2008年03月

2008年03月
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本場の四川料理(その二)
正宗川菜(之二)
【データ】とき:3月7日/ところ:小紅門路・北京四川五粮液龍爪樹賓館/ねだん:500元くらい?

また来ちゃったよ、「世界的五-粮-液!!」の北京四川五粮液龍爪樹賓館。
これで三度目。

▼これまでの北京四川五粮液龍爪樹賓館での食べっぷりはこちらから。
一回目の食べっぷり 
二回目の食べっぷり 

だって日本から友だちが来たんだもーん。
北京在住経験者だからこそ、ここに案内したかったんだもーん。

今回は4人での再訪。
日本からの友人二人と、車を出してもらった中国人の友人と、そして私。

四川料理もベテランさんばかりなので、
ちょっと普段とは趣きの違うものをいくつか頼んでみた。

楽山鉢鉢鶏(le4shan1bo1boji1):35元
P1080911.jpg


口水鶏の原形だそうだ。
えっと、普通の口水鶏とはどこが違うんだったっけ・・・
ゴマが入っていること?

で、ちょっと検索してみたら、
本場の「鉢鉢鶏」は串刺しにした鶏肉を四川ソースに浸したものみたい。
「鉢」に入れたものっていう話もあるみたいだけど、
果たして本当の楽山鉢鉢鶏はどんなのなんだろう?

あ、お味は美味しかったですよ!

鶏絲蕨根粉(ji1si1jue2gen1fen3):22元
P1080912.jpg


「鶏絲(ji1si1)」は、鶏肉を細くさいたもの。
「蕨根粉(jue2gen1fen3)」は蕨粉でつくったヌードル。
ちゅるちゅるんっとして、舌先にひんやり。
ちょっとゆるめのところてん、もしくはちょっと固めの葛きりという感じかな。
ほんのり甘酸っぱい中に唐辛子を利かせたソースがよく合う。

これ、ヌードルだけど前菜ね。

香鍋仔鯰(xiang1guo1zai3nian2):5?元
P1080922.jpg


小ぶりのナマズを丸ごと揚げてから、
うまみたっぷりの麻辣風味のスープで煮込んだもの。
ナマズの他にも干した筍が入っていて、
筍好きの私はほくほく。

ナマズは川魚の中では泥臭さも少ないし、
何より身がやわらかく淡白でおいしい魚だ。
「鯉や草魚はどうも臭くて苦手」という方はナマズを試してみてほしい。
中国語では、「鯰魚(nian2yu2)」。

蹄花湯(ti2hua1tang1):36元
P1080919.jpg


豚足と白いんげん豆(もしくは花豆?)をじっくり煮込んだスープ。
大豆と組み合わせることも多い。

四川の一般家庭でよく作られる家庭料理だそうで、
このスープを運んできてくれた店員さんも、
「うちでもよく作りますよ。」
と言っていた。

「蹄花(ti2hua1)」は豚足。

P1080920.jpg


この日はちょっと塩気が強かったが、
豚足のうまみとお豆のほっくりした甘さがよく合っていた。
もちろん豚足だからコラーゲン補給もバッチリ。

抄手(chao1shou3):?元
P1080925.jpg


この日の主食は、スープ入りのワンタン。
ワンタンは普通「餛飩(hun2tun)」と言うのだけれど、
四川では「抄手(chao1shou3)」と呼び名が変わる。
なんでも、重慶でワンタンを得意とした店の屋号が
「魯抄手」だったからだそうだ。

P1080926.jpg


ワンタンは餃子と違って中身が少ないから、
それほどお腹にひびかなくていいね。

って、これだけならそこそこの量かなあと思うかもしれないけど、
(え?4人でこの量なら十分多い?)
実は他にもオーダーしていた。
だって、ねえ?
やっぱり辣子鶏とか、毛血旺とか、はずせないし。

食べ過ぎ?
やっぱり?
はいはい、分かってますって。


■お店情報
北京四川五粮液龍爪樹賓館(六号楼中餐廳、別名「蜀縁楼中餐廳」)
北京市朝陽区小紅門路312号
010-8769-9988(内線6600、6601)
*南三環を方庄橋で降り、補路を西から東方向に進む。
 家具城を越えると小紅門路とぶつかるので、そこを右折。
 しばらくまっすぐ進み、右手に大きな「龍爪樹」の案内板を過ぎたあたりの左手。
 「四川省人民政府北京弁事処」と書かれた門からホテル内に入ります。
 6号楼は、一番奥にあるホテル棟の右手前の建物です。

<一応地図載っけときます>
P1080158.jpg



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宮廷風ミルクデザート
宮廷奶酪(gong1ting2nai3lao4)
【データ】とき:3月7日/ところ:南鑼鼓巷・文宇奶酪店/ねだん:(どれも)8元

宮廷で食べられていたミルクデザートを売りにしている文宇奶酪店。
以前はどうということもない普通の胡同スイーツ店だったのに、
いつの間にやら超人気店になってしまった。

南鑼鼓巷と交差する東棉花胡同でともに学んだ元留学生三人で、
「奶酪でも食べてこっかー。」
と文宇奶酪店に行ってみると・・・
なんとお店の前には長蛇の列。
開店後30分程度だというのに、この行列。

P1080906.jpg


私たちもおとなしく列の最後尾に並ぶ。

通りがかりの人が
「テレビに出るとすぐこれだ。」
と吐き捨てるように言った。
どうやらテレビで紹介されたようだ。

テレビ以外にもグルメ本やMOOKなどで紹介されたばかりとあって、
一気に観光客が押し寄せているのだろう。
小さな店舗がさばけるお客さんの量を完全にオーバーしているようだ。

おしゃれになってますます人気の出て行く南鑼鼓巷。
たまに行けば、カフェや雑貨店巡りで心弾むひとときは過ごせるけれど、
これはもう私の知っている南鑼鼓巷ではない。

「あの頃、南鑼鼓巷がこんなんじゃなくてよかったよね~」
「ほんとだよね~」

ともに中戯留学組の3人で口々に言い合った。
いやいや、懐旧の情に浸っているのではないのだ。

「あの当時こんなだったら、お金使っちゃってたもんね~。」

当時は購買意欲をそそられるものなんて、そうそうなかったからなあ。
貧乏留学生には逆に素晴らしい環境だったのだ。

さて、肝心の奶酪(nai3lao4)である。
奶酪は、辞書には「ヨーグルトの一種」、「チーズ」とあるが、
ここで出している奶酪はどちらかというとミルクプリン。
ふるふる、ゆるゆるしていて、
強いて例えるなら、ちょっと固めのフルーチェみたいな感じ?
無理があるかしら。

今回は双皮奶と奶酪巻を食べた。

双皮奶(shuang1pi2nai3)は、脂肪膜の張ったミルクプリン。
この日はオリジナルフレーバーではなく、アレンジ版を二つ食べてみた。

紅豆双皮奶(hong2dou4shuang1pi2nai3):8元
P1080903.jpg

小豆がトッピングされたタイプ。

中国人はこれが大好きみたいだけど、
甘さ控えめあんこが好みの日本人三人にはちと甘すぎた。

燕麦双皮奶(yan4mai4shuang1pi2nai3):8元
P1080902.jpg

エン麦(オーツ麦)を混ぜたタイプ。

この地味~な見た目からは想像できないけど、これが意外にヒット!
トッピングされているのではなくて、予め混ぜ込んである。
にゅるにゅるんとしたミルクプリンの舌触りの中に、
ふにゅんとなりつつも穀物の固さを残したエン麦が面白いアクセントになっている。

小豆も悪くはないけど、
私は断然こっちのほうがオススメだ。

奶酪巻(nai3lao4juan3):8元
P1080904.jpg

カッテージチーズであんこをロールしたスイーツ。

とびきり美味しい訳ではないけど、
素朴で郷愁を呼ぶなんともいえぬ懐かしい味だ。

以前よりは値上げしたようにも思うけど、それでも一つ8元。
こんな値段で気軽に楽しめるローカルデザートがやはりいい。

正直なところ、美味しさはほどほど、そこそこ。
とびっきり美味しいスイーツを食べ慣れた日本人の口には物足りないかもしれない。

でも、20元も30元も払って
美味しいような美味しくないようなホテルのケーキを食べるなら、
私は断然こっちを取りたい。


■お店情報
文宇奶酪店
東城区南鑼鼓巷49号
010-6405-7621
*お店が開くのは12時からです。


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タイ族風じゃがいもコロッケボール
[イ泰]味香辣土豆球(dai3wei4xiang1la4tu3dou4qiu2)
P1080863.jpg

【データ】とき:3月7日/ところ:魏公村・金孔雀徳宏[イ泰]味餐館/ねだん:10元

これが大遠征の吸引力となった料理。
じゃがいものコロッケボールである。

中味はマッシュしたじゃがいもだけ。
それをコロコロボールの形にしてカラリと揚げる。

P1080865.jpg

(この日は痛恨のやや揚げすぎ。)

これを、タイ族風味の特製ダレにつけていただく。

P1080866.jpg


上に浮かんでいる葉っぱは香菜。
少し辛目の香り高いソースがこの料理の決め手だ。

これがねえ、なんてことはない料理なのに滅法美味いのよ。
食べ出したら、ホント、止まらないのよ。
ひたすらパクリパクリのエンドレスなのよ。

夢にまで見た土豆球。
本当に久しぶりに堪能して、大満足の西域大遠征だった。


■お店情報
金孔雀徳宏[イ泰]味餐館
海淀区魏公村民族大学北路16号(韋伯園西南門向かい)
010-6893-2030
*民族大学のすぐ北側にある通りを民族大北門に向かっていくと左手(南側)にあります。
孔雀のネオンサインがあるので、すぐ目につきますよ。


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雲南風ライスヌードル
過橋米線(guo4qiao2mi3xian4)
P1080868.jpg

【データ】とき:3月7日/ところ:魏公村・金孔雀徳宏[イ泰]味餐館/ねだん:18元(小)

過橋米線は、鶏油を入れてチリチリに熱したスープに
「米線(mi3xian4)=ちょっと太めのビーフンみたいなライスヌードル」や具材を入れて
その場で調理する麺料理。

鶏の油がスープが冷めるのを防ぐため、
時間がたってもアツアツのままなのが特徴だ。

この料理がなぜ「過橋米線」と言われているのかについては、こんな謂われがある。

「過橋米線」について

まあ要は、橋の向こうで科挙の受験勉強をしている夫のために、
妻が鶏油で温度がさめないように工夫したライスヌードルを
橋を渡ってお届けしましたという内助の功の物語。
橋を渡って届けた米線だから「過橋米線」なんだそうだ。

最近は日本にも過橋米線を売りにしたお店が出来ているようで、
「過橋米線」は「カキョウベイセン」と読むんだそうだ。
それはそうなんだけど、「ミーシエン」で慣れちゃったからピンと来ないったら。
「ベイセン」言われても、ねえ?
(だからって「ライスヌードル」にしちゃう私も私だが・・・)

さて、このお店の「カキョウベイセン」(やっぱりヘン・・・)は、
竹(?バナナの葉?)で編んだ小さな台に過橋米線セットを乗せて運んできて、
お客さんの目の前で作ってくれる。

台をテーブル横にセッティングしたら、まずはハム(雲南ハムかな?)投入。

P1080869.jpg


さらに溶き卵投入。

P1080870.jpg


続いて野菜投入。

P1080871.jpg


いよいよ米線の出番。ドボン。

P1080872.jpg


フタをして5分間待つのだぞ。

P1080874.jpg


テーブルの上へ移動。
まだまだ待つのだぞ。

P1080875.jpg


店員さん、もういいですか?
ええい、もう開けちゃえ!

P1080876.jpg


おおーっ!鶏油の膜がスープの表面にてらてら。
この油がスープが冷めるのを防ぐのね。

お碗にとって薬味をあしらって、と。

P1080879.jpg


薬味は大頭菜とらっきょう。
お好みでどうぞ。

チュルチュルッ・・・うまっ!
最初に入れたハムから意外にうま味が出ている。
時間がたてばたつほど、ハムのうま味も濃度を増す。
割とこってりした味が好きな私は、ちょっと時間がたってからのほうが好みだった。

ツルツルした米線の舌触りが心地よい。
「ああ、ここで止めておかなければ・・・」と思いつつ、
ついついお代わりしてしまう私だった。

でも実は、Mさんがどうしても食べたいと言っていた料理は別にあった。
Mさんと私をして西域遠征へと向かわせたその料理とは?


■お店情報
金孔雀徳宏[イ泰]味餐館
海淀区魏公村民族大学北路16号(韋伯園西南門向かい)
010-6893-2030
*民族大学のすぐ北側にある通りを民族大北門に向かっていくと左手(南側)にあります。
孔雀のネオンサインがあるので、すぐ目につきますよ。


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タイ族料理
[イ泰]族菜(dai3zu2cai4)
【データ】とき:3月7日/ところ:魏公村・金孔雀徳宏[イ泰]家風味餐館ねだん:84元+α

久しぶりの(北京の)西域遠征。
北京市東部に住み、東部で働く私にとって、北京の西部は心理的にとても遠い。
以前、中央戯劇学院や北京師範大学に留学していた当時は、
それでもなんだかんだと結構足を伸ばしていたのだが、
働き出してからはとんとご無沙汰だ。

それがなんで今回大遠征することになったかと言うと、
日本から遊びに来ていたMさんの
「懐かしの[イ泰]族菜を味わいたい」というたっての希望があったからだ。

ちなみに[イ泰]族菜とはタイ料理ではない。
中華人民共和国の56の民族のうちの一つで、
雲南省に住む少数民族「タイ族」の料理のことだ。

実のところ、Mさんと私には「[イ泰]族菜ならここ!」というレストランがあった。
Mさんが人民大学に留学していた時代によく通っていた、
人民大学西門近くにあったお店だ。
私も人民大にMさんを訪ねた時によく連れて行ってもらった。
気取らない、親しみやすいお店で、
しかもあっさりとした味付けをベースにナンプラーを利かせたタイ族料理は
特に暑気あたりで食欲のない時期にもってこいだった。

しかし、その店も今はもうない。
人民大学西門周辺の再開発で、取り壊しになったのだ。
その後の移転先は、ようとして知れない。

で、他に思い浮かんだ本場のタイ族料理レストランが、
魏公村ウィグル・ストリートにあるこのお店だった。

魏公村は少数民族の学生たちが学ぶ民族大学の目と鼻の先にある。
だから、ウィグル料理のレストラン以外にも、
タイ族、白族、チベット族などの料理を出すレストランが軒を連ねていた。
今回私たちが行こうとしていたお店もそのうちの一軒だった。

余談になるが、私が留学で北京に来たばかりの頃、
北京のウィグル街で一番大規模だったのは甘家口だった。
その甘家口が取り壊された後は、魏公村が筆頭になった。

ウィグル街は面白い。
一歩足を踏み入れるとそこはウィグルの世界で、
北京にいながらにして新疆ウィグル自治区の雰囲気を楽しめる。
周りからはウィグル語しか聞こえてこないし、
羊肉串を焼く匂いが通りに立ちこめる。
ぼんやり歩いていようものなら、
両脇のレストランの客引きに腕を引っ張られて店に連れ込まれそうになるし、
それでなくても威勢のいいウィグルの男たちの声がなんとも刺激的な街だった。

しかし、まるでバラック街のようだった街並みは取り壊されて整備され、
道沿いで頑張っていたレストランも一つ又一つと姿を消していった。
ガタボコで石ころだらけだった道路もすっかり舗装され、
両脇にはこぎれいなビルが立ち並んだ。

今ではすっかり整備されて昔の面影のかけらのかけらすらない魏公村に、
果たしてあの店はあるのだろうか・・・
不安にかられた私たちは、
この店で友人夫妻と待ち合わせの約束をした後で一応電話をかけてみた。
結果は、ちゃんと通じて一安心。
よかった!生き残っていた!

久しぶりに再訪した金孔雀は、
ネオンサインも華やかな大型店舗に変わっていた。

P1080858.jpg


店内面積も広がり、なかなかの繁盛ぶりだ。
「こんなに立派になっちゃって・・・」
階段を上がりながら、感慨にふける。

時間の読みを外して30分も大遅刻した私たちを、
友人夫妻があたたかく迎えてくれた。
お待たせして本当に申し訳ない・・・

お詫び代わりに、
タイ族料理のおいしいとこを気合いを入れてピックアップしますからね!
(いや、お詫びじゃなくても気合いは入るんだけどね。)

[イ泰]味涼拌三絲(dai3wei4liang2ban4san1si1):10元
P1080859.jpg


ゆで豚肉、白菜、春雨を、ちょっと甘酸っぱくて香ばしい独特のタレで和えた前菜。
ゆで豚肉と白菜は細切り、春雨も細長いので、三絲(san1si1)。

ナンプラーの風味がなんとも爽やか。
夏場に食欲のない時にも、これならガツガツいける。

蘸料薄荷(zhan4liao4bo4he2):16元
P1080860.jpg


以前、茶馬古道でも同じような料理を食べたことがある。
▼茶馬古道のものはこちらから。
こっちはドクダミがついてましたけど

薄荷を「佐料(zuo3liao4)=タレ」につける(蘸)ので、蘸料薄荷。
これまたミントが爽やかだ。
タレはゴマだれのように見えるが、
これも甘酸っぱくてスパイシーなタイ族風のお味。

素炒水蕨菜(su4chao3shui3jue2cai4):18元
P1080862.jpg


店員さんのオススメ。
水蕨菜(shui3jue2cai4)が何かよく分からないまま頼んだけど、
おお、これは蕨ではないの!
山菜らしいほどよいクセと軽い粘りがいい。

それにしても、「素炒(su4chao3)」と銘打っておきながら
結構いろいろ調味料入ってるな。
タイ族的にはこれはそのまんま炒めなんだろうか。

汽鍋鶏(qi4guo1ji1):28元(大)
P1080861.jpg


すんごく有名かつ代表的な雲南料理。
「汽鍋(qi4guo1)」という蒸し機能付きの土鍋で煮込んだ鶏のスープ。
真ん中から蒸気が出るんかな。

P1080867.jpg


あっさりしていながら鶏のうま味はたっぷり。

黒三[朶リ]炒飯(hei1san1duo4chao3fan4):12元
P1080880.jpg


黒三[朶リ]は、やっぱり茶馬古道で食べたことがある。
挽肉、雲南唐辛子、カラシナ漬けをみじん切りにして炒めたものだ。
▼茶馬古道のものはこちらから。
【茶馬古道】黒三[朶リ]

これはその炒飯版。
もともとがおかずとしてもご飯が進む力のある一品だ。
それを炒飯にしたのだから、まずいはずがない。
案の定、その期待を裏切らない美味さだった。

さて、タイ族料理と言えば外しちゃいけないあの麺もの
もちろん頼んでますよ!
続きは次回エントリーで


■お店情報
金孔雀徳宏[イ泰]味餐館
海淀区魏公村民族大学北路16号(韋伯園西南門向かい)
010-6893-2030
*民族大学のすぐ北側にある通りを民族大北門に向かっていくと左手(南側)にあります。
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豚ヒレ肉のフリッター
軟炸里脊(ruan3zha2li3ji2)
P1080805.jpg

【データ】とき:3月6日/ところ:交道口南大街・貴春居餐廳/ねだん:25元

糖醋里脊(tang2cu4li3ji2)という大好きなお料理があるが、
これはその姉妹品みたいな料理。

▼糖醋里脊についてはこちらから。
【福家楼】老北京家常菜
糖醋里脊でポンポコリン

糖醋里脊は甘酢あんでからめてあるが、これはその前の姿。
椒塩里脊と呼ばれることもある。
椒塩里脊でポンポコリン

ふんわりした衣で揚げた豚フィレ肉のフリッター。

P1080806.jpg


お肉の繊維がしっかり残っていて、噛み応え十分。

これを、椒塩(jiao1yan2)につけて食べる。
椒塩は、山椒の粉と塩を混ぜたものだ。

旧ブログでも、



ビリビリッとくる山椒の粉の刺激がクセになる。さらに後まで引いてしまう。気づけばいくつも口に運んでいる、危険な料理の一つだ。



と書いたが、この日もやっぱり後を引いてしまった。
気づけばお皿はほとんど空・・・
やはり危険だった。

ところで、中華料理で揚げ物というと椒塩がついてくることが多い。
和食の揚げものでも試してみたら、意外といいかもしれない。
カラリと揚がった天ぷらに椒塩、どうでしょ?


■お店情報
貴春居餐廳
東城区交道口南大街甲126号
010-6403-5862
*交道口と寛街の交差点のちょうど中間あたり、道の右(東)側にあります。 
  バス停「北兵馬司」のすぐ側です。
*聞香趣と並んで留学時代によく来たお店。
  ビール飲んで騒いでお世話をかけました。
  味付けはちょっとしょっぱい嫌いはあるけれど、
  ここも普通の中華料理が食べられるローカルレストランです。


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揚げ出し豆腐風、豆腐の旨煮
鍋塌豆腐(guo1ta1dou4fu)
P1080803.jpg

【データ】とき:3月6日/ところ:交道口南大街・貴春居餐廳/ねだん:14元

北京のレストランで出される「鍋塌豆腐(guo1ta1dou4fu)」には、
実は二つのタイプがある。

一つは薄切りにした豆腐入りの卵焼き。
もう一つがこの汁なしの揚げだし豆腐みたいな豆腐の旨煮だ。

「鍋塌豆腐」と言えば、通常は前者を指す。
薄切りにした豆腐を中華鍋に並べて焼き(打ち粉もしてあるかな)、
そこに葱などの薬味を入れたごくごく薄い溶き卵を注ぎ入れて焼いたものだ。
(今度このタイプのを食べたら改めてアップしますね。)

なぜこの料理を「鍋塌(guo1ta1)」と言うかは、よく分からない。
「塌(ta1)」は「崩れる、倒れる」、「へこむ、ぺしゃんこになる」、「落ち着ける」という意味。
「鍋塌」が調理法なのではないかという話もあって、
確かに中華鍋は真ん中がへこんでいるので、
焼き上がったものもそういう形になるからかなあと想像だけはふくらむけれど・・・

同僚Yさんに聞いたら、
「攤鶏蛋(tan1ji1dan4)の攤(tan1)と同じ意味じゃないの?」
とのこと。
「攤鶏蛋(tan1ji1dan4)」は(厚焼きじゃないほうの)卵焼きだ。
「攤(tan1)」は「広げる、並べる」。
鍋に溶き卵を注ぎ入れた時に鍋肌に広がっていくからなあ。
でも、結局腑に落ちる説明には至らなかった。

さて、前置きが長くなったが、ここのお店の鍋塌豆腐は豆腐の旨煮系。
ブロック状に切った豆腐に粉(片栗粉・・・かな?)をはたいていったん焼き、
それを甘辛醤油味でさっと旨煮にしてある。

貴春居の鍋塌豆腐は留学当時からこのタイプで、
これが食べたくなると聞香趣(正確に言うと当時は賓朋)ではなく
わざわざ胡同口まで出て貴春居に行ったものだ。

当時の鍋塌豆腐はもっと汁気が少なく、
まるで鰹節でもまぶしたかのような不思議な旨味があって美味だった。
残念ながら今は当時とは若干変わってしまったが、
おおよその雰囲気は残したままだ。

時々ふと、ここの鍋塌豆腐が恋しくなる。
甘辛いお醤油味の、思い出の豆腐料理だ。


■お店情報
貴春居餐廳
東城区交道口南大街甲126号
010-6403-5862
*交道口と寛街の交差点のちょうど中間あたり、道の右(東)側にあります。 
  バス停「北兵馬司」のすぐ側です。
*聞香趣と並んで留学時代によく来たお店。
  ビール飲んで騒いでお世話をかけました。
  味付けはちょっとしょっぱい嫌いはあるけれど、
  ここも普通の中華料理が食べられるローカルレストランです。


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土鍋湯豆腐
砂鍋豆腐(sha1guo1dou4fu)
P1080810.jpg

【データ】とき:3月6日/ところ:交道口南大街・貴春居餐廳/ねだん:10元(確か)

これ、中国版の湯豆腐。
留学時代は結構よく食べたけど、最近はとんとご無沙汰だった。

お店によって若干違いはあるけれど、
基本的には「豆腐+白菜+春雨」がベーシックアイテム。
小さめの土鍋に入っているのが特徴(だから砂鍋)で、
生姜の風味を利かせたごくごくあっさりしたスープでさっと煮てある。

P1080812.jpg


ここのはこれ以上ないくらいシンプルな内容だったが、
蝦皮(xia1pi2)が入って少しだけ海鮮っぽい風味に仕上げてあるところもある。
さらに、仕上げにタラリとごま油や辣椒油をたらすこともあるかな。

寒い冬の日、
「お鍋にするほどでもないけれど、かといってスープだとお腹に溜まらない」
なんて時に、メニューに「砂鍋もの」がないか確かめてみて。

安いし、さっぱりしてるし、何よりとってもあったまりますよ!


■お店情報
貴春居餐廳
東城区交道口南大街甲126号
010-6403-5862
*交道口と寛街の交差点のちょうど中間あたり、道の右(東)側にあります。 
  バス停「北兵馬司」のすぐ側です。
*聞香趣と並んで留学時代によく来たお店。
  ビール飲んで騒いでお世話をかけました。
  味付けはちょっとしょっぱい嫌いはあるけれど、
  ここも普通の中華料理が食べられるローカルレストランです。


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豚の肺の和えもの
拌肺頭(ban4fei4tou)
P1080801.jpg

【データ】とき:3月6日/ところ:交道口南大街・貴春居餐廳/ねだん:14元

「肺頭(fei4tou2)」は豚の肺のこと。
「拌(ban4)」は「混ぜる、和える」だから、
つまり豚の肺の和えものだ。

実はこの料理、この日が初めて。
肺頭という響きにちょっと腰が引けていたけれど、
頼んでみたらやけに美味かった。

肺頭はモツの中ではかなり異色の食感。
ふわふわというか、ふにょふにょというか、うにょうにょというか。
モツって、むちっ、みちっと高密度な質感だけど、
これはちょっとスポンジみたいな感じで非常に面白い。

和えもののお相手は香菜。
しかもたっぷり。
さらにはにんにくもどっさり。

モツ系がダメで香味野菜を避けたい人にとっては拷問のような食べ物だが、
好きな人にはたまらない風味絶佳な一品だ。


■お店情報
貴春居餐廳
東城区交道口南大街甲126号
010-6403-5862


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『胡同の理髪師』でとても重要な役割を果たしているという東興順爆肚張が、
近いうちに取り壊されてしまうようです。

▼『胡同の理髪師』と東興順爆肚張についてはこちらから。
『胡同の理髪師』と東興順爆肚張

本日、日本からの友人夫妻を案内して再訪してみたところ、
お店がこんな無惨な姿に・・・

P1090111.jpg

(まあ、もともとショボ系ではありましたが。)

「もしや、もう取り壊されて閉店しているのかッ!?」
と思わず駆け寄ってみると、窓には「営業中」の文字。

ひとまずホッとして店内に入り、
「取り壊されて移転してしまうんですか?」
お店の人にと聞いてみると、
「そういう話はあるけど、すぐにという訳ではない。」
という返事。
再びホッとして、久しぶりの爆肚をいただきました。

P1090105.jpg P1090106.jpg


店内には、豪放磊落、豪快奔放なおじさんたちが、
爆肚で昼間っから盛大に酒盛り中。

P1090108.jpg


「羊のセンマイ追加して!それからミノも!」
後から後から追加注文が絶えません。

P1090109.jpg


「もう腹一杯だよ。もし今晩オレが死んで(解剖することになって)も、
 開腹できねえな!」

おじさんのそんな発言に思わずクスリ。
それくらい、お腹の中がモツでいっぱいってことでしょう。

でも、帰り際に「開腹できないくらい腹いっぱい」なおじさんがこう一言。
「もうここの爆肚も食べられなくなっちゃうからな!」
思わず聞き返しました。
「やっぱり移転するんですか?」
「そうなんだよ!」

ああ、やっぱり・・・

情緒あふれる昔ながらの老舗が、
また一つ長年なじんだ場所から去っていこうとしています。

『胡同の理髪師』を観て、
ぜひ舞台になったモツ料理屋に行きたいと思っているあなた!
前海沿いの陽光降り注ぐ窓辺で、「爆肚を肴に一杯・・・」と思っているあなた!

急いで!急いで!
取り壊されて移転してしまわないうちに!

*****

そしてついに、取り壊されてしまいました。
8月に通りかかった時にはすっかり更地になって公園のように整備され、
そこにお店があったことなどまるで夢だったかのようでした。
コメント情報によると、すぐ近くに新店舗オープン予定とのこと。
前海を眺めながらゆでモツに舌鼓、という至福はまだ味わえるのでしょうか?
そのうち再訪して確かめないと!と思いつつ、
がっかりするのも怖くて二の足を踏んでいるところです。
(2008/10/31付記)



■お店情報
東興順(爆肚張)
西城区前海東沿17号
*無名酒[口巴]の右隣です。


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水煮魚姫大集合
水煮魚公主們大聚会(shuizhu3yu2gong1zhu3men da4ju4hui4)
P1080769.jpg

【データ】とき:3月3日/ところ:燕莎橋・沸騰魚郷/ねだん:7人で600元くらいだった?

食い意地系女子の会、もとい月曜美食会なる会に参加している。
女子限定のこの会、この日はちょうど桃の節句と重なっていた。

だからという訳ではないけれど、
せっかくだからメンバーの中にいる水煮魚姫のために!ということで、
水煮魚スペシャル。

水煮魚姫誕生のいきさつはこちらから

お目当ては、江団という高級魚で作った水煮魚だ。

▼江団の水煮魚
沸騰魚郷のもの
渝郷人家のもの 

今回の会場に選んだのは沸騰魚郷。

このお店、大変な人気店で、いつ行っても行列が絶えない。
少人数では予約を受け付けてくれないので並ぶしかないのだが、
ある程度人数がまとまれば個室の予約が可能だ。
今回は10名に届くかというほどの大所帯。
幹事さんのお骨折りで個室を予約することができた。
ただし、6時半必着が条件。
この日ばかりは息せき切って駆けつけましたわよ。

最終的には7人に減ったのだけれど、お店への事前連絡はあえてせず。
だって、個室の必要人数を満たさないなんて言われて
キャンセルされちゃあたまりませんもの。

さて、桃の節句のおひな様。
揃いも揃った7名の食い意地系女子だったのだが、
肝心の水煮魚姫Hさんが仕事で欠席!
オーノー!
姫のための企画だったのに!
猫も骨をまたぐ美しい食べっぷりを再びとくと拝見したかったのに!

仕方ない。
7人のエセ水煮姫が代わりを務めましょう。

さて、そんなエセ水煮魚姫たちのオーダー、ここに一挙公開!
(でもメニュー名と値段のチェックを忘れたので、
一部日本語なんちゃって料理名のみのものもあり。)

老醋核仁(lao3cu4hua1ren2)
P1080758.jpg


老醋核仁は旧ブログで一度書いている。
老醋核仁でポンポコリン

薄切り大根のたまり漬け風
P1080759.jpg


店員さんのオススメ。
たまり漬け風の甘いお醤油味が意外にヒット。
ハリハリとした食感もまた良し。

油麦菜のゴマだれがけ/口水鶏(kou3shui3ji1)
P1080760.jpg P1080762.jpg


定番二点。
ここの油麦菜のゴマだれ、かなり美味!
よだれ鶏は頼んで安心のお味。

あと、手剥笋も頼んでた!
写真はこちらでどうぞ

茄子と漬け物の蒸し煮/干[火扁]四季豆(gan1bian1si4ji4dou4)
P1080763.jpg P1080767.jpg


梅菜扣肉のお肉を茄子に置き換えたような料理。
意外とどっしり感のある一品だった。
インゲン豆と挽肉の漬け物炒めは、
四川料理屋に来るとついついオーダーしてしまう。

手作り緑豆豆腐
P1080765.jpg P1080766.jpg


結構しっかりした木綿系のお豆腐。
作りたてなのか、ほんのりあったかい。
たれは辛いのと辛くないのの二種類。
辛くないほうのが美味。

辣子鶏(la4ziji1)
P1080768.jpg


ここのは「辣子鶏」そのものズバリのメニュー名ではなくて、
別の名前だったけど忘れてしまった・・・
写真入りでメニューに載っているのでたぶん分かります。

水煮魚(shui3zhu3yu2)P1080770.jpg


これが主役の江団(jiang1tuan2)の水煮魚。

江団は相変わらずむちむちでゼラチンぶるぶる。
しばし無言で骨際をせせり続けてしまった。

ここからは主食。

五谷豊登(wu3gu3feng1deng1)/醤油炒飯(jiang4you2chao3fan4)P1080771.jpg P1080774.jpg


五谷豊登は、根菜やトウモロコシを蒸したもの。
五谷豊登の説明はこちらから

醤油炒飯はその名の通り、お醤油味のチャーハン。
醤油炒飯の説明はこちらから

ささ、がっつり食べてはいるけれど、
姫たちの集いと言えばやはりこれは別腹。

芝麻球(zhi1ma2qiu2)
P1080776.jpg P1080777.jpg


いやでっかいのなんのって。
いくら別腹で、しかも中味はほとんど空気とは言え、
さすがに半分しか食べられなかった。

それにしても、水煮魚姫のために企画したようなものだったこの美食会。
姫不在では、魚もいささか寂しそうだった。

真性水煮魚姫、リベンジ企画しますからね!


■お店情報
沸騰魚郷(燕莎店)
北京朝陽区新源南路甲3号
010-8455-2333
*昆崙飯店のはす向かいの路地を奥へ入っていくと突き当たりにあります。
 他にも春秀路本店や、賽特店など支店多数。
 でもこのお店が一番おいしいと思います。


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タイガー・サラダ(胡瓜、ジャンボシシトウ、香菜の和え物)
老虎菜(lao3hu3cai4)
P1080744.jpg

【データ】とき:3月2日/ところ:東直門内・麻辣香鍋/ねだん:6元

旧暦二月二日を前に賑やかに開催した春餅大会。
その席で頼んだ前菜がこれ。

胡瓜、ジャンボシシトウ、香菜の和え物だ。

▼旧ブログの関連記事:
老虎菜でポンポコリン



この料理は、中華料理では「涼菜」と呼ばれていて、冷たい料理、つまり冷菜。まあ、サラダのような感覚かな。「老虎」は中国語でもちろん虎のこと。老虎菜とはまた恐ろしげな名前だ。諸説あるようだが、要はジャンボシシトウ=尖椒の辛みが強烈なので、「まるで虎のようなすさまじい、強烈な辛さ」とか、「あまりに辛くて、虎に出くわして恐れおののいているかのようにモノも言えなくなる」なんていう意味らしい。

よく、日本の中華料理レストランで「コリアンダー、ピーマン、胡瓜のサラダ」などとやわな名前がついているが、尖椒を「ピーマン」だと思って食べては痛い目に遭う。私は「ジャンボシシトウ」にしているけど、尖椒は本来「ジャンボ青唐辛子」と訳してもいいほど辛いのだ。(あ、もしかしたら、日本では尖椒のかわりにピーマン使ってるのかな?だとしたら、全然タイガー!!じゃなくなるな。)

尖椒。形は唐辛子。色と質感はピーマン。でも唐辛子よりもピーマンよりもかなりデカイ。長さは15センチくらいあるかなあ。もちろん唐辛子ほどの辛さはないんだけど、ピーマンだと思って食べると危険。「ダマサレターッ!」と、誰にぶつけたらいいのか分からない怒りを覚えるほど辛いのだ。老虎菜にはこの尖椒がドバドバ入っている。ただの中華サラダだと思って甘く見ていると、足下をすくわれる。口に入れた後、強烈な辛みのパンチに、シーッ!ハーッ!となること必至だ。

ところが。最近、尖椒の辛みが以前ほど強烈ではなくなってきた。まあ確かに、前から「虎のように」強烈に辛い尖椒は、3本に1本くらいのアタリ(いやハズレか)ではあった。(それで私はシシトウと訳しているんだけど。)それが、アタル確率が減り、しかも全体的に辛みがまろやかになってきたように思う。

ほとんどの野菜がハウス栽培されるようになったことも、原因のひとつではあるだろう。90年代初めまでは、北京では冬場に食べられる野菜は白菜しかなく、来る日も来る日も白菜だけを食べ続けたという。ここではほんの15年前くらいまでは、野菜と言えば旬のものしかなかったのだ。

今ではほとんどの野菜を一年中口にすることができるようになった。その代わり、あれほど甘酸っぱくて濃厚だったトマトの味も、ぎゅっと凝縮されていた人参の味も、失われてしまった。尖椒もしかり。辛さにパンチがなくなって、ピーマンとそう変わらなくなってきている。危うし!老虎菜!このままでは、「老虎菜」の名前を返上する羽目になって「小猫菜」に改名されちゃうかも。




これは、牛肉しゃぶしゃぶのお店、福華肥牛火鍋城のもの。
P1080959.jpg


これはちょっと邪道で唐辛子が入っているけど、
尖椒そのものも結構しっかり辛くて、まずまずの虎度だった。


■お店情報
麻辣香鍋
東城区東直門内大街156号
010-6401-5063
 *東直門から鬼街を西方向へ進み、
   一つめの交差点(信号では二つめ)を越えてしばらく行ったところ。
   道の南側にあります。


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杭州料理
杭州菜(hang2zhou1cai4)
【データ】とき:2月29日/ところ:望京・西湖春天/ねだん:?元(チェック忘れました・・・)

望京になかなか美味しい杭州料理を出すレストランがあると聞いて行ってきた。
嘉茂購物中心というショッピングセンターに入っている、西湖春天というお店だ。

地下にスーパーがあるので、余裕であれこれお買い物をし、
「さて」とレストランに行ってみてびっくり。
入り口に席を待つ人があふれていたのだ。

家の近所ならあきらめて他の店にするところだが、
今回はわざわざこの店に来るために望京に来たようなもの。
せっかく来たから、とねばって待っていたら・・・
番号を呼んでも不在の人続出で意外に早く座ることができた。
番号札はもらったものの、
あまりの人数にあきらめて帰った人も多かったらしい。

さて、こうしてようやく席を確保して食べたお料理。
結構な数になるけれど、ざざーっと一挙にご紹介していきたい。

まずは「涼菜(liang2cai4)=冷菜、前菜」から。

香干馬蘭頭(xiang1gan1ma3lan2tou2):22元
P1080635.jpg


香干と馬蘭頭の和えもの。
江蘇・浙江あたりの定番前菜。

「香干(xiang1gan1)」は干し豆腐。
北京あたりでよく食べられる布目のついた固い押し豆腐よりも、
ふんわりとやわらかい食感だ。
「馬蘭頭(ma3lan2tou2)」は上海あたりでよく食べられるキク科の野草で、
春菊みたいな風味がある。

爽口青梅果(shuang3kou3qing1mei2guo3):8元P1080636.jpg


青梅のお酒漬け!
ちょぴっと甘い。
梅酒の梅フリークに捧ぐ。

酔香魚干(zui4xiang1yu2gan1):?元
P1080658.jpg


確かこんな名前だったような・・・?
魚は鯉・・・かな?
飲み助に捧ぐ。

続いて「熱菜(re4cai4)=温かい料理」部門。

南宋伝統東坡肉(nan2song4chuan3tong3dong1po1rou4):12元P1080638.jpg P1080639.jpg


この東坡肉、今まで食べた中で一番好みの味だった。
甘みがしつこくなくて、しかもほろほろのやわらかさ。

金華土猪炖老干(jin1hua2tu3zhu1dun4lao3gan1):38元
P1080640.jpg P1080648.jpg


金華豚と干し豆腐の煮込み。

本当はもっとお肉が入っているはずだけど、ちょびっとだけ。
それもそのはず、これ、サービスで出してもらったから。
と言うのも・・・

この料理目当てで来たのに、
「今日はもう品切れです。」
と店員さんに冷たく言われてしまったところを、
「えー!でもこれが食べたくて来たのに・・・!」
とごねたら、厨房に残りの量を確認しに行ってくれた。
で、あまりにお肉の量が少なかったので、
「サービスしましょう。」
ということになった次第。

さすが中国。
ごねたもん勝ち。

こういう料理はまずいはずがない。
で、誘惑に負けてごはん乗っけまで一気に突っ走ってしまった。

原味砂鍋笋(yuan2wei4sha1guo1sun3):65元P1080641.jpg


金華ハムが乗っかった、お鍋仕立ての筍煮込み。

薄手のビニール袋が用意されてくるので、自分でむきむきして食べよう。
(手袋用意→ピックアップ→むきむき→つるりんこ)
P1080644.jpg P1080649.jpg
P1080650.jpg P1080651.jpg


虎皮毛毛菜(hu3pi2mao2mao2cai4):22元
P1080646.jpg


「虎皮(hu3pi2)」はたぶん本当は「腐皮(fu3pi2)」のことで、
つまりはシート状に干した湯葉。
「毛毛菜(mao2mao2cai4)」は、しゃりしゃりした繊維感のある青菜。
杭州特産のお野菜だそうだ。
小白菜(xiao3bai2cai4)のようでもあるし、
ビルの地下食堂でよく食べる「快菜(kuai4cai4)」のようでもあるし。

あっさりして美味しい炒めものだった。

この西湖春天、杭州料理を謳ってはいるが、どの程度本場の味かは不明。
会社自体は深センにあるみたいだし。
本場かどうかは置いといて、どれもあっさりした食べやすい中華料理だった。
中国人にも大人気だけど、日本人の口にもとても合うかも。

お料理は全体的に高めの値段設定ではあるが、まあこのくらい美味しければ許容範囲かな。
一度行ってみる価値はある。


■お店情報
西湖春天(望京店)
朝陽区広順北大街33号嘉茂購物中心6F-7F
010-6472-1188


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ジャージャン麺
炸醤麺(zha2jiang4mian4)
P1080654.jpg

【データ】とき:2月29日/ところ:望京・西湖春天/ねだん:?元(チェック忘れました・・・)

なぜか突然の炸醤麺シリーズ第二弾。
こちらは望京にある杭州料理の人気店、西湖春天のもの。

味千拉麺でピリ辛炸醤麺を食べた日の夜、
お夕飯を食べたお店でも炸醤麺を見つけてやっぱりオーダーしてしまった。
ちょっと比べてみたかったというのもあるし、
なんとなく炸醤麺な気分の一日だったのね。

こちらの炸醤麺も、どんぶりではなく平たいお皿に中華麺が盛られてきた。
P1080652.jpg


肉みそは日本の炸醤麺風?
(ところで私、日本で炸醤麺食べたことあったかな?)

ニンニクのスライスがのっかっているのは杭州風なのか、
それとも北京風にアレンジした結果なのか。
いや、北京のにはニンニクスライスはなかったような?

▼北京の炸醤麺はこんなのです。
【海碗居】炸醤麺

そんなことはひとまず置いて、まずは混ぜ混ぜ・・・と。
P1080655.jpg


あまり美しくなくてごめんなさいね。

んー、北京の炸醤麺からはだいぶ遠い感じだけど、
これはこれで美味だった。

あ、ここのはピリ辛ではなかったです。


■お店情報
西湖春天(望京店)
朝陽区広順北大街33号嘉茂購物中心6F-7F
010-6472-1188


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ジャージャン麺
炸醤麺(zha2jiang4mian4)
P1080625.jpg

【データ】とき:2月29日/ところ:建外SOHO・味千拉麺/ねだん:20元

ある日のお昼、国際貿易センターの向かいにあるビルに用事があって、
会社をちょっと抜け出した。

ご用事自体はほんの5分ほどで終了。
さて、お昼ご飯をどうしよう・・・と思って辺りに何かお店がないかどうか考える。

「おひとりさまでもあまり浮かなくて、パパッと食べられるお店」
という条件で考えたらとりあえず浮かんだのが味千拉麺だった。

と言うより、あんまり「おひとりさま」はしないので、
このお店くらいしか思い浮かばなかったというほうが正しいかな。

うららかな春めいた日差しの温かい日で、
それなのに店内は暖房全開でかなり暑い。
こんな状況では、汗かきの私にはスープ麺は鬼門だ。

それで頼んだのがこの炸醤麺。
これ、見るからに北京のものとは違っている。

▼北京の炸醤麺はこんなのです。
【海碗居】炸醤麺

だってこの炸醤麺、麺は中華麺、肉みそには唐辛子が入ってて辛いんである。
注文する時に辛さのレベルを選んだりする(北京のはそもそも辛くない)。
「微辣(wei1la4)で」とか言って。
そしてなぜかおみそ汁付きだ。

えーと、お味は普通に美味しいんだけど、
炸醤麺の本場、北京でこれを食べている自分がちょっと滑稽な気もしてきたりして。

これがもともと日本人がアレンジしたものなのか、
それとも香港あたりでこうなったのか、
はたまた北京の人が日本風だと思ってこうしてみたのかは不明。

日本の味千拉麺の炸醤麺も、こういうタイプなのかなあ。
香港はどうなんだろう?

こんなことをぐるぐる考えながら、
ピリ辛炸醤麺をずるずると啜ったある日の昼下がりだった。


■お店情報
味千拉麺(京建外SOHO店)
朝陽区東三環中路39号 建外SOHOA座0102鋪1階


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桂林風ビーフン
桂林米粉(gui4lin2mi3fen3)
P1080623.jpg

【データ】とき:2月28日/ところ:双花園・広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)/ねだん:8元(小)、28元(大)
*メニューには大きい方のお碗を「古」と表記してあります。

臭臭同盟北京支部設立大会もいよいよ〆へと向かう。
主食はやはりこれ、桂林米粉だ。

米粉(mi3fen3)は、お米の粉で作ったはるさめみたいな食べ物。
要はビーフンなんだけど、こちらのものは日本人がイメージするものよりもちょっと太め。
そしてとてもふよふよしている。
箸でつまむとそこからブチッと切れてしまうくらいのやわやわさだ。

で、桂林米粉というのは・・・
と行きたいところだけれど、
詳しい説明は実際に桂林で食べ倒してきた酒徒さんにお任せしちゃお。

▼酒徒さんの桂林米粉コレクション
「香りと刺激の香水」!桂林米粉に身悶える!

酒徒さんが桂林で食べた桂林米粉は汁麺だったけど、
ここのレストランで食べたのは混ぜ混ぜ麺。
写真ではよく分からないが、底のほうに甘辛のたれが隠れている。
上に乗っかっているのは、牛肉、豚肉、ササゲの漬けたの、揚げた(?)大豆。
これに酸笋炒仔腸の残りなんかも放り込んで、箸でグワッと混ぜながら食べる。

米粉独特のつるつるとした舌触りと喉ごしがなんとも言えない。
思ったよりもだいぶ大きかったお碗にたじろいだが、
なんだかんだと2/3碗くらいは食べてしまった。

jiyanさん(左のリンク先が表示されない方はこちらでどうぞ)なんて、
「この大豆が良い・・・」
とつぶやきながら、気づけばほとんど平らげてしまわれた。

うむ。
なかなか気持ちのよい食べっぷり。
男子がご飯をがっつり美味そうに食べる姿はよいものだね。

こうして、第一回臭臭同盟北京支部会合はつつがなく終了。
ご参加いただいたお二人、ありがとうございました!
日本から名乗りを上げてくださったおまつさん、
いつか北京にいらっしゃる時にはぜひお知らせくださいね。
臭臭同盟北京支部メンバーに招集をかけますから!


■お店情報
広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)
朝陽区東三環中路双花園南里6号(桂京賓館1階)
010-67760911-700
*国貿橋から東三環を南下し、線路をくぐってちょっと行ったところ。
道の右手(西)側にあります。


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ある日、日本からの友人Mさんと西単図書大廈へ行った時に
「ayaziさん、見てみて、こんなのあるよ。」
とMさんが手にとって見せてくれた一冊の本。

P1080953.jpg


「北京的吃児(bei3jing1dechi1er)」。

「吃」は「食べる」という動詞ですが、
「児」がついて名詞化されます。
別によく食べる児童とか、吃音児童って意味じゃないので念のため。
ちなみに「吃」なんだけど、本来なら「喫」を使うところなのですが、
「小吃」などはこの字体で目に馴染んでいるし、
「小喫」と書くと日本から来た方が判別できないかもしれないので、
あえて「小吃」と表記しています。

それにしてもこの、「chi1er」という発音。
いまだに苦手で上手く発音できません。
アル化して前の音の最後が落っこっちゃう発音がいまだにダメで、
何度発音しても、直されるし、しまいには笑われてしまいます。
この「chi1er」とか「leng2er」とかね。
「まいっか、ガイジンだし」と自分をなぐさめる毎日・・・

で、話を「北京的吃児」に戻すと、
精品購物指南報社の編集で中国軽工業出版社から出ている
主に北京小吃を対象にしたローカルグルメガイドです。

これが、はっきり言って素晴らしい出来。
お肉系、野菜系、乳製品というカテゴリーで、
お料理ごとの紹介、
P1080955.jpg


ちょっとしたコラム、それにお店情報が載っていて、
P1080957.jpg


さらに写真が結構きれい。

この「写真が結構きれい」っていうのが、中国のグルメ本では大変珍しいこと。
かなり出色の出来映えです。
今出ているローカルグルメ本の中では、
ピカ一と言っていいのではないでしょうか。

これだけカラーページ満載でお値段は29.8元。
しかも巻末にクーポン券付き!
購入即決。

自宅でパラパラとめくっては、
「ふーん、これは食べたことないなあ・・・」
「あ、この店、載ってる載ってる。」
「お、結構近場にこんな店がある。今度攻めてみるか・・・」
などと、ひとり楽しんでおります。

北京在住でローカルグルメ、特に小吃に興味のある方、
今すぐ書店に走るべし!
(すでに走った方もいるようですが・・・)


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ニラと豚の血豆腐の炒めもの
韮菜煎猪紅(jiu3cai4jian1zhu1hong2)
P1080616.jpg

【データ】とき:2月28日/ところ:双花園・広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)/ねだん:22元

青物野菜でも頼もうかと思っていたら、こんなのを発見。
jiyanさんも私も「猪紅」の二文字に目が釘付けである。

「猪紅(zhu1hong2)」は、豚の血で作ったお豆腐みたいなぷるぷるの塊。
素材自体は、「猪血(zhu1xue3)」という
何ともそのまんまなグログロな名前で呼ばれていることが多い。

これをどんな日本語にするかがまた悩ましいところ。
酒徒さんは「豚血プリン」と名付けていらっしゃるようだが
まあ、私は「豚の血豆腐」くらいにしておこうか。

むにむにっとしていながら、ぷりっとした歯ごたえもあるという不思議な食材。
かじれるプリンと言ったら、想像できるかな(できないか・・・)。

この猪紅、香港の潮州料理屋さんで食べて以来すっかりファンになってしまった。

香港で食べたのは、スープ煮と言えるくらい汁気の多い料理だったが、
こちらは炒めもの。
猪紅自体も、かなり血度(って書くと生々しいね)が高くてひきしまった感じ。
色もまさに血の色だ。

しかしこれが生臭くないから不思議。
ニラや調味料の味をうまく吸い込んで、
旨味じゅくじゅくのスポンジみたいになってしまうのだ。

こういう食材はだめな人は本当にだめなので無理にオススメはしないけど、
ちょっと興味がある方はぜひ一度試してみてほしい。
食の別天地が一気に開けることだろう。


■お店情報
広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)
朝陽区東三環中路双花園南里6号(桂京賓館1階)
010-67760911-700
*国貿橋から東三環を南下し、線路をくぐってちょっと行ったところ。
道の右手(西)側にあります。


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桂北風鶏肉の甘酢ソース
桂北醋香鶏(gui4bei3cu4xiang1ji1)
P1080615.jpg

【データ】とき:2月28日/ところ:双花園・広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)/ねだん:30元(1/2羽)

「酸笋ものだけでもなんなので、何か前菜を・・・」
とメニューを見つめていたら、こんなのが目についた。

ダンダンダンッとぶつ切りにした骨付きの鶏肉が1/2羽分、
甘酸っぱ辛いソースに漬かっている。

冷菜だとばかり思っていたら、ほんのりあたたかくてびっくり。
人肌のお燗くらいのやさしいぬくもり具合だった。
それが気持ち悪い人ももしかしたいるかもしれないけれど。

皮際がむっちりぷるぷるして、いい感じの脂っこさ。
鶏肉自体も肉の線維感を残しつつやわらか、
さらに軟骨までガリリ、コリリと行けて、
骨際肉&軟骨好きにはたまらない。

甘くて酸っぱくて辛いソースは好き嫌いが分かれるかもしれないが、
私は結構ストライクゾーン。
おいしくいただいた。

【おまけ】
最後に追加したもう一つの家禽類ものの前菜。

檸檬白斬鴨(ning2meng2bai2zhan3ya1):30元(1/2羽)
P1080624.jpg


こちらはダック。
レモン風味というのが珍しくて頼んでみた。

刻んで入れてあるのは生姜かな?
レモンは結局皮が刻んで入れてあったのか、
絞り汁が入っているのか、
はたまたソースを煮込む時に輪切りでも入れたのか・・・

お味自体は生姜とレモンの風味の利いたちょっと甘いソースと
ダック肉がマッチしてなかなかだったのだけれど、
最後に追加するにはちょっとヘビーすぎた。

ほんの一口しか食べなかったので、おまけ扱い。


■お店情報
広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)
朝陽区東三環中路双花園南里6号(桂京賓館1階)
010-67760911-700
*国貿橋から東三環を南下し、線路をくぐってちょっと行ったところ。
道の右手(西)側にあります。


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発酵筍と骨付鶏の炒め煮
酸笋燜鶏(suan1sun3men4ji1)
P1080610.jpg

【データ】とき:2月28日/ところ:双花園・広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)/ねだん:38元

酒徒さんの臭臭酸笋同盟メンバー募集がきっかけとなり、
不肖ワタクシが発起人となって結成された臭臭同盟北京支部。

一応加入を呼びかけてはみたものの、
誰も入ってくれないだろーなーと思っていたら、
なんと、呼びかけに応じてくださった方が!

北京からは
北京ひまつぶし」の山大22号さん、
破暁」のjiyanYさん、
(「破暁」の上のリンク先が表示できない方は、こちらのミラーサイトをどうぞ。)
そしてなんと日本からもおまつさんと、
なんとお三方が名乗りを上げてくださった。

先日、その設立大会兼第一回会合が厳粛かつ盛大に執り行われた。
いや、三人ですけど。
(おまつさん、お声がけしなくてごめんなさい!)
会場は、私が初めて酸笋を口にした広西自治区北京駐在事務所のレストランだ。

山大22号さんとは面識があったけれど、
jiyanYさんとは初対面。
ただ、ブログにはちょくちょく遊びに行かせてもらっていた。
なんとこの会合を前に「麻豆腐」で予習まで済ませたとのこと。
恐れ入りましたー。

今回は、結成のきっかけになった酸笋を重点的に攻めることにした。
まずはなんと言ってもこの酸笋燜鶏だ。

骨つきの鶏肉を酸笋と炒め煮にしてあり、
発酵筍の酸味が際だっていて意外に爽やか。

ジュウジュウと立ち上る湯気に、おおいに気分も盛り上がる。
P1080614.jpg

おっと、湯気ほとんど写ってなかったですが。

発酵筍の旨味が鶏肉にしみしみ。

酸笋炒仔腸(suan1sun3chao3zai3chang2):23元
P1080612.jpg


こちらは酸笋と豚のコブクロを炒め合わせた料理。
仔腸は産道、つまりコブクロだ。
学生時代焼肉店でバイトをしていたという山大22号さんに教えていただいて、
「そう言えば!」と思い出した単語。
焼き肉用語ではこう言うんでしたね!
デュオじゃないよ。

こちらは発酵ものの深い味わいが前面に押し出され、
食べ進めれば食べ進めるほどこくが増し、
箸が止まらなくなる美味しさだった。
どちらかと言うと、冷めてからのほうがモツらしさが濃厚になり
旨味を増したように思う。

以前に食べた桂福林食府のものよりも、さらに濃厚なこくがある。
酸笋自体も、こちらのお店のほうがしっかり漬かっていて深みを感じた。

ところで、今回参加してくださったお二人は、
さすが「臭臭同盟」に名乗りを上げるだけあって軽く酸笋をクリアー。

次の会合は、豆汁をメインテーマに
後海界隈の北京小吃店に行くことになった。
まずは『胡同の理髪師』にも出てきた「東興順爆肚張」
その後別のお店で仕上げに豆汁をひっかけるというプラン。

ちなみにこれはかなりの上級アイテム。
北京名物、王致和の臭豆腐。
P1080627.jpg

お便所級の臭さです・・・。
でもこれを、炸窩頭に塗ると得も言われぬ美味さなのね。

さらには、はるばる安徽省まで足を伸ばして「臭桂魚(chou4gui4yu2)」にチャレンジ!
というプランさえある。
「臭桂魚(chou4gui4yu2)」は、
私の友人をして
「臭得傷心(chou4deshang1xin1)=悲しくなるくらい臭い」
と言わしめたくらい臭いそうで、
「臭臭」レベルもマックスに近いと言えそうだ。

ついでに余興として「中国サッカーの試合を観に行く」というメニューもある。
「臭(chou4)」には、「へぼ」とか「だめ」とかいう意味もあるのね。

もちろん冗談ですよ、冗談。
ついでに付け加えると、このプランを提案したのは私じゃなくて中国人の友人。
中国サッカーファンの皆さん、怒らないでくださいね~。


■お店情報
広西駐京弁餐廳(広福縁酒家)
朝陽区東三環中路双花園南里6号(桂京賓館1階)
010-67760911-700
*国貿橋から東三環を南下し、線路をくぐってちょっと行ったところ。
道の右手(西)側にあります。


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山西料理いろいろ
山西菜(shan1xi4cai4)
【データ】とき:2月27日/ところ:西大望路・面酷(Noodle Loft)/ねだん:120元(五品で)

山西料理と銘打ってはみたけれど、
これがどこまで典型的な山西省のお料理かどうかは不明。
晋陽飯荘なんかで見るメニュー名とはだいぶ違っていたような印象があるので、
典型的な山西料理ではないのかもしれない。

と、一応前振りで言い訳をしておいて。

三つ続けて山西名物の麺料理を紹介してきたので、
今回は麺ものの他に頼んだその他のお料理を一通りご紹介したい。

香菜木耳(xiang1cai4mu4er3):18元
P1080592.jpg


香菜と木耳を和えた前菜。
黒酢の風味が利いていて爽やかな一品だ。

香麻脆腰(xiang1ma2cui4yao1):36元
P1080595.jpg


「腰子(yao1zi)=腎臓」をお酢の入ったゴマだれで和えたもの。
ピンと来た人も多いと思うけど、そうです、ayaziのオーダーでした。

「腰子」は、臓物の中では食べやすい部類に入ると思う。
(羊肉串にして焼くと、たまに臭いことがあるけど。)
つるりとした舌触りで、
ムニムニしていながらほんの少しコリコリした感じもあって非常に面白い食感だ。

茴子白炒粉条(hui2zibai2chao3fen3si1):16元P1080591.jpg


「茴子白(hui2zibai2)」とは見慣れない言葉だが、
どうやらキャベツのことらしい。
山西省ではこう言うのかな?

キャベツと春雨のコンビネーションはいける
このお店のものも例外ではなかった。

醤燜茄子(jiang4men4qie2zi):28元P1080593.jpg


揚げ茄子に肉みそがたっぷり。
これは文句なく日本人の口に合う。

干焙土豆餅(gan1bei2tu3dou4bing):22元
P1080601.jpg


山西省版、ハッシュドポテト。
以前、茶馬古道の雲南省版ハッシュドポテトをご紹介したことがあるが、
こちらも甲乙つけがたい美味しさだ。

上に唐辛子だのお塩だのの調味料がいろいろと振りかけられているのだが、
それがなんともジャンキーなお味を醸し出しているところが面白い。

ほら、カップラーメンとかスナック菓子って、時折無性に食べたくなるでしょ?
そういう「ジャンク腹」を満足させられる一品。

どの料理もベタベタの山西料理ではなくて
かなりアレンジが加えられている感じだが、
お味のほうはまずまず。

面酷(Noodle Loft)と言うからとにかく麺ばかりかと思っていたけど、
おかずもまあまあイケルのね。


■お店情報
面酷(Noodle Loft)
朝陽区西大望路20号
010-6774-9950
*西大望路(SOHO現代城東側の南北の道)を南へ進み、
線路をくぐってしばらく行ったところ。道の右(西)側にあります。


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空飛ぶ刀削麺
飛刀削麺(fei1dao1shao1mian4)
P1080599.jpg

【データ】とき:2月27日/ところ:西大望路・面酷(Noodle Loft)/ねだん:12元

山西麺の超有名選手、刀削麺。
もちろんこのブログでも登場済みだ。

▼過去の刀削麺関連記事はこちら。
【老隣居】刀削麺

面酷の刀削麺には、「飛(fei1)」がつく。
小麦粉をこねたタネをシュッシュッと包丁で削った麺が、
ぐらぐらとわく大鍋にまるで飛び込んでいくように見えるので、
この名がついたのだろう。

一階のオープンキッチンカウンターに陣取れば、
空飛ぶ刀削麺が目撃できるんだろうか。

この日頼んだ刀削麺のあんは二種類。
トップ写真の茄子入りあんと、
もう一つは「鶏蛋西紅柿(ji1dan4xi1hong2shi4)=卵とトマト」のあん。

P1080600.jpg


私は卵トマトあんに、醋調和をちょろりとタラして食べるのがお気に入りだった。

「Noodle Loft」と名乗るだけあって、
シコシコとした歯ごたえのある美味しい麺だった。
一応合格。

ところで、こちらで麺もの(粉もの)を頼む時にはちょっとしたコツが必要だ。
それは、粉一両(50g)の分量を把握すること。

餃子については、「ayazi的餃子の頼み方指南」や「ayaziのローカルグルメコラム」で触れたが、
ゆで麺についてもこれは同様。
なぜかって言うと、
こちらの人は主食のボリュームを基本的に粉の重さで覚えているからだ。

実際、今回も店員さんとの間でこんな会話があった。

「刀削麺は一杯どのくらいの量がありますか?」
「二両です。」
「・・・」

「莜面は蒸籠一つでどのくらいですか?」
「三両です。」
「・・・」

粉100gとか150gとか、
それが実際にどのくらいのボリュームかピンと来る日本人はそういないだろう。
かく言う私も、イメージできない。

だからたいていは、
「刀削麺のお碗はどのくらいの大きさですか?」
「莜面の蒸籠はどのくらいの大きさですか?」
と聞いて、
店員さんにだいたいの大きさを手で示してもらうのだが、
この大きさの感覚がまったくもって信頼性に欠ける。

実際、莜面の蒸籠は店員さんが手で示したサイズより二回りほど大きかった。
結果、頼みすぎ。

中国人の店員さんにも正確なサイズ把握をお願いしたいところだが、
こちらはあまり成果が期待できそうもないので、
まず私たちが粉一両の感覚を覚えるほうが手っ取り早い。

で、考えた。

粉一両を感覚的に把握するためのキーワードは、実は「三両」。
つまり、150g分である。

なぜかと言うと、
おかずを食べずに粉ものの主食だけを食べたとして、
「三両」食べるとまずそこそこ満腹になるのだ。

イメージとしては、ラーメン一杯とか焼きそば一皿で三両ってことね。

例えば、餃子なら一両で5~6個だから、15~18個分。
刀削麺ならラーメンどんぶりくらいのお碗に一杯分。
(この店の刀削麺は二両だから、これだけだと物足りないくらいの量。)
莜面は蒸籠一個で三両だったから、
これ一つ食べればお腹いっぱいということだ。

これを目安にして、
後は自分が標準より少食なのか、大食いなのか、
または他におかずをどのくらい頼むのかを加味して考えればいい。

三両で満腹。
少しは分かりやすくなった・・・かな?

▼他にもこんな山西麺がありますよ!
【晋陽双来飯庄】山西麺


■お店情報
面酷(Noodle Loft)
朝陽区西大望路20号
010-6774-9950
*西大望路(SOHO現代城東側の南北の道)を南へ進み、
線路をくぐってしばらく行ったところ。道の右(西)側にあります。


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ハダカエンバク麺の蒸籠蒸し
莜面栲栳栳(you2mian4kao3lao3lao)
P1080602.jpg

【データ】とき:2月27日/ところ:西大望路・面酷(Noodle Loft)/ねだん:18元

山西省の麺と言えば刀削麺が有名だが、
こちらではこの莜面もかなり知名度がある。
(「西貝莜面村」というお店が有名。)

「莜面(you2mian4)」は、
「莜麦(you2mai4)=ハダカエンバク」で作った中華麺。
見た目よりはしっとりしていて、むにっとした独特の食感がある。

山西省山間部で食べられていた主食で、
莜麦をこねて作ったタネを餃子の皮くらいのサイズに薄くのばしてくるりと一巻きし、
蒸籠で蒸したものをたれにつけて食べる。

たれは、卵とトマト、唐辛子油風味の黒酢、それに羊肉風味のスープ。
この羊肉風味スープが本式なのだが、
冷めてしまっていてかなり羊肉の臭みが強い。
苦手な人も多いだろう。

「栲栳(kao3lao3)」は山西省の田舎の方言で、
柳の枝や竹で編んだ升形の入れ物のことだそうだ。

莜面の蒸籠蒸しになぜ枡形の入れ物の名前がついているのかは、
この料理の形状に関係がある。

莜面は粘りけが足りず、
小麦粉で作った麺のように細麺状にのばすことができない。
それで小さめの円盤状にして丸めるのだが、
その形ですら、蒸すとくったりして倒れてしまうので、
一つ一つを密着させて蒸籠にきちきちに詰めていく。

P1080603.jpg


もともとはその様子が「蜂窩(feng1wo1)=蜂の巣」に似ているので、
「莜面窩窩(you2mian4wo1wo)」と呼ばれていたのだが、
それが後に「栲栳(kao3lao3)」に似ているとされて、
「莜面栲栳栳」という名前がついたのだという。

これ、実はとびきり美味しいものではない。

実際、たくさん頼もうとしたら店員さんに
「雑穀麺だから、食べつけなくて口に合わないかもしれませんよ。」
と予防線を張られたくらいだ。

それもそのはず、莜面はもともと山西省山間部の農民たちの日常食。
気候も寒くやせた土地の多いこの地域は小麦の栽培に適さず、
莜麦くらいしか育つ穀類がなかったのだという。
その粉で作った莜面は、手軽で腹持ちのいい安価な食べ物、
ぶっちゃけた話が粗末な食べ物なのだ。

「1000年余りの歴史がある食べ物」だと言えば聞こえはいいが、
要はそんな昔から食べられている原始的な食べ物だとも言える。

郭蘭英という有名な歌手が歌った山西民歌にも、
「……交城的大山里,没有那好菜飯,只有莜面栲栳栳,環有那山薬蛋」
というフレーズがある。
「……町境の山ん中には、美味い飯なぞありゃしない。
 あるのは莜面栲栳栳だけ、それからジャガイモくらいのもんだ。」
これくらいしか食べるものがないほど貧しい地域の食べ物なのだ。

莜面を作る莜麦は、「燕麦(yan4mai4)」、「玉麦(yu4mai4)」とも呼ばれる。
飢饉や寒さにも強い品種で、2500年余りも前から栽培されているという。

そんな原始的な穀物で作った貧しい地域の食べ物が、
今では食生活にアクセントを添える食品として結構人気を呼んでいる。

「栄養価が高くて、肝臓や腎臓によく、造血作用があって免疫力を高める」
「体が丈夫になり、頭や目が良くなり、美容にもいい」、
「コレステロールが下がり、糖尿病の治療にも効果がある」
などともてはやされ、
それをまた飽食の国、日本から来た私たちが、物珍しげに口にする。

2500年の歴史を持つ麦と、その麦を使った1000年の歴史を持つ料理。
お腹にも心にも、なんだか重たくこたえたのだった。

▼他にもこんな山西麺がありますよ!
【晋陽双来飯庄】山西麺

■お店情報
面酷(Noodle Loft)
朝陽区西大望路20号
010-6774-9950
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猫の耳たぶ麺の炒めもの
炒猫耳朶(chao3mao1er3duo)
P1080596.jpg

【データ】とき:2月27日/ところ:西大望路・面酷(Noodle Loft)/ねだん:20元

「山西麺を食べよう!」ということで、面酷(Noodle Loft)に行って来た。

ここはスタイリッシュさが売りの「Loft(蔵酷)」系列店だけあって、
店内は黒を基調にしたインテリアに抑えたトーンの照明で
なかなかおしゃれにしようと頑張っている。

つまり、私が苦手とするタイプのお店ってこと。
苦手だけあって、
開店してからもう何年にもなるけれど、今まで一度も足を踏み入れたことがなかった。

ただ、味自体は山西省出身の友人がまあまあという評価をしていたし、
この日はある会食の会場になったこともあって、
初めて行ってみることにしたのだ。

今回食べた山西麺は三種類。
まずはこの猫耳朶からご紹介しよう。

猫の耳たぶの形をした麺だから、猫耳朶(mao1er3duo)。
「耳朶(er3duo)」は、耳のこと。
*読み方が(mao1er3duo)になってましたが、正しくは(er3duo)です。
 「mao」を消し忘れちゃいました。
 お詫びして訂正します。(3/12訂正)


ホントに猫の耳を食べる訳じゃないですよ!
(と、一応ベタなコメントを入れてみる。)

こねた小麦粉のタネをのばして一口大に切り分け、
これを親指の腹を使ってこするように押しつけると、
くるんと丸まった小さなシェルパスタのような形になる。
これが猫の耳たぶに似ているというので、「猫耳朶」と呼ばれている。

・・・似てるかしらね?

猫耳朶は、ゆでて餡かけ麺にしたり、炒めたり、スープ仕立てにしたりして食べる。
今回食べたのは、炒猫耳朶。
焼きうどんならぬ、焼き猫耳ってとこだろうか。
お肉は入れずに、シンプルにキャベツ(あれ?レタスかな?)と炒めた
「素的(su4de)」でお願いした。

普通は小麦粉で作るようだけど、
このお店のものはそば粉でも入っているのか茶色っぽい。
やわらかいけど、ちょっとムチムチしててクセになる食感だ。

お味はシンプルな醤油味。
お好みで山西名物の黒酢をかけて召し上がれ。

でも、これで20元は高いなあ。
インテリア代と家賃をお料理の値段に反映するとこうなっちゃうんだろうなあ。
同じ物をそこいらの庶民派なお店で食べれば、
下手するともっともっと美味しくて格段に安かったりするんだけどなあ。

あのさ、あたしたちがお店の内装代とか
店員さんたちの制服代とか
テーブルクロス代とか
カトラリー代とか
店内のお花代とか払ってるんだからさ、
そのあたり心してお店を清潔で新しいまま保つ努力とか、
制服をちゃんと洗って、店員さんもちゃんとシャワー浴びておくとか、
トイレをいつもきれいに掃除するとかしてよね。

変な甘ったるい空気清浄剤使って、
テーブルに間接照明当てて、
クリスタルもどきのすだれつり下げとけばいいってもんじゃないのよね。

このあたりが、私がスタイリッシュ系のお店を毛嫌いする理由なのだ。

以上、このお店がどうこうという訳ではなくて、
(ちょっとそうかも・・・)
いわゆる「新派(xin1pai4)」と言われるヌーヴェルでスタイリッシュなお店に対する
ayaziのぼやきでした。

▼他にもこんな山西麺がありますよ!
【晋陽双来飯庄】山西麺

■お店情報
面酷(Noodle Loft)
朝陽区西大望路20号
010-6774-9950
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二月二日は春餅の日
二月二吃春餅(er2yue2er2 chi1chun1bung)
P1080754.jpg P1080752.jpg

【データ】とき:3月2日/ところ:東直門内・麻辣香鍋/ねだん:14人で200元くらい?

本日は旧暦の二月二日。
この日に食べるものは地方によっていろいろあるようだけど、
ここ北京では春餅を食べるというのが一般的。

「龍抬頭(long2tai2tou2)」の日に、「吃龍鱗(chi1long2lin2)」なんである。

▼「龍抬頭」、「吃龍鱗」ってなあに?
旧暦二月二日に春餅を食べる理由(わけ)

月に一度開かれるSさん主宰の中国茶会の後に、
「グルメ会」なるローカル中華料理の会をお世話させてもらうようになってほぼ半年。
今回は旧暦の二月二日も近いということで、
春餅をテーマにしてみた。

春餅を召し上がったことのない方は意外に多かったようで、
今回はなんと14名という大人数にご参加いただいた。

10名しか座れないという個室に14名がぎゅうぎゅう詰めになり、
なんとか一卓でおさまった。
(というか無理矢理おさめた・・・)
ご参加いただいた皆さま、ご窮屈さまでした~

P1080753.jpg

むりむりぎゅうぎゅう詰めの円卓の図。
真ん中にあるのは春餅と一緒に頼んだ麻辣香鍋

一つの食卓を囲んでわいわいがやがやと大勢で春餅を巻き巻き。
賑やかに春めいて実になんとも楽しい食卓となった。

P1080755.jpg

春餅は北京ダックみたいに包むんじゃなくて、
細長くくるくる巻くんですよー。

まずは春餅、つまり具を包む皮を頼む。

春餅(chun1bing)
P1080750.jpg

値段、チェックするの忘れちゃった・・・これに、白髪葱と甘ミソがついてきます。

春餅自体はもう何度も紹介済みなので詳しい説明は飛ばすとして、
今回は頼んだ具を一挙公開!
なんてったって14名だもの。
何種類頼んだって、何回お代わりしたって、こわいものナシ!
それに8元~18元と、どの具も激安価格なので、お財布にもやさしいよ!

春餅の具の大定番と言えば、これ。

醤肘花(jiang4zhou3hua1):18元
P1080742.jpg

豚のすね肉を煮込み、冷製にしたもの。

合菜(he2cai4):10元
P1080745.jpg

卵焼きの下には、
細切り肉ともやし、ニラ、春雨を炒め合わせたものがかくれている。

ぺろんとめくるとこの通り。
P1080746.jpg


お店によっては「合菜盖帽(he2cai4gai4mao4)」という名前でメニューに載っている。
「盖帽(gai4mao4)」は「帽子をかぶせる、のっける」という意味だから、
こちらの名前のほうが正確かな。

これ、今回の一番人気。
結局三皿お代わりしたんだっけ?

特にお子ちゃんたちに大人気で、
今回初めて参加いただいたL君なんて、
割り箸でつまんでペローンと全部自分の取り皿に持っていこうとしていたくらい。

食い意地のはっているayaziおばちゃんに
「あ゛~、反則~!全部はだめ~!」
と叫ばれてしまったL君。
「だってボクこれ好きなんやもん。」
とこぼれるような大きなおめめで訴えられて、
ayaziおばちゃんたじたじ。
たまらず
「卵焼きだけ頼んであげる。」
と言ったら、
「じゃあ、もう一皿頼みましょうか。」
という声が自然と上がり、結局お代わりすることになった。
どうやら、
「これ好きなんやもん。」
だったのは、L君だけではなかったらしいね。

醋溜土豆絲:8元/豆芽粉絲:8元
P1080747.jpg P1080749.jpg

細切りジャガイモのお酢炒めと、もやしと春雨を唐辛子風味炒め。

鶏蛋韮菜:10元
P1080751.jpg

ニラ玉。

これも人気をさらった一品。
ヨガマスターおもてなし大作戦の時にこれを召し上がったSさんなど、
「ニラ玉が絶品!」
と春餅自体よりもこちらが主役級の扱いだった。

その印象が強すぎて、
「Sさんの好きなニラ玉が来ました~」
と言おうとして、思わず
「ニラさんの好きな・・・」
と言ってしまった。

ニラさん、失礼いたし・・・おっと、また間違えた。

いつも家族でご参加いただくH一家の奥さまも、
「ニラ玉って、他のお店で食べられないんですよ。
 これが食べたくて来たんです!」
と、情熱的なニラ玉LOVEぶり。
ご堪能いただけたでしょうか。

菠菜木耳:10元
P1080756.jpg


ほうれん草と木耳の炒めもの。
味は普通に美味しかったけど、ビジュアル的にはちと・・・
で、写真もブレブレ。

酸辣大白菜:8元
P1080757.jpg


白菜の酸辣風味炒め。

お酢風味で炒めた白菜と言えば醋溜白菜が一般的だけれど、
これはちょっと趣の違った一品。

お酢の酸味と砂糖の甘みが絶妙の加減。
ピリッと利いている唐辛子の辛みも心憎い。
最後に来て、人気をさらった一皿だった。

ふーっ。
しかしまあ、よく食べた。

巻き巻き巻いて、がつがつ食べて、
14人で200元足らず。
飲み物や前菜、麻辣香鍋まで合わせても、一人32元。

いや~あ、ローカルグルメ万歳!


■お店情報
麻辣香鍋
東城区東直門内大街156号
010-6401-5063
 *東直門から鬼街を西方向へ進み、
   一つめの交差点(信号では二つめ)を越えてしばらく行ったところ。
   道の南側にあります。
  (お店の名前は「麻辣香鍋」ですが、入り口の上に「老北京春餅」と書いてあります。)


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特製羊肉入りのスープ
秘制羊肉湯(mi4zhi4yang2rou4tang1)
P1080580.jpg

【データ】とき:2月24日/ところ:工体東路・北平羊湯館/ねだん:22元

北平羊湯館に初めて足を踏み入れ秘制羊肉湯に瞠目したその日は、
店内のあまりの暗さに写真撮影を断念してひたすらその味を舌と脳裏にたたき込んだ。

そしてその翌日は、オーソドックスな大碗羊肉湯にチャレンジし、
厨房テキスト中継を敢行

そして今、ここに幻の秘制羊肉湯をアン・ヴェール!!
(でもあまりに興奮したせいか、トップ写真は手ぶれしてますが・・・)

しばらくぶりの秘制羊肉湯。
前回食べた時よりは、若干スープのこくがないような気もするが、
それでもやっぱり濃厚で豊かな味わいだった。

まずはオリジナルの味をそのまま味わい、
その後は胡椒と黒酢を入れて、私好みにカスタマイズする。

立ち上る湯気もまたすぐれたスパイス。
P1080581.jpg


太めの春雨もたっぷり!
P1080584.jpg


むふふ。
北平羊湯館の羊肉湯、やっぱり美味だった。

なのだけれど!
前回から微妙に値上げされているのを発見!

秘制羊肉湯が22元に、
大碗羊肉湯が16元になっていた。

豚肉だけじゃなくて、羊肉も上がってるのね。


■お店情報
北平羊湯館
朝陽区工体東路14号(工人体育場東門向かい)
P1070811.jpg

看板の左上にあるのは「黄」の篆書体。黄さんが営む老舗の羊肉スープ店だ。
「北平(bei3ping2)」は北京の旧名。


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杏仁ときゅうりの和えもの
杏仁黄瓜(xing4ren2huang2gua1)
P1080579.jpg

【データ】とき:2月24日/ところ:工体東路・北平羊湯館/ねだん:5元?

杏仁の入った前菜が好きである。

あんまりピンと来ない?
いえいえ、中華料理には意外と杏仁を使った前菜があるのだ。

例えば、茴香と組み合わせたこれや、
ブロッコリーと組み合わせたこれもそう。

今回のパートナーは黄瓜(huang2gua1)、きゅうりである。
ちょっと青臭いきゅうりの味と、こくのある杏仁が意外に合う。

ちょっとした箸休めになるし、風味も爽やか。
これから夏場の暑い時期にもってこいの前菜かもしれない。


■お店情報
北平羊湯館
朝陽区工体東路14号(工人体育場東門向かい)
P1070811.jpg

看板の左上にあるのは「黄」の篆書体。黄さんが営む老舗の羊肉スープ店だ。
「北平(bei3ping2)」は北京の旧名。


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ドイツビール
徳国啤酒(de2guo2pi2jiu3)
P1080571.jpg

【データ】とき:2月23日/ところ:・普拉那啤酒坊(PAULANER BRAUHAUS)/ねだん:ぜんぶで499元(サ込み)

ある土曜日。
休日だというのに仕事の依頼が入り、午後1時から8時まで働いた。
なかなか気の張る内容で緊張し続けの時間が終わり、
ほっと一息ついた後で、食事の約束をしていた友人に電話。

「どこに行く?」
「ビールでも飲みに行く?」
「どこで?」
「ルフトハンザにしよう!」

やった!PAULANERだ!

ここのビール、なんだかんだ言って北京で一番美味しいのだ。
その分お値段もちょっと張ってしまうのだけれど、この日は友人のおごり。
にこにこである。

私がこの店に初めて来たのは、10年ほど前のこと。
まだ留学生だった頃に駐在中の先輩に連れてきてもらった。
その時は、それこそ別世界のような店内に圧倒された。

あの頃、PAULANER BRAUHAUSのお客と言えばほとんどが外国人だった。
それが今では、お客さんのうちのかなりの割合を中国人が占めるようになった。
周りから聞こえてくるのはみんな中国語という時もある。
もともと高い上に15%のサービス料までかかるこんな高級店に
こんなに沢山の中国人が気軽に来られるようになったなんて、
なんだか感慨深いものがある。
中国は本当に、お金持ちが増えたなあ・・・

さて、この店に来るといつもウィンナーとアイスバインで
肉!肉!!肉!!!な食卓になってしまうので、今回は少し趣を変えてみた。

▼PAULANER BRAUHAUSの定番と言えばこれ!
りーゆえんさん、あなたも行きましたね!?

鱒のムニエル(アーモンドスライスが乗っている)と、
P1080572.jpg


(サラダつき)
P1080573.jpg


煮込んだお肉のゼリー寄せ。
P1080575.jpg


どちらもまずまずの美味しさ。
ただ、ちょっと大味かな。
それと西洋人仕様なのでボリュームがありすぎるのが難点。

実は、ここの食べ物で一番のお気に入りはこれ。
P1080570.jpg


必ずついてくるパンとペーストセットだ。
特に好きなのは岩塩つきプレッツェルとレバーペースト。
正直なところ、これだけでもいいかも。

そして何はなくとも、ビールである。
カチンとならすジョッキの音ももどかしく、
口でジョッキの縁を迎えに行くようにして最初の一口をすする。

コクッ、ゴキュッ、グキュッ。
くぅーーーーーーーーッッッ!
(もはや説明は不要ですかね・・・)

自家醸造ビールには、黄啤酒と黒啤酒の二種類がある。
飲みやすい黄啤酒(トップ写真)もいいけれど、
こくと味わいのある黒啤酒も捨てがたい。
P1080578.jpg


ところで、このお店は夜遅くになるとフィリピン人バンドの生演奏がある。
喜んでいるお客さんもいるかもしれないが、
あんまり上手じゃないのと中国歌謡なんかも歌うのでちょっと興ざめ。
私はあんまり好きではないので、
いつもステージから一番遠い席に陣取るようにしている。

もしビールだけで十分という方なら、
昼間の明るい時間にケンピンスキーホテルのバースペースに行くのがオススメだ。
こちらでも、PAULANER BRAUHAUSの自家醸造ビールを注文することができる。
陽光降り注ぐガラス張りのバーカウンターで、自家醸造ビールをぐびっ!
これもまたオツですよ。


■お店情報
普拉那啤酒坊(PAULANER BRAUHAUS)
朝陽区亮馬橋路50号(凱賓斯基飯店内)
010-6465-3388(内)5732
*燕莎商場(ルフトハンザセンター)の売場をケンピンスキーホテル方向に通り抜け、
 右側に曲がると通路の奥にあります。


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激辛鉄鍋
麻辣香鍋(ma2la4xiang1guo1)
P1080564.jpg

【データ】とき:2月22日/ところ:東直門内・麻辣香鍋/ねだん:78元

以前、新光天地の地下フードコートで初トライした巨大鉄鍋、麻辣香鍋。

▼巨大鉄鍋体験隊の顛末はこちらから
【新光天地】麻辣香鍋

今北京の街で大流行中の四川風の蒸し焼き鍋料理だ。
街中とにかく「麻辣香鍋」の文字だらけ。
以前は春餅屋だったこの店も、いつの間にやら「麻辣香鍋」に鞍替えしていた。

前回はここで意固地に春餅を食べたのだが、
今回はおとなしくお店のメイン料理である麻辣香鍋を食べてみることにした。

麻辣香鍋は、汁気のない蒸し焼き炒め。
普通の鍋物とは違って、「鍋底(guo1di3)=ベースのスープ」を頼む必要はない。
その代わり、辛さを指定する。
レベルは三つ。
「微辣(wei1la4)=ちょい辛」、「中辣(zhong1la4)=中辛」、「特辣(te4la4)=大辛」だ。

後はメニューの中から好きな具を頼んでいけばOKだ。
しばらくすると、頼んだ具材が蒸し焼き炒めになって
巨大な鉄鍋でドッカーンとお出ましになるという仕組み。

P1080562.jpg

乙女(?)ふたりでこの量!どーん!

ここの麻辣香鍋の具材は、「葷」と「素」に分かれている。

「葷(hun1)」というのは、肉や魚などの動物性の食材、生もののこと。
「半斤(ban4jin1)=250g」単位でオーダーし、ほとんどが20元代。

一方「素(su4)」は精進もの、つまり植物性の食材のことで、
こちらは一皿単位で10元代となっている。

今回は、「素」中心でオーダーしてみた。
内訳は、
金針(jin1zhen1gu1)=エノキ(14元)、
寛粉(kuan1fen3)=幅広春雨(10元)、
蓮藕(lian2ou3)=蓮根(12元)、
娃娃菜(wa2wacai4)=ベビー白菜(10元)、
そして魔芋(mo2yu4、mo2yu2と発音する人も多い)=こんにゃく(10元)。

これは娃娃菜のアップ。
P1080569.jpg


でもそれだけだとちょっと寂しいので、「葷」からも一名参戦願った。

鶏節骨(ji1jie2gu3):鶏軟骨(22元)
P1080568.jpg


これはなかなかヒット。
軟骨、大好物なのだ。

唐辛子と花山椒が利いた爽やかな辛さがたまらない。
食べ出したら止まらなくなって、ほとんど食べ尽くしてしまった。

巨大鉄鍋にてんこ盛りになった具材を見て、
「おわ!ちょっと頼みすぎたかな・・・?」
と腰が引けていた私たちだったが、不安はまったくの杞憂に終わったのだった。

【おまけ】

こちらは後日14名という大人数で訪れた時のもの。
P1080748.jpg


この時は上記のものの他にも、
鶏翅中(ji1chi4zhong1)=鶏手羽中(22元)、
紅薯(hong2shu3)=サツマイモ(10元)、
油麦菜(you2mai4cai4)10元を入れてみた。

ヒットはサツマイモ。
麻辣な味でお芋の甘みがひきたち、じんわりと舌と心にしみてくる。
これはオススメだ。


■お店情報
麻辣香鍋
東城区東直門内大街156号
010-6401-5063
 *東直門から鬼街を西方向へ進み、
   一つめの交差点(信号では二つめ)を越えてしばらく行ったところ。
   道の南側にあります。

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お汁粉風白玉団子
三喜甜心湯圓(san1xi3tian2xin1tang1yuan2)
P1080520.jpg

【データ】とき:2月21日/ところ:万達広場・真功夫/ねだん:4.5元

もうだいぶ前の話になってしまったが、
2月21日は旧暦の一月十五日、元宵節(yuan2xiao1jie2)にあたっていた。
春節(旧正月)の行事は、元宵節で一応一段落する。

元宵節は、春節の後の最初の満月を祝って、
灯籠見物をしたりなぞなぞをしたりして家族で過ごす伝統的な祝日なのだけれど、
外人の私なんぞはもっぱらお団子を食べる日として認識している。

お団子と言っても日本の月見団子とはだいぶ趣が違っていて、
胡麻餡などの白玉団子をお湯でゆで、ゆで汁ごと食べる。

ゆでるお団子は、中国の北と南で異なる。
北のほうでは元宵(yuan2xiao1)、
南のほうでは湯圓(tang1yuan2)だ。

元宵は餡を上新粉の上で転がして作るのに対し、
湯圓は上新粉を練った生地で餡を包んで作る。
最近では、北方中国にあたる北京でも
湯圓を食べることが増えてきたように思う。

で、私も一応食べた。
真功夫という広東起源のファーストフード店で、手っ取り早くテークアウト。
1個4.5元なり。

この湯圓は、真功夫が元宵節を当て込んで打ち出した新商品だったそうで、
(だからもしかしたらもう取り扱ってないかも・・・)
ゆでた湯圓をお汁粉みたいに仕立ててある。

「三喜(san1xi3)というのは、「福禄寿」の三つの喜びだそうで、
「甜心(tian2xin1)」はまあ、中に甘い餡が入っているからなんだろう。
(「心」は、「芯」と発音が全く同じ。「スイートハート」とかけてはあるんだろうけどね。)

ただのゆで汁につかっただけのものよりは、手がかかってる感じだけど、
お団子の黒ごま餡とお汁粉が甘甘ダブルパンチで、
私にはちょっと甘過ぎた。

さて、元宵節は爆竹解禁期間の最終日にもあたっていた。
21日以降は、街中で爆竹や打ち上げ花火をするのは禁止になるとあって、
その晩北京には再び爆音が鳴り響き、硝煙が立ちこめた。

初五の時は北京に戻った当日で機会がなかったけれど、
今回は私も参加してみた。
よく行く焼酎バー地蔵(Gzou)でたっぷり準備してくれていた爆竹や花火を
ちゃっかり楽しませてもらったのだ。

お店が用意していた段ボール箱二つ分の爆竹と花火
P1080521.jpg


お店の前の道路で、バチバチ。
P1080533.jpg


連発の爆竹も楽しいけれど、今回の主役はやっぱりこれかな。
一斗缶サイズのこれは、打ち上げ花火25連発。

P1080535.jpg


結構高くまで上がるもんだ。
P1080553.jpg

たーまやー。かーぎやー。

お店が用意した段ボール箱2つ分の爆竹&花火。
ほんの30分ほどですっかりなくなってしまった。

最初は「えー爆竹ぅ?」なんて言って乗り気じゃなかった他の常連さんも、
いざやり始めたら「たーのしーな、これ!」とすっかり夢中。

中国人は一ヶ月分の給料を旧正月の爆竹につぎこむらしいけど、
ちょっと分かるような気もするな。
火遊びは楽しいからね。

必殺火遊び仕掛け人。
P1080557_1.jpg


いつもお世話になってまーす。


■お店情報
真功夫(万達店)
朝陽区建国路93号万達広場17号楼1楼
010-5960-4049
*ブルース・リーをモチーフにした看板が、現在北京に増殖中。
 タイ米を蒸したご飯+おかず+スープの組み合わせがメインのファーストフード店。
 お味の方は・・・多くは語らないけど、
 どうしても一人ご飯しないといけない時にやむなく入るくらいならいいかも。


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