2008年01月

2008年01月
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チワン族風野菜の漬け物
壮香泡菜(zhuang4xiang1pao4cai4)
P1080206.jpg

【データ】とき:1月20日/ところ:王府井・桂福林食府/ねだん:8元

桂林を知っている日本人は多いけれど、
桂林が中国のどの行政区にあるかを知っている日本人はもしかしたら少ないかもしれない。

「えーっと、何省だったっけ?」
って考えた人、ぶっぶーっ!
桂林があるのは、広西チワン族自治区という省扱いの自治区なんでしたー。

で、この「チワン」というのは実は漢字で書くと「壮」で、
このピクルス風のお漬け物に冠せられている「壮香」の「壮」は、
もちろん「壮族」の「壮」だ。
つまりは、チワン族風の漬け物。

余談だけど、「チワン」って書くの気持ちわるいなあ。
「普通話(pu3tong1hua4)=中国の共通語」では、「zhuang4」と読むから、
あえて日本語で記すなら、「ジュワン」なのになあ。
いったい全体「チワン」というのは誰の耳が聞いたんだろう。
どうもしっくりこない。
でも、定着してるからやむなし、だ。
北京だって、「ベイジン」じゃなくて「ペキン」だし。

いや、もしかしたらチワン族の人たちの母語では「チワン」なのかな。
「壮」を当てはめた当時の中国人には、しっくり来たのかな。
いやいや、漢字を当てはめる時にはいい意味になるようにすることも考えるからな。
耳が変だと一概に決めつけるのもいけないのかも。
うーむ。
ぐるぐる。

閑話休題。

大根、人参、セルタス、セロリなどお野菜がたっぷり。
スライスされたニンニクも入る。
四川の泡菜よりも塩気が少なく、また漬かりも浅めで、
とてもフレッシュでさわやかな印象だ。

唐辛子がゴロンと入っているので腰が引けるかもしれないが、
それほど辛くはない。

いい箸休めだ。


■お店情報
桂福林食府
東城区王府井大街22号
010-6559-2055
*人民芸術劇院(=首都劇場)の北側の胡同を右に曲がってすぐ右側です。


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筍の漬け物と豚モツの炒めもの
酸笋炒仔腸(suan1sun3chao3zai3chang2)
P1080211.jpg

【データ】とき:1月20日/ところ:王府井・桂福林食府/ねだん:25元

酒徒さんの発起で、このたび「臭臭酸笋同盟」なる同盟が発足した。
(いきさつは酒徒さんのブログでどうぞ。) 

酸笋(suan1sun3)というのは筍の漬け物で、発酵して独特の酸味と臭みがある。
広西チワン族自治区の特産品だ。
この同盟は、臭いけどうまい、広西名物の酸笋をこよなく愛する人々の同盟なのである。

現在会員は3名。(酒徒さんとお連れ嬢と、私・・・)
今回わたくし、発足時から織り込み好みとの会長の言を得て、
勝手ながら北京支部を立ち上げることと相成った。

ただ、酸笋だけだと限りがあるので、
臭臭(chou4chou4)な発酵食品なら何でもありと勝手に解釈を広げ、
「臭臭同盟」とすることに。
酸笋をはじめてとして、臭豆腐、麻豆腐、豆汁・・・
とにかく臭臭だけど美味い人には美味い発酵食品を愛する会だ。

で、とりあえず(ひとり)準備会をということで、行って来た。
首都劇場近くにある「桂福林食府」へ。

実は、「臭臭(酸笋)同盟」発足のニュースを聞いてから
もう食べたくて食べたくてたまらなかったお料理があったのだ。

それが「酸笋炒仔腸」。

▼旧ブログで一度書いてます↓
酸笋炒仔腸でポンポコリン

広西名物、酸笋と豚モツの炒めものだ。

P1080216.jpg




酒徒さんとご一緒した広西自治区駐京弁で初体験した酸笋。

これを使った料理を、王府井の人民芸術劇院(首都劇場)隣にある桂林料理のお店、桂福林食府でも発見し、嬉々としてオーダー。

酸っぱい!ほろ苦い!!そしてシャキシャキ、コリコリとしたこの歯ごたえ!!!
やっぱり好きだ、酸笋。

前回みたいに鍋に仕立てるのもいいけど、こうして単純に炒めても美味だ。食感が活きているという点では、こちらの炒めものに軍配が上がるかも。

酸笋もおいしいのだけれど、実はこのメニューのポイントはモツ。やわらかいながらもコリコリッ!とした気持ちのいい食感で、モツ好きにはたまらない病みつきになる歯ごたえだ。




豚モツと書くとそのまま素通りされてしまいそうだけど、
仔腸というのは、メスの豚にしかない部位でして。
そう、豚が赤ちゃんを産む時に使うあの腸みたいな部位、
と言えば、分かりますよね?

これがまたコリコリとしていて美味いのだな。
モツ女にはたまらない。
パクパクとすっかり食べ尽くしてしまった。

さて、準備会もつつがなく終了したところで、
(自分で食べに行っただけ)
いよいよ「臭臭同盟」本発足に向けて活動を始めようかな。

第一回は、やはり広西壮族自治区の駐京弁レストランだろう。
本筋に従って、酸笋ものの「酸笋黄[火悶]鶏」からスタートだ。

どなたかいます?
臭臭同盟入会を希望するという物好きな方。
もしいらしたら、連絡先明記の上、(管理人のみ閲覧可能にて)コメントくださーい。


■お店情報
桂福林食府
東城区王府井大街22号
010-6559-2055
*人民芸術劇院(=首都劇場)の北側の胡同を右に曲がってすぐ右側です。


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P1080148.jpg

【データ】とき:1月13日/ところ:小紅門路・北京四川五粮液龍爪樹賓館/ねだん:196元(ぜんぶで)

川弁餐廳と言えば、建国門内にある四川省人民政府駐北京事務所のレストラン。
北京きっての本場の四川料理が味わえるとあって、
30分から1時間待ちは当たり前の超人気店だ。

▼過去の四川省駐京弁レストラン関連記事はこちらからどうぞ。
【四川省駐京弁餐廳】

先日、会計さんとその川弁餐廳の話になった折に、耳寄りな話を聞いた。
「もう一つ川弁餐廳があるの、知ってる?」
「もう一つ?」
「そう、龍爪樹って言うの。四川五粮液の北京駐在事務所なのよ。」
「五粮液って、あの白酒の?」
「そうよ。建国門の川弁餐廳より美味しいっていう人もいるくらい。」

四川省の出先機関になんで白酒メーカーの冠がついているのかは不明だけれど
とりあえず検索してみた。

ありましたよ。
ここが、会計さんの言っていたもう一つの川弁餐廳、
四川五粮液龍爪樹賓館だ。
四川五粮液龍爪樹賓館のHP

四川省政府の北京事務所が経営する庭園式ホテルだそうだ。
へんぴなところ(方庄橋から京津塘高速道路方面へ行ったあたり)にあるにもかかわらず、
何度も通っているファンもいるみたい。
で、居ても立ってもいられず、私も行ってきた。

バラック街のような細い路地の途中に忽然と現れる四川省人民政府の門。
そこをずずっと入っていくと、
白い象さんが鎮座する巨大な五粮液のレリーフが出迎えてくれる。
P1080155.jpg

(暗いですが)

さらにずずいと進むと、
古き良き中国の建物が散在する庭園風のホテルが見えてくる。
P1080126.jpg

雑然とした周囲の街並みとは対照的だ。

P1080129.jpg


この施設の中には火鍋屋などいくつかレストランがあるけれど、
おすすめは6号楼のレストランということなので、
そこで食事をすることにした。

では、頼んだメニューをざっとご紹介しよう。

夫妻肺片(fu1qi1fei4pian4):22元
P1080136.jpg


モツの四川ソースがけだ。
言わずとしれた四川料理の大定番だが、これが絶品だった。
モツ自体がしっかり美味い。
そしてモツの美味さもさることながら、山椒のたっぷり具合がいい。
辛さよりもピリリとした痺れ感を全面に出した、すっきりとした味付けだ。

「“麻”(ma2:ピリピリする感じ)がいい感じだね。」
「“爽”(shuang3:さわやか)だねえ。」

ゴロンゴロンと無造作に放りかけたような落花生と、
ちょろりと混ぜ込まれたセロリが味を引き締めて、心憎い限りだ。

芝麻羅卜皮(zhi1ma2luo2bopi2):18元
P1080137.jpg


紅芯大根の皮を千切りにし、胡麻風味で和えた前菜。
塩もみして少し置いてあるのか、漬け物のような風味がある。
シャキシャキというよりは、コリコリ、いや、ゴリゴリした感じ。
日本酒のアテにもかなり良さそうだ。

青花椒兎丁(qing1hua1jiao1tu4ding1):26元
P1080140.jpg


兎肉の生山椒風味(冷菜)
ウサギ?と目を剥かずに、まあ食べてほしい。
非常に淡泊であっさりした美味しいお肉なのだ。

「青花椒(qing1hua1jiao1)=生の花山椒」がすがすがしい。
ちなみに「丁(ding1)」は、賽の目切りのこと。

毛血旺(mao2xue3wang4):35元
P1080142.jpg

鴨の血豆腐や牛モツ・もやしの四川スープ煮。
実は今回の最大のお目当て料理はこれだった。
毛血旺はひさしぶりに食べたけど、鴨血(鴨の血豆腐)が秀逸。
ブリン、ウニョン、ツルンが同居する不思議な食感の食材。

ここの鴨血、箸でつまんだ後にしっかりと箸跡が残る。
撮影終わってふと見てみたら、
酒飲んでベッドでつっぷして寝た翌日の枕跡のついたほっぺみたいに、
しっかりくぼみが出来ていた。
P1080143.jpg

この写真でも右下のほうに少し跡が残っているのが確認できるだろうか。

豆もやしのシャキシャキも最高。
他にも、こんにゃく、「黄喉(huang2hou2)=気管」、センマイなど盛りだくさん。
内臓好きにはたまりませんなあ。

原湯抄手鶏(yuan2tang1chao1shou3ji1):35元
P1080146.jpg

鶏と干し筍入りの濃厚スープ(ワンタン入り)

鶏の濃厚スープにしいたけやら、ヘチマ(いや、セルタス?)やら、干し筍やらが豪勢に入り、
さらにワンタンがゴロンゴロン。

P1080149.jpg


干し筍の薄切りが最高。
筍、好物なのだ。
特に干したやつに目がない。
いい味出してるよ。

清炒豌豆尖(qing1chao3wan1dou4jian1):28元
P1080152.jpg


エンドウ豆の穂先の炒めもの
お馴染みの四川の地場野菜。
無難な味。
ちょっと脂っこかったか。

と、二人で欲張りに欲張ってこの皿数。
もちろん食べきれず、結構残してしまった。
ごめんなさい。

正直言って、味的には建国門の川弁餐廳よりこっちのほうが好み。
お値段はちょっと高めだし(これだけ食べて、ビール2本で全部で196元)
何より遠いんだけど、何度か通う価値ありだ。
やっぱり定番四川料理を一通り試してみたいし、
別冊メニューになっていた四川小吃にもおおいに惹かれる。

店内が暗めの照明で写真が今ひとつだったこともあるし、
食べたいお料理もてんこ盛りだし、
次はぜひ昼間に大人数で再訪したいものだ。

【おまけ情報】
五粮液の冠がついているだけあって、もちろん五粮液の白酒もあるんだけど、
これがお高いのね。
一番安いのでも一瓶1000元代だそうだ。
(私はメニューで確認してないので、正確な値段は不明ですが。)
おとなしくビール飲んどきましたー。


■お店情報
北京四川五粮液龍爪樹賓館(六号楼中餐廳、別名「蜀縁楼中餐廳」)
北京市朝陽区小紅門路312号
010-8769-9988(内線6600、6601)
*南三環を方庄橋で降り、補路を西から東方向に進む。
 家具城を越えると小紅門路とぶつかるので、そこを右折。
 しばらくまっすぐ進み、右手に大きな「龍爪樹」の案内板を過ぎたあたりの左手。
 「四川省人民政府北京弁事処」と書かれた門からホテル内に入ります。
 6号楼は、一番奥にあるホテル棟の右手前の建物です。

<一応地図載っけときます>
P1080158.jpg



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梅菜と細切り肉のチャーハン
梅菜肉絲炒飯(mei2cai4rou4si1chao3fan4)
P1080065.jpg

【データ】とき:1月11日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:20元

春雨スープでお腹いっぱいになるなどと言いつつ、やっぱり頼んでしまった主食。
「梅菜(mei2cai4)」という高菜に似た感じの漬け物と、豚肉の細切りのチャーハンだ。

実は、渝郷人家に来れば必ず頼みたいくらいの好物なのだが、
人数が揃わないとなかなかこのチャーハンまで届かない。
この日はそこそこ人数が揃ったし、
がっつり行ってくれそうな男性陣もいたので、勇んでオーダーだ。

と言うより、男性陣から
「何か主食は頼まないんですか?」
と催促されてしまったのだ。
失礼いたしました。
「主食で締めたい」願望って、女性より男性のほうが強いのかしらね。

▼旧ブログの記事:
梅菜肉絲炒飯でポンポコリン



梅菜(高菜に似ているけど、もう少し重く漬けた感じ)という漬け物のみじん切りと、豚肉の細切り入りの炒飯。日本で言えば、高菜炒飯のイメージ。

P1080066.jpg


梅菜の塩気とご飯がペストマッチ。漬け物だけでご飯が進むくらいだから、こんな風に一緒に炒めたものがおいしくない訳がない。しかもそれに豚肉まで入っていて、これだけで完全な食事と言えないこともない。

こちらでは、実はあまりおいしいチャーハンに出会えない。本場なのだからさぞかしおいしいだろうと期待して頼むと、べちゃっとしていたり、味がなかったりで、がっかりさせられる。チャーハンにただならぬ思い入れとこだわりを持っているのは、もしかしたら日本人だけなのかも。しかも、なぜかそこらのレストランでチャーハンを頼むと、どうもマーガリンの匂いが気になって食が進まない。他の料理だと気にならないのに、なんでチャーハンだけマーガリン使うんだろう??

でも、ここのお店のこのチャーハンは、比較的さっぱりと炒めあがっていて、まずまず合格点。お米も香米(長粒米)ブレンドなので、パラリとした食感だ。そしてこの、きらきら光るつや感!

渝郷人家にはよく来るけど、たいてい2人。なかなかチャーハンまで届かない。大人数で来る機会があると、大喜びでこれを頼んでしまう。で、たまに食べるとついつい歯止めが効かなくなって、食べ過ぎちゃうのね。




さて、ここでオーダー係ayaziの告白です。
わたくしはこの日、
このチャーハンをオーダーするように割とあからさまに誘導いたしました。
同席した方、申し訳ありません。

でも、
「これ、うんまい!」
って言ってましたよね、Rさん?
北京のチャーハンにしては珍しく、つやつや炊きたて系のお米でしたよね?

美味しかったからいいですよね!?
ねっ?


▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

■お店情報
渝郷人家(聯合店)
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
010-6588-3841/3845


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担々麺
担担麺(dan1dan1mian4)
P1080062.jpg

【データ】とき:1月11日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:4元

日本で担々麺と言うと、肉みそがのっかったピリ辛ごまだれスープたっぷり麺だけれど、
本場の担々麺はちょっと趣が違う。

日本のものよりかなり小振りのお碗で出されるし、
第一スープがとても少ない。

もともと天秤棒で担いで売り歩いたことから「担担麺」の名前がある訳で、
つまりはちょっとした小腹満たしのための食べ物だから、
大ぶりのどんぶりで供されるものではなかったと想像するし、
スープをなみなみ注ぐタイプの麺だと重たくてぼて振りもできないだろうし。

ただ、本場四川省人民政府の北京出張所内にあるレストランでは、
担々麺はたぷたぷスープ麺だった。

▼過去の担担麺関連記事:
【四川省駐京弁餐廳】担担麺&酸辣粉

ありり?

さて、渝郷人家の担々麺は王道(?)を行くスープちょっぴりタイプ。
スープと言うより、底にたまったタレといったほうが正確か。

ここの担々麺は、麺が緑色なのが特徴的だ。
ほうれん草が練り込んであると昔聞いたことがあるけれど、
本当のところはどうなんだろう。

ゴマやピーナッツの風味たっぷりの割合マイルドな味付けのたれなので、
比較的食べやすい。

でもご注意あれ。
油断してズルッと吸い込むと、辛さ攻撃をいきなり喉にくらってゴフッとなる。

担々麺に「ズルッ」は禁物。
あくまで「モグモグ」。

「マイルド」も「食べやすい」も、あくまで「割合」、「比較的」ですからね。


▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

■お店情報
渝郷人家(聯合店)
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
010-6588-3841/3845


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漬け物と春雨のスープ
泡菜粉絲湯(pao4cai4fen3si1tang1)
P1080052.jpg

【データ】とき:1月11日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:15元

食卓に5人も揃えば、スープまで手が届く。
「酸っぱい漬け物はだめだけど、火を通してあれば大丈夫。」
というIさんの言に背中を押されて頼んだ一品がこれ。

好きなのだな、このスープ。

▼旧ブログの記事:
泡菜粉絲湯でポンポコリン



泡菜(pao4cai4:四川風の漬け物)と粉絲(fen3si1:中華春雨)がたっぷり入ったスープ。

P1080056.jpg

上に浮かんでいる赤い物体は、ミニトマトではなくて唐辛子。湖南料理屋でよく見かけるまん丸唐辛子だ。濃厚なスープに、ほのかな辛さと泡菜の酸っぱさ(←ここポイント!)が溶け合って、実に美味。

トムヤムクンのような甘みはないけれど、このスープのうま味+塩気+酸味のコンビネーションはクセになる。特筆すべきは、泡菜から出る酸味。これが効き過ぎると、鼻についてしまって食が進まないが、ここのはちょうどいい塩梅だ。

このメニュー、スープとは言え、中華春雨がこんなにどっさり入っている。
P1080057.jpg


なので、主食がわりとしてもOK。

中華料理でしっかりおかずを食べるから、なるべく主食は控えたい。でもおかずだけじゃ物足りない・・・という方、粉絲(中華春雨)入りのスープを頼んでみてはいかが?意外に満腹度、高いですよ。





▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

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渝郷人家(聯合店)
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
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川魚の激辛スープ煮込み
水煮魚(shui3zhu3yu2)
P1080051.jpg

【データ】とき:1月11日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:170元ほど

水煮魚はもっぱら沸騰魚郷で食べる。
沸騰魚郷の水煮魚は辛さが爽やかで、すっきりしているからだ。

▼沸騰魚郷のもの
【沸騰魚郷】水煮魚

この記事の時に食べたお魚は高級稀少魚の江団(jiang1tuan2)。

淡泊な味にもかかわらず、味わい豊かで、
身はやわらかいながらもむっちりぷるぷる
すっかりその美味しさのファンになったが、
なんでもなかなか水揚げのない稀少な極上品だそうで、かなりお高い。

お金と勇気と勢いがないと頼めないので、
次に江団ちゃんにありつけるのは、いつのことかなあ・・・。
と思っていたのだが、今回思いがけず渝郷人家でお目にかかることができた。

ふだん渝郷人家で水煮魚を頼むことはほとんどない。
たいてい二人なので、
でっかい金魚鉢みたいなサイズでやってくる水煮魚を頼んだ日には、
ほんとにそれだけしか食べられなくなってしまうのだ。
ところが、中国人女性は結構この二人で水煮魚をやってしまう人がいる。
女性二人の食卓にどっかんと巨大ボウルの水煮魚、
それに白ご飯だけもらってひたすら食べる姿は、なかなか異様なものがある。

ところで、この日水煮魚を頼んだのは、
Iさんの親しいご友人、Rさんの強いプッシュによる。
なんでも、
「ここの水煮魚は調理前にしっかり下味をつけているので、
 臭みがなくて美味い」
というのだ。
それでは、と頼んでみた次第。

実は、水煮魚は渝郷人家の看板料理でもある。
そう思って周りを見渡すと、
確かにたいていのテーブルにこのどでかいボウルが乗っている。

旧記事でも書いた通り、水煮魚は調理する魚を選ぶことができる。
この日選んだのは、前述の江団。
1斤(斤は500g)50元ほどの鯰や桂魚と比べて、
98元とほぼ倍近い値段だ。

値段に少々びびり、
「できるだけ小さいのを選んできてください。」
と店員さんにお願いしたにもかかわらず、
ビニール袋に入れられてテーブル横に運ばれてきたのは1斤7両となかなかの大物。

(こちらでは、選んだ魚をテーブルまで運んできて、
 一応オッケーをもらってから調理することになっているのだ。)

思ってたよりも大きいけれど、まあいいだろう。
ゴーサインを出す。

そしてしばらく、
こんなのとかこんなのとかこーんなのを食べている間に、
ビニール袋の中でびちびちはねていた江団が、
スライスされ唐辛子と山椒にまみれて帰ってきた。

まずは店員さんが唐辛子と山椒をすくい取ってくれる。

P1080053.jpg

こんなにいっぱい入っているのだ!

こちらには、このすくい上げた唐辛子と山椒をお持ち帰りする人もいる。
そのまま食べるのではなくて、
自宅で炒めものをする時の調味料として再利用するのだ。

唐辛子と山椒をすくい取ると、こんな風になる。
P1080055.jpg

お姿はちょっとグロ系。

さて、久しぶりの江団のお味は・・・と思っていたら、
隣のIさんから驚きとも喜びともつかぬ声が上がった。
「何これ。こんな魚食べたことない。」

そう、このやわらかめのゴムやグミみたいにむっちりと身が締まり、
それでいてぶるるんとゼラチンのようにふるえる弾力。
「全身コラーゲンみたい。」
にこにこ顔の女性陣である。

そして特筆すべきは皮の美味さ。
とろりと舌に巻きつくような冷たい(熱いんだけどね、そういうイメージなの)粘着質の皮には、
不思議な滋味が感じられる。
アンコウなんかも皮が美味いけれど、このお魚にもそれが言えるな。

もちろん魚臭さはほとんど感じられない。
江団自体あまり臭みのない魚だし、
Rさんのおっしゃる通りしっかり下味がついているせいでもあるのだろう。

おろした時に残る背骨まわりの肉や、
しっぽのところ、
それからかち割って入れてある頭の部分も忘れずにせせってほしい。
特に頭は、かまのところのふっくらお肉や、
目のまわりのぷるぷるコラーゲンゼリーなど、
実はとっても食べでがあるし、
何より美味い。

江団の頭肉は、ほんとにもう冗談ではなく全部コラーゲンみたいにふるふるだ。
食べるというより、骨に唇を当ててすする感じですらある。
ここが一番美味だからね。
お行儀なんて無視して、ねぶってせせってしゃぶりましょう。

水煮魚の必須食材、黄豆芽(huang2dou4ya2)=豆もやしもいい。
時々普通のもやしで代用しているお店もあるけれど、
それだとへなへなになってしまって、
激辛味のパンチに負けてしまう。
ここはなんと言っても、豆もやし。
ハリハリした食感と、大豆の旨味が感じられる。

1斤7両は多いかなと思ったけれど、まったくそんなことはなかった。
「2斤以上あってもよかった」
と、一人で反省してしまった注文担当であった。


▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

■お店情報
渝郷人家(聯合店)
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
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自家製おぼろ緑豆豆腐
碧浪豆花(bi4lang4dou4hua1)
P1080049.jpg

【データ】とき:1月11日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:58元

テーブル横でその場でつくる、作りたてほやほやのおぼろ豆腐。
容器に注ぎ入れる緑豆豆乳がたぷたぷと波打つ様から取ったのか、
その名も碧浪豆花(bi4lang4dou4hua1)という。
碧浪(bi4lang4)は、そのまま青い浪、
(洗剤「アリエール」の中国語名でもあるけど。もちろんこれには入ってません。)
豆花(dou4hua1)は、ゆるゆるのおぼろ豆腐のことだ。

以前は、これを頼むとみんなが驚くのが面白くて、
友人をこの店に連れてくると必ずこのメニューを頼んでいたが、
一時期メニューから消えていて、
復活してからもそのままなんとなく頼まなくなってしまっていた。

今回は久しぶりにオーダー。

この料理を注文すると、
まず蓋のついた耐熱容器と大きなやかんが運ばれてくる。
写真では取り損ねたが、耐熱容器の中には白い粉が入っている。
凝固剤だそうだ。
もちろんアリエールではありません(くどい)。

そこに熱々の緑豆豆乳をドボドボッと注ぎ入れ、
P1080047.jpg

蓋をしてしばらく置いておく。

蓋に湯気が上がり、結露してもまだまだ置いておく。
P1080048.jpg

10分くらいたつと、緑豆豆乳が凝固してふるふるのおぼろ豆腐の出来上がり。

P1080059.jpg


お碗に取り分けて、薬味を散らしてどうぞ。

P1080060.jpg


薬味とたれは四種類。
分葱、煎り大豆、刻みザーサイ、お酢。
P1080050.jpg


辛味が欲しい人は、辣油をたらり。

つるり、ふるふるのおぼろ豆腐は、
刺激たっぷりの四川料理のいい口直しになる。
お豆腐というより、プリンみたいな食感だ。

その場で作るパフォーマンス性もあるし、
一度は頼んでみてもいい料理だ。


▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

■お店情報
渝郷人家(聯合店)
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
010-6588-3841/3845


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キダチトウガラシとベビー白菜の炒めもの
小米椒娃娃菜(xiao3mi3jiao1wa2wacai4)
P1080044_1.jpg

【データ】とき:1月11日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:25元

この日食事をご一緒したのは、日本から出張でいらしたIさん。
韓国、中国などアジアの国を中心に各地を飛び回り、
出張の空き時間をフル活用してショッピングに、グルメにと精力的なスーパーウーマンだ。

今回の北京出張でも、
シャツやカシミアコートをオーダーし、
天津まで日帰りでご友人(なぜか韓国人)に会いに行き、
翌日には骨董市場を覗いて、
さらに帰国日にも空港に向かう前に麻豆腐をお持ち帰りするというパワフルさ。

はっきり言って、私の北京滞在一年分よりも密度が濃い。
服のオーダーなんて、いまだにしたことないし。
恐れ入りました。

さて、そのIさんが旧ブログの時代からずっと私のブログを読んでくださっていて、
「これが食べてみたかったんです。」
とリクエストがあった野菜がこの娃娃菜(wa2wacai4)。

娃娃菜は、「娃娃(wa2wa)=赤ちゃん」という名前のついた、
雲南あたりで作られている野菜。
ものすごくミニミニサイズの白菜みたいなので、私はベビー白菜と呼んでいる。

娃娃菜のお姿

これ、使い切りサイズなので、一人暮らしにとてもいい。
白菜って、一人だと食べきるのが大変だし、
半玉だけ買うのもカットされてるのはイヤだったりもするし、
結構買うのが難しい野菜なので、
この使い切りサイズはとても重宝だと思うのだ。

実際、私もこちらでよく買う。
こちらでは三玉セットで売られていて、3~4元程度。
もちろん普通の白菜にくらべれば割高だけど、
使い切れずに無駄にするよりはましだ。

日本でも中国野菜の専門店や地場野菜のお店などで
ぼちぼち取り扱っているところがあるみたいだけど、
ここで売ってるらしい。
 中国語と日本語が混ざった「わわさい」というヘンチキリンな名前になっている・・・むう)
普通の流通経路で売り出してもかなりいいんじゃないかと思う。

トキタ種苗という種屋さんで、
日本での栽培に適するよう品種改良したものを扱っているそうなので、
家庭菜園のある方は一度お試しあれ。
(上のお姿写真も、トキタ種苗さんのもの。)

娃娃菜は、白菜よりもやわらかくて、芯まで全部食べられる。
でも、ちょうど普通の白菜をギューッと圧縮してサイズダウンしたかのように、
旨味はみっしりと凝縮している。
甘みもあるけど、気にならない程度にほんのりと苦みもあって、
ちょっとアンディーブみたいな感じ。

この料理は、その娃娃菜を小米椒と豆チーを利かせて炒めたものだ。

小米椒(xiao3mi3jiao1)はあまりなじみがないのでネットで検索してみたら、
どうやらキダチトウガラシらしい。

キダチトウガラシのお姿

タイのプリックキーヌーや、沖縄のシマトウガラシ、
タバスコの原料種になるタバスコなんかがこの品種なんだって。

豆チーはダイズを煮てから発酵させたもので、
納豆と味噌の間みたいな風味のある調味食材。
炒めものなどに使うと独特の旨味が出る。

長々と食材の説明をしてきたけれど、
要は娃娃菜の甘みと、小米椒の辛さと、豆チーの旨味が一体化したのがこの料理なわけで、
まあ、まずいはずはないんだわさ。


▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

■お店情報
渝郷人家(聯合店)
朝陽区朝陽門外大街20号聯合大廈5階
010-6588-3841/3845


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ゆで豚肉の胡瓜巻き・すりつぶしニンニクソース
蒜泥白肉巻(suan4ni2bai2rou4juan3)
P1080035.jpg

【データ】とき:1月11日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:25元

実際のお料理と中国語名になるべく忠実にと思ったら、
やたらと長ったらしい日本語名になってしまった。

「蒜泥(suan4ni2)」は、すりおろした、またはすりつぶしたニンニクのこと。
泥が入ってる訳じゃない(もちろんだ)ので、ご安心を。

ちなみに大根おろしは「羅卜泥(luo2boni2)」で、
マッシュドポテトは「土豆泥(tu3dou4ni2)」。
変わったところでは、朱肉が「印泥(yin4ni2)」。
以上、泥をめぐるワンポイント中国語講座でした。

「白肉(bai2rou4)」は、水炊きした豚肉のことで、
「巻(juan3)」は、巻くこと、または巻いたもの。

脂身たっぷりの豚肉が気になって普段はあまり注文しないけれど、
四川料理の前菜の大定番だ。
たいていどこの四川料理レストランでも扱っている。

冷やし豚しゃぶロールってとこかな?と想像していると、
結構厚めに切ったお肉のどっしり感にびっくりすることになる。
しっかり脂身がついているので、
舌先に脂っこさが残らないでもない。

それを中和するのが胡瓜のみずみずしい青臭さと、
えらくたっぷりと惜しげもなく投入されたすりおろしニンニクだ。

このどっさりぶりは、ほとんど驚嘆に値する。
しかし、どっさり入っているからこその美味さだ。
息がにんにく臭くなるのをつゆほども恐れない人々がいてこその、
有無を言わせない力業だ。
中国人が口臭を気にしだしたら、中華の醍醐味は消えてしまうかもしれない。
洗練と美味とは、時として反比例する。


▼過去の渝郷人家関連記事:
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ダックの首肉のピリ辛煮(冷菜)
鴨脖子(ya1bo2zi)
P1080033.jpg

【データ】とき:1月6日/ところ:自宅/ねだん:おみやげなのでタダ

2003年末からしばらく北京を離れている間に、
北京にやたらと増殖した間口1間くらいの小さなスタンド風のお店がある。
鴨脖子(ya1bo2zi)を売るお店だ。

鴨脖子(ya1bo2zi)は、
ダック(鴨)の首(脖子)のところのお肉を
唐辛子、山椒、塩、油、砂糖、天然香辛料、茴香、丁字、熟成酢、チキンブイヨン、
それから各種天然生薬などなどで煮込み、冷ましたもの。
冷菜というよりは、おつまみというか、スナック扱いかな。

これは、同僚が親戚からもらったとか言って会社に持ってきた真空パックもの。
(パッケージはこんなの。)

湖北省は武漢に行った時におみやげだそうだ。
「二つもらったから一つはayaziにあげる。」
と言うので、ありがたくお裾分けしてもらった。

鴨脖子は普段あまり口にしないのだが、
たまに食べるとやはり美味しいと思う。

もともとが首まわりの肉好きだし、なんてったって麻辣味だ。
嫌いであるはずがない。

この精武人家というメーカーは、武漢で一番おいしい鴨脖子の店ということらしい。
(ネットでそういう評価があったのを読んだだけですけど。武漢の方、どうですか?)
精武人家のサイト

なんだかえらい行列になっている。
同僚の親戚もわざわざお土産に買ってくるくらいだから、
きっと現地でも人気のお店なのだろう。

武漢での評価はともかくとして、これ、ほんとに美味しい。
まず、今まで食べたどの鴨脖子より、お肉がしっかりついている。
歯を立てるとすぐ骨に到達してしまって「あれ?もう終わり?」な他のところのより、
格段に食べでがある。
むしり取っても、まだあと一むしり分ある感じだ。
かなり幸せな気分になれる。

味付けもいい。
辛すぎず、甘すぎず、ピリピリしすぎず、でも旨味はたっぷりで、
これはかなり後を引く。

真空パック一袋なんて、はっきり言ってちょろい。
あっという間に完食だ。

惜しむらくは、真空パック包装なのでどうしても「加工」ものっぽい感じになってしまうこと。
妙につるんとしてしまって、不自然。
やっぱりお店で買ったものを食べたいなあ。

とは言え、北京にいるのだからそれは無理というもの。
この際贅沢は言えない。
どなたかお知り合いで武漢に出張される方がいたら、
お土産はぜひこれでよろしく~


■お店情報
精武人家(加盟店本店)
湖北省武漢市漢口精武路附二号 精武路入り口の右手「精武路第一家」
本社代表電話:027-5150-5012、027-8579-4144


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腸詰め四川風
四川香腸(si4chuan1xiang1chang2)
P1080014.jpg

【データ】とき:1月6日/ところ:望京・銀灘酒楼(劉記馥園)/ねだん:28元

鮑ベースのうまうまスープ鍋レストラン「銀灘酒楼」のオーナー、
劉阿姨の手作り腸詰め。

中国の腸詰めは、
スカスカであまりみっちりと肉が詰まっていなかったり、
またはカッチンカッチンで歯ごたえというにはあまりにも固かったり、
はたまた妙な甘みが強すぎて正統派肉加工品好きには肩すかしだったりと、
まあ要は満足できないことが多い。

それと比べると、劉阿姨手作りのこの腸詰めは、
まあまあ私好みのみっちりさだった。

そうそう、手作りと言えば、こちらでは結構腸詰めを家庭で作る人が多い。
私の同僚Yさんのご親戚も、冬場には必ず腸詰めを作るという。
一度お裾分けをしてもらったことがあったが、
脂身が少なく、中華腸詰めにありがちな盛りだくさん香辛料が控えめで、
とてもいい味だった。

手作りする人が多いからか、
お肉屋さんによっては腸詰め用の腸を安価で分けてくれたり、
又は少しサービス料を払えば腸詰め作業をやってくれたりする。

Yさん自身も、
ここのところいい具合に冷え込んだ日が続くので、
「腸詰めでも作ってみるかな」
という気分になった。
ところが、市場のお肉屋さんに腸を求めに行ったら断られたのだという。
「肉を買わないとだめだなんて言われちゃったのよ、頭にくるったら!」
Yさんはぷりぷり怒っている。

「スーパーやデパートでないと安心できないから」
と市場ではお肉を買わない主義のYさん。
「市場のほうが、実は回転率がよくてかえって新鮮なことだってあるんだよ。」
そう旦那さんに言われたものの、
市場のお肉屋さんのお肉にはどうしても手が出なかったのだという。
うん分かるよ、その気持ち。

さて、話を劉阿姨の腸詰めに戻そう。
ごく薄くスライスして軽く火を通してあり、ほどよく油が落ちている。
脂肪のところが透き通っているのが分かるだろうか。

甘みはあるが、気にならない程度にほんのり。
塩気もそれほど強い訳ではなく、ちょうどいい塩梅だ。

お鍋の合間のちょっとした箸休めに、そしてビールのおつまみに、
最適!!


■お店情報
銀灘酒楼(劉記馥園)
朝陽区望京南湖西園117楼
010-6470-4958
(北四環路を望京橋で望京方面に曲がり、
 そのまま直進してガタガタ道をもろともせずさらに進み、
 湖光中街を越えてしばらく行くと、左手に南湖西園があります。
 入り口を入り、道なりに進んだ左手奥のやや低い建物の二階です。)
*「望京橋」を「望京西橋」にしてました。お詫びして訂正します。(1/28訂正)
P1070991.jpgP1070992.jpg

(*1/25に再訪したら、右入り口写真の「劉記馥園」の横断幕が外されてました。)

*息子さんが開店したお店で、同じ味のお鍋が楽しめます。
牛車水(Fountain)
朝陽区工体北路甲8号(城市賓館から東へ50m)
010-5120-2666/2999


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ゴマつき焼き肉まん
芝麻煎包(zhi1ma2jian1bao1)
P1070972.jpg

【データ】とき:1月4日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:10元(5個で)
*「4個」と書いてましたが、5個でしたね~。訂正

いろいろと物議をかもした北京の肉まん。
安心して食べたい向きは、レストランで注文するといいかもしれない。

ところで、「パオズ」という言い方は日本でどのくらい通用するものなんだろう。
「紙箱(餡)包子」が「段ボール肉まん」になっているところを見ると、
やっぱり一般的にはなってないんだろうなあ。
ということで、「芝麻煎包」の日本語メニュー名は
「ゴマつき焼きパオズ」ではなく、「ゴマつき焼き肉まん」としてみた。

肉餡を包んだ包子の底に白ゴマをつけ、油で焼きあげたもの。
焦げたゴマの香ばしさと、プチプチと歯先ではじける感触で心も弾む。

そのままだとちょっと脂っこいので、黒酢をもらってつけながら食べるのがオススメだ。

中味は割とよく練り込まれたキメの細かい豚肉餡。
P1070977.jpg


「湯包(tang1bao1)」ではないので、
かじってもドピュッとちりちりスープが飛び出ることはない。
安心して召し上がれ。

「(生)煎包」は、餡を包んだら蒸さずにそのまま焼き上げる。
だから出来上がるまで結構時間がかかる。
焼きの途中でお湯を注いで蒸し焼きにするので、
日本の焼き餃子の作り方とイメージが近いかもしれない。

餃子よりも厚手なので、焼き上がるまで結構時間がかかる。
上海の小楊生煎館でも、
鉄鍋に並べてから焼き上がりまで10分くらいかかっていたような・・・?

芝麻煎包は主食である。
5個セットなので一人で全部食べるのはちょっとしんどいけれど、
(↑訂正:「4個」と書いてましたが、改めて写真見たら5個ですね・・・。失礼いたしました。)
何人かで囲む食卓でなら一つ頼んでみてもいいだろう。
特に、何か主食を口にしたいけどご飯一膳は多いし、麺という気分でもない・・・
こんな気分の時に頼んでみるのにオススメだ。

テーブルを囲んだメンバーと1つずつ分け合って食べると、
お腹もそんなにふくれないし、
しかも気持ち的に食事の〆感があって落ち着く。

ご飯代わりに芝麻煎包。
いかがです?


▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

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渝郷人家(聯合店)
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骨付き鶏唐揚げの唐辛子風味
重慶辣子鶏(chong2qing4la4ziji1)
P1070969.jpg

【データ】とき:1月4日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:38元

何度か登場している辣子鶏だけど、
渝郷人家のものは今回が初めてなのでしつこくエントリー。

▼過去の辣子鶏関連記事:
【蜀渝人家】重慶辣子鶏
【四川省駐京弁餐廳】辣子鶏

以前のものは鶏肉だけだったが、今回は「小麻花(xiao3ma2hua1)」が入っていた。

P1070973.jpg


「麻花(ma2hua1)」は、こねた小麦粉をねじって揚げた中国北方のお菓子。
特に天津のものが有名だ。
ここで使われているのは「小麻花」で、ミニミニ版。

激辛の鶏肉の中にほんのり甘いお菓子。
なかなか心憎い組み合わせではないか。
単なる増量策、いや、鶏肉ケチケチ策とも言えるが。

ところで、先日中国人と一緒に辣子鶏を食べていたら、
こんなことを聞かれた。

「知ってる?辣子鶏は『在紅灯区找鶏』って言うのよ。」

くすりとした方は、なかなかの中国語使い。
もしくは「鶏」の隠語的な意味をよくご存じの遊び人さん。

「紅灯区(hong2deng1qu1)」は、いわゆる赤線地帯。
つまり、色町ですな。
「找(zhao3)」は探すという意味。
「鶏(ji1)」は娼婦を表す隠語で、
それも街頭に立って客引きをする立ちんぼさんのことを指すことが多いかな。

で、なんで「辣子鶏」が「在紅灯区找鶏」(赤線地帯で鶏を探す)かというと、
真っ赤な唐辛子の山の中からパラパラと箸先で鶏肉を探す様を、
赤い照明のついた色町で鶏=娼婦を探すとかけた言葉遊びと言う訳だ。

ちなみに、男娼のことは「鴨(ya1)」と言う。
辣子鴨というお料理は見かけないので、
赤線地帯で春をひさぐ職業の方たちを探すのは、
やっぱり男性に限ってのことなのだろうか。
ん?男娼を探すのもやっぱり男性?
あれ?男娼が探すのか?

なんて、辣子鶏を食べながらこんな妄想に走る私なのだった。

▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

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薄切り蓮根の鉄鍋炒め
干鍋藕片(gan1guo1ou3pian4)
P1070979.jpg

【データ】とき:1月4日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:35元

メニューを繰っていたら、やけに美味しそうな写真に目がとまった。
「これ、美味しそう!」
「あ、私もそれいいと思ってたんです!」
こういう風にオーダーしたい料理がビチッと合うと気持ちいい。

美味しそうな写真付きで紹介されていたのは、干鍋藕片(gan1guo1ou3pian4)。
薄切りにした蓮根を、ベーコンや唐辛子、香辛料、旨味調味料などで炒めた料理だ。

ベーコンから、燻し肉のなんとも言えないこくのある旨味が出ていて、
それが蓮根によくからんでいる。
蓮根の歯ごたえがシャキシャキしていて、小気味がいい。

干鍋(gan1guo1)は、食材をあらかじめ炒めて調理してから鉄鍋に持って供する料理。
火鍋のように汁気のある鍋物ではなく、
ほとんどがちょっと調味ダレかスープが入るくらいで汁気はほとんどない。
だから「干(gan1)」がつくのだろう。

鉄鍋ごと固形燃料のセットされた台に置かれて出されるので、なかなか迫力がある。
そのインパクトにおおーっとなったところで、
店員さんがおもむろに点火。
しばらくすると、ジュウジュウという美味しそうな音とともに湯気があがってくる。

P1070983.jpg


この湯気がまたご馳走。

お鍋が熱せられてたてるバチバチ、クツクツという美味しそうな音と、
この湯気で、食卓が一気に華やかになる。

鉄鍋の中が賑やかになってくるのを見つめていると、料理への期待も高まる。
「まだかな。もうそろそろかな。」
と箸をかまえて(実際にはさすがにしませんが)待っている時間もまた楽しいものだ。

まあ、実際のところは、
鉄鍋に盛られる前に一度ちゃんと調理されていて食材にはもう火が通っているから、
そのまま食べても別に問題はないんだけどね。
そこはまあ、やっぱり、ねえ?

ところで、干鍋系は総じて値段が高めだ。
この料理も、野菜メインの食材なのに35元。
普通、野菜ベースでちょっとお肉という構成の料理だったら、
10元代の後半か、高くても20元代。
35元はかなり高い。

固形燃料とは言え、炎と湯気の演出付きだから?
差額は演出料ってことにしておこう。


▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

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鶏肉の四川風激辛ソースがけ(よだれ鶏)
口水鶏(kou3shui3ji1)
P1070965.jpg

【データ】とき:1月4日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:28元

このブログでも何度かご紹介している口水鶏。
「口水(kou3shui3)=よだれ」が出るほど美味しい「鶏(ji1)」料理である。

▼過去の口水鶏関連記事:
・【四川省駐京弁餐廳】口水鶏

実は、渝郷人家の口水鶏は、
「水笋紅湯鶏(shui3sun3hong2tang1ji1)」という名前の水煮筍入りのものだったのだが、
最近メニューを変更して普通の口水鶏にしたらしい。

▼以前の渝郷人家の口水鶏:
【渝郷人家】水笋紅湯鶏

心なしか、
以前に比べてソースの「芝麻醤(zhi1ma2jiang4)=ごまだれ」の味が増して、
マイルドになったように思う。

でも、ゆでた鶏肉のむっちりした美味しさと、
辛いけど後を引くソースのうま味は変わらず。

よだれも変わらず流れるというものだ。

▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】


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木耳の旨味和え
美極拌木耳(mei3ji2ban4mu4er3)
P1080038.jpg

【データ】とき:1月4日/ところ:朝陽門・渝郷人家/ねだん:15元

久しぶりの渝郷人家。
一時期は社員食堂か?というくらい通ったが、
最近はすっかりご無沙汰してしまっていた。

渝郷人家は、とびっきり美味しいとまではいかないし、
むちゃむちゃ本場の味という訳でもないけれど、
何を頼んでもどれも平均的に美味しくて、安心して通える店だ。

四川料理だが、激辛でもないし、かといってもの足りないほどでもない。
やや高めの値段設定だけれど、
重慶の農家をイメージしたインテリアもまあまあ雰囲気があるし、
お皿や盛りつけには多少気を配っているけれどそんなに奇をてらってもいない。

サービスもまあまあだし、
メニューにも写真がいっぱいあって頼みやすい。
一応英語のメニュー名もあるので、
西洋人や中国語の分からない日本人がオーダーする際もハードルが低いのではないだろうか。

今回は、私も含めて4人で囲む夕食。
以前残業帰りに寄っていた時には2人だけだったので、
この人数は嬉しい限りだ。
やっぱり中華は人数が揃わないとね。

さて、まずは前菜を二品くらい・・・
「最近これがお気に入りなんだけど、いい?」
ご一緒したMさんが指さすところに写真入りで紹介されていたのがこれ。
美極拌木耳だ。

(たぶん)美極シリーズ旨味醤油ダレと刻み青唐辛子、
それからうま味調味料でキクラゲをあえたお料理。

ちなみにこれが、美極シリーズ旨味醤油ダレ(美極鮮味汁)。
P1070989.jpg

(たぶん)とか言って紹介してるし。
これがまた旨味たっぷりで、
炒めものによし、和えものによしの優れものなのだ。

最近はこれを焼きそばの仕上げにちゃちゃっと振り入れるのがお気に入り。
いつもと表情の違う焼きそばになりますよ。
オススメ。

でも、主役はなんと言ってもこの肉厚キクラゲ。
見るからにぶりんぶりんだ。
もどすとへろへろになってしまう日本のキクラゲと比べて、
このはり、このつやはどうだ!

さらに歯ごたえもしっかりあって、素晴らしい。
コリコリと言ってもおおげさでないくらい。
ほとんどミミガーのようだ。(さすがにおおげさ?)

キクラゲを馬鹿にするものではない。
これ、一度は食べる価値のある前菜だ。

▼過去の渝郷人家関連記事:
【渝郷人家】

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鮑スープの滋養鍋
鮑汁滋補火鍋(bao4zhi1zi1bu3huo3guo1)
P1080011.jpg

【データ】とき:1月6日/ところ:望京・銀灘酒楼(劉記馥園)/ねだん:全部で180元ほど

(【銀灘酒楼(劉記馥園)】鮑汁滋補火鍋(一)からの続きです。)

そうこうしているうちに、お鍋が沸いた。
そこからひとすくいして、まずはオリジナル味のスープを賞味。
濃厚だけれど決してくどくはなく、天然の甘みを感じる。

二杯目はセロリのみじん切りを入れて。
P1080005.jpg


爽やか。

さて、本日の具は・・・

(左)豌豆苗(wan1dou4miao2)エンドウ豆の穂先:18元/
   霊芝菌(ling2zhi1jun1)マンネンタケ:20元
(右)竹[草冠+孫]菌(zhu2sun3jun1)キヌガサダケ:30元/山薬(shan1yao4)山芋:12元

P1080002.jpgP1080006.jpg


霊芝菌は、いわゆる霊芝、つまりサルノコシカケ。
塩漬けにされていて、ぬめりがありつるんとしている。

P1080004.jpg


キヌガサダケはしょりしょりしているというか、不思議な食感。
P1080013.jpg


山芋は相変わらず最高。
ぬめぬめした舌触りと、ほどよく残ったシャキシャキ感。
でもほくほくしていて、しかも芋の甘みも味わえる。
まだお鍋に山芋を入れたことのない方、ぜひ試してみて!

猪肉連藕丸子(zhu1rou4lian2ou3wan2zi)蓮根入り豚肉団子:28元
P1080024.jpg


冷凍ではなく、その場で作る。
こんな風にお碗に生地の状態で持ってきて、
P1080015.jpg

係の店員さんがその場でお団子にしてスープに投入。
P1080016.jpg


あっという間に生地がお団子になって、白濁スープの中に消えていく。
P1080020.jpg

P1080021.jpg

P1080022.jpg

P1080023.jpg


その間にもきのこを食べ続けるayaziの手の動きに注目!
だはは。

火が通った頃を見計らって、大きなジャーレンですくい上げてくれる。
あ、書き忘れていたけど、
ここのお店はお鍋のお世話は店員さんが全部やってくれる。
食べる具の順番(キノコ→お肉系の具材→青物→主食となる)、
さらに食べ頃までぜーんぶお任せ。
鍋奉行さんには物足りないかも?

P1080026.jpg


これがこの日最大のヒット。
ふんわりやわらかな豚肉の生地に、シャキシャキとした蓮根のコロコロ。
そこに滋養たっぷりの濃厚スープがしみしみと来ては、
もう唸るしかない。

お鍋の部の最後は、青物で。
豌豆苗をいただく。
P1080027.jpg


ここまで来たら、残すは主食の部である。

「何か主食はどうですか?」
「何があるの?」
「雲呑とか、餃子とか・・・」
「あ、餃子ね。餃子にしよう!」
ということで、餃子に決定。

水餃(shui3jiao3):10元
P1080028.jpg


韮菜猪肉ときのこを4つずつ。
注文があってから包んでくれる。
ひだの大きめなのがニラで、細かいのがきのこだ。
細やかな心遣い。

きのこや肉団子、それに野菜の旨味も加わって
ますます美味しさを増したスープでくつくつ。
P1080029.jpg


ちゃんと2個ずつ取り分けてくれた。
P1080030.jpg


ニラの青臭さがかえって新鮮。
きのこは旨味爆発。
P1080031.jpgP1080032.jpg

相変わらずの歯形写真で失礼!

スープもたっぷり飲んだし、具材もしこたま食べたし、
ああもう本当に満腹、満腹。
満足、満足。


■お店情報
銀灘酒楼(劉記馥園)
朝陽区望京南湖西園117楼
010-6470-4958
(北四環路を望京橋で望京方面に曲がり、
 そのまま直進してガタガタ道をもろともせずさらに進み、
 湖光中街を越えてしばらく行くと、左手に南湖西園があります。
 入り口を入り、道なりに進んだ左手奥のやや低い建物の二階です。)
*「望京橋」を「望京西橋」にしてました。お詫びして訂正します。(1/28訂正)
P1070991.jpgP1070992.jpg

(*1/25に再訪したら、右入り口写真の「劉記馥園」の横断幕が外されてました。)

*息子さんが開店したお店で、同じ味のお鍋が楽しめます。
牛車水(Fountain)
朝陽区工体北路甲8号(城市賓館から東へ50m)
010-5120-2666/2999


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鮑スープの滋養鍋
鮑汁滋補火鍋(bao4zhi1zi1bu3huo3guo1)
P1070998.jpg

【データ】とき:1月6日/ところ:望京・銀灘酒楼(劉記馥園)/ねだん:全部で180元ほど

1月2日に韓国風激辛たこ鍋に化けてしまったのは、このお鍋。
銀灘酒楼の鮑汁滋補火鍋(bao4zhi1zi1bu3huo3guo1)だ。

以前にも何度か行ったことがあり、前のブログでも紹介したことがある。

▼旧ブログの関連記事:
「キノコ鍋でポンポコリン」

このお店、ものすごく分かりにくいところにある。
そもそも望京自体が非常に方向感覚を失いやすい街作りになっているため、
自分がどこにいるかよく分からなくなってしまう上に、
南湖西園という本当に普通の住宅街の中にあって、
大通りからも見えない。

自力でたどり着くのはちょっと難しいと思うので、
行ったことのある人と一緒に行くことをオススメする。

しかも、さらに紛らわしいことにお店の名前が最近変わってしまった。
もともとは銀灘酒楼だったのが、登記の関係で正式名を劉記馥園に変更。
お店の看板もこうなっている。
P1070992.jpg


ただ、ビル外壁の店名はもとの銀灘酒楼のまま。
P1070991.jpg


紛らわしいことこの上ない。

ところで、ここのお鍋は実は「キノコ鍋」を謳っている訳ではないのだが、
いつもどっさりキノコを入れて食べるので、
私の中ではすっかり「キノコ鍋」という位置づけになってしまった。

中国人の間では、鮑の薄切りをしゃぶしゃぶして食べる
「鮑魚火鍋(bao4yu2huo3guo1)」として知名度があるようだが、
実はこのお鍋の白眉はスープ自体に他ならない。

「鮑汁(bao4zhi1)」と名の付くところからも分かる通り、
このお鍋のスープは、鮑ベース。
他にも、ダック、鶏、豚の骨、生薬で24時間くつくつと煮込んだものだ。

P1070997.jpg

棗やクコも浮かんでいる。

スープは毎日大鍋で二つ、一つは昼から、もう一つは夜から煮込み始める。
昼の営業用スープは前日の昼から、
夜のスープは前日の夜から煮込んだものという訳だ。

ところで、四川の火鍋と言えば、真っ赤っかの激辛スープが普通なのに、
ここのは白濁したお出汁たっぷり系。

聞けば、このスープはお店の女主人、
劉阿姨が自宅で作るお手製の鍋がベースになっているのだという。
(ここの店員さんたちは、ご主人劉さんのことを親しみを込めて「阿姨」と呼ぶ。
 「阿姨(a1yu2a1yi2)は、「おばちゃん」とか「お姉ちゃん」。)
*「阿姨」の発音をタイプミスしていました。正しくは「a1yi2」です。そそっかしい病、爆発。
お詫びして訂正いたします。(2010/2/23訂正)


なるほど、確かに家庭料理らしいあたたかみが感じられるやさしい味だ。
「滋補(zi1bu3)」と名前がつく通り、
劉阿姨が家族の健康を思いやって作ったスープなのだなあ、きっと。

劉阿姨はスープの水にもこだわる。
スープに使われる水は、北京の郊外にある譚柘寺の近くの水だ。

譚柘寺は、北京門頭溝区にある316年創建の古刹。
「先有潭柘,后有幽州(先に譚柘寺が有り、後に北京城有り)」
と言われるように、北京という街が出来る前からある歴史ある仏教寺院である。

「劉阿姨がいろいろ飲んでみて、譚柘寺のお水が美味しいと思ったんですか?」
と店員さんに聞いてみると、
「いいえ、阿姨は仏教徒ですから。」

なるほど。
美味しいだけではなく、霊験もあらたかなスープという訳か。

お店に入ってお鍋を注文すると、
あれよあれよという間に鍋セットが運ばれてくる。

鍋底(guo1di3)ベースのスープ:48元/醤(jiang4)たれ:10元
P1070993.jpg


薬味やちょっとしたおつまみも。
P1070999.jpgP1080003.jpg


たれはピリ辛の海鮮ダレと、ちょっと甘めのお醤油ダレ。
辛いのがお好みの方は、唐辛子の輪切りをパッパッと入れてどうぞ。

まずはこの鮑汁でつくったお粥で食欲増進。
P1080009.jpg


セロリのみじん切り入りで、とてもさわやか。
旨味たっぷりのお粥は、正直なところこれだけ食べても十分幸せになれる。

*****

あまりに長くなりそうなので、続きはまた次のエントリーで。
(【銀灘酒楼(劉記馥園)】鮑汁滋補火鍋(二)に続きます。)


■お店情報
銀灘酒楼(劉記馥園)
朝陽区望京南湖西園117楼
010-6470-4958
(北四環路を望京橋で望京方面に曲がり、
 そのまま直進してガタガタ道をもろともせずさらに進み、
 湖光中街を越えてしばらく行くと、左手に南湖西園があります。
 入り口を入り、道なりに進んだ左手奥のやや低い建物の二階です。)
*「望京橋」を「望京西橋」にしてました。お詫びして訂正します。(1/28訂正)
P1070991.jpgP1070992.jpg

(*1/25に再訪したら、右入り口写真の「劉記馥園」の横断幕が外されてました。)

*息子さんが開店したお店で、同じ味のお鍋が楽しめます。
牛車水(Fountain)
朝陽区工体北路甲8号(城市賓館から東へ50m)
010-5120-2666/2999


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韓国風たこ鍋
章魚火鍋(zhang1yu2huo3guo1)
P1070911.jpg

【データ】とき:1月2日/ところ:望京新城・オデガム(Odaegam)/ねだん:60元くらい?

*オデガム、残念なことに閉店してしまいました。
 現在は同じ住所で焼き肉屋さんが営業中とのこと。
 じゃすみんさん、情報ありがとうございました!
 (2008/10/31附記)


ずっと行きたいきのこ鍋屋があって、望京まで行った。
年明け、1月2日の昼のことである。

ところが、ようやく機会を作ってはるばる行ったというのに、
なんとお店は超満員。
女性オーナーは
「今日はだめね。また別の日にいらっしゃいな。」
とつれない言葉。

それもそのはず、お正月休みで家族連ればかり。
「席、当分空かないと思うわよ。」

仕方ない。
来たタイミングが悪かった。
あきらめて再度チャレンジすることにして、後ろ髪を引かれつつお店を後にした。

で、鍋つながりでやって来たのが、
この韓国風海鮮鍋屋のオデガムだ。

望京あたりは、北京でも有名なコリアン・タウンで、
特にこの店のある望京新城は
住民がほとんど韓国系ではないかと思うほどコリアン度が高い。

全州館、韓村仙農湯、そしてこのオデガムと、
韓国料理のレストラン、韓国食材が並ぶスーパー、テコンドー教室が軒を連ねる。
それどころか、すれ違う人すれ違う人、みんながコリアンスピーカーだ。

オデガムはイカ料理がメインらしく、
お店のシンボルマークにもイカがあしらわれている。

後で検索したら、ソウルでも明洞などに支店をかまえる人気店らしい。

▼オデガムの紹介記事:
韓国旅行「コネスト」

例えばこんなお料理が名物みたい(店員さんにすすめられた)。

P1070907.jpgP1070908.jpg


ご飯が入っているかのように見えるが、中味は野菜のみじん切り。
お味は、薄めのイカめし味だけど、胡椒がかなり利いている。
一度炒めてあるのかしらね。

でも、お目当てはたこ鍋である。

たこ鍋については旧ブログでも記事にしているので、
そちらからちょっと引用しよう。

▼旧ブログの関連記事:
「章魚火鍋でポンポコリン」



たこ鍋である。生きたままのチビッコたこ君3匹(今回は1匹)を、白菜、葱、にら、春菊、トック、春雨といった具と一緒に浅い鉄鍋でぐつぐつ煮込む。

P1070905.jpg


テーブルに運ばれてきた時にはまだ完全体のたこ君たち。お姉さんにキッチンばさみでジョキジョキされて、ブツ切り状態に。(今回は煮立ってからジョッキンでした。記憶違い?)

P1070913.jpg


ガラスのフタをして点火。ぐにゅぐにゅと熱さに踊り狂う元たこ君たち・・・。ガラスのフタに貼り付いて熱さから逃げようと(?)する努力もむなしく、やがてくるくると丸まっていく。お姉さんがさっと鍋をかき回せば、あーら不思議の唐辛子マジック。たちまちおつゆが赤く染まって、アツアツ唐辛子たこ鍋の出来上がり。

P1070922.jpg


たこはさすがに新鮮。プリプリと歯ごたえに、「おお!たこじゃん!」と懐かしさに感無量。北京ではあまりたこに出会えないのだ。あんまり煮込みすぎていないので、たこ本来の甘みもちゃんと残っている。

P1070923.jpg


それにスープがなんとも言えずうまかった。具をすっかり食べきってしまってからも、いつまでも長~い韓国式鉄スプーンで未練たらしくすくって飲み続ける始末。




今回もまた、未練がましくスープを飲み続けてしまった。
はあ、韓国系のお鍋のスープって、どうしてこんなに後を引くんだろ。

本当なら、残ったスープにご飯を投入して韓国風おじやにして食べると最高!
なのはよく分かっていたのだけれど、
さすがに二人では無理だった・・・


■お店情報
オデガム
朝陽区望京新城423棟2階(韓国城/KFC2階)
010-8471-1077
*KFC横の階段を上って、コリアンレストラン回廊の奥のほう。
 中国語の店名表示はないので、このロゴとシンボルマークを目印に探してください。
 P1070984.jpg

 中国語は通じますのでご安心を。

*オデガム、残念なことに閉店してしまいました。
 現在は同じ住所で焼き肉屋さんが営業中とのこと。
 じゃすみんさん、情報ありがとうございました!
 (2008/10/31附記)



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刀削麺
刀削麺(dao1shao1mian4)
P1070891.jpg

【データ】とき:12月28日/ところ:望京・老隣居/ねだん:10元

老隣居は山東料理ベースのレストランだが、
実は刀削麺が美味しい。

しこしこと腰があり、喉ごしもなめらか。
山西麺の専門店にも負けないなかなかの刀削麺が味わえる。

いくつか餡があるが、
今回は「西紅柿鶏蛋(xi1hong2shi4ji1dan4)=トマトと卵」にした。

まずはあんかけの餡をかけて。
P1070892.jpg


さらに[朶リ]椒魚頭の葱と漬け唐辛子をのせてみた。
P1070893.jpg


菠菜[火倉]毛蛤のほうれん草ものせてみた。
P1070894.jpg


むふ。

「そう言えば、あれ、あるかな・・・」
「あれって?」
「前に頼んでくれた黒酢とラー油が一緒になったみたいなやつ。」
「ああ、醋調和ね!」
「そうそう!」

S氏が店員さんを呼び止めて聞いてくれる。

「醋調和(cu4tiao2huo)はありますか?」
「?」

山西麺の友、醋調和までは置いていなかったようである。
▼醋調和についてはこちらをどうぞ。
【晋陽双来飯庄】山西麺

「でも、唐辛子を刻んで醤油に入れたものならありますよ。」
「それいいね!持ってきて!」

(記憶ではなぜか「青唐辛子」になっていて、堂々と「青唐辛子」って書いてたけど、
 今写真見たら「赤」でした。こっそり訂正しときました<汗汗)


それがこれ。
P1070895.jpg

秘密兵器入手。
醤油の中に放り入れられた刻み立ての唐辛子の香りがよく立っている。

慎重に唐辛子はよけてお醤油だけすくい、ちょろりとたらして混ぜてみた。
P1070896.jpg


ぬはー。
刻み唐辛子醤油のおかげで味がきゅきゅっとひきしまった。
これはいい。
刻み立ての唐辛子の青臭さが、
朝露を含んだみずみずしい夏野菜みたいでなんともすがすがしい。

つるつるとしたのどごしのよさも相まって、あっと言う間にたいらげてしまった。
結局この日もはち切れそうなお腹を抱えてお店を後にしたのであった。


■お店情報
老隣居
望京湖光中街9号
010-8472-3249
*広順北大街と湖光中街の交差点を西方向へ行って右手。
  ガソリンスタンドの東側にあります。


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魚の頭の叩き唐辛子蒸し
[朶リ]椒魚頭(duo4jiao1yu2tou)
P1070887.jpg

【データ】とき:12月28日/ところ:望京・老隣居/ねだん:78元

ローストグースの他にもう一つ、あるかどうか確認をとった料理、
それがこの[朶リ]椒魚頭。
湖南地方の名物料理だ。

この店の人気メニューで、遅い時間になると売り切れてしまう。
S氏がその友人の台湾人と何度かこの店に来ているが、
いつも売り切れでその台湾人はついぞ味わったことがないのだという。

「[朶リ](duo4)」は、「細かく切る、叩く」という意味。
「椒(jiao1)」はこの場合、「泡椒(pao4jiao1)=塩漬けにした唐辛子」のことだ。

「泡椒(pao4jiao1)」と言う場合は、漬け込む唐辛子は赤唐辛子。
普通「[朶リ]椒」と言えば、使っているのは「泡椒」、つまり赤唐辛子だ。
じゃあ青唐辛子版は?というと、「醤椒(jiang4jiao1)」という別の名前で呼ばれる。

▼旧ブログの醤椒関連記事:
「岳麓山屋・湖南菜でポンポコリン~醤椒蒸魚頭篇」

「魚頭(yu2tou)」は文字通り魚の頭だが、
たいていの場合「大雄魚(da4xiong2yu2)」=コクレン(黒連)を使う。
コクレンは中国語で「胖頭魚(pang4tou2yu2)=頭の太った魚」という別名があるくらい、
身体に比して頭部が異常に大きな魚だ。

▼コクレンについてはこちらをどうぞ。
がばりと大口のコクレン(ちょっとグロイ・・・)

さて、この[朶リ]椒魚頭は、
その太っちょ頭魚の頭を中華包丁でドガッとまっぷたつに割ったものを使う。

P1070886.jpg


「え~、頭だけ~?食べるとこないじゃん。」
なんて思うなかれ。

太っちょ頭と名のつくだけあって、かなり身がしっかりついている。

P1070888.jpg


かまのところのふっくらとやわらかい身もいいし、
骨際のゼラチン質のぷるぷるもまたいい。

そのぷるぷるをほおばりながら、ふと思いついてS氏に聞いてみた。

「ねえねえ、このゼリーみたいなところの感触、中国語で何って言うの?」
「うーん、『果凍(guo3dong4)=ゼリーみたいな』かなあ。」
「だからあ、なんとかみたいなっていう言い方じゃなくて、
 擬態語で何かないの?
 日本語だと『ぷるぷる』とか、『ぷるんぷるん』とかいろいろあるんだけど。」
「・・・」

S氏は考え込む。

「中国語は擬声語とか擬態語があんまりなくて、訳す時に困るのよね。」

普段から、「ぷるん」だの「つるん」だの「もっちり」に悩まされている私はなおも食い下がる。
ややあって、S氏が言った。

「あるある!『[口荅] 児[口荅]児(da1erda1er)ってのは?』

[口荅](da1)はかたい物がぶつかって出る軽くて短い音で、
「たったっ」とか「ぱっぱっ」だそうだ。
うーん、やっぱり違うような気がするけど?

ところで肝心の魚の味だが、とても淡泊で食べやすい。
しっかりと漬かってやや酸味を帯びた唐辛子のせいで、
臭みもほとんど感じない。

でも、いい気になって食べ続けていると、
翌朝叩き唐辛子の威力を思い知ることになるのでご用心のほどを。


■お店情報
老隣居
望京湖光中街9号
010-8472-3249
*広順北大街と湖光中街の交差点を西方向へ行って右手。
  ガソリンスタンドの東側にあります。


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ほうれん草と赤貝の和えもの
菠菜[火倉]毛蛤(bo1cai4qiang4mao2ha1)
P1070883.jpg

【データ】とき:12月28日/ところ:望京・老隣居/ねだん:16元

以前このお店でよく頼んでいた前菜。
ゆでたほうれん草と赤貝を、黒酢を利かせた調味料で和えてある。
黒酢のさっぱりとした酸味が爽やかで、
知らず知らずのうちに箸が伸びる。

このあたりでは、貝類を和えものに使うのはとても珍しい。
山東省あたりの料理なんだろうか、
それとももっと南のほうの料理だろうか。
いずれにしても実は貝好きな私にはうれしい料理だ。

美味しい貝がたくさんある日本でなら、もっと美味しく出来るだろう。
貝の種類、青菜の種類を変えて、いろんなヴァージョンを楽しめそうだ。

ところで、「毛蛤(mao2ha1)」は、赤貝だそう。
(「だそうっ」て、食べて分からないのか?と言われそうだけど・・・)
この「蛤」の字をなんと読むかが、なんとも悩ましいところ。

「蛤」には二つ読み方があって、
一つは「ge2」、もう一つは「ha2」。
ハマグリの時には、「蛤蜊(ge2li2)」で「ge2」、
ヒキガエルの時には、「蛤蟆(ha2ma)」で「ha2」となる。

なるほど貝の時には「ha2」で、
カエルの時には「ha2」ね。

だからこの「毛蛤」は、「mao2ge2」となるはずなのだが、
このお店の店員さんは例外なく「mao2ha1」と発音するし、
一緒に行ったS氏も「mao2ha1」と読んだ。
「ge2」と読まないどころか、声調まで変わって一声だ。
うーむ、ナゾだ。


■お店情報
老隣居
望京湖光中街9号
010-8472-3249
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セロリと乾燥むき海老の前菜
西芹[火倉]海米(xi1qin2qiang4hai3mi3)
P1070881.jpg

【データ】とき:12月28日/ところ:望京・老隣居/ねだん:14元

ローストグースが割としっかりした甘めの味付けなので、
前菜にはさっぱりしたものをと思って選んだのがこれ。

「西芹(xi1qin2)=セロリ」と「海米(hai3mi3)=乾燥したむき海老」を和えたもの。
[火倉](qiang4)は、さっとゆでてから和える調理法のことだ。

乾燥したむき海老から出る海鮮の旨味と、
しょうがのみじん切りから来る爽やかさがよく合っている。
セロリのクセのある青臭い味も清々しい。
シャキシャキとした歯触りの楽しさも見逃せないポイントだ。

ところで、同じ乾燥した海老でも、海米はむき身のほう。
むいた後の皮はどうなるかというと、これもちゃんと食用される。
それが「蝦皮(xia1pi2)」だ。
割とお高い海米と違って、蝦皮はとてもお求めやすい価格。
それでいてちゃんと蝦の旨味が出るので、
自分で買うときはもっぱらこちら専門だ。

ちょっと水にさらして塩気とアクを抜き、
炒めものやスープに入れると、
お手軽に海の風味を感じられて重宝する。

お高い海米もいいけれど、蝦皮のコストパフォーマンスは見逃せない。
お買い得ですよ!


■お店情報
老隣居
望京湖光中街9号
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ローストグース
深井焼鵝(shen1jing3shao1e2)
P1070878.jpg

【データ】とき:12月28日/ところ:望京・老隣居/ねだん:36元

香港でローストグースを食べた時に、
「うーん、ここよりあの店のほうが美味しいね・・・」
と話題に上っていた店がある。

「これはパサパサしているけど、あっちのはしっとりしてるよ。
 北京に帰ったら食べに行こう。」

以来すっかりローストグースのことは忘れていたが、
ある日、S氏と何か食べようという話になって、
いろいろ候補を出した後でふと思いつき、
「ローストグースはどう?」
と言ってみた。

すると、
「おお!それにしよう!」
と即決。
「ずっと食べたいと思ってたんだよ!」
そうS氏に言わしめるローストグースは、望京にある「老隣居」という店のものだ。

「老隣居」(lao3lin2ju1)は、
ロックバンドのマネージャーにして美術評論家兼画廊経営者の
黄燎原氏が経営者に名を連ねるレストランだ。

山東料理をベースにはしているが、
広東、湖南、山西あたりの名物料理も提供するという
節操のない、いや柔軟性に富んだお店だ。

花家地に住んでいた頃にはよく通ったが、
引っ越した今は家から遠くなってしまったのと、
改装されてスタイリッシュなインテリアになり居心地が悪くなったのとで、
なんとなく足が遠のいていた。
あんまりオシャレだと、何て言うか、お尻の座りが悪いのよね。

今回はローストグース恋しさに久々の訪問だ。
まずはローストグースがあるかどうか確認。

「ローストグース、まだある?」
「ありますよ。」

ほっと一安心。
はるばるタクシーを飛ばしてやって来て、
お目当ての料理がないとあっては目も当てられないからね。

それならとテーブルについて、深井焼鵝(shen1jing3shao1e2)を注文する。

料理の前についている「深井」は地名ではなく、ローストする方法を示すもの。
地面に井戸のような穴を掘り、
下に木炭を重ね、穴の口のところに鉄の棒をわたしてグースをつり下げる。
この穴の周囲は風を通さない密閉度の高い泥土なので、
火がまんべんなく行き渡り、
上質のローストグースが出来るのだという。
もちろん、このお店で地面に掘った穴で焼いているという訳ではないだろうが、
これに類似した方法でローストしているんだろう、きっと。

余談になるが、
ローストグースを待っている間、ふと甘ったるい匂いが鼻についた。
「整髪料?それにしては甘いな・・・」
そう思って、思い出した。
空気清浄剤だ。
このお店、飲食店でありながら甘ったるい空気清浄剤を使っているのだ。
そうだったそうだった。
この匂いも遠ざかっていた理由の一つ。

「この匂い、食べ物の匂いに響きますよ。やめたほうがいいですよ。」
一応文句を言う。
「ご意見ありがとうございます。」
ふふん。
慇懃だけど、きっとマネージャーにも言わないんだろうなあ。
前に来てから2年くらい経つけど、まだ止めてないし。
こういうところ、飲食店なのに鈍感だよな。

ぶつぶつ文句を言ってたら、お目当てのグースちゃんがやって来た。
P1070877.jpg


このつややかさ。
むっちりと脂身のついたお肉が、しっとり焼き上げられてジューシーだ。

P1070882.jpg


がっちりとして歯を立てないとかみ切れなかった香港グースと比べると、
このしっとりさは特筆もの。
グースのお肉は骨からの肉離れがあまりよくないが、このくらいなら許容範囲だ。

それにコリコリとした軟骨がまたいい。
軟骨好きにはたまらない。

「やっぱりこっちのほうが美味いだろう?」
「うん。」

異論なし。
グースをもきゅもきゅと噛みしだきながら、こくりと頷いた私だった。

ところで、ローストグースの他に実はもう一つ
あるかどうかを確認していた人気メニューがあるのだが、
それはまた別のエントリーで


■お店情報
老隣居
望京湖光中街9号
010-8472-3249
*広順北大街と湖光中街の交差点を西方向へ行って右手。
  ガソリンスタンドの東側にあります。


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串焼き
烤串(kao3chuan4)
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【データ】とき:12月24日/ところ:麦子店・翰城焼烤串王/ねだん:1~6元

私の住んでいるマンションのすぐたもとにある串焼き屋、翰城焼烤串王。
朝鮮族系の中国人がやっているお店で、
ボロイしお世辞にも清潔とは言えないが、
24時間営業ということもあって実は隠れた人気店だ。

店内は中国の汽車の「硬座(ying4zuo4)=二等座席」みたいなボックスシートになっていて、
それがまたなんとも懐かしさをそそる。

ここは極めておっさん度の高い店だ。
何度か足を踏み入れているが、
まず例外なく、瓶から直接ビールを飲み、
口角泡を飛ばし酔いを含んだ大声でしゃべるおっさんたちに遭遇する。

そのおっさんたちのお目当てはこの串焼きである。

朝鮮系らしく、串はステンレス。
ちなみにテーブルも食器もステンレス。
朝鮮半島の方たちって、どうしてこんなにステンレスが好きなんだろ?

この日頼んだのは、
羊肉(yang2rou4)、鶏珍(ji1zhen2)=砂肝、鶏脆骨(ji1cui4gu3)=軟骨、
それに烤饅頭(kao3man2tou)=焼きマントウ。
羊肉は1元、鶏珍が4元、鶏脆骨が6元、饅頭は1元だったと思う(確か)。

いずれにしても、とても安価だ。

唐辛子をふんだんに振りかけてあり、味付けはかなり辛め。
でも、頼めば加減してくれる。

お肉の串焼きもいいが、主食がわりのマントウを焼いたのもいい。

P1070870.jpg


クミンの風味を利かせてちょいっと油をまわしたくらいで焼くと、
マントウの甘みが引き立って美味なのだが、
残念ながらここのは余計な味がつきすぎていた。
それに塩辛すぎ。

このお店、朝鮮系だけあって店員さんは総じて人当たりがよい。
みんな素朴な感じで好感が持てる。
何か頼んでも、嫌な顔をしない。

お店のメニューも、朝鮮系だけあってビビンバやチゲなども一通り揃っていて、
最後のシメを食べるのも便利だ。

清潔度の点から言うとあんまりオススメできないけれど、
場末のディープなおっさんムードの中でシシカバブが味わいたいという向きには、
なかなか面白いかもしれない。

少なくとも、道ばたのシシカバブ屋台よりはましだ。


■お店情報
翰城焼烤串王
朝陽公園西路と農展北路がぶつかるT字路の南角にあります。


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蟹のほぐし身入り小籠包
蟹粉小籠包(xie4fen3xiao3long2bao1)
P1070863.jpg

【データ】とき:12月22日/ところ:上海・王家沙/ねだん:10元(4個)

王家沙では小籠包も売っている。
しかも「蟹粉(xie4fen3)=蟹のほぐし身」入りの豪華版だ。

「豪華版だ」なんて書いていると喜んでいるように思えるかもしれないが、
実はそんなでもない。

蟹自体にそれほど大きな興味がない上に、
正直なところ、
小籠包は蟹が入っていないほうが美味しいのではないかと思っているのだ。

お肉の旨味とスープで十分に美味しいので、
蟹が入るとトゥーマッチというか、あの海鮮の旨味を余計に感じてしまう。

蟹粉自体が嫌いなのではない。
蟹粉豆腐は好物なのだから。

とかなんとかブツブツ言っているが、
とにもかくにも食べてみないことには何も語れないので、
がぶっと行ってみる。

P1070864.jpg


レンゲにたちまち広がるあつあつ肉汁。
スープたっぷりの湯包(tang1bao1)だ。

美味しいよ。
美味しいんだよ。

でもやっぱり、蟹の分だけ濃厚さが気になって、
二つめには箸が伸びなかった。

ところで、同席したクライアントの社員さん(中国人女性)の小籠包の食べ方は、
さすがに年期を感じさせるものだった。

小籠包を箸でつまんでレンゲにのせるところまでは私と同じだが、
その後が違った。

まず歯でちょこっと(この「ちょこっと」がミソ)かじって穴を開け、
おもむろに小籠包をひっくり返し、
中のスープをレンゲに出してしまうのだ。

なるほど、確かにこれならレンゲの中でスープがほどよく冷めて火傷しないし、
スープなしなら小籠包自体もそれほどの熱さではない。

ただまあ、
「アッッツッ」
と火傷覚悟で一気食いして、
美味さと熱さの天国と地獄を同時に味わうところに小籠包の醍醐味はあるのだからして、
かたくなにそう思う私はやっぱり「がぶりと一気→熱さに身もだえ派」なんだけどね。


■お店情報
王家沙
上海市南京西路805号(石門一路の近く)
021-6253-0404
*「上海ナビ」でかなり詳細に紹介されています。
「上海ナビ」の王家沙紹介記事


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特大煮込みチャーシュー麺
燜肉湯麺(men4rou4tang1mian4)
P1070861.jpg

【データ】とき:12月22日/ところ:上海・王家沙/ねだん:8元

滅多にない地方出張で、上海に行ってきた。
実に一年ぶりの出張である。

上海と言えば、9月に決行した酒徒さんと歩く「上海食い倒れ紀行」
新たな食の境地が開けた土地。

食い倒れ隊隊長の酒徒さんが広州に食い倒れ拠点を移された今、
(いや別に、食い倒れるために広州にいらっしゃる訳じゃないですけどね。)
単独行動となる今回、食い倒れ隊員の真価が問われるというものだ。

▼酒徒さんの広州喰らい尽くしの記録
吃尽天下@広州
(中国在住のみなさまに朗報!新ブログになってアクセス可能になりました!
 って、一番喜んでいるのは私?)

と、大風呂敷を広げてはみたものの、
結果から言えばまったくのヘタレ紀行に終わった。

攻められたのは前回行った小楊生煎館と、
前回は未踏の王家沙。
それも出張の仕事先から目と鼻の先にあったから行けたというだけの、
なんとも情けない結果となったのだ。

「出張しに行ったんじゃなかったのか?」
というしごくもっともなご指摘もあろうかとは思いますが・・・
いや、ちゃんとオシゴトもしましたよ。
もぐもぐ。(<咀嚼音ではなく、言い訳音。)

で、今回の食い倒れ紀行(<だから違うって)の数少ない収穫の一つがこの燜肉湯麺だ。

一日たっぷりオシゴトをご一緒したクライアントさんに
「お夕飯を一緒にいかがですか?」
と誘われて、
「よろしいんですか?」
と返事してよくよく聞いてみれば、
そこはまさに私が行こうと思っていた王家沙。
「私もそこに行こうと思ってたんです!」
こうして、クライアントさんとともに王家沙へとやって来たのだった。

王家沙は、上海庶民に愛される町の食堂。
いつ中をのぞいても、たくさんの上海っ子で賑わっている。

一番庶民的という一階は、
担々麺や雪菜肉絲麺などの麺類や、小籠包などの点心を中心にした品揃えだ。

私が頼んだのは燜肉湯麺(men4rou4tang1mian4)
「燜(men4)」はとろ火でじっくり煮込むことなので、
要は煮込んだお肉がのっかった汁麺である。

この肉がまた巨大である。
改めて目の前にすると、絶句するほどデカイ。

え?お肉がよく見えない?
ではお肉大フィーチャーでどうぞ。
P1070862.jpg


圧倒される。

脂身もたっぷりついていて、もたれそうな見かけだが、
意外や意外。
食べてみると見た目よりかなりさっぱりしている。
それに、よく煮込まれて、箸でも切り分けられるくらいのやわらかさだ。

スープもやや甘じょっぱい嫌いはあるけれど、許容範囲。
日本人にはなじみのあるやさしい味付けで食べやすい。

それにしても、上海の麺ってどうしてこんなに麺が長いんだろ。
たぐりよせてもたぐりよせても、
吸い込んでも吸い込んでも、
麺の終わりの「ちゅるるん」にたどり着かない。
それにつるつる滑る中国のお箸でこの麺をたぐるのは至難の業だ。

上海で汁麺を食べる時には、なかなかに根気が必要なのだった。


■お店情報
王家沙
上海市南京西路805号(石門一路の近く)
021-6253-0404
*「上海ナビ」でかなり詳細に紹介されています。
「上海ナビ」の王家沙紹介記事


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白菜の漬け物と中華春雨の炒めもの
酸菜粉絲(suan1cai4fen3si1)
P1070850.jpg

【データ】とき:12月20日/ところ:東四十条・十条平安肉餅店/ねだん:9元

北方中国の食料保存の知恵、酸菜(suan1cai4)。
ついこの間までは冬季に出回る唯一の野菜だった白菜の漬け物である。
発酵が進むと、かなり強い酸味を伴う。
それで酸菜。

▼酸菜については、こちらの過去エントリーをどうぞ。
【威虎山酒楼】酸菜白肉

「粉絲(fen3si1)」は中華風の春雨だ。

▼粉絲についてのもろもろは、こちらの過去エントリーをどうぞ。
【沸騰魚郷】粉絲圓白菜

この酸菜と粉絲を炒め合わせた料理が今回ご紹介する酸菜粉絲。
まんまなネーミングだなあ。

名前もシンプルだが、お味もシンプルそのもの。
酸菜の酸味を主軸にニンニクと唐辛子を利かせたお醤油味で、
気持ちいいくらいの直球勝負だ。

しかしこの直球勝負具合がやはり最高だ。
手の込んだ洗練された料理は美味しいが、
こうした素朴でストレートな料理には最終的に勝てない気がする。

北京にはこういう料理が多い。
そしてそれがまさに、私が北京を離れたくない理由でもある。


■お店情報
十条平安肉餅店
東城区東四十条街(軍区総医院近く)
6402-1739
*東四十条地下鉄駅から西方向に進み、一つめの交差点を左折した左手側にあります。
*店名をマイナーチェンジ。以前の店名の前に「十条」が増えました。


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おせち昼膳
新年午餐套餐(xin1nian2wu3can1tao4can1)
P1070943.jpg

【データ】とき:1月1日/ところ:大北窯・なだ万(北京)/ねだん:280元(+15%サービス料)

一月一日、元旦。
いつもは北京のローカルグルメ街道まっしぐらのayaziだけれど、
この日ばかりは日本を満喫したい・・・

北京暮らしが長くなると、
なんだか無性に紅白が懐かしくなり、
日本にいた頃は変わりばえしないメニューに飽き飽きだったおせちですら、
妙に心惹かれてしまう。

で、新春早々、いきなりなだ万のおせち昼膳を食べに行ってきた。
一食280元という、普段のayazi路線では考えられない高価格路線である。
1997年に北京に来て以来、こんな贅沢は初めてのことだ。

「ローカルな中華料理」をテーマにしたこのブログではあるけれど、
たまにはこんなエントリーもいいのでは?
ということで、
普段は手の届かない高級日本料理店に意を決して行ってみました記念の、
本ブログ初の日本料理カテゴリーでエントリー。

ではあるけれど、
お料理内容は特に説明不要だと思うので、写真でどうぞ。

まずはお屠蘇から。

山田錦純米酒(300ml):190元
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そしておせち昼膳の始まり始まり。

青菜のおひたし(伊勢エビ酒蒸し、黄身そぼろ、もみ海苔添え)
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お造り(中トロ、はた、平貝、添え野菜)
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じゃがいも饅頭(牛肉フカヒレ餡、白髪ねぎ)
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ボリュームたっぷり!
P1070950.jpg

包み肉じゃがといった風情ですな。

おせち八寸(紅白かまぼこ、伊達巻、車エビキャビア、栗きんとん、数の子、鮑うま煮、銀だら西京焼き、菊花大根、アスパラ牛肉巻き、はじかみ生姜)
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雑煮仕立て(お餅、かしわ、椎茸、大根、椿人参、青味、柚子)、赤飯
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杏仁風味のフルーツパンナコッタ・ミント添え
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どれもおいしゅうございました。

でもボリューム満点すぎて食べ切れず。
無念。

さらに、お楽しみの餅つき大会も。

板さんが慣れた手つきでペッタン!ペッタン!
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「よいしょ!」と、威勢のいいかけ声が飛ぶ。

お次はお子ちゃんたちの出番。
P1070934.jpg


ちびっ子の頼りないつき具合に合わせて、
周りの「よいしょ!」のかけ声もトーンダウンしてやさしくなるのが微笑ましい。

最後にまた板さんがよいしょ!
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つき終わったお餅はその場で味付けして振る舞われた。
あんこ、きなこ、みたらし(つきたてで?)の三色つきたて餅セット。

P1070941.jpg


ちょっと芯が残り気味だったけど、
ほんわりあったかいつきたてお餅に満足。

謹賀新年。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

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■お店情報
なだ万(北京店)
建国門外大街大北窯 中国大飯店内
010-6505-2266(内)39


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