2008年06月

2008年06月
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鯉の唐揚げ・挽肉と塩酸菜のそぼろソースがけ
塩酸干焼魚(yan2suan1 gan1shao1yu2)
P1100396.jpg

【データ】とき:6月7日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:38元

まだ食う。

最後にこんな大物を頼んだ友人を目の前にして、
私は本気で
「この人は満腹中枢がいかれているんだろうか?」
と疑った。
しかしそれに反対し切れない私も私だ。

P1100398.jpg


まあ、こっちには食べきれなくても
「打包(da3bao1)=お持ち帰り」っていう手段があるからね。
つい気も大きくなってしまうのだ。
ついでに胃袋も。

塩酸と聞いて目をむいた人もいるかもしれないが、まあ慌てずに。
どうも貴州省には「塩酸菜(yan2suan1cai4)」という菜っ葉の漬け物があるようで、
要はそれを使った料理なのだ。

小さめの鯉を丸ごと揚げ、
そこに塩酸菜と挽肉を炒めて甘辛に味付けたそぼろソースをかけてある。

P1100402.jpg


実は、鯉を丸揚げした料理はそれほど好きじゃない。
どうしても泥臭さが気になるのだ。
そしてこのそぼろ入りソースがかなり甘口で普段なら進んで食べないのだが、
塩酸菜の塩気とうま味が牽引役となって、
どっこいなかなか箸を置くことができない。

P1100403.jpg


結局かなりの量を食べてしまった。

お持ち帰りした分は、少し水分を足して温め直し、素麺を添えて食べた。
甘じょっぱいそぼろソースと素麺が意外にマッチ。
中華料理のコクのある汁気と素麺って、いい組み合わせなのだ。

湖南料理レストランの岳(嶽)麓山屋で醤椒蒸魚頭を食べた時も、
コクレンの頭を食べ終える頃にゆでた素麺を入れてくれた。

▼旧ブログの醤椒関連記事:
「岳麓山屋・湖南菜でポンポコリン~醤椒蒸魚頭篇」

p1020303.jpg

この食べ方、オススメ!


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
P1100404.jpg

*北三環路を和平西橋で北方向に曲がり、すぐ右手(東側)。
貴州大厦の二階です。


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血皮菜の炒めもの
清炒血皮菜(qing1chao3 xue3pi2cai4)
P1100384.jpg

【データ】とき:6月7日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:10元代?

「何か珍しい野菜ないの?」
と聞いてみたら、店員さんからこんなのを勧められた。

血皮菜(xue3pi2cai4)。

なんともグロテスクな名前だが、別に血と皮で出来ている訳ではない。
葉の裏側が紫色で、炒めると赤紫のつゆが出るのでついた名前?
それとも造血作用があるとされているから?

血皮菜は紫背天葵(zi3bei4tian1kui2)の若い茎の部分だそうだ。
紫背天葵というのは中国南部原産の野菜で、
四川、広東、海南、台湾などで多く栽培されている。
葉の表面は濃いめの緑色だけれど、葉の裏面が濃い紫色をしている。
裏面のことを中国語で「背面(bei4mian4)」と言うので、
「紫背」の名前があるんだろうな。

食べてみると、クセも苦みもないおいしい野菜だった。
しっかり緑色で、身体によさそう。

血と皮になるくらい、栄養たっぷり・・・だといいな。


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
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豚足の酸っぱいスープ煮込み
酸湯蹄花(suan1tang1 ti2hua1)
P1100386.jpg

【データ】とき:6月7日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:38元

貴州料理と言えば、酸湯魚。
ここ貴州省駐京弁餐廳でも人気料理なのだけれど、
さすがに二人で鍋ものはムリ。

▼酸湯魚についてはこちらから:
【貴州籮籮酸湯魚】酸湯魚

かと言って酸湯ものを食べずに帰るのももったいないし・・・
そう思っていて目についたのがこの酸湯蹄花だ。

蹄花(ti2hua1)は豚足を指す。
トマトと米のとぎ汁を発酵させたという酸湯と豚足。
うーん、きっと合う!合う!

大喜びで頼んだものの、料理が出てきて唖然とした。
で、でかい・・・

小振りの土鍋くらいを想像していたのに、優に4人前はあるたっぷりサイズだ。
この時点で完食は断念(って端からムリという話もあるが)。

しかし、豚足は肉付きばっちり、ぷるぷるだ。

P1100395.jpg


するりと骨から外れるくらいによく煮込んである。
骨、コロン。

スープを一口飲んでその爽やかさに目を見張る。
何、これ?
レモンでも入ってる?
すっきりとした酸っぱさと発酵したスープのこくが
代わる代わる、そして一体となって襲ってくる。

いや、これはたまらん。

P1100401.jpg


スープ自体がおいしいので豚足をそのまま食べてもいいけれど、
本料(ben3liao4)と呼ばれる薬味と一緒が貴州気分だ。

P1100390.jpg


腐乳、おろしにんにく、粉唐辛子などなど・・・
ここにスープを注いで溶き、豚足をつけて食べる。

P1100399.jpg


もやしも白菜もうまい。
うまい、うまい、と阿呆のようにきりもなく食べ続けてしまった。

しかし、食べ続けていくとスープの最初の爽やかな酸味が薄れ、
甘ったるさが気になっていく。
それだけが難点。
それからこの日はお豆腐が切れていて入っていなかった。
ホントはここにお豆腐が入るんだそうだ。

この酸湯蹄花、もちろん底食べ終わるはずもなかった。
当然、お持ち帰りして、一度はそのまま温め直して飲み、
一度は春雨を入れてヌードルにして食べた。

どうやって持って帰ったかって?
タッパーウェアを持って行くほど用意はよくなかった私は、
ビニール袋にそのままどぼどぼ入れて生ゴミ状態で持って帰ったのだった。

このスープをビニール袋でお持ち帰りする方法、
こっちの人は結構普通にやっている。
私は正直なところ抵抗があるんだけど、
この日は抵抗感よりも食い意地、いや、もったいなさが勝ったのだった。

余談だけど、最近レストランで
予め空の密封容器を持参して食事に来る人をよく見かける。
特に休日の家族連れ。
もちろん食べきれなくて持ち帰るのを見越してのことだ。
これ、いい習慣ね。


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
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ラー油風味の米豆腐
紅油米豆腐(hong2you2 mi3dou4fu)
P1100377.jpg

【データ】とき:6月7日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:16元

米豆腐(mi3dou4fu)は、お米の粉を使って作ったところてんみたいなもの。
これにラー油と揚げた(?)大豆などの薬味をかけた前菜だ。

映画『芙蓉鎮』に出てくると言えば、「ああ!」と思い出すかもしれない。
こんなこと書いておきながら、実は私、この映画見てないんだけど・・・

米豆腐はかなり固めの質感だが、
粘りけというかしなやかさがなく、
箸で挟もうとするとそこからぼろりと崩れてしまう。

この質感が何かに似ていると思うのだけれど、思い出せない。
お正月に母が作ってくれた海草という食べ物が似ているような気もするのだけど・・・
海草というのは、千葉の銚子あたりを中心に食べられている郷土食品で、
海草を煮溶かして固めたもの。
寒天寄せみたいな感じで、薬味をのせ醤油をかけて(つけて)食べる。

▼「海草」についてはこちらから:
海草 (食品)(『ウィキペディア(Wikipedia)』)

米豆腐のひんやりした舌触りがとても爽やか。
それにからまる紅油の辛さと油っこさ。

さらに特筆すべきは大豆だ。
ちょっと発酵させてあるのだろうか。
歯をあてると、カリッとウニッの間の何とも言えない感触があって、
その後にうま味がじゅわっと口の中に広がる。

そして上に振りかけられている薬味が醸し出すある風味がクセになる。
磯風味のふりかけの味?
いや、インスタントラーメンの調味料の味?
なんとも言えないジャンキーでチープな味が私を虜にしてしまった。

米豆腐の魔法の薬味。
いったい何なんだろう。

さて、ここまで三品は前菜。
酒の肴が揃ったところで、ビールもやってきた。

P1100382.jpg


この日頼んだのはなんと茅台ビール。
茅台と言えば白酒のメーカーだと思っていたのだが、
ビールも出しているとは知らなかった。

P1100383.jpg


お味?
さっぱりした飲み口でおいしかった。
もちろん白酒の味はしなかったけれど。


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
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黄果樹風・豚肉の煮こごり二種
黄果樹双凍(huang2guo3shu4 shuang1dong4)
P1100372.jpg

【データ】とき:6月7日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:28元

書くのが遅くなったけど、
ここは貴州省駐京弁餐廳、貴州省の駐北京弁事処のレストランである。

貴州省駐北京弁事処の入っているビルは、貴州大廈という。
レストランはこのビルの二階だ。

貴州の料理がおいしいってことはこの方からさんざん聞かされて(読まされて?)いたし、
貴州省駐京弁餐廳の料理はかなり本場の味だとも言われていたので、
ずっとずっと来たかったのになぜだか機会がなかった。

今回が念願かなっての初来店である。

で、はしゃいでしまった。
二人しかいないのに、なんだか山ほど頼んでしまったのである。

山ほどの一品目が水豆[豆支]蕨菜
二品目がこの黄果樹双凍だ。

黄果樹(huang2guo3shu4)というのは貴州にある瀑布の名前だ。
本当に黄果樹のある地方でこの料理が食べられているかどうかは不明。

双凍(shuang1dong4)は、二種類の豚肉の煮こごりだ。
凍(dong4)はこの場合、凍るじゃなくて「煮こごり、ゼリー」の意味。
フルーツゼリーも果凍(guo3dong4)と言う。
でも凍ってないよ。
(凍らせたら、凍果凍って言うのかな・・・?)

改めて店員さんには聞かなかったけど、
皮が入っていてゼラチン質が多いのと、
お肉がたっぷり入ってるのと二種類あるってことなんだろう。

P1100373.jpg


油っこく見えるけど、食べてみると意外にさっぱりしている。
ぷるぷるしたゼラチン質でコラーゲン補給もばっちり。
左党のみならず、美肌効果ねらいの女性もどうぞ。


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
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蕨の水納豆和え
水豆[豆支]蕨菜(shui3dou4chi3 jue2cai4)
P1100374.jpg

【データ】とき:6月7日/ところ:和平西橋・貴州省駐京弁餐廳/ねだん:12元

豆[豆支](dou4chi3)という調味料がある。
大豆を煮て発酵させたもので、真っ黒い。
これを炒めものにちょいと混ぜると深みのある抜群のうま味が出る。
お昼を食べる地下食堂で豆[豆支]ものがあると必ず手が伸びるくらい、好物だ。

大豆を発酵させたものというから納豆に近いのかと思う人もいるかもしれないが、
あまり納豆っぽくはない。
真っ黒だし、第一ほとんど粘りけがなく糸も引かない。

ところが、この豆[豆支]に水がつくと、途端に納豆っぽくなる。
それがこの和えものに使われている水豆[豆支](shui3dou4chi3)だ。

納豆よりは若干水っぽくて発酵も浅い感じもするが、ちゃんと粘っこい。
口元に寄せていけば、懐かしいあの臭み。
一口噛めば、懐かしいあのうま味。

私はこれを食べながら、「そぼろ納豆」を思い出した。
ご存知の方がどれだけいるかは分からないが、
納豆にいぶりがっこみたいなよーく漬かった沢庵の刻んだのが入っていて、
普通の納豆よりはぽろぽろしていて糸の引きが弱い。
母がこれを大好きでよく食べていたっけ。

四川省出身の中国の方が
「日本人は納豆は日本のものだと思っているけれど、
中国に納豆はある。」
とおっしゃるのも分かるくらい、かなり納豆だ。
四川省と貴州省で食べられているらしい。

この水納豆(もうすっかり納豆と呼ぶことにした・・・)を、
これまた蕨なんていう郷愁を誘う素材にかけてある。
涙ものである。

P1100379.jpg


小さい頃住んでいた家の周りには蕨が自生する土手がたくさんあって、
学校帰りによく摘んだ。
ランドセルを草むらに置いてちょっとかがんで摘んでいると
10分そこらで両手で抱えるほどどっさり採れた。

おひたしにして食べたりもしたのだろうけど、
私が一番好きで、そして今でもよく覚えているのはおみそ汁だ。
ちょっと苦い、ねばねばした蕨がおみそ汁とよく合った。
今振り返ってもませた味覚の子供だった。
酒飲みに成長する訳だ。

貴州だけあって辛めの味付けになっているけど、
キムチ納豆だってしっかり和食おつまみの定番だ。
この前菜、日本人の口にきっと合うと思う。
あ、もちろん納豆が大丈夫な人だけですけどね。


■お店情報
貴州省駐京弁餐廳
朝陽区和平西橋桜花西街18号 貴州大厦2階
010-6444-4466
P1100404.jpg

*北三環路を和平西橋で北方向に曲がり、すぐ右手(東側)。
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揚げウオトウ(臭豆腐添え)
炸窩頭片(配臭豆腐)(zha2wo1toupian4(pei4chou4dou4fu))
P1100356.jpg

【データ】とき:6月6日/ところ:勁松橋・勁松田源鶏/ねだん:8元?

広西自治区名物の発酵食品、
酸笋(suan1sun3)に対する愛がきっかけになって発足した臭臭同盟。

▼臭臭同盟のいきさつについてはこちらから:
【桂福林食府】酸笋炒仔腸

広西チワン族自治区駐京弁のレストランで酸笋を食べた第一回
北平居菜館で麻豆腐と豆汁にチャレンジした第二回
そして第三回となった今回は、
いよいよ臭臭大王、王致和の臭豆腐にチャレンジとなった。

王致和の臭豆腐は、いわゆる臭豆腐とは違う。

▼いわゆる臭豆腐:
【岳嶽山屋】【岳麓山屋】臭豆腐 
【孔乙己酒店】老派江南紹興菜
【譚州酒楼】油炸臭豆腐

こんなドドメ色のいかにもまずそうなペースト状の代物だ。
P1080627.jpg


王致和の臭豆腐はスーパーで普通に売られているので、
買ってきて自分たちで調理して食べてもいいのだけれど、
それはあまりにもハードルが高すぎる。
なんてったって、お便所の匂いなのだ。

臭臭同盟のメンバーにこれを賞味してもらうにはどこかレストランでないと・・・
私が行ったことのあるお店で、これを出しているところは一つ。
それが目下一押しのお鍋、白濁水炊き鍋の田源鶏火鍋だ。

▼田源鶏火鍋についてはこちらから:
【田源鶏火鍋】田源鶏火鍋
【勁松田源鶏】田源鶏火鍋
【勁松田源鶏】冬季火鍋大推荐!

このお店では、窩頭と一緒にこの王致和の臭豆腐を出してくれる。
窩頭というのはトウモロコシなどの雑穀で作った円錐形の蒸しパンのこと。
これをスライスして油でカラリと揚げると、
モサモサした触感がサクサクに化けて実においしい。

P1100363.jpg


これに王致和の臭豆腐を塗りながら食べるのだ。

P1100359.jpg


実はこの食べ方、以前にもこのブログで紹介ずみ。

▼以前紹介した記事:
【田源鶏】炸窩頭(配臭豆腐)

ただ、私が初めて王致和の臭豆腐を炸窩頭片につけて食べる方法を知ったのは、
別のお店だった。
Yさんという北京で幼少期を送ったという方が連れて行ってくださった[シ刷]羊肉のお店。
確か広安門だったかの近くにあったのだけれど、
場所どころか店名すら忘れてしまった。
煙突付きの鍋で炭火を使う本格的な[シ刷]羊肉を食べさせる店で、
Yさんがお勧めだったのだから老舗だったに違いないのに、
今思えばなんともったいないことをしたことか!
そのお店で、炸窩頭片に王致和の臭豆腐をつけて食べるとおいしいことを教わったのだった。

さて、時も処も変わってここは勁松橋の田源鶏火鍋。
お便所級の匂いで食べるものを拒絶するこのドドメ色のペーストを、
この日集まった臭臭好きさんたちはまあバクバクとよく食べた。

P1100357.jpg


「強烈!」
だの
「これは来ますね!」
だの引き気味のコメントを吐きつつ、
人によっては、
「ええ、匂いますかこれ・・・?」
と爆弾発言をかましつつ、
支部長の導くままに揚げウオトウにたっぷりと塗り塗りし、
嬉々として口に運ぶ同盟の面々。
なんと、1皿では飽きたらずお代わりまでしてしまった。

・・・猛者だ、この人たち。

6人が6人、王致和の臭豆腐を大喜びで食べ、
さらにお代わりしてそれもきれいに平らげるなんていう日本人の集まりが
他にあるだろうか?

お店を出た後も、
「臭いですかね、僕たち。」
「タクシー乗ったら匂いますかね。」
なんていいながら、まんざらでもなさそうだったのは支部長の身びいきだろうか。

それにしても、そこはかとなく臭豆腐の匂いを漂わせる日本人6名。
臭い仲になっちゃいましたねえ。


■お店情報
勁松田源鶏
北京市朝陽区勁松橋東300メートル(華騰北搪商務大厦2階201室)
010-5190-8955
*東三環路を勁松橋で東方向に曲がり、二つめの交差点の北西の角にあります。
 マクドナルドとちょうどはす向かいのビルです。
 大きなニワトリのイラストのついた赤い看板があるのですぐ分かりますよ。

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水煮魚(江団)
水煮江団(shui3zhu3 jiang1tuan2)
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【データ】とき:6月2日/ところ:三元橋・渝郷人家/ねだん:98元(一斤)

*江団を使った水煮魚なので、私が勝手に「水煮江団」としましたが、
  お店で頼む時のメニュー名はあくまで「水煮魚(shui3zhu3yu2)」。
  魚の種類を選ぶ時に「江団(jiang1tuan2)」を指定してください。
*団(tuan2)の発音、また入力ミスしてました。訂正しました。毎度スミマセン・・・(6/23)


3月3日のひな祭りに行われた水煮魚姫たちの集い。
しかし、残念ながらホンモノの水煮魚姫が不在という盛り上がりに欠ける展開となった。
(いやウソ、盛り上がったけど。)

▼水煮魚姫の集い:
【沸騰魚郷】水煮魚公主們大聚会

それからほぼ3ヶ月を経たこの日、
リベンジとばかりに再び水煮魚姫たちが召集された。
今回はエセではなくて真性水煮魚姫のHさんもめでたく出席となった。

この日の水煮魚姫の集いは、新しくオープンした渝郷人家(三元橋店)。
新しく出来たとは言え、渝郷人家と三元橋は実は関わりが深い。
今この店が入居している天元港中心が建つ前から、
渝郷人家(三元橋店)はこの場所にあったのだ。
だから正確に言えば、新オープンと言うよりリニューアルオープン、
いや、復活?

思えば、私が初めて入った渝郷人家は元の三元橋店だった。
重慶の田舎屋を模したようなインテリアで、なんだか新鮮だったのをよく覚えている。
酸辣湯がおいしくて、よく頼んだ。
今は渝郷人家のメニューからは消えてしまったけれど。

いかん、いかん、話題は水煮魚だった。

この日のお魚はもちろん高級魚の江団。
沸騰魚郷だと一斤(500g)118元だけど、ここ渝郷人家のは98元。
若干お得。

で、江団ってどんな魚なのよ?
って思うでしょ。

川魚で、なかなか水揚げのない稀少な魚で、
淡泊でむちむちのぷるぷるということ以外はナゾのお魚。
この日この江団と初めて対面を果たした。

では、本邦初公開!
むちむちぷるぷる江団ちゃんでーす。

P1100330.jpg

ちょっとグロイので写真ちっちゃめ。

淡水魚のくせに深海魚みたいな外観のちょっとグロなお姿。
生白くてアルビノみたいで、
見るからにヌメヌメしてて、むっちりしてそう。
これが食べるとおいしいってんだから、食材って面白い。

さて、思いがけないグロな姿にちょっと引いた月美メンバーだったけれど、
水煮魚になってお出まししすれば、もういつもの食欲復活。

P1100340.jpg


本日はめでたく出席できた水煮魚姫に習って、
黙々、ガツガツと水煮魚をひたすら食べ続けたのだった。

ただこの江団ちゃん、いつもよりむちむちぷりぷりが足りなかったような・・・
イマイチ鮮度が良くなかったのだろうか。

水煮魚のお楽しみのもやしもたっぷり。
P1100341.jpg


豆もやしに混じって普通のもやしも入ってたけど、
まあそれはご愛敬ってことで見逃してあげよっかな。

さらに前菜や炒めものを山ほど頼んで、
担々麺も食べて、おなかいっぱい。

P1100342.jpg


▼渝郷人家の担々麺についてはこちらから:
【渝郷人家】担担麺

水煮魚姫たちの集いは、こうして無事に幕を閉じたのだった。

▼これまでにご紹介した水煮魚:
【沸騰魚郷】水煮魚
【渝郷人家】水煮魚


■お店情報
渝郷人家(三元橋店)
朝陽東三環北路丙2号天元港中心A座3楼
010-8441-7068/7066
*宵雲路をはさんで京信大廈の向かいにある天元港中心というビルに入っています。


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空心菜の腐乳風味炒め
腐乳空心菜(fu3ru3 kong1xin1cai4)
P1100333.jpg

【データ】とき:6月2日/ところ:三元橋・渝郷人家/ねだん:10元代?

腐乳(fu3ru3)というのは、豆腐を発酵させてから塩漬けにしたもの。
牛乳が腐っているわけではない。
沖縄の豆腐よう みたいな感じ、かな?

独特の臭みとうま味があって、苦手な人はだめ。
でも、例によって好きな人にはこたえられないお味。

これが空心菜によく合う。

▼以前に食べた腐乳風味の空心菜炒め:
【渝郷人家】一次很成功的点菜記録(之二)

この時に食べたのは椒絲腐乳空心菜(jiao1si1fu3ru3kong1xin1cai4)。
赤ピーマンの細切りと空心菜の腐乳炒めということだけど、
今回のとほとんど同じかな。
赤ピーマンは、要は彩りとちょっとしたアクセントだ。

P1100335.jpg


腐乳はこうして炒めものに使うこともあるし、
羊肉しゃぶしゃぶのタレにブレンドされていたり、
お鍋のスープにも隠し味として入っていたりする。

炒めものに使う場合は空心菜がポピュラーだけど、ほうれん草でもおいしい。

空心菜は日本でもだいぶ手軽に手に入るようになってきたようだ。
清炒(qing1chao3)でシンプルに炒めるのもいいけれど、
時にはこんな変わり味の炒めものも目先が変わって楽しい。


■お店情報
渝郷人家(三元橋店)
朝陽東三環北路丙2号天元港中心A座3楼
010-8441-7068/7066
*宵雲路をはさんで京信大廈の向かいにある天元港中心というビルに入っています。


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ジャガイモと挽肉のカラッと炒め
干[火扁]土豆条(gan1bian1 tu3dou4tiao2)
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【データ】とき:6月2日/ところ:三元橋・渝郷人家/ねだん:18元?

干[火扁](gan1bian1)は、スープなど水気を足さずに油だけでカラリと炒めること。
土豆条(tu3dou4tiao2)はジャガイモの拍子木切り。
絲(si1)は細切り、千切りだけど、
条(tiao2)はちょうどフライドポテトくらいの太さだ。

ついでに言うと、
丁(ding1)は賽の目切り(大きさもサイコロくらい)で、
塊(kuai4)は石ころくらいの大きさに切ったもの。

素材名の後に続く「絲、条、丁、塊」がどんな意味かさえつかんでおけば
どんな切り方で調理されているか見当がつく。
中国語ってホント、便利だ。

干[火扁]ものは、たいていはメイン素材と挽肉、漬け物を炒め合わせてある。
ちょっとピリ辛な味付けになっていることが多い。
挽肉と漬け物から出るうま味、塩気がメイン食材とからまって、実においしい。
ジャガイモのほくほくした甘みとも相性ばっちり。

干[火扁]で調理されるメイン食材でよく見かけるのはインゲン豆。
干[火扁]扁豆(gan1bian1 bian3dou4)、または干[火扁]四季豆(gan1bian1 si4ji4dou4)と言う。
こちらのほうがメジャーだ。

▼干[火扁]四季豆についてはこちらから:
【渝郷人家】干[火扁]四季豆

なるべくたくさん野菜を食べたいと思っていることもあって、
ついついインゲン豆版を頼んでしまうが、実はジャガイモも捨てがたい。

この日は大人数で囲んだ食卓。
久しぶりにジャガイモ版にありつけて満足、満足。


■お店情報
渝郷人家(三元橋店)
朝陽東三環北路丙2号天元港中心A座3楼
010-8441-7068/7066
*宵雲路をはさんで京信大廈の向かいにある天元港中心というビルに入っています。


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羊肉炒め(クミンシード風味)
炒[火考]羊肉(孜然)(chao3kao3 yag2rou4(zi4ran2))
P1100325.jpg

【データ】とき:6月1日/ところ:牛街・爆肚歪/ねだん:26元

ある日のお昼ご飯に孜然風味のおかずを食べてしまったのが運の尽き。
それ以来、孜然の味が恋しくなってしまった。

孜然(zi4ran2)はクミンシードのこと。
炒[火考]羊肉(chao3kao3 niu2rou4)は羊肉を炒めた料理だから、
羊肉のクミンシード風味炒めということになる。

このお店では「炒[火考]羊肉(孜然)」と書いてあったけど、
たいていは「孜然羊肉(zi4ran2 yang2rou4)の名前でメニューに載っている。

ひっさしぶりの孜然羊肉に大感激!
下にたっぷり敷かれた香菜がまた感涙ものだ。
香味好きにはたまらない。

え?孜然の味が分からない?
それはね・・・
羊肉串にいっぱいかかっているあの香しい(臭い?)香辛料の味ですよ!

さて、この日わざわざ牛街の爆肚歪まで出かけてきたのは、
「爆肚歪の酸辣湯と焼餅を食べに行きたいッ」というリクエストをいただいたから。

▼爆肚歪の酸辣湯と焼餅についてはこちらから:
【爆肚歪】酸辣湯
【爆肚歪】焼餅~爆肚的最佳搭档

酸辣湯はこの間のおいしさにはかなわなくって、
ちょっと誇大広告をしすぎたかと反省。
でも普通にはおいしかったけど。

この爆肚歪、いつもの月曜美食会で行ってもよかったのだけれど、
さすがに東方面から平日の夜行くには遠いので、
週末にローカル観光を兼ねて
牛街散策+回民菜ランチを楽しもうということになったのだ。
名付けて、牛街探検隊。

牛街の大通り沿いにある礼拝寺前で待ち合わせ、まずは礼拝寺参観へ。
中国寺院然とした建築様式なのに、
ところどころアラビア文字が配されていてそれがとても不思議な雰囲気。

礼拝堂にはムスリム以外は入室禁止。
携帯電話も切るように注意書きがあったりして、少し厳かな気分になった。

白い回民帽をかぶったスタイリッシュ系のおねーさんが、
その帽子の上にサングラスを載っけていたのが妙に印象に残る。

そして、りーゆえん隊員が発見したこの時刻表。
P1100315.jpg

これ、祈りの時間を示してるんだろうか。
後で調べたら、イスラム教のお祈りは一日五回。
それに日の出と日の入りを加えると七回。
この時計、全部で六つ・・・
謎。

爆肚歪でお腹がふくれた後は再び牛街散策。
なんだかミョ~にみどりみどりしたイスラム教協会を外から眺めて、
P1100326.jpg

法源寺で殊勝に大地震で亡くなった方々の冥福を祈った。

また教子胡同にとって返して、涼皮の屋台を冷やかす。
「うまそ~」
「留学時代はよく食べた~」
「でも今は(満腹で)食べられない~」
「あのタレがいい~」
とか言いつつも、出来上がったらいきなりビニール袋に入れたのを見て
「いきなり生ゴミ!」
「やっぱ買えんわ~」
だはは。

さらに小売部でブクリョウ入りの瓶ヨーグルトをチューッとすすり、
P1100327.jpg P1100328.jpg

こうして昼下がりの牛街プチ観光は無事終了。

たまには北京の街を旅行者の目で眺めてみるのも楽しい。
そのうちまたどこか企画しよっと。


■お店情報
爆肚歪(bao4du3wai1)
宣武区牛街教字胡同法源寺西里5号
010-8354-8781
P1100130.jpg

・牛街から輸入胡同へ入り教子胡同とぶつかったら右折。
 教子胡同と法源寺前街のぶつかるT字路北東角にある大順堂食府の左隣。


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ゆで羊肉の白菜・春雨添え
羊肉白菜粉絲(yang2rou4 bai2cai4 fen3si1)
P1100320.jpg

【データ】とき:6月1日/ところ:牛街・爆肚歪/ねだん:26元

羊肉白菜春雨。
なんとまあ、シンプルな名前の料理だ。

名前のシンプルさに負けず劣らず、料理そのものもまたシンプル。
言ってみれば、羊肉と白菜、春雨をゆでただけの料理なのだ。

で、お味もまたまたシンプルなだけに、羊肉本来の味が全面に出た。
要は、ちょっと羊肉の匂いが気になったのだな。

薄味で物足りなかったこともあって、
そのまま食べずに爆肚のタレにつけて食べた。

うーむ、ほんのちょっとでもいいからクミンシードとか、
花山椒の味とか利かせてくれたらだいぶ違うのだけれど・・・

まだまだ羊食いの修行が足りないようです。


■お店情報
爆肚歪(bao4du3wai1)
宣武区牛街教字胡同法源寺西里5号
010-8354-8781
P1100130.jpg

・牛街から輸入胡同へ入り教子胡同とぶつかったら右折。
 教子胡同と法源寺前街のぶつかるT字路北東角にある大順堂食府の左隣。


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イシモチの唐揚げ
炸小黄花魚(zha2xiao3huang2hua1yu2)
P1100254.jpg

【データ】とき:5月25日/ところ:南鑼鼓巷・聞香趣/ねだん:12元?

小アジの唐揚げは小さい頃からの私の大好物。
よく母にねだって作ってもらった。
大学に入って東京で暮らすようになってからは、
久しぶりに実家に帰省すると母が必ずその晩の食卓に乗せてくれた。
でも北京で小アジが食べたくなっても手に入らない。
そんな時には迷わずこれを頼む。

黄花魚はイシモチのこと。
他に黄魚(huang2yu2)とも言う。
大きいものだと紅焼(hong2shao1:醤油煮)にして食べるが、
小さいものはこうしてカラリと揚げて、
椒塩(jiao1yan2:塩と山椒の粉を混ぜたもの)をつけて食べる。

P1100257.jpg

慣れないと山椒のビリビリの刺激が強すぎて閉口するが、
そのうちこのビリビリがないと物足りなくなる。

見て分かる通り、ビール向きのおかず。
ビールに合うつまみと言えば、
他に多春魚(duo1chun1yu2:ししゃも)の胡麻フライもおいしいが、
これはメニューにのせているお店が限られる。
その点、この炸小黄花魚はとてもポピュラーなので、
たいていのレストランで注文可。
味のハズレも少なく、安心して頼めるおかずだ。

北京生活では、魚を食べるのが至難の業。
そりゃもちろん、日本料理屋に行けば、刺身も寿司も置いてある。
でも、そう毎日食べ続けられるほど、懐具合はあたたかくない。

北京の中華料理レストランでは、魚と言えば鯉や草魚などの淡水魚が中心。
現地の人たちは川魚料理が大好きだが、
海の国日本の民としては泥臭くて気が進まない。
で、このメニューの出番となる訳だ。


さて、テーブルに運ばれてきた揚げたての黄花魚。
冷たい燕京ビールも来たことだし、
ここは頭からガブリとかぶりついて・・・と行きたいところだが、
ちょっとお待ちを。
頭からかじると、
まるで質の悪いご飯を食べて小石が入っていた時のような「ガリッ!」という音・・・
そう、日本名の「イシモチ」からも分かる通り、
黄花魚の頭の中には“石”が入っているのだ。
結石みたいなものだろうか?
だからかどうか分からないが、
黄魚には「鈍い」とか「頭の回転が悪い」という意味があるらしい。
頭に石、入ってるからね。
カランカラン。

でも、おおざっぱな私は、
ガリリと歯に当たる石にもめげず、頭からガブリが好き。
だから最近頭の回転が鈍いのかなあ?

【おまけ】
この日はayazi主宰のローカルグルメ会。
新装なった聞香趣の二階テラスで、
夜風に吹かれながらベタベタのローカル中華料理を楽しんでいただいた。

暗くなってしまったので写真が撮れなかったものもあるけれど、
だいたいこんなん食べましたー。

尖椒土豆絲(jian1jiao1 tu3dou4si1)涼拌金針(liang2ban4 jin1zhen1gu1)
P1100252.jpg P1100256.jpg


干[火扁]扁豆(gan1bian1 bian3dou4)地三鮮(di4san1xian1)
P1100258.jpg P1100261.jpg


豆花鶏片(dou4hua1 ji1pian4)糖醋里脊(tang2cu4 li3ji3)
P1100262.jpg P1100264.jpg


この他にも軟炸平(ruan3zha2 ping2gu1)四川肉丁(si4chuan1 rou4ding1)
[女乃]油饅頭(nai3you2 man2tou)炒餅(chao3bing3)を頼んだ。

どれもayaziのド定番メニュー。

▼ド定番メニューの詳細はこちらから:
・尖椒土豆絲(jian1jiao1 tu3dou4si1)
・涼拌金針(liang2ban4 jin1zhen1gu1)

・干[火扁]扁豆(gan1bian1 bian3dou4)
・地三鮮(di4san1xian1)

・豆花鶏片(dou4hua1 ji1pian4)
・糖醋里脊(tang2cu4 li3ji3)

・軟炸平(ruan3zha2 ping2gu1)
・四川肉丁(si4chuan1 rou4ding1)
・[女乃]油饅頭(nai3you2 man2tou)
・炒餅(chao3bing3)

聞香趣は改装後にメニューを刷新したため、
もうメニューには載っていないものもあるけれど(例えば豆花鶏片、四川肉丁)、
頼めば作ってくれる。
ああでも、これもなじみの店員さんがいる間だけかなあ・・・


■お店情報
聞香趣(老賓朋)
南鑼鼓巷
P1090912.jpg

(改装後のお店外観)
*平安大道から南鑼鼓巷を北上して50mくらい、通りの西側。
過客よりは南側にあります。


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水餃子
水餃(shui3jiao3)
P1100228.jpg P1100233.jpg

【データ】とき:5月25日/ところ:和平橋・八珍餃子酒楼/ねだん:4~6元(一両で)

休日のお昼ご飯。
約束していた友人に
「何食べに行く?」
と聞いたら、
「知り合いがやってる餃子屋があるからそこに行こう!」
という返事。
水餃子、久しぶり。決定。

行き先は和平里にある八珍餃子酒楼。
四川料理で有名な眉州東坡酒楼のすぐ隣にある。
八珍と名乗るだけあって、いろいろと餃子の餡も豊富。

お昼時を少し過ぎた時間帯だというのに、客足が途絶えない。
なかなか人気があるようだ。

まずは餃子のお伴を注文。

美味苦菊(mei3wei4 ku3ju2):10元
P1100225.jpg


苦菊(ku3ju2)は正確に言うと苦菊苗(ku3ju2miao2)。
スプラウト野菜だと思うのだが、では何の芽かと問われるとこれが不明。
苦菜という説もあるけど、確証はない。

ほんのちょっぴり苦くて、お鍋の具にするとおいしい。
和えものでもいけると思うのだが、これは残念ながら塩気が強すぎた。
もう少し塩が少なかったらおいしかったのに。残念。

農家湯元炖老鴨(nong2jia1 tang1yuan2 dun4 lao3ya1):36元
P1100221.jpg P1100223.jpg


ダックと白玉団子入りのスープ。
ダックのスープは実はかなりの好物。
濃厚ないい出汁がでるのだ。

このスープも深い味わいでおいしかった。
ただ、ちと塩辛すぎたのが玉に瑕。
いくら農家風を謳っているといってもなあ・・・

お伴二品はどちらもしょっぱくて今一つ。
餃子にも不安が募り始めたところで、ようやく主役のお出ましだ。

梅菜香(mei2cai4 xiang1gu1):6元(5個/一両)
P1100226.jpg


梅菜としいたけ入りの餃子だ。
P1100228.jpg

せっかく八珍と名乗る餃子屋に来たからと、ちょっと変わり種を頼んでみた。
しいたけのうまみと梅菜の塩気が深いあじわい。

素三鮮(su4san1xian1):4元(5個/一両)
P1100231.jpg

卵、しいたけ、ニラの三種類の具が入ったもの。
P1100233.jpg

これもさっぱりとして美味。

猪肉茴香(zhu1rou4 hui2xiang1):4元(5個/一両)
P1100232.jpg

豚肉と茴香。
P1100234.jpg

これはちょっとしょっぱかった。
茴香も少し古くなっている感じで風味が感じられず。
せっかくの香味がもったいない。

水餃子と来ればこれがつきもの。

餃子湯(jiao3zitang1)
P1100237.jpg

餃子のゆで汁。
そば湯みたいなものだ。

餃子湯を頼んだら、こんなでっかいヤカンで注いでくれた。
P1100236.jpg

これは初めてのパターン。

うーん、やっぱり餃子の後は餃子湯。
これを飲むと、なんかお腹が落ち着く感じがする。
私もだいぶん北京の人っぽくなったものだ。


■お店情報
八珍餃子酒楼
北京市朝陽区桜花東街4号
010-6427-4760
P1100238.jpg

*北三環路を和平橋で北方向へ曲がり、
  桜花東街をしばらく北上すると右側(東側)にあります。


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棒餃子(雪菜豆腐入り)
[衣荅][衣連]火焼(雪菜豆腐餡)(da1lian huo3shao1(xue3cai4 dou4fu xian4))
P1100211.jpg

【データ】とき:5月24日/ところ:寛街・皇城根[衣荅][衣連]火焼/ねだん:3元(一両で)

皇城根[衣荅][衣連]火焼に来たからには、やはりこれを食べずには終われない。
棒餃子である。

▼過去の[衣荅][衣連]火焼関連記事:
【皇城根[衣荅][衣連]火焼】[衣荅][衣連]火焼
【皇城根[衣荅][衣連]火焼】[衣荅][衣連]火焼秀

羊肉餡、牛肉餡、猪肉餡の三大お肉系列。
この日は羊肉胡羅卜、牛肉尖椒香菜、豚肉西葫蘆を頼んだ。

P1100209.jpg

これが[衣荅][衣連]火焼のフルラインナップ!

でも、ここの棒餃子にはこの三つの他にも、素餡というのがある。
素餡(su4xian4)は、お肉の入っていない精進モノの中味、餡のこと。

三大お肉系列をそれぞれ一つずつ頼んだので、
せっかくだから素餡ものも一つということになって頼んだのがこの雪菜豆腐だ。

雪菜(xue3cai4)は高菜に似た葉物野菜の漬け物。
豆腐と雪菜を刻んだものを和え、刻み葱を混ぜたものが餃子の餡として入っている。

焼き餃子に豆腐・・・
意表をつく取り合わせだ。

しかし、意表をつく取り合わせは成功するとは限らない。
これはちょっと、変わり種を狙いすぎたか。

豆腐はやっぱり水気が出てしまって、
カリッと焼いた餃子の皮とはあまり相性が良くなかった。
雪菜豆腐は単純に前菜として食べた方がよさそうだ。

棒餃子のお伴にはいつもの鴨血入り酸辣湯

酸辣湯を頼むと店員さんが
「鴨血入りの?それとも入ってないのにしますか?」
と聞いてくれるので、
鴨血好きなら「放鴨血(fang4ya1xue3)」、
嫌いなら「不要鴨血(bu2yao ya1xue3)」と頼もう。

鴨血の入っているいないに関わらず、棒餃子と酸辣湯の相性のほうは抜群。
太鼓判が押せる名コンビだ。
このお店に来たらぜひ!


■お店情報
皇城根[衣荅][衣連]火焼
北京市東城区地安門東大街甲46号
010-8403-5786
*寛街中医院のある交差点から西に100mくらいのところにあります。


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昔ながらの北京風・羊のスペアリブ醤油風味揚げ
老北京醤大排(lao3bei3jing1 jang4da4pai2)
P1100199.jpg

【データ】とき:5月24日/ところ:寛街・皇城根[衣荅][衣連]火焼/ねだん:46元

私がちまちまと前菜や炒めものを頼んでいたら、
同席されたYさんからこんな大物のリクエストが。

おお!
羊のスペアリブの揚げもの!
こんな華のある大皿料理をドッカーーーンと頼むの、久しぶりだ。

こちらの人はこういうでっかい料理がテーブルにドンッと置いてあるのを好む。
こういう決め手のメイン料理があると、食卓がビシッと決まるんだろうな。

だからなのか、
日本人どうしでレストランに行ってこちょこちょとさっぱり系の料理を頼んでいると
よく店員さんに
「没什[ノム]大菜(da4cai4)・・・(メインが何もない)」
と不満げ(?)に言われてしまう。
(*[ノム]は「公」の右肩にある読点のようなもの(二画目)を取ったような漢字です。)

まあね、日本人はちまちまこしょこしょと食べる人たちだからさ、
いいのよそれはそれで・・・

それはともかく、この日は珍しくオーダーを取る店員さんも大満足の決め料理が登場。
大人数だとこういうのが出てきてもちゃんと消費されるから安心だ。

醤大排(jiang4da4pai2)は、
どうも豚や羊のスペアリブの部分を醤油ベースのタレに浸け置きし、
それを炒め揚げしたものを言うようだ。

老北京はなんでか不明。
羊だから?
「老北京」がついてると名物っぽくていいのかも。

醤油ダレにはニンニクだの葱だのいろいろと薬味が入っていて香味豊か。
これがしみしみになった肉を油でカラッと揚げてあるのだから、まあまずい訳はない。

P1100201.jpg


スペアリブだから当然骨付き。
これをワシワシと手づかみでかぶりつく。
騎馬民族にでもなって、草原で風に吹かれながら食べているかのような気分。
と言ったら、ちょっと想像力をたくましくしすぎかな。


■お店情報
皇城根[衣荅][衣連]火焼
北京市東城区地安門東大街甲46号
010-8403-5786
*寛街中医院のある交差点から西に100mくらいのところにあります。


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ガツの香菜炒め
芫爆肚絲(yuan2bao4 du3si1)
P1100190.jpg

【データ】とき:5月24日/ところ:寛街・皇城根[衣荅][衣連]火焼/ねだん:25元

芫は芫荽(yan2sui1=香菜)のこと。
芫爆は香菜と一緒にジャジャーッと炒めるという意味になる。

・・・なんだけど、誰もこの字を「yan2」なんて読まないのだな。
私が聞いたことのあるのはどれも「yuan2」ばかり。
ってことは、大董烤鴨店の芫爆鴨腸を紹介した時に書いた。

▼過去の芫爆もの:
【大董烤鴨店】芫爆鴨腸
【北平居菜館】芫爆散丹

今回の芫爆ものは、ガツ。
肚絲(du3si1)は、豚の胃袋を細切りにしたもののことだ。

P1100189.jpg


最近爆肚ばかり紹介していたので
羊や牛のモツ好きなのかと思われているかもしれないけど、
実は豚モツも大好き。
炒めたり煮込んだりするには豚のほうがおいしいと思う。

煮込みと違って、炒めものはガツのゴリンゴリンとした元気さが残っているところがいい。
小気味のいい歯ごたえもまたよし。

そしてあの、モツ独特のこってりとした舌にまとわりつくような油濃いうまみが
ちゃんと残っているのもモツ好きにはたまらない。
日本の居酒屋メニューで出てくるつゆだくだくの煮込みは
あっさり煮込むことばかりに主眼が置かれて
このモツ本来の魅力がそがれているのが残念だ。

あっさりさっぱり油控えめは時代の潮流。
でもそれで食材そのものの持ち味が消えてしまっては元も子もない。
健康志向もダイエットもいいけれど、そればかりでも味気ない。

おいしいものをおいしいままで。
食いしん坊にとってはこれが一番の優先事項だ。


■お店情報
皇城根[衣荅][衣連]火焼
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ナスのニンニク和え
蒜泥茄子(suan4ni2 qie2zi)
P1100194.jpg

【データ】とき:5月24日/ところ:寛街・皇城根[衣荅][衣連]火焼/ねだん:8元

蒸した茄子をたーーーっぷりの刻みニンニクと香菜で和えた前菜。

ナスを使った前菜というと日本だと焼き茄子になるところだが、
(焼き茄子もうまいが・・・)
中華だとこうなる。

これはもう、想像した通りの味で、想像した通りのうまさ。
裏切らない。

火が通ってとろとろになったナスがひんやりと舌の上でとろけていく。
ナスの甘みとニンニクの刺激が口の中で綱引きでもしているかのようだ。
もちろん、どちらも譲らず引き分け。
食べ手には最高の試合結果だ。

それにしても、ナスとニンニクというのは実によく合う。
蒸したナスにゴマだれをかけた前菜もいかにも家庭料理っぽくて実にいいけど、
これのほうが「下酒(xia4jiu3)=酒が進む」だ。
飲み助の私にはこっちの磁力のほうが強い。

この日他に頼んだ「涼菜(liang2cai4)=冷菜、前菜」はこの二つ。

涼拌窩笋絲(liang2ban4 wo1sun3si1):6元
P1100184.jpg


千切りウオスンの和えもの
ガラスのように透き通って美しい。
ハリハリした食感も楽しい。

咸水鴨肝(xian2shui3 ya1gan1):10元
P1100191.jpg


ダック・レバーの塩水漬け

このつややかな表面を見よ!
箸を伸ばそうとする私が写りこみそうなてらてらとしたつやだ。

自分の肝臓が脂肪だらけになるかもしれないという懸念など吹き飛ばして、
美しいダックレバーを賞味してしまうのだった。


■お店情報
皇城根[衣荅][衣連]火焼
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野菜入り豚の煮こごり
豆醤(dou4jiang4)
P1100192.jpg

【データ】とき:5月24日/ところ:寛街・皇城根[衣荅][衣連]火焼/ねだん:8元くらい?

「豆醤」というとなんだか調味料のようだが、そうではない。
ニンジン、豆腐の燻製、大豆や枝豆の入った豚肉の煮こごりだ。

豚の皮を使うとあるものもあれば、皮ではなく豚足を使うとした説明もある。
まあ豚足を使うのであれば皮付きなので、
豚の皮は間違いなく入っているということだ。

食べる時には腊八醋(la4bacu4)と呼ばれるニンニク入りの酢をかけるのが老北京の作法だ。
腊八醋は腊八(旧暦十二月八日)にニンニクを漬けた黒酢のこと。
この日じゃないとちゃんと漬からないんだそうで、
腊八粥を食べる(中国語だと「飲む」ね)とともに腊八の日の大事な行事だ。

話は戻って豆醤。
餃子を食べる時の箸休めや酒のアテに最適とある。

確かに。

生抽(sheng1chou1)と呼ばれる醤油でしっかり味付け、
くずれるほどに煮込まれた豚肉から旨味もたっぷり。
これだけきちんと味がついていれば、お酒も進むってもんだ。

コロコロと小さめに切られた形もポイッと口に放り込みやすくて心憎い。
酒呑みの気持ちをよく分かっているなあ。
さすが伝統の酒肴品というのは違う。

食卓に出す前にしっかり冷やしてあるせいか、
口に入れるとひんやりと清涼感が広がるのもまたいい。
ミントが入っているかのようなクールな舌触りだが、
老北京の前菜にミントが入っているはずはなかろう。

単によく冷やされているからか、それとも何か秘密の調味料が入っているのか。
確かめたい気もするが、あんまり細かく詮索するのも野暮かもしれないと思い直した。

時には探求心も一休み。
長い間愛されてきた伝統の一品に、黙って舌鼓を打つにとどめておくのもまた一興。
決して、調べるのが面倒だったなんていう身も蓋もない理由ではな・・・ぃ...


■お店情報
皇城根[衣荅][衣連]火焼
北京市東城区地安門東大街甲46号
010-8403-5786
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白菜の芥子和え
芥茉[土敦](jie4mo dun1)
P1100185.jpg

【データ】とき:5月24日/ところ:寛街・皇城根[衣荅][衣連]火焼/ねだん:4元

白菜を芥子で和えて、小山、または切り株のように盛りつけたもの。
鼻にツーンと来る芥子の刺激と白菜の甘みが決め手のシンプルな前菜だ。
老北京(lao3bei3jing1)を謳うお店には必ずと言っていいほど置いてある。
ちなみに宮廷料理レストランに行っても出てくる。

芥茉(jie4mo)は芥子。
[土敦](dun1)は、「土を小高く盛り上げたもの」とか「分厚い石または木」。
どっちの意味だろう。

なんにしても、芥茉[土敦]はこんなふうにこんもりと山型に盛りつけられている。
時折バラバラになっているのもあるが、それは「散装(san3zhuang1)」だ。
例えば東興順爆肚張の芥末白菜がそう。

皇城根[衣荅][衣連]火焼の芥茉[土敦]は、ちょっと日向臭い味がした。
個人的には、白菜のハリハリとした歯触りが爽やかな
東興順爆肚張の芥末白菜のほうが好み。

ところで、北京の人は[土敦](dun1)をアル化させて「[土敦]児(dun1r)」と言うことが多い。
言えるといかにも北京っ子らしくてかっこいいのだが、
私、この「-n」や「-ng」のアル化の発音が苦手で、どうもうまく言えない。
うまく言えないから、アル化しないで「dun1」で通している。
ガイジンがむやみやたらにアル化するの、聞いていてあまり気持ちいいものじゃない。
出来なければやらなくたっていいのだ。
ちゃんと通じるから。

ところで、この日皇城根[衣荅][衣連]火焼に出向いたのは、
とある会合にお呼ばれしたため。
よくこのブログにコメントをくださる井上さんから、
ご自身が参加されているメーリングリストのオフ会にお声がけいただいたのだ。

お店選びを一任してくださるとのことだったので、
「ディープ北京を味わえる食い物屋」というテーマで会場リストに名を連ねたお店から
このお店を選んでみた。

料理の注文も「ディープ北京」がキーワード。
ここからはしばらく、北京のベタなローカル料理シリーズが続きます!


■お店情報
皇城根[衣荅][衣連]火焼
北京市東城区地安門東大街甲46号
010-8403-5786
*寛街中医院のある交差点から西に100mくらいのところにあります。


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コロコロ中華パスタの炒めもの(おでき炒め)
素炒疙瘩(su4chao3 ge1da)
P1100175.jpg

【データ】とき:5月22日/ところ:前海・東興順爆肚張/ねだん:5元

疙瘩(ge1da)と言うと思い浮かぶのは、スープ仕立てにした「疙瘩湯(ge1da tang1)」。

▼過去の疙瘩湯関連記事:
【麻辣香鍋】疙瘩湯
【福家楼】老北京菜之二

これはゆるめにこねた小麦粉生地をちょっとずつ直接スープに落としたもの。
だまだましている感じかな。
だから「すいとん」、もしくは「中華風すいとん」だ。

でもこっちの炒めたものをどう訳したらいいものか、いささか思案にくれている。

炒めものの場合に使う疙瘩(ge1da)は、
小麦粉を練って金太郎飴より細めの棒状にし、
それを小指の先っちょくらいの大きさに切ってゆでたもの。
イメージとしてはニョッキをかなり小さくした感じ・・・かなあ。
あ、ニョッキは小麦粉じゃないけどね。

つぶつぶというか、ぶつぶつというか、コロコロしているので、
中国語で「塊状のもの」とか「おでき、できもの」という意味の「疙瘩(ge1da)」。
なので私は手っ取り早く「おでき」と呼んでいる。
でもそれじゃあ余りにもなので「おできパスタ」くらいにしとこうかな。
それとも「つぶつぶ中華パスタ」?「コロコロ中華パスタ」?
悩ましい。

「素炒(su4chao3)」は肉を入れずに野菜と一緒に炒め合わせること。
爆肚張のにはキュウリ、ニンジン、青豆が入っていて、
しっかりとニンニクの風味が利いた醤油味。

P1100174.jpg


これ、うまかった!
疙瘩湯だとぐずぐずのだまだまな食感だけど、こっちはかなりしっかり腰があってシコシコ。
特筆すべきは青豆だ。
ニンニク醤油味の炒めものなんていくらでもあるだろうけど、
この青豆のおかげで食感と味に変化が出た。
レンゲが止まらない。

この日は「爆肚張の前海ビュー特等席でレッツ・モツ!」という企画で
5人様ご一行という大所帯だったので、
あちこちからレンゲが伸びてきてあっと言う間に完食。
この絶品おでき炒めを存分に味わえなかった。
私は秘かにこれを一人一皿食べる決意を固めたね。
これだけ食べるために爆肚張に来てもいい。

いや、もちろん爆肚も食べますけどね。

そうそう、忘れるところだった。
「レッツ・モツ!」企画で食べた爆肚は、
牛百葉(niu2bai3ye4)、散丹(san3dan1)、牛肚仁(niu2du3ren2)、食信(shi2xin4)。

P1100173.jpg


牛百葉(niu2bai3ye4)も相変わらず鮮烈な黒!
そして食信(shi2xin4)がよかった。

P1100171.jpg


爆肚張の爆肚は、なんだかやさしい感じがするんだよなあ。
不思議だなあ。

お約束の焼餅(shao1bing3)もしっかり食べて、
お皿を積み上げるローカル中華なテーブルセッティングも満喫。

P1100172.jpg


開け放された窓の外には昼間の暑さを残して輝く前海。

P1100169.jpg


このロケーションのせいもあるとは思うけど、
やっぱり私は爆肚張の爆肚が一番おいしいと思う。

8時の閉店を前に、お店に粘っているのは私たち5人だけ。
店じまいを控えたお店の小さな中庭には、家族経営の張さん一家が集まり始めた。

映画に出ていたご主人の張さんの顔も見える。
お孫さんもやってきて、小さな腰掛け椅子に座っている。
親戚の人なのか、知り合いなのか、
シャツをまくってビール腹を丸出しにしたおじさんの姿もある。

みんな含めて懐かしさのあふれる愛しい光景だと私は思う。
(別に腹出した男性が好みという訳ではないです。念のため。)

ぼうっとあたたかく灯る裸電球と香椿の木の下で、
これから家族水入らずで団らんのひとときが始まるのだ。

さあ、私たちもそろそろ腰を上げるべきかな。
お勘定を済ませて、狭い戸口からとっぷりと暮れた前海沿いの道へと出て行く私たちを
お婆ちゃまが見送ってくれた。

「どちらの方?」
「日本人です。」
「あらそう。」

ことさらに外国人対応になるでもなく、さらりと終わる会話すら好ましい。

いつまでここで頑張っていてくれるだろう。
祈るような気持ちでお店を後にした。


■お店情報
東興順爆肚張
西城区前海東沿17号
*無名酒[口巴]の右隣です。


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たいやき
鯛魚焼(diao1yu2shao1)
P1100163.jpg

【データ】とき:5月20日/ところ:新光天地・甲賀亭/ねだん:ただ(もらいもの)

週末や退勤後にしばらくバタバタと進めていた作業がちょっと一段落したので
いつものお店に顔を出したら、
常連さんから(お店経由で)こんなのをいただいた。

「ちょっと新光天地に寄ったんで・・・」
「わーい!ありがとうございますっ!」

大喜びで受け取って、
「ふーん、たいやきって、鯛魚焼って言うんだあ・・・」

違う!違う!
見るとこ違う!

P1100164.jpg

たいせき。

P1100165.jpg

たいやき。

惜しいッ!

中味はあずきとかクリームとかいくつかあるみたいだけど、私がいただいたのはあずき。
あんこはちゃんとたっぷり(写真撮り忘れました・・・)。

生地がもう一息かな。
ちょっと水っぽいっていうか、ほんわりふかふか感が足りなかった。

でも、「たいやき」じゃなくて「たいせき」だと思えば納得もできる?
ひらがなもお味も、あと一歩ガンバレー!


■お店情報
甲賀亭
新光天地地下1階


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ちまき
粽子(zong4zi)
P1100350.jpg

【データ】とき:6月7日/ところ:オフィス/ねだん:いただきものでタダ

毎年楽しみにしているお掃除おばさんHさんの手作りちまき。
今年の端午節は8日だけど、なかなかちまきが届かなかった。

去年の端午節は6月19日。
去年は端午節の一週間も前の12日にはもうたくさん包んで持ってきてくれたのに、
今年はまだだなあ。
8日が端午節なのになあ。
作るのやめちゃったのかなあ。

そう思って、おととい6日の金曜日、
「今年はアーイー、ちまき作らなかったのかなあ。」
出社するなり言った私の言葉に、同僚Yさんが弾かれたように立ち上がった。
「忘れてた!今朝アーイーがちまき届けてくれたんだっけ!」

ああよかった!
今年もまたHさんの手作りちまきをご馳走になれる!

Hさんのちまきは棗入りのほんのり甘いやさしい味。
チャーシューやタケノコ入りの醤油味ちまきもいいけれど、こんな甘いのもまたおいしい。

P1100351.jpg

中には棗の砂糖漬けがちょこん。ちょっとおにぎりみたい?

オフィスではHさんのちまきを囲んでにわか民俗学談義が始まった。

「ところで端午節にはなんでちまき食べるか知ってる?」
「屈原の遺体が魚に食べられないように、米とかを川に放り入れたんでしょ?」
「いや、屈原に食べてもらうために川に入れたんだよ。」
「なんにしても屈原に関係あるのね。」
「ところで屈原って詩人だったっけか。」
「詩人でもあったけど政治家でもあったよね。」
「愛国の士でしょ?」
「それにしてもなんで笹の葉で包むんだ?」
「ハスの葉で包むところもあるらしいよ。」
「だからなんで笹の葉?」
「えー、分かんないー。」

とまあ、そんなこんなで屈原とちまきの話で盛り上がったのだった。

P1100352.jpg

さらに中にも棗あんが!ほんのり自然な甘み。

お昼ご飯に行く途中でもYさんとの話題はちまき。
「地下一階の郵便局に行ったらね、
 男性局員が『今日、月餅が配られた』って言ってたのよ。」
「え?月餅じゃなくてちまきじゃ・・・」
「まあ焦らず聞いてよ。その人すぐ間違いに気づいてね、
 『あ、違った、元宵だった!』って。」
「次は『元宵』ね。」
「でまたすぐ気がついて、『あ、違う違う。ちまきだった!』だって。」
「やっとたどりついたね。」
「今まで端午節って影が薄かったじゃない?だからちまきって存在感ないのよね。
 ほら、会社も端午節を口実に福利厚生で配ったりしないし。」
「まあ月餅なんかと違って足が早いし、箱詰め贈答品にはしにくいもんね。」
「今年から休日だから、会社側もなんかしようって意識になったのかもね。」

今年から法定休日になった端午節。
伝統の祝日が忘れられないようにという思惑は、あながち的外れでもなさそうだ。


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豚ヒレ肉フリッターの甘酢あん
糖醋里脊(tang2cu4 li3ji3)
P1100146.jpg

【データ】とき:5月19日/ところ:松楡里・海碗居/ねだん:35元(個室使用時の値段)

豚ヒレ肉を細く切って衣をつけて揚げ、甘酢あんをからめた料理。
これも日本人に人気の高いメニューだ。
甘酢あんとは言え、お酢の味はそんなにきつくないのでお子さんでも大丈夫。

海碗居のは醤油がかなり入っていて「甘酸っぱい」プラス「甘じょっぱい」の間くらいの感じ。
私はもう少しオレンジがかったこういうタイプのが好き。

P1100264.jpg

これは聞香趣のもの。
ちょっと赤みが強く写ってますが・・・

福家楼の糖醋里脊もオレンジタイプ。
【福家楼】老北京家常菜

そう、糖醋里脊はお店によって味付けが結構違うので、
好みの味が食べたければ事前に確かめたほうがいい。
もしくは失敗を重ねながら自分でお店別糖醋里脊データベースを充実させていこう。
ふむふむ、「海碗居のはしょっぱい系」っと。
メモメモ。

甘酢あんをからめる前の状態で出てくると、
軟炸里脊(ruan3zha2 li3ji2)とか椒塩里脊(jiao1yan2 li3ji3)になる。

山椒入りのお塩につけて食べるフリッターもまたオツ。
こっちのほうが好きという人も多い。

この日は他にも、
拍黄瓜(pai1 huang2gua1):12元/蝦醤餑餑(xia1jiang4bo1bo):18元
P1100140.jpg P1100143.jpg


尖椒土豆絲(jian1jiao1 tu3dou4si1):10元
P1100147.jpg


それから炸灌腸麻豆腐茄泥、もちろん炸醤麺も食べて、
ビールやらなんやら飲んで、しめて6人で245元。

P1100161.jpg

これ、女性だけの食卓だなんて言ったら、驚くかしらん・・・


■お店情報
海碗居(松楡里店)
朝陽区松楡南路36号
010-8731-3518
*華威橋から東へ2㎞。道の南側にあります。
二つめの歩道橋を越えてすぐのところです。
*個室を予約すると、全体的にやや割高の料金設定になっています。


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ナス入り卵焼き
鍋塌茄子(guo1ta1 qie2zi)
P1100144.jpg

【データ】とき:5月19日/ところ:松楡里・海碗居/ねだん:18元(個室使用時の値段)

鍋塌というと普通は豆腐とくるのだけれど、
今回はナスとの組み合わせ。
薄切りにしたナスの入った卵焼きだ。

薄く切ったナスを中華鍋に並べて、そこに溶き卵を注ぎ入れて焼いてあるのかな。
だいぶニンニク醤油の味がついてたけど、最後に回しかけて少しなじませてあるのかな。

いずれにしても、日本人がイメージするナスの調理法としてはまず思いつかない。
ナス料理にマンネリ感を感じたら、こんなのを真似してみると面白いかもしれない。

油を吸ったナスとかき卵、それにニンニク醤油がよく合っている。
「ものすごくおいしいッ!」ってほどではないけど、
普通にちゃんとおいしい。
まさに普段の食卓っぽい料理だ。

▼過去の鍋塌もの:
【貴春居餐廳】鍋塌豆腐


■お店情報
海碗居(松楡里店)
朝陽区松楡南路36号
010-8731-3518
*華威橋から東へ2㎞。道の南側にあります。
二つめの歩道橋を越えてすぐのところです。
*個室を予約すると、全体的にやや割高の料金設定になっています。


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卵とトマトの炒めもの
鶏蛋西紅柿(ji1dan4 xi1hong2shi4)
P1100139.jpg

【データ】とき:5月19日/ところ:松楡里・海碗居/ねだん:15元(個室使用時の値段)

トマトと卵の炒めもの。

家庭料理の大定番で、現地在住日本人からも絶大な人気を誇るメニューなのに、
今まで単独でエントリーしていなかった。
おっと、忘れていた!
ayazi作のなんちゃって版は書いたことがあったっけ・・・

塩と砂糖程度のシンプルな味付けでこの二つの食材をザザッと炒めただけなのに、
なぜにこんなにおいしいのだろう。
こんなにおいしい料理がなぜ日本でほとんど無名なんだろう。

北京に遊びに来た友人に食べてもらうと、まず間違いなく気に入ってくれる。
実家に帰ってなんちゃって版を作ると、義妹がとても喜んで食べてくれる。

北京に遊びに来たら、北京ダックや宮廷料理や広東料理じゃなくて、
こういうのをぜひ食べてほしいと心の底から思う。
千切りジャガイモの炒めものや、
叩きキュウリの和えものや、
茄子とジャガイモとピーマンの醤油炒めなんかを食べて帰ってほしい。

そしたらきっと、北京の普段着の中華料理のおいしさを知ってもらえると
私は固く信じている。


■お店情報
海碗居(松楡里店)
朝陽区松楡南路36号
010-8731-3518
*華威橋から東へ2㎞。道の南側にあります。
二つめの歩道橋を越えてすぐのところです。
*個室を予約すると、全体的にやや割高の料金設定になっています。


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スワンラータン(黒酢とこしょうのスッパカライスープ)
酸辣湯(suan1la4tang1)
P1100123.jpg

【データ】とき:5月17日/ところ:牛街・爆肚歪/ねだん:酸辣湯12元

これがこの日の食欲増進キラーアイテム。
酸辣湯だ。

ところでこのなんちゃって中国語風メニュー名「サンラータン」って、
どうにかならないもんでしょうか。
「スーラータン」なんてのもあって、
わが日本人のお耳もたいしたことないなあとがっかりしちゃう。
イギリス人の「ラプサン・スーチョン」を笑えないよな、これじゃ。
せめて「スワンラータン」とか「スアンラータン」とかに出来ないものかしら。
ってことで、今回のエントリーは「スワンラータン」にしてみた。

とまあ余談は置いとくとして。
この酸辣湯を一口飲んで、胃もたれなど一気に吹き飛んだ。
レンゲを口に運ぶ手が止まらない。
お代わりにお代わりを重ねて、結局三杯飲んでしまった。

P1100125.jpg


素晴らしかった。
鴨血こそ入っていなかったけど、
鴨血入りの酸辣湯はこちらから
豆腐、木耳、黄花菜、タケノコなど素材がどれも新鮮でおいしい。

特筆すべきはタケノコのおいしさ。
まるで掘りたてをそのまま使ったかのようなシャキシャキとした歯ごたえと
タケノコ特有のあの風味がちゃんと感じられて
タケノコ好きの私はほとんど狂喜せんばかり。

P1100126.jpg


お味のほうも
黒酢の風味がきいて胡椒の刺激もしっかりありながら、
全体的にとてもまろやかにまとまっている。
個性の強い調味料を使っているのにとんがったところがなく
とてもおだやかに調和している。
いい仕事だ。

今まで飲んだ中でダントツ一位のおいしい酸辣湯だった。

ただ、後日再訪した時に頼んだ酸辣湯は、
おいしかったことはおいしかったけどこの日の味にはかなわなかった。

中華料理レストランは日によって、人によって料理の出来にムラがあるのが難点。
この日の私には最高の「口福」があったってことかなあ。

さて、すっかり満足してお店を後にする頃には、ずっと降り続いていた雨が上がっていた。
「ニイハオ!」
頭上から響いてくる声に思わず顔を上げると、
爆肚歪の看板と九官鳥。

P1100131.jpg


君のもいい仕事だったよ。

【おまけ】
爆肚歪のお隣さんは老邢牛羊肉店。
邢さんがやっている牛肉と羊肉のお店だ。

P1100129.jpg


コピーがふるっている。
「老邢売肉永不坑人」
- 肉売り老邢は決して人様をだましません。
「吃老邢的羊肉片跟吃面条似的」
- 老邢の薄切り羊肉を食べるのは麺を食べるようなもの。

麺くらい安くておいしいってこと?
主食と同じくらい日常的に食べたくなっちゃうってこと?

いずれにしても、肉屋のご主人、なかなかのコピーライターとお見受けしました。


■お店情報
爆肚歪(bao4du3wai1)
宣武区牛街教字胡同法源寺西里5号
010-8354-8781
P1100130.jpg

・牛街から輸入胡同へ入り教子胡同とぶつかったら右折。
 教子胡同と法源寺前街のぶつかるT字路北東角にある大順堂食府の左隣。


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シャオビン~爆肚に合わせるならコレ!
焼餅~爆肚的最佳搭档(shao1bing3――bao4du3 de zui4jia1 da1dang4)
P1100121.jpg

【データ】とき:5月17日/ところ:牛街・爆肚歪/ねだん:焼餅1元?、爆肚18元(牛百葉、羊散子、牛肚仁、羊肚領)+16元(羊蘑頭、食信)

前回牛街で回民菜を食べた大順堂食府のお隣にある爆肚歪。
この日このお店にやって来たのは、他でもない爆肚のためだった。

爆肚が冠されているだけあって、爆肚歪のメニューを開くと最初のページはまず爆肚。

P1100101.jpg


写真つきで、歯ごたえについての説明もあってとても親切。
これなら初心者でもオーダーの参考にできていい。

「あれもこれも食べたい・・・」
と目移りしていたら、なんと同じ料金なら1/2皿ずつ盛り合わせてくれるという。
大喜びで頼んだらこんなことになってしまった。

P1100119.jpg


牛百葉(niu2bai3ye4)/羊散子(yang2san3zi)
P1100118.jpg


コリコリした歯ごたえは残しつつも、肉質自体はやわらか。
爆肚の大定番。

牛肚仁(niu2du3ren2)/羊肚領(yang2du3ling3)
P1100114.jpg


こちらは歯ごたえシャクシャク、でもウニウニしたガムっぽい食感も同居。
肚領(皮つきのほう)のほうがしっかりした歯ごたえ。

羊蘑頭(yang2mo2tou2)/食信(shi2xin4)
P1100111.jpg


平たいのが羊蘑頭で、管状になってるのが食信。
この二つはゴリンゴリン系。
とくに食信の歯ごたえが強烈だった。
爆肚ゴリゴリ選手権の覇者、食信に決定!

麻醤(ma2jiang4)
P1100105.jpg


よーくかき混ぜてからどうぞ。
結構しょっぱめ。

今回のお初は羊蘑頭(yang2mo2tou2)と食信(shi2xin4)。
相変わらずどこの部位かは不明。
ゴリンゴリンのうにうに。

これだけモツを前にして垂涎もの・・・のはずだったのだけれど、
前日の麻婆脳みそ丼食べすぎがたたったのか今ひとつ不調。

モツ女としたことが情けないことだが、
箸が進むのは前菜ばかりでどうにもモツに食指が動かない。

「やっぱり食べ過ぎて胃が疲れてるのかな・・・」
と思っていたのだが!
この焼餅で状況は一変した。

P1100122.jpg

五香粉が入っているので、苦手な人もいるかも。
でも好きな人にはこれがたまらない。

もともと爆肚には焼餅を合わせるのが定番。
軽い気持ちで頼んだ焼餅だったのだが、これが絶品だったのだ。

香ばしくて、油っこさがほとんどなくて、しかも軽めの食感。
ほどよくあったかいところもなんだか心がほっこり。
おかげで遅ればせながら胃袋が俄然元気に動き始めた。

そしてもう一つ、私の胃袋を大復活させた料理があるのだが、
それはまた明日改めて。

【おまけ】
食べきれなかった羊蘑頭と食信はお持ち帰りした。
「ゆで直す時はさっとでいいですから!あんまり火を通すと固くなりますよ!」
と店員さんに念を押されたけど、
私が翌日これを使って作ったのはこんな料理。
P1100134.jpg

作り置きのトマトソースでじっくり煮込んでみた。
旨味がよくでてまずまず美味。
店員さんもまさかこんなイタリアーンな料理になるとは思わなかっただろうなあ・・・


■お店情報
爆肚歪(bao4du3wai1)
宣武区牛街教字胡同法源寺西里5号
010-8354-8781
P1100130.jpg

・牛街から輸入胡同へ入り教子胡同とぶつかったら右折。
 教子胡同と法源寺前街のぶつかるT字路北東角にある大順堂食府の左隣。


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牛すじ肉の煮込み
[火畏]牛肉(wei1 niu2rou4)
P1100107.jpg

【データ】とき:5月17日/ところ:牛街・爆肚歪/ねだん:25元

「何がおいしいの?」
と店員さんに聞いて勧められたのがこの[火畏]牛肉(wei1 niu2rou4)。

[火畏](wei1)はとろ火で煮込むこと。
濃いめの醤油味でコトコト煮込んだ牛肉だ。

P1100108.jpg


牛肉と言っても、すじ肉だろう。
ゼラチン質のかたまりがじっくり煮込まれてとろとろになっている。
これが煮汁をたっぷり吸い込んでいて、
噛むごとににじゅうっとしみ出てくるのもたまらない。

煮汁の味付けは割合シンプルな醤油味。
「大料(da4liao4)=八角」が入っているものの、ふっと香る程度で邪魔にならない。
そして最後にきっちり唐辛子の辛みが追いかけてくる。
でも辛さが最初からガツン!と前に出てくるのではなくて、あくまで脇役。
このあたりの加減が、老北京な味付けなのかな。
いい塩梅だ。

この日は食べきれずにお持ち帰りしたので、
翌日少しお出汁と醤油を足して卵とじにしてみたらこれがなかなかよかった。
白いご飯に合いそう。


■お店情報
爆肚歪(bao4du3wai1)
宣武区牛街教字胡同法源寺西里5号
010-8354-8781
P1100130.jpg

・牛街から輸入胡同へ入り教子胡同とぶつかったら右折。
 教子胡同と法源寺前街のぶつかるT字路北東角にある大順堂食府の左隣。


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緑豆おからの羊油炒め
羊尾油麻豆腐(yang2wei3you2 ma2dou4fu)
P1100109.jpg

【データ】とき:5月17日/ところ:牛街・爆肚歪/ねだん:12元

「もういいよ・・・」
と言われてしまいそうだけど、また麻豆腐。

懲りもせずにエントリーしたのは、他のお店のに比べて緑豆の色が残っていたから。
それにとてもふわふわしていてクリーミーだったのだ。

緑がきれいに残っているのは、製造過程が違うからだろうか。
それとも発酵期間が違うのかな。

ところで、麻豆腐はお店によって微妙にメニュー上の名前が違っている。
ここのは羊尾油麻豆腐となっているが、
単に麻豆腐のこともあるし、炒麻豆腐のこともある。

▼またまた懲りずにayazi的麻豆腐コレクション:
後海・北京小吃紀行~麻豆腐
【福家楼】老北京菜之一(麻豆腐)
【十条平安肉餅店】老北京麻豆腐(素油)
【北平居菜館】羊油麻豆腐

麻豆腐は特に何も指定しなければ羊の油で炒めたもののこと。
羊油は苦手だけど、麻豆腐の風味は好きという人は、
「素油的(su4you2 de)」
と言えば植物油で作ってくれる。

ちょろりちょろりと嘗めるうちに、ついついたくさん食べていたりするけど、
これ、もとはと言えば豆なので、意外にお腹にたまる。
食べ過ぎるとお腹がふくれて苦しくなっちゃうこともあるのでご用心。


■お店情報
爆肚歪(bao4du3wai1)
宣武区牛街教字胡同法源寺西里5号
010-8354-8781
P1100130.jpg

・牛街から輸入胡同へ入り教子胡同とぶつかったら右折。
 教子胡同と法源寺前街のぶつかるT字路北東角にある大順堂食府の左隣。


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