンザシの甘煮なのに、なぜに「炒(chao3)」?

実は、この「炒(chao3)」は「煮る」という意味なのだ。

これはどうやら満族の言葉からの影響らしい。
満族の言葉ではもともと「炒める、煮る、焼く」といった調理に関する言葉を
すべて「炒」で言い表していて、
それがこの「炒紅果」に残っているということのようだ。

同じように炒めないのに「炒」がついている料理に、炒肝(chao3gan1)がある。

▼炒肝についてはこちらから:
後海・北京小吃紀行~炒肝

どちらも「老北京(lao3bei3jing1)=昔ながらの生粋の北京」な食べ物。

炒めないのに炒とはこれいかに。
その答えのカギは、老北京が握っていたという訳だ。


■お店情報
北平居菜館
地安門外大街108号
010-6404-5158
P1090147.jpg

*鼓楼からまっすぐ南に伸びる地安門外大街と、
帽児胡同がぶつかるT字路の北東角にあります。
(地安門から行くと、後門橋よりも北側ですよ。)

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モツの土鍋煮込み
砂鍋炖吊子(sha1guo1 dun4 diao4zi)
P1100418.jpg

【データ】とき:6月8日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:22元

このお料理、実は海碗居のものを紹介済みなのだけれど、
北平居菜館のはまたちょっと味付けが違っていて
しかもおいしかったのでまたまたエントリー。

▼海碗居のモツ煮込みはこちらから:
【海碗居】砂鍋吊子

海碗居のはかなり濃い口の醤油味でしょっぱめの味付けだったが、
こちらは割合さっぱりめ。
とは言え、モツのうま味とコクはしっかり出ていて風味豊かだ。
唐辛子の辛みが利いていて、食欲もそそられる。

ちょっとお味噌のような風味があって、
日本のもつ煮込みを彷彿とさせる懐かしい味だった。

この日の会食メンバーの方たちも、
「おいしい!おいしい!」
と実によく召し上がった。

こういう料理って、心の琴線に触れるのかな。
日本のモツ煮込みが懐かしくなったら、
和食レストランで「お値段高めだけど量はかわいらしい」のをちまちまつつくんじゃなくて
このお店でガッツリ!っていう手もあるかも。


■お店情報
北平居菜館
地安門外大街108号
010-6404-5158
P1090147.jpg

*鼓楼からまっすぐ南に伸びる地安門外大街と、
帽児胡同がぶつかるT字路の北東角にあります。
(地安門から行くと、後門橋よりも北側ですよ。)


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挽肉のレンコン挟みフライ
炸藕合(zha2 ou3he2)
P1100412.jpg

【データ】とき:6月8日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:16元

その辺にある普通の家庭料理レストランで普通に出している揚げ物に、
「炸○合」というのがある。
ネギなどの薬味を入れてこねた挽肉を薄切り野菜にはさんで揚げた料理だ。

炸(zha2)は揚げること。
合(he2)は合わせる、または合わさったもの。
○には野菜の名前が入る。

○に入る食材で私が知っているのは二種類。
一つが「茄(qie2)=ナス」。
そしてもう一つがこの「藕(ou3)=レンコン」だ。

ナスを使った炸茄合(zha2qie2he2)もおいしいが、
揚げるとナスが油を吸ってしまってちょっともたれるのが難点。

それと比べると、レンコンは油っこくなく、
それにシャキシャキとした食感が小気味よくていい。

P1100413.jpg


炸茄合も炸藕合も、普通は小麦粉の衣を使ったフリッタータイプなのだが、
このお店はパン粉を使ったフライタイプだった。

これが意外によかった。
フリッターよりも油っぽくなくて食べやすい。

ただ、レンコンはもう少し厚めに切ってくれたほうがよかったかな。
挽肉やパン粉のパンチに負けてしまって、レンコンの存在感が薄れてしまった。
残念。

中華料理の揚げ物の例にもれず、椒塩をつけて食べる。
フライに椒塩。
山椒の刺激が嫌いでなければ、ご家庭でも試してみては?


■お店情報
北平居菜館
地安門外大街108号
010-6404-5158
P1090147.jpg

*鼓楼からまっすぐ南に伸びる地安門外大街と、
帽児胡同がぶつかるT字路の北東角にあります。
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蝦の串揚げ
竹簽蝦(zhu2qian1xia1)
P1100408.jpg

【データ】とき:6月8日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:58元

大人数の食事会に出ると、普段自分では頼まない料理にありつけるのが面白い。
この蝦の串揚げも、まず自分ではオーダーしないタイプの料理だ。

蝦を竹串に刺して揚げ、
ニンニクをしっかり利かせた揚げパン粉(だったかな?たぶん)をたっぷり乗っけてある。

P1100409.jpg


なんとも華のあるお姿。

カラリと揚がった蝦の香ばしさと、ニンニクの風味が食欲をそそる。
竹串つきで食べやすいのもまたいい。

こういうイベント性のある料理って、一つあると食卓がにぎわって便利。
覚えておくと、
食事の席に華やぎとか盛り上がり、はたまた話題のきっかけが欲しい、
なんて時に使えて重宝かも。


■お店情報
北平居菜館
地安門外大街108号
010-6404-5158
P1090147.jpg

*鼓楼からまっすぐ南に伸びる地安門外大街と、
帽児胡同がぶつかるT字路の北東角にあります。
(地安門から行くと、後門橋よりも北側ですよ。)


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“蕨切り”の酸っぱくて辛い和えもの
酸辣蕨根粉(suan1la4 jue2gen1fen3)
P1100405.jpg

【データ】とき:6月8日/ところ:地安門外大街・北平居菜館/ねだん:15元

上海から北京にいらしている井上さんから、またまた食事に誘っていただいた。
爆肚張にご興味を示していらしたようなのだけれど、
何しろ爆肚専門店で他のメニューがあまりないし、
8時には閉店というのもネックになって今回は見送り。
代わりに選ばれた会場がここ、北平居菜館だ。

この日は日本から旅行でいらした方も含めて7名で食卓を囲んだ。
いろいろと頼んだ料理の中から、
今までに紹介したことがないものを何度かにわたってアップしていきたいと思う。

その第一弾がこの酸辣蕨根粉(suan1la4 jue2gen1fen3)だ。
酸辣(suan1la4)は酸っぱくて辛いこと。
蕨根粉(jue2gen1fen3)は、ワラビの根っこから作るヌードル。
すぐ連想したのが葛切りだったので、勝手に「蕨切り」と命名しちゃった。

蕨切りは葛切りよりもふにゅふにゅとやわらかいが、
意外に腰というか、しなやかさというか、粘りを感じる。
つるりとした喉ごしが爽やかだ。

これを酸っぱくて辛いタレで和えてある。
特になんということもない前菜だけれど、
このちゅるりとした喉ごしと涼感はなかなか捨てがたい。

食卓に変化の欲しい時に、頼んでみるといいかもしれない。


■お店情報
北平居菜館
地安門外大街108号
010-6404-5158
P1090147.jpg

*鼓楼からまっすぐ南に伸びる地安門外大街と、
帽児胡同がぶつかるT字路の北東角にあります。
(地安門から行くと、後門橋よりも北側ですよ。)


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【データ】とき:6月26日/ところ:陽光100・焼酎バー地蔵 Gzou/ねだん:30元

おいしい中華な生活を綴るブログだけど、本日はちょっと趣向を変えて。
いつもお世話になっている私の「老地方(lao3di4fang)」、
焼酎バー「地蔵 Gzou」だ。

このお店で今出しているカレーが、とてもいい。
キノコやナスなどが入った夏っぽいカレーで、私は個人的に夏カレーと呼んでいる。
(ただし具の内容は日替わり。その時の仕入れの状況次第で違うとのこと。)

ここのカレーは、お出汁の味が利いた「お蕎麦屋さんのカレー」風。
なんだか懐かしい味がする。
カレー専門店の味というよりは、おうちで作るカレーの味。
手作り感の漂う、やさしくてあったかい味だ。

これを丼にして出してくれる。
6月23日版(タイガー・ウッズ表紙)のジャピオンに載っているカレー丼だ。

このカレー丼がなかなか罪深いヤツなのだ。

焼酎バーのカウンターでいい頃合いに酔っぱらっちゃってる時に、
カレーの匂いなんかがカウンターの向こうから漂ってきた日には・・・

酔いで胃袋は全開、自制心のたがはゆるゆる。
このカレー攻撃をかわすのは至難の業だ。

匂いにやられて「俺も!」、「私も!」の声がそこここからあがる。
で、カレー丼は今この店の人気メニューになっているのだ。

その延長線上で、カレーうどん。
わがままを言って白髪ネギと七味もねだり、カレー南蛮うどんにしてもらった。

P1100578.jpg


これがなんだかやたらと心の琴線にふれた。
私はかなりカレー南蛮が好きなのだ。
それもうどん。

きしめん風のこっちの乾麺を使っているので
麺がカレーのパンチにちょっと負けちゃってるのが残念だけど、
それを差し引いても、
かなりおいしいと思う。
ちょっと日本人のソウルフード的なおいしさで、
うっかり油断するとほろりと泣けてくる。

焼酎とセットでいけるってとこも、私にとってはポイントが高いところ。
白波片手にカレー南蛮うどん。
たまらない。

ただし、「いつもあるとは限らないですよ。」とはカレー担当氏の言。
ありつけたらラッキーということで・・・


■お店情報
焼酎バー地蔵 Gzou
朝陽区光華路2号 陽光100C座110号
010-5100-3038
URL:http://www.gzou2005.com/

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